JP2001300378A - 壁紙糊付機 - Google Patents

壁紙糊付機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糊液面検知手段の電気系統への水濡れを回避
可能でありながらも、糊付機本体の充分な洗浄を容易に
行い得る壁紙糊付機の提供。 【解決手段】 外部から糊桶内へ糊を補給する際の前記
糊桶内の糊液面が予め定められた上限液面に達したこと
を検知する液面検知手段を備えた壁紙糊付機において、
糊付機本体に着脱可能に取付けられる検知器本体と、糊
付機本体内の糊桶内部に突設された液面検知電極とを有
し、検知器本体は、糊付機本体に取付けられた状態で糊
桶外面側からの押圧接触により、液面検知電極と電気的
な接続状態となるものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内壁面等に貼付
されるシート状壁装材の裏面に連続的に糊を塗布する壁
紙糊付機に関するものであり、詳しくは、ポンプ機構等
により糊桶内に糊を連続的に自動供給する際の糊桶内糊
量制御のための糊液面検知手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、建築物の内装施工における壁装材
の室内壁面への貼付は、現場で専用の壁紙糊付機を用い
てシート状の壁装材に連続的に糊を塗布しながら行うの
が一般的となっている。このような壁紙糊付機の一般的
な構成としては、内部に複数のロールが配置された上部
構体及び下部構体から主に構成される糊付機本体を脚部
に支持された台座上に載置し、上下構体の間に挟み込ん
だシート状壁装材(以下、クロスと記す)をロールで搬
送しながら糊付けロールで糊桶から糊をクロス裏面に転
写していくものである。
【0003】従来より一般的な壁紙糊付機の構成は、下
部構体上に原反ロールから繰り出したクロスを先端部が
本体前面に垂れる状態で載置して上部構体を閉じて下部
構体と上部構体の所定ロール間にクロスを挟み込んだ状
態において、手動式ではクロス先端を持って前方へ引っ
張ることによりクロスを上下で挟んでいるロールの一部
を追従回転させると共に他のロールをギアを介して連動
回転させてクロスを糊付機本体の後面から前面側へ搬送
させるものである。この搬送の途中で糊桶内の糊をその
回転によって引き上げているロールの頂点上にて該ロー
ルから糊がクロス裏面に転写され、糊塗布済み状態で前
面側から送り出されてくる。自動式装置では、所定のロ
ールの軸を電動モータ等の駆動源に連結して回転させる
ことによって、他のロールもギアを介して連動回転する
ものである。
【0004】クロス裏面への糊の塗布は、糊桶から糊を
引き上げるロールで直接糊の転写を行う場合と、糊の引
き上げ用の糊上げロールと糊塗布のための糊付けロール
とを別に設け、糊上げロールから糊付けロールへ糊を転
写する場合とがある。近年では、効率的で均一な糊付け
を行えるという点で、自動式の壁紙糊付機の使用が好ま
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、糊付機は現場
へ搬送してそこで組立てられ、使用後は分解して再び持
ち帰って収納しておくものであるため、小型で軽量であ
ることが望まれるが、自動壁紙糊付機は、モータ等の駆
動部およびそのコントロール部とを備える分、手動式の
ものより大型化し、重量も増えてしまう。
【0006】従って、このような自動壁紙糊付機では、
糊付機本体の構成によって小型軽量化を図る必要性が生
じている。糊付機本体においてその大きさを決定するの
は、主に糊桶である。しかしながら、単に糊桶を小さく
したのでは、頻繁に糊の供給を行わなければならなくな
り、その度に作業が中断されて、効率的な糊付け作業が
進められなくなってしまう。
【0007】そこで、装置外部の糊タンクから、ポンプ
機構を使って糊桶内へ糊を連続的に自動供給する構成が
採用されている。しかし、このようなポンプ機構によっ
て糊を糊桶内に連続供給する場合、糊桶内で糊量が必要
以上に増えて、クロス裏面への適量での糊塗布が困難と
なったり、糊桶から糊が溢れたりすることがないよう
に、ポンプ機構の駆動を制御する必要がある。
【0008】このような制御方法としては、糊桶内の糊
量限界値に応じた糊液面の上限高さ位置を定めておき、
糊桶内の糊液面がこの所定の上限液面に達したことを検
