JP2001304736A - 保冷車用簡易軽量間仕切り - Google Patents

保冷車用簡易軽量間仕切り

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JP2001304736A
JP2001304736A JP2000115424A JP2000115424A JP2001304736A JP 2001304736 A JP2001304736 A JP 2001304736A JP 2000115424 A JP2000115424 A JP 2000115424A JP 2000115424 A JP2000115424 A JP 2000115424A JP 2001304736 A JP2001304736 A JP 2001304736A
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Toshio Sakagami
利雄 坂上
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Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保冷車のコンテナ内部に設けられ、コンテナ
内部を2以上の複数の部屋に仕切る間仕切りであって、
その軽量化を図り、作業性の良好な、簡易軽量化した間
仕切りの提供。 【解決手段】 保冷車のコンテナ室内を2以上の部屋に
仕切る間仕切りであって、その中央部で垂直方向に2分
割されて折りたたみ収納可能とする板状シートからなる
間仕切りにおいて、上記板状シートを、断熱性を有する
硬質発泡板からなる芯部材、前記芯部材を覆う緩衝性を
有する軟質発泡層、さらに軟質発泡層を覆う表面層とし
て織布層を設けた層構造とし、上記板状シートの上下左
右の4面にパッキング縁部を設けたこと、を特徴とする
保冷車用簡易軽量仕切りである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍・冷蔵車等の
保冷車のコンテナ内部を、例えば前後2室以上の複数室
に間仕切ることが可能な、簡易軽量間仕切りに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、保冷車のコンテナ内部を2以上の
複数の部屋に分割し、例えば、冷凍肉や冷凍魚介類等の
ように、冷凍状態を維持したまま搬送しなければならな
い冷凍保存品と、新鮮生野菜や果物、清涼飲料水等のよ
うに、冷蔵状態を維持したまま搬送しなければならない
冷蔵保存品とを、それぞれに保冷温度の異なる荷物を収
納し輸送することが行なわれている。
【0003】そのために、コンテナ室内を複数個の部屋
に分割するための間仕切りが使用されているが、このよ
うなコンテナの間仕切りの構造は、通常は、コンテナ室
内の天井部にアルミ板または鉄板等で間仕切りを作成
し、固定して、未使用時に上方に跳ね上げて収納するも
の、前後摺動式で横開き式のもの、あるいは使用時に所
定個所にビス等で取り付け、非使用時には取りはずして
収納し得る、取り外し式のもの等が種々提案されてい
る。
【0004】この従来の間仕切り構造のうち、跳ね上げ
式あるいは横開き式等の固定のものは、間仕切りの回転
のために、その前方に大きな空間を設けなければなら
ず、作業効率が悪いものである。そのうえ、跳ね上げ式
のものにあっては、使用頻度が多くなると、固定部が破
損し、アルミ版または鉄板等が落下する等の危険性があ
る。また、取り外し式のものは、荷物の出し入れのたび
に取り外さねばならず、そのための作業時間を要し、全
体的に作業効率が悪く、また取り外した後の収納場所の
確保にも問題がある。
【0005】加えて、これらの間仕切りは、コンテナ内
部であらかじめ決められた個所において間仕切りを行な
うものであり、コンテナ室を分割する場合に、積載する
荷物の量の多少により分割された部屋の広さを調整し得
る自由度がないといった制約があり、積載する物品によ
ってはデッドスペースの発生が認められる。
【0006】最近、これらの問題を解決するために、水
平方向に2分割にされた断熱性シート状物を、コンテナ
室内に設け、当該シート状物をコンテナに設けられてい
るラッシングレールとベルトにより固定し、コンテナ室
内を複数の部屋に分割し、非使用時にはコンテナの天井
面に固定収納する間仕切りが提案されている(特開平9
−236379)。
【0007】また別の間仕切り構造として、垂直方向に
2分割された折り畳み方式の断熱シート状物とし、前記
