JP2001302058A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001302058A
JP2001302058A JP2000119912A JP2000119912A JP2001302058A JP 2001302058 A JP2001302058 A JP 2001302058A JP 2000119912 A JP2000119912 A JP 2000119912A JP 2000119912 A JP2000119912 A JP 2000119912A JP 2001302058 A JP2001302058 A JP 2001302058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marking
recording
unit
image
recording paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000119912A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumitaka Aoki
文孝 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Copyer Co Ltd filed Critical Copyer Co Ltd
Priority to JP2000119912A priority Critical patent/JP2001302058A/ja
Publication of JP2001302058A publication Critical patent/JP2001302058A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】片面既記録の記録紙を再使用する場合に、より
簡易な手段で記録面が既記録面であるか否かを判断し既
記録面上に画像形成を行なわないようにする。 【解決手段】記録紙の記録面上の所定の位置にマーキン
グするマーキング手段30(25)と、このマーキング
手段の前工程にあって記録紙の記録面のマーキングの有
無を検知するマーキング検知手段20と、第1排出部7
1および第2排出部72に対して記録紙を選択的に導く
排出切替部40と、各部を制御する制御手段100とを
備える。制御手段100は、マーキング検知手段20に
より記録面にマーキングを検知しなかった場合には、画
像記録部30にて画像を記録するとともに、当該記録面
上にマーキングを行った後、当該記録紙を第1排出部7
1に排出し、マーキングを検知した場合には、画像記録
を行うことなく当該記録紙を第2排出部72に排出する
よう制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録紙に通常記
録すべき画像とは別個のマーキングを施すマーキング手
段を設けた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、資源のリサイクルを目的として、
既に片面に画像が形成されている記録紙を用い、画像形
成が行われていない他の片面を再使用して、画像形成を
行うことがよく行なわれるようになってきている。たと
えば、記録紙を収納する用紙収納部を複数備えた電子写
真複写機で、いずれかの用紙収納部に片面使用済み紙、
他の用紙収納部に未使用紙を収納して、複写物の使用目
的に応じて使い分けるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな片面再使用を行う場合、収納する再使用の記録紙の
既複写面の表裏を常にそろえて正しくセッティングしな
ければならず、再使用しようとしている記録紙の既複写
面の表裏が不揃いである場合や、既に両面複写されてい
る記録紙が混在している場合、正しく仕分けるのは非常
に面倒であり、揃え損なった場合にはその記録紙での複
写が無駄になる、という問題が生じた。
【0004】このような問題に対し、本願出願人は、先
に特願平11−264480号として、記録に供される
記録面全面を走査検査し既存画像の有無を判断する方法
を提案した。
【0005】本発明は、上記先行発明の改良に係り、既
に片面に画像が形成されている記録紙を再使用する場合
に、より簡易な手段で既記録面であるか否かを判断し既
記録面上に画像形成を行なわないようにすることによ
り、無駄な作像動作をしないようにすることを目的とす
る。
【0006】本発明の他の目的は、既に片面に画像が形
成されている記録紙を再使用する場合に、既記録面に画
像形成を行なわないようにするとともに既記録面である
ことを判別可能にすることにより、無駄な作像動作をし
ないようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による画像形成装
置は、記録紙を収納する記録紙収納部と、この記録紙収
納部から給紙された記録紙に画像を記録する画像記録部
と、この画像記録部を通過した記録紙を排出する排出部
とを備えた画像形成装置において、記録紙の記録面上の
所定の位置にマーキングするマーキング手段と、このマ
ーキング手段の前工程にあって記録紙の記録面のマーキ
ングの有無を検知するマーキング検知手段と、前記排出
部として設けられた第1排出部および第2排出部に対し
て、記録紙を選択的に導く排出切替部と、前記各部を制
御する制御手段とを備え、この制御手段は、前記マーキ
ング検知手段により記録面にマーキングを検知しなかっ
た場合には、前記画像記録部にて画像を記録するととも
に、当該記録面上に前記マーキング手段でマーキングを
行った後、当該記録紙を第1排出部に排出し、前記マー
キング検知手段により記録面にマーキングを検知した場
合には、画像記録を行うことなく当該記録紙を第2排出
部に排出するよう制御を行うことを特徴とする。
【0008】この構成により、マーキングのある場合は
画像形成を行うことなく第2排出部に排出するので、再
利用紙の既記録面に画像形成を行なわなくなるととも
に、既記録紙を区別することが可能になる。
