JP2001308161A - 真空用ステ−ジ機構 - Google Patents
真空用ステ−ジ機構Info
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- JP2001308161A JP2001308161A JP2000123880A JP2000123880A JP2001308161A JP 2001308161 A JP2001308161 A JP 2001308161A JP 2000123880 A JP2000123880 A JP 2000123880A JP 2000123880 A JP2000123880 A JP 2000123880A JP 2001308161 A JP2001308161 A JP 2001308161A
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
- Electron Beam Exposure (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Abstract
を移動させ、この試料に電子ビ−ムを照射して描画する
走査型露光装置において、無振動化、高速化、高加速
化、長寿命化を計ることができるステ−ジ機構を提供す
ること。 【解決手段】 真空チャンバ−32に貫通させた2つの
スライド軸33、34を真空チャンバ−32の外部に設
置したエア−スライド軸受け36〜39によって支持す
ると共に、スライド軸33、34をモ−タ駆動する構成
としてあり、さらに、上記スライド軸33、34の真空
チャンバ−内位置に取付けたステ−ジ基板35に回転ス
テ−ジ61を備え、この回転ステ−ジ61には、試料6
7を搭載するスピンドル62と、スピンドル62を支持
するエア−軸受け63と、スピンドル62を回転させる
エア−タ−ビン64とを備えた構成となっている。
Description
た露光装置、例えば、DVD原盤を製作する走査型露光装
置に備えるステ−ジ機構に関する。
D原盤を製作する走査型露光装置の縦断面図、図7は同
露光装置の側面図である。
転ステ−ジ12が備えてあり、また、回転ステ−ジ12
のスピンドル13には描画する試料14を搭載するよう
になっている。そして、X軸ステ−ジ11を移動させ、
回転ステ−ジ12を回転させて試料14を変位させ、ま
た、電子ビ−ムを試料14に照射することにより、試料
の範囲を連続に、または、遂次移動させながら描画す
る。なお、電子ビ−ムは電子鏡筒10より照射する。
12は、図示するように真空チャンバ−15内に配設さ
れている。X軸ステ−ジ11は、転がり軸受け16によ
ってX軸方向(図7において左右方向)に移動するよう
になっており、モ−タ17によって回転駆動されるスク
リュウ杆18と、このスクリュウ杆18によりねじ送り
される駆動軸19に連動されてX軸方向に駆動される。
部に設けられた電磁モ−タ20によって回転駆動され、
また、スピンドル13の下端部に設けたエンコ−ダ21
によって、このスピンドル13の回転角度を計測するよ
うになっている。
て軸受けされており、また、このエア−軸受け22に
は、蛇腹状の隔壁23、24がX軸ステ−ジ11の移動
方向に平行するように設けられ、これら隔壁23、24
がX軸ステ−ジ11の移動に伴って伸縮する構成となっ
ている。
受け22のエア−パッド25にエア−を供給し、また、
排出するための配管26、27が設けられている。な
お、配管26はエア−パッド25のオリフェスに、配管
27はエア−排気溝25bに各々接続されている。
ている従来の露光装置は、X軸ステ−ジ11が転がり軸
受け16によって軸受けされているため、X軸方向の移
動によって振動し、描画精度が低下する。
23、24が伸縮することから、隔壁23、24がX軸
ステ−ジ11の移動時に抵抗となり、ピッチングや真直
度といった精度を低下させ、延いては描画精度を低下さ
せていた。なお、隔壁23、24が伸縮を繰り返すこと
で疲労し真空チャンバ−15の真空漏れが懸念されてい
た。
テ−ジの摺動面に非接触静圧軸受けを採用することによ