知する液面検知センサーを糊付機本体に設け、上限液面
に達したというセンサーの信号を受けてポンプの駆動を
一時停止するという方法が最も簡便な方法として従来か
ら採用されている。
【0009】しかしながら、通常の壁紙糊付機は、糊付
作業終了後に糊付機本体が水洗浄されるものであり、上
記のような糊付機本体に設置されている液面センサーの
配線等の電気系統の水濡れを回避することは困難であ
り、電気系統に濡れのないように充分な洗浄を行うに
は、格別の注意と手間が必要となってしまうという問題
があった。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑み、外部から糊
桶内へ糊の補給を行う際に糊桶内の糊液面が上限位置に
達したことを検知するための液面検知手段を備えた壁紙
糊付機において、糊液面検知手段の電気系統への水濡れ
を回避可能でありながらも、糊付機本体の充分な洗浄を
容易に行い得る壁紙糊付機の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明に係る壁紙糊付機は、糊付機
本体後面から引き入れたシート状壁装材を前面側へ送り
出しながら糊桶に収容されている糊をロールで引き上げ
て前記壁装材の裏面に糊付けロールにより連続的に糊を
塗布する壁紙糊付機において、外部から糊桶内へ糊を補
給する際の前記糊桶内の糊液面が予め定められた上限液
面に達したことを検知する液面検知手段を備え、前記液
面検知手段は、前記糊付機本体に着脱可能に取付けられ
る検知器本体と、前記糊付機本体内の糊桶内部に突設さ
れた液面検知電極とを有し、前記検知器本体は、前記糊
付機本体に取付けられた状態で、糊桶外面側からの押圧
接触により、前記液面検知電極と電気的な接続状態とな
るものである。
【0012】また、請求項2に記載の発明に係る壁紙糊
付機は、請求項1に記載の壁紙糊付機において、前記液
面検知電極は、前記糊桶の底面に該底面を貫通状態で設
けられた下側電極と、一端側が糊桶後面から突出してそ
の先端が前記糊液面上限高さに位置すると共に他端側が
糊桶背面側に突出して設けられた上側電極と、を有し、
前記検知器本体は、第1と第2の接地面を有し、前記糊
付機本体への取付け時に、第1の接地面が糊桶背面側で
前記上側電極に押圧接触により電気的に接続され、第2
の接地面が糊桶底裏面側で前記下側電極と押圧接触によ
り電気的に接続されるものである。
【0013】また、請求項3に記載の発明に係る壁紙糊
付機は、請求項1に記載の壁紙糊付機において、前記検
知器本体および/または検知器本体からの電気的配線部
は、前記糊付機本体に着脱可能に取付けられて糊付機本
体へ搬送される前記壁装材の側縁部を裁断する壁紙裁断
装置に、あるいは前記糊付機本体に着脱可能に取付けら
れる駆動制御部に設置されていることを特徴とするもの
である。
【0014】本発明においては、糊桶内の糊液面が予め
定められた上限液面位置に達したことを検知するための
液面検知手段の検知器本体が、糊付機本体に着脱可能に
取付けられるた際に、検知器本体と糊桶側に設けられて
いるた液面検知電極とが糊桶外面側からの押圧接触によ
り電気的に接続するものとすることによって、糊付機本
体側には電極だけが設けられているだけで、検知器本体
の糊付機本体からの取り外しと同時に電気的接続が切断
されるものであるため、検知器本体が取り外された糊付
機本体には、配線等の電気系統がなく、水濡れの心配な
く充分な水洗浄が容易に行える。
【0015】液面検知手段の具体的構成としては、上側
電極の先端を糊桶内の所定上限液面位置に設定し、糊桶
内の底面側に下側電極を設置し、糊桶内に満たされてい
った糊が上下電極同士を通電させたときの信号を検知す
れものとすれば、液面が上側電極の先端に達した、即
ち、液面が上限液面位置に達したことが簡単に検知でき
る。
【0016】このような検知方法を用いる場合、検知器
本体の糊付機本体の着脱と同時に検知器本体と電極との
電気的な接続・切断が行われるように、上側電極は一端
側が糊桶後面から突出してその先端が糊液面上限高さに
位置すると共に他端側が糊桶背面側に突出するように設
け、下側電極は糊桶の底面に該底面を貫通する状態で設
け、検知器本体が糊付機本体に取付けられた際に、検知
器本体に設けられた第1と第2の接地面に、それぞれ糊
桶背面側で上側電極が、また糊桶底裏面側で下側電極が