【0009】前記マーキング手段は、第1マーキングお
よびこの第1マーキングとは異なる第2のマーキングを
選択的に行い、前記制御手段は、前記マーキング検知手
段により記録面にマーキングを検知しなかった場合に
は、前記画像記録部にて画像を記録するとともに、マー
キング手段で第1マーキングを施した後、第1排出部に
排出し、前記マーキング検知手段により記録面に第1マ
ーキングを検知した場合には、画像記録を行うことなく
前記マーキング手段で第2マーキングを施した後、当該
記録紙を第2排出部に排出するよう制御を行うようにし
てもよい。
【0010】これにより、仮に第1トレイと第2トレイ
の排出記録紙が混ざり合ってしまう事故があっても第
1,第2のマーキングの区別により所望の記録紙と記録
済み紙との区別ができる。
【0011】前記排出部としてさらに第3排出部を有
し、前記制御手段は、前記マーキング検知手段により記
録面に第2マーキングを検知した場合には、画像記録お
よびマーキングを行うことなく、当該記録紙を第3排出
部に排出するよう制御を行うことも可能である。これに
より、第2のマーキングを重ねて施す無駄をなくすこと
ができる。また、両面使用済みの記録紙をまとめて第3
排出部に選別排出することが可能となる。
【0012】上記画像形成装置において、記録紙の両面
に記録を行うべく記録紙表裏を反転し再給紙する反転再
給紙部と、前記マーキング検知手段の後工程にあって記
録紙の搬送経路を切り替え反転再給紙部へ導く搬送切替
部とをさらに備え、前記制御手段は、前記マーキング検
知手段により記録面にマーキングを検知しなかった場合
には、画像記録部にて画像を記録するとともに、前記マ
ーキング手段でマーキングした後、第1排出部に排出
し、マーキング検知手段により記録面にマーキングを検
知した場合には、画像記録を行うことなく記録紙反転再
給紙部に導き、記録紙表裏を反転し再給紙し、再給紙さ
れた記録紙の記録面にマーキングを検知しなかった場合
には、画像記録部にて画像を記録するとともに、前記マ
ーキング手段でマーキングした後、第1排出部に排出
し、再給紙された記録紙の記録面にマーキングを検知し
た場合には、画像記録を行うことなく記録紙を送り第2
排出部に排出するよう制御を行うようにしてもよい。こ
れにより、ユーザの記録紙のセット状態に関わらず未使
用面を自動的に確実に再利用することが可能となる。
【0013】このような反転給紙機構を有する場合に
も、第1マーキングおよび第2のマーキングの区別を行
ってもよい。すなわち、前記マーキング検知手段により
記録面にマーキングを検知しなかった場合には、画像記
録部にて画像を記録するとともに、前記マーキング手段
で第1マーキングを施した後、第1排出部に排出し、前
記マーキング検知手段により記録面に第1マーキングを
検知した場合には、画像記録を行うことなく記録紙反転
再給紙部に導き、記録紙表裏を反転し再給紙し、再給紙
された記録紙の記録面にマーキングを検知しなかった場
合には、画像記録部にて画像を記録するとともに、前記
マーキング手段で第2マーキングした後、第1排出部に
排出し、前記マーキング検知手段により記録面に第2マ
ーキングを検知した場合には、画像記録を行うことな
く、かつ第2マーキングを施すことなく、当該記録紙を
第2排出部に排出するように制御を行う。
【0014】さらに、前記反転給紙機構を有する場合に
も、前記排出部としてさらに第3排出部を設ける構成と
組み合わせることができる。この場合、制御手段は、両
面記録を実行する場合に、前記マーキング検知手段によ
り第1記録面および第2記録面の両面にマーキングを検
知しなかった場合に、画像記録部にて画像を記録すると
ともに、前記マーキング手段で第1記録面および第2記
録面に第2マーキングを施した後、第1排出部に排出
し、前記マーキング検知手段により第1記録面および第
2記録面のどちらか一面のみにマーキングを検知した場
合には、画像記録を行うことなく、マーキングの有る面
に応じて記録紙反転再給紙部に導くかまたはそのまま排
出するかを選択し、記録紙表裏を揃えて第2排出部に排
出し、前記マーキング検知手段により第1記録面および
第2記録面の両面にマーキングを検知した場合には、画
像記録を行うことなく、当該記録紙を前記第3排出部に
排出するように制御を行う。
【0015】前記マーキング手段は、画像記録部が兼ね
てもよく、あるいは、画像記録部と別個に設けてもよ
い。
【0016】前記マーキング手段は、記録紙の両面側に
配置された第1及び第2のマーキング部を有してもよ
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
画像形成装置の全体構成を示す概略図である。
【0019】記録紙収納部10は、記録紙Pを収納する
収納トレイ11と、この収納トレイ11の記録紙Pを上
から順次1枚ずつ送り出す給紙ローラ12を有してい
る。記録紙収納部10から給紙された記録紙Pは、搬送
ローラ91,92によって画像記録部30に搬送され
る。
【0020】搬送ローラ91と搬送ローラ92の間、す
なわち記録紙収納部10から画像記録部30の間に、記
録紙Pの記録面の所定位置に形成されたマーキング情報
(以下、単にマーキングともいう)を検知するマーキン
グ検知手段としてCCDセンサ20を設けてある。この
CCDセンサ20の読み取り面は、記録紙Pの幅全体に
亘るものではなく、その一部のみに対応するもので足り
る。
【0021】CCDセンサ20で読みとった結果信号
は、不図示の信号線によって制御手段である制御回路部
100に伝達される。制御回路部100は、伝達された
結果信号に基づいて、所定のマーキングがあるかどうか
を判断する。所定のマーキングとは、あらかじめ決めら
れた条件、たとえば位置、形状、大きさ、などを満たす
ように、本発明の画像形成装置の後述するマーキング手
段で形成されたものである。わずかな汚れや小さな点、
位置ズレ、大きさのズレなどは無視するなど、適宜マー
キング情報の条件を設定しておく。
【0022】画像記録部30は既知の記録手段を用いて
かまわない。ここでは電子写真方式の感光体の周りに帯
電、露光、現像、転写、クリーニング、の各プロセス手
