JP2001303924A - ブローバイガスのセパレータ装置 - Google Patents

ブローバイガスのセパレータ装置

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JP2001303924A
JP2001303924A JP2000122460A JP2000122460A JP2001303924A JP 2001303924 A JP2001303924 A JP 2001303924A JP 2000122460 A JP2000122460 A JP 2000122460A JP 2000122460 A JP2000122460 A JP 2000122460A JP 2001303924 A JP2001303924 A JP 2001303924A
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JP
Japan
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blow
gas
chamber
frame member
separator device
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JP2000122460A
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English (en)
Inventor
Haruyo Kimura
治世 木村
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M13/00Crankcase ventilating or breathing
    • F01M13/02Crankcase ventilating or breathing by means of additional source of positive or negative pressure
    • F01M13/021Crankcase ventilating or breathing by means of additional source of positive or negative pressure of negative pressure
    • F01M13/022Crankcase ventilating or breathing by means of additional source of positive or negative pressure of negative pressure using engine inlet suction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】セパレータの空間が十分に確保でき、ブローバ
イガス中のオイルの分離除去を確実に行い、吸気系への
オイルの流出を防止するブローバイガスのセパレータ装
置を提供するものである。 【解決手段】ブローバイガスのセパレータ装置は、 シリ
ンダブロックの前端面に装着され、エンジンのクランク
軸の駆動力を被駆動軸に伝達する駆動機構を収容する収
容空間を備えたセパレータユニット30を具備し、セパ
レータユニット30には、収容空間の上部外周縁に沿っ
て独立して形成されたブローバイガス流通室31が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンのブローバ
イガス中に含まれるオイルを分離除去するブローバイガ
スのセパレータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの燃焼室からピストンとシリン
ダ壁との隙間を通ってクランクケース内に吹きぬけたブ
ローバイガスを、再び燃焼室に戻して燃焼させるブロー
バイガス還元装置が知られている。ブローバイガスに
は、未燃焼ガスの他に、微粒子化した潤滑用のオイルが
含まれているため、オイル分を分離除去する必要があ
る。このオイル分を分離除去するために、ブローバイガ
ス還元装置はセパレータを備えており、通常セパレータ
はシリンダヘッドカバー内に設けられている。このよう
にセパレータがシリンダヘッドカバー内に設けられたブ
ローバイガス還元装置においては、クランクケース内に
吹きぬけたブローバイガスは、エンジン本体の側部に設
けられシリンダヘッドの上面に開口するオイル落とし通
路を経由してセパレータへ導かれる。このようにしてセ
パレータへ導かれたブローバイガスは、セパレータを通
過する際にオイルが分離除去され、所謂PCVホースを
通って吸気系に還元される。しかし、V型エンジンの場
合では、左右バンクの両シリンダヘッドカバー内にそれ
ぞれセパレータが設けられるために、2個のセパレータ
