JP2001300650A - 複数穴同時打ち抜き装置 - Google Patents
複数穴同時打ち抜き装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 円錐状あるいは円筒状の筒状の板金製カップ
の円錐面および円筒面に一度に複数の穴を打ち抜く複数
穴同時打ち抜き装置において、打ち抜く穴の数が増えて
も、装置の部品点数が少なくて済み、部品の配置スペー
スの問題もなくする。 【解決手段】 先端に穴打ち抜きパンチ３０を取り付け
た板状のカムスライダ２９が嵌まり込む断面十字状の溝
３５を円筒状の溝ブロック３２に放射状に複数個設け、
円筒状の溝ブロック３２の上下動により、同時に複数の
穴打ち抜きパンチ３０を駆動する。
の円錐面および円筒面に一度に複数の穴を打ち抜く複数
穴同時打ち抜き装置において、打ち抜く穴の数が増えて
も、装置の部品点数が少なくて済み、部品の配置スペー
スの問題もなくする。 【解決手段】 先端に穴打ち抜きパンチ３０を取り付け
た板状のカムスライダ２９が嵌まり込む断面十字状の溝
３５を円筒状の溝ブロック３２に放射状に複数個設け、
円筒状の溝ブロック３２の上下動により、同時に複数の
穴打ち抜きパンチ３０を駆動する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、円錐状あるいは円
筒状の筒状の板金製カップの円錐面および円筒面である
側周面に一度に複数の穴を打ち抜く複数穴同時打ち抜き
装置に関するものである。
筒状の筒状の板金製カップの円錐面および円筒面である
側周面に一度に複数の穴を打ち抜く複数穴同時打ち抜き
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、図９の円筒状の板金製カップの斜
視図に示すように、円筒状の板金製カップ１の円筒面２
に複数の穴３を打ち抜くには、１つの穴３に対し、打ち
抜きパンチを先端に固定したカムスライダを駆動するカ
ム、穴打ち抜き後、カムスライダを元の位置に戻すため
の戻し用スプリング、その戻し用スプリングのホルダ、
ボルト、当て板等が１つずつ必要であった。
視図に示すように、円筒状の板金製カップ１の円筒面２
に複数の穴３を打ち抜くには、１つの穴３に対し、打ち
抜きパンチを先端に固定したカムスライダを駆動するカ
ム、穴打ち抜き後、カムスライダを元の位置に戻すため
の戻し用スプリング、その戻し用スプリングのホルダ、
ボルト、当て板等が１つずつ必要であった。
【０００３】上記のように、円筒状の板金製カップ１の
円筒面２に複数の穴３を形成するために、従来は、図１
０の一部側断面図に示す穴打ち抜き装置を用いていた。
図１０において、４は下ベース５に固定された穴打ち抜
きダイ、６は前記穴打ち抜きダイ４に被せられた円筒状
の板金製カップ、７は前記穴打ち抜きダイ４の周囲に、
穴打ち抜きダイ４に対向する形で、円筒状の板金製カッ
プ６の円筒面２にあけるべき穴３の数だけ設けられた穴
打ち抜きパンチ、８は前記各穴打ち抜きパンチ７を先端
に固定するカムスライダ、９は上側に形成された溝１０
に嵌まり込んだカムスライダ８を左右に水平移動させる
溝板、１１は前記溝板９にボルトで固定され、溝板９の
溝１０内を水平移動するカムスライダ８が浮き上がらな
いように、カムスライダ８を上から押さえる押さえ板、
１２はカムスライダ８に形成された斜面、１３は前記カ
ムスライダ８の斜面１２上を摺動して下降し、カムスラ
イダ８を左方向に移動させるカム、１４はカム１３の基
部を固定するカムホルダ、１５はカムホルダ１４を固定
する上ベース、１６は溝板９の溝１０内を移動するカム
スライダ８の後端が当接する当て板、１７は当て板１６
を溝板９に固定するボルト、１８は溝板９の溝１０内を
移動するカムスライダ８の後端に一端が固定され、当て
板１６とスプリングホルダ１９を貫通し、スプリングホ
ルダ１９が抜け落ちないように他端に鍔２０を有するボ
ルト、２１は当て板１６とスプリングホルダ１９の間に
設けられた戻し用スプリングである。
円筒面２に複数の穴３を形成するために、従来は、図１
０の一部側断面図に示す穴打ち抜き装置を用いていた。
図１０において、４は下ベース５に固定された穴打ち抜
きダイ、６は前記穴打ち抜きダイ４に被せられた円筒状
の板金製カップ、７は前記穴打ち抜きダイ４の周囲に、
穴打ち抜きダイ４に対向する形で、円筒状の板金製カッ
プ６の円筒面２にあけるべき穴３の数だけ設けられた穴
打ち抜きパンチ、８は前記各穴打ち抜きパンチ７を先端
に固定するカムスライダ、９は上側に形成された溝１０
に嵌まり込んだカムスライダ８を左右に水平移動させる
溝板、１１は前記溝板９にボルトで固定され、溝板９の
溝１０内を水平移動するカムスライダ８が浮き上がらな
いように、カムスライダ８を上から押さえる押さえ板、
１２はカムスライダ８に形成された斜面、１３は前記カ
ムスライダ８の斜面１２上を摺動して下降し、カムスラ
