JP2001299744A - 医用x線装置 - Google Patents

医用x線装置

Info

Publication number
JP2001299744A
JP2001299744A JP2000116350A JP2000116350A JP2001299744A JP 2001299744 A JP2001299744 A JP 2001299744A JP 2000116350 A JP2000116350 A JP 2000116350A JP 2000116350 A JP2000116350 A JP 2000116350A JP 2001299744 A JP2001299744 A JP 2001299744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
subject
image
medical
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000116350A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemichi Yamamoto
栄道 山本
Tsutomu Suzuki
力 鈴木
Hiroshi Takagi
博 高木
Taku Ishikawa
卓 石川
Kenzo Sawaide
健三 澤出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP2000116350A priority Critical patent/JP2001299744A/ja
Priority to US10/203,404 priority patent/US20030031291A1/en
Priority to PCT/JP2001/003290 priority patent/WO2001078603A1/ja
Publication of JP2001299744A publication Critical patent/JP2001299744A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/04Positioning of patients; Tiltable beds or the like
    • A61B6/0487Motor-assisted positioning

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検体の体軸方向に対する透視角度も可変可
能な三次元画像と二次元画像を同一の装置で得られるI
VRに好適な医用X線装置を提供すること。 【解決手段】 支持部材の一端にX線を被検体に放射状
に照射するX線源が設けられ、他端に前記被検体のX線
像を撮像する受像手段が設けられて撮像系が形成されて
おり、該撮像系を前記支持部材の支持点に設けられた回
転部材で回転支持する医用X線装置において、前記回転
部材の回転中心部分に前記被検体を相対的に移動させる
空間が形成され、前記X線源および受像手段を被検体を
中心として回転移動させて撮像したX線像から前記被検
体の三次元的X線像を生成するX線像生成手段と、前記
被検体を載置し当該被検体の体軸方向に対する前記撮影
系の回転中心軸の角度を任意に設定する載置手段を備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医用X線装置に関
し、特に、血管造影検査やX線診断装置を用いたIVR
(Interventional Radiology、X線透視下のカテーテル
手術)と呼ばれる治療法に好適な医用X線装置に適用し
て有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の医用X線装置であるX線透視撮影
台や循環器X線診断装置等は、診断の分野において欠か
せないものとなっているが、近年の医療技術の進歩に伴
い、これらの装置はIVRに代表される治療の分野にお
いても、使用されるようになっている。IVRは、X線
透視下において、先端に様々な治療器具を取り付けたカ
テーテルを被検体の血管や臓器に挿入して手術を行うも
のであり、従来では開腹手術が必要な治療であっても、
開腹手術を行うことなく治療を行うことができるので、
近年、急速に普及している。
【0003】このIVRでは、対象部位の位置や形状を
立体的に把握できるようにすることが望ましい。そのた
めに、三次元画像はX線CT装置で取得して、この三次
元画像に基づいて対象部位の位置や形状を把握してお
き、前記把握した対象部位に、X線発生系とX線検出系
をC字形アームで支持した循環器X線診断装置(“医歯
薬出版株式会社:医用放射線科学講座13、放射線診断
機器工学、156頁の図4−7”に記載)を用いて様々
な角度からX線を照射し、該循環器X線診断装置で取得
した前記対象部位の二次元の透視画像を参照して治療を
行い、この治療結果の確認を再度上記X線CT装置を用
いて行っていた。
【0004】上記C字形アームによる循環器X線診断装
置は、いろいろな方向からの透視、撮影ができるよう
に、アームの回転、スライド移動等の各種の回転、移動
動作を行えるように構成されており、前述したように手
術に先立ち、X線CT装置で生成した三次元画像に基づ
いて治療対象部位の位置や形状を確認し、この三次元画
像によって得られた位置や形状と上記循環器X線診断装
置で透視する二次元画像とに基づいて診断、治療を行
う。
【0005】このような、循環器X線診断装置とX線C
T装置とを併用した方法では、IVR中において得られ
る情報は、循環器X線診断装置によって得られる二次元
の情報のみとなるので、術者は手術中における治療対象
部位の位置や形状、あるいは、治療対象部位とカテーテ
ルの先端に取り付けた治療器具との位置関係等を直感的
に把握することができない。
【0006】また、X線CT装置で三次元画像を得るた
めには、被検体を体軸方向に移動させながら該被検体の
透過X線検出データから前記被検体の三次元線画像を再
構成するボリュームスキャンあるいはへリカルスキャン
と称される技術を用いる。しかし、このボリュームスキ
ャン方式のX線CT装置では、被検体の体軸方向の分解
能が低いという問題がある。分解能が低いと、治療対象
部位の位置や形状を正確に把握することが困難となる場
合も考えられ、さらなる分解能向上が望まれる。この分
解能を向上させる方法として、撮像系の回転速度に対す
る被検体の移動速度を下げて撮影する方法が考えられる
が、その場合には、IVRが必要とする即応性が低い。
【0007】また、上記X線CT装置と循環器X線診断
装置を併用する方法では、高価で大きな設置スペースを
必要とするX線CT装置と循環器X線診断装置の2台の
装置を装備することとなるので、経済性と設置スペース
点においても問題がある。
【0008】そこで、上記X線CT装置と循環器X線診
断装置を供用する方法の有する課題を解決するものとし
て、被検体の3次元画像とX線透視による二次元画像を
同一の装置で生成し、診断と治療を行うことができるX
線装置が特願平10−306238号に提案されてい
る。この装置は、支持部材の一端にX線源であるX線管
を設け、他端に受像手段を設けて、これらを回転動作さ
せる手段を有し、回転中心部分に空間を形成し、被検体
の全周方向からの透過X線データを取得できるようにし
たものであり、被検体の二次元透視画像のみならず三次
元画像(任意断層面の立体画像。以下、コーンビームC
T画像と呼ぶ)を生成するX線画像生成手段を備えたも
のである。
【0009】この装置は、撮像系を支持する回転手段の
回転中心部分に被検体を相対的に移動させる空間を形成
し、被検体を前記回転手段の回転中心軸と平行に水平移
動させる、あるいは、回転手段を水平移動させるのみで
撮像系の撮像領域を頭部から足部に至るまで移動させる