段が配列された記録手段を図示している。なお、定着工
程は図示省略してある。
【0023】制御回路部100により各プロセス手段を
用いて画像形成動作を実行し、転写部31で記録紙Pに
画像を記録する。画像記録部30では、ユーザが出力し
たい画像と、前述の予め定められたマーキング画像とを
出力することができる。マーキング画像としては、適宜
の印、模様、画像パターンなどを選択できる。
【0024】排出部70は第1排出部71と第2排出部
72とを備える。各排出部は、それぞれ、排出ローラ7
4,76と、排出トレイ75,77を備え、記録後の記
録紙Pを選択的に積載収納する。
【0025】画像記録部30と排出部70との間には、
記録紙Pの排出経路を切り替える排出切替部としての排
出切替ガイド40を設け、不図示の駆動手段によって排
出経路に進入または排出経路から後退(待避)させるこ
とにより排出経路の切替を行う。図1の実線のように排
出経路から後退している場合は、第1排出部71に記録
紙Pを導き、点線のように搬送経路に進入させた場合
は、第2排出部72に記録紙Pを導く。
【0026】以上のような構成において、制御回路部1
00は、図2に示すフローチャートに従って次のように
動作させ画像形成を行う。
【0027】収納トレイ11に収納された記録紙Pを給
紙ローラ12により1枚送り出す(S1)。搬送ローラ
91によってこの記録紙Pを搬送し、CCDセンサ20
部を通過させ、記録面のマーキング情報の有無を検知す
る(S2)。記録面にマーキングがないと検知した場合
は、ユーザが出力しようとしている画像にマーキング画
像を付加して画像記録部30にて記録する(S3,S
4)。その後、図1の実線のように排出切替ガイド40
を排出経路から後退させて(S5)、第1排出部71に
記録紙Pを導き、第1排出トレイに排出する(S6)。
【0028】記録面にマーキングがあると検知した場合
には、ユーザが出力しようとしている画像の記録を中止
し(S7)、図1の点線のように排出切替ガイド40を
排出経路に進入させて(S8)、第2排出部72に記録
紙Pを導き、第2排出トレイに排出する(S9)。
【0029】適宜のタイミングで次の記録紙を給紙し、
上記と同様の制御を行い、ユーザが出力しようとしてい
る画像の記録を終了させる。
【0030】以上のように動作させる結果、マーキング
されていればその面は使用済みであり、使用済みの面に
重ねて画像形成をすることが無くなる。同時に、マーキ
ングされた使用済みの記録紙を区別して排出するので、
ユーザは所望の画像形成をしたものは第1トレイ73か
ら受け取ることができる。また、少なくとも片面使用済
みの記録紙は第2トレイ77に区別して排出されるの
で、これを図1の実施の形態の場合、裏返して記録紙収
納部10に収容し再度記録用に供すれば、片面のみ使用
した記録紙については裏面利用が可能になり、既に両面
記録されていれば、再度第2トレイ77に排出される。
このように、一旦、第2トレイ77に排出された記録紙
を裏返して再度記録用に供したときに、再度第2トレイ
に排出された記録紙は、両面とも使用済みであった記録
紙として区別が可能となる。
【0031】本発明では、記録面の画像情報そのものを
検出しようとする場合に比べ、マーキングの有無の検出
で上記の動作が達成できるので、検出手段の小型化や検
出処理時間の短縮が図れる。
【0032】本実施の形態では画像記録手段がマーキン
グ手段を兼ねる場合を例としたが、後述するように、マ
ーキング手段は画像記録手段と別個のものであってもよ
い。また、マーキングを行う記録紙上の位置について
は、マーキング検出のタイミングを早くするために記録
紙の搬送方向先端部とすることが好ましい。但し、先端
後端は記録紙の配置の仕方により変わるので、先端後端
の区別をなくすためには、先端後端両方にマーキングし
ておくのが好ましい。図7では、マーキング情報の一例
として、記録紙の先後端の余白部の中央に記録した星マ
ークを示している。
【0033】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図3は本実施の形態に係る画像形成装置の全体構成
を示す概略図である。第1の実施の形態と共通の部分は
同じ符号を付して示し、説明を省略する。本実施の形態
では、マーキング部25を、画像記録部30の後工程と
して別個に設けてあり、複数種類のマークの形成を可能
としている。但し、画像記録部30により複数のマーク
の形成を行うことも可能である。マーキング部25とし
てはスタンプ式のスタンパーが利用できる。しかし、マ
ーキング部はスタンプ式に限らず、ドットインパクト式
でもインクジェット式でも良く、適宜の方式を採用する
ことができる。マーキング画像は、適宜の印、模様、画
像パターンなどを選択できる。
【0034】このような構成において、制御回路部10
0は、図4に示すフローチャートに従って次のような制
御により画像形成を行う。
【0035】収納トレイ11に収納された記録紙Pを給
紙ローラ12により1枚送り出す(S11)。搬送ロー
ラ91によって記録紙Pを搬送し、CCDセンサ20部
を通過させ、記録面のマーキング情報の有無を検知する
(S12)。記録面にマーキングがないと検知した場合
は、ユーザが出力しようとしている画像を画像記録部3
0にて記録した後(S13)、さらに第1マーキング画
像をマーキング部25にて付加して(S14)、排出切
替ガイド40を排出経路から後退させ(S15)、第1
排出部71に記録紙Pを導き、第1排出トレイに排出す
る(S16)。
【0036】記録面にマーキングがあると検知した場合
には、ユーザが出力しようとしている画像の記録を中止
し(S17)、第2マーキング画像をマーキング部25
にて付加して(S18)、排出切替ガイド40を排出経
路に進入させて(S19)、第2排出部72に記録紙P
を導き、第2排出トレイに排出する(S20)。
【0037】図8に示す例では、第1マーキング画像を
付加した記録面80、80’に対して、第2マーキング
画像を付加した例を記録面81、82、83として示
す。記録面81は、第1マーキング画像と同じマーキン
グ画像を、その記録位置をずらして第2マーキング画像