り、ステ−ジ機構の無振動化、高速度化、高加速度化、
長寿命化を計ることを第1の目的とする。
−を供給し、また、そのエア−を排出するための配管を
覆う隔壁を省略し、X軸ステ−ジの精度を維持するステ
−ジ機構を提供することを第2の目的とする。
圧軸受けを設けているにもかかわらず、真空チャンバ−
内の真空環境を保つことができ、クリ−ン環境を維持で
きるステ−ジ機構を提供することを第3の目的とする。
ため、本発明では、第1の発明として、所定の間隔で平
行させて真空チャンバ−に摺動自在に貫通させた2つの
スライド軸と、真空チャンバ−内において上記した2つ
のスライド軸に橋渡しするように連結して回転ステ−ジ
を設けたステ−ジ基体と、真空チャンバ−外に設けて上
記2つのスライド軸各々を案内するように軸挿したエア
−スライド軸受けと、真空チャンバ−外に設置して上記
2つのスライド軸を移動駆動する第1のアクチュエ−タ
とを備え、さらに、上記エア−スライド軸受けには、ス
ライド軸の摺動面に、スライド軸を圧縮気体で浮上させ
るための第1のエア−パッドとこの第1のエア−パッド
から気体を排気するための吸引部とを設け、上記回転ス
テ−ジには、試料を搭載するスピンドルと、このスピン
ドルのエア−軸受けと、スピンドルを回転駆動する第2
のアクチュエ−タとを備えると共に、エア−軸受けには
スピンドルの摺動面に、スピンドルを圧縮気体で浮上さ
せるための第2のエア−パッドとこの第2のエア−パッ
ドから気体を排気するための排気部とを設けてなり、ス
ライド軸を浮上させた状態で第1のアクチュエ−タによ
って移動駆動し、回転ステ−ジのスピンドルを浮上させ
た状態で第2のアクチュエ−タによって回転駆動する構
成としたことを特徴とする真空用ステ−ジ機構を提案す
る。
けに圧縮気体を供給することで、2つのスライド軸が浮
上し、スライド軸が非接触の軸受け状態となる。スライ
ド軸がこのように浮上した状態で、第1のアクチュエ−
タにより移動駆動される。
ことで、回転ステ−ジのスピンドルが浮上し、スピンド
ルが非接触の軸受け状態となる。スピンドルがこのよう
に浮上した状態で、第2のアクチュエ−タにより回転駆
動される。
が、非接触で移動するスライド軸と非接触で回転する回
転ステ−ジのスピンドルによって移動し、電子ビ−ムの
照射によって描画される。
ジ機構において、スライド軸を貫通する真空チャンバ−
の貫通部と上記エア−スライド軸受けとの間に、真空チ
ャンバ−への気体の流入を防止する隔壁を設けたことを
特徴とする真空用ステ−ジ機構を提案する。
転ステ−ジの軸受けにエア−軸受けを採用したにもかか
わらず、真空チャンバ−内の真空度を高真空に維持する
ことができる。
ジ機構において、2つのスライド軸の少なくとも1つを
中空とし、上記第2のエア−パッドへの気体の供給と排
気とをスライド軸の中空部を介して行なう構成としたこ
とを特徴とする真空用ステ−ジ機構を提案する。
ジ機構において、上記第2のエア−パッドの気体の排気
をスライド軸の中空部自体により行なう構成としたこと
を特徴する真空用ステ−ジ機構を提案する。
ステ−ジの給排気構成が簡単化され、特に、蛇腹状の隔
壁をなくすことができるから、スライド軸の移動精度を
維持することができる。
て真空チャンバ−に摺動自在に貫通させた一つのスライ
ド軸と、真空チャンバ−外に設けて上記スライド軸を案
内するように軸挿したエア−スライド軸受けと、真空チ
ャンバ−外に配置して上記スライド軸を移動駆動する第
1のアクチュエ−タとを備え、さらに、上記エア−スラ
イド軸受けには、スライド軸の摺動面に、スライド軸を
圧縮気体で浮上させるための第1のエア−パッドとこの
第1のエア−パッドから気体を排気するための吸引部と
を設け、一方、上記スライド軸の真空チャンバ−内位置
には開口部を設け、この開口部に回転ステ−ジを嵌合さ
せ、この回転ステ−ジには、試料を搭載するスピンドル
と、このスピンドルのエア−軸受けと、スピンドルを回
転駆動する第2のアクチュエ−タとを備えると共に、エ
ア−軸受けにはスピンドルの摺動面に、スピンドルを圧
縮気体で浮上させるための第2のエア−パッドとこの第