ことができる。これによって、任意の位置における全周
方向からの透過X線データを収集し、この透過X線デー
タをX線画像生成手段に入力して、周知の再構成演算に
より撮像部位の三次元画像を得るものである。また、二
次元画像は、前記三次元画像に基づいて治療部位の透視
方向が決まると、この透視方向の位置に上記支持部材の
回転位置を固定し、この回転位置で決まる方向から透視
して二次元の画像を得る。
【0010】このような装置で、三次元画像により被検
者の治療部位の位置や形状を把握し、これに基づいて二
次元画像を参照しながら治療を行い、この治療結果は、
その場で被検者を動かすことなく、上記方法により三次
元画像を生成して確認する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。前述
した特願平10−306238号に提案されているX線
装置には、以下の点について配慮されていなかった。す
なわち、IVRにおいては三次元画像により被検者の治
療部位の位置や形状を把握しておき、この把握した治療
部位を多方向からの二次元の透視画像を見ながら治療す
るものである。しかし、特願平10−306238号に
提案されているX線装置は、回転中心軸周りの任意の角
度方向(被検体の体軸と垂直な方向)からの透視はでき
るが、頭尾方向の任意角度からの透視はできない。した
がって、被検体の体軸方向に対して傾斜させ、この傾斜
させた方向からの透視ができないので、これらの方向か
ら治療部位の観察が出来なくなり、IVRによる治療範
囲が限定されるという課題が残っていた。すなわち、被
検体の体軸方向にX線源とX線受像装置を傾斜させて、
これらを対向配置する機能はないので、前記透視方向か
らの血管等の描出ができない場合が考えられる。そこ
で、本発明の目的は、上記課題に鑑み、被検体の体軸方
向に対する透視角度も可変可能な三次元画像と二次元画
像を同一の装置で得られるIVRに好適な医用X線装置
を提供することにある。本発明の前記ならびにその他の
目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によ
って明らかになるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)支持部材の一端に
X線を被検体に放射状に照射するX線源が設けられ、他
端に前記被検体のX線像を撮像する受像手段が設けられ
て撮像系が形成されており、該撮像系を前記支持部材の
支持点に設けられた回転部材で回転支持する医用X線装
置において、前記回転部材の回転中心部分に前記被検体
を相対的に移動させる空間が形成され、前記X線源およ
び受像手段を被検体を中心として回転移動させて撮像し
たX線像から前記被検体の三次元的X線像を生成するX
線像生成手段と、前記被検体を載置し当該被検体の体軸
方向に対する前記撮影系の回転中心軸の角度を任意に設
定する載置手段を備えた。
【0013】(2)前述した(1)に記載の医用X線装
置において、前記載置手段は、前記X線源の照射視野の
周りに前記被検体を旋回させる手段を備える。
【0014】(3)前述した(2)に記載の医用X線装
置において、前記旋回手段は、当該載置手段の設置床面
に配置される円弧状の軌道と、当該設置手段に配置され
前記円弧状軌道に沿って摺動する手段とから構成され
る。
【0015】(4)前述した(3)に記載の医用X線装
置において、前記円弧状軌道は、円弧中心軸が前記X線
源と前記受像手段とからなる撮影系のアイソセンタを通
るように設定される。
【0016】(5)前述した(1)乃至(4)の内の何
れかに記載の医用X線装置において、前記支持部材は、
回転中心軸が前記撮像系の回転中心軸に一致する円弧状
支持部材と、該円弧状支持部材から延び一端に前記X線
源が設けられた第一の支持部材と、前記円弧状支持部材
から延び一端に前記受像手段が設けられた第二の支持部
材とから形成された。
【0017】前述した(1)〜(5)の手段によれば、
撮像系を支持する回転手段の回転中心部分に被検体を相
対的に移動させる空間が形成されることによって、被検
体を回転中心軸と平行に水平移動させる、あるいは、回
転手段を水平移動させるのみで撮像系の撮像領域を頭部
から足部に至るまで移動させることができるので、支持
手段の直径を大きくすることなく任意の位置における全
周方向からのX線像を撮像することができる。ここで、
X線生成手段が被検体の全周方向から撮像したX線像か
ら周知の再構成演算により三次元的X線像を生成するこ
とによって、撮像部位の三次元的X線像を得ることがで
きる。したがって、たとえば、IVR中であっても被検
体を移動することなく、被検体の三次元的X線像を得る
ことができる。
【0018】一方、X線透視撮影においては、被検体を
載置する載置手段が当該被検体の体軸方向に対する撮影
系の回転中心軸の角度を任意に設定することが可能とな
るので、撮影系の揺動によって、X線透視撮影での透視
角度や撮影角度を被検体の頭尾方向に移動させることが
可能となる。その結果、被検体の体軸の方向に対して透
視角度や撮影角度を傾斜させたX線透視やX線撮影を行
うことが可能となるので、被検体の体軸の方向から血管
等の描出が可能となる。すなわち、複雑に錯綜する血管
や臓器等の診断情報が豊富となるので、診断や治療の効
率を向上することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、発明の実
施の形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明
する。なお、発明の実施の形態を説明するための全図に
おいて、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
【0020】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1の医用X線装置の概略構成を説明するための斜視図
であり、101はスタンド、102は回転リング、10
3は第一のアーム、104は第二のアーム、105はX
線源(X線管)、106はX線検出器(受像手段)、1
07はテーブル装置(載置手段)、108は天板、10
9はマットスイッチ、110,111は障害物検出セン
サ、112は第1のレール、113は第2のレール、1
14は取り付けベース、115は昇降部を示す。ただ
し、X,Y,ZはそれぞれX軸、Y軸およびZ軸を示
す。また、本実施の形態においては、X線源105およ
びX線検出器106とからなる撮像系の支持部材は、第
一のアーム103および第二のアーム104並びに回転
リング102で構成される。
【0021】図1において、スタンド101は回転リン
グ102をその形状に沿って回転させる回転機構(回転
移動手段)を有し、床面に立設される。回転リング10
2は、回転中心軸L1を中心として開口しており、テー
ブル装置107が設定される側に第一および第二のアー
ム103,104が設けられている。
【0022】第一のアーム103は、一端にX線源10
5が配置され、他端が回転リング102に固定されてお
り、X線源106のX線照射中心が回転中心軸L1を通
るように該X線源105を支持する。第二のアーム10
4は、一端にX線検出器106が配置され、他端が回転
リング102に固定されており、X線検出器106を回
転中心軸L1を介してX線源105と対向する位置に支
持する。
【0023】X線源105は、X線を発生し図示しない
被検体にX線を放射状(円錐状あるいは角錐状等)に照
射する周知のX線管装置であり、天板108に設定され
る図示しない被検体を介してX線検出器102と対向す
る位置に配置される。また、実施の形態1のX線源10
5は、回転中心軸L1とX線源105とを結ぶ方向に当
該X線源105を移動させる周知の移動機構を備える。
【0024】X線検出器106は、周知のX線I.I.
