JP2001305381A - 光スリップリング - Google Patents
光スリップリングInfo
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Abstract
提供する。 【解決手段】 レンズ部と、固定された第1の部材と、
レンズ部の光軸を回転中心として回転自在に第1の部材
に取り付けられた第2の部材とを備え、第1の部材は、
レンズ部の光軸上に固定された第1の端子と、第2の端
子と、第1の部材内に設けられ、第2の端子から伸びる
第1のケーブルとを有し、第2の部材は、レンズ部の光
軸上に固定された第3の端子と、第4の端子と、第2の
部材内に設けられ、第4の端子から伸びる第2のケーブ
ルとを有し、ここで、第1の端子と第3の端子は、レン
ズ部が有する2つの焦点に設けられ、第1のケーブルの
端部と、第2のケーブルの端部はレンズ部の光軸上で対
向して非接触で設けられ、第2の端子と第4の端子のい
ずれか一方から入力される第2の光信号は第1のケーブ
ルおよび第2のケーブルを介して他方に出力される光ス
リップリングを提供する。
Description
に関し、さらに詳しくは、2回線の光接続が可能な光ス
リップリングに関する。
信を行う設備として光ファイバーケーブルが用いられて
いる。
め定められた軸を中心として回転自在に取り付けられた
第2の装置との間で光通信を行う場合に、第1の装置か
らの光ファイバーケーブルと第2の装置からの光ファイ
バーケーブルとは、両装置間に配置された光スリップリ
ングを用いて接続される。
光スリップリングを示す。図8は従来技術による光スリ
ップリングの構成を示す概略図、図9は従来技術による
光スリップリングの機能を示す概略断面図、図10は従
来技術による光スリップリングの機能を示す概略断面図
である。
リングの構成は、第1の部材101と第2の部材102
からなる。第1の部材101は回転防止用固定部材10
8を固着しており、第1の部材101は回転防止用固定
部材108で上記第1または第2の装置に固定される。
第1のレンズ104は第1の部材101の下面部に固定
されている。第1の端子103は第1の部材101の上
面部であって、第1のレンズ104の光軸107上に固
定されている。また、第2の部材102は、光軸107
を回転中心として第1の部材101に対して回転自在に
取り付けられている。第2のレンズ105はその第2の
レンズ105の光軸が光軸107と一致するように第2
の部材102の上面部に固定されている。ここで、第2
の部材102の上面部は第1の部材101の下面部に面
する。第2の端子106は第2の部材102の下面部で
あって、光軸107上に固定されている。回転防止用固
定部材108は第1の部材101に固着されている。
れた光ファイバーケーブルからの出力光は、第1の端子
103から第1のレンズ104へ拡散されて出力され
る。第1のレンズ104に入射された出力光は光軸10
7に平行な光として第2のレンズ105へ出力する。第
2のレンズ105は入射されたこの光軸107に平行な
出力光を第2の端子106で集光させるように第2の端
子106へ出力する。第2の端子106はこの集光され
た出力光を第2の端子106に接続された光ファイバー
ケーブルに出力する。
0を参照すると、第1の端子103からの出力光をレン
ズ群109を用いて第2の端子106に集光することに
より、第1の端子103と第2の端子106との間の光
接続を行う機能を有する。ここで、レンズ群109は図
8および図9に示す第1の部材101と第2のレンズ1
05からなる。
ップリングは1回線のみの光接続を可能にしている。
リングが望まれている。
線の光接続が可能な光スリップリングを提供することに
ある。
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()付きで、番号、記号
等が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応
の技術的事項と実施の複数・形態のうち少なくとも1つ
の技術的事項との一致・対応関係を明白にしているが、
その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技術的事項
に限定されることを示すためのものではない。
ると、少なくとも1つのレンズを含むレンズ部(13,
