JP2003173329A - 文書管理システム - Google Patents
文書管理システムInfo
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- JP2003173329A JP2003173329A JP2001371916A JP2001371916A JP2003173329A JP 2003173329 A JP2003173329 A JP 2003173329A JP 2001371916 A JP2001371916 A JP 2001371916A JP 2001371916 A JP2001371916 A JP 2001371916A JP 2003173329 A JP2003173329 A JP 2003173329A
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- electronic
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Abstract
ーク上で、電子文書の複製や移動の際に、保存位置を明
らかにし、かつインターネット上の電子文書の複製や移
動の管理を実現する。 【解決手段】 ネットワーク100上に、電子文書を作
成、編集、移動、複製する文書操作アプリケーション1
01aが稼動する一つ以上のクライアント端末101
と、ネットワーク100上で電子文書の保存位置を管理
するディレクトリサービス102a,102bと、電子
文書を保存する文書保存サービス103a,103b
と、を接続し、電子文書内にディレクトリサービスのU
RLを記録し、文書操作時に現在の電子文書の保存位置
情報をURLで指定されたディレクトリサービスに通知
する。
Description
電子文書の読み出し、複製、編集といった処理がななさ
れた際に、その存在位置や派生情報などを管理可能とし
た文書管理システムに関する。
するための文書保存システムには、RDBMS(Rel
ational Database Manageme
ntSystem:表を用いて情報を表現する関係型デ
ータベースシステム)、文書管理システム、Webサー
バ、共有ファイルシステムなどが知られている。これら
の中にはシステムに登録された文書の検索をサポートし
たものがある。一般の共有ファイルシステムではファイ
ル名やそのタイプによる検索をサポートしている。RD
BMSベースのシステムでは文書のキーワードや書誌情
報に基づく検索をサポートしており、文書管理システム
ではこれに加え、システムに登録された文書の全文検索
をサポートしている。
所および検索のための機構が単一の計算機上に実現され
ていることが多い。これに対し、複数の保存場所にある
文書を検索することが可能なシステムとしては、近年の
Web技術で見られるサーチエンジンが該当する。ま
た、検索のための機構が複数の計算機に実現されている
ものも、メタサーチエンジンというシステムでみること
ができる。一方、文書の変更履歴などを記録するシステ
ムとしては、文書管理システムの中のバージョン管理機
能や、一般のファイルバージョン管理システムが挙げら
れる。
示されるような従来のシステムにあっては、複数の計算
機間での文書の移動や、複製関係を保持していないた
め、一つの文書から派生された文書がどこに保存されて
いるかを確認することができないという問題点があっ
た。また、文書がシステム外に持ち出された場合に、そ
の文書の持ち出し先の追跡や、持ち出し先による利用方
法の制限を設定することができないといった問題点があ
った。
って、複数の文書保存サービスが存在するネットワーク
上で、電子文書の複製や移動の際に、電子文書のネット
ワーク中での保存位置の所在を明らかにし、かつインタ
ーネット上など広範囲に配布される電子文書における複
製や移動の管理を実現することを目的とする。
めに、請求項1にかかる文書管理システムにあっては、
ネットワーク上に、少なくとも、電子文書の作成、編
集、移動、複製を行なう文書操作アプリケーションプロ
グラムが稼動する一つ以上のクライアント端末と、前記
電子文書の前記ネットワーク上での保存位置を管理する
一つ以上のディレクトリサービスと、前記電子文書を保
存する一つ以上の文書保存サービスと、を接続した文書
管理システムであって、前記電子文書内に、当該電子文
書の保存位置を管理する前記ディレクトリサービスのU
RLを記録し、当該電子文書の操作時に、現在の電子文
書の保存位置に関する情報が前記URLで指定されたデ
ィレクトリサービスに通知されるものである。
成において、電子文書内に、当該電子文書の保存位置を
管理するディレクトリサービスのURLを記録し、当該
電子文書の操作時に、現在の電子文書の保存位置に関す
