JP2001301130A

JP2001301130A - インクジェットプリンタ

Info

Publication number: JP2001301130A
Application number: JP2000108136A
Authority: JP
Inventors: Gardiner Richard; リチャード、ガーディナー
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2000-04-10
Filing date: 2000-04-10
Publication date: 2001-10-30

Abstract

(57)【要約】【課題】壁紙及び織物のような品物に高速で印刷する
ことができるインクジェットプリンタを提供すること。【解決手段】インクジェットプリンタは、印刷すべき
基板Ｓに沿った通路と、各々が複数のノズルを有する固
定されたインクジェットの配列と、を有する。前記配列
は、複数列のインクジェットヘッド１２を有し、前記通
路及び前記列を横断して延びる各列は、通路の方向に互
いに離れている。また、プリンタは、基板Ｓの運動に応
じてインクジェットヘッド１２を作動する手段を有し、
この基板の動きは、例えば、センサ２０によって検出さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに関し、さらに詳細には、波形の紙型、壁紙及び
織物のような品物に印刷することができるワイドフォー
マット型のインクジェットプリンタに関する。

【０００２】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、印刷す
べき基板（Ｓ）が通過する通路（Ａ）と、各々が複数の
ノズルを有する固定されたインクジェットヘッド各々が
複数のノズルを有する固定されたインクジェットヘッド
（１２）の配列であって、複数列のインクジェットヘッ
ドを有し、各列は前記通路を横断するように延びてお
り、前記列は、前記通路の方向に互いから離れるように
配置された配列と、前記基板の動きに応答してインクジ
ェットヘッドを作動する手段と、を有するインクジェッ
トプリンタが提供される。

【０００３】前述した広範なインクジェットプリンタ
は、固定ヘッドと反対側に移動ヘッドを有する。本発明
のデザインは、現在のソフトウエアの制約内でどのよう
な寸法の構造も可能となり、印刷速度を非常に増大する
ことができる。

【０００４】好ましくは、通路に沿って基板の移動を検
出するために、また基板が所定の距離移動する毎にイン
クジェットヘッドを作動する信号を生成する検出する手
段が設けられる。これは、印刷品質の解像度に影響を与
えることなく基板の速度が変化することができる利点を
有する。また、基板を機械的に送るか、プリンタに手で
送ることができる。

【０００５】有利には、各インクジェットは、ヘッドの
ノズルを作動するデータを記憶するために用いられるメ
モリを備えたそれ自身の電気制御基板を有する。

【０００６】この場合、プリンタは、さらに、複数の分
配基板を有し、この基板の各々は、中央処理ユニットか
らの情報をヘッド制御基板のグループに送る。

【０００７】有利には、インクジェットヘッドは、複数
の対の列に配置され、各ヘッドは、このヘッドに取り付
けられたヒートシンクを有する。各対の列の２列のヘッ
ドのヒートシンクは後方と後方が合わされ、共通の熱伝
導体と接触する。これは、インクジェットヘッドが占め
る空隙を最小限にする。

【０００８】好ましくは、さらに、インクジェットプリ
ンタは、各通路に直角な方向に前記通路から離れるイン
クジェットヘッドを移動する手段を有する。この場合、
インクジェットプリンタは、さらに、基板の破れを検出
し、破れを検出したとき、インクジェットヘッドに損傷
を与えないように移動手段を作動させる手段を有する。
さらに、別の手段によれば、インクジェットプリンタ
は、基板の厚さを検出し、基板の厚さによってインクジ
ェットヘッドの位置を調整するために作動する手段を有
する。

【０００９】好ましくは、前記基板の移動経路は、水平
かまたほぼ水平であり、インクジェットヘッドは、前記
通路上に配置されている。インクジェットプリンタは、
波形機械及び/ 又はダイ切断機械と組み合わされ、速度
の同期をとる手段を有し、この速度で波形機械及び/ 又
はダイ接続機械が作動するインクジェットプリンタが提
供される。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態をさ
らに詳細に添付図面を参照して説明する。

