JP2001306871A - 通信網を介した住宅センターによる住宅の建築委託契約の方法 - Google Patents

通信網を介した住宅センターによる住宅の建築委託契約の方法

Info

Publication number
JP2001306871A
JP2001306871A JP2000163722A JP2000163722A JP2001306871A JP 2001306871 A JP2001306871 A JP 2001306871A JP 2000163722 A JP2000163722 A JP 2000163722A JP 2000163722 A JP2000163722 A JP 2000163722A JP 2001306871 A JP2001306871 A JP 2001306871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
housing
contract
planner
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000163722A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Sakuma
淳一 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000163722A priority Critical patent/JP2001306871A/ja
Publication of JP2001306871A publication Critical patent/JP2001306871A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通信網を介し、住宅センターを利用することに
より、通信網上だけで、住宅計画者端末と住宅業者端末
が建築委託契約を行う方法。 【解決手段】通信網を介して住宅計画者端末と住宅業者
端末とに通信可能に接続される住宅センターにあって、
住宅センターは設計図書作成手段と建築委託契約処理手
段を有し、前記設計図書作成手段は住宅計画者端末に設
計させることにより設計図書ファイルを作成させ、前記
建築委託契約処理手段は前記図書ファイルを契約条項と
して付与した建築委託契約書ファイルを住宅計画者端末
と住宅業者端末とに前記建築委託契約書ファイルを送受
信させて建築委託契約を行わせる方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅センターを利
用することにより、住宅計画者と住宅業者が建築委託契
約を行うための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅の建築を計画した住宅計画者
と住宅業者が、プランニング、住宅仕様、見積などの設
計行為、設計行為のための打合せ行為、建築委託契約を
目的とした打合せ行為、建築委託契約行為、等の一連の
行為を行う場合は直接会って行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、住宅計
画者が住宅の新築計画を進めるに際して、プランニン
グ、住宅仕様、見積等の設計や建築委託契約を行う場合
は住宅業者と直接会って行う必要があったので、住宅計
画者は打合せの過程で住宅業者から強い営業を受けやす
く、自由な判断、環境の立場で住宅計画者の要望が反映
された設計や建築委託契約を行いづらい欠点があり、更
に商談の折り合いがつかない場合に建築の委託を断りづ
らい欠点があった。また住宅業者としても住宅計画者に
対する探客活動,情報提供、打合せなどに要する費用や
労力が非常にコスト高になる欠点があった。本発明はこ
のような課題を解決するために創作されたもので、その
目的は、住宅計画者が自分で操作設計してプランニン
グ、住宅仕様、見積を住宅計画者と住宅業者が直接会わ
ないで作成できる方法と、その作成したプランニング、
住宅仕様、見積を契約条件として建築委託契約を住宅計
画者と住宅業者が直接会わないで行う方法を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に係る発明は、通信網を介して住宅計画者端
末と住宅業者端末とに通信可能に接続される住宅センタ
ーにあって、設計図書ファイルを作成させるための設計