2のエア−パッドから気体を排気するための排気部とを
設けてなり、スライド軸を浮上させた状態で第1のアク
チュエ−タによって移動駆動し、回転ステ−ジのスピン
ドルを浮上させた状態で第2のアクチュエ−タによって
回転駆動する構成としたことを特徴とする真空用ステ−
ジ機構を提案する。
し、圧縮気体の配管や電気系の配線を簡便化にすること
ができることから、製造コストを低減することができ
る。
空用ステ−ジ機構において、第2のアクチュエ−タをエ
ア−タ−ビンで構成すると共に、上記スピンドルの回転
を検出する回転センサと、この回転センサの出力に基づ
いてエア−タ−ビンを駆動する気体の流量を調整するサ
−ボバルブとを設け、これら回転センサとサ−ボバルブ
によってエア−タ−ビンを制御し、スピンドルの回転量
若しくは回転数を調整する構成としたことを特徴とする
真空用ステ−ジ機構を提案する。
回転駆動する第2のアクチュエ−タとしてエア−タ−ビ
ンを用いることにより、アクチュエ−タの駆動による磁
場の発生と変動を抑え、電子ビ−ムの描画精度を高める
ことができる。
真空用ステ−ジ機構において、エア−タ−ビンを駆動す
る気体の供給と排気を上記したスライド軸の中空部を介
して行なう構成としたことを特徴とする真空用ステ−ジ
機構を提案する。
真空用ステ−ジ機構において、上記回転せの電気系の配
線を上記したスライド軸の中空部を介して行なう構成と
したことを特徴とする真空用ステ−ジ機構を提案する。
タ−ビンを駆動する気体の配管や回転センサの電気系の
配線が容易となり、製造コストを低減することができ
る。
ついて図面に沿って説明する。図1は本発明を実施した
従来例同様の露光装置の一部切欠平面図、図2は図1上
のA−A線に沿って切断した同露光装置の縦断拡大側面
図である。
ジ(直進移動ステ−ジ)で、これは真空チャンバ−32
を貫通させた2つのスライド軸33、34と、ステ−ジ
基板35と、エア−スライド軸受け36、37、38、
39と、蛇腹状の隔壁40、アクチュエ−タとしてのモ
−タ41とから構成してある。
面とした細長形体とし、所定の間隔をおいて平行させる
ようにして真空チャンバ−32に貫通してある。そし
て、このスライド軸33、34は、真空チャンバ−32
の外側面に接近させて配設させたエア−スライド軸受け
36〜39によって移動自在に支持してある。
−スライド軸受け36〜39の各対向面の間に隔壁40
を設け、真空チャンバ−32に形成したスライド軸3
3、34の貫通孔からの気体の流入を防止し、真空チャ
ンバ−32内の真空環境を保持している。
な蛇腹状の金属製剛体によって構成することにより、真
空チャンバ−壁面の真空引きによる変形の影響を少なく
することができる。
も、その変形を蛇腹作用で吸収し、スライド軸33、3
4とエア−スライド軸受けへの影響を抑えステ−ジの精
度を維持することが可能になる。
となる真空チャンバ−32内の位置には、2つのスライ
ド軸33、34に橋渡しするようにして取付けたステ−
ジ基板35が設けてある。なお、このステ−ジ基板35
には開口部35aを形成し、この開口部35aに後述す
るところの回転ステ−ジが嵌合させてある。
それらの一端部を連結板42によって連結してある。つ
まり、この連結板42の中央部に設けたねじ部43がモ
−タ駆動されるスクリュウ杆44によってねじ送りされ
ることで、スライド軸33、34がX軸方向(図1にお
いて左右方向)に直進移動する。
は図3に示す構成となっている。すなわち、本実施形態
では、スライド軸33、34とエア−スライド軸受け3
6〜39の開口部断面を四辺形としてある。
を高めることと、エア−スライド軸受け36〜39の製
造の容易さからである。なお、エア−スライド軸受け3
6〜39は同一構成である。また、スライド軸33、3
4とエア−スライド軸受け36〜39の開口部は円形断
面のものとすることが可能である。
は、スライド軸を取り囲む4枚の板体から構成してあ
る。なお、図3では一つのエア−スライド軸受け36の
底板45と側板46の一部を示している。この図におい
て、手前が真空チャンバ−32の側面の方向である。