として記録したものである。記録面82は、第1のマー
キング画像と異なるマーキング画像を第2マーキング画
像として、その記録位置をずらして記録したものであ
る。記録面83は、第1マーキング画像に重ねてサイズ
のより大きな第2マーキング画像を記録したものであ
る。なお、第1と第2のマーキング画像の横方向におけ
る記録位置は、記録面の進行方向先端部におけるセンサ
との位置関係を考慮して決定しているが、幅広の1つの
センサでマーキング画像の個数または形状を認識する場
合には、マーキング画像の横方向位置の制約は軽減され
る。また、両マーキング画像をずらして記録する場合に
は、横方向ではなく縦方向にずらしてもよい。
【0038】以上のように動作させる結果、第1の実施
の形態と同様の効果が得られるばかりでなく、仮に第1
トレイと第2トレイの排出記録紙が混ざり合ってしまう
事故があっても第1,第2のマーキングの区別により所
望の記録紙と記録済み紙との区別ができる。
【0039】なお、第1及び第2のマーキング情報の区
別のためには、マーキングの数、形状、大きさなどを変
化させればよい。
【0040】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0041】図5は本実施の形態に係る画像形成装置の
全体構成を示す概略図である。第1、第2の実施の形態
と共通の部分は同じ符号を付して示し、説明を省略す
る。
【0042】本実施の形態では、排出部70として第
1、第2、第3の排出部71,72,73が設けてあ
り、記録紙Pを第3排出部に導くための排出切替ガイド
41が排出経路の途中に追加されている。
【0043】このような構成において、制御回路部10
0は、図6に示すフローチャートに従って次のように画
像形成を行う。
【0044】収納トレイ11に収納された記録紙Pを給
紙ローラ12により1枚送り出す(S31)。搬送ロー
ラ91によって記録紙Pを搬送し、CCDセンサ20部
を通過させ、記録面のマーキング情報の有無を検知する
(S32)。
【0045】記録面にマーキングがないと検知した場合
は、ユーザが出力しようとしている画像を画像記録部3
0にて記録した後(S33)、さらに第1マーキング画
像をマーキング部25にて付加する(S34)。つい
で、排出切替ガイド40を排出経路から後退させて(S
35)、第1排出部71に記録紙Pを導き、第1排出ト
レイ75に排出する(S36)。
【0046】記録面に第1マーキングがあると検知した
場合には、マーキングの種類をチェックする(S3
7)。第1のマーキングの場合には、ユーザが出力しよ
うとしている画像の記録を中止し(S38)、第2マー
キング画像をマーキング部25にて付加する(S3
9)。ついで、排出切替ガイド40を排出経路に進入さ
せて(S40)、第2排出部72に記録紙Pを導き、第
2排出トレイ77に排出する(S41)。
【0047】記録面に第2マーキングがあると検知した
場合には、ユーザが出力しようとしている画像の記録を
中止し(S42)、排出切替ガイド41を排出経路に進
入させて(S43)、第3排出部73に記録紙Pを導
き、排出ローラ78により第3排出トレイ79に排出す
る(S44)。
【0048】本実施の形態では、マーキング有りの場合
にそのマーキングの種類を判別することにより、第2マ
ーキングを検知した場合には重ねて第2マーキングを付
加することを避けることができる。なお、第3排出部を
設けず、第2マーキングを検知した場合は第2排出部に
排出するようにしてもよい。
【0049】以上のように動作させる結果、第2の実施
の形態と同様の効果が得られるばかりでなく、第2のマ
ーキングを重ねて施す無駄をなくすことができる。
【0050】図9に、本発明の第4の実施の形態に係る
画像形成装置の全体構成を示す。本実施の形態では、後
述する反転部50および再給紙部60を含む反転再給紙
機構を設けたものである。
【0051】マーキング部25の後工程には、記録紙P
の搬送経路を切り替える搬送切替部としての排出切替ガ
イド40を設け、不図示の駆動手段によって搬送経路に
進入または搬送経路から後退することにより搬送経路の
切替を行う。図9の点線のように搬送経路に進入してい
る場合は、反転部50に記録紙Pを導き、また、実線の
ように搬送経路から後退している場合は、排出部70に
記録紙Pを導く。
【0052】排出部70の構成は、前述した実施の形態
と実質的に同じである。
【0053】排出切替ガイド85は、不図示の駆動手段
によって排出経路に進入または排出経路から後退するこ
とにより排出経路の切替を行う。図9の実線のように排
出経路から後退している場合は、上段の排出トレイ75
に記録紙Pを導き、また、点線のように搬送経路に進入
している場合は、下段の排出トレイ77に記録紙Pを導
く。
【0054】反転部50は、排出切替ガイド40から反
転搬送路53へ記録紙を送り込む搬送ローラ93、反転
ガイド51、反転ローラ52、反転待避経路54、再給
紙部60に記録紙Pを送り出す搬送ローラ94とからな
る。反転ガイド51は、不図示の駆動手段によって反転
搬送路53に進入またはそこから後退することにより反
転経路の切替を行う。搬送経路から後退している場合
は、反転待避経路54に記録紙Pを導き、反転ローラ5
2で記録紙Pを一旦待避させ、次に点線のように搬送経
路に進入させた後、反転ローラ52を逆回転させ反転経
路を切り替え、記録紙Pを搬送ローラ94により再給紙
部60に送り出す。
【0055】再給紙部60は、反転部50から送り込ま
れた記録紙Pを積載収納する再給紙トレイ64、再給紙
搬送ローラ63、再給紙を行う再給紙ローラ61、給紙
分離、搬送を行う再給紙分離搬送ローラ62、再給紙さ
れた記録紙Pを給紙部と搬送ローラ91との間に送り込
む再給紙搬送経路65、搬送ローラ95、とからなる。
再給紙部60では複数枚の記録紙Pを積載収納すること
ができ、反転部50から送り込まれた記録紙Pを送り込
まれる都度再給紙することもでき、また複数枚積載した
後順次1枚ずつ再給紙することもできる。
【0056】以上のような構成において、制御回路部1
00は、図10に示すフローチャートに従って次のよう