図書作成手段と、前記住宅計画者端末と前記住宅業者端
末とに建築委託契約を行わせるための建築委託契約処理
手段を有し、前記設計図書作成手段は前記住宅計画者端
末に設計させることにより設計図書ファイルを作成さ
せ、前記建築委託契約処理手段は前記作成された設計図
書ファイルを契約条項として付与した建築委託契約書フ
ァイルを前記住宅計画者端末と前記住宅業者端末とに送
受信させて建築委託契約を行わせることを特徴とする建
築委託契約の方法である。
【0005】請求項2に係る発明は、前記図書作成手段
が、図書作成手段より生成された仕様見積書作成ファイ
ルであり、前記設計図書ファイルが、仕様見積書ファイ
ルであり、前記仕様見積書作成ファイルは前記住宅計画
者端末に設計させることにより仕様見積書ファイルを作
成させることを特徴とする請求項1記載の建築委託契約
の方法である。
【0006】請求項3に係る発明は、前記図書作成手段
が、図書作成手段より生成された図面作成ファイルと仕
様見積書作成ファイルであり、前記設計図書ファイル
が、図面ファイルと仕様見積書ファイルであり、前記図
面作成ファイルは前記住宅計画者端末に設計させること
により図面ファイルを作成させ、前記仕様見積書作成フ
ァイルは前記住宅計画者端末に設計させることにより仕
様見積書ファイルを作成させることを特徴とする請求項
1記載の建築委託契約の方法である。
【0007】請求項4に係る発明は、前記仕様見積書作
成ファイルは、住宅業者の標準仕様見積基準に添って仕
様見積書作成ファイルが設定されたものであることを特
徴とする請求項2または3記載の建築委託契約の方法で
ある。
【0008】請求項5に係る発明は、前記仕様見積書作
成ファイルは、住宅センターの標準仕様見積基準に添っ
て仕様見積書作成ファイルが設定されたものであること
を特徴とする請求項2または3記載の建築委託契約の方
法である。
【0009】請求項6に係る発明は、上記住宅センター
にあって、前記作成されたファイルを保存するファイル
記憶手段を更に有し、前記ファイル記憶手段は住宅計画
者端末からの操作により前記ファイルを保存可能とした
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の
建築委託契約の方法。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て詳細に説明する。なおこれにより本発明が限定される
ものではない。
【0011】図1は本発明の一実施形態による構成図で
ある。図1において10は建築計画者端末、11は住宅
業者端末、12は通信網、20は住宅センター、30は
設計図書作成手段、40は図面作成ファイル、50は仕
様見積書作成ファイル、60は建築委託契約処理手段、
70はファイル記憶手段、80は制御部、90は住宅セ
ンターウェブサイトを表す。建築計画者端末10と住宅
業者端末11は、住宅センター20へのアクセス、各種
ファイルの表示、入出力、送受信、保存などの機能を具
備した端末であり、インターネットなどの通信網12を
介して住宅センター20と通信可能に接続される。な
お、図において各端末は2つずつしか描かれていないが
これに限定されるものではない。
【0012】設計図書作成手段30は、住宅計画者端末
10に設計させることにより、図面ファイル、仕様書フ
ァイル、見積書ファイル、仕様見積書ファイル等の少な
くとも一つ以上の設計図書ファイルを作成させる手段で
ある。
【0013】図面作成ファイル40は、設計図書作成手
段30より生成され、住宅計画者端末10に設計させる
ことにより図面ファイル41を作成させるファイルであ
る。
【0014】仕様見積書作成ファイル50は、住宅業者
または住宅センターの標準仕様見積基準に添って仕様見
積書作成ファイル50が設定されたもので、設計図書作
成手段30より生成され、住宅計画者端末10に設計さ
せることにより仕様見積書ファイル56を作成させるフ
ァイルである。
【0015】建築委託契約処理手段60は住宅計画者と
住宅業者とに実施設計を委託する建築設計委託、建築工
事を委託する建築工事委託、建築工事の商談を委託する
建築商談委託等の少なくとも一つ以上の建築委託契約を
行わせるための処理手段であり、前記作成された設計図
書ファイルを契約条項として付与した建築委託契約書フ
ァイル61を前記住宅計画者端末10と前記住宅業者端
末11とに送受信させて建築委託契約を行わせる。