イダ８を左方向に移動させるカム、１４はカム１３の基
部を固定するカムホルダ、１５はカムホルダ１４を固定
する上ベース、１６は溝板９の溝１０内を移動するカム
スライダ８の後端が当接する当て板、１７は当て板１６
を溝板９に固定するボルト、１８は溝板９の溝１０内を
移動するカムスライダ８の後端に一端が固定され、当て
板１６とスプリングホルダ１９を貫通し、スプリングホ
ルダ１９が抜け落ちないように他端に鍔２０を有するボ
ルト、２１は当て板１６とスプリングホルダ１９の間に
設けられた戻し用スプリングである。
【０００４】上記構成の穴打ち抜き装置は、カムホルダ
１４がプレス機器のような外部装置により押されて下降
することにより、カム１３がカムスライダ８の斜面１２
を摺動して下降し、カムスライダ８が左方向に駆動さ
れ、穴打ち抜きパンチ７と穴打ち抜きダイ４とで円筒状
の板金製カップ６の円筒面２に穴３を打ち抜く。次に、
カム１３が上昇することにより、カムスライダ８に対す
る左方向への駆動力が除かれると、戻し用スプリング２
１の反発力によりカムスライダ８は右方向へ移動するこ
とができ、穴打ち抜きパンチ７を円筒状の板金製カップ
６の円筒面２の穴３から外すことができる。
１４がプレス機器のような外部装置により押されて下降
することにより、カム１３がカムスライダ８の斜面１２
を摺動して下降し、カムスライダ８が左方向に駆動さ
れ、穴打ち抜きパンチ７と穴打ち抜きダイ４とで円筒状
の板金製カップ６の円筒面２に穴３を打ち抜く。次に、
カム１３が上昇することにより、カムスライダ８に対す
る左方向への駆動力が除かれると、戻し用スプリング２
１の反発力によりカムスライダ８は右方向へ移動するこ
とができ、穴打ち抜きパンチ７を円筒状の板金製カップ
６の円筒面２の穴３から外すことができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の穴打ち抜き装置によると、板金製カップの側周面に
あける穴毎に、カムスライダを駆動するカム、穴の打ち
抜き後に、カムスライダを所定の元の位置に戻す戻し用
スプリング、スプリングホルダ、当て板、溝板、各種ボ
ルト等を１個ずつ必要とし、また、穴毎に、ボルトの締
め付け加工等も必要となり、穴の数が増えると、前記各
構成部品や機械加工が数多く必要となり、装置の製作費
がアップし、また、装置のスペースも大きくなる等の問
題があった。
来の穴打ち抜き装置によると、板金製カップの側周面に
あける穴毎に、カムスライダを駆動するカム、穴の打ち
抜き後に、カムスライダを所定の元の位置に戻す戻し用
スプリング、スプリングホルダ、当て板、溝板、各種ボ
ルト等を１個ずつ必要とし、また、穴毎に、ボルトの締
め付け加工等も必要となり、穴の数が増えると、前記各
構成部品や機械加工が数多く必要となり、装置の製作費
がアップし、また、装置のスペースも大きくなる等の問
題があった。
【０００６】また、筒状の板金製カップの径サイズに対
して打ち抜き穴の数がある程度以上に増えると、生産
上、装置サイズの範囲が限られている場合が多いので、
カムスライダ、カム、戻し用スプリング等の装置を構成
する部品の配置が割り振り角度的に困難になる。特に、
穴の打ち抜き後、穴打ち抜きパンチを穴から外すための
戻し用スプリングの力はある程度以上の大きさが必要で
あり、そのために、戻し用スプリングの径のサイズを大
きくするか、長さを長くする必要があり、スペース的に
問題となっていた。
して打ち抜き穴の数がある程度以上に増えると、生産
上、装置サイズの範囲が限られている場合が多いので、
カムスライダ、カム、戻し用スプリング等の装置を構成
する部品の配置が割り振り角度的に困難になる。特に、
穴の打ち抜き後、穴打ち抜きパンチを穴から外すための
戻し用スプリングの力はある程度以上の大きさが必要で
あり、そのために、戻し用スプリングの径のサイズを大
きくするか、長さを長くする必要があり、スペース的に
問題となっていた。
【０００７】本発明は上記の課題を解決するもので、板
金製カップの側周面にあける穴毎に、カムスライダを駆
動するカム、穴の打ち抜き後に、カムスライダを所定の
元の位置に戻す戻し用スプリング、スプリングホルダ、
当て板、溝板、各種ボルト等を１個ずつ必要とせず、か
つ、装置の占めるスペースも問題とならない複数穴同時
打ち抜き装置を提供することを目的とするものである。
金製カップの側周面にあける穴毎に、カムスライダを駆
動するカム、穴の打ち抜き後に、カムスライダを所定の
元の位置に戻す戻し用スプリング、スプリングホルダ、
当て板、溝板、各種ボルト等を１個ずつ必要とせず、か
つ、装置の占めるスペースも問題とならない複数穴同時
打ち抜き装置を提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、先端に穴打ち抜きパンチを取り付け、
後端近くにスライド方向と直角方向に突出した部分を形
成した複数個のカムスライダを、筒状の溝ブロックの筒