(X線イメージ・インテンシファイア)と光学レンズ系
とテレビカメラとから構成される周知のX線検出器であ
り、天板108に設定された図示しない被検体を透過し
た2次元のX線像を検出し電気信号に変換する。また、
実施の形態1のX線検出器106は、回転中心軸L1と
X線検出器106とを結ぶ方向に当該X線検出器106
を移動させる周知の移動機構を備える。ただし、実施の
形態1のX線検出器106としては、X線I.I.とテ
レビカメラとからなる系を用いたが、周知のTFT素子
を用いた平板状の2次元X線検出器(フラットパネルX
線検出器)等を用いてもよいことは言うまでもない。
【0025】テーブル装置107は、被検体の高さ(図
1中のZ軸方向への移動)を撮像系の中心高さに設定す
るための天板108の昇降移動、および、撮像領域への
被検体を送るためのX軸方向への水平移動を行う周知の
テーブル装置であり、本実施の形態においては、長手方
向が回転中心軸L1方向となるように天板108を支持
する。本実施の形態における天板108の支持方式とし
ては、テーブル装置107の昇降部115が撮像系の回
転の障害とならないようにするために、天板108を片
持ちに支持する方式とする。ただし、天板108の形状
としては、撮像系を回転させる場合の障害とならないよ
うに、被検体の頭部を設定する側の幅を狭くし、足部を
設定する側になるに従って、幅が広くなる形状とする。
【0026】また、テーブル装置107は、撮影系をな
すX線源105とX線検出器106とのアイソセンタを
回転中心として、水平面内で回転可能に支持される構成
となっている。具体的には、第1のレール112と第2
のレール113とからなる円弧状に形成された2本のレ
ールを床面に配置し、昇降部115が取り付けられる取
り付けベース114の裏面側に、それぞれ第1のレール
112あるいは第2のレール113に沿って移動可能に
構成されたブロックを設けることによって、テーブル装
置107を第1及び第2のレール112,113に沿っ
て移動させるすなわちアイソセンタの周囲に旋回(周
動)可能な構成としている。なお、テーブル装置107
を水平面内で旋回移動させる機構の詳細については、後
述する。
【0027】フットスイッチ109は上面にかかる圧力
に基づいた出力を行う周知のフットスイッチであり、本
実施の形態においては、撮像系を被検体の周囲に360
度回転させる時に、その回転領域内に検者等がいないこ
とを確認するための安全機構である。
【0028】障害物検出センサ110,111は、光電
センサ、静電容量センサあるいは超音波センサ等を利用
するのが一般的である。本実施の形態においては、静電
容量センサが検出安定性、幅の広い種類の検出物体に対
応できることから最も好適である。この種のセンサは、
センサ内部に電極を有し、この電極と障害物間とに形成
される静電容量を検出するようになっている周知のセン
サであり、本実施の形態においては、X線源105およ
びX線検出器106の回転領域内に障害物の有無の検出
を行う。
【0029】図1から明らかなように、実施の形態1の
医用X線装置は、床面に立設されたスタンド101に内
蔵される回転機構に回転可能に支持された回転リング1
02が設けられている。この回転リング102の側面部
分すなわちX軸方向の側面には、第一のアーム103と
第二のアーム104とが、該回転リング102の回転中
心軸L1を介して対向配置されている。回転リング10
2から延びた第一のアーム103の一端にはX線管10
5が配置され、一方、第二のアーム104の一端にはX
線検出器106がX線管104に対向配置されている。
テーブル装置107は、片持ちに支持した天板108を
X軸側すなわちスタンド101から昇降部115が最も
遠くなるように配置され、被検体の高さを撮像系の中心
高さに設定すると共に、X線像の撮像範囲へ被検体を頭
部側から水平移動させる構成となっている。このとき、
撮像領域によっては被検体の頭部が回転リング102内
に入ってしまうこととなるが、本実施の形態のX線装置
では、回転リング102はX線管105およびX線検出
器106を回転可能に支持するのみとなるので、回転リ
ング102のX軸方向の長さすなわち深さを短くするこ
とが可能となる。したがって、撮像領域が胸部あるいは
腹部のように、回転リング102の部分に被検体の頭部
が挿入される状態であっても、本実施の形態のX線装置
では、被検体の表情等の様子を容易に観察することがで
き、被検体の容体の急変等に迅速に対応することができ
る。
【0030】図2は実施の形態1の医用X線装置でのX
線透視撮影動作を説明するための図であり、特に、図2
の(a)は実施の形態1の医用X線装置をX軸方向から
観た側面図であり、図2の(b)は実施の形態1の医用
X線装置をZ軸方向から観た上面図を示す。図2におい
て、116は被検体を示しており、図2の(a),
(b)は、テーブル装置107を矢印で示す時計回りに
90度旋回移動させた場合、すなわち被検体116を左
旋回させた場合の撮影系と被検体116との位置関係を
示している。
【0031】図2から明らかなように、実施の形態1の
医用X線装置では、当該医用X線装置の設置される床面
に対する垂線の内で、撮影系のアイソセンタを通る垂線
を中心軸とする円弧状に形成された第1のレール112
と第2のレール113とに沿って、テーブル装置107
が摺動可能となるように構成されている。従って、図2
の(b)に示すように、矢印方向にテーブル装置107
を90度旋回させた場合には、回転中心軸L1と被検体
116の体軸L2とがアイソセンタにおいて直交するこ
ととなる。すなわち、撮影系の回転面と被検体116の
体軸L2の方向とが平行となる。ただし、テーブル装置
107の移動を行う場合での撮影の位置は、図2の
(a)に示すように、例えばX線検出器106が天板1
08の上面側に配置され、X線源105が天板108の
下面側に配置される。特に、X線検出器106が最も高
い位置となる、X線源105が最も低い位置に配置され
るように設定した状態、すなわち撮影系のX線照射中心
軸が第1及び第2のレール112,113の中心軸に一
致する状態でテーブル装置107の旋回を行うことによ
って、テーブル装置107の旋回に伴うX線透視画像や
X線撮影画像の中心位置の移動を最小限あるいはなくす
ことができる。
【0032】従って、この状態で撮影系を時計回りある
いは反時計回りに揺動させた場合、図2の(a)に示す
ように、撮影系の揺動面は被検体116の体軸方向とな
るので、ZY平面内における撮影系のX線照射中心軸と
被検体116とのなす角度を変化させることが可能とな
る。すなわち、撮影系の揺動によって、X線透視やX線
撮影での透視角度や撮影角度を被検体116の頭尾方向
に移動させることが可能となる。
【0033】その結果、被検体116の体軸L2の方向
に対して透視角度や撮影角度を傾斜させたX線透視やX
線撮影を行うことが可能となるので、被検体116の体
軸L2の方向から血管等の描出が可能となる。すなわ
ち、複雑に錯綜する血管や臓器等の診断情報が豊富とな
るので、診断や治療の効率を向上することが可能とな
る。
【0034】図3は実施の形態1の回転機構の概略構成
を説明するための図であり、特に、図3(a)は実施の
形態1の回転機構の断面構造を説明するための正面図で
あり、図3(b)は図3(a)におけるBB線での断面
図である。図3において、201はフレーム、202は
ベアリング、203はベルト、204は駆動プーリ、2
05はモータ、206はカバーを示す。
【0035】図3(a)から明らかなように、本実施の
形態の回転機構は、回転中心軸L1が回転中心となるよ
うに回転リング102を縦位置に支持するフレーム20
1が床面に立設される。このフレーム201には、回転
リング102とほぼ同径の孔が形成されており、この孔
に回転リング102が挿入されている。フレーム201
に形成された孔の内周面にその周面に沿った溝が形成さ
れている。一方、回転リング102の外周面にもその周
面に沿って溝が形成されており、フレーム201に挿入
された回転リング102の溝とフレーム201の溝との
間にベアリング202を挿入することによって、回転リ
ング102が回転するようにしている。一方、フレーム
201の下部にはモータ205が配置されており、この
モータ205の回転軸には駆動プーリ204が取り付け
られている。この駆動プーリ204と回転リング102
とには、図3(b)に示すように、ベルト203が架け
渡されており、モータ205の回転で回転リング102
を回転させる構成となっている。
【0036】また、これらはカバー206で覆われてお
