JP2001306378A - Cadデータファイル管理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

Cadデータファイル管理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2001306378A
JP2001306378A JP2000120091A JP2000120091A JP2001306378A JP 2001306378 A JP2001306378 A JP 2001306378A JP 2000120091 A JP2000120091 A JP 2000120091A JP 2000120091 A JP2000120091 A JP 2000120091A JP 2001306378 A JP2001306378 A JP 2001306378A
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Tatsuro Matsuoka
辰郎 松岡
Tomotaka Harada
倫孝 原田
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NTT Power and Building Facilities Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CADシステムで作成した図面データファイ
ルから複製された同一内容の図面データファイルとオリ
ジナルの図面データファイルとを容易に判別できるよう
にする。 【解決手段】 OSのファイル複製機能を用いて既存の
図面データファイルを複製した場合、同一ファイル管理
環境内において、ディレクトリ名とファイル名を合わせ
た名称は複数存在し得ないという条件から、複製図面デ
ータファイルのファイル名は変更されることになる。こ
の時、複製図面データファイル内に記述された図面デー
タファイル作成時の格納ディレクトリ名とファイル名は
変更されないため、この両者を比較し同一のであればそ
のファイルはオリジナルであると判別できる。また、図
面データファイルが複写ではなく移動された場合には、
管理装置で管理されている格納ディレクトリ以外の場所
に存在すると言うことから、複写又は移動されたと判別
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CADで作成され
た図面データファイルとその複製図面データファイルを
管理するCADデータファイル管理装置、方法及びコン
ピュータ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の図面作成・編集システム(以下C
ADシステム)においては、図面情報はコンピュータの
データファイルとして表現され、簡易な操作で全く同じ
内容の複製を作ることが可能となっている。
【0003】従来のCADシステムの一例が特開平7−
146884号公報に記載されている。このCADシス
テムにおける従来のデータファイル管理システムは、デ
ィレクトリ名とファイル名を一意的に決定する装置と、
図16に示すようなドキュメント作成装置201、CA
D図面作成装置202及びCAD図面保管装置203と
から構成されている。
【0004】このような構成を有する従来のCADシス
テムは、図面情報を組み合わせてファイル名を一意的に
決定するとともに、操作者が意識することなくファイル
の作業領域や保管領域に複写あるいは移動することので
きる作業環境を提供することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
には、次のような問題点があった。第1の問題点は、オ
ペレーティング・システム(以下OS)に用意されたフ
ァイル複製機能を用いて図面データファイルの複製を行
った場合、2つ以上のデータファイルのどれがオリジナ
ルのデータファイルであるか、識別不可能と言うことで
ある。その理由は、OSのファイル複製機能はファイル
を完全に複製するため、複数図面データファイルの内容
を比較しても、その差異を見つけることができないから
である。
【0006】第2の問題点は、OSに用意されたファイ
ル複製機能を用いて図面データファイルの複写を行った
後、各々のデータファイルに対して異なった変更を加え
た際、最終的にどのデータファイルの元データがオリジ
ナルであるか識別不可能と言うことである。その理由
は、複製後のデータファイルにそれぞれ異なる変更を加
えた場合、オリジナルを表す基準が保持されないためで
ある。
【0007】第3の問題点は、異なる変更を目的として
同一構成要素で複数の図面データファイルを発生させた
際に、それらの区別をすることが不可能であると言うこ
とである。その理由は、同一構成要素で発生させたデー
タファイルのファイル名は同一であり、複数のデータフ
ァイルにおいてファイル名による識別が不可能なためで
ある。
【0008】第4の問題点は、図面データファイル名を
システムが規則に基づいて自動的に決定しているため、
ファイル名の命名及び運用の自由度を低くしている点で