内部から放射状に、上面から下面に向けて斜め方向に伸
びた複数個の断面十字状の溝に嵌め込み、下降する筒状
の溝ブロックの断面十字状の溝によるカムスライダの後
端の押圧で複数個のカムスライダを一斉に前進させ、筒
状の穴打ち抜きダイに被せた筒状の板金製カップの側周
面に、カムスライダの先端の穴打ち抜きパンチで複数の
穴を同時にあけ、上昇する筒状の溝ブロックの断面十字
状の溝によるカムスライダの後端近くに突出した部分の
押圧で複数個のカムスライダを一斉に後退させる複数穴
同時打ち抜き装置であり、筒状の板金製カップの側周面
にあける穴毎に、先端に穴打ち抜きパンチを取り付けた
カムスライダを前進、後退させるカム、ボルト、戻し用
スプリング、スプリングホルダ等を設ける必要がなく、
１個の筒状の溝ブロックで済み、装置の構成部品の数も
少なく、装置の占めるスペースも小さくなるものであ
る。
めに、本発明は、先端に穴打ち抜きパンチを取り付け、
後端近くにスライド方向と直角方向に突出した部分を形
成した複数個のカムスライダを、筒状の溝ブロックの筒
内部から放射状に、上面から下面に向けて斜め方向に伸
びた複数個の断面十字状の溝に嵌め込み、下降する筒状
の溝ブロックの断面十字状の溝によるカムスライダの後
端の押圧で複数個のカムスライダを一斉に前進させ、筒
状の穴打ち抜きダイに被せた筒状の板金製カップの側周
面に、カムスライダの先端の穴打ち抜きパンチで複数の
穴を同時にあけ、上昇する筒状の溝ブロックの断面十字
状の溝によるカムスライダの後端近くに突出した部分の
押圧で複数個のカムスライダを一斉に後退させる複数穴
同時打ち抜き装置であり、筒状の板金製カップの側周面
にあける穴毎に、先端に穴打ち抜きパンチを取り付けた
カムスライダを前進、後退させるカム、ボルト、戻し用
スプリング、スプリングホルダ等を設ける必要がなく、
１個の筒状の溝ブロックで済み、装置の構成部品の数も
少なく、装置の占めるスペースも小さくなるものであ
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、先端に穴打ち抜きパンチを取り付け、後端近くにス
ライド方向と直角方向に突出した部分を形成した複数個
のカムスライダを、筒状の溝ブロックの筒内部から放射
状に、上面から下面に向けて斜め方向に伸びた複数個の
断面十字状の溝に嵌め込み、下降する筒状の溝ブロック
の断面十字状の溝によるカムスライダの後端の押圧で複
数個のカムスライダを一斉に前進させ、筒状の穴打ち抜
きダイに被せた筒状の板金製カップの側周面に、カムス
ライダの先端の穴打ち抜きパンチで複数の穴を同時にあ
け、上昇する筒状の溝ブロックの断面十字状の溝による
カムスライダの後端近くに突出した部分の押圧で複数個
のカムスライダを一斉に後退させる複数穴同時打ち抜き
装置であり、筒状の溝ブロックの筒内部から放射状に、
上面から下面に向けて斜め方向に伸びた複数個の断面十
字状の溝により、複数個のカムスライダを一斉に前進、
後退させるという作用を有する。
は、先端に穴打ち抜きパンチを取り付け、後端近くにス
ライド方向と直角方向に突出した部分を形成した複数個
のカムスライダを、筒状の溝ブロックの筒内部から放射
状に、上面から下面に向けて斜め方向に伸びた複数個の
断面十字状の溝に嵌め込み、下降する筒状の溝ブロック
の断面十字状の溝によるカムスライダの後端の押圧で複
数個のカムスライダを一斉に前進させ、筒状の穴打ち抜
きダイに被せた筒状の板金製カップの側周面に、カムス
ライダの先端の穴打ち抜きパンチで複数の穴を同時にあ
け、上昇する筒状の溝ブロックの断面十字状の溝による
カムスライダの後端近くに突出した部分の押圧で複数個
のカムスライダを一斉に後退させる複数穴同時打ち抜き
装置であり、筒状の溝ブロックの筒内部から放射状に、
上面から下面に向けて斜め方向に伸びた複数個の断面十
字状の溝により、複数個のカムスライダを一斉に前進、
後退させるという作用を有する。
【００１０】本発明の請求項２に記載の発明は、筒状の
穴打ち抜きダイを筒内部に収めた筒状のスライドホルダ
ブロックに、筒状の穴打ち抜きダイの側周面に垂直な方
向で、かつ、筒状の穴打ち抜きダイの打ち抜き用穴に対
向する位置に複数のスライド穴を設け、そのスライド穴
にカムスライダの先端部を貫通させた請求項１に記載の
複数穴同時打ち抜き装置であり、筒状のスライドホルダ
ブロックのスライド穴にカムスライダの先端部を貫通さ
せることにより、カムスライダの前進、後退の方向が安
定するという作用を有する。
穴打ち抜きダイを筒内部に収めた筒状のスライドホルダ
ブロックに、筒状の穴打ち抜きダイの側周面に垂直な方
向で、かつ、筒状の穴打ち抜きダイの打ち抜き用穴に対
向する位置に複数のスライド穴を設け、そのスライド穴
にカムスライダの先端部を貫通させた請求項１に記載の
複数穴同時打ち抜き装置であり、筒状のスライドホルダ
ブロックのスライド穴にカムスライダの先端部を貫通さ