に画像形成を行う。
【0057】まず、収納トレイ11に収納された記録紙
Pを給紙ローラ12により1枚送り出す(S51)。搬
送ローラ91によって記録紙Pを搬送し、CCDセンサ
20部を通過させ、第1面すなわち画像記録する側の面
のマーキング情報の有無を検知する(S52)。
【0058】第1面にマーキングがないと検知した場合
は、ユーザが出力しようとしている画像を画像記録部3
0にて記録し(S53)、さらにマーキング部25でマ
ーキングを施す(S54)。その後、排出切替ガイド4
0を搬送経路から後退させ(S55)、さらに排出切替
ガイド85を後退させて(S56)、排出部70に記録
紙Pを導き、第1排出トレイ75に排出する(S5
7)。
【0059】第1面にマーキングがあると検知した場合
には、ユーザが出力しようとしている画像の記録を一旦
中止(S58)し、画像記録部30にて画像記録をせず
に通過させた後、排出切替ガイド40を搬送経路に進入
させて(S59)、反転部50に記録紙Pを導き、これ
を反転させる(S60)。すなわち、反転部50では、
反転ガイド51を搬送経路から後退させて、反転待避経
路54に記録紙Pを導き、反転ローラ52で記録紙Pを
一旦待避させ、次に搬送経路に進入させた後、反転ロー
ラ52を逆回転させ反転経路を切り替え、記録紙Pを搬
送ローラ94により再給紙部60に送り出す。
【0060】再給紙部60では、反転部50から送り込
まれた記録紙Pを再給紙トレイ64に収納し、再給紙搬
送ローラ63で再給紙を行い(S61)、再給紙搬送経
路65、搬送ローラ95を通過させて、給紙部と搬送ロ
ーラ91との間に送り込む。このとき、記録紙Pは、反
転され第2面が上になっている。
【0061】裏返しにした記録紙Pを再びCCDセンサ
20部を通過させ、第2面すなわち画像記録する側の面
のマーキング情報の有無を検知する(S62)。
【0062】このとき、第2面にマーキングがないと検
知した場合は、ユーザが出力しようとしている画像を画
像記録部30にて記録し(S63)、さらにマーキング
部25でマーキングを施す(S64)。その後、排出切
替ガイド40を排出経路から後退させ(S65)、さら
に排出切替ガイド85を排出経路から後退させて(S6
6)、第1排出トレイ75に排出する(S67)。
【0063】第2面すなわち画像記録する側の面にマー
キングがあると検知した場合には、ユーザが出力しよう
としている画像の記録を中止する(S68)。ついで、
排出切替ガイド40を後退させ(S69)、さら画像記
録部30、マーキング部25を通過させた後、排出切替
ガイド85を搬送経路に進入させて(S70)、第2排
出トレイ77に排出する(S71)。
【0064】本実施の形態では、第2の実施の形態の構
成に対して記録紙を自動的に反転して再給紙する反転再
給紙機構を付加したので、ユーザが再給紙を行う必要な
く確実に未使用紙の再利用が可能となる。
【0065】なお、記録紙収納部10は2段構成の収納
トレイ11を示しているが、本発明においてこれ自体特
に重要ではない。ただ、複数の収納トレイ11があれ
ば、再利用する記録紙と新品の記録紙の収納部を分けて
選択的に利用できる。これは、本実施の形態に限らず、
他の実施の形態においても同様である。
【0066】次に、本発明の第5の実施の形態を説明す
る。その画像形成装置の全体構成は、図9(第4の実施
の形態)と同様である。第4の実施の形態と異なるの
は、マーキング部25が複数種類のマークを形成可能で
ある点と、次に説明する制御回路部101の制御動作が
異なる点である。
【0067】本第5の実施の形態における制御回路部1
01は、図11に示すフローチャートに従って次のよう
に動作する。
【0068】まず、収納トレイ11に収納された記録紙
Pを給紙ローラ12により1枚送り出す(S81)。つ
いで、搬送ローラ91によって記録紙Pを搬送し、CC
Dセンサ20部を通過させ、第1面すなわち画像記録す
る側の面のマーキング情報の有無を検知する(S8
2)。
【0069】第1面にマーキングがないと検知した場合
は、ユーザが出力しようとしている画像を画像記録部3
0にて記録し(S83)、さらにマーキング部25でマ
ーキングを施す(S84)。その後、排出切替ガイド4
0を後退させるとともに(S85)、排出切替ガイド8
5を排出経路から後退させて(S86)、第1排出トレ
イ75に排出する(S87)。
【0070】第1面に第1マーキングがあると検知した
場合には、マーキングの種類を調べる(S88)。第1
のマーキングであれば、ユーザが出力しようとしている
画像の記録を一旦中止し(S89)、画像記録部30に
て画像記録をせずに通過させた後、排出切替ガイド40
を搬送経路に進入させて、反転部50に記録紙Pを導く
(S90)。反転部50では、反転ガイド51を搬送経
路から後退させて、反転待避経路54に記録紙Pを導
き、反転ローラ52で記録紙Pを一旦待避させ、次に搬
送経路に進入させた後、反転ローラ52を逆回転させ反
転経路を切り替え、記録紙Pを搬送ローラ94により再
給紙部60に送り出す(S91)。
【0071】再給紙部60では、反転部50から送り込
まれた記録紙Pを再給紙トレイ64に収納し、再給紙搬
送ローラ63で再給紙を行い、再給紙搬送経路65、搬
送ローラ95を通過させて、給紙部と搬送ローラ91と
の間に送り込む(S92)。このとき、記録紙Pは、反
転され第2面が上になっている。
【0072】裏返しにした記録紙Pを再びCCDセンサ
20部を通過させ、第2面すなわち画像記録する側の面
のマーキング情報の有無を検知する(S93)。
【0073】このとき、第2面にマーキングがないと検
知した場合は、ユーザが出力しようとしている画像を画
像記録部30にて記録し(S94)、さらにマーキング
部25で第2マーキングを施した後(S95)、搬送切
替ガイドを後退させ(S96)、排出切替ガイド85を
排出経路から後退させて(S97)、第1排出トレイ7
5に排出する(S98)。
【0074】ステップS93で第1面に第2マーキング
情報を検知した場合には、ユーザが出力しようとしてい
る画像の記録を中止し(S99)、画像記録部30、マ