り、回転リング102の前面すなわち第一および第二の
アーム103,104が設けられた端面のみがカバー2
06より露出される構成となっている。
【0037】図4は実施の形態1のX線装置の制御部お
よび画像処理部の機能ブロック構成を説明するための図
であり、300は透視画像処理部、310は撮影画像処
理部、320は制御部、301はA/D変換手段、30
2は画像処理手段、303はフレームメモリ、304は
表示階調処理手段、305はD/A変換手段、306は
表示手段、307は切り換え手段、311はデータ収集
手段、312は前処理手段、313はコンボルバ、31
4は逆投影手段、315はイメージメモリ、316は画
像変換手段、321はX線制御手段、322はシステム
コントローラ、323は操作手段、324はモータ制御
手段、325は旋回制御手段、326はステッピングモ
ータを示す。ただし、本実施の形態のX線装置におい
て、透視画像処理部300は従来の透視画像処理部と同
様の構成となるので、以下の説明では、従来と構成が異
なる撮影画像処理部310および制御部320について
詳細に説明する。
【0038】図4において、切り換え手段307は、シ
ステムコントローラ322の切り換え制御出力に基づい
て、X線検出器106から出力されるアナログ信号(ア
ナログのX線像)を透視画像処理部300に出力する
か、画像処理手段310に出力するかを切り換える周知
の切り換え手段であり、たとえば、周知のアナログスイ
ッチから構成される。ただし、本実施の形態のX線装置
では、システムコントローラ322からの切り換え制御
出力は、操作手段323から入力されたX線透視、X線
撮影、断層撮影、あるいは、三次元撮影の指示に基づ
く。
【0039】データ収集手段311は、アナログ信号を
デジタル信号に変換する周知のA/D変換手段と、デジ
タル信号に変換されたX線像(以下、「投影データ」と
記す)を収集するための記憶手段とからなり、撮像系を
被検体の周囲360度に回転させたときのX線像を順次
デジタル信号(投影データ)に変換し保存する。このデ
ータ収集手段311は、たとえば、本実施の形態のX線
装置の制御および画像処理を実現する周知の情報処理装
置が有する周知のA/D変換器と、該情報処理装置の主
記憶あるいは磁気ディスク装置等の外部記憶装置と、A
/D変換されたX線像を順次記憶手段に格納させるため
の当該情報処理装置上で動作する格納制御プログラムと
によって実現することができる。
【0040】前処理手段312は、データ収集手段31
1が収集した投影データに対して、ゲイン補正、オフセ
ット補正、ガンマ補正、画像歪み補正、対数変換および
感度むら補正等の前処理を行う周知の前処理手段であ
り、本実施の形態のX線装置を構成する情報処理装置上
で動作するプログラムによって実現可能である。
【0041】コンボルバ313は、前処理後の投影デー
タに対して、Sheep andLogan等の予め設
定した重み関数を積算することによって投影データのボ
ケを修正する周知の積算手段であり、たとえば、本実施
の形態のX線装置を構成する情報処理装置上で動作する
プログラムによって実現可能である。
【0042】逆投影手段314は、入力された値を順次
加算しボケ修正後の投影データを逆投影することによっ
て、CT画像および三次元画像と称される撮像領域のX
線吸収係数分布像を生成する周知の逆投影手段であり、
たとえば、本実施の形態のX線装置を構成する情報処理
装置上で動作するプログラムによって実現可能である。
このように、本実施の形態においては、コンボルバ31
3と逆投影手段314とによって、撮像領域内の断層像
を再構成するための再構成演算を行う。たとえば、断層
像の再構成演算法としては、コンボリューション法と称
される画像再構成演算法等を用い、三次元画像の再構成
演算法としては、(L.A.Feldkampet al.Practical cone
beam algorithm, J.Opt.Soc.Am.A, Vol.1,No.6,pp612-
619, 1984)(以下、「文献1」と記す)に記載のFe
ldkampによるコーンビーム再構成演算法等を用い
る。ただし、本実施の形態においては、操作手段323
から入力された撮影指示あるいは表示指示に基づいて、
三次元的X線像の再構成を行うか、断層像の再構成を行
うかを選択できると共に、両方のX線像を再構成し同一
画面上に表示させるかを選択することもできる。
【0043】イメージメモリ315は、CT画像を保存
する周知のメモリであり、たとえば、本実施の形態のX
線装置を構成する情報処理装置に搭載される主メモリあ
るいは磁気ディスク装置等の外部記憶装置によって実現
可能である。
【0044】画像変換手段316は、再構成演算によっ
て再構成された三次元像を平面像である三次元的吸収分
布像に変換するための周知のボリュームレンダリング処
理あるいは最大値投影処理等の処理を行う周知の三次元
的X線像生成手段と、CT画像および三次元的吸収分布
像のX線吸収係数の分布データを人間の目で識別可能な
濃淡レベルの画像に変換する周知のレベル変換手段とか
らなり、本実施の形態のX線装置を構成する情報処理装
置上で動作するプログラムによって実現可能である。
【0045】システムコントローラ322は、操作手段
323から入力された撮影モードに基づいて、切り換え
手段307を制御してX線検出器106で撮像されたX
線像の表示モードを制御すると共に、モータ制御手段3
24を制御して撮像系の動作すなわちX線検出器106
で撮像されるX線像を制御する。また、システムコント
ローラ322は、マットスイッチ109および障害物検
出センサ110,111の検出出力に基づいて、回転リ
ング102の回転動作の可否を判定する。また、システ
ムコントローラ322は、操作手段323から入力され
たテーブル装置107の旋回指示に基づいて、旋回制御
手段325を制御してテーブル装置107の旋回を制御
する。旋回制御手段325から出力された駆動出力は、
図示しない摺動機構に配置されるステッピングモータ3
26を駆動して、テーブル装置107を第1及び第2の
レール112,113に沿って摺動させる。なお、摺動
機構の詳細については、後述する。
【0046】次に、図4に基づいて、図1〜図3に示す
本実施の形態のX線装置における透視撮影モード時(循
環器X線検査時)の動作を説明する。まず、操作手段3
23から入力されたモータ回転指示に基づいて、システ
ムコントローラ322はモータ制御手段324に対して
動作を指示する。システムコントローラ322から動作
指示を受けた回転モータ制御手段324は、モータ20
5を駆動し、指示された角度に撮像系(X線管105お
よびX線検出器106)を設定する。次に、操作手段3
23から投影開始が指示されると、システムコントロー
ラ322はX線制御手段321にX線管105の駆動を
指示すると共に、切り換え手段307の出力を透視画像
処理部300の側に切り換える。
【0047】X線管105から照射されたX線は天板1
08に設定された図示しない被検体を透過しX線検出器
106に二次元X線像として検出(撮像)される。X線
検出器106で検出された二次元X線像は、アナログの
電気信号として出力され、切り換え手段307を介して
A/D変換手段301でデジタルの二次元X線像すなわ
ち投影データに変換される。この投影データは、画像処
理手段302に接続されるフレームメモリ303に順次
格納される。1画面分の投影データの収集が終了する
と、画像処理手段302はフレームメモリ303に格納
された投影データを1画面分づつ順次読み出し、コント
ラスト補正およびガンマ特性変換等の画像処理を行った
後に、画像処理後の投影データを表示階調処理手段30
4に出力する。表示階調補正手段304では、入力され
た投影データに対して周知の階調補正を行いD/A変換
手段305に出力し、該D/A変換手段305でアナロ
グの電気信号であるビデオ信号に変換した後に、表示手
段306の画面上に二次元投影像として表示される。以
上に説明した動作を順次実行することによって、投影像
の表示を行う。
【0048】このとき、撮影モードに設定されている場
合には、表示階調処理手段304から出力された投影デ
ータを本実施の形態のX線像を構成する情報処理装置に
接続される図示しない磁気ディスク装置や光磁気ディス
ク装置等の外部記憶装置に格納することによって撮影動
作となる。
【0049】次に、図5に実施の形態1のX線装置にお
ける撮像系の回転動作時の動作を説明するための動作フ
ローを示し、以下、図5に基づいて、本実施の形態のX
線装置における三次元的X線像および断層像の撮像時
(回転撮像時)の動作を説明する。