せることにより、カムスライダの前進、後退の方向が安
定するという作用を有する。
【００１１】本発明の請求項３に記載の発明は、筒状の
穴打ち抜きダイが円錐状の穴打ち抜きダイで、それに被
せた筒状の板金製カップが円錐状の板金製カップである
場合、カムスライダの前進方向が円錐状の穴打ち抜きダ
イの円錐面に垂直な方向になるように、筒状のスライド
ホルダブロックのスライド穴を斜め方向とした請求項２
に記載の複数穴同時打ち抜き装置であり、カムスライダ
の先端に取り付けた穴打ち抜きパンチが円錐状の穴打ち
抜きダイの円錐面に垂直な方向から当接するという作用
を有する。
穴打ち抜きダイが円錐状の穴打ち抜きダイで、それに被
せた筒状の板金製カップが円錐状の板金製カップである
場合、カムスライダの前進方向が円錐状の穴打ち抜きダ
イの円錐面に垂直な方向になるように、筒状のスライド
ホルダブロックのスライド穴を斜め方向とした請求項２
に記載の複数穴同時打ち抜き装置であり、カムスライダ
の先端に取り付けた穴打ち抜きパンチが円錐状の穴打ち
抜きダイの円錐面に垂直な方向から当接するという作用
を有する。
【００１２】本発明の請求項４に記載の発明は、筒状の
穴打ち抜きダイが円筒状の穴打ち抜きダイで、それに被
せた筒状の板金製カップが円筒状の板金製カップである
場合、カムスライダの前進方向が円筒状の穴打ち抜きダ
イの円筒面に垂直な方向になるように、筒状のスライド
ホルダブロックのスライド穴を水平方向とした請求項２
に記載の複数穴同時打ち抜き装置であり、カムスライダ
の先端に取り付けた穴打ち抜きパンチが円筒状の穴打ち
抜きダイの円筒面に垂直な方向から当接するという作用
を有する。
穴打ち抜きダイが円筒状の穴打ち抜きダイで、それに被
せた筒状の板金製カップが円筒状の板金製カップである
場合、カムスライダの前進方向が円筒状の穴打ち抜きダ
イの円筒面に垂直な方向になるように、筒状のスライド
ホルダブロックのスライド穴を水平方向とした請求項２
に記載の複数穴同時打ち抜き装置であり、カムスライダ
の先端に取り付けた穴打ち抜きパンチが円筒状の穴打ち
抜きダイの円筒面に垂直な方向から当接するという作用
を有する。
【００１３】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【００１４】（実施の形態）図１は本発明の実施の形態
における複数穴同時打ち抜き装置により円錐面２２上に
複数の穴２３を打ち抜いた円錐状の板金製カップの斜視
図、図２は本発明の実施の形態における複数穴同時打ち
抜き装置の穴を打ち抜く前の状態の一部側断面図、図３
は同穴を打ち抜いた後の状態の一部側断面図、図４は図
２，図３の部分上面図、図５は図２，図３の部分斜視
図、図６は図２，図３，図４，図５の１部品の斜視図で
あり、２４は基部が下ベース２５に固定され、円錐面上
に複数個の打ち抜き用の穴が形成された円錐状の穴打ち
抜きダイ、２６は前記円錐状の穴打ち抜きダイ２４の円
錐面に隙間なく合わさって被せられた円錐状の板金製カ
ップ、２７は前記円錐状の穴打ち抜きダイ２４を取り囲
み、円錐状の穴打ち抜きダイ２４をその円筒内部に収め
るように下ベース２５に固定された円筒状のスライドホ
ルダブロック、２８はその円筒状のスライドホルダブロ
ック２７の側周面にスライドホルダブロックを貫通して
前記円錐状の穴打ち抜きダイ２４の円錐面に垂直な方向
で、かつ、円錐状の穴打ち抜きダイ２４の打ち抜き用穴
に対向する位置にあけられた複数個のスライド穴、２９
は前記円錐状の穴打ち抜きダイ２４の打ち抜き用の穴に
対向する先端に穴打ち抜きパンチ３０が固定され、前記
円筒状のスライドホルダブロック２７のスライド穴２８
内にスライド自由に設けられた板状のカムスライダ、３
１は前記板状のカムスライダ２９の後端近くにおいて、
両先端が板状のカムスライダ２９のスライド方向と直角
方向に突出するように、板状のカムスライダ２９の板面
に垂直に圧入固定された丸ピン、３２は板状のカムスラ
イダ２９の後端および丸ピン３１が嵌まり込んで上面３
３から下面３４に向けて斜め方向にスライドする断面十
字状の溝３５が円筒内部３６から放射状に複数個設けら
れた円筒状の溝ブロック、３７は前記円筒状の溝ブロッ
ク３２をボルトにより固定する取り付け板、３８は下端
が下ベース２５に固定され、上端が前記取り付け板３７
を貫通するボルト、３９は前記ボルト３８に設けられた
スリーブ、４０は下ベース２５と取り付け板３７の間に
おいてスリーブ３９に被せられ、取り付け板３７を所定
の元の位置に戻す戻し用スプリング、４１は前記取り付
け板３７の押さえピン、４２は前記押さえピン４１をボ
ルトにより固定した上ベースである。
における複数穴同時打ち抜き装置により円錐面２２上に
複数の穴２３を打ち抜いた円錐状の板金製カップの斜視
図、図２は本発明の実施の形態における複数穴同時打ち
抜き装置の穴を打ち抜く前の状態の一部側断面図、図３
は同穴を打ち抜いた後の状態の一部側断面図、図４は図