と同様に当該シート状物をコンテナに設けられているラ
ッシングレールとベルトにより固定し、コンテナ室内を
複数の部屋に分割し、非使用時には折りたたんで収納し
ておく取り外し式の間仕切りも提案されている。
【0008】この新たに提案されている間仕切りのコン
テナ内への設置は、間仕切りに設けたベルトを、コンテ
ナ内の両サイドの壁面に設けられているラッシングレー
ルに固定し、緊締することに行われており、コンテナ内
部を所望の個所で複数室に分割でき、その収納も容易で
ある利点を有している。しかしながらその自重がいまだ
十分なものとはいえず、特に女性ドライバーにとってそ
の操作が容易な、軽量化された間仕切りの開発が求めら
れていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
上記の問題点を解消したものであり、コンテナ内部に設
けられる折り畳み式の間仕切りにおいて、その軽量化を
図り、作業性の良好な、軽量簡易化間仕切りを提供する
ことを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めの請求項1に記載の間仕切りは、その中央部で水平方
向に2分割されて折りたたみ収納を可能とする板状シー
トからなり、上記板状シートを、断熱性を有する硬質発
泡板からなる芯部材、前記芯部材を覆う緩衝性を有する
軟質発泡層、さらに軟質発泡層を覆う表面層として織布
層を設けた層構造とし、上記板状シートの上下左右の4
面にパッキング縁部を設けたこと、を特徴とする保冷車
用簡易軽量間仕切りである。
【0011】すなわち、本発明が提供するコンテナ室内
を2以上の部屋に分割する間仕切りは、特にその中央部
で水平方向に2分割されて折りたたみ収納を可能とする
板状シートからなるが、その軽量化と強度を確保するた
めに、当該板状シートとしての芯部材に硬質発泡板を内
包させ、その周囲を軟質発泡層により緩衝性を持たせ、
さらに外面となる表面に丈夫な織布を積層させたこと、
さらに、当該板状シートの上下左右の4面には、コンテ
ナ内部に立て込む際に壁、床、天井に接する部分のパッ
キング効果を有するパッキング縁部を設けて、各室への
冷気の流れを防止した点に特徴を有するものである。
【0012】そのために、本発明の間仕切りにおいて、
その芯部材となる硬質発泡板としては、硬質ポリウレタ
ンフォーム、ポリスチレンフォーム等が使用でき、断熱
性の点を考慮すると、硬質ポリウレタンフォームが好ま
しい。そのなかでも、密度が35kg/m3以下であ
り、圧縮強さが10N/cm2(JIS A9511に
よる)以上である硬質ポリウレタンフォームが好まし
い。密度が35kg/m3を超えると、重くなってハン
ドリング性が悪化し、また圧縮強さが10N/cm2
満であると、衝撃によって変形し易くなる。
【0013】かかる硬質ポリウレタンフォームを芯部材
として使用することにより、よりすぐれた断熱性が確保
され、この間仕切りにより隣り合った部屋であっても、
一方を冷凍室、他方を冷蔵室として使用することが可能
となるのである。
【0014】その断熱性を確保するために、芯部材とし
ての硬質ポリウレタンフォームの厚さは、20mm以上
であることが好ましく、さらに軽量化のために50mm
以下であることが好ましい。また、硬質ポリウレタンフ
ォームの両面に、紙、不織布、ポリエチレンフィルム、
ポリエチレンフタレートフィルム、アルミ箔等の単層シ
ート、またはこれらの積層シートを貼り付けた硬質発泡
板とすることにより、低温、湿気、衝撃等による変形を
抑えることができ、好ましいものである。
【0015】一方、本発明の間仕切りにおいて、上記の
芯部材を覆う軟質発泡層としては、その軽量性、永久歪
みが小さいことから、軟質ポリウレタンフォームが好ま
しく、なかでもその硬度が50N〜300N(JIS
K6401による)である軟質ポリウレタンフォームか
らなることが好ましい。硬度が50N未満、または30
0Nを超える場合には、緩衝効果が小さくなる傾向があ
る。すなわち、かかる軟質ポリウレタンフォームが、芯
部材を覆って積層されることにより、硬質ポリウレタン
の芯部材に対して緩衝材として作用し、またコンテナ内
に積載する荷物を破損等から保護するのである。そのた
めに、軟質ポリウレタンフォームの厚さは、3〜20m
mが好ましく、3mm未満では緩衝効果が小さく、20
mmを超えると全体を厚くしなければならず、好ましい
ものではない。
【0016】また、本発明が提供する保冷車用簡易軽量
