JP2001299114A - 植物給水部材 - Google Patents

植物給水部材

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JP2001299114A JP2000115678A JP2000115678A JP2001299114A JP 2001299114 A JP2001299114 A JP 2001299114A JP 2000115678 A JP2000115678 A JP 2000115678A JP 2000115678 A JP2000115678 A JP 2000115678A JP 2001299114 A JP2001299114 A JP 2001299114A
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/32Roof garden systems

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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】植物を屋上緑化乃至壁面等の場所に設置し得
る、保水性及び通水性に優れ、かつ屈曲性を有する複層
型の植物給水部材の提供。 【解決手段】図1において、本発明の植物給水部材は、
保水材1と通水孔6を配した不透水膜2とを交互に積層
した複数層8からなり、植物の根が侵入する表層が不透
水膜2であるユニットを可塑性乃至柔軟性を有する容器
3に内蔵し、更に該容器に給水部4と排水部5とを備え
ている。保水材は布状物からなるなっていてもよい。不
透水膜を複数層重ねる場合には、通水孔の開口径を表面
部を大きくし、深部を小さくしてもよく、またその数、
その大小または分布を適宜設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物を屋上緑化や
壁面緑化など土壌を持ち込めない場所に設置し得る屈曲
性を有する複層型の植物給水部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】壁面緑化で代表される軽量培土を使用し
た垂直壁緑化においては、植物へ灌水する設備が必要で
あり、特に、垂直工法では、土壌層は厚くすることがで
きず、薄層であるので、一般に水分の蒸発は早い。この
点に鑑み、従来は、灌水設備として、貯水槽を利用した
給水マット自然落下もしくはサイホン管の原理による落
下方式の、常に土壌に水分が供給状態となる方式と、自
動灌水装置により定期的に灌水される仕組みとがある。
元来、植物には水分が必要であるが、季節により、また
生長の時期により必要な水分量が変化するが、この点が
考慮されていなく、乾燥を防ぐために灌水頻度が多くな
り、通常、過湿状態になるように水分供給されているの
が現状となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の
給水は土壌などに散水していたため、水分が土壌への拡
散、地表面からの蒸発により植物の根部が吸収できる水
分は散水量の数十%も無い。屋上や壁面の緑化で多用
されている軽量培土は保水効果、通気性ともに良好であ
るが、構造的に土壌を模写した物が多く、散水した過剰
の水分は底部の排水路を通り排出される。水分の保持
は軽量培土の単なる保水性であるので、一度保水された
水分の拡散は、土壌と同じ地下と地上部から放出されて
しまう。したがって、給水量を過剰にすると、根腐れを
起こすという問題が発生する。即ち、根も呼吸しており
根部に気層が無いと窒息状態となり枯死する。また散水
量が増えると内蔵されている肥料の流出、維持管理コス
トに影響するという問題がある。
【0004】これを防ぐために、前述の如く実際に給水
装置があれば、吸水量の制御が可能となり緑化、あるい
は植物による景観の改善ができる場所は多いが、電気水
道、維持管理装置、排水路が揃っている場所は限られて
おり、植物を導入するためには先行した投資が必要とな
り、コスト高となり経済的にまた場所的に不利となる。
そこで、本発明者は、上記の問題点に鑑み、軽量で、屋
上、傾斜面、直壁にも使用できる植物給水部材を提供す
るためには、水分の拡散を防ぎ、保水性及び通気性を所
持し、しかも電気水道設備等が不要となるか否かを種々
検討したところ、以下の発明により電気水道設備等が不
要であり、場所と無関係に配置することができ、かつ十
分な保水性及び通気性を保持し得る植物給水部材が得ら
れることを見出し、ここに本発明を完成した。
【0005】本発明が解決しようとする課題は、植物を
屋上緑化乃至壁面緑化など土壌を持ち込めない場所に設
置し得る、保水性及び通水性に優れ、かつ電気水道設備
等が不要であり、屈曲性を有する複層型の植物給水部材
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の各
請求項1〜請求項12に記載の発明によって達成され
る。 〔請求項1〕保水材と通水孔を配した不透水膜とを交互
に積層した複数層からなり、植物の根が侵入する表層が
不透水膜であるユニットを可塑性乃至柔軟性を有する容
器に内蔵し、更に該容器に給水部と排水部とを備えてい
ることを特徴とする植物給水部材。 〔請求項2〕保水材内蔵容器が、天然繊維又は合成繊維
を用いた織布あるいは不織布からなる袋、透水性の合成
樹脂による袋、孔を設けた不透水性の袋であることを特
徴とする請求項1に記載の植物給水部材。 〔請求項3〕保水材内蔵容器が、通水孔を配した不透水
膜を複数積層し、保水材を配置した後、該保水材が移動
しないように仕切りを設けたことを特徴とする請求項1
又は請求項2に記載の植物給水部材。 〔請求項4〕保水材又は通水孔を配した不透水膜に、少
なくとも1種類の凹凸、溝又は孔を有することを特徴と
する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の植物給水
部材。 〔請求項5〕保水材又は通水孔を配した不透水膜に、少