【0050】本フローの開始は、操作手段323からの
撮像指示であり、まず、システムコントローラ322
は、障害物検出センサ110,111からの出力に基づ
いて、障害物検出センサ110,111が障害となるも
のを検出していないかの判定、すなわち、撮像系の回転
領域内の検者や手術道具等の有無を判定する(ステップ
401)。障害物検出センサ110,111で障害物が
無いと判定した場合、次に、システムコントローラ32
2は、マットスイッチ109が障害となるものを検出し
ていないかの判定、すなわち、撮像系の回転領域内に検
者等が入っていないかの判定を行う(ステップ40
2)。ここで、マットスイッチ109が障害物がないと
判定した場合、システムコントローラ322は、まず、
切り換え手段307を制御してX線検出器106の出力
をデータ収集手段311に切り換える。次に、システム
コントローラ322は、モータ制御手段324にモータ
205の回転を指示すると共に、X線制御手段321に
X線管105の駆動を指示する。この指示に基づいて、
X線制御手段321はX線管105に駆動電流を供給し
被検体のX線を放射状に照射する。一方、モータ制御手
段324はモータに回転のための電流を供給しモータを
回転させることによって、ベルト203を介して回転駆
動力を回転リング102に伝達し、撮像系を被検体の周
囲で回転させる。このとき、X線検出器106からX線
像を入力されたデータ収集手段311は、所定の回転角
ごとにX線像を投影データに変換して格納手段に取り込
むことによって、回転中心軸L1を回転中心として撮像
した被検体の投影データを収集(撮像)することができ
る(ステップ403)。1回転分の撮像が終了した後
に、コーンビーム撮影の終了が指示されたならば(ステ
ップ404)、システムコントローラ322は、モータ
制御手段324を制御してモータ205の回転を停止さ
せた後に(ステップ405)、本フローの終了となり、
被検体の全周方向からの投影データの収集が終了する。
【0051】記憶手段に格納された投影データは、前処
理手段312で、ゲイン補正、オフセット補正、ガンマ
補正、画像歪み補正、対数変換および感度むら補正等の
前処理が施された後に、コンボルバ313に出力され
る。前処理後の投影データは、コンボルバ313でボケ
を修正された後に、逆投影手段314で逆投影演算が施
されイメージメモリ315に三次元像が生成される。こ
の三次元像は、画像変換手段316の三次元X線像生成
手段によって、平面像である三次元的吸収分布像に変換
するためボリュームレンダリング処理あるいは最大値投
影処理等を施されて三次元的吸収分布像に変換された後
に、レベル変換手段によってX線吸収係数の分布データ
を人間の目で識別可能な濃淡レベルの画像に変換され、
表示手段306の表示画面上に三次元的X線像として表
示される。
【0052】図6は実施の形態1の医用X線装置のテー
ブル装置の旋回機構の概略構成を説明するための図であ
り、特に、図6の(a)は実施の形態1の旋回機構の概
略構成を説明するための上面図であり、図6の(b)は
図6の(a)中のA方向から実施の形態1の旋回機構を
観た側面図であり、図6の(c)は図6の(b)中のB
方向から実施の形態1の旋回機構を観た正面図である。
【0053】図6において、601は第1のブロック、
602は第2のブロック、603は歯車レール、604
は摺動レール、605は設置ベースを示しており、図6
の(a)に示すように、第1のブロック601は第1の
レール112に摺動可能に配置され、第2のブロック6
02は第2のレール113に摺動可能に配置される構成
となっている。実施の形態1の旋回機構では、第1及び
第2のレール112,113との間に、撮影系のアイソ
センタを通る垂線を中心軸とする円弧状に形成された歯
車レール603が配置される構成となっている。この歯
車レール603の上面側には、凹凸が形成されており、
取り付けベース114の裏面側に配置される摺動機構6
04の図示しない歯車に勘合される構成となっている。
【0054】摺動機構604は、例えばステッピングモ
ータ326と、このステッピングモータ326の回転を
歯車レール603に勘合される図示しない歯車に伝達す
る周知の歯車機構と、テーブル装置107の移動量を検
出する周知の検出器とから構成される。すなわち、実施
の形態1の医用X線装置では、旋回制御手段325から
駆動出力に基づいて、ステッピングモータ326が回転
駆動され、その駆動力が歯車機構によって歯車レール6
03に勘合される図示しない歯車に伝達され、テーブル
装置107が第1及び第2のレール112,113に沿
って、移動されることとなる。
【0055】このとき、実施の形態1の医用X線装置で
は、例えば、図6の(b),(c)に示すように、第1
及び第2のレール112,113の断面形状が上端部及
び下端部よりも中間部分の幅の方が小さい糸巻き形状に
形成され、該第1及び第2のレール112,113の上
面が平坦となるように形成され、第1及び第2のブロッ
ク601,602が第1あるいは第2のレール112,
113の幅の小さい部分を両側から狭持するように構成
された公知のガイドを用いることにより、第1及び第2
のブロック601,602を重力方向及び該重力と反対
の方向並びにモーメント方向の負荷を支え、天板108
を片持ちに支持することを可能としている。なお、ガイ
ドの構成については、図6の(b),(c)に示す構成
に限定されることはなく、重力方向及び該重力と反対の
方向並びにモーメント方向の負荷を支えことが可能であ
るならば他の構成(機構)のガイドを用いて、天板10
8を片持ちに支持する構成としてもよいことはいうまで
もない。
【0056】以上説明したように、実施の形態1の医用
X線装置では、X線管105とX線検出器106を対向
配置する第一および第二のアーム103,104との中
間部分、すなわち、X線管105とX線検出器106と
からなる撮像系を被検体の周囲に回転させた場合の回転
中心軸となる部分に、天板108に設定した被検体を体
軸方向に入れることが可能な径を有する回転リング10
2を設け、この回転リング102から延びた第一および
第二のアーム103,104の一端にそれぞれX線管1
05およびX線検出器106を配置する、すなわち、片
持ちの一方の支持点である回転リング102から各アー
ムの先端部分までの距離を大きくすることなく任意の位
置で撮像系を被検体の周囲に回転したX線像を撮像する
ことができるので、検者の安全性を向上させることがで
きる。さらには、装置全体を小型化でき、狭い設置面積
であっても設置することができる。
【0057】また、実施の形態1の医用X線装置では、
天板108を回転中心軸L1方向(X軸方向)に移動さ
せることによって、たとえば、被検体の足部を回転撮影
の対象とした場合であっても、天板108をX軸方向と
反対の方向に移動させる、すなわち、被検体の胸部から
腹部にかけての領域が回転リング102内に入るように
被検体を移動させることによって、被検体の体位を再設
定することなく足部に至るまでの回転撮影を行うことが
できる。このように、本実施の形態1のX線装置では、
X線管105およびX線検出器106を支持するアーム
を長く延長させることなく被検体の頭部から足部の任意
の位置を回転撮影の対象とすることができる。したがっ
て、本実施の形態1のX線装置では、撮影画像処理部3
10が被検体の周囲360度から撮像したX線像から周
知の再構成演算によって、撮像部位の三次元的X線像を
得ることができる。したがって、たとえば、IVR中で
あっても被検体を移動することなく、該被検体の三次元
的X線像を得ることができる。
【0058】また、実施の形態1の医用X線装置では、
X線管105およびX線検出器106は、それぞれ第一
のアーム103あるいは第二のアーム104で支持され
ているのみである。したがって、検者は被検体に対する
手術等を行うための広い空間を確保することができると
共に、被検体の観察を容易に行うことができ容体の急変
等に迅速に対応することができる。
【0059】また、実施の形態1の医用X線装置では、
撮影系のアイソセンタを通る垂線を中心軸とする円弧状
に形成された第1のレール112と第2のレール113
とに沿って、テーブル装置107が摺動可能となるよう
に、取り付けベース114の裏面側に第1及び第2のブ
ロック601,602が配置される構成となっているの
で、ZY平面内における撮影系のX線照射中心軸と被検
体116とのなす角度を容易に変化させることが可能と
なる。すなわち、撮影系の揺動によって、X線透視やX
線撮影での透視角度や撮影角度を被検体116の頭尾方