ーキング部25を通過させた後、排出切替ガイド40を
後退させ(S100)、排出切替ガイド85を排出経路
に進入させて(S101)、排出部70の下方に記録紙
Pを導き、第2排出トレイ77に排出する(S10
2)。
【0075】ステップS88で第2のマーキングと判定
された場合も、同様にステップS99からの処理を行
い、記録紙Pを第2排出トレイ77に排出する(S10
2)。
【0076】以上のように動作させる結果、本実施の形
態によれば、第1面に第2マーキングを検知した場合は
反転再給紙機構という迂回路を通さずに排出するので、
無駄な動作を省略することができる。
【0077】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。図12は本実施の形態に係る画像形成装置の
全体構成を示す概略図である。上記他の実施の形態と共
通の部分は同じ符号を付して示し、説明を省略する。本
実施の形態は、第3の実施の形態の構成(図5)に対し
て反転再給紙機構を付加し、かつ、センサ20に加えて
これと反対面のマーキングの有無を検知するセンサ21
を追加したものである。
【0078】第3の実施の形態と同様、排出部70には
第1、第2、第3の排出部71,72,73が設けてあ
り、記録紙Pを第3排出部に導くための排出切替ガイド
41,42が排出経路の途中に設けてある。
【0079】このような構成において、両面記録の動作
指示を受けた場合、制御回路部100は、図13に示す
フローチャートに従って次のように画像形成を行う。
【0080】まず、収納トレイ11に収納された記録紙
Pを給紙ローラ12により1枚送り出す(S111)。
ついで、搬送ローラ91によって記録紙Pを搬送し、C
CDセンサ20,21部を通過させ、記録面の両面のマ
ーキング情報の有無を検知する(S112)。
【0081】このとき、記録面の両面のいずれにもマー
キングがないと検知した場合は、ユーザが出力しようと
している画像を、まず第1面に記録するとともに(S1
13)、第2マーキングを付加する(S114)。つい
で、排出切替ガイド40を搬送経路に進入させて(S1
15)、記録紙を反転し(S116)、再給紙する(S
117)。そこで、第2面に画像を記録し(S11
8)、この面にも第2マーキングを施す(S119)。
続いて、排出切替ガイド40を搬送経路から後退させ
(S120)、排出切替ガイド41を実線のように後退
させて(S121)、第1排出トレイ75に排出する
(S122)。
【0082】ステップS112においていずれか少なく
とも1面にマーキングがあると検知した場合、画像記録
を中止し(S123)、そのマーキングが第1面にある
か否かを調べる(S124)。第1面になければ、第2
面(裏側)にマーキングがあるということなので、排出
切替ガイド40を搬送経路から後退させ(S125)、
排出切替ガイド41を排出経路に進入させ(S12
6)、さらに排出切替ガイド42を後退させて(S12
7)、第2排出トレイ77に排出する(S128)。
【0083】ステップS124で第1面にマーキングが
ある場合、次に第2面にもマーキングがあるかを調べる
(S129)。第2面にはマーキングがない場合、ステ
ップS130〜S132により記録紙を判定再給紙し
て、ステップS125へ進む。このようにして、第2の
排紙トレイ77には、第1面が記録済み、第2面が未記
録の記録紙のみが排出、堆積されることになる。
【0084】ステップS129で第2面にもマーキング
があると判定された場合、排出切替ガイド40を搬送経
路から後退させ(S133)、排出切替ガイド41を搬
送経路へ進入させ(S134)、さらに排出切替ガイド
42を進入させて(S135)、第3排出トレイ79に
排出する(S136)。よって、第3排出トレイ79上
には両面記録済みの記録紙のみが排出され、堆積される
ことになる。
【0085】このように本実施の形態では、両面ともマ
ーキングがないときのみ両面記録に記録紙を供し、第1
マーキングが有る場合は片面のみ記録可能なので片面記
録用に別の排出部(77)に収納し、第2マーキングが
有る場合は既に両面記録済みなので、さらに別の排出部
(79)に収納するように、分別排出し、裏紙再利用の
利便性の向上を図ることができる。
【0086】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変形、変更が可能である。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、画像形成の際に給紙さ
れた記録面にマーキングがなければ画像形成し、あれば
画像形成したものと区別して排出するので、使用済み記
録紙の再利用時に既記録面に重ねて記録する無駄が無く
なると共に、記録面の画像情報そのものを検出しようと
する場合に比べ、マーキングの有無の検出により上記の
動作が達成できるので、検出手段の小型化や検出処理の
短縮が図れる。
【0088】また、記録面のマーキング機能を反転給紙
機構と組み合わせることにより、ユーザが使用済み記録
紙の裏紙を使用する際の利便性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の全体構成を示す概略図である。
【図2】図1の画像形成装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の全体構成を示す概略図である。
【図4】図3の画像形成装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置
の全体構成を示す概略図である。
【図6】図5の画像形成装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の実施の形態におけるマーキング情報の
一例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態における第1および第2の
マーキング情報の一例を示す図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置
の全体構成を示す概略図である。
