JP2001306786A - 店頭支援方法 - Google Patents

店頭支援方法

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JP2001306786A JP2000124686A JP2000124686A JP2001306786A JP 2001306786 A JP2001306786 A JP 2001306786A JP 2000124686 A JP2000124686 A JP 2000124686A JP 2000124686 A JP2000124686 A JP 2000124686A JP 2001306786 A JP2001306786 A JP 2001306786A
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英雄 徳倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小売店の店頭支援を、迅速な情報収集に基づ
き、適正かつタイムリーに行うことのできる、優れた店
頭支援方法を提供する。 【解決手段】周期的に小売店を訪問し、少なくともその
小売店における売場構成の点検・修正を行う店頭支援方
法において、上記点検・修正作業の前と後の売場構成
を、デジタルカメラ2により撮像し、得られた画像デー
タを所定の項目データとともに、携帯情報端末3を介し
て、店頭支援本部Pに設置されたPC1に送信し、上記
店頭支援本部Pにおいて、上記受信データに基づき、上
記点検・修正作業の前と後の売場構成画像を付した売場
状況報告書を作成して、次回の店頭支援に役立てるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小売店に対し、売
場構成のメンテナンス等の店頭支援を行う方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】小売店にとって、新商品の即時導入、適
時な棚割変更、死に筋カット等の売場活性化が重要な課
題であるが、日々の小売業務に追われる小売業者が、顧
客ニーズに敏感に対応した売場作りを行うことは容易で
ない。特に、売場面積が広く品揃えの豊富なスーパーマ
ーケットやホームセンター、ディスカウント店、ドラッ
グストア等においては、その店舗だけで、充分な商品管
理、売場管理を行うことができないため、従来から、メ
ーカーの営業担当者が、企画商談や受注のために各小売
店を回る際、予めメーカー側で作成した店頭支援プラン
に基づいて、売場構成の点検・修正を行う等の店頭支援
を行っている。また、小売店がチェーン店の場合は、チ
ェーン店本部の担当者が各チェーン店に対し店頭支援を
行う場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような店頭支援プ
ランを作成するには、メーカー側やチェーン店本部が、
各小売店における具体的な店頭情報を迅速に収集して現
状を把握し、そこから改善点を抽出してこれを支援プラ
ンに盛り込む必要があるが、通常、このような店頭支援
を必要とする小売店は、互いに競合しないよう、広く分
散していることが多いため、メーカー等の担当者による
迅速な情報収集はできていないのが実情である。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、小売店の店頭支援を、迅速な情報収集に基づ
き、適正かつタイムリーに行うことのできる、優れた店
頭支援方法の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、周期的に小売店を訪問し、少なくともそ
の小売店における売場構成の点検・修正を行う店頭支援
方法において、上記点検・修正作業の前と後の売場構成
を、デジタル画像撮像手段により撮像し、得られた画像
データを所定の項目データとともに、モバイルコンピュ
ーティングツールを介して、店頭支援本部に設置された
情報処理手段に送信し、上記店頭支援本部において、上
記受信データに基づき、上記点検・修正作業の前と後の
売場構成画像を付した売場状況報告書を作成して、次回
の店頭支援に役立てるようにした店頭支援方法を第1の
要旨とする。
【0006】また、本発明は、上記店頭支援方法のなか
でも、特に、上記モバイルコンピューティングツール