る情報がURLで指定されたディレクトリサービスに通
知することにより、複数の文書保存サービスが存在する
ネットワーク上で、電子文書の複製や移動が行なわれた
場合、ネットワーク中での電子文書の保存位置を特定す
ることが可能となり、また、インターネット上など広範
囲に配布される電子文書における複製や移動の管理が可
能となる。
にあっては、前記文書操作アプリケーションプログラム
は、前記電子文書を保存する場合、操作対象となる文書
の識別情報と保存位置情報を前記ディレクトリサービス
に通知するものである。
子文書を保存する場合、操作対象となる文書の識別情報
と保存位置情報をディレクトリサービスに通知すること
により、当該文書の存在位置情報がディレクトリサービ
スに自動的に登録することが可能になる。
にあっては、前記文書保存サービスは、前記電子文書を
保存する場合、保存対象となる文書の識別情報と保存位
置情報を前記ディレクトリサービスに通知するものであ
る。
書保存サービスが、電子文書を保存する場合、保存対象
となる文書の識別情報と保存位置情報をディレクトリサ
ービスに通知することにより、当該文書の存在位置情報
がディレクトリサービスに自動的に登録することが可能
になる。
にあっては、前記ディレクトリサービスが複数ある場
合、前記電子文書を保存する際に、当該電子文書の存在
位置を管理するディレクトリサービスを指定可能とした
ものである。
いて、ネットワーク内にディレクトリサービスが複数存
在する場合、文書毎にディレクトリサービスを選択する
ことにより、一つのディレクトリサービスに全ての情報
を集中させることが回避される。
にあっては、保存される電子文書が、既存の電子文書か
ら複製、編集により派生したものである場合、元の電子
文書で指定されるディレクトリサービスに、当該派生に
よる電子文書の存在位置を管理するディレクトリサービ
スのURLが通知されるものである。
のいずれかにおいて、保存される電子文書が、既存の電
子文書から複製、編集により派生したものである場合、
元の電子文書で指定されるディレクトリサービスに、当
該派生による電子文書の存在位置を管理するディレクト
リサービスのURLを通知することにより、複数のディ
レクトリサービスの負荷分散が実現された環境で、オリ
ジナルの文書から複製により生成された電子文書の派生
関係を追跡することが可能となる。
にあっては、前記文書操作アプリケーションプログラム
は、前記電子文書の読み出しの際に、読み出した電子文
書の現在の保存位置に関する情報を当該電子文書中で指
定されたディレクトリサービスに通知するものである。
子文書の読み出しの際に、読み出した電子文書の現在の
保存位置に関する情報を当該電子文書中で指定されたデ
ィレクトリサービスに通知することにより、可般型メデ
ィアへの複製や外部システムへのアップロード/ダウン
ロードなど電子文書がシステムの管理外の方法で移動さ
れた場合の追跡が可能となる。
にあっては、前記ディレクトリサービス上に前記ネット
ワーク上の位置および操作者に関する当該電子文書に対
する操作権限を記録し、当該電子文書の操作を規定する
ものである。
ィレクトリサービス上に前記ネットワーク上の位置およ
び操作者に関する当該電子文書に対する操作権限を記録
し、当該電子文書の操作を規定することにより、複製な
どによりシステム外に持ち出された電子文書の持ち出し
先や利用者などを制限することが可能になる。
にあっては、前記電子文書の読み出しの際に、前記ディ
レクトリサービスにアクセス不可の操作権限が記録され
ているものである。
ィレクトリサービスにアクセス不可の操作権限を記録し
ておくことにより、文書の読み込み時における使用範囲
を制限することが可能になる。
にあっては、該当する電子文書を指定することにより、
前記ディレクトリサービスに登録された情報にしたがっ
て、当該電子文書から複製、編集などで派生された前記
ネットワーク上の文書の一覧およびそれらの保存位置情
報を検索可能としたものである。
ィレクトリサービスに登録された情報にしたがって、当
該電子文書から複製、編集などで派生されたネットワー
ク上の文書の一覧およびそれらの保存位置情報を検索可
能とすることにより、電子文書の配布先、持ち出し先、
回覧中の所在などが特定される。
ステムの好適な実施の形態について添付図面を参照し、
詳細に説明する。なお、本発明はこの実施の形態に限定
されるものではない。
管理システムの構成を示す説明図である。この実施の形
態における文書管理システムは、ネットワーク100上
に、電子文書の作成、編集、移動、複製を行なう文書操
作アプリケーション101aが稼動するクライアント端
末101と、電子文書のネットワーク上での保存位置を
管理するディレクトリーサービス102a,102b