【図10】図9の画像形成装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図11】本発明の第5の実施の形態における画像形成
装置の動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第6の実施の形態に係る画像形成装
置の全体構成を示す概略図である。
【図13】図12の画像形成装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 記録紙収納部 11 収納トレイ 12 給紙ローラ 20,21 CCDセンサ 30 画像記録部 31 転写部 40,41,42 排出切替ガイド 51 反転ガイド 52 反転ローラ 53 反転搬送路 54 反転待避経路 60 再給紙部 61 再給紙ローラ 62 再給紙分離搬送ローラ 63 再給紙搬送ローラ 64 再給紙トレイ 65 再給紙搬送経路 70 排出部 71 第1排出部 72 第2排出部 73 第3排出部 74,76,78 排出ローラ 75,77,79 排出トレイ 85 排出切替ガイド 91,92,93,94,95 搬送ローラ 100 制御回路部 P 記録紙

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙を収納する記録紙収納部と、 この記録紙収納部から給紙された記録紙に画像を記録す
    る画像記録部と、 この画像記録部を通過した記録紙を排出する排出部とを
    備えた画像形成装置において、 記録紙の記録面上の所定の位置にマーキングするマーキ
    ング手段と、 このマーキング手段の前工程にあって記録紙の記録面の
    マーキングの有無を検知するマーキング検知手段と、 前記排出部として設けられた第1排出部および第2排出
    部に対して、記録紙を選択的に導く排出切替部と、 前記各部を制御する制御手段とを備え、 この制御手段は、 前記マーキング検知手段により記録面にマーキングを検
    知しなかった場合には、前記画像記録部にて画像を記録
    するとともに、当該記録面上に前記マーキング手段でマ
    ーキングを行った後、当該記録紙を第1排出部に排出
    し、 前記マーキング検知手段により記録面にマーキングを検
    知した場合には、画像記録を行うことなく当該記録紙を
    第2排出部に排出するよう制御を行うことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記マーキング手段は、第1マーキングお
    よびこの第1マーキングとは異なる第2のマーキングを
    選択的に行い、 前記制御手段は、 前記マーキング検知手段により記録面にマーキングを検
    知しなかった場合には、前記画像記録部にて画像を記録
    するとともに、前記マーキング手段で第1マーキングを
    施した後、第1排出部に排出し、 前記マーキング検知手段により記録面に第1マーキング
    を検知した場合には、画像記録を行うことなく前記マー
    キング手段で第2マーキングを施した後、当該記録紙を
    第2排出部に排出するよう制御を行うことを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記排出部としてさらに第3排出部を有
    し、 前記制御手段は、前記マーキング検知手段により記録面
    に第2マーキングを検知した場合には、画像記録および
    マーキングを行うことなく、当該記録紙を第3排出部に
    排出するよう制御を行うことを特徴とする請求項2記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】記録紙の両面に記録を行うべく記録紙表裏
    を反転し再給紙する反転再給紙部と、 前記マーキング検知手段の後工程にあって記録紙の搬送
    経路を切り替え反転再給紙部へ導く搬送切替部とをさら
    に備え、 前記制御手段は、 前記マーキング検知手段により記録面にマーキングを検
    知しなかった場合には、画像記録部にて画像を記録する
    とともに、前記マーキング手段でマーキングした後、第
    1排出部に排出し、 マーキング検知手段により記録面にマーキングを検知し
    た場合には、画像記録を行うことなく記録紙反転再給紙
    部に導き、記録紙表裏を反転し再給紙し、 再給紙された記録紙の記録面にマーキングを検知しなか
    った場合には、画像記録部にて画像を記録するととも
    に、前記マーキング手段でマーキングした後、第1排出
    部に排出し、 再給紙された記録紙の記録面にマーキングを検知した場
    合には、画像記録を行うことなく記録紙を送り第2排出
    部に排出するよう制御を行うことを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記マーキング手段は、第1マーキングお
    よびこの第1マーキングとは異なる第2のマーキングを
    選択的に行い、 前記制御手段は、 前記マーキング検知手段により記録面にマーキングを検
    知しなかった場合には、画像記録部にて画像を記録する
    とともに、前記マーキング手段で第1マーキングを施し
    た後、第1排出部に排出し、 前記マーキング検知手段により記録面に第1マーキング
    を検知した場合には、画像記録を行うことなく記録紙反
    転再給紙部に導き、記録紙表裏を反転し再給紙し、 再給紙された記録紙の記録面にマーキングを検知しなか
    った場合には、画像記録部にて画像を記録するととも
    に、前記マーキング手段で第2マーキングした後、第1
    排出部に排出し、 前記マーキング検知手段により記録面に第2マーキング
    を検知した場合には、画像記録を行うことなく、かつ第
    2マーキングを施すことなく、当該記録紙を第2排出部
    に排出するように制御を行う制御を行うことを特徴とす
    る請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記排出部としてさらに第3排出部を有