押圧接触により電気的に接続するものとすれば良い。
【0017】また、糊付機本体に着脱可能に取付けられ
る検知器本体または検知器本体からの電気的配線部は、
別体の装置構成とするのに限らず、糊付機本体に着脱可
能に取付けらる壁紙裁断装置、あるいは糊付機本体に着
脱可能に取付けられる駆動制御部に設置すれば、これら
の装置の糊付機本体への着脱で検知器本体の糊付機本体
への着脱を同時に行うことができ、壁紙糊付機の組立の
ための作業工程が簡便になる。
【0018】本発明における液面検知手段は、自動壁紙
糊付機に限らず、手動式の壁紙糊付機においても、上部
構体を取り外したり、糊桶を本体から引き出すことなく
外部から糊桶内に糊を補給する場合であれば有効であ
る。特に、ポンプ機構を用いて糊を連続的に自動供給す
る場合には、糊量制御が簡便に行える。この際、液面検
知手段による液面検知の信号を受けて自動的にポンプ機
構の駆動を制御する構成とすれば、糊付け作業のさらな
る自動化が図れる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態として、糊付
機本体に着脱可能に取付けられ、各種ロールを回転させ
るための駆動機構を搭載して糊付機の駆動を制御するた
めのコントロール部内に備えられた液面検知器本体と、
糊桶に設けられた上下電極とから構成され、これら電極
と検知器本体とを接続する電気系統の配線部が、糊付機
本体の後面部に取付けられるスリッタ(壁紙裁断装置)
内に配置されてなる液面検知手段を備えた自動壁紙糊付
機を図1〜図3に示す。
【0020】図1は、本実施形態による自動壁紙糊付機
の構成を示す概略側面図であり、図2は本糊付機の糊桶
内部の構成を示す概略部分斜視図である。図3は本糊付
機の検知器本体に接続する配線(スリッタ内)と糊桶側
電極との接地部の構成を示す説明図であり、(a)は糊
桶背面側の部分模式図、(b)はスリッタ前面側の部分
模式図である。
【0021】本壁紙糊付機は、糊付機本体1内のロール
構成が、基本的に従来の自動壁紙糊付機と同様のもので
あり、下部構体2側では、糊付機本体1が載置される台
座40の脚部41の糊付機本体1後方両側に設けられた
クロス支持棒に軸支された原反ロールRから繰り出され
るクロスCを、糊付機本体1内に後面から取り込むため
のピンチロールを構成する下側送り出しロール5と、糊
桶4内の糊をクロス裏面に転写塗布する糊付けロール7
と、該糊付けロール7に接して糊量を調節するドクター
ロール6と、クロスCの裏面に塗布された糊を均しなが
ら前面方向へ送り出す均しロール8とが、互いにギアを
介して連動可能にかつ所定間隔を持って平行に配列され
ている。
【0022】下部構体2に対して開閉可能に取付けられ
た上部構体3側では、内部に前記下側送り出しロール5
と対になってピンチロールを構成する上側ピンチロール
9と、下部構体2内に配列されているロールにギアを介
して連動されてクロスCに糊付機本体1前面方向への送
り出し張力を付与するためのドライブロール11と、こ
れら上側ピンチロール9とドライブロール11との間で
クロスCを上から押さえる押さえステーまたは押さえロ
ール10とが、互いに所定間隔で平行に配列されてい
る。
【0023】なお、本実施形態では、糊付機本体1とは
別に用意される糊容器30から、ポンプ装置31を用い
て糊桶4内に連続的な糊の自動供給を行うものについて
説明する。糊付機本体1には、ロールを回転させるため
のモータ駆動源およびこれを駆動制御するコントロール
部25(駆動制御器)が着脱可能に取付けられるもので
ある。このコントロール部25は、ポンプ装置31の駆
動部にも接続されて、ポンプ装置31の駆動及び停止も
制御する。基本的にポンプ装置31の駆動は、糊付機本
体1側の駆動と同期させ、糊付機が運転されている間中
は、糊桶4内へ糊を連続的に自動供給するものである。
【0024】さらに、本壁紙糊付機は、糊桶4内へのポ
ンプ装置31による糊の連続供給において、糊供給量が
必要以上となることがないよう、糊液面が上限位置に達
したことを検知して、検知信号をコントロール部25へ
発信する液面検知手段を備えたものである。コントロー
ル部25は、液面検知手段からの検知信号を受けて、該
信号が停止するまでポンプ装置31の駆動を一次停止さ
せるものである。このような制御機構によって、糊桶4
内で糊が常に上限位置以下に維持されながら、ポンプ装
置31による自動供給が進行される。