にそれぞれPCVホース接続してそれらを集合させる必
要があるなど、部品点数の増加や装置を複雑化させる問
題が生じていた。このような問題を解決するために、エ
ンジン前端部に配置されたタイミングチェーンを覆うチ
ェーンケース内にセパレータを設けたブローバイガス還
元装置が特開平5−98924号や特開平10−471
57号等に開示されている。このようにエンジン前端部
に配設されたチェーンケース内にセパレータを設けるこ
とにより、クランクケースからセパレータに導入されオ
イル分が分離除去されたブローバイガスを一本のPCV
ホースで吸気系に戻すことができるので、上述したV型
エンジン特有の問題を解消することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、チェーンケ
ース内はチェーンやスプロケットやテンショナ等を配置
する関係上、セパレータを設ける場所が限られるため
に、オイルを分離除去するための空間が十分に確保でき
ないという問題がある。さらに、チェーンケース内は、
チェーンの潤滑を行うオイルが循環されているために、
チェーンケース内にブローバイガスを流すと、ブローバ
イガス中にチェーンケース内のオイルが混入するため、
ブローバイガス中のオイルの分離除去を十分に行うこと
ができず、吸気系にオイルが流出してしまうという問題
も生ずる。
【0004】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
その主たる技術的課題は、セパレータの空間を十分に確
保でき、ブローバイガス中のオイルの分離除去を確実に
行い、吸気系へのオイルの流出を防止することができる
ブローバイガスのセパレータ装置を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記主
たる技術的課題を解決するために、シリンダブロックの
前端面に装着され、エンジンのクランク軸の駆動力を被
駆動軸に伝達する駆動機構を収容する収容空間を備えた
セパレータユニットを具備し、セパレータユニットに
は、収容空間の上部外周縁に沿って形成されたブローバ
イガス流通室が設けられているとともに、ブローバイガ
ス流通室に開口するブローバイガス流入口とブローバイ
ガス流出口とが形成されている、ことを特徴とするブロ
ーバイガスのセパレータ装置が提供される。
【0006】上記セパレータユニットは、 上記収容空間
および凹部を備えたフレーム部材と、該フレーム部材の
該凹部に装着され該フレーム部材の該凹部とによって上
記ブローバイガス流通室を形成する凹部を備えたカバー
部材とによって構成されている。また、上記フレーム部
材と上記カバー部材との間には、上記ブローバイガス流
通室をブローバイガス流入室とブローバイガス流出室と
に区画するとともに、ブローバイガス流入室とブローバ
イガス流出室とを連通する流通口を備えた仕切板が配設
されており、ブローバイガス流入室に上記ブローバイガ
ス流入口が開口され、ブローバイガス流出室に上記ブロ
ーバイガス流出口が開口されている。上記ブローバイガ
ス流入口は上記仕切板の連通口に対して上方に設けられ
ていることが望ましく、上記ブローバイガス流入室はブ
ローバイガス流入口と連通口との間に断面積が縮小され
た絞り部を備えていることが望ましい。また、上記ブロ
ーバイガス流出室の下部は上記駆動機構を収容する収容
空間とオイル排出通路によって連通されている。更に、
上記仕切板はメタルガスケット材によって形成されてい
ることが望ましい。また、上記シリンダブロックは左右
一対のバンクを備えクランク軸方向に互いにオフセット
されて構成されており、上記カバー部材が左右バンクの
オフセットによって生じた空間に配置されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の一つ
の実施形態を説明する。図1は本発明に従って構成され
たブローバイガスのセパレータを備えたエンジンの正面
図、図2は同エンジンの平面図、図3は同エンジンにお
けるブローバイガスのセパレータを構成するフレーム部
材の背面図、図4は同エンジンにおけるブローバイガス
のセパレータを構成するカバー部材の斜視図、図5は同
エンジンにおけるブローバイガスのセパレータを構成す
る仕切板の正面図、図6は図1におけるI−I線断面図
である。図示の実施形態はV型6気筒エンジンに本発明
を適用した例を示すものである。図において10はエン
ジン本体で、シリンダブロック11とシリンダヘッド1
2、12から構成されている。シリンダブロック11
は、図示の実施形態においては左右一対のバンク11
a、11bが互いに対向してVバンクが形成されたV型
のシリンダブロックである。シリンダブロック11の左
右バンク11a、11bには、それぞれ3個のシリンダ