２，図３の部分上面図、図５は図２，図３の部分斜視
図、図６は図２，図３，図４，図５の１部品の斜視図で
あり、２４は基部が下ベース２５に固定され、円錐面上
に複数個の打ち抜き用の穴が形成された円錐状の穴打ち
抜きダイ、２６は前記円錐状の穴打ち抜きダイ２４の円
錐面に隙間なく合わさって被せられた円錐状の板金製カ
ップ、２７は前記円錐状の穴打ち抜きダイ２４を取り囲
み、円錐状の穴打ち抜きダイ２４をその円筒内部に収め
るように下ベース２５に固定された円筒状のスライドホ
ルダブロック、２８はその円筒状のスライドホルダブロ
ック２７の側周面にスライドホルダブロックを貫通して
前記円錐状の穴打ち抜きダイ２４の円錐面に垂直な方向
で、かつ、円錐状の穴打ち抜きダイ２４の打ち抜き用穴
に対向する位置にあけられた複数個のスライド穴、２９
は前記円錐状の穴打ち抜きダイ２４の打ち抜き用の穴に
対向する先端に穴打ち抜きパンチ３０が固定され、前記
円筒状のスライドホルダブロック２７のスライド穴２８
内にスライド自由に設けられた板状のカムスライダ、３
１は前記板状のカムスライダ２９の後端近くにおいて、
両先端が板状のカムスライダ２９のスライド方向と直角
方向に突出するように、板状のカムスライダ２９の板面
に垂直に圧入固定された丸ピン、３２は板状のカムスラ
イダ２９の後端および丸ピン３１が嵌まり込んで上面３
３から下面３４に向けて斜め方向にスライドする断面十
字状の溝３５が円筒内部３６から放射状に複数個設けら
れた円筒状の溝ブロック、３７は前記円筒状の溝ブロッ
ク３２をボルトにより固定する取り付け板、３８は下端
が下ベース２５に固定され、上端が前記取り付け板３７
を貫通するボルト、３９は前記ボルト３８に設けられた
スリーブ、４０は下ベース２５と取り付け板３７の間に
おいてスリーブ３９に被せられ、取り付け板３７を所定
の元の位置に戻す戻し用スプリング、４１は前記取り付
け板３７の押さえピン、４２は前記押さえピン４１をボ
ルトにより固定した上ベースである。
【００１５】上記構成の複数穴同時打ち抜き装置によ
り、図１に示す、円錐面２２上に複数の穴２３を打ち抜
いた円錐状の板金製カップを作るには、まず、図２に示
すように、ボルト３８とスリーブ３９と戻し用スプリン
グ４０により下ベース２５から一定の間隔をおいて浮い
た状態になっている取り付け板３７を、戻し用スプリン
グ４０の反発力に抗して上ベース４２が下降して押さえ
ピン４１で押圧することにより、取り付け板３７に取り
付けられた円筒状の溝ブロック３２が下降し、図２の矢
印Ａ方向から見た図７の嵌合状態図に示すように、円筒
状の溝ブロック３２の断面十字状の溝３５に嵌まり込ん
だ板状のカムスライダ２９の後端が、円筒状の溝ブロッ
ク３２の上面３３から下面３４に向かって斜め方向に走
っている断面十字状の溝３５の後端当たり面４６をスラ
イドし、断面十字状の溝３５の後端当たり面４６の押圧
分力により、板状のカムスライダ２９は円筒状のスライ
ドホルダブロック２７のスライド穴２８の貫通方向にス
ライドしながら前進し、前進した板状のカムスライダ２
９の先端に取り付けた穴打ち抜きパンチ３０と円錐状の
穴打ち抜きダイ２４とで円錐状の穴打ち抜きダイ２４に
被せた円錐状の板金製カップ２６の円錐面２２に穴２３
を打ち抜くのである。
り、図１に示す、円錐面２２上に複数の穴２３を打ち抜
いた円錐状の板金製カップを作るには、まず、図２に示
すように、ボルト３８とスリーブ３９と戻し用スプリン
グ４０により下ベース２５から一定の間隔をおいて浮い
た状態になっている取り付け板３７を、戻し用スプリン
グ４０の反発力に抗して上ベース４２が下降して押さえ
ピン４１で押圧することにより、取り付け板３７に取り
付けられた円筒状の溝ブロック３２が下降し、図２の矢
印Ａ方向から見た図７の嵌合状態図に示すように、円筒
状の溝ブロック３２の断面十字状の溝３５に嵌まり込ん
だ板状のカムスライダ２９の後端が、円筒状の溝ブロッ
ク３２の上面３３から下面３４に向かって斜め方向に走
っている断面十字状の溝３５の後端当たり面４６をスラ
イドし、断面十字状の溝３５の後端当たり面４６の押圧
分力により、板状のカムスライダ２９は円筒状のスライ
ドホルダブロック２７のスライド穴２８の貫通方向にス
ライドしながら前進し、前進した板状のカムスライダ２
９の先端に取り付けた穴打ち抜きパンチ３０と円錐状の
穴打ち抜きダイ２４とで円錐状の穴打ち抜きダイ２４に
被せた円錐状の板金製カップ２６の円錐面２２に穴２３
を打ち抜くのである。
【００１６】この場合、板状のカムスライダ２９が円筒
状の溝ブロック３２から押圧力を受けるのは、板状のカ
ムスライダ２９の後端と円筒状の溝ブロック３２の断面
十字状の溝３５の後端当たり面４６との間であり、板状
のカムスライダ２９に圧入固定した丸ピン３１は断面十
字状の溝３５とある一定の隙間４３，４４を保ってお
り、接していない。
状の溝ブロック３２から押圧力を受けるのは、板状のカ
ムスライダ２９の後端と円筒状の溝ブロック３２の断面
