JP2001301965A - デパレタイザ - Google Patents

デパレタイザ

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JP2001301965A JP2000124383A JP2000124383A JP2001301965A JP 2001301965 A JP2001301965 A JP 2001301965A JP 2000124383 A JP2000124383 A JP 2000124383A JP 2000124383 A JP2000124383 A JP 2000124383A JP 2001301965 A JP2001301965 A JP 2001301965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隙間がある状態で物品が並べられている物品
群を、簡単な構成で纏めて把持することのできるデパレ
タイザを提供する。 【解決手段】 昇降台装置上に積載された最上層の物品
Wの群を纏めて把持する物品群把持装置5を設ける。物
品把持装置5は、挟持手段17と引っ掛け手段18とを
有する。挟持手段17は、物品Wが隙間なく並ぶ方向S
において物品群を挟み付けにより把持する。引っ掛け手
段18は、物品W間に隙間dがある方向において物品W
を引っ掛けにより把持する。引っ掛け手段18は、物品
Wの側面の把手部Waに進入する突起23bと、フック
30とを有する。フック30は、上下回動自在に設けら
れ、物品Wの上縁に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パレット等に段
積みされた物品を1段ずつ取り出すデパレタイザに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パレット上に、各層に複数個ずつ
並べて段積みされた物品を、1層ずつ取り出してコンベ
ア等の搬送経路に送り出すことがある。例えば、瓶入り
飲料の生産工場では、瓶入り飲料を収容したプラスチッ
ク箱を、飲料の種類別にパレットに段積みし、このパレ
ットから、1層ずつ取り出して、出荷先への搬送経路に
送り出すことが行われている。このような荷処理を行う
デパレタイザとして、従来、図12に一例を示すよう
に、縦横に物品Wが並ぶ物品群を、対面する挟持具5
1,51で纏めて把持し、持ち上げるようにしたものが
ある。持ち上げられた物品群は、その下方に進入した進
退式の搬送テーブル(図示せず)上に降ろされ、搬送テ
ーブルから後段のコンベア経路に送り出される。図12
の例は、瓶(図示せず)を収容したプラスチック箱であ
る物品Wが2列に8個並んだ物品配列パターンであり、
このため、対面する対面する挟持具51,51で挟み込
むことで把持が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図13に別の
物品配列パターンを示すように、物品W(〜)のう
ち、一部の物品(,)が、隙間dを生じるような配
列の場合、対面する一対の挟持具51,51で挟み込む
だけでは、隙間dのために物品W(,)が落下する
ことがあり、把持が行えない。
【0004】この発明の目的は、隙間がある状態で物品
が並べられている物品群を、簡単な構成で纏めて把持す
ることのできるデパレタイザを提供することである。こ
の発明の他の目的は、簡単な構成で、物品を確実に把持
可能とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のデパレタイザ
は、物品を各層に縦横複数個ずつ配列された状態で多層
に積載して昇降させる昇降台装置と、この昇降台装置上
に積載された最上層の1層分の物品群を纏めて把持する
物品群把持装置と、この物品把持装置に把持された物品
群を受け取って搬出する搬出装置とを備えたデパレタイ
ザであって、前記物品把持装置は、前記物品群を、物品
が隙間なく並ぶ方向において挟み付けにより把持する挟
持手段と、物品間に隙間がある方向において物品を引っ
掛けにより把持する引っ掛け手段とを有するものとした
ことを特徴とする。この構成によると、昇降台上の物品
は、1層分ずつ物品群把持装置で纏めて把持され、その
把持された物品群は搬出装置に受け渡されて搬出され
る。この過程で、物品群把持装置で物品群を把持すると
きに、隙間のない方向に対しては挟持手段で挟み、隙間
のある方向においては、物品を引っ掛け手段で引っ掛け