【００１１】図１ないし図３を参照すると、図面に示さ
れるプリンタは、複数色のプリンタであり、複数色のプ
リンタは、１．３メートルの印刷画像幅と、約２メート
ルの印刷画像の長さとを有し、大きな基板、通常はプラ
スティック材料、ボール紙、木のパネル、織物または紙
のロールに印刷するために使用される。しかしながら、
プリンタは、例えば、カーペットを印刷するために大き
くつくることができ、Ａ３の紙の用紙を印刷するために
かなり小さくつくることができる。

【００１２】プリンタは、基台１１を支持するフレーム
ワーク構造体１１を有し、基台１１は、印刷すべき基板
Ｓに沿った通路Ａを形成する。また、インクジェットプ
リンタは、固定されたインクジェットヘッド１２の配列
を有し、各々は、複数の、通常、１２８個のノズルを有
する。この配列は、複数列のインクジェットヘッド１２
を有し、各列は、通路A を横断するように延び、この列
は、通路Ａの方向に互いに離れており、各列に複数のイ
ンクジェット１２を備えている。

【００１３】各ノズルは圧電素子を有し、この圧電素子
は、作動するとき、基板Ｓに適当なインクの量を放出す
る関連するキャビティを締め付ける圧電素子を組み込
む。

【００１４】インクジェットヘッド１２は通路を横断す
るように延びるクロスビーム１３によって支持される。
各ヘッド１２は、ヒートシンク１４を有し、ヒートシン
ク１４は、熱伝導体として作用する各クロスビーム１３
に取り付けられる。図３に最もよく示すように、インク
ジェットヘッド１２は、２列のヘッド１２として作動す
る。各２列のヘッド１２のヒートシンク１４は、後側と
後側が対向して共通のクロスビーム１３と接触するよう
に配置される。

【００１５】各インクジェットヘッド１２は、それ自身
電子制御板１５を有し、ヘッドのノズルを作動するデー
タを記憶するランダムアクセス・メモリを備えている。
各制御板１５は、それ自身のアドレスを有する。これ
は、任意の時間で情報を制御板に予備入力することが可
能であることを意味し、したがって、各ヘッドによって
印刷されるべき特定のイメージは、もはや必要となくな
るまで、メモリによって記憶され、それによってヘッド
全体を作動するために取り扱われるべきデータの量を非
常に減少することができる。

【００１６】ヘッド１２の後側と後側の配置に対応する
ために、プリンタは反対方向に反転したヘッド１２（す
なわち、各ビーム１３の下流側のヘッド）の情報を読む
ためにプログラムされる。したがって、情報は反転した
ヘッド１２のコードのライン毎に、水平方向に後方に読
めるが、メモリの平面の同じ垂直方向に前方に読むこと
ができる。

【００１７】さらにインクジェットプリンタは、複数の
分配基板１６を有し、この各々は、中央処理ユニット
（図示せず）からの情報をヘッド制御板１５のグループ
に供給する。図２に示すように、各分配基板１６は、６
つのヘッド制御板１５と関連する。

【００１８】図３に示すように、インクは、ビーム１３
を通して配管されるパイプ１７を通してヘッド１２に供
給される。このヘッドは、プリントヘッドコネクタ１８
によって各制御板１５に接続され、各制御板１５は、プ
リントヘッドドライバ・コネクタ１９によって各分配ボ
ード１６に接続される。

【００１９】図２に示すように、インクジェットプリン
タは、基板Ｓが所定の距離移動するとき、通路Ａに沿っ
た基板Ｓの移動を検出するために、またインクジェット
ヘッド１２への信号を送るためのセンサ２０を含む。セ
ンサ２０は摩擦ホイール２２によって駆動されたデジタ
ル・デコーダ２１の形である。

【００２０】図２に示すように、クロスビーム１３は、
長手方向の支持ビーム２３に取り付けられ、フレームワ
ーク構造１０の上部から支持された液圧ラム２４の下端
に取り付けられる。ラム２４は、通路に向かうか、通路
から離れるようにインクジェットヘッド１２を移動する
ように下方ビーム１３及び２３を昇降するように作動す
ることができる。

【００２１】また、インクジェットプリンタは、基板Ｓ
の破れを検出し、破れが検出されたとき、インクジェッ
トヘッド１２を上昇させ、ラム２４を作動させる１つま
たは複数のセンサ（図示せず）を有する。