の板体は同様の構成となっている。図示するように、底
板45のスライド軸との摺動面には、エア−パッド47
の群と各エア−パッド47とエア−パッド47の群を取
り囲むように形成した排気溝48と、真空チャンバ−3
2の側面との対向面49とエア−パッド群との間に形成
した2つの吸引溝50、51が設けてある。
52と、この「田」の字状の溝52の中央に配置し、溝5
2に所定圧力のエア−を供給するためのオリフィス53
から構成し、エア−によってスライド軸を浮上させるよ
うになっている。
向の側面で開通してあり、符号48aが排気溝48の開
通部を示している。エア−パッド47から排気したエア
−は、排気溝48を通って開通部48aから排出され
る。
ら排気したエア−を排気することにより、エア−パッド
47と吸引溝50との間の圧力をほぼ大気圧まで減圧
し、吸引溝50、51の排気効率を高める。
イド軸を取り囲むように形成される。そして、吸引溝5
1は吸引溝50による所定圧をほぼ真空チャンバ−内の
真空度まで減圧するためのものである。
引孔50a、51a(51aは図示省略)を設け、図示
しない真空ポンプに接続する。例えば、吸引溝50は図
1に示す配管54によってロ−タリ−ポンプを接続し、
吸引溝51は図1に示す配管55によってタ−ボ分子ポ
ンプ或いはロ−タリ−ポンプを接続する。
る。既に述べたように、スライド軸33、34のほぼ中
央部にはステ−ジ基板35が取付けてあり、このステ−
ジ基板35の開口部35aに回転ステ−ジ61が嵌合さ
れている。
と、エア−軸受け63と、スピンドル62を回転するエ
ア−タ−ビン64と、ロ−タリ−エンコ−ダ−65と、
エア−タ−ビン64を回転制御するサ−ボバルブ66な
どによって構成してある。なお、回転ステ−ジ61を構
成するこれらの各部材は真空チャンバ−32内に配設さ
れている。
面に取付けたエア−軸受け63によって回転自在に支持
してある。また、スピンドル62の上部に形成した拡径
フランジ部には試料67を搭載する試料台68が設置し
てある。なお、試料67は、電子鏡筒69から照射され
る電子ビ−ムを偏向、走査して描画される。
向する面にエア−パッド70が設けてあり、このエア−
パッド70に圧縮エア−を供給してスピンドル62を浮
上させるようにしてある。エア−パッド70への圧縮エ
ア−の供給は、一方のスライド軸33の中空部33aに
設けた配管71をエア−軸受け63の内部に設けた管7
2によって行なう。
あり、エア−パッド70より排気される圧縮エア−を真
空チャンバ−32の外部へ排出し、エア−軸受け63に
よる真空チャンバ−32内の真空度の低下を防止してい
る。
縮エア−は、排気溝73と、エア−軸受け63内に設け
た管74と、配管75とを介してスライド軸33の中空
部33aに送り、また、排気溝73と、エア−軸受け6
3内に設けた管76とを介して他方のスライド軸34の
中空部34aに送って排出する。このように、スライド
軸33、34の中空部33a、34aが排気管の役割を
果たすようになっている。
記したように、圧縮エア−を供給する配管71がスライ
ド軸33の中空部33aに配設され、また、中空部33
aが排気管の作用をする様子を示したものである。
62を回転駆動するアクチュエ−タとしてスピンドル6
2の下端部に設けてある。なお、このエア−タ−ビン6
4はエア−軸受け63に取付けた固定金具77によって
覆ってある。
ア−は、スライド軸33の中空部33aに設けた配管7
8と、この配管78とエア−タ−ビン64とを連結する
配管79によって供給する。
ボバルブ66を設け、このサ−ボバルブ66をロ−タリ
−エンコ−ダ−65の出力に基づいて動作させてエア−
の流量を調整し、エア−タ−ビン64の回転数を制御す
る。
は、排出ダクト80を通してスライド軸34の中空部3
4aに送られ、この中空部34aより真空チャンバ−3
2の外部に排出される。
ピンドル62の下端部に設けてあり、この電気配線81
がスライド軸34の中空部34aを通して真空チャンバ
−32の外部に引き出してある。
ド軸33、34をエア−スライド軸受け36〜39によ
って浮上させた状態で、これらスライド軸33、34を