    し、 前記制御手段は、 両面記録を実行する場合に、前記マーキング検知手段に
    より第1記録面および第2記録面の両面にマーキングを
    検知しなかった場合に、画像記録部にて画像を記録する
    とともに、前記マーキング手段で第1記録面および第2
    記録面に第2マーキングを施した後、第1排出部に排出
    し、 前記マーキング検知手段により第1記録面および第2記
    録面のどちらか一面のみにマーキングを検知した場合に
    は、画像記録を行うことなく、マーキングの有る面に応
    じて記録紙反転再給紙部に導くかまたはそのまま排出す
    るかを選択し、記録紙表裏を揃えて第2排出部に排出
    し、 前記マーキング検知手段により第1記録面および第2記
    録面の両面にマーキングを検知した場合には、画像記録
    を行うことなく、当該記録紙を前記第3排出部に排出す
    るように制御を行うことを特徴とする請求項5記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】前記マーキング手段は、画像記録部が兼ね
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】前記マーキング手段は、画像記録部と別個
    に設けられたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記マーキング手段は、記録紙の両面側に
    配置された第1及び第2のマーキング部を有することを
    特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
JP2000119912A 2000-04-20 2000-04-20 画像形成装置 Withdrawn JP2001302058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000119912A JP2001302058A (ja) 2000-04-20 2000-04-20 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000119912A JP2001302058A (ja) 2000-04-20 2000-04-20 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001302058A true JP2001302058A (ja) 2001-10-31

Family

ID=18630813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000119912A Withdrawn JP2001302058A (ja) 2000-04-20 2000-04-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001302058A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7066460B2 (en) 2002-03-27 2006-06-27 Nisca Corporation Sheet supply apparatus and image forming apparatus having the same
JP2008173800A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Olympus Corp 画像記録装置及びその装置による画像品質判定のためのプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7066460B2 (en) 2002-03-27 2006-06-27 Nisca Corporation Sheet supply apparatus and image forming apparatus having the same
JP2008173800A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Olympus Corp 画像記録装置及びその装置による画像品質判定のためのプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4492657B2 (ja) 原稿送り装置及び画像形成装置
JP2003128350A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
US5322274A (en) Sheet conveying apparatus
JP2001302058A (ja) 画像形成装置
JP2003263076A (ja) 画像形成装置
JP2007022691A (ja) 画像形成装置およびシート排出方法
JP2001092192A (ja) 画像形成装置
JP3349595B2 (ja) 再利用紙の紙処理装置
JPH07287425A (ja) 画像形成装置
JP3248039B2 (ja) ソータ
JP2003263074A (ja) 画像形成装置
JPH08241017A (ja) 画像出力装置および画像出力方法
JPH07160065A (ja) 画像形成装置
JP3466932B2 (ja) 印刷装置および印刷方法
JP2001324899A (ja) 印刷装置および印刷方法
JPS63311268A (ja) 画像形成装置
JP4848816B2 (ja) 記録媒体搬送装置
JPH07140854A (ja) 画像形成装置
JP2003043900A (ja) 画像形成装置
JPH07210059A (ja) 画像形成装置
JPS63112325A (ja) 両面作像装置
JPS6186326A (ja) 記録装置
JP2607954B2 (ja) シート給送装置
JP2021089392A (ja) 画像形成装置
JPH0897948A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070703