【0016】ファイル記憶手段70は住宅計画者端末1
0からの操作により前記作成されたファイルを保存する
記憶手段であり、前記保存されたファイルは住宅計画者
の修正用ファイルとして用いたり、建築委託契約書ファ
イル61に契約条項として付与するファイルとして用い
られる。制御部80は住宅センター20により提供され
る各種の機能を実現するためのプログラムを有しその制
御を行う。住宅センターウェブサイト90は住宅計画者
端末10と住宅業者端末11から閲覧可能なホームペー
ジが掲載されるもので各種申込フォーム、設計図書作成
手段30、図面作成ファイル40、仕様見積書作成ファ
イル50、ファイル記憶手段70などが選択できるメニ
ュー画面やセンター案内、各住宅業者ホームページリン
ク集、仮想総合住宅展示場などのセンター情報や建築知
識、資材カタログ、資金計画、ローン、税金などの住宅
関係の知識情報、等が掲載される。
【0017】図2は図面作成ファイル40の説明図であ
る。図2において40は図面作成ファイル、41は図面
ファイル、42はファイル情報欄、43は部品項目リス
ト、44は部品リスト、45は部品を表す。ファイル情
報欄42は住宅業者名、ユーザ名、ファイル名、ファイ
ル番号などのファイル情報を入力して図面ファイル41
を特定する。部品項目リスト43は任意の部品項目をマ
ウスにより押下することにより部品項目に対応した部品
リスト44を表示する。部品リスト44は任意の部品4
5をマウスにより押下して選択する。部品45は図面フ
ァイル41を設計するためのものであり、図面ファイル
41内にマウスによりドラック&ドロップする。図面フ
ァイル41は所望の部品45群により図面が作成され
る。
【0018】図3は仕様見積書作成ファイル50の説明
図である。50は仕様見積書作成ファイル、51は仕様
項目、52は仕様種別、53は仕様細別、54は仕様選
択項目、55は金額欄を示す。仕様項目51は床面積
表、外部仕上表、内部仕上表などの各区画により構成さ
れており、当然、図示されない電気設備仕様、水道設備
仕様、使用資材仕様、別途工事仕様などを仕様項目51
として仕様見積書作成ファイル50に構成してもよい。
仕様種別52は仕様項目51に各々対応して構成され、
同じく仕様細別53は仕様種別52に各々対応して構成
される。仕様選択項目54は住宅業者または住宅センタ
ーが各自の標準仕様見積基準に添って設定した項目で、
住宅計画者の要望に添って、住宅計画者が仕様選択項目
54に数値を入力またはチェックボタンを押下すること
により仕様選択項目54を設計する。金額欄55は住宅
業者または住宅センターが各自の標準仕様見積基準に添
って数値演算を行う数式が設定されている。仕様項目5
1の床面積表区画においては、住宅計画者が仕様選択項
目54に床面積の数値を入力することにより、床面積の
仕様種別52ごとに標準仕様金額の演算値が金額欄55
に自動的に表示される。また仕様項目51の仕上表区画
においては住宅計画者の要望に添って、住宅計画者が仕
様選択項目54のチェックボタンを押下選択することに
より自動的に工事費差額である演算値が金額欄55に表
示される。住宅計画者が上記処理を繰り返すことにより
仕様と見積を関連付けてシミュレーションされるので所
望の成果を得られる。
【0019】図4は仕様見積書ファイル56の説明図で
ある。仕様見積書ファイル56は前記仕様見積書作成フ
ァイル50の仕様選択項目54について入力または選択
して設計された選択項目の結果を表記して作成されたも
のである。仕上表区画は前記仕様選択項目55について
選択して設計された選択項目が表記される。床面積表区
画は床面積の仕様種別ごとに前記入力された床面積が表
記される。見積表区画は前記金額欄55に表示された金
額の合計額の数値演算を行う数式が設定されており、自
動的に見積金額である演算値が金額欄に表示される。
【0020】図5は建築委託契約書ファイル61の説明
図である。建築委託契約書ファイル61は、住宅計画者
と住宅業者とが実施設計を委託する建築設計委託、建築
工事を委託する建築工事委託、建築工事の商談を委託す
る建築商談委託などの少なくとも一つ以上の建築委託契
約を行うためのものであり、住宅計画者端末10または
住宅センター20により前記作成された設計図書ファイ
ルを契約条項として付与されて建築委託契約書ファイル
61が作成される。他の契約条項としては契約年月日、