に、小売店で行う支援作業内容を項目別に分類して表示
する機能と、上記表示された作業項目のいずれかを選択
指定するとその項目と日時を登録して自動的に業務デー
タを蓄積する機能とを付与し、請求項1記載の画像デー
タ,所定の項目データとともに、上記業務データを、店
頭支援本部に設置された情報処理手段に送信するように
した店頭支援方法を第2の要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0008】まず、本発明の店頭支援方法は、メーカー
もしくはチェーン店本部が直接小売店を支援する場合
や、メーカー等の要望を受けて卸売業者が小売店を支援
する場合、店頭支援を専門とする業者が行う場合等、い
ろいろな場合に適用することができる。
【0009】そして、本発明では、店頭支援のためのツ
ールとして、少なくともデジタル画像撮像手段と、モバ
イルコンピューティングツールと、店頭支援本部に設置
される情報処理手段とが用いられる。
【0010】上記デジタル画像撮像手段とは、撮像した
画像をデジタル画像データとして記憶し、その画像デー
タを情報処理手段(コンピュータ)にダウンロードして
利用することができるよう構成された機器をいい、通
常、デジタルカメラが用いられる。なかでも、電池寿命
が長く、データ転送中でも撮影が可能な2スロットタイ
プのもの(Panasonic LK−PQ130Z、
松下電器産業社製等)が好適である。なお、デジタルビ
デオカメラを用いて映像を撮影し、映像のなかの特定の
画像をピックアップして利用するようにしてもよい。
【0011】また、上記モバイルコンピューティングツ
ールとは、携帯情報端末(PDA)やノート型パソコン
等をいい、直接電話回線やISDNに接続したり、携帯
電話やPHSといった無線通信回線を利用することによ
り、遠隔地にあるコンピュータ等との情報のやりとりを
行うことができるようになっている。なかでも、携帯電
話等と組み合わせて情報通信ができ、軽量でコンパクト
タイプの携帯情報端末(Casio CASSIOPE
IA E−55、カシオ計算機社製等)が好適である。
【0012】そして、これらの機器は、周期的に小売店
を訪問して店頭支援作業を行う作業担当者が携帯するも
ので、小売店訪問によって得られた小売店情報、特に、
売場構成の点検・修正作業の前と後の状態を撮像した画
像データを、店頭支援本部に逐次送信するのに用いられ
る。
【0013】一方、上記店頭支援本部とは、メーカー本
部、卸売業者本部、店頭支援業者本部等、店頭支援を行
う統轄的な事業部をいい、上記作業担当者によって逐次
送信されてくる小売店データに基づいて、適宜の売場状
況報告書を作成する機能を備えている。上記売場状況報
告書は、次回の店頭支援に役立てられるようになってい
る。
【0014】つぎに、卸売業者が、メーカー側の要望を
受けて、出入りの小売店多数に対して店頭支援を行う場
合に、本発明を適用した具体的な実施の形態を説明す
る。
【0015】この例では、図1に示すように、卸売業者
による店頭支援本部Pに、情報を収集して適宜の形に加
工するパーソナルコンピュータ(以下「PC」と略す)
1が設けられており、上記店頭支援本部Pから遠隔地に
ある各支社に所属し各支社の担当地域内の小売店を周期
的に訪問して店頭支援作業を行う各作業担当者Qが、そ
れぞれデジタルカメラ2と、携帯情報端末3と、携帯電
話4とを所持するようになっている。5は、上記デジタ
ルカメラ2専用の記録媒体(コンパクトフラッシュ(登
録商標)カード等)である。
【0016】上記携帯情報端末3は、店頭支援本部Pの
PC1からダウンロードされた7種類のメニューが記憶
されており、その初期画面が、図2(a)に示すように
表示されるように設定されている。すなわち、初期画面
の最上部には、「MENU画面」の見出し10が表示さ
れ、その右側に、使用者名11が表示されるようになっ
ている。なお、この携帯情報端末3は、タッチパネル方
式で操作するようになっている。
【0017】上記使用者名11は、メニューの一番下の
「使用者設定」の項目12を選択すると図2(b)に示
す画面に変わるので、この画面の「使用者n」の欄13
に使用者コードNo. を入力することにより設定すること
ができる。すなわち、上記携帯情報端末3には、これを
使用しうる全店頭支援作業担当者名が、予めコードNo.
