JPS642096Y2 - - Google Patents

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JPS642096Y2
JPS642096Y2 JP16506283U JP16506283U JPS642096Y2 JP S642096 Y2 JPS642096 Y2 JP S642096Y2 JP 16506283 U JP16506283 U JP 16506283U JP 16506283 U JP16506283 U JP 16506283U JP S642096 Y2 JPS642096 Y2 JP S642096Y2
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JP
Japan
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impeller
motor
box body
casing
main plate
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JP16506283U
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English (en)
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JPS6073025U (ja
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主として空気調和機に使用される送
風装置に関する。
従来例の構成とその問題点 最近、空気調和機は、省スペースの面から薄型
化されてきているが、それに用いられる送風装置
について、薄型をはかるため、羽根車の内へモー
タを入れ込むようにしている。すなわち、第1〜
第2図に示すように、コの字形モータ支持台aの
中央にモータbを固定し、このモータbに直結し
て回転される羽根車cにて送風装置を構成してい
る。羽根車cのモータbの回転軸に固定される主
板c′には、モータbを覆う形状の凹部が形成して
あり、ボス近くに風穴c″を有している。ケーシン
グdは羽根車cの外周を被い羽根車cによる風を
導き、吹出口d1,d2より吹出す構造となつてい
る。次に風の流れを説明すると、まず羽根車cに
吸い込まれた空気は、遠心力にて円周方向へ吹き
出され、ケーシングdにより、風の性質を動圧か
ら静圧へと変換されながら、次第にいわゆる圧力
が高められ吐出口d1,d2より吹き出される。一
方、ケーシングd内の圧力は、第2図のeから
f、およびgからhへと圧力が高められ、主板
c′と天板jとのすきまiを通つて、h→e、f→
gへと空気が漏れ、ケーシングdの吐出口d1,d2
から出てゆくことなく、いわゆシヨートサーキツ
トを生じている。さらに、羽根車cの吸込側は負
圧になり、圧力の高い空気であるhとfの空気
は、主板c′の凹部の内側にはいりモータbを冷却
して、風穴c″へと抜けてゆく。
このような構造において、モータbが羽根車c
に覆われるため空気の流通が少なく、羽根車主板
c′と天板jとのすきまiを大きくとり、モータb
の冷却風量を大きくすると、前述のシヨートサー
キツトが一層大きくなるため、送風機効率が落ち
る。逆に前記すきまiを小さくすると、主板c′の
凹部分への風量供給が少なくなり、モータbが冷
却されず過熱し、巻線温度上昇値が高くなるとい
う欠点を有していた。
考案の目的 そこで本考案は、送風機の効率を落とさずにモ
ータの効果的な冷却を行なうことを目的とする。
考案の構成 この目的を達成するため本考案は、ケーシング
の舌部先端と羽根車の中心とを結ぶ線上付近より
羽根車の回転方向側に前記吐出口に至る略中央付
近までの範囲にわたつて段差用充填物を設け、圧
力差によるむだな空気の移動を遮断するものであ
る。
実施例の説明 以下本考案の一実施例を添付図面に従い説明す
る。
第3〜4図において、1は外板としての鉄板製
の箱体で天井埋込形空調機の外殻を成す。Bは単
一の吸込口であり、Aは吹出口で2ケ所ある。2
は箱体1を縦断して取りつけられるコの字形モー
タ支持台、3はモータ支持台2の中央に固定され
たモータ、4はモータ3に直結し回転される片吸
込式羽根車で、モータ3の回転軸に固定される主
板4aはモータ3を覆う形状の凹部4a′をもち、
かつ風穴4bがボス部付近に設けてある。5は、
羽根車4の円周方向をとり囲むような形状で吐出
口P1,P2を2ケ所もつ合成樹脂等のケーシング
である。5aは吐出口P1,P2を画定するケーシ
ング5の舌部先端を示し、羽根車4との間隙にお
いて渦を発生させ、吹出高圧側と舌部側低圧側の
遮断を行なう。6は、舌部先端5aと羽根車4の
中心とを結ぶ線X上より回転方向側に吐出口P1
に至る略中央点付近までの範囲にわたつて主板4
aに近接し、かつ箱体1に貼着した段差用充填物
で、舌部側平面つまり前記線上とモータ支持台2
とケーシング曲線で囲まれた平面を吹出側平面よ
り高くしてある。7は、熱交換器でケーシング5
の吐出口P1,P2より出た空気が通過する。
上記構成において、羽根車4により吸込口Bか
ら吸込まれた空気は、遠心力により羽根の外へ吹
き出されケーシング5に導かれ、動圧を静圧に変
換しながら次第に圧力を増し吐出口P1,P2から
出され、熱交換器7を通過し、箱体1の吹出口A
より外へ吹き出される。一方、羽根車4の羽根か
ら出た一部の空気は羽根車4の主板4aと箱体1
のすきまを通り、第4図のC地点からD地点へす
すもうとするが、段差用充填物6にさえぎられて
D地点へは流れず羽根車主板4a側へほとんど流
れてゆき、モータ3を冷却し、過熱を防ぐことが
できる。
考案の効果 以上の説明からも明らかなように本考案は、羽
根車に覆われて風の流通が少ないことによるモー
タの過熱に対し、羽根車と箱体のすきまのむだな
風の流れを遮断することにより送風機効率を落と
さずにモータの冷却を可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の送風装置の概略断面図、第2図
は第1図の−′線における断面図、第3図は
本考案の一実施例の送風装置を示す断面図、第4
図は第3図の−′線における断面図である。 1…箱体(外板)、2…モータ支持台、3…モ
ータ、4…羽根車、4a…主板、4a′…凹部、4
b…風穴、5…ケーシング、6…段差用充填物、
X…線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱体と、この箱体あるいはこの箱体に備えたモ
    ータ支持台に固定されたモータと、前記モータを
    覆う形状の凹部と風穴をもつ主板を有する片吸込
    式羽根車と、単一または複数個の吐出口をもち前
    記羽根車の外周を被うケーシングとより成り、前
    記吐出口を形成するケーシング舌部先端と前記羽
    根車の中心とを結ぶ線上付近より羽根車の回転方
    向側に前記吐出口に至る略中央付近までの範囲に
    わたつて前記主板に近接し、かつ前記箱体上に固
    着された段差用充填物を設け、この段差用充填物
    の舌部側平面を他の部分より高くした送風装置。
JP16506283U 1983-10-25 1983-10-25 送風装置 Granted JPS6073025U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16506283U JPS6073025U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 送風装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16506283U JPS6073025U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 送風装置

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Publication Number Publication Date
JPS6073025U JPS6073025U (ja) 1985-05-23
JPS642096Y2 true JPS642096Y2 (ja) 1989-01-18

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ID=30361715

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JP16506283U Granted JPS6073025U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 送風装置

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US9386932B2 (en) 2012-10-29 2016-07-12 Microsoft Technology Licensing, Llc Wearable personal information system

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JPS6073025U (ja) 1985-05-23

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