ある。その理由は、図面データファイル名を操作者が自
由に決定できないためである。
【0009】すなわち、従来のCADデータファイル管
理装置においては、一元的に保持されなくてはならない
図面データファイルが、ファイルの複製機能によってま
ったく同じ内容の複数ファイルになった場合に、どのデ
ータファイルが正当なもの(オリジナル)であるか、ま
た複数の図面データファイルに対してそれぞれ異なる変
更を加えた場合に、どのデータファイルがオリジナルの
データファイルを元にしたものかが判別できなくなると
いう問題があった。
【0010】さらに言い換えれば、従来のCADシステ
ムにおけるディレクトリ名を含んだ図面データファイル
名が、CADシステムによる管理範囲外で複写または名
称変更された場合に、その図面データファイルがオリジ
ナルであるか否かを図面データファイルの内容から判別
することが困難又は不可能であるという問題があった。
【0011】従って、本発明は、CADシステムで作成
した図面データファイルから複製された図面データファ
イルとオリジナルの図面データファイルとを容易に判別
できるようにすることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるCADデータファイル管理装置は、
オリジナルの図面データファイルとこのオリジナルの図
面データファイルから複製された1つ以上の図面データ
ファイルにそれぞれ格納ディレクトリ名及びファイル名
を記述して管理する管理手段と、上記管理される各図面
データファイルの上記格納ディレクトリ名及びファイル
名を比較することにより、その図面データファイルが上
記オリジナルの図面データファイルであるか否かを判別
する判別手段とを設けたものである。
【0013】本発明によるCADデータファイル管理方
法は、オリジナルの図面データファイルとこのオリジナ
ルの図面データファイルから複製された1つ以上の図面
データファイルにそれぞれ格納ディレクトリ名及びファ
イル名を記述して管理すると共に、上記管理される各図
面データファイルの上記格納ディレクトリ名及びファイ
ル名を比較することにより、その図面データファイルが
上記オリジナルの図面データファイルであるか否かを判
別するようにしたものである。
【0014】本発明によるコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体は、オリジナルの図面データファイルとこのオ
リジナルの図面データファイルから複製された1つ以上
の図面データファイルにそれぞれ格納ディレクトリ名及
びファイル名を記述して管理する管理手順と、上記管理
される各図面データファイルの上記格納ディレクトリ名
及びファイル名を比較することにより、その図面データ
ファイルが上記オリジナルの図面データファイルである
か否かを判別する判別手順とを実行するためのプログラ
ムを記憶したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本実施の形態は、CADシステム
において作成された図面データファイルを、CADシス
テムのデータファイル管理機能の範囲外であるOSのフ
ァイル複製機能等の手段を用いて複製した場合に、それ
ら複数同一内容の図面データファイルの中からCADシ
ステムの機能によって発生させたオリジナルの図面デー
タファイルを判別すること、及び異なる使用目的のため
に同一の構成要素を用いて発生させた複数の同名図面デ
ータファイルがそれぞれどの目的のために作成されたか
を判別することを実現するものである。
【0016】図1は本実施の形態によるCADデータフ
ァイル管理装置を示すものであるが、本装置をする説明
の前に本装置による概略的な動作について説明する。
【0017】図2は図面データファイル作成の手順を示
すものである。図2において、操作者がある与条件を入
力すると、それらの項目を組み合わせ、作成する図面デ
ータファイルを格納するディレクトリ名を決定し、作成
を行う。次に操作者によって指定されたファイル名を元
に、決定された格納ディレクトリに図面データファイル
及び識別ファイルを作成する。この時、図面データファ
イル作成に使用したCAD図面データファイル管理装置
端末固有の番号(ハードウェアに依存する唯一の番
号)、作成時の年月日、及び時間を組み合わせ、ユニー
クIDを発生させる。次に作成した図面データファイル
及び識別ファイル内に、その図面データファイルの格納
されたディレクトリ名、図面データファイル名、及びユ
ニークIDを記述する。
【0018】図3はOSのファイル複製機能を用いて複
製された図面データファイルとオリジナル図面データフ
ァイルとを識別する手順を示す。図3において、OSの
ファイル複製機能を用いて既存の図面データファイルの
複製を作成した場合、同一ファイル管理環境内におい
て、上記格納ディレクトリ名とファイル名を合わせた名
称は複数存在し得ないという条件から、複製された図面
データファイルのファイル名は変更されることとなる。
【0019】この時、複製された図面データファイル内
に記述された、図面データファイル発生時の格納ディレ
