JP2002336917A - ブランキングプレス装置 - Google Patents

ブランキングプレス装置

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JP2002336917A
JP2002336917A JP2001147048A JP2001147048A JP2002336917A JP 2002336917 A JP2002336917 A JP 2002336917A JP 2001147048 A JP2001147048 A JP 2001147048A JP 2001147048 A JP2001147048 A JP 2001147048A JP 2002336917 A JP2002336917 A JP 2002336917A
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JP
Japan
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die
punch
pressure
counter punch
pressing
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JP2001147048A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Anzai
Nakaji Komata
Hiroshi Uchino
広志 内野
芳宏 安斉
仲二 小俣
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo Co Ltd
自動車電機工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般的なプレス加工機の構造で、長期に渡る
耐久性を確保することができるブランキングプレス装置
を提供する。 【解決手段】 下型2に備えた下型側パンチ4,下型側
カウンタパンチ5と、上型7に備えた上型側パンチ9,
上型側カウンタパンチ10と、上型側カウンタパンチ1
0を上型7に対し進退移動可能にする押出し部11と、
押出し部11から受けた力に背圧を与えるように押出し
部11に連結された背圧発生部12を備え、背圧発生部
12は、上型7が下がる際に背圧を発生させ、上型7が
上がる際に背圧を発生させない油圧式の背圧発生装置で
あり、押出し部11は、上型7が予め定められた位置ま
で上がると上型側カウンタパンチ10に被打抜部材をダ
イ8から排出する排出力を伝達するブランキングプレス
装置1。

Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【発明の属する技術分野】この発明は、例えば平歯車な
どの歯車部材をせん断加工により作成するブランキング
プレス装置に関する。

【0002】

【従来の技術】この種のブランキングプレス装置として
は、一般的なプレス加工機でプッシュバックを防止する
のに、下死点で背圧を機械的にロックする機構を金型に
設けていた。

【0003】

【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のブラ
ンキングプレス装置において、作成した製品が打抜きか
すに入ってしまう、いわゆるプッシュバック現象を防止
するため、下死点で背圧を機械的にロックするに際し、
大きな荷重のロック状態の保持および解除を行わなけれ
ばならないので、金型の摩耗が早くなって耐久性に劣る
ものとなるという問題点があった。また、ロック状態を
解除するときの衝撃により金型が損傷するおそれがある
という問題点があった。

【0004】

【発明の目的】この発明は、一般的なプレス加工機の構
造で、長期に渡る耐久性を確保することができるブラン
キングプレス装置を提供することを目的としている。

【0005】

【発明の構成】

【0006】

【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るブランキングプレスでは、基台上に配置された下型
と、下型に対し進退移動可能に配置され、ワークを載置
可能な押え部材と、下型上に固定された下型側パンチ
と、下型側パンチおよび押え部材に対し進退移動可能に
配置された下型側カウンタパンチと、押え部材および下
型側カウンタパンチの移動を弾性的に支持するクッショ
ン部と、下型に対し進退移動可能にして対向配置された
上型と、押え部材に対向する位置において上型に固定さ
れたダイと、下型側パンチに対向する位置において上型
に固定された上型側パンチと、下型側カウンタパンチに
対向する位置においてダイに対し進退移動可能に配置さ
れた上型側カウンタパンチと、上型側カウンタパンチに
結合され、上型側カウンタパンチを上型に対し進退移動
可能にする押出し部と、押出し部から受けた力に背圧を
与えるように押出し部に連結された背圧発生部とを備え
被打抜部材を成形するブランキングプレス装置であっ
て、背圧発生部は、上型が下がる際に背圧を発生させ、
上型が上がる際に背圧を発生させない油圧式の背圧発生
装置であり、押出し部は、上型が予め定められた位置ま
で上がると上型側カウンタパンチに被打抜部材をダイか
ら排出する排出力を伝達する構成としたことを特徴とし
ている。