と、電子文書を保存する一つ以上の文書保存サービス1
03a,103bと、外部インターネットとネットワー
ク100との通信接続するためのルータ104と、が接
続された、いわゆるローカルエリアネットワークで構築
されたシステムとなっている。
作する文書操作アプリケーション101aと、電子文書
を保存する一つ以上の文書保存サービス103a,10
3bと、電子文書の保存位置を管理するディレクトリサ
ービス102a,102bと、を備えている。
システムに対応した電子文書の表示、生成、編集、およ
び出力を行なうアプリケーションプログラムである。本
システムに対応した電子文書は、この文書操作アプリケ
ーション101aによってのみ表示、生成、編集、出力
が可能なものとする。このような電子文書とアプリケー
ションの実現方式には電子文書のバイナリ形式での保存
や、電子文書の暗号化などの手法が用いられる。文書操
作アプリケーション101aは、クライアント端末10
1上で稼動する。
電子文書を保存するためのデータベースであり、ネット
ワーク100上に複数存在することが可能である。文書
保存サービス103a,103bに保存された電子文書
にはそれぞれURL(Uniform Resourc
e Locator)が付与される。このURLにより
文書保存サービス103a,103bの稼動する計算機
のネットワーク100上の位置と、文書保存サービス1
03a,103b内での電子文書の保存位置が特定され
る。
は、ネットワーク100上に一つ以上存在し、ネットワ
ーク100中の電子文書の保存位置情報が登録される。
ディレクトリサービス102a,102b自体にもUR
Lが与えられ、ネットワーク100上の任意のクライア
ント端末101からディレクトリサービス102a,1
02bのネットワーク100上での位置を判断すること
ができる。
すURLのペアのリスト、個々の電子文書から複製によ
り派生された電子文書に関する情報を保持するリスト、
およびセキュリティリストの例を示す説明図である。具
体的には、図に示すように、ディレクトリサービスaa
a.bbb.ccc.dddにおける管理文書リスト
(以下、管理文書リストという)200、派生文書リス
ト204、セキュリティフラグ208が用意される。な
お、セキュリティフラグ208によるセキュリティのリ
ストは必要に応じて設ける。
1、文書保存位置URL202、OWNER(所有者)
203の情報が盛り込まれている。派生文書リスト20
4は、文書識別子205、派生文書識別子206、ディ
レクトリサービスURL207によりなる。また、セキ
ュリティフラグ208は、文書識別子209、addr
essMask(ネットワークの範囲)210、Rea
d(表示)211、Copy(複製)212、Edit
(編集)213、Print(印刷)214それぞれの
操作の実行制限の要素からなるリストとして表現され
る。
すものであり、文書内容とともにその電子文書の位置情
報を管理するディレクトリサービスとURLと電子文書
の識別子が記録される。
ートを用い、電子文書の読み込み、新規電子文書の保
存、電子文書の複製動作について説明する。電子文書の
読み込みを行なう場合、まず、文書の読み込み元(現在
の保存位置)のURL(PosNew)を特定する(ス
テップS11)。続いて、文書中に記録された文書識別
子(DocIDOrg)、ディレクリサービスのURL
(DirOrg)を抽出する(ステップS12)。さら
にこの抽出したディレクトリサービス(DirOrg)
を参照し、文書中に記録された文書識別子(DocID
Org)の情報を検索し、文書の保存位置(PosOr
g)、所有者(OrgOwner)の情報を取得する
(ステップS13)。
と上記文書の保存位置(PosOrg)が一致している
か否かを判断し(ステップS14)、一致していないと
判断したならば、FALSE(文書の持ち出し)である
とみなし、文書中に記録された文書識別子(DocID
Org)のセキュリティ情報(OrgSec)をチェッ
クし、読み込み可能であるか否かを判断する(ステップ
S15)。
ると判断した場合(TRUE)、さらにディレクトリサ
ービス(DirOrg)に指定された保存位置(Pos
Org)に同じ文書が保存されているか否かを判断する
(ステップS16)。ここで同じ文書が保存されている
と判断した場合、新しい文書識別子(DocIDNe
w)を生成し(ステップS17)、文書を登録するディ
レクトリサービス(DirNew)を選択する(ステッ
プS18)。
ew)、文書識別子(DocIDNew)を更新し(ス
テップS19)、文書の保存を行なう(ステップS2
0)。続いて、選択されたディレクトリサービス(Di
rNew)に文書情報(PosNew,DocIDNe
