JP2001303528A - 雨水や融雪水などの循環システム - Google Patents

雨水や融雪水などの循環システム

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JP2001303528A JP2000117557A JP2000117557A JP2001303528A JP 2001303528 A JP2001303528 A JP 2001303528A JP 2000117557 A JP2000117557 A JP 2000117557A JP 2000117557 A JP2000117557 A JP 2000117557A JP 2001303528 A JP2001303528 A JP 2001303528A
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    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽の使用水を融雪槽に流したり、雨水をト
イレに流したりして水を有効利用している。しかし、雨
水を利用するにしても、雨水を屋根で受けてすぐ排水溝
に流すので有効利用にはならない。 【解決手段】 スノーダクト方式の屋根2Aに設けられ
たルーフドレン2B、浴槽2C、トイレ2Dなどが設け
られている建物2において、当該建物2に設けた高置水
槽3と、防火兼融雪槽4から構成され、屋上に降る雨を
ルーフドレンから高置水槽に入れて溜めて置き、これを
便器、散水器、浴槽、防火兼融雪槽などに必要時に配水
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨水や融雪水など
の循環システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の水の有効利用については、例えば
下記のような方法が採用されている。 1.浴槽の使用水を融雪槽に流し使用する。 2.雨水をトイレに流し使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.雨水を利用するにしても、雨水を屋根で受けて、す
ぐ排水溝に流すので有効利用にはならない。 2.融雪装置を使用する場合も、融雪水をただ排水溝に
流すので有効利用にはならない。 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、上述の
問題を解決できるものを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。 1.請求項1記載の発明は、スノーダクト方式の屋根2
Aに設けられたルーフドレン2Bと、浴槽2Cと、トイ
レ2Dなどが設けられている建物2において、建物2
と、高置水槽3と、防火兼融雪槽4から構成され、高置
水槽3は、底部3Aと側壁3Bから構成され、建物2に
おいて、ルーフドレン2Bの設置位置より下方位置で、
浴槽2C、トイレ2Dの設置位置より上方位置をもって
設けられ、防火兼融雪槽4は、底部4Aと側壁4Bと天
板4Cから構成され、屋外において、浴槽2C、トイレ
2Dの設置位置より下方位置をもって設けられ、屋上に
降る雨をルーフドレンから高置水槽に入れて溜めて置
き、落差を利用して配管を通じ、便器、散水器、浴槽、
防火兼融雪槽などに必要時に配水するよう構成されてい
ることを特徴するものである。
【0005】2.請求項2記載の発明は、スノーダクト
方式の屋根2Aに設けられたルーフドレン2Bと、浴槽
2Cと、トイレ2Dなどが設けられている建物2におい
て、建物2と、高置水槽3と、防火兼融雪槽4から構成
され、高置水槽3は、底部3Aと側壁3Bから構成さ
れ、建物2において、ルーフドレン2Bの設置位置より
下方位置で、浴槽2C、トイレ2Dの設置位置より上方
位置をもって設けられ、防火兼融雪槽4は、底部4Aと
側壁4Bと天板4Cから構成され、屋外において、浴槽
2C、トイレ2Dの設置位置より下方位置をもって設け
られ、天板4Cには開閉自在の蓋4C11を有する点検
兼雪投入口4C1が設けられ、ルーフドレン2Bに連結
された第1パイプP1の下端は、高置水槽3における側
壁3Bの上端近傍に連結され、高置水槽3における側壁
3Bの下方部分に浄水器10を介して連結された第2パ
イプP2の先端は、建物2の外部に引出されて蛇口11