【0007】この発明の請求項2に係るブランキングプ
レス装置では、基台上に配置された下型と、下型に対し
進退移動可能に配置され、ワークを載置可能な押え部材
と、下型上に固定された下型側パンチと、下型側パンチ
および押え部材に対し進退移動可能に配置された下型側
カウンタパンチと、押え部材および下型側カウンタパン
チの移動を弾性的に支持するクッション部と、下型に対
し進退移動可能にして対向配置された上型と、押え部材
に対向する位置において上型に固定されたダイと、下型
側パンチに対向する位置において上型に固定された上型
側パンチと、下型側カウンタパンチに対向する位置にお
いてダイに対し進退移動可能に配置された上型側カウン
タパンチと、上型側カウンタパンチに結合され、上型側
カウンタパンチを上型に対し進退移動可能にする押出し
部と、押出し部から受けた力に背圧を与えるように押出
し部に連結された背圧発生部とを備え被打抜部材を成形
するブランキングプレス装置であって、上型が下がる際
に背圧発生部が発生する背圧が上型側カウンタパンチに
加えられるのを抑止する抑止力を発生する油圧式の背圧
発生抑止装置を備えている構成としたことを特徴として
いる。

【0008】この発明の請求項3に係るブランキングプ
レス装置では、請求項2の構成に加え、背圧発生抑止装
置の抑止力は、時間の経過とともに減衰する構成とした
ことを特徴としている。

【0009】この発明の請求項4に係るブランキングプ
レス装置では、請求項2、または3の構成に加え、背圧
発生抑止装置は、上型が下がる際に抑止力を発生させな
いで、上型が上がる際に抑止力を発生させる構成とした
ことを特徴としている。

【0010】

【発明の作用】この発明に係るブランキングプレスにお
いて、上型が下型に向け下降して行き、ダイと押え部材
とによりワークが挟まれる。上型はさらに下降され、背
圧発生部により上型に背圧が与えられ、クッション部と
ともに押え部材が下降され、上型側パンチおよび下型側
パンチによりワークがせん断される。そして、ワークが
ダイに保持されたまま上型が上昇され、背圧発生部によ
り上型に背圧が与えられず、上型が予め定められた位置
まで上がると、押出し部により上型カウンタパンチに被
打抜部材をダイから排出する排出力が伝達されて被打抜
部材が排出される。それ故、排出時の速度に遅れが設定
されることによりプッシュバックが起きることがない。

【0011】

【発明の実施の形態】

【0012】

【実施例】図1ないし図9には、この発明に係るブラン
キングプレス装置の第1実施例が示されている。図示す
るブランキングプレス装置1は、主として、下型2、押
え部材3、下型側パンチ4、下型側カウンタパンチ5、
下型側クッション部6、上型7、ダイ8、上型側パンチ
9、上型側カウンタパンチ10、押出し部11、背圧発
生装置である背圧発生部12とから構成されている。

【0013】下型2は第1のダイブロック13を介して
基台14上に置かれている。下型2の上面には、4本の
ガイドポスト15と下型側パンチ4がそれぞれ配置され
ている。下型側パンチ4は円筒形にして上型7に向け突
出形成されている。第1のダイブロック13の中央部に
は、下型側クッション部6が配置されている。下型側ク
ッション部6は、図3に示されるように、中央部に配置
された1個のカウンタパンチ用ダンパ6aと、外側に配
置された4個の押え部材用ダンパ6b,6b,6b,6
bからなる。カウンタパンチ用ダンパ6aは、プレッシ
ャプレート16に結合されている。プレッシャプレート
16は、下型側カウンタパンチ5に結合されている。下
型側カウンタパンチ5は、下型側パンチ4の内周部と下
型2とに図中上下方向に移動可能に挿通されている。4
個の押え部材用ダンパ6bは、4個のプレッシャプレー
ト17にそれぞれ結合されている。4個のプレッシャプ
レート17は、4本のプレッシャピン18にそれぞれ結
合されている。4本のプレッシャピン18は、図中上下
方向に移動可能に下型2に挿通されている。4本のプレ
ッシャピン18の上部には、押え部材3が配置されてい
る。この押え部材3の中央部には、下型側パンチ4が挿
通されるパンチ挿通孔3aが形成されている。そして、
パンチ挿通孔3aの周りには、円形に配置された突起状
の位置決め突起3bが形成されている。押え部材3の上
にはワーク50が置かれる。押え部材3は、下型側カウ
ンタパンチ5と一体的に移動する。