【0025】本壁紙糊付機における液面検知手段は、糊
桶4側に設けられた電極と、コントロール部25内に搭
載された検知器本体と、糊付機本体後面に着脱可能に取
付けられて糊付機本体1へ搬送されるクロスCの側縁部
を回転刃21で裁断するためのスリッタ20内に設置さ
れ、該スリッタ20の糊付機本体1への取付け時に前記
電極と検知器本体とを電気的に接続する配線部とから構
成されるものである。
【0026】即ち、糊桶4には、一端側が糊桶後面4x
から突出してその先端が前記糊液面上限高さに位置する
と共に他端側が糊桶背面側に貫通状態で突出して設けら
れた上側電極15と、糊桶4の底面4yに該底面4yを
貫通状態で設けられた下側電極16とが備え付けられて
おり、スリッタ20には、糊付機本体1後面に取付けら
れた際にこれら上側電極15と下側電極16の糊桶外面
側および底裏面側から突出している端部に当接する部分
に、それぞれ両電極と押圧接触する第1の接地面22お
よび第2の接地面23が設けられている。
【0027】スリッタ20は、内部にコントロール部2
5内の検知器本体と接続される配線が設置されており、
第1及び第2の接地面(22,23)と上側電極15お
よび下側電極16の端部との押圧接触により、これら電
極と検知器本体とを電気的な接続状態とするものであ
る。
【0028】以上の如き構成を備えた本実施形態の壁紙
糊付機においては、コントロール部25を介した指令で
各駆動部の駆動を開始させて糊付機の運転駆動を始める
と同時に、ポンプ装置31による糊容器30内の糊の糊
桶4内への連続供給を開始し、液面検知本体も検知モー
ドにする。
【0029】通常、ポンプ装置31による糊桶4への糊
供給流量は、時間の経過に伴って糊桶内の糊量減少が生
じないように、糊付機の糊塗布作業による糊使用量に対
して、同一以上の供給流量としている。
【0030】従って、糊付機の運転の時間経過に伴っ
て、糊桶4内の糊は増量傾向を示すが、糊桶4での増量
に伴う液面上昇で、前記上限位置に達して上側電極15
の先端に液面が触れると、底部の下側電極16との間で
通電され、液面検知信号がスリッタ20内の配線を介し
て検知器本体内で発生し、コントロール部25のポンプ
駆動制御部に発信される。この液面検知信号受信に応じ
て、コントロール部25はポンプ装置31の駆動を一次
停止するよう指令する。
【0031】このポンプ装置31の駆動停止状態で、さ
らに糊付け作業が進行すれば、糊塗布による糊使用に伴
って、糊桶4内の糊量も減少し、糊液面は下降して、上
側電極15の先端部から離れ、下側電極16との通電が
切れる。これによって、液面検知信号が消え、コントロ
ール部25では検知信号の非受信によりポンプ駆動制御
を切換えて再びポンプ装置31の駆動を開始し、糊供給
を再開させる。
【0032】糊付機運転中は、以上の動作が繰り返され
るため、常に、糊桶4内には、上限位置以下で糊が満た
され、糊付け作業が中断されることなく良好に進行でき
る。糊付け作業が終了し、糊付機の運転の停止と共にポ
ンプ装置31の駆動および液面検知器本体の検知モード
を停止したら、糊付機本体1はコントロール部25およ
びスリッタ20が取り外されて水洗浄されるが、コント
ロール部25およびスリッタ20が取り外された時点
で、検知器側の配線との接続も切れるため、電気系統へ
の水濡れの心配もなく、容易に充分な洗浄を行える。
【0033】以上のように、本実施形態の糊付機におい
ては、液面検知手段の電気系統と糊付機本体とは、配線
部を含む検知器本体の糊付機本体への取付け時の接地面
での押圧接触のみで電気的な接続状態となるものである
ため、配線部を含む検知器本体側の取り外しによって容
易に電気的接続が切れ、取り外し後の糊付機本体には、
電気系統が残らないため、糊付け作業後の糊付機本体の
水洗浄が容易に且つ充分に行える。
【0034】なお、以上の実施形態では、液面検知手段
の検知器本体をコントロール部25内に設け、検知器本
体と糊桶4側の電極とを接続する配線部をスリッタ20
内に設ける構成を示したが、本発明では、これに限定さ
れるものではなく、配線部を含む検知器本体を、これら
コントロール部25やスリッタ20とは別体に設けて糊
付機本体に着脱可能に取付けられる構成としても良い。
また、設計上可能であれば、検知器本体をもスリッタ2