十字状の溝３５の後端当たり面４６との間であり、板状
のカムスライダ２９に圧入固定した丸ピン３１は断面十
字状の溝３５とある一定の隙間４３，４４を保ってお
り、接していない。
【００１７】次に、円錐状の板金製カップ２６の円錐面
２２に穴２３を打ち抜いた後、穴打ち抜きパンチ３０が
円錐状の板金製カップ２６の円錐面２２の穴２３から外
れて所定の元の位置に戻るには、図３に示すように、上
ベース４２が上昇して押さえピン４１による取り付け板
３７に対する押圧力が解除されると、戻し用スプリング
４０の反発力により、取り付け板３７に取り付けられた
円筒状の溝ブロック３２が上昇し、図３の矢印Ｂ方向か
ら見た図８の嵌合状態図に示すように、円筒状の溝ブロ
ック３２の断面十字状の溝３５と板状のカムスライダ２
９の丸ピン３１との間にあった下側の隙間４４はなくな
り、両者は接触し接触面４５を作る。
２２に穴２３を打ち抜いた後、穴打ち抜きパンチ３０が
円錐状の板金製カップ２６の円錐面２２の穴２３から外
れて所定の元の位置に戻るには、図３に示すように、上
ベース４２が上昇して押さえピン４１による取り付け板
３７に対する押圧力が解除されると、戻し用スプリング
４０の反発力により、取り付け板３７に取り付けられた
円筒状の溝ブロック３２が上昇し、図３の矢印Ｂ方向か
ら見た図８の嵌合状態図に示すように、円筒状の溝ブロ
ック３２の断面十字状の溝３５と板状のカムスライダ２
９の丸ピン３１との間にあった下側の隙間４４はなくな
り、両者は接触し接触面４５を作る。
【００１８】さらに、円筒状の溝ブロック３２が上昇す
ると、前記丸ピン３１と断面十字状の溝３５との接触面
４５が丸ピン３１を引き上げようとするが、丸ピン３１
は断面十字状の溝３５の中を移動することしかできない
ので、板状のカムスライダ２９は円筒状のスライドホル
ダブロック２７のスライド穴２８の貫通方向にスライド
しながら後退し、後退した板状のカムスライダ２９の先
端に取り付けた穴打ち抜きパンチ３０は円錐状の板金製
カップ２６の円錐面２２の穴２３から外れて所定の元の
位置に戻るのである。
ると、前記丸ピン３１と断面十字状の溝３５との接触面
４５が丸ピン３１を引き上げようとするが、丸ピン３１
は断面十字状の溝３５の中を移動することしかできない
ので、板状のカムスライダ２９は円筒状のスライドホル
ダブロック２７のスライド穴２８の貫通方向にスライド
しながら後退し、後退した板状のカムスライダ２９の先
端に取り付けた穴打ち抜きパンチ３０は円錐状の板金製
カップ２６の円錐面２２の穴２３から外れて所定の元の
位置に戻るのである。
【００１９】上記のように、断面十字状の溝３５に嵌ま
り込んだ板状のカムスライダ２９は、前進は板状のカム
スライダ２９の後端と円筒状の溝ブロック３２の断面十
字状の溝３５の後端当たり面４６との接触により、後退
は板状のカムスライダ２９の丸ピン３１と断面十字状の
溝３５との接触面４５によるものである。
り込んだ板状のカムスライダ２９は、前進は板状のカム
スライダ２９の後端と円筒状の溝ブロック３２の断面十
字状の溝３５の後端当たり面４６との接触により、後退
は板状のカムスライダ２９の丸ピン３１と断面十字状の
溝３５との接触面４５によるものである。
【００２０】以上のように、本実施の形態における複数
穴同時打ち抜き装置によれば、板状のカムスライダ２９
が嵌まり込む断面十字状の溝３５を円筒状の溝ブロック
３２に放射状に複数個設けることにより、円錐状の板金
製カップ２６の円錐面２２に打ち抜く複数の穴２３毎
に、円筒状の溝ブロック３２、戻し用スプリング４０、
ボルト３８、スリーブ３９等を必要としないので、装置
の製作費を抑えることができ、部品の配置が割り振り角
度的に容易になり、部品の配置スペースの問題もなくな
るものである。
穴同時打ち抜き装置によれば、板状のカムスライダ２９
が嵌まり込む断面十字状の溝３５を円筒状の溝ブロック
３２に放射状に複数個設けることにより、円錐状の板金
製カップ２６の円錐面２２に打ち抜く複数の穴２３毎
に、円筒状の溝ブロック３２、戻し用スプリング４０、
ボルト３８、スリーブ３９等を必要としないので、装置
の製作費を抑えることができ、部品の配置が割り振り角
度的に容易になり、部品の配置スペースの問題もなくな
るものである。
【００２１】以上のように、今回の実施の形態において
は、装置の部品点数が少なくて済み、例えば、打ち抜く
穴２３の数が３８箇所の場合、スプリングは８本で十分
であった。
は、装置の部品点数が少なくて済み、例えば、打ち抜く
穴２３の数が３８箇所の場合、スプリングは８本で十分
であった。
【００２２】また、戻し用スプリング４０が縦方向に配
置されているので、従来例の横方向に配置した戻し用ス
プリング２１に比し、１枚の取り付け板３７に共通で使
用でき、スペース上もコンパクトに設計できる。
置されているので、従来例の横方向に配置した戻し用ス
プリング２１に比し、１枚の取り付け板３７に共通で使