工事名、工事場所、建築委託契約約款などで構成されて
おり、契約者データとしては委託者である住宅計画者の
住所、氏名と請負者である住宅業者の住所、会社名、代
表者名などで構成されている。さらに、契約者データと
して文字、記号、マーク、指紋、デジタル署名などの電
子署名を建築委託契約書ファイル61に付与してもよ
い。なおデジタル署名としては公開鍵暗号方式や共通鍵
暗号方式などが考えられる。
【0021】
【実施例】次に、本発明の第一実施例を図6の住宅セン
ター20の処理を示したフローチャートを参照して説明
する。第一実施例にあって、住宅センターに設置された
仕様見積書作成ファイル50は、住宅業者の標準仕様見
積基準に添って仕様見積書作成ファイル50が設定され
たもので、設計図書作成手段30により各住宅業者別ま
たは各住宅業者の商品別毎に生成されることを特徴とす
る。
【0022】住宅センター20のウェイブサイト90上
に掲載されるホームページにアクセスした住宅計画者端
末10にメニュー画面を要求させる(ステップS1)。
メニュー画面を要求された住宅センター20は住宅計画
者端末10にメニュー画面を送信する(ステップS
2)。
【0023】受信したメニュー画面より図面作成ファイ
ル40を住宅計画者端末10に選択させ、住宅センター
20に図面作成ファイル40を要求させる(ステップS
3)。図面作成ファイル40を要求された住宅センター
20は住宅計画者端末10に図面作成ファイル40を送
信する(ステップS4)。
【0024】図面作成ファイル40を受信した住宅計画
者端末10に図面作成ファイル40により図面ファイル
41を作成させる(ステップS5)。住宅計画者端末1
0に作成した図面ファイル41を住宅センター20のフ
ァイル記憶手段70に保存させる(ステップS6)。
【0025】受信したメニュー画面より各住宅業者また
は各住宅業者の商品の中から所望の仕様見積書作成ファ
イル50を住宅計画者端末10に選択させ、住宅センタ
ー20に仕様見積書作成ファイル50を要求させる(ス
テップS7)。仕様見積書作成ファイル50を要求され
た住宅センター20は住宅計画者端末10に選択された
住宅業者の仕様見積書作成ファイル60を送信する(ス
テップS8)。
【0026】仕様見積書作成ファイル50を受信した住
宅計画者端末10に仕様見積書作成ファイル50の仕様
選択項目54に入力または選択させて仕様見積書ファイ
ル56を作成させる(ステップS9)。住宅計画者端末
10に作成した仕様見積書ファイル56を住宅センター
20のファイル記憶手段70に保存させる(ステップS
10)。
【0027】ステップS7からステップS10を住宅計
画者が納得するまで繰り返し行うことにより、各住宅業
者別または各住宅業者の商品別に複数の仕様見積書ファ
イル56が作成され、住宅計画者は前記仕様見積書ファ
イル56の住宅仕様と見積金額を判断資料として要望に
合った住宅業者を選定することができる。
【0028】図面ファイル41と選択された住宅業者の
仕様見積書ファイル56の条件に満足した住宅計画者端
末10に、受信したメニュー画面より建築委託契約申込
を選択させ、図面ファイル41と仕様見積書ファイル5
6のファイル情報42を特定して、住宅センター20に
建築委託契約書ファイル61を要求させる(ステップS
11)。建築委託契約書ファイル61を要求された住宅
センター20は、建築委託契約処理手段60により、前
記特定された図面ファイル41と仕様見積書ファイル5
6を契約条項として付与した建築委託契約書ファイル6
1を生成して住宅計画者端末10に送信する(ステップ
S12)。
【0029】建築委託契約書ファイル61を受信した住
宅計画者端末10に、建築委託契約書ファイル61の条
件に満足した住宅計画者の住所、氏名あるいは電子署名
を建築委託契約書ファイル61に入力させて建築委託契
約書ファイル61を作成させる(ステップS13)。住
宅計画者端末10に作成した建築委託契約書ファイル6
1を住宅センター20のファイル記憶手段70に保存さ
せる(ステップS14)。
【0030】建築委託契約書ファイル61を作成した住
宅計画者端末10に建築委託契約書ファイル61を住宅
センター20に返信させる(ステップS15)。
【0031】建築委託契約書ファイル61を受信した住
宅センター20は住宅業者端末11に建築委託契約書フ
ァイル61を送信する(ステップS16)。
【0032】建築委託契約書ファイル61を受信した住