モ−タ駆動により移動させることにより、X軸ステ−ジ
31をX軸方向に移動させることができる。
63によってスピンドル62を浮上させた状態で、この
スピンドル62をエア−タ−ビン64によって回転駆動
する。
回転するスピンドル62によって試料67を変位させな
がら、試料67に電子ビ−ムを照射し、電子ビ−ムの偏
向と走査によって描画する。なお、X軸ステ−ジ31の
移動位置は、ステ−ジ基板35に設けたミラ−82にレ
−ザ−光を投光させて測定する測長器83によって行な
うようにしてある。
1のアクチュエ−タとしてエア−タ−ビン64を用いた
ことにより、磁場の発生と変動を抑えることができ、電
子ビ−ムの偏向の精度を高め、試料67の描画精度を向
上させることができる。
のエア−の給排気を、X軸ステ−ジ31のスライド軸3
3、34の内部を介して行なう構成としたので、従来例
に示したような蛇腹状の隔壁を必要とせず、X軸ステ−
ジ31の真直度精度を向上させることができる。
により、回転ステ−ジ61のアクチュエ−タとしてエア
−タ−ビンを使用することが容易となる。
面図である。本実施形態では、スライド軸を一つとした
こと、回転ステ−ジ61をスライド軸に嵌着したことが
特徴となっており、その他は上記した露光装置と同様の
構成となっている。
ライド軸91を真空チャンバ−32に貫通させ、上記し
たエア−スライド軸受け36〜39と同様のエア−スラ
イド軸受けによってこのスライド軸91を支持させてあ
る。
成し、この嵌合孔に、回転ステ−ジ61のエア−軸受け
63を嵌着し、エア−タ−ビン64、ロ−タリ−エンコ
−ダ−65などがスライド軸91の中空部91aに位置
させるようになっている。
は、エア−軸受け63のエア−パッドに圧縮エア−を供
給する配管92、このエアパッドより圧縮エア−を真空
チャンバ−32の外部に排出させる配管93、エア−タ
−ビン64にエア−を供給する配管94が配設されてい
る。
るエア−をスライド軸91の中空部91aを通して真空
チャンバ−外に排出させ、また、ロ−タリ−エンコ−ダ
−65の電気配線もその中空部91aを通して真空チャ
ンバ−外に引き出す構成としてある。
動ステ−ジと回転ステ−ジとにエア−軸受けを採用した
ことから、真空チャンバ−内に配設するステ−ジ機構に
おいても、ステ−ジの振動を極力少なくすることがで
き、真直度、偏揺れ、横揺れ、縦揺れと言ったステ−ジ
の走り精度を長時間にわたって高精度に維持することが
できる。
軸受けにエア−軸受けを採用したにもかかわらず、真空
チャンバ−内の真空度を高真空に維持することができ
る。さらに、移動ステ−ジの高加速化、高速化、長寿命
化を達成することができるステ−ジ機構となる。
平面図である。
縦断拡大側面図である。
部分的に示した斜視図である。
ある。
る。
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 所定の間隔で平行させて真空チャンバ−
に摺動自在に貫通させた2つのスライド軸と、真空チャ
ンバ−内において上記した2つのスライド軸に橋渡しす
るように連結して回転ステ−ジを設けたステ−ジ基体
と、真空チャンバ−外に設けて上記2つのスライド軸各
々を案内するように軸挿したエア−スライド軸受けと、
真空チャンバ−外に設置して上記2つのスライド軸を移
動駆動する第1のアクチュエ−タとを備え、さらに、上
記エア−スライド軸受けには、スライド軸の摺動面に、
スライド軸を圧縮気体で浮上させるための第1のエア−
パッドとこの第1のエア−パッドから気体を排気するた
めの吸引部とを設け、上記回転ステ−ジには、試料を搭
載するスピンドルと、このスピンドルのエア−軸受け
と、スピンドルを回転駆動する第2のアクチュエ−タと
を備えると共に、エア−軸受けにはスピンドルの摺動面
に、スピンドルを圧縮気体で浮上させるための第2のエ
ア−パッドとこの第2のエア−パッドから気体を排気す
るための排気部とを設けてなり、スライド軸を浮上させ
た状態で第1のアクチュエ−タによって移動駆動し、回
転ステ−ジのスピンドルを浮上させた状態で第2のアク
チュエ−タによって回転駆動する構成としたことを特徴