用でき、スペース上もコンパクトに設計できる。
【００２３】なお、本実施の形態では側周面に複数の穴
をあける板金製カップとして、円錐状の板金製カップ２
６で説明したが、円筒状の板金製カップの場合は、円筒
状の穴打ち抜きダイに円筒状の板金製カップを被せ、円
筒状の穴打ち抜きダイの円筒面に垂直な方向になるよう
に、円筒状のスライドホルダブロックに水平なスライド
穴をあけ、板状のカムスライダをその水平なスライド穴
にスライド自由に貫通させることにより、板状のカムス
ライダを円筒状の穴打ち抜きダイの円筒面に垂直な方向
に前進、後退をさせることができ、円錐状の板金製カッ
プ２６の場合と同様な効果が得られるものであり、ま
た、板状のカムスライダ２９の後退は、板状のカムスラ
イダ２９の板面に垂直に圧入固定された丸ピン３１を断
面十字状の溝３５との接触面４５で押圧することによっ
て行っていたが、圧入固定された丸ピン３１に限られる
ものではなく、断面十字状の溝３５と隙間がある状態
で、板状のカムスライダ２９の板面から垂直に突出した
部分であれば、その形状はどのようなものでも丸ピン３
１の場合と同様な効果が得られるものである。
をあける板金製カップとして、円錐状の板金製カップ２
６で説明したが、円筒状の板金製カップの場合は、円筒
状の穴打ち抜きダイに円筒状の板金製カップを被せ、円
筒状の穴打ち抜きダイの円筒面に垂直な方向になるよう
に、円筒状のスライドホルダブロックに水平なスライド
穴をあけ、板状のカムスライダをその水平なスライド穴
にスライド自由に貫通させることにより、板状のカムス
ライダを円筒状の穴打ち抜きダイの円筒面に垂直な方向
に前進、後退をさせることができ、円錐状の板金製カッ
プ２６の場合と同様な効果が得られるものであり、ま
た、板状のカムスライダ２９の後退は、板状のカムスラ
イダ２９の板面に垂直に圧入固定された丸ピン３１を断
面十字状の溝３５との接触面４５で押圧することによっ
て行っていたが、圧入固定された丸ピン３１に限られる
ものではなく、断面十字状の溝３５と隙間がある状態
で、板状のカムスライダ２９の板面から垂直に突出した
部分であれば、その形状はどのようなものでも丸ピン３
１の場合と同様な効果が得られるものである。
【００２４】
【発明の効果】以上のように、本発明の複数穴同時打ち
抜き装置は、筒状の板金製カップの側周面にあける穴の
数が増えても、限られたスペースの中で構成部品点数を
少なくできるという効果が得られる。
抜き装置は、筒状の板金製カップの側周面にあける穴の
数が増えても、限られたスペースの中で構成部品点数を
少なくできるという効果が得られる。
【図１】円錐状の板金製カップの斜視図
【図２】本発明の実施の形態における複数穴同時打ち抜
き装置の穴を打ち抜く前の状態の一部側断面図
き装置の穴を打ち抜く前の状態の一部側断面図
【図３】本発明の実施の形態における複数穴同時打ち抜
き装置の穴を打ち抜いた後の状態の一部側断面図
き装置の穴を打ち抜いた後の状態の一部側断面図
【図４】図２，図３の部分上面図
【図５】図２，図３の部分斜視図
【図６】図２，図３，図４，図５の１部品の斜視図
【図７】嵌合状態図
【図８】嵌合状態図
【図９】円筒状の板金製カップの斜視図
【図１０】従来の穴打ち抜き装置の一部側断面図
【符号の説明】 １，６ 円筒状の板金製カップ ２ 円筒面 ３，２３ 穴 ４ 穴打ち抜きダイ ５，２５ 下ベース ７，３０ 穴打ち抜きパンチ ８ カムスライダ ９ 溝板 １０ 溝 １１ 押さえ板 １２ 斜面 １３ カム １４ カムホルダ １５，４２ 上ベース １６ 当て板 １７，１８，３８ ボルト １９ スプリングホルダ ２０ 鍔 ２１，４０ 戻し用スプリング ２２ 円錐面 ２４ 円錐状の穴打ち抜きダイ ２６ 円錐状の板金製カップ ２７ 円筒状のスライドホルダブロック ２８ スライド穴 ２９ 板状のカムスライダ ３１ 丸ピン ３２ 円筒状の溝ブロック ３３ 上面 ３４ 下面 ３５ 断面十字状の溝 ３６ 円筒内部 ３７ 取り付け板 ３９ スリーブ ４１ 押さえピン ４３，４４ 隙間 ４５ 接触面 ４６ 後端当たり面
Claims (4)
- 【請求項１】 先端に穴打ち抜きパンチを取り付け、後
端近くにスライド方向と直角方向に突出した部分を形成
した複数個のカムスライダを、筒状の溝ブロックの筒内
部から放射状に、上面から下面に向けて斜め方向に伸び
た複数個の断面十字状の溝に嵌め込み、下降する筒状の
溝ブロックの断面十字状の溝によるカムスライダの後端
の押圧で複数個のカムスライダを一斉に前進させ、筒状
の穴打ち抜きダイに被せた筒状の板金製カップの側周面
に、カムスライダの先端の穴打ち抜きパンチで複数の穴
を同時にあけ、上昇する筒状の溝ブロックの断面十字状
の溝によるカムスライダの後端近くに突出した部分の押
圧で複数個のカムスライダを一斉に後退させる複数穴同
時打ち抜き装置。 - 【請求項２】 筒状の穴打ち抜きダイを筒内部に収めた