0内に搭載させる構成としてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の壁紙糊付
機によれば、液面検知手段の電気系統と糊付機本体と
は、配線部を含む検知器本体の糊付機本体への取付け時
の接地面での押圧接触のみで電気的な接続状態となるも
のであるため、配線部を含む検知器本体側の取り外しに
よって容易に電気的接続が切れ、取り外し後の糊付機本
体には、電気系統が残らないため、糊付け作業後の糊付
機本体の水洗浄が容易に且つ充分に行えるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による自動壁紙糊付機の概
略構成図である。
【図2】図1に示した自動壁紙糊付機の糊桶内構造を示
す概略模式図である。
【図3】図1に示した自動壁紙糊付機の検知器本体に接
続する配線(スリッタ内)と糊桶側電極との接地部の構
成を示す説明図であり、(a)は糊桶背面側の部分模式
図、(b)はスリッタ前面側の部分模式図である。
【符号の説明】
1:糊付機本体 2:下部構体 3:上部工程 4:糊桶 4x:糊桶後面 4y:糊桶底面 5:下側送り出しロール 6:ドクターロール 7:糊付けロール 8:均しロール 9:上側ピンチロール 10:押さえロール 11:ドライブロール 15:上側電極 16:下側電極 20:スリッタ 21:回転刃 22:第1の接地面 23:第2の接地面 25:コントロール部 30:糊容器 31:ポンプ装置 40:台座 41:脚部 C:クロス R:クロス原反ロール
フロントページの続き (72)発明者 新川 俊樹 富山県高岡市下麻生4649番地 ヤヨイ化学 工業株式会社内 (72)発明者 前川 賢一 富山県高岡市下麻生4649番地 ヤヨイ化学 工業株式会社内 Fターム(参考) 4F040 AA22 AB01 BA23 CB21 DA02 DA07 DA14 4F042 AA22 BA09 BA21 CA01 CA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糊付機本体後面から引き入れたシート状
    壁装材を前面側へ送り出しながら糊桶に収容されている
    糊をロールで引き上げて前記壁装材の裏面に糊付けロー
    ルにより連続的に糊を塗布する壁紙糊付機において、 外部から糊桶内へ糊を補給する際の前記糊桶内の糊液面
    が予め定められた上限液面に達したことを検知する液面
    検知手段を備え、 前記液面検知手段は、前記糊付機本体に着脱可能に取付
    けられる検知器本体と、前記糊付機本体内の糊桶内部に
    突設された液面検知電極とを有し、 前記検知器本体は、前記糊付機本体に取付けられた状態
    で、糊桶外面側からの押圧接触により、前記液面検知電
    極と電気的な接続状態となることを特徴とする壁紙糊付
    機。
  2. 【請求項2】 前記液面検知電極は、前記糊桶の底面に
    該底面を貫通状態で設けられた下側電極と、一端側が糊
    桶後面から突出してその先端が前記糊液面上限高さに位
    置すると共に他端側が糊桶背面側に貫通状態で突出して
    設けられた上側電極と、を有し、 前記検知器本体は、第1と第2の接地面を有し、前記糊
    付機本体への取付け時に、第1の接地面が糊桶背面側で
    前記上側電極に押圧接触により電気的に接続され、第2
    の接地面が糊桶底裏面側で前記下側電極と押圧接触によ
    り電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載
    の壁紙糊付機。
  3. 【請求項3】 前記検知器本体および/または検知器本
    体からの電気的配線部は、前記糊付機本体に着脱可能に
    取付けられて糊付機本体へ搬送される前記壁装材の側縁
    部を裁断する壁紙裁断装置に、あるいは前記糊付機本体
    に着脱可能に取付けられる駆動制御器に設置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の壁紙糊付機。
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JPH0744675U (ja) * 1995-06-19 1995-11-28 極東産機株式会社 自動糊付機
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