24)と、固定された第1の部材(2)と、レンズ部
(13,24)の光軸(13a)を回転中心として回転
自在に第1の部材(2)に取り付けられた第2の部材
(3)とを備え、第1の部材(2)は、レンズ部(1
3,24)の光軸(13a)上の第1の点に固定された
第1の端子(17)と、レンズ部(13,24)の光軸
(13a)上を除く第2の点に固定された第2の端子
(18)と、第1の部材(2)内に設けられ、第1の部
材(2)の第2の端子(18)から伸びる第1のケーブ
ル(19)とを有し、第2の部材(3)は、レンズ部
(13,24)の光軸(13a)上であって、第1の端
子(17)から出力されてレンズ部(13,24)に入
射する光の焦点に設けられた第3の端子(27)と、レ
ンズ部(13,24)の光軸(13a)上を除く第3の
点に固定された第4の端子(28)と、第2の部材
(3)内に設けられ、第2の部材(3)の第4の端子
(28)から伸びる第2のケーブル(29)とを有し、
ここで、第1の点は、第3の端子(27)から出力され
てレンズ部(13,24)に入射する光の焦点であっ
て、第1の部材(2)の第1の端子(17)と第2の部
材(3)の第3の端子(27)のいずれか一方から入力
される第1の光信号(33)はレンズ部を介して他方に
出力され、第1のケーブル(19)の端部と、第2のケ
ーブル(29)の端部はレンズ部(13,24)の光軸
(13a)上で対向して非接触で設けられ、第1の部材
(2)の第2の端子(18)と第2の部材(3)の第4
の端子(28)のいずれか一方から入力される第2の光
信号(34)は第1のケーブル(19)および第2のケ
ーブル(29)を介して他方に出力される光スリップリ
ングを提供する。
部(13,24)は、第1の部材(2)に固定された第
1のレンズ(13)と、第2の部材(3)に固定された
第2のレンズ(24)からなり、第1のレンズ(13)
と、第2のレンズ(24)の光軸(13a)が一致して
いる。
レンズ(13)を第1のレンズ(13)の光軸(13
a)で貫通する第1の孔部(20)と、第2のレンズ
(24)を第2のレンズ(24)の光軸(13a)で貫
通する第2の孔部(30)とをさらに有し、第1のケー
ブル(19)は、第1のケーブル(19)の端部が第2
のレンズ(24)に対向するように第1の孔部(20)
の内部に配置されており、第2のケーブル(29)は、
第2のケーブル(29)の端部が第1のレンズ(13)
に対向するように第2の孔部(30)の内部に配置され
ている。
部(43,63)は、第1の部材(41,61)および
第2の部材(42,62)いずれかに固定されている。
スリップリングの第1の実施形態を示す。図1は、本発
明における光スリップリングの第1の実施形態の正面断
面図を示す。図2は、この左側面図を示す。
材2と第2の部材3から構成される。第1の部材2内部
は中空である。第1の部材2は円柱状の第1の円柱部1
1と第2の円柱部12とから構成される。第2の円柱部
12の側面外面部の径は第1の円柱部11の側面外面部
の径よりも小さい。第1の円柱部11の下面部は第2の
円柱部12の上面部に固定されている。ここで、第2の
円柱部12からみた第1の円柱部11の向きを上部とす
る。第1の円柱部11と第2の円柱部12の中心軸は一
致している。
2の円柱部12の下面部に設けられている。第1のレン
ズ固定部材14は第1の円柱部11に固定されており、
第1のレンズ13の光軸13aが第1の円柱部11およ
び第2の円柱部12の中心軸と実質的に一致するように
第1のレンズ13を固定している。
1の上面部にボルトのような固定部材16を用いて固定
されている。第1の端子17は、固定部15の中心部で
あって、光軸13a上に固定されている。第1の端子1
7は光信号を光出力部17aから出力する。また、第1
の端子17は光出力部17aから光信号が入力されるこ
とも可能である。他に、第1の端子17は第1のレンズ
13の下側から光軸13aと平行な光が入射された場合
に、その第1のレンズ13から出力される光の焦点が光
出力部17aと実質的に同じ位置となるように配置され
る。第2の端子18は、固定部15の中心部を除く場所
に固定されている。
ァイバーケーブル19の一端は第2の端子18と接続さ
れており、光ファイバーケーブル19の他端は、第1の
レンズ13の光軸13aを貫通する第1の孔部20の内