間仕切りにおいては、板状シートの最表面層としての織
布が、キャンバス布、帆布、またはゴム引き布であるこ
とが好ましい。
【0017】かかる丈夫な織布を表面層に積層すること
により、本発明が提供する間仕切りの強度が確保でき、
また見え栄えも良好なものとなる。したがって、そのよ
うな織布の中でも、本発明が提供する間仕切りにあって
は、防水性や強度の面から、ゴム引き布を最表面層とす
るのが、特に好ましいものである。
【0018】また、本発明の間仕切りにあっては、その
板状シート構造の上下左右の4面には、コンテナ内部に
立て込む際に壁、床、天井に接する部分のパッキング効
果を有するパッキング縁部が設けられるが、かかる縁部
を設けたことにより、コンテナの内面(天井面、各内側
面、床面)と板状シート構造との間に隙間が生じること
を防止できる。請求項2に記載の本発明は、このような
パッキング縁部としての構造が、内部に軟質ポリウレタ
ンフォームを有し、その周囲を織布、特にゴム引き布で
覆った構造としたことに特徴を有する。かかる特徴を有
することにより、軟質ポリウレタンフォームの弾性を利
用して、間仕切りを密着させることとなる。
【0019】その際、軟質ポリウレタンフォームの硬度
は、下部において100〜300N(JIS K640
1による)が好ましい。100N未満では、得られる間
仕切りの自重により、その下部にて沈み込みが発生し、
300Nを超える場合には、パッキング効果が小さいも
のとなる。また、軟質ポリウレタンフォームの硬度は、
上部および側部では50〜150N程度のものであるこ
とが好ましい。
【0020】また、請求項3に記載の発明は、上記のよ
うに構成された間仕切り構造を、非使用時にその中央部
で垂直方向に2分割されて折り畳んで収納する場合に、
その補強として、板状シートの中央部における折り曲げ
部に、さらにゴム引き布を貼着した保冷車用簡易軽量間
仕切りである。
【0021】以上のようにして提供される本発明の間仕
切り構造にあっては、そのコンテナ内部への取り付け
は、請求項4に記載するように、間仕切りの板状シート
構造の表面に設けられたベルト通しを通したベルトを、
該ベルト両端の係止部材によりコンテナ内部のラッシン
グレールへ掛止させ、ベルトに設けたラチェットバック
ル、あるいはカムバックルの緊締によって行われるので
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、図面に示した実施の形態
に基づき、本発明をさらに詳細に説明する。図1に、本
発明が提供する間仕切りについて、具体的一実施例に基
づくその正面からの斜視図を示した。図中において、1
は本実施例の形態に係る保冷車用簡易軽量間仕切りであ
り、該間仕切り1は、その中央部4で垂直方向に2分割
されて折りたたみ収納可能とする、左右2枚のシート状
物2,3から構成され、板状シートの上下左右の面に
は、それぞれパッキング縁部5、5’、6、6’、7、
7’を設けてある。
【0023】すなわち、本実施の形態に係る間仕切り1
は、コンテナ内に設置され、コンテナ内部を2室以上に
分割するものであるが、その非使用時には、コンテナ内
において中央部4で折りたたみ収納され、積載する物品
の出し入れ作業時に邪魔にならないようにされる。ま
た、コンテナ内に設置した場合に、間仕切り1の上下左
右の面とコンテナの内壁面(天井面、各内側面、底面)
との間に隙間が生じることを防止し得るように、パッキ
ング縁部5、5’、6、6’、7、7’を設けているの
である。
【0024】本発明の間仕切り1にあっては、保冷車の
コンテナ内部を間仕切りし、分割された個々の部屋の温
度状態を一定に保つために、隔壁となる間仕切りの素材
としては、断熱性を有するものであることが要求され
る。加えて、本発明の間仕切りは、操作性の簡便さを確
保するため、その軽量化を図ったことを特徴とする。し
たがって、シート状物2、3のそれぞれは、断熱性を有
する硬質発泡板を芯部材とし、当該芯部材を覆う緩衝性
を有する軟質発泡層と、さらにその軟質発泡層を覆う表
面層として織布層を設けた積層構造物として構成されて
いる。またパッキング縁部5、5’、6、6’、7、
7’にあっても、コンテナ内面と間仕切り1との密着性
を確保するため、内部に軟質ポリウレタンフォームを有
し、その周囲を織布で覆った構造として構成されてい
る。
【0025】図2に、図1のA−A線に沿って切断した
部分断面図を示した。すなわち、本発明の間仕切り1を
構成するシート状物2は、その芯部材として断熱性を有
する硬質発泡板20を内包し、その硬質発泡板20を覆