宅業者端末11に、建築委託契約書ファイル61の条件
に満足した住宅業者の住所、会社名、代表者名あるいは
電子署名を建築委託契約書ファイル61に入力させて建
築委託契約書ファイル61を作成させる(ステップS1
7)。
【0033】建築委託契約書ファイル61を作成した住
宅業者端末11に建築委託契約書ファイル61を住宅セ
ンター20に返信させる(ステップS18)。
【0034】建築委託契約書ファイル61を受信した住
宅センター20は住宅計画者端末10に建築委託契約書
ファイル61を送信する(ステップS19)。
【0035】住宅計画者端末10に建築委託契約書ファ
イル61を受信させることにより建築委託契約が確定さ
れる(ステップS20)。
【0036】以上説明してきた処理を、インターネット
などの通信網を介し住宅センターを利用することによ
り、図面ファイル41、仕様見積書ファイル56、建築
委託契約書ファイル61が作成され、住宅計画者と住宅
業者の建築委託契約が完了する。
【0037】次に、本発明の第二実施例を図7の住宅セ
ンター20の処理を示したフローチャートを参照して説
明する。第二実施例にあって、住宅センターに設置され
た仕様見積書作成ファイル50は、住宅センターの標準
仕様見積基準に添って仕様見積書作成ファイル50が設
定されたもので、設計図書作成手段30により工法区
分、構造区分、様式区分、延面積区分、建物価格区分、
坪単価区分、地域区分等の各区分毎に生成されることを
特徴とする。住宅計画者が住宅業者を選定する方法とし
ては、ホームページ掲載の各住宅業者ホームページリン
ク集等を参考にして所望の住宅業者を指名する方法か、
住宅センターウェブサイトが催す応募、入札、競り等に
よる住宅業者募集に申込み、複数の参加住宅業者の中か
ら所望の住宅業者を選定する方法が選ばれる。
【0038】住宅センター20のウェイブサイト90上
に掲載されるホームページにアクセスした住宅計画者端
末10にメニュー画面を要求させる(ステップS1)。
メニュー画面を要求された住宅センター20は住宅計画
者端末10にメニュー画面を送信する(ステップS
2)。
【0039】受信したメニュー画面より図面作成ファイ
ル40を住宅計画者端末10に選択させ、住宅センター
20に図面作成ファイル40を要求させる(ステップS
3)。図面作成ファイル40を要求された住宅センター
20は住宅計画者端末10に図面作成ファイル40を送
信する(ステップS4)。
【0040】図面作成ファイル40を受信した住宅計画
者端末10に図面作成ファイル40により図面ファイル
41を作成させる(ステップS5)。住宅計画者端末1
0に作成した図面ファイル41を住宅センター20のフ
ァイル記憶手段70に保存させる(ステップS6)。
【0041】受信したメニュー画面より各種区分の仕様
見積書作成ファイル50の中から所望の仕様見積書作成
ファイル50を住宅計画者端末10に選択させ、住宅セ
ンター20に仕様見積書作成ファイル50を要求させる
(ステップS7)。仕様見積書作成ファイル50を要求
された住宅センター20は住宅計画者端末10に選択さ
れた区分の仕様見積書作成ファイル50を送信する(ス
テップS8)。
【0042】仕様見積書作成ファイル50を受信した住
宅計画者端末10に仕様見積書作成ファイル50の仕様
選択項目54に入力または選択させて仕様見積書ファイ
ル56を作成させる(ステップS9)。住宅計画者端末
10に作成した仕様見積書ファイル56を住宅センター
20のファイル記憶手段70に保存させる(ステップS
10)。
【0043】ステップS7からステップS10を住宅計
画者が納得するまで繰り返し行うことにより、各区分別
に複数の仕様見積書ファイル56が作成され、住宅計画
者は前記仕様見積書ファイル56の住宅仕様と見積金額
を判断して要望に合った仕様見積書ファイル56を選択
することができる。
【0044】図面ファイル41と選択された仕様見積書
ファイル56の条件に満足した住宅計画者端末10に、
図面ファイル41と仕様見積書ファイル56のファイル
情報42を特定させて、受信したメニュー画面より住宅
業者募集申込を選択させる。(ステップS11)。住宅
業者募集申込を要求された住宅センター20は、住宅セ
ンターウェブサイトに図面ファイル41と仕様見積書フ
ァイル56を特定した案件の募集要項を、複数の特定の
住宅業者端末11を対象に開示する(ステップS1