筒状のスライドホルダブロックに、筒状の穴打ち抜きダ
イの側周面に垂直な方向で、かつ、筒状の穴打ち抜きダ
イの打ち抜き用穴に対向する位置に複数のスライド穴を
設け、そのスライド穴にカムスライダの先端部を貫通さ
せた請求項１に記載の複数穴同時打ち抜き装置。 - 【請求項３】 筒状の穴打ち抜きダイが円錐状の穴打ち
抜きダイで、それに被せた筒状の板金製カップが円錐状
の板金製カップである場合、カムスライダの前進方向が
円錐状の穴打ち抜きダイの円錐面に垂直な方向になるよ
うに、筒状のスライドホルダブロックのスライド穴を斜
め方向とした請求項２に記載の複数穴同時打ち抜き装
置。 - 【請求項４】 筒状の穴打ち抜きダイが円筒状の穴打ち
抜きダイで、それに被せた筒状の板金製カップが円筒状
の板金製カップである場合、カムスライダの前進方向が
円筒状の穴打ち抜きダイの円筒面に垂直な方向になるよ
うに、筒状のスライドホルダブロックのスライド穴を水
平方向とした請求項２に記載の複数穴同時打ち抜き装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000118809A JP2001300650A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | 複数穴同時打ち抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000118809A JP2001300650A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | 複数穴同時打ち抜き装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001300650A true JP2001300650A (ja) | 2001-10-30 |
Family
ID=18629879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000118809A Pending JP2001300650A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | 複数穴同時打ち抜き装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001300650A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100801646B1 (ko) * | 2006-06-26 | 2008-02-11 | 주식회사 유성에프티 | 톤휠 제작용 센싱홀 가공블록 |
| WO2014032921A1 (de) * | 2012-08-27 | 2014-03-06 | Arnold Umformtechnik Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum bearbeiten von langgestreckten gegenständen |
| CN103722072A (zh) * | 2014-01-13 | 2014-04-16 | 晟扬精密模具（昆山）有限公司 | 一种脱料板磨压料槽模具 |
| CN104759524A (zh) * | 2015-04-14 | 2015-07-08 | 富士瑞鹄技研（芜湖）有限公司 | 一种冲压模具中的侧冲机构 |
-
2000
- 2000-04-20 JP JP2000118809A patent/JP2001300650A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100801646B1 (ko) * | 2006-06-26 | 2008-02-11 | 주식회사 유성에프티 | 톤휠 제작용 센싱홀 가공블록 |
| WO2014032921A1 (de) * | 2012-08-27 | 2014-03-06 | Arnold Umformtechnik Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum bearbeiten von langgestreckten gegenständen |
| CN103722072A (zh) * | 2014-01-13 | 2014-04-16 | 晟扬精密模具（昆山）有限公司 | 一种脱料板磨压料槽模具 |
| CN104759524A (zh) * | 2015-04-14 | 2015-07-08 | 富士瑞鹄技研（芜湖）有限公司 | 一种冲压模具中的侧冲机构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20041119 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050221 |