が取付けられ、この第2パイプP2の途中より第3パイ
プP3と第4パイプP4が分岐され、第3パイプP3は
蛇口を介して浴槽2Cに連結され、第4パイプP4はト
イレ2Dに連結され、高置水槽3における側壁3Bの上
方部分にオーバーフローパイプとして連結された第5パ
イプP5の下端は、防火兼融雪槽4の側壁4Bにおける
上方部分に連結され、浴槽2Cからの排水パイプとして
連結された第6パイプP6の下端は、防火兼融雪槽4の
側壁4Bにおける上方部分に連結され、防火兼融雪槽4
の側壁4Bにおける下方部分に、防火兼融雪槽側から浄
水器12、ポンプ13を介して連結された第7パイプP
7の上端は、高置水槽3の上面開口部に対して開口さ
れ、防火兼融雪槽4の側壁4Bの上方部分にオーバーフ
ローパイプとして連結された第8パイプP8の先端は、
排水溝9に連結されていることを特徴するものである。
【0006】3.請求項3記載の発明は、スノーダクト
方式の屋根2Aに設けられたルーフドレン2Bと、浴槽
2Cと、トイレ2Dなどが設けられている建物2におい
て、建物2と、高置水槽3と、防火兼融雪槽4から構成
され、高置水槽3は、底部3Aと側壁3Bから構成さ
れ、建物2において、ルーフドレン2Bの設置位置より
下方位置で、浴槽2C、トイレ2Dの設置位置より上方
位置をもって設けられ、防火兼融雪槽4は、底部4Aと
側壁4Bと天板4Cから構成され、屋外において、浴槽
2C、トイレ2Dの設置位置より下方位置をもって設け
られ、屋上に降る雨をルーフドレンから高置水槽に入れ
て溜めて置き、落差を利用して配管を通じ、必要時に便
器、散水器、浴槽などに配水すると共に、防火兼融雪槽
に対する配水は当該防火兼融雪槽の底面中央部で行うよ
う構成されていることを特徴するものである。
【0007】4.請求項4記載の発明は、スノーダクト
方式の屋根2Aに設けられたルーフドレン2Bと、浴槽
2Cと、トイレ2Dなどが設けられている建物2におい
て、建物2と、高置水槽3と、防火兼融雪槽4から構成
され、高置水槽3は、底部3Aと側壁3Bから構成さ
れ、建物2において、ルーフドレン2Bの設置位置より
下方位置で、浴槽2C、トイレ2Dの設置位置より上方
位置をもって設けられ、防火兼融雪槽4は、底部4Aと
側壁4Bと天板4Cから構成され、屋外において、浴槽
2C、トイレ2Dの設置位置より下方位置をもって設け
られ、天板4Cには開閉自在の蓋4C11を有する点検
兼雪投入口4C1が設けられ、ルーフドレン2Bに連結
された第1パイプP1の下端は、高置水槽3における側
壁3Bの上端近傍に連結され、高置水槽3における側壁
3Bの下方部分に浄水器10を介して連結された第2パ
イプP2の先端は、建物2の外部に引出されて蛇口11
が取付けられ、この第2パイプP2の途中より第3パイ
プP3と第4パイプP4が分岐され、第3パイプP3は
蛇口を介して浴槽2Cに連結され、第4パイプP4はト
イレ2Dに連結され、高置水槽3における側壁3Bの下
方部分に連結された第9パイプP9の下端P91は、防
火兼融雪槽4の底面4Aの中央部まで引込まれ上方に向
け開口され、浴槽2Cからの排水パイプとして連結され
た第6パイプP6の下端は、防火兼融雪槽4の側壁4B
における上方部分に連結され、防火兼融雪槽4の側壁4
Bにおける下方部分に、防火兼融雪槽側から浄水器1
2、ポンプ13を介して連結された第7パイプP7の上
端は、高置水槽3の上面開口部に対して開口され、防火
兼融雪槽4の側壁4Bの上方部分にオーバーフローパイ
プとして連結された第8パイプP8の先端は、排水溝9
に連結されていることを特徴するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。1は第1発明の
雨水や融雪水などの循環システムで、建物2と、高置水
槽3と、防火兼融雪槽4から構成されている。 A.建物2は、例えばスノーダクト方式の屋根2Aに設
けられたルーフドレン2Bと、浴槽2Cと、トイレ2D
などが設けられている。 B.高置水槽3は、底部3Aと側壁3Bから構成され、
建物2において、ルーフドレン2Bの設置位置より下方
位置で、浴槽2C、トイレ2Dの設置位置より上方位置
をもって設けられている。 C.防火兼融雪槽4は、底部4Aと側壁4Bと天板4C
から構成され、屋外において、浴槽2C、トイレ2Dの
設置位置より下方位置をもって設けられている。天板4
Cには開閉自在の蓋4C11を有する点検兼雪投入口4
C1が設けられている。具体的には、この防火兼融雪槽