向に移動させることが可能となる。その結果、被検体1
16の体軸L2の方向に対して透視角度や撮影角度を傾
斜させたX線透視やX線撮影を行うことが可能となるの
で、被検体116の体軸L2の方向から血管等の描出が
可能となる。すなわち、複雑に錯綜する血管や臓器等の
診断情報が豊富となるので、診断や治療の効率を向上す
ることが可能となる。
【0060】なお、実施の形態1の医用X線装置では、
床面から突出される第1及び第2のレール112,11
3と、テーブル装置107を支持する取り付けベース1
14の裏面側に配置された第1及び第2のブロック60
1,602とによって、テーブル装置107をアイソセ
ンタを中心として回転可能に支持する構成としたが、こ
れに限定されることはなく、例えば、アイソセンタを円
弧中心とする円弧状の溝を床面に設けると共に、この溝
に勘合される突出体を取り付けベースの裏面側に設け、
この突出体が円弧状溝から抜けないように突出体の一端
にベアリングを有する水平体を設けることによって、床
面からの突起物をなくした構造とすることが可能とな
る。
【0061】また、実施の形態1の医用X線装置では、
テーブル装置107の旋回範囲を撮影系の回転軸方向か
らこの回転軸と垂直をなす方向までの90゜としたが、
これに限定されることはなく、第1及び第2のレール1
12,113を延長させることによって、例えばテーブ
ル装置107の旋回位置を図2の(b)に示す−90゜
方向へ旋回させることもできることはいうまでもない。
【0062】さらには、実施の形態1の医用X線装置で
は、旋回機構によってテーブル装置107をアイソセン
タの周囲に回転させる構成としたが、第1及び第2のレ
ール112,113と、取り付けベース114の裏面に
配置したブロックとによって、図示しない検者がテーブ
ル装置107を手動によって旋回させる構成としてもよ
いことはいうまでもない。特に、この構成の場合には、
例えば第1及び/又は第2のレール112,113を、
例えば両側から挟み込むようにして狭持するように構成
したブレーキ機構を設けることによって、透視撮影中に
透視撮影角度が移動してしまう等の問題を解決すること
ができる。ただし、ブレーキ機構については、例えば床
面に鉄板を敷いておくと共に、取り付けベース114の
裏面側の鉄板に合致する位置に周知の磁石を設けたブレ
ーキ機構等でもよいことはいうまでもない。
【0063】(実施の形態2)図7は本実施の形態2の
医用X線装置におけるテーブル装置の概略構成を説明す
るための図であり、701はテーブル装置、702は取
り付けベース、703は回転軸、704はベアリング、
705はローラを示す。なお、実施の形態2の医用X線
装置は、テーブル装置701を除く他の機構は、実施の
形態1の医用X線装置と同様となるので、以下の説明で
は、テーブル装置701の構成についてのみ詳細に説明
する。
【0064】図7に示すように、実施の形態2のテーブ
ル装置701は、床面と該床面からの垂線の内で撮影系
のアイソセンタを通る軸L3とが交差する位置に回転軸
703が固定されている。
【0065】また、取り付けベース702の裏面側に
は、周知のローラ705が複数個配置されており、当該
医用X線装置を設置する床面に対してテーブル装置70
1が移動可能となるように構成されている。また、取り
付けベース702の裏面側には、ステッピングモータ3
26と、このステッピングモータ326の駆動力をロー
ラ705の内の少なくとも1個のローラに伝達する周知
の歯車機構とが配置されており、実施の形態1と同様
に、旋回制御手段325からの旋回駆動出力によって、
ローラ705が駆動されるように、構成されている。た
だし、ローラ705の回転軸703に近い側の直径を、
回転軸703から遠い側の直径よりも小さく形成してお
くことによって、テーブル装置701を回転軸703の
周りすなわち撮影系のアイソセンタを中心軸として回転
させる場合におけるテーブル装置701の旋回動作をス
ムーズにできるという効果がある。
【0066】さらには、取り付けベース702は、天板
108と同様に、天板108の延在方向に伸延されてお
り、取り付けベース702の一方の側に昇降部115が
配置され、天板108を片持ちに支持する構成となって
いる。取り付けベース702の他方の側には、周知のベ
アリング704が配置されており、このベアリング70
4が回転軸703に回転可能となるように、固定されて
いる。
【0067】従って、実施の形態2のテーブル装置70
1では、旋回制御手段325からの駆動出力によってス
テッピングモータが回転駆動され、駆動力が歯車機構に
よってローラ705に伝達され、テーブル装置701が
ローラ705の回転方向に移動する。このとき、実施の
形態2のテーブル装置701では、取り付けベース70
2の他方の側がベアリング704を介して回転軸703
に回転可能に取り付けられる構成となっているので、テ
ーブル装置701は回転軸703を中心とした回転動作
を行うこととなる。すなわち、撮影系の回転面内でのX
線照射中心軸と被検体116とのなす角度を容易に変化
させることが可能となるので、前述した実施の形態1の
医用X線装置と同様の効果を得ることが可能となる。
【0068】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本
発明は、前記発明の実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
【0069】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。 (1)被検体の体軸方向に対する透視角度も可変可能な
三次元画像と二次元画像を同一の装置で得られる。 (2)複雑に錯綜する血管や臓器等の診断情報を得るこ
とができる。 (3)診断や治療の効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の医用X線装置の概略構
成を説明するための斜視図である。
【図2】実施の形態1の医用X線装置でのX線透視撮影
動作を説明するための図である。
【図3】実施の形態1の回転機構の概略構成を説明する
ための図である。
【図4】実施の形態1のX線装置の制御部および画像処
理部の機能ブロック構成を説明するための図である。
【図5】実施の形態1のX線装置における撮像系の回転
動作時の動作を説明するための動作フローである。
【図6】実施の形態1の医用X線装置のテーブル装置の
旋回機構の概略構成を説明するための図である。
【図7】本発明の実施の形態2の医用X線装置における
テーブル装置の概略構成を説明するための図である。
【符号の説明】
101…スタンド、102…回転リング、103…第一
のアーム、104…第二のアーム、105…X線源、1
06…X線検出器、107…テーブル装置、108…天
板、109…マットスイッチ、110,111…障害物
検出センサ、112…第1のレール、113…第2のレ
ール、114…取り付けベース、115…昇降部、11
6…被検体、201…フレーム、202…ベアリング、
203…ベルト、204…駆動プーリ、205…モー
タ、206…カバー、300…透視画像処理部、310
…撮影画像処理部、320…制御部、301…A/D変
換手段、302…画像処理手段、303…フレームメモ
リ、304…表示階調処理手段、305…D/A変換手
段、306…表示手段、307…切り換え手段、311
…データ収集手段、312…前処理手段、313…コン
ボルバ、314…逆投影手段、315…イメージメモ
リ、316…画像変換手段、321…X線制御手段、3
22…システムコントローラ、323…操作手段、32
4…モータ制御手段、325…旋回制御手段、326…
ステッピングモータ、601…第1のブロック、602
…第2のブロック、603…歯車レール、604…摺動
レール、701…テーブル装置、702…取り付けベー
ス、703…回転軸、704…ベアリング、705…ロ
ーラ、L2…被検体の体軸、L3…中心軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 博 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 (72)発明者 石川 卓 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 (72)発明者 澤出 健三 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 Fターム(参考) 4C093 AA01 AA11 CA37 EA02 EB02 EB13 EB17 EC16 EC24 ED07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材の一端にX線を被検体に放射状