部を通って第2の円柱部12下面部に至る。
は、光軸13aに対して垂直外側に伸びる回転防止用固
定部材21が設けられている。この回転防止用固定部材
21は、第1の部材2を取り付ける装置に対して第1の
部材2自身が回転しないように設けられている。
材3は、円柱状の第3の円柱部22と第4の円柱部23
から構成される。第3の円柱部22の上面部は第2の円
柱部12の下面部と非接触で対向している。第3の円柱
部22の上面部は第4の円柱部23の下面部に固定され
ており、第4の円柱部23は第3の円柱部22に対して
上方に伸びている。第3の円柱部22と第4の円柱部2
3の中心軸は一致している。第3の円柱部22の側面外
面部の径と第4の円柱部23の側面外面部の径は、第1
の円柱部11の側面外面部の径とほぼ等しい。第4の円
柱部23は中空部分を有し、第4の円柱部23の側面内
面部の径は第2の円柱部12の側面外面部の径よりも大
きい。また、第4の円柱部23の上下方向の長さは第2
の円柱部12の上下方向の長さとほぼ等しい、または第
2の円柱部12の上下方向の長さよりも短い。
柱部23の側面内面部に設けられている。また、シール
ドラジアル玉軸受け31は第2の円柱部12の側面外面
部に接する。ここで、シールドラジアル玉軸受け31
は、第2の部材3の第3の円柱部22および第4の円柱
部23の中心軸と第1の部材2の11および第2の円柱
部12の中心軸が光軸13aと同じであって、第2の部
材3を第1の部材2に対して光軸13aを中心として回
転自在となるように取り付けている。また、上下方向に
対してシールドラジアル玉軸受け31は第2の部材3を
第1の部材2に対して固定している。
は、光軸13aに対して垂直外側に伸びる回転防止用固
定部材32が固定されている。この回転防止用固定部材
32は、第2の部材3を取り付ける装置に対して第2の
部材3自身が回転しないように設けられている。
3の円柱部22の上面部に設けられている。第3の円柱
部22に固定された第2のレンズ固定部材25は、第2
のレンズ24の光軸が光軸13aと一致するように第2
のレンズ24を第3の円柱部22に固定している。
2の下面部に図示しない固定部材を用いて固定されてい
る。第3の端子27は、固定部26の中心部であって、
光軸13a上に固定されている。第3の端子27は第1
の端子17からの光信号を光入力部27aで入力され
る。また、第3の端子27は光入力部27aから光信号
を出力する。他に、第3の端子27は第2のレンズ24
の上側から光軸13aと平行な光が入射された場合に、
その第2のレンズ24から出力される光の焦点が光入力
部27aと実質的に同じ位置となるように配置される。
第4の端子28は、固定部26の中心部を除く場所に固
定されている。
ァイバーケーブル29の一端は第4の端子28と接続さ
れており、光ファイバーケーブル29の他端は、第2の
レンズ24の光軸を貫通する第2の孔部30の内部を通
って第3の円柱部22上面部に至る。
第1の実施形態の動作を説明する。
の第1の実施形態の概念図、図4は、その断面図、図5
は第1の部材と第2の部材との間での光信号の伝達を示
した図である。ここで、本発明における光スリップリン
グの第1の実施形態では、第1の端子17から出力され
た光が第3の端子27へ入力される第1チャネルと、第
4の端子28から出力された光が第2の端子18へ入力
される第2チャネルからなる。
17は、第1の端子17と接続されている光ファイバー
ケーブルAからの光信号を出力光33として、光出力部
17aから第1のレンズ13へ向かって拡散して出力す
る。この出力光は第1の部材2内部を通って第1のレン
ズ13に入射される。第1のレンズ13はこの出力光を
光軸13aにほぼ平行な光にして第2の部材3に固定さ
れている第2のレンズ24へ出力する。第2のレンズ2
4に入射されたこの固定部15aに平行な出力光33
は、第2の部材3内部を通って第3の端子27の光入力
部27aで集光されるように第2のレンズ24から出力
される。第2のレンズ24aで集光された出力光33
は、回転防止用固定部材21と接続されている光ファイ
バーケーブルA’へと至る。
28は、第4の端子28と接続されている光ファイバー
ケーブルB’からの光信号34を、第2の孔部30内部
に設けられた光ファイバーケーブル29の端部に出力す
る。
ァイバーケーブル29の端部は第1の孔部20内に設け
られた光ファイバーケーブル19の端部に面し、また、