2)。案件の募集要項を開示された各住宅業者端末11
に、住宅センター20のウェイブサイト90上に掲載さ
れるホームページにアクセスさせ、ホームページの案件
の募集要項を閲覧させて案件に応募するかどうかを判断
させる(ステップS13)。
【0045】案件の条件に満足した各住宅業者端末11
に、受信したメニュー画面より住宅業者応募申込を選択
させる(ステップS14)。住宅業者応募申込を受信し
た住宅センター20は、全ての住宅業者応募申込を住宅
計画者端末10に送信する(ステップS15)。
【0046】複数の住宅業者応募申込を受信した住宅計
画者端末10に、ホームページ掲載の各住宅業者ホーム
ページリンク集等を参考にさせて所望の住宅業者を選定
させ、住宅センター20に建築委託契約書ファイル61
を要求させる(ステップS16)。建築委託契約書ファ
イル61を要求された住宅センター20は、建築委託契
約処理手段60により、前記特定された図面ファイル4
1と仕様見積書ファイル56を契約条項として付与した
建築委託契約書ファイル61を生成して住宅計画者端末
10に送信する(ステップS17)。
【0047】建築委託契約書ファイル61を受信した住
宅計画者端末10に、建築委託契約書ファイル61の条
件に満足した住宅計画者の住所、氏名あるいは電子署名
を建築委託契約書ファイル61に入力させて建築委託契
約書ファイル61を作成させる(ステップS18)。
【0048】建築委託契約書ファイル61を作成した住
宅計画者端末10に建築委託契約書ファイル61を住宅
センター20に返信させる(ステップS19)。
【0049】建築委託契約書ファイル61を受信した住
宅センター20は住宅業者端末11に建築委託契約書フ
ァイル61を送信する(ステップS20)。
【0050】建築委託契約書ファイル61を受信した住
宅業者端末11に、建築委託契約書ファイル61の条件
に満足した住宅業者の住所、会社名、代表者名あるいは
電子署名を建築委託契約書ファイル61に入力させて建
築委託契約書ファイル61を作成させる(ステップS2
1)。
【0051】建築委託契約書ファイル61を作成した住
宅業者端末11に建築委託契約書ファイル61を住宅セ
ンター20に返信させる(ステップS22)。
【0052】建築委託契約書ファイル61を受信した住
宅センター20は住宅計画者端末10に建築委託契約書
ファイル61を送信する(ステップS23)。
【0053】住宅計画者端末10に建築委託契約書ファ
イル61を受信させることにより建築委託契約が確定さ
れる(ステップS24)。
【0054】以上説明してきた処理を、インターネット
などの通信網を介し住宅センターを利用することによ
り、図面ファイル41、仕様見積書ファイル56、建築
委託契約書ファイル61が作成され、住宅計画者と住宅
業者の建築委託契約が完了する。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、住宅計
画者は住宅業者と直接会わずに通信網上だけで一連の処
理が行えるので、住宅仕様と見積金額を関連付けて納得
するまで繰り返しシミュレーションした設計図書ファイ
ルが作成され、前記設計図書ファイルの条件に合意する
住宅業者と、住宅業者から強い営業を受けることなく自
由な判断、環境の立場で、住宅計画者の要望が反映され
た建築委託契約を行える効果が得られ、更に住宅計画者
は住宅業者と会う前に建築委託契約を行うことにより、
契約条項である設計図書ファイルの住宅仕様と見積金額
が初回面談の時点で既に確約保証されている効果が得ら
れる。
【0056】また住宅業者としても住宅計画者に対する
探客活動,情報提供、打合せなどに要する費用や労力を
削減しながら、建築委託契約の意思表示をした重要見込
み客である住宅計画者を獲得できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による構成図である。
【図2】図面作成ファイル40の説明図である。
【図3】仕様見積書作成ファイル50の説明図である。
【図4】仕様見積書ファイル56の説明図である。
【図5】建築委託契約書ファイル61の説明図である。
【図6】第一実施例の住宅業者サーバ20の処理を示し
たフローチャートである。
【図7】第二実施例の住宅業者サーバ20の処理を示し
たフローチャートである。
【符号の説明】