w,OrgOrwner)を登録する(ステップS2
1)。さらに、元のディレクトリサービス(DirOr
g)にDocIDOrgの派生文書としてDocIDN
ew,DirNewを登録し(ステップS22)、セキ
ュリティ情報Sec1に基づいたファイル操作可能の処
理を行なう(ステップS23)。
はないと判断した場合、DocIDOrgの所有者Or
gOwnerに警告し、さらにPosNewを通知し
(ステップS24)、一連の処理を終了する。また、ス
テップS16において、同じ文書が存在しないと判断し
た場合、ディレクトリサービスDirOrg中のDoc
IDOrgの保存位置(PosOrg)を現在の保存位
置(PosNew)で置き換え(ステップS25)、ス
テップS23に進む。
OrgOwnerを決定し(ステップS26)、上述し
たステップS17に進み、以降の動作を実行する。ま
た、電子文書の複製の場合、複製先PosNewを決定
し(ステップS27)、上述したステップS12に進
み、以降の動作を実行する。
電子文書が文書操作アプリケーションにより新規に作成
された文書保存サービス103a,103bに保存され
る場合、文書操作アプリケーション101aあるいは文
書保存サービス103a,103bにより電子文書毎の
識別子が生成されると共に、ネットワーク100上のデ
ィレクトリサービスが一つ選択される。この場合、電子
文書は新規に作成されたため、ディレクトリサービスは
ユーザの指示、あるいはクライアント端末101毎に設
定されたディフォルトのディレクトリサービスが利用さ
れる。つぎに選択されたディレクリサービスのURLと
文書の識別子が付加された電子文書は、文書保存サービ
スの指定された場所に保存されると共に、選択されたデ
ィレクトリサービスにその文書の識別子と文書の保存場
所のURLが登録される。
子文書の複製が行なわれた場合、複製により生成された
新しい文書の保存場所情報は、元の文書で指定されたデ
ィレクトリサービスとは別のディレクトリサービスに登
録することが可能である。この場合、同時に、元になっ
た文書中で指定されたディレクトリサービスに、元の文
書の派生文書として新しいディレクトリサービスのUR
Lと新しい文書の識別子が登録される。これにより、一
つのディレクトリサービスにネットワーク100上のす
べての電子文書に関する情報を集中させることなく、文
書の派生関係をトレースすることが可能になる。
おいて、可般型メディアによる移動や、オペレーティン
グシステム(OS)のファイルのコピーなど、文書操作
アプリケーション101a以外の方法で電子文書の移
動、この例では、特にローカルエリアネットワークの外
に持ち出された場合についての動作を説明する。
ーネット300が接続され、インターネット300上の
クライアント端末301のCD−ROM302を介し、
ローカルエリアネットワーク上のクライアント端末10
1でリムーバブルディスク310に複製された電子文書
がアクセスされる場合を示している。
プリケーション101aによってのみ可能であり、電子
文書が文書操作アプリケーション101aにより読み出
される場合、文書操作アプリケーション101aは常に
文書中に記録されたディレクトリサービスのURLにし
たがって、インターネット300などを経由して元のデ
ィレクトリサービスにアクセスする。
aは、電子文書を読み出したデバイスのURL、すなわ
ち、現在の電子文書の保存場所のURLをディレクトリ
サービス中に記録されている文書の本来の保存位置のU
RLと比較する。この比較の結果、両者が異なる場合、
文書の持ち出しが行なわれたと判断する。文書の持ち出
しが行なわれた場合の処理方法は各文書毎にディレクト
リサービスに設定することが可能である。
図2の破線内および図6のリストを例とするディレクト
リサービス中のセキュリティ情報が検索される。このセ
キュリティ情報によりReadが可能と判断された場
合、電子文書は持ち出された先でも参照可能であると判
断する。この場合、ディレクトリサービス中に記録され
た文書の保存位置に元の文書がある場合、持ち出された
文書は元の文書の複製とされ、持ち出された新しい文書
に新しい識別子を付与する。さらに、新しい文書の登録
先のディレクトリサービスをユーザの入力あるいは端末
毎のディフォルト指定により選択する。
ビスが存在しない場合、元の電子文書と同じディレクト
リサービスが新規文書の登録先としても登録される。持
ち出された電子文書は、この新しい文書の識別子と選択
されたディレクトリサービスのURLとで更新されて再
保存される。
に新しい電子文書の保存場所と識別子が登録されると同
時に、選択されたディレクトリサービスに追加される。
ディレクトリサービス中に記録された文書の保存位置に
元の文書がない場合には、元の文書が移動されたと判断