4は、建物2の近傍に地中に埋設した状態で設置されて
いる。
【0009】D.ルーフドレン2Bに連結された第1パ
イプP1の下端は、高置水槽3における側壁3Bの上端
近傍に連結されている。 E.高置水槽3における側壁3Bの下方部分に浄水器1
0を介して連結された第2パイプP2の先端は、建物2
の外部に引出されて蛇口11が取付けられ、この第2パ
イプP2の途中より第3パイプP3と第4パイプP4が
分岐され、第3パイプP3は蛇口を介して浴槽2Cに連
結され、第4パイプP4はトイレ2Dに連結されてい
る。第2パイプP2の蛇口11には、例えば公知の散水
器11Aを連結することができる。 F.高置水槽3における側壁3Bの上方部分にオーバー
フローパイプとして連結された第5パイプP5の下端
は、防火兼融雪槽4の側壁4Bにおける上方部分に連結
されている。 G.浴槽2Cからの排水パイプとして連結された第6パ
イプP6の下端は、防火兼融雪槽4の側壁4Bにおける
上方部分に連結されている。 H.防火兼融雪槽4の側壁4Bにおける下方部分に、防
火兼融雪槽側から浄水器12、ポンプ13を介して連結
された第7パイプP7の上端は、高置水槽3の上面開口
部に対して開口されている。 I.防火兼融雪槽4の側壁4Bの上方部分にオーバーフ
ローパイプとして連結された第8パイプP8の先端は、
公知の排水溝9に連結されている。
【0010】1イは第2発明の雨水や融雪水などの循環
システムで、建物2と、高置水槽3と、防火兼融雪槽4
から構成されている。 A.建物2は、例えばスノーダクト方式の屋根2Aに設
けられたルーフドレン2Bと、浴槽2Cと、トイレ2D
などが設けられている。 B.高置水槽3は、底部3Aと側壁3Bから構成され、
建物2において、ルーフドレン2Bの設置位置より下方
位置で、浴槽2C、トイレ2Dの設置位置より上方位置
をもって設けられている。 C.防火兼融雪槽4は、底部4Aと側壁4Bと天板4C
から構成され、屋外において、浴槽2C、トイレ2Dの
設置位置より下方位置をもって設けられている。天板4
Cには開閉自在の蓋4C11を有する点検兼雪投入口4
C1が設けられている。具体的には、この点検兼雪投入
口4C1は、建物2の近傍に地中に埋設した状態で設置
されている。
【0011】D.ルーフドレン2Bに連結された第1パ
イプP1の下端は、高置水槽3における側壁3Bの上端
近傍に連結されている。 E.高置水槽3における側壁3Bの下方部分に浄水器1
0を介して連結された第2パイプP2の先端は、建物2
の外部に引出されて蛇口11が取付けられ、この第2パ
イプP2の途中より第3パイプP3と第4パイプP4が
分岐され、第3パイプP3は蛇口を介して浴槽2Cに連
結され、第4パイプP4はトイレ2Dに連結されてい
る。第2パイプP2の蛇口11には、例えば公知の散水
器11Aを連結することができる。 F.高置水槽3における側壁3Bの下方部分に連結され
た第9パイプP9の下端P91は、防火兼融雪槽4の底
面4Aの中央部まで引込まれ上方に向け開口されてい
る。 G.浴槽2Cからの排水パイプとして連結された第6パ
イプP6の下端は、防火兼融雪槽4の側壁4Bにおける
上方部分に連結されている。 H.防火兼融雪槽4の側壁4Bにおける下方部分に、防
火兼融雪槽側から浄水器12、ポンプ13を介して連結
された第7パイプP7の上端は、高置水槽3の上面開口
部に対して開口されている。 I.防火兼融雪槽4の側壁4Bの上方部分にオーバーフ
ローパイプとして連結された第8パイプP8の先端は、
公知の排水溝9に連結されている。
【0012】
【発明の効果】本発明の効果を作用と共に説明する。 1.屋上に降る雨をルーフドレンから高置水槽に入れて
溜めて置き、落差を利用して配管を通じ、便器、散水
器、浴槽その他に必要時に配水することができる。 2.浴槽では、高置水槽から導入された水に、公知の湯
沸かし器による湯を加えることで入浴できる。また、浴
槽の排水を外部の防火兼融雪槽に溜めることができる。 3.雨量の多い時はオーバーフローで直接防火兼融雪槽
に入れることができる。そして、寒冷地においては、冬
期間、防火兼融雪槽を融雪槽として使用することができ
る。 4.防火兼融雪槽の水は、第7パイプP7により浄水器
を通り、ポンプで高置水槽に戻し循環させることができ
る。 5.防火兼融雪槽の水の量が多いときは、オーバーフロ
ーで排水溝に流すことができる。 6.降雪の排雪は大変労力のいる作業である。敷地内に