う緩衝性を有する軟質発泡層21と、さらにその軟質発
泡層21を覆う表面層として織布層23を設けた積層構
造物として構成され、また、パッキング縁部5は、内部
に軟質ポリウレタンフォーム24を有し、その周囲を織
布25で覆った構造とされる。なお、シート状物2とパ
ッキング縁部5の両者は、シート状物2の織布層23と
パッキング縁部5の織布25の重なり合う部分26で強
固に接着され、一体となって本発明の間仕切りを構成す
る。
【0026】本発明の間仕切りにあっては、その軽量化
を一つの特徴とすることより、硬質発泡板20は、その
素材としては、硬質ポリウレタンフォームが好ましく、
特に、そのフォーム密度が35kg/m3以下であり、
圧縮強さが10N/cm2以上である硬質ポリウレタン
フォームであるのがよい。また、軟質発泡層21の素材
は、硬質発泡板に対しても緩衝性を有するものであり、
したがって、その硬度が50〜300N(JIS K6
401による)程度である軟質ポリウレタンフォームが
好ましい。さらに、織布層23は、板状シートの最表面
層としての織布であり、具体的には、キャンバス布、帆
布、またはゴム引き布があげられ、なかでも防水性、そ
の強度の面からみて、ゴム引き布を使用するのがよい。
なお、これらの積層構造物は、全て接着剤により強固に
積層される。
【0027】一方、パッキング縁部を構成する軟質ポリ
ウレタンフォーム24の硬度は、その下部において10
0〜300N、上部ならびに側部においては50〜15
0N(JIS K6401による)程度のものであるの
がよく、織布25としては、ゴム引き布を用いるのがよ
い。この場合にあっても、軟質ポリウレタンフォーム2
4と織布25の接着は接着剤により行われる。
【0028】以上の構成を有する本発明が提供する間仕
切り1のコンテナ内部への取り付けは、図1において、
間仕切り1の板状シート構造の表面に設けられたベルト
通し8、8・・を介したベルト9を、該ベルト両端の係
止部材(図示せず)によりコンテナ内部のラッシングレ
ールへ掛止させ、ベルトに設けたバックル10、例え
ば、ラチェットバックル、あるいはカムバックルの緊締
によって行われることとなる。
【0029】そのコンテナ内部への取り付けた状態を図
3に示した。すなわち、図は、保冷車のコンテナの一部
を切り開いて示した斜視図であり、本発明の間仕切り1
は、間仕切り1の表面に設けられたベルト通し8、8・
・を介したベルト9を、該ベルト両端の係止部材30に
よりコンテナ内部のラッシングレール31へ掛止させ、
ベルトに設けたバックル(図示せず)の緊締によって取
り付けられている。なお、係止部材30は、コンテナ内
部ラッシングレール31の所望の位置でラッシングレー
ルに掛止させることが可能であることより、本発明の間
仕切りによ画分されたコンテナ室内の各室内を、所望の
広さとすることができるのである。
【0030】以上のようにして取り付けられた本発明の
間仕切りによって、コンテナ内部が仕切られ、かつパッ
キング縁部によって各室間への冷気の流通を防ぐことが
できる。本発明の間仕切りのその大きさは、コンテナ室
の横断面の大きさにより異なるが、概略、厚さ50〜7
5mmであり、巾1,900〜2,300mm程度、高
さ1,800〜2,500程度のものである。またその
重量も、40kg以下、好ましくは30kg以下に設定
するのがよく、このように軽量化したことにより、女性
ドライバーでも容易に取り付け、取り外しができる利点
を有する。
【0031】一方、本発明が提供する間仕切りにあって
は、非使用時にはその中央部で垂直方向に2分割されて
折りたたみ収納可能とされている。そのために、図1に
おいて、中央部にはその表面側に符号15で示す織布、
特に好ましくはゴム引き布が貼付され、裏面側にも織
布、特に好ましくはゴム引き布16,16が貼付され、
その中央部の屈折を補強している。また、その操作の容
易性を確保するため、間仕切り表面の任意の位置にハン
ドル(図示せず)を複数個つけることもできる。
【0032】以上、本発明を具体的一実施例に基づき説
明したが、本発明はその目的の範囲内で種々の変形、応
用が可能であり、これらの変形、応用も本発明の範囲か
ら除外するものではないことに注意すべきである。
【0033】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明が提供す
る保冷車用の間仕切りは、垂直方向に2分割された折り
畳み方式のシート状物とし、当該シート状物をコンテナ