が形成されている。左右バンク11a、11bに形成さ
れるシリンダはクランク軸に配設されるコンロッド同志
の干渉を防ぐためにクランク軸方向に交互に配設されて
おり、従って、左右のバンク11a、11bはクランク
軸方向に互いに長さTの分だけオフセットされている。
図示の実施形態のおいては、エンジン本体10の正面か
ら見て右側のバンク11b(図2において下側)が左側
のバンク11aに対して長さTの分だけエンジン後方
(図3において右方)に配置されている。
【0008】上記のように構成されたシリンダブロック
11のVバンク間の中央部には、図2に示すようにブロ
ーバイガス排出口25が設けられている。このブローバ
イガス排出口25は、シリンダブロック11のクランク
ケースに開口する図示しないブローバイガス排出通路に
連通している。従って、クランクケース内に充満するブ
ローバイガスは、図示しないブローバイガス排出通路を
通してブローバイガス排出口25から後述するセパレー
タへ送られる。
【0009】上記シリンダブロック11を構成する左右
バンク11a、11bの上面には、シリンダヘッド1
2、12がそれぞれ載置される。シリンダヘッド12、
12は、その周囲に沿ってヘッドボルト穴13が形成さ
れており、このヘッドボルト穴13に図示しないヘッド
ボルトを挿通し上記左右バンク11a、11bに形成さ
れたねじ穴に螺合することによって、シリンダブロック
11に締結される。シリンダヘッド12、12の互いに
対向する内側には吸気マニホールド14、14が配設さ
れている。吸気マニホールド14、14の一端は、 シリ
ンダヘッド12、12に開口された図示しない吸気ポー
ト開口部と連結され、他端は吸気分岐管15a、15a
と連結されている。2つの吸気分岐管15a、15aは
1本に集約されて吸気管15と連結されている。
【0010】シリンダブロック11とシリンダヘッド1
2、12とからなるエンジン本体10のVバンク間に
は、その前端部(図2において左端部)に燃料噴射ポン
プ16が配置されている。燃料噴射ポンプ16は、図示
されていない燃料タンクからフィードポンプによって送
られた燃料を高圧化し、各気筒に配置された燃料噴射ノ
ズルに高圧燃料を供給する。燃料噴射ポンプ16のドラ
イブシャフト17は、エンジン本体10の前端面100
より前方に突出して配置されている。ドライブシャフト
17先端部には、ポンプギア18が装着されている。一
方、シリンダブロック11の下部に配設されたクランク
軸19もエンジン本体10の前端面100より前方に突
出して設けられており、その先端部にクランクギア20
が装着されている。このクランクギア20と上記ポンプ
ギア18との間に両ギアと噛み合う2つのアイドラギア
21、22が配設されており、クランクギア20とポン
プギア18とが伝動連結される。従って、クランクギア
20とアイドラギア21、22およびポンプギア18
は、クランク軸19の駆動力を被駆動軸である燃料噴射
ポンプ16のドライブシャフト17に伝達する駆動機構
を構成している。
【0011】エンジン本体10の前端面100には、ブ
ローバイガスのセパレータ装置を構成するセパレータユ
ニット30が装着される。セパレータユニット30はフ
レーム部材40を具備している。このフレーム部材40
について、主に図3を参照して説明する。フレーム部材
40は、例えばアルミ合金によって形成された一定の厚
みを有するプレート状部材によって構成されている。こ
のフレーム部材40は、エンジン本体10の前端面10
0の形状と略合致した形状に形成されているとともに、
中央部が上方に突出して形成されている。このように形
成されたフレーム部材40には、上記クランク軸19の
駆動力を被駆動軸である燃料噴射ポンプ16のドライブ
シャフト17に伝達する駆動機構、即ちクランクギア2
0とアイドラギア21、22およびポンプギア18を配
置するための収容空間41が形成されている。収容空間
41は、フレーム部材40の下部から中央部にかけて形
成された縦長の略楕円状の穴によって構成されている。
セパレータユニット30がエンジン本体10の前端面1
00に装着された状態において、上記クランクギア20
とアイドラギア21、22およびポンプギア18は図3
において2点鎖線で示す位置関係で収容空間41に配置
される。なお、収容空間41の上部には、フレーム部材
40の後端面側(図3において手前側)において垂下し
て形成された保護壁42が設けられている。この保護壁
42は、燃料噴射ポンプ16の駆動機構を構成している
各ギアの潤滑を行うオイルがシリンダブロック11のV
バンク間方向に飛散するのを防止するために設けられて
いる。このため、収容空間41の上部は、 保護壁42に
よって後端面側が閉塞された状態になっており、保護壁
42の前方(図3において奥側)がポンプギア18の一
部を配置する空間となっている。