防火兼融雪槽を設けることで、雪を投入するだけで既に
地下水温になっている当該防火兼融雪槽内で自然に溶か
すことができる。 7.防火兼融雪槽内には常時雨水が入っているので、防
火水槽として火災時に備えることができる。 8.以上のような水の使用方法により、水道水の使用量
を2分の1程度減少させることができる。同時に、融雪
槽、防火水槽の用途に供することができ、雪対策、火災
対策としても確実なものとなる。厄介物の雪を有効に利
用できる。雪の場合も、雨同様高置水槽に入れ同じ方法
とする。 9.第2発明の場合は、さらに下記の作用効果を期待す
ることができる。高置水槽より防火兼融雪槽への結水を
Z式配管として構成されているから、防火兼融雪槽の中
央部で落差を利用して上方に向け排水することになり、
防火兼融雪槽内に水の流れができ雪塊を溶かしやすくす
ることができる。この際、浄水器12は使用しない。従
って、大量に雪の投入ができる。雨は自然の恵みであ
る。これを有効に利用することで、水を使用するシステ
ムを変えることができ、生活コストを下げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の構成図である。
【図2】同上における配管を中心に説明する構成図であ
る。
【図3】第2発明の構成図である。
【図4】同上における配管を中心に説明する構成図であ
る。
【符号の説明】
1 第1発明の雨水や融雪水などの循環システム 2 建物 3 高置水槽 4 防火兼融雪槽 1イ 第2発明の雨水や融雪水などの循環システム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スノーダクト方式の屋根(2A)に設け
    られたルーフドレン(2B)と、浴槽(2C)と、トイ
    レ(2D)などが設けられている建物(2)において、
    建物(2)と、高置水槽(3)と、防火兼融雪槽(4)
    から構成され、高置水槽(3)は、底部(3A)と側壁
    (3B)から構成され、建物(2)において、ルーフド
    レン(2B)の設置位置より下方位置で、浴槽(2
    C)、トイレ(2D)の設置位置より上方位置をもって
    設けられ、防火兼融雪槽(4)は、底部(4A)と側壁
    (4B)と天板(4C)から構成され、屋外において、
    浴槽(2C)、トイレ(2D)の設置位置より下方位置
    をもって設けられ、屋上に降る雨をルーフドレンから高
    置水槽に入れて溜めて置き、落差を利用して配管を通
    じ、便器、散水器、浴槽、防火兼融雪槽などに必要時に
    配水するよう構成されていることを特徴する雨水や融雪
    水などの循環システム。
  2. 【請求項2】 スノーダクト方式の屋根(2A)に設け
    られたルーフドレン(2B)と、浴槽(2C)と、トイ
    レ(2D)などが設けられている建物(2)において、
    建物(2)と、高置水槽(3)と、防火兼融雪槽(4)
    から構成され、高置水槽(3)は、底部(3A)と側壁
    (3B)から構成され、建物(2)において、ルーフド
    レン(2B)の設置位置より下方位置で、浴槽(2
    C)、トイレ(2D)の設置位置より上方位置をもって
    設けられ、防火兼融雪槽(4)は、底部(4A)と側壁
    (4B)と天板(4C)から構成され、屋外において、
    浴槽(2C)、トイレ(2D)の設置位置より下方位置
    をもって設けられ、天板(4C)には開閉自在の蓋(4
    C11)を有する点検兼雪投入口(4C1)が設けら
    れ、ルーフドレン(2B)に連結された第1パイプ(P
    1)の下端は、高置水槽(3)における側壁(3B)の
    上端近傍に連結され、高置水槽(3)における側壁(3
    B)の下方部分に浄水器(10)を介して連結された第
    2パイプ(P2)の先端は、建物(2)の外部に引出さ
    れて蛇口(11)が取付けられ、この第2パイプ(P
    2)の途中より第3パイプ(P3)と第4パイプ(P
    4)が分岐され、第3パイプ(P3)は蛇口を介して浴
    槽(2C)に連結され、第4パイプ(P4)はトイレ
    (2D)に連結され、高置水槽(3)における側壁(3
    B)の上方部分にオーバーフローパイプとして連結され
    た第5パイプ(P5)の下端は、防火兼融雪槽(4)の