クトリ名とファイル名は変更されないため、この両者を
比較し、同一のものであればそのファイルは正当(オリ
ジナル)であり、異なるものであれば複製されたもので
あると判別することができる。また、図面データファイ
ルが複写ではなく移動された場合には、CAD図面デー
タファイル管理装置で管理されているディレクトリ以外
の場所に存在すると言うことから、正当ではない(複写
又は移動された)という判別をする。
【0020】図4は2つのCADデータファイル管理装
置で作成された図面データファイルを識別するための手
順を示す。図4において、CADデータファイル管理装
置AとCADデータファイル管理装置Bで全く同じ与条
件とファイル名によって図面データファイルを作成した
後、装置Aの図面データファイルを装置Bの同名ファイ
ルの位置に複写または移動した場合には、装置Bにおけ
る図面データファイル自体のディレクトリ名とファイル
名を合わせた名称と、図面データファイル内に記述され
た格納ディレクトリ名とファイル名を合わせた名称は同
一のものとなる。
【0021】しかし、装置Bの識別ファイルに記述され
た図面識別IDと図面データファイル内に記述された図
面識別IDは同一のものではないため、この図面データ
ファイルは正当ではない(複写又は移動された)もので
あると判別することができる。また、装置Aから図面デ
ータファイルとともに図面識別ファイルを複写又は移動
した場合にも、図面識別ファイル内に記述された図面識
別IDと装置B端末固有の番号(ハードウェアに依存す
る唯一の番号)が同一ではないため、同様にこの図面デ
ータファイルは正当ではない(複写又は移動された)も
のであると判別することができる。
【0022】次に、図1の本発明の実施の形態によるC
ADデータファイル管理装置について説明する。図1に
おいて、CADデータファイル管理装置は、プログラム
制御により動作するサーバコンピュータ(中央処理装
置;プロセッサ;データ処理装置)100と、プログラ
ム制御により動作するクライアントコンピュータ(中央
処理装置;プロセッサ;データ処理装置)106から構
成されている。
【0023】サーバコンピュータ(中央処理装置;プロ
セッサ;データ処理装置)100は、原本図面保管装置
101と、原本図面検索部102と、作業図面作成部1
03と、作業図面貸出部104と、作業図面転送部10
5とを含む。クライアントコンピュータ(中央処理装
置;プロセッサ;データ処理装置)106は、作業図面
保管装置107と、作業図面管理部108と、作業図面
編集部109と、作業図面転送部110とを含む。
【0024】これらの各部はそれぞれ概略次のように動
作する。原本図面保管装置101は、原本となる図面デ
ータファイルを保管する。原本図面検索部102は、装
置101に保管された原本図面データファイルから条件
に応じて単数又は複数の図面データファイルを検索す
る。作業図面作成部103は、クライアントコンピュー
タ106からの作業図面データファイル発行要求に対
し、与条件を元に原本図面データファイルから作業図面
データファイルを作成し、与条件を組み合わせたディレ
クトリ名及び図面識別IDの発行を行う。
【0025】作業図面貸出部104は、クライアントコ
ンピュータ106からの作業図面データファイル発行要
求に対し、作業図面貸出部104で作成した作業図面デ
ータファイルの貸出及び返却を管理する。作業図面転送
部105は、クライアントコンピュータ106からの作
業図面データファイル発行要求に対し、作業図面貸出部
104で作成した作業図面データファイルをクライアン
トコンピュータ106へ転送、及びクライアントコンピ
ュータ106から返却された図面データファイルの受け
取りを行う。
【0026】作業図面保管装置107は、サーバコンピ
ュータ100が発行し、クライアントコンピュータ10
6に転送した作業図面データファイル及び識別ファイル
を保管する。作業図面管理部108は、サーバコンピュ
ータ100における作業図面作成部103が発行した格
納ディレクトリ名、ファイル名、及び図面識別IDに基
づいて、作業図面データファイルがオリジナルであるか
否かを調査するものである。
【0027】作業図面編集部109は、作業図面データ
ファイルの作成及び編集を行う。作業図面転送部110
は、サーバコンピュータ100が発行した作業図面デー
タファイル及び識別ファイルの受け取り、及び作業終了
後の作業図面データファイルの返却を行う。
【0028】次に図5及び図6のフローチャートを参照
して、本実施の形態の全体の動作について詳細に説明す
る。まず、操作者がクライアントコンピュータにおい
て、図面編集に関連する与条件の入力を行う(図5のス
テップA1)。次に、この与条件をサーバコンピュータ
100へ転送する(ステップA2)。サーバコンピュー
タ100はこの与条件に基づいて、発行した作業図面デ
ータファイルのクライアントコンピュータにおける格納
ディレクトリ名を決定する(ステップA3)。
【0029】次に、この格納ディレクトリ名をクライア
ントコンピュータ106へ転送する(ステップA4)。
クライアントコンピュータ106は受け取った格納ディ
