JP2001301122A - グラビア印刷機のインキ乾燥装置 - Google Patents
グラビア印刷機のインキ乾燥装置Info
- Publication number
- JP2001301122A JP2001301122A JP2000125646A JP2000125646A JP2001301122A JP 2001301122 A JP2001301122 A JP 2001301122A JP 2000125646 A JP2000125646 A JP 2000125646A JP 2000125646 A JP2000125646 A JP 2000125646A JP 2001301122 A JP2001301122 A JP 2001301122A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- width
- sheet
- drying device
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Coating Apparatus (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のグラビア印刷機においてはシートの幅
方向の中央部付近のインキの乾きが遅いと言う課題があ
った。 【解決手段】 噴出口の形状がその噴出口の長さ方向の
中央部付近の幅が両端部付近の幅より広くなっているよ
うにした。
方向の中央部付近のインキの乾きが遅いと言う課題があ
った。 【解決手段】 噴出口の形状がその噴出口の長さ方向の
中央部付近の幅が両端部付近の幅より広くなっているよ
うにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラビア印刷機に
おいて、シートに塗着したインキをそのシートの幅方向
において均一に乾燥させるようにした乾燥機に関する。
おいて、シートに塗着したインキをそのシートの幅方向
において均一に乾燥させるようにした乾燥機に関する。
【０００２】
【従来の技術】グラビア印刷機は図１に示す印刷ユニッ
トを複数基列設して複数色を順次に印刷するものであっ
て、各印刷ユニットは、図１に示すように、インキパン
１に貯溜されたインキａに下部を浸されて余分なインキ
ａをドクタ１０でかき落とされた版胴２に圧胴３により
押し付けられて印刷の施されたシートｂが上方へ走行
し、反転ローラー４で走行方向が約１８０°変えられて
次の印刷ユニットへ送られるのであるが、このままで
は、印刷されたインキが乾いていないため、これが反転
ローラー４に付着して印刷不良を生じる。
トを複数基列設して複数色を順次に印刷するものであっ
て、各印刷ユニットは、図１に示すように、インキパン
１に貯溜されたインキａに下部を浸されて余分なインキ
ａをドクタ１０でかき落とされた版胴２に圧胴３により
押し付けられて印刷の施されたシートｂが上方へ走行
し、反転ローラー４で走行方向が約１８０°変えられて
次の印刷ユニットへ送られるのであるが、このままで
は、印刷されたインキが乾いていないため、これが反転
ローラー４に付着して印刷不良を生じる。
【０００３】そこで、版胴２の上方に離れた位置に反転
ローラー４を配置してその間に多数の案内ローラー５を
配置し、印刷の施されたシートｂをその裏面をこの案内
ローラー５に接触して走行させるようにするとともに、
各案内ローラー５に対応する位置にシートｂの幅方向に
細長い空気の噴出口６を設け、供給ダクト７から圧送さ
れた空気をその噴出口６からシートｂに向けて噴出する
ことによりシートｂに印刷されたインキａを乾燥させて
シートｂに固着させるようになっている。
ローラー４を配置してその間に多数の案内ローラー５を
配置し、印刷の施されたシートｂをその裏面をこの案内
ローラー５に接触して走行させるようにするとともに、
各案内ローラー５に対応する位置にシートｂの幅方向に
細長い空気の噴出口６を設け、供給ダクト７から圧送さ
れた空気をその噴出口６からシートｂに向けて噴出する
ことによりシートｂに印刷されたインキａを乾燥させて
シートｂに固着させるようになっている。
【０００４】また、噴出口６の両側には図２に示すよう
に、吸引口８が設けられてその吸引口８が吸引ダクト９
に接続されていて噴出口６から噴出された空気をシート
ｂの両側に吸引して空気の流れを良くし、乾燥を速める
ようになっている。
に、吸引口８が設けられてその吸引口８が吸引ダクト９
に接続されていて噴出口６から噴出された空気をシート
ｂの両側に吸引して空気の流れを良くし、乾燥を速める
ようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
噴出口６は、図３に示すように、噴出口６の幅ｗがその
長さ方向において一定であるため、噴出口６の両端部付
近から噴出した空気は吸引口８に吸引されて速やかに排
出されることから、常に新しい空気が供給されてインキ
ａが速く乾燥されるのに対し、噴出口６の長さ方向の中
央部付近は吸引口８から遠く、空気の流れが悪いため乾
燥速度が低い。
噴出口６は、図３に示すように、噴出口６の幅ｗがその
長さ方向において一定であるため、噴出口６の両端部付
近から噴出した空気は吸引口８に吸引されて速やかに排
出されることから、常に新しい空気が供給されてインキ
ａが速く乾燥されるのに対し、噴出口６の長さ方向の中
央部付近は吸引口８から遠く、空気の流れが悪いため乾
燥速度が低い。
【０００６】このため、シートｂの走行速度をその中央
部付近のインキａの乾燥速度に合わせる必要があって、
印刷速度を抑制しなければならないという課題があっ
た。
部付近のインキａの乾燥速度に合わせる必要があって、
印刷速度を抑制しなければならないという課題があっ
た。
【０００７】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】本発明は
このような課題を解決するための手段として、噴出口の
形状がその噴出口の長さ方向の中央部付近の幅が両端部
付近の幅より広くなっているようにしたものであって、
噴出口の中央部付近から両端部付近より大量の空気がシ