光ファイバーケーブル29の端部と光ファイバーケーブ
ル19の端部とは近接して設けられている。このため、
光信号34は、光ファイバーケーブル29の端部から光
ファイバーケーブル19の端部へ、ほぼ拡散することな
く通過する。光ファイバーケーブル19の端部から入射
されたこの光信号34は、光ファイバーケーブル19を
介して第2の端子18に至り、第2の端子18と接続さ
れている光ファイバーケーブルBに出力される。
の第1の実施形態では、第1の端子17から出力された
光信号が第3の端子27へ入力され、第4の端子28か
ら出力された光信号が第2の端子18に入力されている
が、第3の端子27から出力された光信号が第1の端子
17へ入力される、または第2の端子18から出力され
た光信号が第4の端子28に入力される動作も可能であ
る。
実施形態は、2回線の光接続が可能であるという効果を
有する。
第2の実施形態を以下に示す。
の第2の実施形態の正面断面図である。
ップリングの第2の実施形態は、円柱状の第1の部材4
1と第2の部材42から構成される。第1の部材41と
第2の部材42は光を透過させることが可能である。第
1の部材41の下面部と第2の部材42の上面部とは離
れている。ここで、上方は第2の部材42から見た第1
の部材41の向きを示す。また、第1の部材41の下面
部は第2の部材42の上面部に近接して面している。第
2の部材42は第1の部材41に対して第1の部材41
の中心軸を中心として回転自在に取り付けられている。
この第1の部材41と第2の部材42との間の取り付け
構造は、本発明の第1の実施形態と同様である。このた
め、第1の部材41と第2の部材42の中心軸はほぼ一
致している。
43は、レンズ部43の光軸43aが第1の部材41お
よび第2の部材42の回転軸と一致するように第2の部
材42内部に固定されている。
部であって、光軸43a上に固定されている。第1の端
子44上部は第1の部材41外部からの光ファイバーケ
ーブル(図示せず)と接続される。第1の端子44と接
続されている光ファイバーケーブルを介して第1の端子
44へ入力された光信号は、第1の端子44下部にある
光出力部44aから下方へ拡散されて出力される。
部であって、光軸43a上とは異なる場所に固定されて
いる。第2の端子45の上部は、第1の部材41外部か
らの光ファイバーケーブル(図示せず)と接続される。
また、第2の端子45の下部は第1の部材41内で光フ
ァイバーケーブル46の一端と接続されている。光ファ
イバーケーブル46の他端は光軸43aであって、第1
の部材41の下面部から上方に設けられた第1の孔部4
7内部を介して第1の部材41下面部へ至る。
部であって、光軸43a上に固定されている。第3の端
子48の下部は光ファイバーケーブル(図示せず)と接
続される。第3の端子48の上部は光入力部48aを有
する。ここで、第3の端子48は、光軸43aから拡散
して出力された光信号が、レンズ部43によって集光さ
れるときの焦点にほぼ一致するように配置される。これ
により、第3の端子48は、光軸43aから出力された
光信号を光軸43aで取得して、光入力部48a下部に
接続された光ファイバーケーブルに伝える。
部であって、光軸43a上とは異なる場所に固定されて
いる。第4の端子49の下部は、第4の端子49外部か
らの光ファイバーケーブル(図示せず)と接続される。
また、第4の端子49の上部は第2の部材42内で光フ
ァイバーケーブル50の一端と接続されている。光ファ
イバーケーブル50の他端は光軸43aであって、第2
の部材42の上面部から下方に設けられた第2の孔部5
1内部を介して第2の部材42上面部へ至る。また、光
ファイバーケーブル50はレンズ部43とは離れて設け
られているが、レンズ部43に光ファイバーケーブル5
0を通過可能な孔部を有し、この孔部内部に光ファイバ
ーケーブル50の一部が配置される構成も可能である。
第2の実施形態の動作を説明する。ここで、本発明にお
ける光スリップリングの第2の実施形態では、第1の端
子44から出力された光が第3の端子48へ入力される
第1チャネルと、第4の端子49から出力された光が第
2の端子45へ入力される第2チャネルからなる。
44は、第1の端子44と接続されている光ファイバー
ケーブル(図示せず)からの光信号を、光出力部44a
からレンズ部43へ向かって拡散して出力する。この出
