JP2001304987A - ダイナモメータの冷却装置 - Google Patents
ダイナモメータの冷却装置Info
- Publication number
- JP2001304987A JP2001304987A JP2000121898A JP2000121898A JP2001304987A JP 2001304987 A JP2001304987 A JP 2001304987A JP 2000121898 A JP2000121898 A JP 2000121898A JP 2000121898 A JP2000121898 A JP 2000121898A JP 2001304987 A JP2001304987 A JP 2001304987A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dynamometer
- cooling fan
- packing
- cooling
- cooling device
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- Pending
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 漏れた冷却風による騒音を低減する。
【解決手段】 外周に冷却ファン１０の送風口１０ａか
らの送風方向と平行な溝１１ａを設けたパッキン１１を
冷却ファン１０のフランジ部１０ｂに張り付ける。
らの送風方向と平行な溝１１ａを設けたパッキン１１を
冷却ファン１０のフランジ部１０ｂに張り付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイナモメータ
の冷却装置に関するものである。
の冷却装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２〜図４は従来のダイナモメータの平
面図、正面図、及び側面図を示し、１は支持台、２は支
持台１上設けられた揺動軸受、３は揺動軸受２に油圧浮
揚等により揺動自在に支持された揺動部、４は揺動部３
に回転軸受５を介して回転自在に支持された回転部、６
は揺動部３から水平方向に突出した揺動アーム、７は支
持台１上に設けられ、揺動アーム６と連結されたロード
セル（荷重計）、８は揺動アーム６に着脱自在に連結さ
れる連結軸、９は連結軸８に着脱自在に吊り下げられる
重錘である。又、１０は揺動部３内に冷却風を送入する
冷却ファンであり、支持台１上に取り付けられている。
面図、正面図、及び側面図を示し、１は支持台、２は支
持台１上設けられた揺動軸受、３は揺動軸受２に油圧浮
揚等により揺動自在に支持された揺動部、４は揺動部３
に回転軸受５を介して回転自在に支持された回転部、６
は揺動部３から水平方向に突出した揺動アーム、７は支
持台１上に設けられ、揺動アーム６と連結されたロード
セル（荷重計）、８は揺動アーム６に着脱自在に連結さ
れる連結軸、９は連結軸８に着脱自在に吊り下げられる
重錘である。又、１０は揺動部３内に冷却風を送入する
冷却ファンであり、支持台１上に取り付けられている。
【０００３】上記構成の従来のダイナモメータにおい
て、揺動部３は揺動軸受２に揺動自在に支持されてお
り、回転部４に生じたトルクは反力として揺動部３が揺
動することにより、揺動アーム６を介してロードセル７
により検出される。重錘９は必要に応じて接続される。
又、冷却ファン１０は、図５に示すように、揺動部３が
揺動するために、揺動部３とは非接触となっており、揺
動部３の吸気口３ａに隙間１２を介して冷却ファン１０
の吸気口３ａとほぼ同じ大きさの送風口１０ａが対向配
置されている。送風口１０ａは周囲にフランジ部１０ｂ
を有している。
て、揺動部３は揺動軸受２に揺動自在に支持されてお
り、回転部４に生じたトルクは反力として揺動部３が揺
動することにより、揺動アーム６を介してロードセル７
により検出される。重錘９は必要に応じて接続される。
又、冷却ファン１０は、図５に示すように、揺動部３が
揺動するために、揺動部３とは非接触となっており、揺
動部３の吸気口３ａに隙間１２を介して冷却ファン１０
の吸気口３ａとほぼ同じ大きさの送風口１０ａが対向配
置されている。送風口１０ａは周囲にフランジ部１０ｂ
を有している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ダイナモメータにおいては、揺動部３と冷却ファン１０
が接触すると、トルク検出値に誤差が生じるために、揺
動部３と冷却ファン１０とは非接触となっており、両者
の間には隙間１２が設けられている。しかし、このため
に、冷却ファン１０の送風口１０ａから送り出された風
の一部が揺動部３の吸気口３ａに送入されず、隙間から
外部へ漏れることとなり、この漏れた風によって騒音が
発生した。
ダイナモメータにおいては、揺動部３と冷却ファン１０
が接触すると、トルク検出値に誤差が生じるために、揺
動部３と冷却ファン１０とは非接触となっており、両者
の間には隙間１２が設けられている。しかし、このため
に、冷却ファン１０の送風口１０ａから送り出された風
の一部が揺動部３の吸気口３ａに送入されず、隙間から
外部へ漏れることとなり、この漏れた風によって騒音が
発生した。
【０００５】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、揺動部の吸気口と冷却ファン
の送風口との間の隙間から漏れた風による騒音を低減す
ることができるダイナモメータの冷却装置を得ることを
目的とする。
めに成されたものであり、揺動部の吸気口と冷却ファン
の送風口との間の隙間から漏れた風による騒音を低減す
ることができるダイナモメータの冷却装置を得ることを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１に係
るダイナモメータの冷却装置は、冷却ファンの送風口の
周縁部の外側に送風口からの送風方向と平行に複数の溝
を設けたものである。
るダイナモメータの冷却装置は、冷却ファンの送風口の
周縁部の外側に送風口からの送風方向と平行に複数の溝
を設けたものである。
【０００７】請求項２に係るダイナモメータの冷却装置
は、冷却ファンの送風口の周縁部における上記溝部分を
パッキンにより形成し、このパッキンを冷却ファンの送
風口の周縁部に張り付けたものである。
は、冷却ファンの送風口の周縁部における上記溝部分を
パッキンにより形成し、このパッキンを冷却ファンの送
風口の周縁部に張り付けたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面とともに説明する。図１（ａ），（ｂ）はこの実施形
態によるダイナモメータの冷却装置の正面図及び側面図
を示し、冷却ファン１０の送風口１０ａは従来同様に隙
間１２を介して揺動部３の吸気口３ａに対向配置されて