ートｂに吹き付けられるから、噴出口の中央部付近から
噴出された大量の空気はインキの溶剤を多量に吸収する
ことができて、噴出口の両端部付近において比較的少量
の空気が吸引口に吸い込まれることによりインキが乾燥
するのとほぼ同等の速度で乾燥するのであって、シート
の幅全体にわたってインキが均一に乾燥される。
このような課題を解決するための手段として、噴出口の
形状がその噴出口の長さ方向の中央部付近の幅が両端部
付近の幅より広くなっているようにしたものであって、
噴出口の中央部付近から両端部付近より大量の空気がシ
ートｂに吹き付けられるから、噴出口の中央部付近から
噴出された大量の空気はインキの溶剤を多量に吸収する
ことができて、噴出口の両端部付近において比較的少量
の空気が吸引口に吸い込まれることによりインキが乾燥
するのとほぼ同等の速度で乾燥するのであって、シート
の幅全体にわたってインキが均一に乾燥される。
【０００８】このため、印刷速度を高めることができて
印刷能率が向上する。
印刷能率が向上する。
【０００９】本発明において、噴出口の形状がその噴出
口の長さ方向の中央部付近の幅が両端部付近の幅より広
くなっていると言うことは、噴出口の中央部付近の空気
の噴出流量が両端部付近の噴出流量よりも実質的に多く
なる程度に広いことをいう。
口の長さ方向の中央部付近の幅が両端部付近の幅より広
くなっていると言うことは、噴出口の中央部付近の空気
の噴出流量が両端部付近の噴出流量よりも実質的に多く
なる程度に広いことをいう。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。本実施の形態の全体的構成
は、図１、２に基づいて説明した従来装置と同一である
のでその構造の説明は省略し、本発明の特徴的部分のみ
を図４に基づいて説明する。
付図面に基づいて説明する。本実施の形態の全体的構成
は、図１、２に基づいて説明した従来装置と同一である
のでその構造の説明は省略し、本発明の特徴的部分のみ
を図４に基づいて説明する。
【００１１】図４において、空気の噴出口６は、その幅
が両端部付近においてＷ１であるのに対し、中央部付近
においてはＷ１より大きいＷ２となるように緩やかに変
化している。
が両端部付近においてＷ１であるのに対し、中央部付近
においてはＷ１より大きいＷ２となるように緩やかに変
化している。
【００１２】このように、噴出口６の形状がその噴出口
６の長さ方向の中央部付近の幅Ｗ２が両端部付近の幅Ｗ
１より広くなっているようになっていて、噴出口６の中
央部付近から両端部付近より大量の空気がシートｂに吹
き付けられるから、噴出口６の中央部付近から噴出され
た大量の空気はインキａの溶剤を多量に吸収することが
できて、噴出口６の両端部付近において比較的少量の空
気が吸引口８に吸い込まれることによりインキａが乾燥
するのとほぼ同等の速度で乾燥するのであって、シート
ｂの幅全体にわたってインキａが均一に乾燥される。
６の長さ方向の中央部付近の幅Ｗ２が両端部付近の幅Ｗ
１より広くなっているようになっていて、噴出口６の中
央部付近から両端部付近より大量の空気がシートｂに吹
き付けられるから、噴出口６の中央部付近から噴出され
た大量の空気はインキａの溶剤を多量に吸収することが
できて、噴出口６の両端部付近において比較的少量の空
気が吸引口８に吸い込まれることによりインキａが乾燥
するのとほぼ同等の速度で乾燥するのであって、シート
ｂの幅全体にわたってインキａが均一に乾燥される。
【００１３】このため、印刷速度を高めることができて
印刷能率が向上する。
印刷能率が向上する。
【図１】本発明の一実施の形態の断面図である。
【図２】その要部の平面図である。
【図３】従来例の要部の正面図である。
【図４】本発明の一実施の形態の要部の正面図である。
【符号の説明】 ａ：インキ ｂ：シート ５：案内ローラー ６：噴出口 ８：吸引口
Claims (1)
- 【請求項１】 版胴に押し付けられることによりシート
のほぼ全幅にわたって転写されたインキに空気を吹き付
けて溶剤の蒸発を促進するようにしたスリット状の多数
の噴出口を、前記シートの送行方向に間隔をあけて配置
するとともに、該噴出口の両側に吸引口を設けたグラビ
ア印刷機のインキ乾燥装置において、前記噴出口の形状
が該噴出口の長さ方向の中央部付近の幅が両端部付近の
幅より広くなっていることを特徴とするグラビア印刷機
のインキ乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000125646A JP2001301122A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | グラビア印刷機のインキ乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000125646A JP2001301122A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | グラビア印刷機のインキ乾燥装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001301122A true JP2001301122A (ja) | 2001-10-30 |
Family
ID=18635558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000125646A Withdrawn JP2001301122A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | グラビア印刷機のインキ乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001301122A (ja) |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000125646A patent/JP2001301122A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070703 |