【0014】上型7は、第2のダイブロック19を介し
て天板20に固定されている。上型7の下面には、下型
2の4本のガイドポスト15がそれぞれ挿入される4個
のガイドポスト受け21がそれぞれ形成されている。ま
た、上型7の中央部には、第1,第2のプレート22,
23を介してダイ8が固定されている。ダイ8の中央部
には、パンチ挿通孔8aが形成されている。パンチ挿通
孔8aは、押え部材3のパンチ挿通孔3aに対向して配
置されている。パンチ挿通孔8aの周りには、円形に配
置された突起状の位置決め突起8bが形成されている。
ダイ8の位置決め突起8bは、押え部材3の位置決め突
起3bに対向して配置されている。パンチ挿通孔8a内
には、上型側カウンタパンチ10が配置されている。上
型側カウンタパンチ10は、円筒形状に形成されてお
り、パンチ挿通孔8a内を図中上下方向に移動する。第
2のプレート23には上型側パンチ9が固定されてい
る。上型側パンチ9は、図中上下方向に移動可能に上型
側カウンタパンチ10の内周部に配置されている。上型
側パンチ9は、下型側カウンタパンチ5に対向して配置
されている。上型側カウンタパンチ10には、バッキン
グプレート24が結合されている。バッキングプレート
24には、4本のプレッシャピン25が結合されてい
る。4本のプレッシャピン25は、上型7および2枚の
プレート22,23を貫通して図中上下方向に移動可能
に挿通されている。そして、4本のプレッシャピン25
に押出し部11が結合されている。押出し部11は、プ
レッシャプレート26、ロッド27、ヘッド28、ノッ
クアウトバー29からなる。プレッシャプレート26は
4本のプレッシャピン25にそれぞれ結合されており、
図中上下方向に移動可能に第2のダイブロック19に収
容されている。ロッド28の一端はプレッシャプレート
26に結合され、ロッド28の他端はヘッド28に結合
されている。ヘッド28は、図中上下方向に天板20に
支持されている。プレッシャプレート26,ロッド2
7,ヘッド28は、プレッシャプレート25,バッキン
グプレート25,上型側カウンタパンチ10と一体的に
結合されている。ヘッド28は、上型7が上死点Aに到
達した際にノックアウトバー29に衝突する。背圧発生
部12は、図2に示されるように、第2のダイブロック
19内に収容されており、4個の油圧式のアブソーバ1
2aからなる。そして、アブソーバ12aのロッド12
bの先端部がプレッシャプレート26に当接している。
押出し部11は、上型7が上死点A上がると上型カウン
タパンチ10に歯車部品60をダイ8から排出する排出
力を伝達する。背圧発生部12は、上型7が下がる際に
背圧を発生させ、上型7が上がる際に背圧を発生させな
いようにする油圧式の背圧発生装置である。背圧発生部
12は、上型7が上死点Aから下死点Bに向かう際、お
よび、上型7が下死点Bから上死点Aに向かう際に、上
型側カウンタパンチ10,バッキングプレート24,プ
レッシャピン25,プレッシャプレート26を通じて図
中上方向に向く圧力が与えられた時に、その圧力に抗す
る背圧を発生する機能をもつ。

【0015】このような構造をもつブランキングプレス
装置1は、図4ないし図8に示す手順に基いて図9に示
す平歯車である歯車部品60を作成する。歯車部品60
の中央部には、丸穴60aが形成され、歯車部品60の
外周部には、歯部60bが形成される。