し、ディレクトリサービス中の該当文書の情報を新しい
保存場所に更新する。一方、持ち出し禁止の文書の場
合、文書操作アプリケーション101aはその文書に対
する表示、編集、出力、保存といった一切の操作を禁止
する。
トリサービスがアクセスできない場合の処理はシステム
で規定する。この規定は、たとえば、一切の操作を禁止
する場合と、表示のみ可能とする場合が考えられる。
a,102bの利用により、一つの文書の派生文書の検
索は、元の文書に対するディレクトリサービス中で元の
文書に関するエントリを検索し、そこに記述された図2
に示すような派生文書リスト204から各派生文書の位
置情報を管理するディレクトリサービスURL207を
抽出する。そして、各ディレクトリサービスにおいて、
派生文書の情報を検索し、その派生文書に関する情報か
ら、派生された文書を検索する処理を繰り返すことによ
り、元の電子文書を管理するディレクトリサービスから
ツリー状に派生文書を探索することができる。また、元
の電子文書の変更がその電子文書から派生されたすべて
の電子文書の所有者に通知する。これにより、電子文書
の変更時にその変更が影響する文書の参照者に迅速に知
らせることができる。
書管理システム(請求項1)によれば、請求項1のシス
テム構成において、電子文書内に、当該電子文書の保存
位置を管理するディレクトリサービスのURLを記録
し、当該電子文書の操作時に、現在の電子文書の保存位
置に関する情報がURLで指定されたディレクトリサー
ビスに通知することにより、複数の文書保存サービスが
存在するネットワーク上で、電子文書の複製や移動が行
なわれた場合、ネットワーク中での電子文書の保存位置
を特定することが可能となるため、文書の保存位置や移
動、複製などの管理を行なうことができる。また、イン
ターネット上など広範囲に配布される電子文書における
所在地位置や複製、移動の管理を行なうことができる。
(請求項2)によれば、請求項1において、電子文書を
保存する場合、操作対象となる文書の識別情報と保存位
置情報をディレクトリサービスに通知することにより、
当該文書の存在位置情報がディレクトリサービスに自動
的に登録することが可能になるので、文書位置情報の管
理を容易に行なうことができる。
(請求項3)によれば、請求項1において、文書保存サ
ービスが、電子文書を保存する場合、保存対象となる文
書の識別情報と保存位置情報をディレクトリサービスに
通知することにより、当該文書の存在位置情報がディレ
クトリサービスに自動的に登録することが可能になるの
で、文書位置情報の管理を容易に行なうことができる。
(請求項4)によれば、請求項2または3において、ネ
ットワーク内にディレクトリサービスが複数存在する場
合、文書毎にディレクトリサービスを選択することによ
り、一つのディレクトリサービスに全ての情報を集中さ
せることが回避されるので、ディレクトリサービスの負
荷分散が行なえ、大量の文書を管理することができる。
(請求項5)によれば、請求項2、3または4のいずれ
かにおいて、保存される電子文書が、既存の電子文書か
ら複製、編集により派生したものである場合、元の電子
文書で指定されるディレクトリサービスに、当該派生に
よる電子文書の存在位置を管理するディレクトリサービ
スのURLを通知することにより、複数のディレクトリ
サービスの負荷分散が実現された環境で、オリジナルの
文書から複製により生成された電子文書の派生関係や派
生文書の位置などを的確に追跡することができる。
(請求項6)によれば、請求項1において、電子文書の
読み出しの際に、読み出した電子文書の現在の保存位置
に関する情報を当該電子文書中で指定されたディレクト
リサービスに通知することにより、可般型メディアへの
複製や外部システムへのアップロード/ダウンロードな
ど電子文書がシステムの管理外の方法で移動された場合
の追跡が可能となるため、電子文書の配布先や持ち出し
先、回覧中の所在位置などを検索することができる。
(請求項7)によれば、請求項6において、ディレクト
リサービス上に前記ネットワーク上の位置および操作者
に関する当該電子文書に対する操作権限を記録し、当該
電子文書の操作を規定することにより、複製などにより
システム外に持ち出された電子文書の持ち出し先や利用
者などを制限することが可能になるため、電子文書の配
布先や持ち出し先、回覧中の所在位置などを検索するこ
とができる。
(請求項8)によれば、請求項7において、ディレクト
リサービスにアクセス不可の操作権限を記録しておくこ
とにより、文書の読み込み時における使用範囲を制限す
ることが可能になるので、電子文書の配布先や持ち出し
先、回覧中の所在位置などを検索することができる。
(請求項9)によれば、請求項5において、ディレクト