とともに登録されており、上記コードNo. の入力によっ
て、画面上の「使用者名」の欄14に、該当する作業者
名が呼び出されるようになっている。それでOKであれ
ば、確定キーを押すことで、使用者名が設定される。
【0018】また、初期画面の「1.画像データ管理」
のメニュー項目30を選択すると、画面は、図3に示す
ように変わり、この携帯情報端末3に取り込まれた画像
データが、画像表示欄15に表示されるようになってい
る。そして、その右側には、画像データの撮影日付1
6、タイトル(簡単な撮影内容)17、訪問先コード1
8、カテゴリー19、処理前後(売場構成の点検・修正
の前か後かの表示)20、枚数(何枚撮影したうちの何
枚目かを示す番号)21、といった付随データが表示さ
れるようになっている。なお、訪問先コード18とカテ
ゴリー19は、予め登録されているものが順次表示さ
れ、その中から選択して設定することができるようにな
っている。そして、上記画像表示欄15の下には、コメ
ント欄22が設けられており、文字入力画面(数字入力
画面と切替可能になっている)を利用して、売場構成に
ついてのコメントを入力できるようになっている。
【0019】上記画像データおよび付随データは、逐
次、携帯電話4(図1参照)を介して、店頭支援本部P
に設置されたPC1に転送されるようになっており、例
えば図4や図5に示すような形で、PC1内に保存され
るようになっている。すなわち、図4の形式によれば、
一画面に、一回の処理前後の画像データ23,24が、
左右に並んだ状態で比較的大きく表示されるため、売場
構成を修正した効果が、視覚的に明確にわかるようにな
っている。また、図5の形式によれば、一回の処理前後
の画像情報が横長の一つの欄25にまとめられ、この欄
が上下方向に時系列に並んでいるため、収集した画像情
報全体を一括して把握することができるようになってい
る。
【0020】また、初期画面(図2〔a〕参照)の
「2.スケジュール管理」のメニュー項目31を選択す
ると、画面は、図6(a)に示すように変わり、スケジ
ュール管理用の5つの項目が表示されるようになってい
る。すなわち、「労務スタート」の項目41と、「社内
業務」の項目42と、「出発」の項目43と、「帰社」
の項目44と、「労務終了」の項目45である。したが
って、この携帯情報端末3を携帯する使用者(=店頭支
援作業担当者Q)が、その日の業務をこなしていく過程
で、業務の種類に応じて、その都度、該当する項目41
〜45を、画面上でクリックすると、この携帯情報端末
3内に予めセットされたタイマー機能に基づいて、クリ
ック時の日時が自動的に登録され、各業務の内容と所要
時間が、経時的に蓄積されていくようになっている。
【0021】なお、上記「社内業務」の項目42をクリ
ックすると、図6(b)に示すように、画面が、社内業
務に属する11種類の作業項目46を表示する画面に変
わるようになっている。したがって、作業内容に応じ
て、その都度、該当する作業項目46をクリックするこ
とにより、より細かい業務管理ができるようになってい
る。また、各作業項目46の右側には、社内業務に要し
た全時間を100%とし、各作業項目ごとの所要時間に
よる作業構成割合(%)を表示する欄47が設けられて
おり、「作業構成比」の右欄47aには、累計構成割合
(%)が表示されるようになっている。さらに、その下
には、「%微調整」のボタン48が設けられており、こ
のボタン48を選択することにより、全作業が終了して
いなくても、その時点まで入力されている作業項目を1
00%として、作業構成割合が表示されるようになって
いる。
【0022】また、スケジュール管理画面(図6〔a〕
参照)の下部に設けられた「訪問先入力」のボタン49
を選択すると、図7(a)に示すように、画面が、訪問
先様名入力画面に変わるので、この画面の「訪問先様コ
ード」の欄50に使用者コードNo. を入力することによ
り、訪問先様名を入力することができる。すなわち、こ
の携帯情報端末3には、店頭支援の対象となる小売店名
(=訪問先様名)が、コードNo. とともに登録されてお
り、上記コードNo. の入力によって、画面上の「訪問先