【0016】図4に示す状態において、ワーク50が押
え部材3の位置決め突起3b上に置かれる。上型7は上
死点Aにある。このとき、押え部材3は復帰位置である
下型2に対して一番飛び出した第1の位置Cにあり、バ
ッキングプレート24はダイ8に当接している第1の位
置Eにある。

【0017】次に、図5に示すように、上型7が位置A
1まで下降移動され、ダイ8と押え部材3とによってワ
ーク50が挟み込まれる。ワーク50は、押え部材3の
位置決め突起3bとダイ8の位置決め突起8bとによっ
て、ダイ8と押え部材3とに位置決め支持される。押え
部材3は第1の位置Cにあり、バッキングプレート24
は第1の位置Eにあるままである。このとき、上型7が
下死点Bに向け移動中なので、押え部材3には、上型7
より図中下方に向けた押圧力が与えられている。

【0018】続いて、図6に示すように、図5の状態か
らワーク50の板厚分だけ上型7が下降移動されて下死
点Bまで来ると、ワーク50に対し、ダイ8によって歯
部60bが、上型側パンチ9によって丸穴60aがそれ
ぞれ打抜かれる。押え部材3,下型側カウンタパンチ5
は、下型側クッション部6を介して第1の位置Cから第
2の位置Dまで下降移動される。すると、ワーク50の
板厚分だけ下型側カウンタパンチ5が押え部材3から飛
出るため、バッキングプレート24がダイ8から離れた
第2の位置Fまで移動されて、丸穴60aおよび歯部6
0bが形成された歯車部品60がダイ8のパンチ挿通孔
8a内に収容される。このとき、上型7の下降移動に抗
して背圧発生部12のアブソーバ12aにより、プレッ
シャプレート26,プレッシャピン25,バッキングプ
レート24,上型側カウンタパンチ10を介して歯車部
品60に背圧がかけられた状態で打抜きが行われる。

【0019】さらに続いて、図7に示すように、歯車部
品60がダイ8のパンチ挿通孔8a内に収容されたまま
で、上型7が下死点Bから位置B1まで上昇移動される
と、ダイ8が押え部材3から離れることにより、押え部
材3に対する押圧力はかからなくなり、その結果、押え
部材3は、第1の位置Cに戻る。バッキングプレート2
4は、ダイ8から離れた第2の位置Fのままにある。

【0020】そしてさらに、図8に示すように、上型7
が上死点Aに到達すると、ヘッド28がノックアウトバ
ー29に衝突することによって、バッキングプレート2
4が第2の位置Fから第1の位置Eまで押圧移動され、
それによって、ダイ8のパンチ挿通孔8a内に収容され
ている歯車部品60が排出され、丸穴60aおよび歯部
60bが形成された歯車部品60が得られる。このと
き、バッキングプレート24には、上型7の上昇移動に
抗して背圧発生部12のアブソーバ12aにより、プレ
ッシャプレート26,プレッシャピン25,バッキング
プレート24,上型側カウンタパンチ10を介して歯車
部品60に背圧がかけられる。

【0021】上述したように、丸穴60aおよび歯部6
0bが形成された歯車部品60がダイ8のパンチ挿通孔
8a内に収容されたまま上型7が上昇移動され、背圧発
生部12のアブソーバ12aにより与えられた背圧を伴
って歯車部品60が排出される。その結果、排出時の速
度に遅れが設定されることによりプッシュバックが起き
ない。

【0022】図10ないし図17には、この発明に係る
ブランキングプレス装置の第2実施例が示されている。
この場合、第1実施例と比べて上型7の構造のみが異な
るため、他の部位は第1実施例と同じ符号が用いられ、
詳細な説明は省かれる。