力光は第1の部材41および第2の部材42内部を通っ
てレンズ部43に入射される。レンズ部43に入射され
たこの光信号は、第2の部材42内部を通って第3の端
子48の光入力部48aで集光されるようにレンズ部4
3から出力される。光入力部48aで集光された光信号
は、第3の端子48と接続されている光ファイバーケー
ブル(図示せず)へと至る。
49は、第4の端子49と接続されている光ファイバー
ケーブル(図示せず)からの光信号を、第2の孔部51
内部に設けられた光ファイバーケーブル50の端部に出
力する。光ファイバーケーブル50の端部は第1の孔部
47内に設けられた光ファイバーケーブル46の端部に
面し、また、光ファイバーケーブル50の端部と光ファ
イバーケーブル46の端部とは近接して設けられてい
る。このため、光信号は、光ファイバーケーブル50の
端部から光ファイバーケーブル46の端部へ、ほぼ拡散
することなく通過する。光ファイバーケーブル46の端
部から入射されたこの光信号は、光ファイバーケーブル
46を介して第2の端子45に至り、第2の端子45と
接続されている光ファイバーケーブル(図示せず)に出
力される。
の第2の実施形態では、第1の端子44から出力された
光信号が第3の端子48へ入力され、第4の端子49か
ら出力された光信号が第2の端子45に入力されている
が、第3の端子48から出力された光信号が第1の端子
44へ入力される、または第4の端子49から出力され
た光信号が第2の端子45に入力される動作も可能であ
る。
実施形態も、2回線の光接続が可能であるという効果を
有する。
第3の実施形態を以下に示す。本発明における光スリッ
プリングの第3の実施形態は、本発明における光スリッ
プリングの第2の実施形態と比べて、レンズ部63の設
けられている位置が異なる。
の第3の実施形態の正面断面図である。
ップリングの第3の実施形態は、円柱状の第1の部材6
1と第2の部材62から構成される。第1の部材61と
第2の部材62は光を透過させることが可能である。第
1の部材61の下面部と第2の部材62の上面部とは離
れている。ここで、上方は第2の部材62から見た第1
の部材61の向きを示す。また、第1の部材61の下面
部は第2の部材62の上面部に近接して面している。第
2の部材62は第1の部材61に対して第1の部材61
の中心軸を中心として回転自在に取り付けられている。
この第1の部材61と第2の部材62との間の取り付け
構造は、本発明の第1の実施形態と同様である。このた
め、第1の部材61と第2の部材62の中心軸はほぼ一
致している。
63は、レンズ部63の光軸63aが第1の部材61お
よび第2の部材62の回転軸と一致するように第1の部
材41内部に固定されている。
部であって、光軸63a上に固定されている。第1の端
子64上部は第1の部材61外部からの光ファイバーケ
ーブル(図示せず)と接続される。第1の端子64と接
続されている光ファイバーケーブルを介して第1の端子
64へ入力された光信号は、第1の端子64下部にある
光出力部64aから下方へ拡散されて出力される。
部であって、光軸63a上とは異なる場所に固定されて
いる。第2の端子65の上部は、第1の部材61外部か
らの光ファイバーケーブル(図示せず)と接続される。
また、第2の端子65の下部は第1の部材61内で光フ
ァイバーケーブル66の一端と接続されている。光ファ
イバーケーブル66の他端は光軸63aであって、第1
の部材61の下面部から上方に設けられた第1の孔部6
7内部を介して第1の部材61下面部へ至る。また、光
ファイバーケーブル66はレンズ部63とは離れて設け
られているが、レンズ部63に光ファイバーケーブル6
6を通過可能な孔部を有し、この孔部内部に光ファイバ
ーケーブル70の一部が配置される構成も可能である。
部であって、光軸63a上に固定されている。第3の端
子68の下部は光ファイバーケーブル(図示せず)と接
続される。第3の端子68の上部は光入力部68aを有
する。ここで、第3の端子68は、光軸63aから拡散
して出力された光信号が、レンズ部63によって集光さ
れるときの焦点にほぼ一致するように配置される。これ
により、第3の端子68は、光軸63aから出力された
光信号を光軸63aで取得して、光入力部68a下部に
接続された光ファイバーケーブルに伝える。
部であって、光軸63a上とは異なる場所に固定されて