【0012】フレーム部材40は、エンジン本体10に
締結ボルトによって締結するための複数個のフレーム部
材取付ボス部43、44を備えている。フレーム部材取
付ボス部43は、シリンダブロック11と対応して収容
空間41の外周縁と保護壁42の下端に沿って設けられ
ている。一方、 フレーム部材取付ボス部44は、 シリン
ダヘッド12、12と対応してフレーム部材40の外周
縁に設けられている。フレーム部材取付ボス部44は、
エンジン本体10の正面から見て左側(図3において右
側)のシリンダヘッド12に対応する部分に設けられた
フレーム部材取付ボス部44aと、右側(図3において
左側)のシリンダヘッド12に対応する部分に設けられ
たフレーム部材取付ボス部44bとを含んでいる。これ
らのフレーム部材取付ボス部43、44a、44bに
は、ボルト挿通穴がそれぞれ形成されている。
【0013】フレーム部材40の後面には、収容空間4
1の外周縁及び保護壁42の下端縁に沿って接合部45
が設けられている。接合部45には、収容空間41の外
周縁及び保護壁42の下端縁に沿って細長い溝が形成さ
れ、 この溝にゴム等のシール部材が嵌め込まれている。
このシール部材は、 セパレータユニット30がエンジン
本体10へ装着されるときに、燃料噴射ポンプ16の駆
動機構を構成している各ギアの潤滑を行うオイルがセパ
レータユニット30とシリンダブロック11との間の隙
間から外部へ漏れるのを防止するために設けられてい
る。
【0014】以上のようにフレーム部材40には収容空
間41が形成されているが、図示の実施形態において
は、図1及び図2に示すように収容空間41の前面にフ
ロントカバー50が装着される。このフロントカバー5
0は、例えばアルミ合金によって形成され、 フレーム部
材40よりもさらに薄いプレート状部材からなり、収容
空間41の外周縁に沿った形状に形成されている。この
フロントカバー50には、フレーム部材40に締結ボル
トによって締結するための挿通穴を備えた複数個の取付
ボス部51がその周縁に沿って形成されている。フロン
トカバー50の周縁部分をフレーム部材40の収容空間
41の外周縁と重ね合わせ、取付ボス部51に形成され
た挿通穴に締結ボルトを挿入し、この締結ボルトをフレ
ーム部材40の収容空間41の外周縁に形成された図示
しないねじ穴に螺合することによって、フロントカバー
50がフレーム部材40の収容空間41の前面に装着さ
れる。従って、フロントカバー50は、フレーム部材4
0に形成された収容空間41の前面に蓋を閉じるように
装着されている。このように、フロントカバー50がフ
レーム部材40の収容空間41の前面に装着されること
によって、収容空間41に収容される燃料噴射ポンプ1
6の駆動機構を構成する上記クランクギア20とアイド
ラギア21、22およびポンプギア18が覆われる。
【0015】図示の実施形態においては、フレーム部材
40の収容空間41の前面に別部材であるフロントカバ
ー50を装着しているが、フレーム部材40とフロント
カバー50を予め一体にした部材によって収容空間41
を形成しても構わない。また、フレーム部材40やフロ
ントカバー50の材質として軽量化のためアルミ合金を
使用した例を示したが、アルミ合金に限るものではな
く、鉄系金属や他の金属材料を使用することができる。
【0016】上記駆動機構を収容する収容空間41を備
えたフレーム部材40には、図3に示すように収容空間
41の上側にセパレータ装置のブローバイガス流通室3
1を構成する凹部46が設けられている。この凹部46
は、 収容空間41の上部外周縁に沿って形成され、図示
の実施形態においては背面から見て左上部から中央上部
(図3において左上部から中央上部)にかけて帯状に設
けられており、図3において右側は水平に、左側は斜め
下方に傾斜して形成されている。また、凹部46は、図
6に図示されている通り、フレーム部材40の後面側
(図6において右側)が開放され略一定の深さで形成さ
れた窪みによって構成されている。
【0017】フレーム部材40は、凹部46の外周縁に
沿って後述するカバー部材60を取り付ける座面となる
カバー部材取付座401が設けられている。カバー部材
取付座401は、 フレーム部材40の後端面、 即ち凹部
46の開口面側に形成されている。カバー部材取付座4
01には、 ねじ穴を備えた複数個のカバー部材取付ボス
部402が設けられており、 このカバー部材取付ボス部
402にカバー部材60が締結ボルトよって装着され
る。なお、上記したフレーム部材取付ボス部44bもカ
バー部材取付座401に設けられている。
【0018】フレーム部材40のカバー部材取付座40
1に装着されるカバー部材60は、凹部61を備えてい
る。このカバー部材60の凹部61と上記フレーム部材
40の凹部46とによってブローバイガス流通室31を