とする真空用ステ−ジ機構。 - 【請求項2】 請求項1に記載した真空用ステ−ジ機構
において、スライド軸を貫通する真空チャンバ−の貫通
部と上記エア−スライド軸受けとの間に、真空チャンバ
−への気体の流入を防止する隔壁を設けたことを特徴と
する真空用ステ−ジ機構。 - 【請求項3】 請求項1に記載した真空用ステ−ジ機構
において、2つのスライド軸の少なくとも1つを中空と
し、上記第2のエア−パッドへの気体の供給と排気とを
スライド軸の中空部を介して行なう構成としたことを特
徴とする真空用ステ−ジ機構。 - 【請求項4】 請求項3に記載した真空用ステ−ジ機構
において、上記第2のエア−パッドの気体の排気をスラ
イド軸の中空部自体により行なう構成としたことを特徴
する真空用ステ−ジ機構。 - 【請求項5】 中空の四辺形断面に形成して真空チャン
バ−に摺動自在に貫通させた一つのスライド軸と、真空
チャンバ−外に設けて上記スライド軸を案内するように
軸挿したエア−スライド軸受けと、真空チャンバ−外に
配置して上記スライド軸を移動駆動する第1のアクチュ
エ−タとを備え、さらに、上記エア−スライド軸受けに
は、スライド軸の摺動面に、スライド軸を圧縮気体で浮
上させるための第1のエア−パッドとこの第1のエア−
パッドから気体を排気するための吸引部とを設け、一
方、上記スライド軸の真空チャンバ−内位置には開口部
を設け、この開口部に回転ステ−ジを嵌合させ、この回
転ステ−ジには、試料を搭載するスピンドルと、このス
ピンドルのエア−軸受けと、スピンドルを回転駆動する
第2のアクチュエ−タとを備えると共に、エア−軸受け
にはスピンドルの摺動面に、スピンドルを圧縮気体で浮
上させるための第2のエア−パッドとこの第2のエア−
パッドから気体を排気するための排気部とを設けてな
り、スライド軸を浮上させた状態で第1のアクチュエ−
タによって移動駆動し、回転ステ−ジのスピンドルを浮
上させた状態で第2のアクチュエ−タによって回転駆動
する構成としたことを特徴とする真空用ステ−ジ機構。 - 【請求項6】 請求項1または5に記載した真空用ステ
−ジ機構において、第2のアクチュエ−タをエア−タ−
ビンで構成すると共に、上記スピンドルの回転を検出す
る回転センサと、この回転センサの出力に基づいてエア
−タ−ビンを駆動する気体の流量を調整するサ−ボバル
ブとを設け、これら回転センサとサ−ボバルブによって
エア−タ−ビンを制御し、スピンドルの回転量若しくは
回転数を調整する構成としたことを特徴とする真空用ス
テ−ジ機構。 - 【請求項7】 請求項1、3、6に記載した真空用ステ
−ジ機構において、エア−タ−ビンを駆動する気体の供
給と排気を上記したスライド軸の中空部を介して行なう
構成としたことを特徴とする真空用ステ−ジ機構。 - 【請求項8】 請求項1、3、6に記載した真空用ステ
−ジ機構において、上記回転センサの電気系の配線を上
記したスライド軸の中空部を介して行なう構成としたこ
とを特徴とする真空用ステ−ジ機構。
Priority Applications (5)
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JP2000123880A JP4548898B2 (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | 真空用ステ−ジ機構 |
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DE10036217A DE10036217A1 (de) | 1999-07-28 | 2000-07-25 | Gleitvorrichtung sowie ein zugehöriger Tischmechanismus zur Verwendung im Vakuum |
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2000
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