るために、隙間があっても物品群を纏めて把持すること
ができる。そのため、一部に隙間が生じる配列であって
も、多数個の物品の物品群を纏めて把持することができ
る。
【0006】この発明において、物品群を構成する各物
品が側面に把手部を有するものである場合に、前記挟持
手段および引っ掛け手段に、前記把手部に入り込む突起
を設けても良い。このように、挟持手段および引っ掛け
手段に突起を設け、物品の側面の把手部に入り込ませる
と、物品の把持が確実となる。しかも、突起を追加する
だけで良いので、簡単な構成で把持が確実となる。
【0007】この発明において、前記引っ掛け手段とし
て、前記物品の周縁上端に係合して前記突起の前記把手
部からの抜け外れを阻止する上下回動自在なフックを設
けても良い。このように、フックを荷物に係合させて突
起が荷物の把手部から抜け外れることを阻止するように
した場合、外れ防止が確実となり、物品の把持がより一
層確実となる。また、フックは上下回動させて荷物上縁
に係合させるため、簡単な構成で係脱が行える。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図11と共に説明する。本体フレーム1の一側に、物
品Wの段積みされたパレットPを持ち上げる昇降台装置
2が設けられ、この昇降台装置2にパレットPを搬入す
る搬入手段3が設けられている。各物品Wは、瓶等の収
容物(図示せず)を収容した上面開放のプラスチック箱
であり、一対の対向する側板の上部に、把手部Waが孔
として形成されている。搬入手段3は、パレットPを搬
送するチェーンコンベアあるいはローラコンベア等のコ
ンベア装置からなる。昇降台装置2は、本体フレーム1
に設けられた昇降ガイド4に沿ってアーム状の昇降台2
aを昇降可能に設けたものであり、昇降台2aは搬入手
段3の搬送面よりも下方の位置から上昇して、搬入手段
3上のパレットPを持ち上げ可能である。本体フレーム
1の上部には、昇降台装置2で持ち上げられた物品Wの
1層分の物品群を纏めて把持する物品群把持装置5が一
側に設けられ、この物品群把持装置5で持ち上げられた
物品群を受け取って本体フレーム1の他側へ搬出する搬
出装置6が設けられている。物品群把持装置5について
は、後に説明する。
【0009】搬出装置6は、本体フレーム1の上部(詳
しくは上フレーム材1a)に設けられたレール7と、こ
のレール7に案内されて物品群把持装置5の下方と本体
フレーム1の他側位置である待機位置(図1の位置)の
間を往復移動する可動搬送テーブル8とで構成される。
可動搬送テーブル8は、前記レール7に進退自在に設置
された台車9と、この台車9に設けられたコンベア10
とで構成される。コンベア10は、可動搬送テーブル8
の進退方向に搬送可能なものであり、図示の例では、多
数の平行な無端の搬送ベルト10a(図2)を有するベ
ルトコンベアからなる。コンベア10は、ローラコンベ
アであっても良い。可動搬送テーブル8は、進退用の自
走装置(図示せず)およびコンベア10の駆動装置を搭
載している。
【0010】搬出装置6の待機位置の後段には、搬出コ
ンベア11が、複数本の搬送ローラ12および移載コン
ベア13を順次介して続いている。搬出コンベア11
は、本体フレーム1の上部位置から下方へ傾斜して延び
ており、その始端は、搬出装置6の搬送方向と直交する
方向とされている(図2参照)。搬出コンベア11には
ローラコンベアが用いられている。移載コンベア13
は、搬出装置6から物品Wを受け取って、直交方向の搬
出コンベア11に移載する手段であり、搬出コンベア1
1のコンベアローラ間に介在する複数本の平行な無端の
搬送ベルト13a(図2)を有している。移載コンベア
13は、搬送ベルト13aが搬出コンベア11の搬送面
に対して浮沈するように昇降駆動可能である。
【0011】物品群把持装置5は、この装置5の本体と
なる把持装置フレーム14を有していて、把持装置フレ
ーム14は、本体フレーム1の上フレーム材1aに設け
られたレール15に進退可能に設置されている。進退可
能な方向は、搬出装置6の可動搬送テーブル8の進退方
向aと同じ方向である。把持装置フレーム14には、走
行駆動装置36が設けられている。なお、把持装置フレ
ーム14は、本体フレーム1に固定設置されたものであ
っても良い。物品群把持装置5は、把持装置フレーム1
4に昇降自在に設置された昇降フレーム16を有し、こ
の昇降フレーム16に、昇降台装置2上の物品群を挟持
により把持する挟持手段17と、その物品Wを引っ掛け