構成する。上記フレーム部材40とカバー部材60の間
には、ブローバイガス流通室31をブローバイガス流入
室32aとブローバイガス流出室32bとに区画すると
ともに、該ブローバイガス流入室32aとブローバイガ
ス流出室32bとを連通する流通口71を備えた仕切板
70が配設されている。
【0019】凹部61を備えたカバー部材60につい
て、図4および図6を参照して説明する。カバー部材6
0は、例えばアルミダイカストによって成形されてい
る。このカバー部材60は、上記フレーム部材40のカ
バー部材取付座401に装着するための取付部64を複
数個備えている。この取付部64は、フレーム部材40
のカバー部材取付座401に形成されたカバー部材取付
ボス部402に対応して、カバー部材60の外周縁に沿
って設けられており、締結ボルトを挿通するための穴を
それぞれ備えている。この穴に締結ボルト80を挿通
し、該締結ボルト80をフレーム部材40のカバー部材
取付ボス部402に形成されたねじ穴に螺合することに
よって、カバー部材60がフレーム部材40に取り付け
られる。なお、カバー部材60には、 セパレータユニッ
ト30がエンジン本体10の前端面100に装着される
際に、 フレーム部材40のフレーム部材取付ボス部44
bに挿通される締結ボルトを挿通し、 シリンダヘッド1
2に締結させるためのボルト挿通穴65が設けられてい
る。また、カバー部材60には、上記仕切板70に設け
られた流通口71の位置に対して上方位置にブローバイ
ガス流入室32aに開口するブローバイガス流入口62
が設けられている(図1参照)。このブローバイガス流
入口62には継手フランジ63が装着されており、図2
に示すように継手フランジ63に接続されたパイプ26
を介してブローバイガス流入口62と上記ブローバイガ
ス排出口25とが連通されている。また、凹部61と仕
切板70とによって形成されるブローバイガス流入室3
2aは、ブローバイガス流入口62と連通口71との間
に断面積が縮小された絞り部66を備えている。以上の
ように構成されたカバー部材60は、上記フレーム部材
40に取り付けられた状態で、上記エンジン本体10を
構成するシリンダブロック11の左右バンク11a、1
1bのオフセットによって生じた空間に配置される。
【0020】次に、上記ブローバイガス流通室31をブ
ローバイガス流入室32aとブローバイガス流出室32
bとに区画する仕切板70について、図5及び図6をを
参照して説明する。仕切板70は、図示の実施形態にお
いてはメタルガスケット材からなるシート状部材によっ
て構成されている。仕切板70は、 フレーム部材40の
凹部46と合致した形状に構成されている。仕切板70
の図5において右下部に連通口71が設けられている。
従って、仕切板70によって区画されたブローバイガス
流入室32aとブローバイガス流出室32bとは連通口
71によって連通される。仕切板70の外周縁部には上
記締結ボルト80を挿通するための複数個のボルト挿通
穴73が設けられており、仕切板70をフレーム部材4
0とカバー部材60の間に挟持固定する際にはボルト挿
通穴73に締結ボルト80が挿通される。また、仕切板
70の外周縁部には、セパレータユニット30がエンジ
ン本体10の前端面100に装着される際に、 フレーム
部材40のフレーム部材取付ボス部44bに挿通される
締結ボルトが挿通し、 シリンダヘッド12に締結させる
ためのボルト挿通穴74が設けられている。なお、図示
の実施形態における仕切板70は、上記カバー部材60
の凹部61に対応しない部分には重量を軽減するための
開口部72が形成されている。
【0021】上記フレーム部材40には、図3および図
6に示すように凹部46と仕切板70によって形成され
たブローバイガス流出室32bの上方位置に開口するブ
ローバイガス流出口47が設けられている。このブロー
バイガス流出口47にはホース接合部材48が装着され
ており、図1及び図2に示すようにホース接合部材48
に接続されたPCVホース27を介してブローバイガス
流出口47と吸気管15とが連通されている。また、フ
レーム部材40には、ブローバイガス流出室32bの下
部と上記収容空間41とを連通するオイル排出通路49
が形成されている。オイル排出口49は、 後述するよう
にブローバイガス流通室31の内部でブローバイガスか
ら分離されたオイルを排出するために設けられている。
【0022】図示の実施形態におけるブローバイガスの
セパレータ装置は以上のように構成されており、以下そ
の作用について説明する。シリンダブロック11のクラ
ンクケース内に充満するブローバイガスは、シリンダブ
ロック11のVバンク間に設けられたブローバイガス排
出口25から排出され、パイプ26を経由してセパレー
タ装置を構成するブローバイガス流入室32aに流入さ