    側壁(4B)における上方部分に連結され、浴槽(2
    C)からの排水パイプとして連結された第6パイプ(P
    6)の下端は、防火兼融雪槽(4)の側壁(4B)にお
    ける上方部分に連結され、防火兼融雪槽(4)の側壁
    (4B)における下方部分に、防火兼融雪槽側から浄水
    器(12)、ポンプ(13)を介して連結された第7パ
    イプ(P7)の上端は、高置水槽(3)の上面開口部に
    対して開口され、防火兼融雪槽(4)の側壁(4B)の
    上方部分にオーバーフローパイプとして連結された第8
    パイプ(P8)の先端は、排水溝(9)に連結されてい
    ることを特徴する雨水や融雪水などの循環システム。
  3. 【請求項3】 スノーダクト方式の屋根(2A)に設け
    られたルーフドレン(2B)と、浴槽(2C)と、トイ
    レ(2D)などが設けられている建物(2)において、
    建物(2)と、高置水槽(3)と、防火兼融雪槽(4)
    から構成され、高置水槽(3)は、底部(3A)と側壁
    (3B)から構成され、建物(2)において、ルーフド
    レン(2B)の設置位置より下方位置で、浴槽(2
    C)、トイレ(2D)の設置位置より上方位置をもって
    設けられ、防火兼融雪槽(4)は、底部(4A)と側壁
    (4B)と天板(4C)から構成され、屋外において、
    浴槽(2C)、トイレ(2D)の設置位置より下方位置
    をもって設けられ、屋上に降る雨をルーフドレンから高
    置水槽に入れて溜めて置き、落差を利用して配管を通
    じ、必要時に便器、散水器、浴槽などに配水すると共
    に、防火兼融雪槽に対する配水は当該防火兼融雪槽の底
    面中央部で行うよう構成されていることを特徴する雨水
    や融雪水などの循環システム。
  4. 【請求項4】 スノーダクト方式の屋根(2A)に設け
    られたルーフドレン(2B)と、浴槽(2C)と、トイ
    レ(2D)などが設けられている建物(2)において、
    建物(2)と、高置水槽(3)と、防火兼融雪槽(4)
    から構成され、高置水槽(3)は、底部(3A)と側壁
    (3B)から構成され、建物(2)において、ルーフド
    レン(2B)の設置位置より下方位置で、浴槽(2
    C)、トイレ(2D)の設置位置より上方位置をもって
    設けられ、防火兼融雪槽(4)は、底部(4A)と側壁
    (4B)と天板(4C)から構成され、屋外において、
    浴槽(2C)、トイレ(2D)の設置位置より下方位置
    をもって設けられ、天板(4C)には開閉自在の蓋(4
    C11)を有する点検兼雪投入口(4C1)が設けら
    れ、ルーフドレン(2B)に連結された第1パイプ(P
    1)の下端は、高置水槽(3)における側壁(3B)の
    上端近傍に連結され、高置水槽(3)における側壁(3
    B)の下方部分に浄水器(10)を介して連結された第
    2パイプ(P2)の先端は、建物(2)の外部に引出さ
    れて蛇口(11)が取付けられ、この第2パイプ(P
    2)の途中より第3パイプ(P3)と第4パイプ(P
    4)が分岐され、第3パイプ(P3)は蛇口を介して浴
    槽(2C)に連結され、第4パイプ(P4)はトイレ
    (2D)に連結され、高置水槽(3)における側壁(3
    B)の下方部分に連結された第9パイプ(P9)の下端
    (P91)は、防火兼融雪槽(4)の底面(4A)の中
    央部まで引込まれ上方に向け開口され、浴槽(2C)か
    らの排水パイプとして連結された第6パイプ(P6)の
    下端は、防火兼融雪槽(4)の側壁(4B)における上
    方部分に連結され、防火兼融雪槽(4)の側壁(4B)
    における下方部分に、防火兼融雪槽側から浄水器(1
    2)、ポンプ(13)を介して連結された第7パイプ
    (P7)の上端は、高置水槽(3)の上面開口部に対し
    て開口され、防火兼融雪槽(4)の側壁(4B)の上方
    部分にオーバーフローパイプとして連結された第8パイ
    プ(P8)の先端は、排水溝(9)に連結されているこ
    とを特徴する雨水や融雪水などの循環システム。
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