いる。吸気口３ａと送風口１０ａはほぼ同じ大きさとな
っている。１１は送風口１０ａのフランジ部１０ｂに張
り付けられたパッキンであり、その内周形状は送風口１
０ａと同一であり、パッキン１１の外周形状はフランジ
部１０ｂの外周形状と基本的に同一である。ただし、パ
ッキン１１の外周には送風口１０ａから吸気口３ａへの
送風方向と平行な複数の溝１１ａが設けられている。そ
の他の構成は従来と同様である。
面とともに説明する。図１（ａ），（ｂ）はこの実施形
態によるダイナモメータの冷却装置の正面図及び側面図
を示し、冷却ファン１０の送風口１０ａは従来同様に隙
間１２を介して揺動部３の吸気口３ａに対向配置されて
いる。吸気口３ａと送風口１０ａはほぼ同じ大きさとな
っている。１１は送風口１０ａのフランジ部１０ｂに張
り付けられたパッキンであり、その内周形状は送風口１
０ａと同一であり、パッキン１１の外周形状はフランジ
部１０ｂの外周形状と基本的に同一である。ただし、パ
ッキン１１の外周には送風口１０ａから吸気口３ａへの
送風方向と平行な複数の溝１１ａが設けられている。そ
の他の構成は従来と同様である。
【０００９】上記構成において、送風口１０ａからの冷
却風は揺動部３の吸気口３ａへ送入されるが、従来同様
の隙間１２があるために従来同様の風量が外部へ漏れる
ことになる。この場合、パッキン１１の外側（フランジ
部１０ｂの外側）に複数の溝１１ａが設けられているの
で、この部分の通風面積が大きくなり、漏れた冷却風の
風圧が下がり、騒音が低減される。又、風圧を下げるた
めの溝１１ａは、単にパッキン１１に溝１１ａを設け、
このパッキン１１をフランジ部１０ｂに張り付けるだけ
で良いので製作が容易となる。
却風は揺動部３の吸気口３ａへ送入されるが、従来同様
の隙間１２があるために従来同様の風量が外部へ漏れる
ことになる。この場合、パッキン１１の外側（フランジ
部１０ｂの外側）に複数の溝１１ａが設けられているの
で、この部分の通風面積が大きくなり、漏れた冷却風の
風圧が下がり、騒音が低減される。又、風圧を下げるた
めの溝１１ａは、単にパッキン１１に溝１１ａを設け、
このパッキン１１をフランジ部１０ｂに張り付けるだけ
で良いので製作が容易となる。
【００１０】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項１によれ
ば、冷却ファンの送風口の周縁部の外側に送風口からの
送風方向と平行に複数の溝を設けており、漏れた冷却風
の通風面積が大きくなり、風圧が低下して騒音を小さく
することができる。
ば、冷却ファンの送風口の周縁部の外側に送風口からの
送風方向と平行に複数の溝を設けており、漏れた冷却風
の通風面積が大きくなり、風圧が低下して騒音を小さく
することができる。
【００１１】又、請求項２によれば、上記溝部分をパッ
キンに設け、このパッキンを冷却ファンの送風口の周縁
部に張り付けており、溝の形成が極めて容易となる。
キンに設け、このパッキンを冷却ファンの送風口の周縁
部に張り付けており、溝の形成が極めて容易となる。
【図１】この発明によるダイナモメータの冷却装置の正
面図及び側面図である。
面図及び側面図である。
【図２】従来のダイナモメータの平面図である。
【図３】従来のダイナモメータの正面図である。
【図４】従来のダイナモメータの側面図である。
【図５】従来のダイナモメータの冷却装置の側面図であ
る。
る。
３…揺動部 ３ａ…吸気口 １０…冷却ファン １０ａ…送風口 １０ｂ…フランジ部 １１…パッキン １１ａ…溝 １２…隙間
Claims (2)
- 【請求項１】 揺動部の吸気口に冷却ファンの送風口を
隙間を介して対向配置したダイナモメータの冷却装置に
おいて、冷却ファンの送風口の周縁部外側に送風口から
の送風方向と平行に複数の溝を設けたことを特徴とする
ダイナモメータの冷却装置。 - 【請求項２】 冷却ファンの送風口の周縁部における上
記溝部分をパッキンにより形成し、このパッキンを冷却
ファンの送風口の周縁部に張り付けたことを特徴とする
請求項１記載のダイナモメータの冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000121898A JP2001304987A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | ダイナモメータの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000121898A JP2001304987A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | ダイナモメータの冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001304987A true JP2001304987A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18632457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000121898A Pending JP2001304987A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | ダイナモメータの冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001304987A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008061468A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-13 | Shinko Electric Co Ltd | ダイナモ試験装置用回転電機 |
| JP2012528301A (ja) * | 2009-05-26 | 2012-11-12 | ホリバ ヨーロッパ ゲーエムベーハー | 温度制御式冷却ブロワを有する試験台 |
-
2000
- 2000-04-24 JP JP2000121898A patent/JP2001304987A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008061468A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-13 | Shinko Electric Co Ltd | ダイナモ試験装置用回転電機 |
| JP2012528301A (ja) * | 2009-05-26 | 2012-11-12 | ホリバ ヨーロッパ ゲーエムベーハー | 温度制御式冷却ブロワを有する試験台 |
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