【0023】上型7は、第2のダイブロック19を介し
て天板20に固定されている。上型7の下面には、下型
2の4本のガイドポスト15がそれぞれ挿入される4個
のガイドポスト受け21がそれぞれ形成されている。ま
た、上型7の中央部には、第1,第2のプレート22,
23を介してダイ8が固定されている。ダイ8の中央部
には、パンチ挿通孔8aが形成されている。パンチ挿通
孔8aは、押え部材3のパンチ挿通孔3aに対向して配
置されている。パンチ挿通孔8aの周りには、円形に配
置された突起状の位置決め突起8bが形成されている。
ダイ8の位置決め突起8bは、押え部材3の位置決め突
起3bに対向して配置されている。パンチ挿通孔8a内
には、上型側カウンタパンチ10が配置されている。上
型側カウンタパンチ10は、円筒形状に形成されてお
り、パンチ挿通孔8a内を図中上下方向に移動する。第
2のプレート23には上型側パンチ9が固定されてい
る。上型側パンチ9は、図中上下方向に移動可能に上型
側カウンタパンチ10の内周部に配置されている。上型
側パンチ9は、下型側カウンタパンチ5に対向して配置
されている。上型側カウンタパンチ10には、バッキン
グプレート24が結合されている。バッキングプレート
24には、4本のプレッシャピン25が結合されてい
る。4本のプレッシャピン25は、上型7および2枚の
プレート22,23を貫通して図中上下方向に移動可能
に挿通されている。そして、4本のプレッシャピン25
に押出し部11が結合されている。そして、押出し部1
1は、プレッシャプレート26、背圧発生抑止装置であ
る上型側クッション部35からなる。プレッシャプレー
ト26は、図中上下方向に移動可能に第2のダイブロッ
ク19に収容されている。上型側クッション部35は、
4個のダンパ35aからなる。上型側クッション部35
は、プレッシャプレート26を下型2に向け常時付勢し
ている。上型側クッション部35は、上型7が下がる際
に抑止力を発生させないで、上型7が上がる際に抑止力
を発生させる機能をもつ。4個のダンパ35aは、時間
の経過とともに抑止力が減衰する。背圧発生部12は、
図13に示されるように、上型7内に収容されており、
4個の油圧式のアブソーバ12aからなる。そして、ア
ブソーバ12aのロッド12bの先端部がプレッシャプ
レート26に当接している。背圧発生部12は、上型7
が上死点Aから下死点Bに向かう際、および、上型7が
下死点Bから上死点Aに向かう際に、上型側カウンタパ
ンチ10,バッキングプレート24,プレッシャピン2
5,プレッシャプレート26を通じて上型側クッション
部35に与えられる圧力に抗する背圧を発生する機能を
もつ。

【0024】第2実施例のブランキングプレス装置1
は、図13ないし図17に示す手順に基いて図9に示す
平歯車である歯車部品60を作成する。

【0025】図13に示す状態において、ワーク50が
押え部材3の位置決め突起3b上に置かれる。上型7は
上死点Aにある。このとき、押え部材3は復帰位置であ
る下型2に対して一番飛び出した第1の位置Cにあり、
バッキングプレート24はダイ8に当接している第1の
位置Eにある。

【0026】次に、図14に示すように、上型7が位置
A1まで下降移動され、ダイ8と押え部材3とによって
ワーク50が挟み込まれる。ワーク50は、押え部材3
の位置決め突起3bとダイ8の位置決め突起8bとによ
って、ダイ8と押え部材3とに位置決め支持される。押
え部材3は第1の位置Cにあり、バッキングプレート2
4は第1の位置Eにあるままである。このとき、上型7
が下死点Bに向け移動中なので、押え部材3には、上型
7より図中下方に向けた押圧力が与えられている。

【0027】続いて、図15に示すように、図14の状
態からワーク50の板厚分だけ上型7が下降移動されて
下死点Bまで来ると、ワーク50に対し、ダイ8によっ
て歯部60bが、上型側パンチ9によって丸穴60aが
それぞれ打抜かれる。押え部材3,下型側カウンタパン
チ5は、第1の位置Cから第2の位置Dまで下降移動さ
れる。すると、ワーク50の板厚分だけ下型側カウンタ
パンチ5が押え部材3から飛出るため、バッキングプレ
ート24がダイ8から離れた第2の位置Fまで移動され
て、丸穴60aおよび歯部60bが形成された歯車部品
60がダイ8のパンチ挿通孔8a内に収容される。この
とき、上型7の下降移動に抗して背圧発生部12のアブ
ソーバ12aにより、プレッシャプレート26,プレッ
シャピン25,バッキングプレート24,上型側カウン
タパンチ10を介して、上型側クッション部35の付勢
力に抗する背圧がかけられた状態で打抜きが行われる。