により把持する引っ掛け手段18とが設けられている。
昇降フレーム16は、把持装置フレーム14に、ガイド
ロッド等で構成される昇降ガイド37により昇降自在に
案内され、シリンダ装置等からなる昇降駆動装置38に
より昇降駆動される。
【0012】図11に作用説明図を示すように、挟持手
段17は、1層分の物品群を、物品Wが隙間なく並ぶ方
向Sにおいて挟み付けにより把持する手段であり、引っ
掛け手段18は、物品間に隙間dがある方向Rにおいて
物品Wを引っ掛けにより把持する手段である。隙間の有
無は、物品群の外周が矩形となるように、物品Wを縦横
にできるだけ密に並べた状態において、物品W間に隙間
dが生じるか否かを言う。また、引っ掛け手段18で物
品Wを引っ掛けにより把持するのは、物品間に隙間dが
生じた物品列(図11の例では物品,の列)の物品
Wだけであり、物品群の外周に面する物品Wだけであ
る。前記の隙間dがある方向Rと平行な方向で、隙間な
く並ぶ物品W(,,の列の物品、および,,
の列の物品)は、第2の挟持手段19により、挟み付
けにより把持される。第2の挟持手段19は、把持のよ
り一層の確実を図るものであり、省略しても良い。
【0013】図3〜図5に示すように、挟持手段17、
引っ掛け手段18、および第2の挟持手段19は、いず
れも、物品群の各側面に対面して各々進退する対面進退
部材20と、この対面進退部材20を進退させる進退駆
動装置21とを有している。この対面進退部材20は、
アタッチメントとして交換自在に取付けられる挟持部品
22(図7)および引っ掛け部品23(図6)の選択的
な取付けによって、挟持手段17、引っ掛け手段18、
および第2の挟持手段19のいずれかに構成される。
【0014】対面進退部材20には、次の各種のものが
ある。物品群に対して、搬送テーブル進退方向Xと直交
する方向に対面するものとしては、物品群の全幅に略対
応する一つの複列用の対面進退部材20A と、これに対
向する複数の各列用の対面進退部材20B とが設けられ
る。複列用対面進退部材20A は、図1の搬入手段3に
よる搬入方向の奥側に設けられる。物品群に対して、可
動搬送テーブル進退方向Xに対面するものとしては、各
列毎に横列用の対面進退部材20C ,20D が設けられ
る。図示の例では、中央に横列用対面進退部材20C
設けられ、その両側に横列用対面進退部材20D が設け
られる。これら対面進退部材20C ,20D は、いずれ
も対面する2個が対として設けられる。
【0015】上記の対面進退部材20うち、Y方向に対
面する対面進退部材20A ,20Bは、図5に示すよう
に、昇降フレーム16にガイド29を介して進退自在に
設置され、シリンダ装置等からなる進退駆動装置21で
進退させられる。図4に示すように、X方向に対面する
各対面進退部材20C ,20D は、各々ガイド29を介
して進退自在に設置され、シリンダ装置等からなる進退
駆動装置21で進退させられる。前記各ガイド29は直
動軸受等からなる。
【0016】図7に示すように、各対面進退部材20
は、前方に突出するアタッチメント取付片24を有して
いて、このアタッチメント取付片24の上端面および先
端面に係合切欠25,26が設けられている。アタッチ
メント取付片24は、2枚が平行に設けられている。ア
タッチメントとなる挟持部品22は、これら係合切欠2
5,26に、結合具27,28で着脱可能に取付けられ
る。上下の結合具27,28は、いずれか片方をピンと
し、もう片方をボルトとしても良く、また両方ともをピ
ンまたはボルトとしても良い。
【0017】挟持部品22は、物品Wの側面に接する押
し当て板22aと、この押し当て板22aの前面に突出
して物品Wの把手部Waに進入する突起22bと、押し
当て板22aの裏面に突出する被取付片22cとを有し
ている。被取付片22cは、対面進退部材20のアタッ
チメント取付片24に沿うように設けられ、結合具2
7,28が挿通される孔を有している。なお、第2の挟
持手段19を構成する挟持部品22は、突起22bを有
しないことの他は、挟持手段17を構成する挟持部品2
2と同じである。
【0018】図6に示すように、引っ掛け部品23は、
挟持部品22と同じく物品Wの側面に接する押し当て板
23aと、この押し当て板23aの前面に突出して物品
Wの把手部Waに進入する突起23bと、押し当て板2
3aの裏面に突出する被取付片23cとを有する他に、
フック30を有している。引っ掛け部品23の対面進退