10 住宅計画者端末 11 住宅業者端末 12 通信網 20 住宅センター 30 設計図書作成手段 40 図面作成ファイル 41 図面ファイル 42 ファイル情報欄 43 部品項目リスト 44 部品リスト 45 部品 50 仕様見積書作成ファイル 51 仕様項目 52 仕様種別 53 仕様細別 54 仕様選択項目 55 金額欄 56 仕様見積書ファイル 60 建築委託契約処理手段 61 建築委託契約書ファイル 70 ファイル記憶手段 80 制御部 90 住宅業者ウェブサイト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信網を介して住宅計画者端末と住宅業者
    端末とに通信可能に接続される住宅センターにあって、
    設計図書ファイルを作成させるための設計図書作成手段
    と、前記住宅計画者端末と前記住宅業者端末とに建築委
    託契約を行わせるための建築委託契約処理手段を有し、
    前記設計図書作成手段は前記住宅計画者端末に設計させ
    ることにより設計図書ファイルを作成させ、前記建築委
    託契約処理手段は前記作成された設計図書ファイルを契
    約条項として付与した建築委託契約書ファイルを前記住
    宅計画者端末と前記住宅業者端末とに送受信させて建築
    委託契約を行わせることを特徴とする建築委託契約の方
    法。
  2. 【請求項2】前記図書作成手段が、図書作成手段より生
    成された仕様見積書作成ファイルであり、前記設計図書
    ファイルが、仕様見積書ファイルであり、前記仕様見積
    書作成ファイルは前記住宅計画者端末に設計させること
    により仕様見積書ファイルを作成させることを特徴とす
    る請求項1記載の建築委託契約の方法。
  3. 【請求項3】前記図書作成手段が、図書作成手段より生
    成された図面作成ファイルと仕様見積書作成ファイルで
    あり、前記設計図書ファイルが、図面ファイルと仕様見
    積書ファイルであり、前記図面作成ファイルは前記住宅
    計画者端末に設計させることにより図面ファイルを作成
    させ、前記仕様見積書作成ファイルは前記住宅計画者端
    末に設計させることにより仕様見積書ファイルを作成さ
    せることを特徴とする請求項1記載の建築委託契約の方
    法。
  4. 【請求項4】前記仕様見積書作成ファイルは、住宅業者
    の標準仕様見積基準に添って仕様見積書作成ファイルが
    設定されたものであることを特徴とする請求項2または
    3記載の建築委託契約の方法。
  5. 【請求項5】前記仕様見積書作成ファイルは、住宅セン
    ターの標準仕様見積基準に添って仕様見積書作成ファイ
    ルが設定されたものであることを特徴とする請求項2ま
    たは3記載の建築委託契約の方法。
  6. 【請求項6】上記住宅センターにあって、前記作成され
    たファイルを保存するファイル記憶手段を更に有し、前
    記ファイル記憶手段は住宅計画者端末からの操作により
    前記ファイルを保存可能としたことを特徴とする請求項
    1、2、3、4または5記載の建築委託契約の方法。
JP2000163722A 2000-04-24 2000-04-24 通信網を介した住宅センターによる住宅の建築委託契約の方法 Pending JP2001306871A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000163722A JP2001306871A (ja) 2000-04-24 2000-04-24 通信網を介した住宅センターによる住宅の建築委託契約の方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000163722A JP2001306871A (ja) 2000-04-24 2000-04-24 通信網を介した住宅センターによる住宅の建築委託契約の方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001306871A true JP2001306871A (ja) 2001-11-02

Family