いる。第4の端子69の下部は、第4の端子69外部か
らの光ファイバーケーブル(図示せず)と接続される。
また、第4の端子69の上部は第2の部材62内で光フ
ァイバーケーブル70の一端と接続されている。光ファ
イバーケーブル70の他端は光軸63aであって、第2
の部材62の上面部から下方に設けられた第2の孔部7
1内部を介して第2の部材62上面部へ至る。
第3の実施形態の動作を説明する。ここで、本発明にお
ける光スリップリングの第3の実施形態では、第1の端
子64から出力された光が第3の端子68へ入力される
第1チャネルと、第4の端子69から出力された光が第
2の端子65へ入力される第2チャネルからなる。
64は、第1の端子64と接続されている光ファイバー
ケーブル(図示せず)からの光信号を、光出力部64a
からレンズ部63へ向かって拡散して出力する。この出
力光は第1の部材61内部を通ってレンズ部63に入射
される。レンズ部63に入射されたこの光信号は、第1
の部材61および第2の部材62内部を通って第3の端
子68の光入力部68aで集光されるようにレンズ部6
3から出力される。光入力部68aで集光された光信号
は、第3の端子68と接続されている光ファイバーケー
ブル(図示せず)へと至る。
69は、第4の端子69と接続されている光ファイバー
ケーブル(図示せず)からの光信号を、第2の孔部71
内部に設けられた光ファイバーケーブル70の端部に出
力する。光ファイバーケーブル70の端部は第1の孔部
67内に設けられた光ファイバーケーブル66の端部に
面し、また、光ファイバーケーブル70の端部と光ファ
イバーケーブル66の端部とは近接して設けられてい
る。このため、光信号は、光ファイバーケーブル70の
端部から光ファイバーケーブル66の端部へ、ほぼ拡散
することなく通過する。光ファイバーケーブル66の端
部から入射されたこの光信号は、光ファイバーケーブル
66を介して第2の端子65に至り、第2の端子65と
接続されている光ファイバーケーブル(図示せず)に出
力される。
の第3の実施形態でも、第1の端子64から出力された
光信号が第3の端子68へ入力され、第4の端子69か
ら出力された光信号が第2の端子65に入力されている
が、第3の端子68から出力された光信号が第1の端子
64へ入力される、または第4の端子69から出力され
た光信号が第2の端子65に入力される動作も可能であ
る。
実施形態も、2回線の光接続が可能であるという効果を
有する。
回線の光接続が可能であるという効果を有する。
形態の正面断面図を示す。
形態の左側面図を示す。
形態の概念図を示す。
形態の断面図を示す。
達を示した図である。
形態の正面断面図である。
形態の正面断面図である。
概略図である。
概略断面図である。
す概略断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも1つのレンズを含むレンズ部
と、固定された第1の部材と、前記レンズ部の光軸を回
転中心として回転自在に前記第1の部材に取り付けられ
た第2の部材とを備え、 前記第1の部材は、前記レンズ部の前記光軸上の第1の
点に固定された第1の端子と、前記レンズ部の前記光軸
上を除く第2の点に固定された第2の端子と、前記第1
の部材内に設けられ、前記第1の部材の前記第2の端子
から伸びる第1のケーブルとを有し、 前記第2の部材は、前記レンズ部の前記光軸上であっ
て、前記第1の端子から出力されて前記レンズ部に入射
する光の焦点に設けられた第3の端子と、前記レンズ部
の前記光軸上を除く第3の点に固定された第4の端子
と、前記第2の部材内に設けられ、前記第2の部材の前
記第4の端子から伸びる第2のケーブルとを有し、ここ
で、前記第1の点は、前記第3の端子から出力されて前
記レンズ部に入射する光の焦点であって、 前記第1の部材の前記第1の端子と前記第2の部材の前
記第3の端子のいずれか一方から入力される第1の光信
号は前記レンズ部を介して他方に出力され、 前記第1のケーブルの端部と、前記第2のケーブルの端
部は前記レンズ部の前記光軸上で対向して非接触で設け
られ、前記第1の部材の前記第2の端子と前記第2の部
材の前記第4の端子のいずれか一方から入力される第2
の光信号は前記第1のケーブルおよび前記第2のケーブ