レクトリ名で作業図面データファイル格納領域に、作業
図面データファイル格納ディレクトリを作成する(ステ
ップA5)。次に、作業者がクライアントコンピュータ
において、図面編集対象となる作業図面要求条件を入力
する(ステップA6)。次に、入力された作業図面要求
条件をサーバコンピュータへ転送する(ステップA
7)。サーバコンピュータは、受け取った作業図面要求
条件により、原本図面データファイルから要求された図
面の検索を行う(ステップA8)。次に、サーバコンピ
ュータは、検索された原本図面データファイルから作業
図面データファイルを作成する(ステップA9)。
【0030】次に、サーバコンピュータは、サーバコン
ピュータのハードウェア固有番号、及び作業図面データ
ファイルが作成された年月日時刻情報に基づいて図面識
別IDを発行する(ステップA10)。次に、サーバコ
ンピュータは、作成した作業図面データファイル、及び
同時に作成した識別ファイル内に、作業図面データファ
イル格納ディレクトリ名、作業図面データファイル名、
及び図面識別IDを記述する(ステップA11)。次
に、サーバコンピュータは、作業図面データファイル、
及び識別ファイルをクライアントコンピュータへ転送す
る(ステップA12)。最後に、クライアントコンピュ
ータは、受け取った作業図面ファイル、及び識別ファイ
ルをステップA5で作成されたディレクトリに格納す
る。
【0031】次に、このようにして格納された作業図面
ファイルがオリジナルであるか否かを判別する動作につ
いて説明する。まず、クライアントコンピュータにおい
て、操作者が判別を行う対象となる作業図面データファ
イルを指定する(図6のステップB1)。次に、作業図
面データファイルの格納ディレクトリ名M及びファイル
名Nの抽出を行う(ステップB2)。次に、作業図面デ
ータファイル内に記述されたディレクトリ名S及びファ
イル名Tの抽出を行う(ステップB3)。次に、文字列
M及びNを連結した文字列M+Nと、文字列S及びTを
連結した文字列S+Tを比較し、両者が等しい場合には
ステップB5へ進み、異なる場合にはステップB11へ
進む(ステップB4)。
【0032】次に作業図面データファイルが格納されて
いるディレクトリに識別ファイルが存在するかを調べ、
存在する場合にはステップB6へ進み、存在しない場合
にはステップB11へ進む(ステップB5)。次に、作
業図面データファイル内に記述された図面識別ID P
の抽出を行う(ステップB6)。次に識別ファイル内に
記述された図面識別ID Qの抽出を行う(ステップB
7)。次に、文字列PとQを比較し、両者が等しい場合
にはステップB9へ進み、異なる場合にはステップB1
1へ進む(ステップB8)。
【0033】対象となる作業図面データファイルはオリ
ジナルであると判断する(ステップB9)。最後に、作
業図面データファイルを図面編集手段(CAD)で読み
込み画面表示を行う(ステップB10)。また、作業図
面データファイルがオリジナルでないと判断した場合に
は、メッセージを表示し処理を中断する(ステップB1
1)。
【0034】次に具体例を用いて説明する。図7に示す
ように、クライアントコンピュータで動作する「工事図
面管理プログラム」から、工事情報(与条件)を入力す
る。入力後、これら与条件はネットワークを介してサー
バコンピュータへ転送される。サーバコンピュータは与
条件を受け取った後、これらを組み合わせて工事図面格
納ディレクトリを決定し、クライアントコンピュータへ
転送を行う。クライアントコンピュータは受け取ったデ
ィレクトリ名を元に図8に示すように、工事図面格納デ
ィレクトリを作成する。
【0035】次に、図9に示すように、クライアントコ
ンピュータで使用する図面の検索条件を入力し、サーバ
コンピュータへ転送する。サーバコンピュータは転送さ
れた検索条件を元に、原本図面データファイルから必要
な条件にあった図面データファイルの一覧を作成し、図
10に示すように、検索結果をクライアントコンピュー
タへ転送する。クライアントコンピュータで検索結果の
図面一覧が表示された後、図11に示すように使用する
工事図面データファイルを指定し、その内容をサーバコ
ンピュータへ転送する。
【0036】サーバコンピュータは転送された要求図面
情報に基づいて、原本図面データファイルから工事図面
データファイル及び識別ファイルを作成し、同時に工事
図面データファイル及び識別ファイル内に、格納ディレ
クトリ名及び図面識別IDの記述を行うと同時に、図面
データファイルの貸出情報をサーバ内に登録する。次に
作成した工事図面データファイル及び識別ファイルをク
ライアントコンピュータへ転送する。クライアントコン
ピュータは図12に示すように、転送された工事図面デ
ータファイル及び識別ファイルを格納ディレクトリに格
納する。
【0037】このようにしてクライアントコンピュータ
内で管理されている工事図面データファイルを図13に
示すように、OSの複製機能によって複製を行った場
合、このファイルはオリジナルではないと判別され、図
14に示すようにエラーメッセージを表示する。また、
指定された工事図面がオリジナルであると判別した場合