    に照射するX線源が設けられ、他端に前記被検体のX線
    像を撮像する受像手段が設けられて撮像系が形成されて
    おり、該撮像系を前記支持部材の支持点に設けられた回
    転部材で回転支持する医用X線装置において、 前記回転部材の回転中心部分に前記被検体を相対的に移
    動させる空間が形成され、前記X線源および受像手段を
    被検体を中心として回転移動させて撮像したX線像から
    前記被検体の三次元的X線像を生成するX線像生成手段
    と、前記被検体を載置し当該被検体の体軸方向に対する
    前記撮影系の回転中心軸の角度を任意に設定する載置手
    段を備えたことを特徴とする医用X線装置。
JP2000116350A 2000-04-18 2000-04-18 医用x線装置 Pending JP2001299744A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116350A JP2001299744A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 医用x線装置
US10/203,404 US20030031291A1 (en) 2000-04-18 2001-04-17 X-ray apparatus
PCT/JP2001/003290 WO2001078603A1 (fr) 2000-04-18 2001-04-17 Dispositif de radiographie

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116350A JP2001299744A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 医用x線装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001299744A true JP2001299744A (ja) 2001-10-30

Family

ID=18627822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000116350A Pending JP2001299744A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 医用x線装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20030031291A1 (ja)
JP (1) JP2001299744A (ja)
WO (1) WO2001078603A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007520274A (ja) * 2004-01-12 2007-07-26 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー マルチモダリティ・イメージング方法及びシステム
JP2013236684A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Toshiba Corp ストレッチャー

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2836814B1 (fr) * 2002-03-11 2005-02-04 Sopha Medical Vision Internat Lit d'examen medical
WO2006102388A1 (en) * 2005-03-22 2006-09-28 The Ohio State University 3d and real-time electrical capacitance volume-tomography: sensor design and image reconstruction
US20070041613A1 (en) * 2005-05-11 2007-02-22 Luc Perron Database of target objects suitable for use in screening receptacles or people and method and apparatus for generating same
US7991242B2 (en) 2005-05-11 2011-08-02 Optosecurity Inc. Apparatus, method and system for screening receptacles and persons, having image distortion correction functionality
EP1886257A1 (en) * 2005-05-11 2008-02-13 Optosecurity Inc. Method and system for screening luggage items, cargo containers or persons
US9402639B2 (en) * 2005-12-14 2016-08-02 General Electric Company Method and apparatus for alignment of a mobile fluoroscopic imaging system
CA2584683A1 (en) * 2006-04-20 2007-10-20 Optosecurity Inc. Apparatus, method and system for screening receptacles and persons
US7899232B2 (en) * 2006-05-11 2011-03-01 Optosecurity Inc. Method and apparatus for providing threat image projection (TIP) in a luggage screening system, and luggage screening system implementing same
US8494210B2 (en) * 2007-03-30 2013-07-23 Optosecurity Inc. User interface for use in security screening providing image enhancement capabilities and apparatus for implementing same
US7440540B2 (en) * 2006-10-05 2008-10-21 Bassel Kano Stereoscopic x-ray system and method
US20090013468A1 (en) * 2007-07-11 2009-01-15 Elekta Ab (Publ) Radiotherapy apparatus
US20110002442A1 (en) * 2008-03-11 2011-01-06 Koninklijke Philips Electronics N.V. Circular tomosynthesis x-ray tube
JP5451010B2 (ja) * 2008-08-29 2014-03-26 キヤノン株式会社 X線検出装置、情報処理方法および記録媒体
ES2735985T3 (es) 2008-09-26 2019-12-23 Univ Ohio State Conversión de combustibles carbonosos en portadores de energía libre de carbono
US9518236B2 (en) 2009-09-08 2016-12-13 The Ohio State University Research Foundation Synthetic fuels and chemicals production with in-situ CO2 capture
CN105762386A (zh) 2009-09-08 2016-07-13 俄亥俄州国家创新基金会 具有集成的碳捕集的重整/水裂解和用于发电的电化学系统的集成
JP5677738B2 (ja) * 2009-12-24 2015-02-25 株式会社東芝 X線コンピュータ断層撮影装置