ルを介して他方に出力される、 光スリップリング。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光スリップリングであ
って、 前記レンズ部は、前記第1の部材に固定された第1のレ
ンズと、前記第2の部材に固定された第2のレンズから
なり、前記第1のレンズと、前記第2のレンズの光軸が
一致している、 光スリップリング。 - 【請求項3】 請求項2に記載の光スリップリングであ
って、 前記第1のレンズを前記第1のレンズの光軸で貫通する
第1の孔部と、 前記第2のレンズを前記第2のレンズの光軸で貫通する
第2の孔部とをさらに有し、 前記第1のケーブルは、前記第1のケーブルの端部が前
記第2のレンズに対向するように前記第1の孔部の内部
に配置されており、 前記第2のケーブルは、前記第2のケーブルの端部が前
記第1のレンズに対向するように前記第2の孔部の内部
に配置されている、 光スリップリング。 - 【請求項4】 請求項1に記載の光スリップリングであ
って、 前記レンズ部は、前記第1の部材および第2の部材いず
れかに固定されている、 光スリップリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000123083A JP2001305381A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 光スリップリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000123083A JP2001305381A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 光スリップリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001305381A true JP2001305381A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18633455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000123083A Pending JP2001305381A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 光スリップリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001305381A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007120742A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-05-17 | Victor Co Of Japan Ltd | ロータリジョイント |
CN100448402C (zh) * | 2005-12-30 | 2009-01-07 | 上海西门子医疗器械有限公司 | 基于光纤数据传输的ct滑环系统 |
CN100460908C (zh) * | 2007-02-13 | 2009-02-11 | 中航光电科技股份有限公司 | 一种光纤旋转连接器 |
US7526155B2 (en) | 2006-09-14 | 2009-04-28 | Victor Company Of Japan, Limited | Rotary joint |
JP2009205118A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-09-10 | Victor Co Of Japan Ltd | ロータリジョイント |
KR101504092B1 (ko) | 2012-08-30 | 2015-03-19 | 주식회사 유나이브 | 플라스틱 광섬유 기반의 광 슬립링 |
US10281657B2 (en) * | 2015-04-15 | 2019-05-07 | Moog Inc. | Optical rotary electrical connection |
-
2000
- 2000-04-24 JP JP2000123083A patent/JP2001305381A/ja active Pending
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