部材20への取付けは、上記と同様に結合具27,28
で行われる。フック30は、引っ掛け部品23に支軸3
1回りで上下回動自在に支持され、物品Wの側板上縁に
係合して突起23bの把手部Waからの抜け外れを阻止
するものである。フック30は、フック回動駆動手段3
2により正逆に回動駆動される。フック回動駆動手段3
2は、流体圧シリンダからなり、引っ掛け部品23とは
別に、対面進退部材20にブラケット33を介して揺動
自在に支持され、そのピストンロッドは、リンク34を
介してフック30にピン結合されている。フック回動駆
動手段32は、引っ掛け部品23に取付けても良い。ま
た、フック30は、位置固定の支軸31回りに回動する
構成とする代わりに、回動に伴って回動中心が所定の経
路で移動するように、カム等の案内手段(図示せず)で
案内されるものとしても良い。
【0019】上記構成の動作を説明する。まず、物品配
置および段取りを説明する。パレットP上に段積みされ
た物品Wは、各層とも互いに同じ配列とされる。また、
このデパレタイザに順次搬入される各パレットPは、物
品Wの配列が互いに同じものである。パレットP上の物
品Wの配列を異ならせる場合は、段取り替えを行い、物
品Wの配列に応じて、アタッチメントとなる挟持部品2
2および引っ掛け部品23の配置を変更する。いま、パ
レットP上の各層の物品Wの配列は、図11に示すよう
に、横列の第1列に3個(〜)、第2列に2個
(,)、第3列に3個(〜)が配列されている
とする。各物品Wは、第1,第3列では縦長方向に、第
2列では横長方向にそれぞれ向けられている。
【0020】デパレタイズに際しては、物品Wの積載さ
れたパレットPが搬入手段3で昇降台装置2まで搬送さ
れる。搬送されたパレットPは、昇降台装置3で持ち上
げられ、最上層の物品Wが物品群把持装置5で把持可能
な所定高さに達すると、上昇を停止する。この最上段の
物品群は、物品群把持装置5で纏めて把持され、所定高
さまで持ち上げられる。この持ち上げられた物品群の下
方に、可動搬送テーブル8が進入し、物品群把持装置5
から可動搬送テーブル8上に物品群が積まれる。物品群
を積んだ可動搬送テーブル8は、元の待機位置に戻り、
そのコンベア10を駆動して、物品群を移載コンベア1
3に搬出する。移載コンベア13に載せられた物品群
は、移載コンベア13の下降によって搬出コンベア11
に渡され、搬出コンベア11によって目的位置まで搬出
される。可動搬送テーブル8が待機位置に戻った状態で
は、昇降台装置2が物品Wの1層分だけさらに上昇し、
次の層の物品群のデパレタイズが開始される。
【0021】このようなデパレタイズの過程で、物品群
把持装置5で物品群を把持するときに、図11に示すよ
うに、物品群は、物品Wが隙間無く並ぶ方向Sに対して
は、挟持手段17の対面する挟持部品22により挟み付
けにより把持される。このとき、挟持部品22の突起2
2bは、物品Wの把手部Waに挿入され、把持の確実が
得られる。また、物品Wが隙間dを生じて並ぶ方向Rに
おいては、その隙間dの生じた列の物品W(,)
が、引っ掛け手段18の引っ掛け部品23で把持され
る。この把持は、引っ掛け部品23が物品Wの側面に押
しつけられて、突起23bが物品Wの把手部Waに係合
し、かつフック30が下降回動により物品Wの側板上縁
に係合して、突起23bの把手部Waからの抜け外れを
阻止することで行われる。隙間dが生じた方向Rにおい
ても、物品Wが隙間なく並ぶ列では、第2の挟持手段1
9の対面する挟持部品22により、その列の物品W(
〜,〜)を挟み付けにより把持する。なお、パレ
ットP上の物品群の中心が、物品群把持装置5の中心と
X方向に合わない場合は、把持装置フレーム14をレー
ル15上で進退させて調整する。
【0022】このデパレタイザは、このように、隙間d
のない方向Sに対しては挟持手段17で挟み、隙間dの
ある方向Rにおいては、物品Wを引っ掛け手段18で引
っ掛けるため、隙間dがあっても物品群を纏めて把持す
ることができる。このように、一部に隙間dが生じる配
列であっても、多数個の物品Wの物品群を纏めて把持す
ることができる。
【0023】
【発明の効果】この発明のデパレタイザは、物品が縦横
に複数個ずつ平面的に配列された物品群を纏めて把持す
るデパレタイザであって、物品が隙間なく並ぶ方向にお
いて物品群を挟み付けにより把持する挟持手段と、物品
間に隙間がある方向において物品を引っ掛けにより把持
する引っ掛け手段とを設けたため、隙間がある状態で物