WO2012064712A1 (en) 2010-11-08 2012-05-18 The Ohio State University Circulating fluidized bed with moving bed downcomers and gas sealing between reactors
CA2835421C (en) 2011-05-11 2020-02-18 Ohio State Innovation Foundation Oxygen carrying materials usable in chemical looping systems
EP2707350A4 (en) 2011-05-11 2015-12-23 Ohio State Innovation Foundation SYSTEMS FOR CONVERTING A FUEL
KR102067367B1 (ko) 2011-09-07 2020-02-11 라피스캔 시스템스, 인코포레이티드 적하목록 데이터를 이미징/검출 프로세싱에 통합시킨 x-선 검사 방법
US9259168B2 (en) 2011-10-04 2016-02-16 The Ohio State University Adaptive electrical capacitance volume tomography
US10144640B2 (en) 2013-02-05 2018-12-04 Ohio State Innovation Foundation Methods for fuel conversion
US9616403B2 (en) 2013-03-14 2017-04-11 Ohio State Innovation Foundation Systems and methods for converting carbonaceous fuels
WO2015131117A1 (en) 2014-02-27 2015-09-03 Ohio State Innovation Foundation Systems and methods for partial or complete oxidation of fuels
EP3772702A3 (en) 2016-02-22 2021-05-19 Rapiscan Systems, Inc. Methods for processing radiographic images
US11111143B2 (en) 2016-04-12 2021-09-07 Ohio State Innovation Foundation Chemical looping syngas production from carbonaceous fuels
EP3648881B1 (en) 2017-07-31 2023-10-25 Ohio State Innovation Foundation Reactor system with unequal reactor assembly operating pressures
US10549236B2 (en) 2018-01-29 2020-02-04 Ohio State Innovation Foundation Systems, methods and materials for NOx decomposition with metal oxide materials
US10893842B2 (en) 2018-02-08 2021-01-19 Covidien Lp System and method for pose estimation of an imaging device and for determining the location of a medical device with respect to a target
JP7134678B2 (ja) * 2018-04-06 2022-09-12 キヤノン株式会社 放射線画像処理装置、放射線画像処理方法及びプログラム
US11413574B2 (en) 2018-08-09 2022-08-16 Ohio State Innovation Foundation Systems, methods and materials for hydrogen sulfide conversion
CN109200485B (zh) * 2018-09-20 2024-02-02 成都真实维度科技有限公司 一种用于多点共面激光引导照射的角度偏移装置
CA3129146A1 (en) 2019-04-09 2020-10-15 Liang-Shih Fan Alkene generation using metal sulfide particles

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837365Y2 (ja) * 1978-11-30 1983-08-23 株式会社日立メデイコ Ct装置
JPS58149742A (ja) * 1982-03-03 1983-09-06 株式会社東芝 放射線断層撮影用寝台装置
JPS58182712U (ja) * 1982-05-31 1983-12-06 横河電機株式会社 断層撮影装置
JPS6163178U (ja) * 1984-09-29 1986-04-28
US5764720A (en) * 1996-12-26 1998-06-09 General Electric Company Methods and apparatus for simplified pre-processing of data in a computed tomography system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007520274A (ja) * 2004-01-12 2007-07-26 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー マルチモダリティ・イメージング方法及びシステム
JP4758910B2 (ja) * 2004-01-12 2011-08-31 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー マルチモダリティ・イメージング方法及びシステム
JP2013236684A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Toshiba Corp ストレッチャー

Also Published As

Publication number Publication date
US20030031291A1 (en) 2003-02-13
WO2001078603A1 (fr) 2001-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001299744A (ja) 医用x線装置
JP2000126164A (ja) X線装置
JP2000271110A (ja) 医用x線装置
US8005187B2 (en) Medical digital X-ray imaging apparatus and medical digital X-ray sensor
JP4481392B2 (ja) X線診断装置
WO2010101208A1 (ja) X線ct装置及び断層像撮影方法
JP3382941B2 (ja) 放射線診断装置
JP2000116631A (ja) X線診断装置
JP2008018249A (ja) X線複合診断システム
JP2008018249A6 (ja) X線複合診断システム
JP4508326B2 (ja) X線透視撮影装置
JP2003339686A (ja) X線撮影装置
KR20220035717A (ko) 엑스선 촬영 장치
JP2001095790A (ja) X線透視撮影装置
JP3725277B2 (ja) X線診断システムおよびx線ctスキャナ
JP2004194697A (ja) X線診断装置
JP2001104295A (ja) 医用画像撮影システム
JP3432270B2 (ja) ディジタルx線撮影装置
JP2000116632A (ja) X線装置
JP2000271109A (ja) 医用x線装置
JPH0654843A (ja) X線検査装置
JP2001161671A (ja) 医用x線装置
JPH08336520A (ja) X線ct装置
JP2000262502A (ja) 医用x線装置
JP2000271115A (ja) 医用x線装置