リサービスに登録された情報にしたがって、当該電子文
書から複製、編集などで派生されたネットワーク上の文
書の一覧およびそれらの保存位置情報を検索可能とする
ことにより、電子文書の配布先、持ち出し先、回覧中の
所在などが特定されるので、電子文書の配布先や持ち出
し先、回覧中の所在位置などを検索することができる。
の構成を示す説明図である。
アのリスト、個々の電子文書から複製により派生された
電子文書に関する情報を保持するリスト、およびセキュ
リティリストの例を示す説明図である。
である。
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
持ち出された場合の処理の流れを示す説明図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 ネットワーク上に、少なくとも、電子文
書の作成、編集、移動、複製を行なう文書操作アプリケ
ーションプログラムが稼動する一つ以上のクライアント
端末と、前記電子文書の前記ネットワーク上での保存位
置を管理する一つ以上のディレクトリサービスと、前記
電子文書を保存する一つ以上の文書保存サービスと、を
接続した文書管理システムであって、 前記電子文書内に、当該電子文書の保存位置を管理する
前記ディレクトリサービスのURLを記録し、当該電子
文書の操作時に、現在の電子文書の保存位置に関する情
報が前記URLで指定されたディレクトリサービスに通
知されることを特徴とする文書管理システム。 - 【請求項2】 前記文書操作アプリケーションプログラ
ムは、前記電子文書を保存する場合、操作対象となる文
書の識別情報と保存位置情報を前記ディレクトリサービ
スに通知することを特徴とする請求項1に記載の文書管
理システム。 - 【請求項3】 前記文書保存サービスは、前記電子文書
を保存する場合、保存対象となる文書の識別情報と保存
位置情報を前記ディレクトリサービスに通知することを
特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。 - 【請求項4】 前記ディレクトリサービスが複数ある場
合、前記電子文書を保存する際に、当該電子文書の存在
位置を管理するディレクトリサービスを指定可能とした
ことを特徴とする請求項2または3に記載の文書管理シ
ステム。 - 【請求項5】 保存される電子文書が、既存の電子文書
から複製、編集により派生したものである場合、元の電
子文書で指定されるディレクトリサービスに、当該派生
による電子文書の存在位置を管理するディレクトリサー
ビスのURLが通知されることを特徴とする請求項2、
3または4に記載の文書管理システム。 - 【請求項6】 前記文書操作アプリケーションプログラ
ムは、前記電子文書の読み出しの際に、読み出した電子
文書の現在の保存位置に関する情報を当該電子文書中で
指定されたディレクトリサービスに通知することを特徴
とする請求項1に記載の文書管理システム。 - 【請求項7】 前記ディレクトリサービス上に前記ネッ
トワーク上の位置および操作者に関する当該電子文書に
対する操作権限を記録し、当該電子文書の操作を規定す
ることを特徴とする請求項6に記載の文書管理システ
ム。 - 【請求項8】 前記電子文書の読み出しの際に、前記デ
ィレクトリサービスにアクセス不可の操作権限が記録さ
れていることを特徴とする請求項7に記載の文書管理シ
ステム。 - 【請求項9】 該当する電子文書を指定することによ
り、前記ディレクトリサービスに登録された情報にした
がって、当該電子文書から複製、編集などで派生された
前記ネットワーク上の文書の一覧およびそれらの保存位
置情報を検索可能としたことを特徴とする請求項5に記
載の文書管理システム。
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---|---|---|---|
JP2001371916A JP3831239B2 (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | 文書管理システムおよび文書管理装置 |
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---|---|---|---|
JP2001371916A JP3831239B2 (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | 文書管理システムおよび文書管理装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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