【００２２】また、インクジェットプリンタは、基板Ｓ
の厚さを検出し、基板Ｓの厚さによってインクジェット
ヘッド１２の位置を調整するためにラム２４を作動する
１つまたは複数のセンサ（図示せず）を有する。

【００２３】プリンタは、異なる４つのカラーインクで
作動するが、それ以上またはそれ以下の数の色のカラー
インクで作動するように設計することができる。図４に
図示するように、１２列のインクジェットヘッド１２が
あり、３列が各色に振り分けられる。各列のインクジェ
ットヘッド１２は、互いに離れ、隣接する列のインクジ
ェトヘッド１２は、３列の各グループがプリンタの幅全
体をカバーするように互いに関して互い違いに配列され
る。

【００２４】パルスがデジタルデコーダ２１から受け取
られる毎に、ヘッド１２は、一行が印刷される。したが
って、プリンタを通して基板Ｓを引くことができる速度
の要因を制限するときのみ、ヘッド１２の作動速度が変
化する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によるインクジェットプリンタの１つの
実施の形態の側面図である。

【図２】インクジェットヘッドの構成を示す上述したも
のからの部分斜視図である。

【図３】インクジェットヘッド及び制御回路をさらに詳
細に示す部分斜視図である。

【図４】インクジェットヘッドの平面図である。

【符号の説明】

１０フレームワーク構造１１基台１２インクジェットヘッド１３クロスビーム１４ヒートシンク１５電子制御板１８印刷コネクタ２０センサ２４ラム

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】印刷すべき基板（Ｓ）が通過する通路
（Ａ）と、各々が複数のノズルを有する固定されたイン
クジェットヘッド（１２）の配列であって、前記配列
は、複数列のインクジェットヘッドを有し、各列は前記
通路を横断するように延びており、前記列は、前記通路
の方向に互いに離れるように配置された配列と、前記基
板の動きに応答してインクジェットヘッドを作動する手
段と、を有するインクジェットプリンタ。
【請求項２】前記基板が所定の距離移動する毎に、前記
通路に沿った前記基板の動きを検出し、前記インクジェ
ットヘッド（１２）を作動する信号を生じる検出手段
（２０）を提供する請求項１に記載のインクジェットプ
リンタ。
【請求項３】各インクジェットヘッド（１２）は、ヘッ
ドのノズルを作動させるデータを記憶するメモリを有す
るそれ自身の電気制御基板（１５）を有する請求項１ま
たは２に記載のインクジェットプリンタ。
【請求項４】各基板（１６）が中央処理ユニットからヘ
ッド制御基板（１５）に情報を送る複数の分配基板（１
６）を有する請求項３に記載のインクジェットプリン
タ。
【請求項５】前記インクジェット（１２）は、複数列に
配置され、各ヘッドは、それに取り付けられたヒートシ
ンク（１４）を有し、各対の列の２列のヘッドのヒート
シンクは、背後と背後が対向するように配置され、共通
の熱伝導体と接触する請求項１ないし４のいずれかに記
載のインクジェットプリンタ。
【請求項６】前記プリンタは、反転したヘッドの後方の
バックワードの情報を読みとるようにプログラムされて
いる請求項５に記載のインクジェットプリンタ。
【請求項７】前記通路に直角か、またはほぼ直角な方向
に前記通路から離れる方向に前記インクジェットヘッド
（１２）を移動する手段（２４）を有する請求項１ない
し６のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
【請求項８】前記基板の破れを検出し、前記破れを検出
したとき移動手段を作動する手段を有する請求項７に記
載のインクジェットプリンタ。
【請求項９】前記基板の厚さを検出し、また前記基板の
厚さによってインクジェットヘッドの位置を調整する移
動手段を作動する手段を有する請求項７または８に記載
のインクジェットプリンタ。
【請求項１０】前記基板の動きの前記通路（Ａ）は、水
平か、ほぼ水平であり、前記インクジェットヘッドは、
前記通路上に配置されている請求項１ないし９のいずれ
かに記載のインクジェットプリンタ。
【請求項１１】請求項１ないし１０のいずれかに記載の
複数のインクジェットプリンタ。