様名」の欄51に、該当する作業者名が呼び出されるよ
うになっている。それでOKであれば、確定キーを押す
ことで、訪問先様名が登録される。なお、「開始」のボ
タン53で訪問先業務開始時間が自動的に登録され、
「終了」のボタン54で訪問先業務終了時間が自動的に
登録されるようになっている。
【0023】そして、上記「開始」のボタン53の選択
すると、図7(b)に示すように、画面が、訪問先業務
に属する17種類の作業項目55を表示する画面に変わ
るようになっている。したがって、作業内容に応じて、
その都度、該当する作業項目55をクリックすることに
より、より細かい業務管理ができるようになっている。
また、各作業項目55の右側には、社内業務画面と同
様、各作業項目ごとの所要時間による作業構成割合
(%)を表示する欄56が設けられており、「作業構成
比」の右欄56aには、累計構成割合(%)が表示され
るようになっている。
【0024】上記スケジュール管理画面を用いて入力さ
れる一連のスケジュール管理データは、前述の画像デー
タ等とともに、逐次、携帯電話4(図1参照)を介し
て、店頭支援本部Pに設置されたPC1に転送されるよ
うになっており、例えば下記の表1〜表3に示すよう
な、日報として集計された形で、PC1内に保存される
ようになっている。表1は、全体をまとめたタイプであ
り、表2は、訪問先別にまとめたタイプであり、表3
は、社内業務をまとめたタイプである。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】さらに、初期画面(図2〔a〕参照)にお
いて、「3.JANコード管理」のメニュー項目32を
選択すると、画面は、図8(a)に示すように変わり、
「業務選択」の項目60と、「訪問先コード」の項目6
1と、「出荷日」の項目62が表示されるようになって
いる。上記「業務選択」の項目60をクリックすると、
その右側の欄63に、「1.受注業務」、「2.棚卸業
務」、「3.フェイス調査」の3つの選択肢が順次表示
されるようになっている。
【0029】そして、例えば「1.受注業務」をクリッ
クすると、画面が、図8(b)に示すように変わり、受
注業務に関する情報を効率よく入力できるようになって
いる。なお、商品コードの欄66への入力は、この携帯
情報端末3に接続されたペンスキャンナーを用い、商品
のバーコードもしくはJANコードをスキャンすること
により行われるようになっている。
【0030】また、図8(a)の画面の欄63におい
て、「2.棚卸業務」をクリックすると、画面が、図9
(a)に示すように変わり、棚卸業務に関する情報を効
率よく入力できるようになっている。この場合も、商品
コードの欄67への入力を、ペンスキャナーを利用して
行うことができるようになっている。
【0031】さらに、「3.フェイス調査」をクリック
すると、画面が、図9(b)に示すように変わり、フェ
イス調査に関する情報を効率よく入力できるようになっ
ている。この場合も、商品コードの欄68への入力を、
ペンスキャナーを利用して行うことができるようになっ
ている。
【0032】そして、初期画面(図2〔a〕参照)にお
いて、「4.情報管理」のメニュー項目33を選択する
と、画面は、図10に示すように変わり、「タイトル」
の項目70が表示されるようになっている。この項目7
0をクリックすると、その右側の欄71に、「1.メー
カー情報」、「2.商品情報」、「3.棚卸情報」、
「4.得意先情報」、「5.その他」の5つの選択肢が
順次表示されるようになっている。
【0033】また、上記「タイトル」の項目70の下に
は、文字入力画面(数字入力画面と切替可能になってい
る)を利用して文等をフリー入力することのできるサブ
タイトル欄72と、内容欄73と、コメント欄74と、
備考欄75が設けられており、情報を、より具体的に入
力することができるようになっている。
【0034】上記情報管理画面を用いて入力される一連
の情報管理データは、前述の画像データ等とともに、逐
次、携帯電話4(図1参照)を介して、店頭支援本部P
に設置されたPC1に転送されるようになっており、例
えば図11や図12に示すような形で、PC1内に保存