ID=18667438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000163722A Pending JP2001306871A (ja) 2000-04-24 2000-04-24 通信網を介した住宅センターによる住宅の建築委託契約の方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001306871A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021015607A (ja) * 2019-07-12 2021-02-12 株式会社創建 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021015607A (ja) * 2019-07-12 2021-02-12 株式会社創建 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP2022009983A (ja) * 2019-07-12 2022-01-14 株式会社創建 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP7223452B2 (ja) 2019-07-12 2023-02-16 株式会社創建 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005531062A (ja) タスクベースのユーザー・インターフェイス
US8001160B2 (en) Systems for managing construction projects
WO2001084413A1 (en) Client-oriented estimation system and method using the internet
JP2002109012A (ja) 提供情報作成装置、提供情報作成方法、及び、記録媒体
KR20020030976A (ko) 인터넷을 이용한 인테리어 모델링 방법 및 그 시스템
JP2002259754A (ja) 仮想住宅展示場および住宅展示方法
JP2001306871A (ja) 通信網を介した住宅センターによる住宅の建築委託契約の方法
JP4625191B2 (ja) 土地仲介システム,土地仲介方法,及び土地仲介プログラム
KR20000054851A (ko) 인터넷상의 사이버 건설회사를 이용한 입찰 방법
WO2002037341A1 (fr) Procede de support de plan d'installation, ordinateur serveur de systeme de support de plan d'installation, et ordinateur client de systeme de plan d'installation
KR20010100674A (ko) 맞춤형 창업 지원 포탈 사이트 운영 방법
KR20020014162A (ko) 인터넷을 이용한 건축 토탈 솔루션 제공방법 및 시스템
JP2003524840A (ja) 家屋モジュールをネットワーク販売するシステムと方法
KR102483733B1 (ko) 인테리어 중개 서비스 제공 방법 및 장치
KR100480441B1 (ko) 네트워크를 이용한 설계 경기를 통한 부동산 중개 방법
KR100798274B1 (ko) 피씨원격제어를 이용한 업무진행시스템
KR100756180B1 (ko) 피씨원격제어 업무진행을 이용한 프랜차이즈 시스템
KR20000037049A (ko) 통신망을 이용한 부동산 매매 방법
JP7429473B1 (ja) プログラム
JP7149132B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム
KR102523515B1 (ko) 단위공간 개념을 도입한 사용자 선택형 메타버스 공간 조합 디자인 시스템
JP2002149746A (ja) デザインシステム
JP2002007761A (ja) 情報ネットワークを使用した見積仲介方法
Herburger “In densification we trust”–on the role of abstract space in the production of urban densification in the Alpine Rhine Valley
JP2001291029A (ja) 通信網を介した住宅の建築委託契約の方法