には、図15で示すようにCADプログラムで読み込み
を行い、画面に表示する。
【0038】尚、本発明は、CAD図面データファイル
への適用のみでなく、コンピュータプログラムが作成、
及び管理を行う任意形式のデータファイルの品質維持、
及び管理に適用が可能である。
【0039】また、図1のCADデータファイル管理装
置における前述した動作に基づく処理をコンピュータに
行わせるための本発明によるコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体として、半導体メモリ、光磁気ディスク等の
各種ディスク媒体等によるROM、RAM、CD−RO
M、フロッピー(登録商標)ディスク、メモリカード等
を用いることができる。
【0040】またこの記憶媒体は、インターネット等の
ネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラ
ムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコン
ピュータシステム内部のRAM等の揮発性メモリのよう
に、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
【0041】また上記プログラムは、このプログラムを
記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒
体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコ
ンピュータシステムに伝送されるものであってもよい。
上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク
(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように
情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
【0042】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためであってもよい。さらに、前述した
機能をコンピュータシステムに既に記録されているプロ
グラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分
ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0043】
【発明の効果】第1の効果は、図面情報の品質を効率的
に維持できることにある。その理由は、複製を行った場
合、あるいは他の装置で同じ図面情報を作成した場合等
のように、全く同じ内容の情報が作られる図面情報にお
いて、それらのどれが正当なもの(オリジナル)である
かを判別することが可能となるためである。
【0044】第2の効果は、大量の図面データファイル
の管理を効率的に行うことができることにある。その理
由は、与条件によって自動的に格納ディレクトリを作成
し、図面データファイルを格納することにより、一意的
なルールによる図面データファイルの管理ができること
にある。
【0045】第3の効果は、図面情報の管理を効率的に
行うことができることにある。その理由は、ある図面デ
ータファイルが正当でないと判別された場合に、その図
面データファイルのオリジナルを容易に特定できること
にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態によるCADデータファ
イル管理装置を示すブロック図である。
【図2】 図面データファイル作成手順を示すシーケン
スチャートである。
【図3】 オリジナルの図面データファイルと複製図面
データファイルとの識別手順を示すシーケンスチャート
である。
【図4】 オリジナルの図面データファイルと他の装置
で作成された図面データファイルとの識別手順を示すシ
ーケンスチャートである。
【図5】 図面データファイル作成手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】 オリジナルの図面データファイルと複製図面
データファイルとの識別手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】 工事管理図面管理プログラムの入力画面を示
す構成図である。
【図8】 工事管理図面格納ディレクトリの表示画面を
示す構成図である。
【図9】 図面の検索条件の入力画面を示す構成図であ
る。
【図10】 検索結果の表示画面を示す構成図である。
【図11】 使用する工事図面データファイルの指定画
面を示す構成図である。
【図12】 転送された工事図面データファイル及び識
別ファイルの表示画面を示す構成図である。
【図13】 複製された工事図面データファイルの表示
画面を示す構成図である。
【図14】 エラーメッセージの表示画面を示す構成図
である。
【図15】 オリジナルの工事図面の表示画面を示す構
成図である。
【図16】 従来のCADデータファイル管理装置の一