されるようになっている。図11は、全体をテーブル形
式にまとめたものであり、図12は、所定期間分の内容
を一覧できる表形式にまとめたものである。
【0035】なお、初期画面(図2〔a〕参照)におい
て、「5.企画書等管理」のメニュー項目34を選択
し、この携帯情報端末3を携帯電話4と接続すると、店
頭支援本部Pに設置されたPC1から、企画書や商品情
報等を受信することができるようになっており、移動中
であっても、情報を随時受け取ることができるようにな
っている。これにより、緊急の企画変更等に対しても迅
速な対応をとることができる。
【0036】また、初期画面(図2〔a〕参照)におい
て、「6.メモ」のメニュー項目35を選択すると、画
面全体が、フリーハンド入力可能なメモ欄となり、随
時、メモを記入するのに用いることができるようになっ
ている。
【0037】上記構成により、例えばつぎのようにし
て、具体的な店頭支援作業を行うことができる。すなわ
ち、店頭支援本部Pから遠隔地にある支社に属する作業
担当者Qは、支社に出社し、必要であれば、所定の社内
業務を行った後、前記デジタルカメラ2と、携帯情報端
末3と、携帯電話4とを所持して、支援対象である小売
店を訪問する。そして、小売店の店頭で、まず売場のあ
りのままの状態をデジタルカメラ2で撮影したのち、持
参した企画書、あるいは移動中に店頭支援本部Pから送
信された追加情報等に基づき、その売場の棚割を適正に
する、定番・山積みの修正をする、販促物を取り付け
る、等のメンテナンスを行うとともに、品切れ・品薄商
品や、チラシ状況等についてのチェックを行う。
【0038】そして、一連のチェック作業、売場構成の
点検・修正作業が終了した時点で、再度、デジタルカメ
ラ2で売場を撮影する。また、必要であれば、店内にお
いて、商談、棚卸応援等の業務を行う。
【0039】このようにして、一つの小売店に対する店
頭支援作業を行ったのち、その日の予定に従い、帰社す
るか、さらにつぎの小売店を訪問して、上記と同様の店
頭支援作業を繰り返す。このようにして、小売店での店
頭支援作業を行うごとに、その処理前後の画像データを
収集する。また、作業内容、訪問先が変わるたびに、す
でに述べたように、スケジュール管理画面の適宜の項目
をクリックして、スケジュール管理情報を蓄積してい
く。
【0040】このようにして蓄積された情報は、小売店
退店後、即座に携帯情報端末3から携帯電話4を介して
店頭支援本部PのPC1に転送することが、迅速性の点
から好ましいが、場合によっては、支社に帰社して1日
の業務を終了する際に、1日分の情報をまとめてPC1
に転送するようにしてもよい。
【0041】このようにして、各地域の作業担当者Qか
ら、逐次、転送されてくる店頭支援情報を、店頭支援本
部Pでは、PC1により、適宜の形に加工して(図4、
図5、図11、図12、あるいは表1〜表3参照)保存
し、これに基づいて、メーカー側の要望に応える内容の
店頭支援報告書を作成する。なお、この店頭支援報告書
には、少なくとも売場構成の点検・修正前後の画像デー
タを並べて表示し、メーカーが望む売場構成が店頭支援
によってどの程度達成されたかどうかを一目で把握でき
る売場状況報告書を含むようにする。そして、上記売場
状況報告書は、例えば「山積みチェック報告書」とか
「定番チェック報告書」といったように、重要な項目別
に売場をチェックした結果をまとめた項目別報告書の形
にしてもよい。また、前記スケジュール管理情報に基づ
き、店頭支援としてどのような内容の作業をどれだけの
所要時間で行ったかのデータ(表2参照)を上記報告書
に添付すれば、比較的曖昧な店頭支援作業の内容を、メ
ーカー側に明確に提示することができ、好適である。
【0042】なお、上記店頭支援報告書は、例えば月ご
とにまとめ、毎月提出するようにしてもよいが、迅速な
対応を重視する場合には、一店の店頭支援作業を行うご
とに、逐次報告書を提出することができる。提出は、電
子メールで即時送付してもよいし、プリントアウトして
ペーパーで郵送もしくは持参してもよい。
【0043】このように、上記店頭支援方法によれば、
メーカー側の意向を反映した店頭支援を、迅速かつ効果