【0028】さらに続いて、図16に示すように、歯車
部品60がダイ8のパンチ挿通孔8a内に収容されたま
まで、上型7が下死点Bから位置B1まで上昇移動され
ると、ダイ8が押え部材3から離れることにより、押え
部材3に対する押圧力はかからなくなり、その結果、押
え部材3は、第1の位置Cに戻る。バッキングプレート
24は、ダイ8から離れた第2の位置Fのままにある。

【0029】そしてさらに、図17に示すように、上型
7が上死点Aに到達すると、上型側クッション部35の
付勢力により背圧発生部12のアブソーバ12aが戻り
移動され、プレッシャプレート26が第2の位置Fから
第1の位置Eまで押圧移動され、それによって、ダイ8
のパンチ挿通孔8a内に収容されている歯車部品60が
排出され、丸穴60aおよび歯部60bが形成された歯
車部品60が得られる。このとき、バッキングプレート
24には、上型7の上昇移動に抗して背圧発生部12の
アブソーバ12aにより、プレッシャプレート26,プ
レッシャピン25,バッキングプレート24,上型側カ
ウンタパンチ10を介して歯車部品60に背圧がかけら
れる。

【0030】上述したように、丸穴60aおよび歯部6
0bが形成された歯車部品60がダイ8のパンチ挿通孔
8a内に収容されたまま上型7が上昇移動され、背圧発
生部12のアブソーバ12aにより与えられた背圧を伴
って歯車部品60が排出される。その結果、排出時の速
度に遅れが設定されることによりプッシュバックが起き
ない。

【0031】

【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
るブランキングプレス装置によれば、上型が下型に向け
下降して行き、ダイと押え部材とによりワークが挟まれ
る。上型はさらに下降され、背圧発生部により上型に背
圧が与えられ、クッション部とともに押え部材が下降さ
れ、上型側パンチおよび下型側パンチによりワークがせ
ん断される。そして、ワークがダイに保持されたまま上
型が上昇され、背圧発生部により上型に背圧が与えられ
ず、上型が予め定められた位置まで上がると、押出し部
により上型カウンタパンチに被打抜部材をダイから排出
する排出力が伝達されて被打抜部材が排出される。それ
故、排出時の速度に遅れが設定されることによりプッシ
ュバックが起きることがない。よって、一般的なプレス
加工機の構造で、長期に渡る耐久性を確保することがで
きるという優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図1】この発明に係るブランキングプレス装置の第1
実施例の正面図である。