部を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 サーバコンピュータ 101 原本図面保管装置 102 原本図面検索部 103 作業図面作成部 104 作業図面貸出部 105 作業図面転送部 106 クライアントコンピュータ 107 作業図面保管装置 108 作業図面管理部 109 作業図面編集部 110 作業図面転送部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B046 AA03 CA02 DA02 FA03 KA02 KA04 5B082 EA01 EA07 EA09 EA12 GA14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オリジナルの図面データファイルとこの
    オリジナルの図面データファイルから複製された1つ以
    上の図面データファイルにそれぞれ格納ディレクトリ名
    及びファイル名を記述して管理する管理手段と、 上記管理される各図面データファイルの上記格納ディレ
    クトリ名及びファイル名を比較することにより、その図
    面データファイルが上記オリジナルの図面データファイ
    ルであるか否かを判別する判別手段とを設けたことを特
    徴とするCADデータファイル管理装置。
  2. 【請求項2】 上記格納ディレクトリ名は、その図面デ
    ータファイル作成のための与条件に応じて作成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のCADデータファイル管
    理装置。
  3. 【請求項3】 上記管理手段は、作成された図面データ
    ファイルに図面識別IDを付して管理し、上記判別手段
    は、他のCADデータファイル管理装置で作成された同
    じファイル名の図面データファイルの図面識別IDと上
    記管理される図面識別IDとを比較することにより、自
    装置で作成された図面データファイルか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項1記載のCADデータファイル
    管理装置。
  4. 【請求項4】 オリジナルの図面データファイルとこの
    オリジナルの図面データファイルから複製された1つ以
    上の図面データファイルにそれぞれ格納ディレクトリ名
    及びファイル名を記述して管理すると共に、上記管理さ
    れる各図面データファイルの上記格納ディレクトリ名及
    びファイル名を比較することにより、その図面データフ
    ァイルが上記オリジナルの図面データファイルであるか
    否かを判別することを特徴とするCADデータファイル
    管理方法。
  5. 【請求項5】 上記格納ディレクトリ名は、その図面デ
    ータファイルのための与条件に応じて作成されることを
    特徴とする請求項4記載のCADデータファイル管理方
    法。
  6. 【請求項6】 上記図面データファイルに図面識別ID
    を付して管理し、他のCADデータファイル管理装置で
    作成された同じファイル名の図面データファイルの図面
    識別IDと上記管理される図面識別IDとを比較するこ
    とにより、自装置で作成された図面データファイルか否
    かを判別することを特徴とする請求項4記載の映像処理
    方法。
  7. 【請求項7】 オリジナルの図面データファイルとこの
    オリジナルの図面データファイルから複製された1つ以
    上の図面データファイルにそれぞれ格納ディレクトリ名
    及びファイル名を記述して管理する管理手順と、 上記管理される各図面データファイルの上記格納ディレ
    クトリ名及びファイル名を比較することにより、その図
    面データファイルが上記オリジナルの図面データファイ
    ルであるか否かを判別する判別手順とを実行するための
    プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
  8. 【請求項8】 上記格納ディレクトリ名は、その図面デ
    ータファイルのための与条件に応じて作成されることを
    特徴とする請求項7記載のコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体。
  9. 【請求項9】 作成された図面データファイルに図面識
    別IDを付して管理する管理手順と、他のCADデータ
    ファイル管理装置で作成された同じファイル名の図面デ
    ータファイルの図面識別IDと上記管理される図面識別
    IDとを比較することにより、自装置で作成された図面
    データファイルか否かを判別する手順とを実行するため
    のプログラムを記憶したことを特徴とする請求項7記載
    のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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