的に実行することができ、その効果を、処理前後の画像
データとして一目でわかる形で報告書として提示するこ
とができるため、店頭支援の成果や達成できてない課題
等を即座に把握することができ、次回の店頭支援に役立
てることができる。
【0044】なお、上記の例では、店頭支援の作業者担
当Qが、従来の卸業務を兼ねて店頭支援業務を行うこと
から、店頭支援本部Pにおいて、例えば下記の表4〜表
6に示すような作業管理マニュアルを作成して各作業者
担当Qに配布して、各自がこれを確認しながら作業する
ようにすることが望ましい。すなわち、これにより、地
域ごとに配置される各作業担当者Qの作業の質を一定水
準に保つことができる。また、小売店自身が行うべき作
業と店頭支援作業とを明確に区別することができ、現場
において混乱が生じることがない。
【0045】
【表4】
【0046】
【表5】
【0047】
【表6】
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明の店頭支援方法
は、店頭支援本部と、これとは離れて周期的に小売店を
訪問する店頭支援作業担当者とを、モバイルコンピュー
ティングツールで情報交換可能に接続し、店頭支援処理
前後の画像データを直接対比できる形で、即座に報告書
としてまとめることができるため、所定の意向を反映し
た店頭支援を、迅速に、しかも効果的に実行することが
できる。そして、上記画像データの直接対比によって、
店頭支援の成果や達成できてない課題等を即座に把握す
ることができるため、次回の店頭支援に役立てることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いるツールの説明図であ
る。
【図2】(a),(b)は、ともに上記実施例に用いる
携帯情報端末の画面の説明図である。
【図3】上記携帯情報端末の画面の説明図である。
【図4】上記実施例に用いるPCの画面の説明図であ
る。
【図5】上記PCの画面の説明図である。
【図6】(a),(b)は、ともに上記携帯情報端末の
画面の説明図である。
【図7】(a),(b)は、ともに上記携帯情報端末の
画面の説明図である。
【図8】(a),(b)は、ともに上記携帯情報端末の
画面の説明図である。
【図9】(a),(b)は、ともに上記携帯情報端末の
画面の説明図である。
【図10】上記携帯情報端末の画面の説明図である。
【図11】上記PCの画面の説明図である。
【図12】上記PCの画面の説明図である。
【符号の説明】
1 PC 2 デジタルカメラ 3 携帯情報端末 4 携帯電話 P 店頭支援本部 Q 作業者担当

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的に小売店を訪問し、少なくともそ
    の小売店における売場構成の点検・修正を行う店頭支援
    方法において、上記点検・修正作業の前と後の売場構成
    を、デジタル画像撮像手段により撮像し、得られた画像
    データを所定の項目データとともに、モバイルコンピュ
    ーティングツールを介して、店頭支援本部に設置された
    情報処理手段に送信し、上記店頭支援本部において、上
    記受信データに基づき、上記点検・修正作業の前と後の
    売場構成画像を付した売場状況報告書を作成して、次回
    の店頭支援に役立てるようにしたことを特徴とする店頭
    支援方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモバイルコンピューティ
    ングツールに、小売店で行う支援作業内容を項目別に分
    類して表示する機能と、上記表示された作業項目のいず
    れかを選択指定するとその項目と日時を登録して自動的
    に業務データを蓄積する機能とを付与し、請求項1記載
    の画像データ,所定の項目データとともに、上記業務デ
    ータを、店頭支援本部に設置された情報処理手段に送信
    するようにした請求項1記載の店頭支援方法。
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