【図2】図1に示したブランキングプレス装置の(a−
a)線断面図である。

【図3】図1に示したブランキングプレス装置の(b−
b)線断面図である。

【図4】図1に示したブランキングプレス装置の動作手
順を説明する断面図である。

【図5】図1に示したブランキングプレス装置の動作手
順を説明する断面図である。

【図6】図1に示したブランキングプレス装置の動作手
順を説明する断面図である。

【図7】図1に示したブランキングプレス装置の動作手
順を説明する断面図である。

【図8】図1に示したブランキングプレス装置の動作手
順を説明する断面図である。

【図9】(a)はこの発明に係るブランキングプレス装
置により作成された歯車部品の平面図、(b)は(a)
の(e−e)線断面図である。

【図10】この発明に係るブランキングプレス装置の第
2実施例の正面図である。

【図11】図10に示したブランキングプレス装置の
(c−c)線断面図である。

【図12】図10に示したブランキングプレス装置の
(d−d)線断面図である。

【図13】図10に示したブランキングプレス装置の動
作手順を説明する断面図である。

【図14】図10に示したブランキングプレス装置の動
作手順を説明する断面図である。

【図15】図10に示したブランキングプレス装置の動
作手順を説明する断面図である。

【図16】図10に示したブランキングプレス装置の動
作手順を説明する断面図である。

【図17】図10に示したブランキングプレス装置の動
作手順を説明する断面図である。

【符号の説明】

1 ブランキングプレス装置 2 下型 3 押え部材 4 下型側パンチ 5 下型側カウンタパンチ 6 (クッション部)下型側クッション部 7 上型 8 ダイ 9 上型側パンチ 10 上型側カウンタパンチ 11 押出し部 12 (背圧発生装置)背圧発生部 14 基台 35 (背圧発生抑止装置)上型側クッション部 50 ワーク 60 (被打抜部材)歯車部品

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安斉 芳宏 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内 Fターム(参考) 4E048 AC02 4E090 AA01 AB01 CA02 HA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に配置された下型と、 前記下型に対し進退移動可能に配置され、ワークを載置
    可能な押え部材と、 前記下型上に固定された下型側パンチと、 前記下型側パンチおよび前記押え部材に対し進退移動可
    能に配置された下型側カウンタパンチと、 前記押え部材および前記下型側カウンタパンチの移動を
    弾性的に支持するクッション部と、 前記下型に対し進退移動可能にして対向配置された上型
    と、 前記押え部材に対向する位置において前記上型に固定さ
    れたダイと、 前記下型側パンチに対向する位置において前記上型に固
    定された上型側パンチと、前記下型側カウンタパンチに
    対向する位置において前記ダイに対し進退移動可能に配
    置された上型側カウンタパンチと、 前記上型側カウンタパンチに結合され、前記上型側カウ
    ンタパンチを上型に対し進退移動可能にする押出し部
    と、 前記押出し部から受けた力に背圧を与えるように前記押
    出し部に連結された背圧発生部とを備え被打抜部材を成
    形するブランキングプレス装置であって、 前記背圧発生部は、前記上型が下がる際に背圧を発生さ
    せ、前記上型が上がる際に背圧を発生させない油圧式の
    背圧発生装置であり、 前記押出し部は、前記上型が予め定められた位置まで上
    がると前記上型側カウンタパンチに前記被打抜部材を前
    記ダイから排出する排出力を伝達することを特徴とする
    ブランキングプレス装置。
  2. 【請求項2】 基台上に配置された下型と、 前記下型に対し進退移動可能に配置され、ワークを載置
    可能な押え部材と、 前記下型上に固定された下型側パンチと、 前記下型側パンチおよび前記押え部材に対し進退移動可
    能に配置された下型側カウンタパンチと、 前記押え部材および前記下型側カウンタパンチの移動を
    弾性的に支持するクッション部と、 前記下型に対し進退移動可能にして対向配置された上型
    と、 前記押え部材に対向する位置において前記上型に固定さ
    れたダイと、 前記下型側パンチに対向する位置において前記上型に固
    定された上型側パンチと、前記下型側カウンタパンチに
    対向する位置において前記ダイに対し進退移動可能に配
    置された上型側カウンタパンチと、 前記上型側カウンタパンチに結合され、前記上型側カウ
    ンタパンチを上型に対し進退移動可能にする押出し部
    と、 前記押出し部から受けた力に背圧を与えるように前記押
    出し部に連結された背圧発生部とを備え被打抜部材を成
    形するブランキングプレス装置であって、 前記上型が下がる際に前記背圧発生部が発生する背圧が
    前記上型側カウンタパンチに加えられるのを抑止する抑
    止力を発生する油圧式の背圧発生抑止装置を備えている
    ことを特徴とするブランキングプレス装置。
  3. 【請求項3】 背圧発生抑止装置の抑止力は、時間の経
    過とともに減衰することを特徴とする請求項2に記載の
    ブランキングプレス装置。
  4. 【請求項4】 背圧発生抑止装置は、上型が下がる際に
    抑止力を発生させないで、前記上型が上がる際に抑止力
    を発生させることを特徴とする請求項2、または3に記
    載のブランキングプレス装置。
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