に設けられているラッシングレールとベルトにより固定
し、緊締することによりコンテナ内に取り付けられ、コ
ンテナ室内を複数の部屋に容易に分割し得るものであ
り、また、非使用時には折りたたんで収納し得る軽量簡
易型の間仕切りである。
【0034】したがって、本発明の間仕切りにより、コ
ンテナ内部を所望の個所で複数室に分割でき、その収納
も容易である利点を有している。また、その軽量化を図
ったものであり、特に女性ドライバーにとってその操作
が容易であり、かつ作業性も良好な、軽量化された間仕
切りが提供される。
【0035】特に、間仕切りを構成する板状シートとし
て、断熱性を有する硬質発泡板からなる芯部材、前記芯
部材を覆う緩衝性を有する軟質発泡層、さらに軟質発泡
層を覆う表面層として織布層を設けた層構造とされるの
で、万一荷物がぶつかっても、荷物を保護することがで
き、かつ間仕切り自体も軟質発泡層によって保護される
こととなる。さらに上記板状シートの上下左右の4面に
パッキング縁部を設けたことより、各分割された部屋の
閉塞状態が確保され、各室間への冷気の流通を防止し、
良好な保冷状態を、簡便に確保し得る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の間仕切りの具体的一実施例について、
正面からの斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断した部分断面図で
ある。
【図3】保冷車のコンテナの一部を切り開いて示した斜
視図である。
【符号の説明】
1 間仕切り 2、3 シート状物 4 中央部 5,5’ パッキング縁部 6,6’ パッキング縁部 7,7’ パッキング縁部 8 ベルト通し 9 ベルト 10 バックル 15、16 織布 20 硬質発泡板 21 軟質発泡層 23 織布層 24 軟質ポリウレタンフォーム 25 織布 30 係止部材 31 ラッシングレール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保冷車のコンテナ室内を2以上の部屋に
    仕切る間仕切りであって、その中央部で垂直方向に2分
    割されて折りたたみ収納可能とする板状シートからなる
    間仕切りにおいて、 上記板状シートを、断熱性を有する硬質発泡板からなる
    芯部材、前記芯部材を覆う緩衝性を有する軟質発泡層、
    さらに軟質発泡層を覆う表面層として織布層を設けた層
    構造とし、 上記板状シートの上下左右の4面にパッキング縁部を設
    けたこと、を特徴とする保冷車用簡易軽量間仕切り。
  2. 【請求項2】 上記板状シートの上下左右の4面に設け
    られるパッキング縁部が、内部に軟質ポリウレタンフォ
    ームを有し、その周囲を織布で覆った構造である請求項
    1に記載の保冷車用簡易軽量間仕切り。
  3. 【請求項3】 中央部で垂直方向に2分割されて折りた
    たみ収納可能とする板状シートの中央部における折り曲
    げ部に、さらにゴム引き布を貼着した請求項1に記載の
    保冷車用簡易軽量間仕切り。
  4. 【請求項4】 コンテナ内部への取り付けが、間仕切り
    の板状シート構造の表面に設けられたベルト通しを介し
    たベルトを、該ベルト両端の係止部材によりコンテナ内
    部のラッシングレールへ掛止させ、ベルトに設けたラチ
    ェットバックル、あるいはカムバックルの緊締によって
    行われる、請求項1に記載の保冷車用簡易軽量間仕切
    り。
JP2000115424A 2000-04-17 2000-04-17 保冷車用簡易軽量間仕切り Pending JP2001304736A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008201174A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Ashimori Ind Co Ltd 車両荷箱内の中仕切り壁
JP2011153719A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Hitachi Appliances Inc 冷凍冷蔵庫
JP2015078782A (ja) * 2013-10-15 2015-04-23 株式会社マルイチ 中仕切りパネル

Cited By (3)

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