れる。ブローバイガス流入室32aに流入されたブロー
バイガスは、図6に示すように仕切板70に当接して下
方に向けて偏向される。ブローバイガス流入室32aを
下方に向けて流動するブローバイガスは、絞り部66を
通過する際に流速が増加せしめられて下端部に向かう。
ブローバイガス流入室32aの下端部に向かって流れる
ブローバイガスは、仕切板70の下端部に設けられた連
通口71を通してブローバイガス流出室32bに導入さ
れる。このとき、ブローバイガスは大きく方向変換され
ることになり、この方向変換する際にブローバイガス中
に含まれる質量の大きいオイル分がその慣性力によって
ブローバイガス流入室32aを構成する凹部61の下側
の壁に付着して分離される。このように、ブローバイガ
スが方向変換する際の慣性力によってオイル分を分離す
るので、上述したように絞り部64を通過する際にブロ
ーバイガスの流速が増加せしめられる実施形態において
は分離効果が増大する。
【0023】上記のようにしてオイル分が分離されてブ
ローバイガス流出室32bに流入したブローバイガス
は、上方に向けて方向変換されブローバイガス流出口4
7に向かって移動する。そして、ブローバイガス流出口
47に装着されたホース接合部材48及びPCVホース
27を介して吸気管15に送られる。なお、上記のよう
にしてブローバイガス中から分離されたオイル分は、仕
切板70の下端部に設けられた連通口71を通してブロ
ーバイガス流出室32bに流入し、該ブローバイガス流
出室32bを構成する凹部46の下部と上記収容空間4
1とを連通するオイル排出通路49を通して収容空間4
1へ排出される。ブローバイガス中から分離されたオイ
ル分は潤滑系に戻す必要があるが、 オイル排出通路49
を通して収容空間41へ排出されたオイルは、収容空間
41に収容される駆動機構を構成している各ギアの潤滑
油として機能する。
【0024】図示の実施形態におけるブローバイガスの
セパレータ装置は以上のように構成されており、駆動機
構を収容する収容空間41を備えたセパレータユニット
30に設けられたブローバイガス流通室31は収容空間
41の上部外周縁に沿って形成されているので、ブロー
バイガスの流通空間を何ら制約されることなく自由に設
定することができる。従って、ブローバイガス流通室3
1はブローバイガス中に含まれるオイル成分を分離する
ための十分な空間を確保することができるとともに、オ
イル成分が飛散されている駆動機構を収容する収容空間
41を通さずにブローバイガスをブローバイガス流入口
62から直接導入することができる。また、図示の実施
形態においては、ブローバイガス流通室31は、フレー
ム部材40に形成された凹部46と、カバー部材60に
形成された凹部61によって構成されているので、ブロ
ーバイガスを流通させる空間を容易に形成することがで
きる。更に、フレーム部材40とカバー部材60との間
には、ブローバイガス流通室31をブローバイガス流入
室32aとブローバイガス流出室32bとに区画すると
ともに、ブローバイガス流入室32aとブローバイガス
流出室32bとを連通する連通口71を備えた仕切板7
0が配設されており、ブローバイガス流入口62が連通
口71より上方に設けられているので、ブローバイガス
流入口62に流入されたブローバイガスは上述したよう
に下方に向けて流れ、大きく方向変換されて連通口71
を通ってブローバイガス流出室32bに導入されるた
め、ブローバイガス中に含まれる質量の大きいオイル分
がその慣性力によって確実に分離される。また、図示の
実施形態においては、上記仕切板70がメタルガスケッ
ト材からなるシート状部材によって構成されているの
で、仕切板70とフレーム部材40及びカバー部材60
との間にシール用のガスケットを配設する必要がない。
更に、図示の実施形態においては、ブローバイガス流通
室31を構成するカバー部材60がシリンダブロック1
1の左右バンク11a、11bのオフセットによって生
じた空間に配置されるので、空いたスペースを有効利用
してブローバイガス流通室31を設けることができる。
【0025】以上、本発明を図示の実施形態に基づいて
説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるもので
はない。例えば、図示の実施形態においては、クランク
軸の駆動力を被駆動軸に伝達する駆動機構として、燃料
噴射ポンプのドライブシャフトを駆動するための歯車式
駆動機構を例示したが、駆動機構はカム軸やオイルポン
プやウォーターポンプでもよく、駆動機構の方式もベル
トやチェーンでもよい。また、ブローバイガス流通室を
構成しているフレーム部材の凹部は、フレーム部材の後
面に設けられているが、前面に設けても構わない。ま
た、ブローバイガス流入口をカバー部材に設け、 ブロー
バイガス流出口をフレーム部材に設けているが、 配置を