品が並べられている物品群を、簡単な構成で纏めて把持
することができる。物品群を構成する各物品が側面に把
手部を有するものである場合に、前記挟持手段および引
っ掛け手段に、前記把手部に入り込む突起を設けたとき
は、簡単な構成で、物品の確実な把持が行える。前記引
っ掛け手段として、前記物品の上縁に係合して前記突起
の前記把手部からの抜け外れを阻止する上下回動自在な
フックを設けた場合は、簡単な構成で、物品をより一層
確実に把持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかるデパレタイザの
一部省略正面図である。
【図2】同デパレタイザの平面図である。
【図3】同デパレタイザにおける物品群把持装置の部分
省略平面図である。
【図4】同物品群把持装置の一部省略正面図である。
【図5】同物品群把持装置の側面図である。
【図6】引っ掛け手段の正面図である。
【図7】挟持手段の側面図である。
【図8】引っ掛け手段の平面図である。
【図9】引っ掛け手段の破断背面図である。
【図10】対面進退部材の背面図である。
【図11】(A)は動作説明図、(B)は引っ掛け手段
のフックと物品との関係を示す部分拡大破断正面図であ
る。
【図12】従来列の説明図である。
【図13】従来例の把持不能状態の説明図である。
【符号の説明】
1…本体フレーム 2…昇降台装置 3…搬入手段 5…物品群把持装置 6…搬出装置 8…可動搬送テーブル 11…搬出コンベア 14…把持装置フレーム 16…昇降フレーム 17…挟持手段 18…引っ掛け手段 19…第2の挟持手段 20,20A 〜20D …対面進退部材 21…進退駆動装置 22…挟持部品 22b…突起 23…引っ掛け部品 23b…突起 30…フック W…物品 Wa…把手部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 秀行 愛知県犬山市大字橋爪字中島2番地 村田 機械株式会社犬山工場内 (72)発明者 本田 和男 東京都港区元赤坂1−2−3 サントリー 株式会社東京支社内 (72)発明者 石田 力也 東京都港区元赤坂1−2−3 サントリー 株式会社東京支社内 (72)発明者 高嶋 正博 兵庫県加古川市野口町古大内900番地 オ ークラ輸送機株式会社内 Fターム(参考) 3F030 AA04 BA02 BB00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を各層に縦横複数個ずつ配列された
    状態で多層に積載して昇降させる昇降台装置と、この昇
    降台装置上に積載された最上層の1層分の物品群を纏め
    て把持する物品群把持装置と、この物品把持装置に把持
    された物品群を受け取って搬出する搬出装置とを備えた
    デパレタイザであって、前記物品把持装置は、前記物品
    群を、物品が隙間なく並ぶ方向において挟み付けにより
    把持する挟持手段と、物品間に隙間がある方向において
    物品を引っ掛けにより把持する引っ掛け手段とを有する
    ものとしたデパレタイザ。
  2. 【請求項2】 物品群を構成する各物品は側面に把手部
    を有するものであり、前記挟持手段および引っ掛け手段
    に、前記把手部に入り込む突起を設けた請求項1記載の
    デパレタイザ。
  3. 【請求項3】 前記引っ掛け手段として、前記物品の上
    縁に係合して前記突起の前記把手部からの抜け外れを阻
    止する上下回動自在なフックを設けた請求項2記載のデ
    パレタイザ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108313741A (zh) * 2018-04-09 2018-07-24 东莞市沃德精密机械有限公司 盘体分离机构及供料装置
WO2019056426A1 (zh) * 2017-09-21 2019-03-28 晋城富泰华精密电子有限公司 装夹装置

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WO2019056426A1 (zh) * 2017-09-21 2019-03-28 晋城富泰华精密电子有限公司 装夹装置
CN108313741A (zh) * 2018-04-09 2018-07-24 东莞市沃德精密机械有限公司 盘体分离机构及供料装置

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