逆にしても構わない。また、カバー部材に設けた絞り部
は、カバー部材に形成された凹部の幅を狭めることによ
ってブローバイガス流通空間の断面積を縮小させたが、
凹部の窪みの深さを変えたり、あるいは仕切板をカバー
部材の方向へ膨出させることによって断面積を縮小させ
ても構わない。つまり、本発明を構成する各要件を備
え、同様な作用を奏するものであればどのような実施の
形態でも構わない。
【0026】
【発明の効果】本発明によるブローバイガスのセパレー
タ装置は、シリンダブロックの前端面に装着され、エン
ジンのクランク軸の駆動力を被駆動軸に伝達する駆動機
構を収容する収容空間を備えたセパレータユニットを有
し、セパレータユニットには、収容空間の外周縁に沿っ
て独立して形成されたブローバイガス流通室が設けられ
ているために、セパレータの空間を十分に確保すること
ができ、ブローバイガス中のオイルの分離除去を確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたブローバイガスのセ
パレータを備えたエンジンの正面図。
【図2】図1のエンジンの平面図。
【図3】図1のエンジンにおけるブローバイガスのセパ
レータを構成するフレーム部材の背面図。
【図4】図1のエンジンにおけるブローバイガスのセパ
レータを構成するカバー部材の斜視図。
【図5】図1のエンジンにおけるブローバイガスのセパ
レータを構成する仕切板の正面図。
【図6】図1におけるI−I線断面図。
【符号の説明】
10:エンジン本体 11:シリンダブロック 30:セパレータユニット 31:ブローバイガス流通室 32a:ブローバイガス流入室 32b:ブローバイガス流出室 40:フレーム部材 41:収容空間 46:凹部 47:ブローバイガス流出口 49:オイル排出通路 50:フロントカバー 60:カバー部材 61:凹部 62:ブローバイガス流入口 66:絞り部 70:仕切板 71:連通口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロックの前端面に装着され、
    エンジンのクランク軸の駆動力を被駆動軸に伝達する駆
    動機構を収容する収容空間を備えたセパレータユニット
    を具備し、 該セパレータユニットには、該収容空間の上部外周縁に
    沿って形成されたブローバイガス流通室が設けられてい
    るとともに、該ブローバイガス流通室に開口するブロー
    バイガス流入口とブローバイガス流出口とが形成されて
    いる、ことを特徴とするブローバイガスのセパレータ装
    置。
  2. 【請求項2】 該セパレータユニットは、 該収容空間お
    よび凹部を備えたフレーム部材と、該フレーム部材の該
    凹部に装着され該フレーム部材の該凹部とによって該ブ
    ローバイガス流通室を形成する凹部を備えたカバー部材
    とによって構成されている、請求項1記載のブローバイ
    ガスのセパレータ装置。
  3. 【請求項3】 該フレーム部材と該カバー部材との間に
    は、該ブローバイガス流通室をブローバイガス流入室と
    ブローバイガス流出室とに区画するとともに、該ブロー
    バイガス流入室とブローバイガス流出室とを連通する流
    通口を備えた仕切板が配設されており、該ブローバイガ
    ス流入室に該ブローバイガス流入口が開口され、該ブロ
    ーバイガス流出室に該ブローバイガス流出口が開口され
    ている、請求項2記載のブローバイガスのセパレータ装
    置。
  4. 【請求項4】 該ブローバイガス流入口は、該仕切板の
    該連通口に対して上方に設けられている、請求項3記載
    のブローバイガスのセパレータ装置。
  5. 【請求項5】 該ブローバイガス流入室は、該ブローバ
    イガス流入口と該連通口との間に断面積が縮小された絞
    り部を備えている、請求項3記載のブローバイガスのセ
    パレータ装置。
  6. 【請求項6】 該ブローバイガス流出室の下部は、該駆
    動機構を収容する該収容空間とオイル排出通路によって
    連通されている、請求項3記載のブローバイガスのセパ
    レータ装置。
  7. 【請求項7】 該仕切板は、メタルガスケット材によっ
    て形成されている、請求項3記載のブローバイガスのセ
    パレータ装置。
  8. 【請求項8】 該シリンダブロックは左右一対のバンク
    を備えクランク軸方向に互いにオフセットして構成され
    ており、該カバー部材が該左右バンクのオフセットによ
    って生じた空間に配置されている、請求項2記載のブロ
    ーバイガスのセパレータ装置。
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