なくとも1種類の疎水性材料あるいは撥水性材料を有す
ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
記載の植物給水部材。 〔請求項6〕少なくとも植物の根が侵入する表層の不透
水膜は、根の侵入時に通水孔の開口径が容易に茎の生長
や根の根圧で押し広げることが可能な伸縮性材料で構成
されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のい
ずれかに記載の植物給水部材。 〔請求項7〕容器の吸水部が下方に設置されると共に排
水部が上方に設置されていることを特徴とする請求項1
乃至請求項6のいずれかに記載の植物給水部材。 〔請求項8〕通水孔周辺に水蒸気を吸着しやすい吸水材
料を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のい
ずれかに記載の植物給水部材。 〔請求項9〕通水孔を配した不透水膜、あるいはその表
面に配置された吸水材料が外気温や直射光を直接伝達し
ない形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項8
のいずれかに記載の植物給水部材。 〔請求項10〕不透水膜の通水孔周囲に囲状構造を有し
ていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれ
かに記載の植物給水部材。 〔請求項11〕植物の根が配置させる表面及び内部に植
物の固定部材を有することを特徴とする請求項1乃至請
求項10のいずれかに記載の植物給水部材。
【0007】
【発明の実施の形態】本願請求項1に記載の発明は、保
水材と通水孔を配した不透水膜とを交互に積層した複数
層からなり、植物の根が侵入する表層が不透水膜である
ユニットを可塑性乃至柔軟性を有する容器に内蔵し、更
に該容器に給水部と排水部とを備えていることを特徴と
することにより、植物を屋上緑化乃至壁面緑化など土壌
を持ち込めない場所に設置し得る、保水性及び通水性に
優れ、かつ電気水道設備等が不要であり、場所と無関係
に設置することができ、屈曲性を有する複層型の植物給
水部材が得られる。本発明植物給水部材は、垂直に設置
しても保水力を維持させるために、水分の保持の方式
を、貯水ではなく保水方式としている。即ち、保水は保
水部材の中に分離した水を貯めるのではなく、表面張力
などの力で保水材中に留まり、自由落下しない水の状態
で保水される構造である。これにより植物への給水が流
下水ではなく、保水材が持っている自由水が供給される
ので、垂直にしても植物給水部材から水分が流出しにく
いことが判る。
【0008】本発明に用いられる保水材としては、水分
の保持力は、自重の50%以上の水分を保持することの
できるものが好ましく、例えば、天然原料としては、吸
水紙、天然繊維、天然繊維による布状物、パルプ、水苔
などが挙げられる。有機質原料では、合成繊維、合成繊
維による布状物、高分子吸水材、バーミキュライト、軟
質スポンジ類、フェノールスポンジなどが挙げられる。
無機質材料として、パーライト、クレイボール、バーミ
キュライト、炭類などが挙げられる。これら保水材を単
体で使用する場合は、10mmの篩を通過する物を用
い、一種もしくは複合して使用することができる。
【0009】本発明において、布状物からなる保水材を
使用する場合は、平面状の物でも,三次元状の物でもよ
いが、保水材として使用する布状物としては、不織布、
織布又は編み物が用いられるが、これらの布状物の規格
は、引張強度1Kg/cm2以上、繊維の太さ5デニー
ル以上、材質は、綿、麻、ジュートなどの天然繊維、ポ
リウレタン、アクリル、ポリエステル、レーヨン、ナイ
ロン、ビニロン、ビニール、ポリエチレンなどの合成繊
維よりなる。これらは混紡でもよい。透水性は、布状物
の上に、蒸留水を10ccを一箇所に置き、水全てが布
表面に溜らず内部に吸水するまでの時間が10分以内の
性能が有るものが用いられる。
【0010】本発明において、平面状の布状物で、有孔
不透水膜を使用する場合には、有孔位置が合致するよう
に配置した布を使用してもよい。特殊加工した不織布で
使用可能なものは、有孔不織布では、孔は直径3mm以
上の孔が20孔/m2 以上あるもの、もしくは、通水孔
を配した不透水膜の有孔部と合致する位置に、他の不透
水膜の有孔部を設置したもの。ここで特殊加工した不織
布とは、親水性加工、穴空け加工等を行ったものが代表
的なもので、特殊加工する場合は、通常、ポリエステ
ル、ポリプロピレン、塩化ビニール等の合成繊維を熱融
着や樹脂接着により布状にしたものの時に行うもので、
このような不織布は、疎水性材料で水を弾く性質がある
ため植物関係では保水材料としては使用しにくいからで
ある。この不織布を保水材料とする場合には、親水性材
料又は界面活性剤等で表面を処理することにより良好な
親水性をえることができる。繊維補足不織布、補足繊維
は水の導水を速やかにする目的で親水性の高い繊維を織
り込むかもしくは編み込んであり、これにより短時間に
全面に水を給水する事が可能となる。補足繊維のその他
の物には、親水性の高いレーヨンや、表面張力の低下処
理した繊維を使用する。
【0011】本発明に用いられる三次元状のものとし
て、スポンジ類があり、スポンジ類は、厚さ1mm〜3
0mmを使用し、材質として、天然又は合成の何れでも
よく、ウレタン、アクリル、セルロース、フェノールな
ど主成分とした原料を発泡させたスポンジと総称される
ものを使用する。特殊加工したスポンジとしては、上記
スポンジ類に直径2mm〜50mmの孔が20孔/m2
以上有るもの又は通水孔を配した不透水膜の有孔部と合
致する位置に有孔部を設置したもの、繊維植生スポンジ
として植生繊維は水の導水を速やかにする、根の侵入時
に空隙を提供し、空気を供給する目的で植生してあるも
の等が挙げられる。植生繊維は、片面もしくは両面に総
量で5デニール以上の、親水性の高いレーヨンや表面張
力の低下処理した繊維を使用する。また不透水膜は、通
水孔を有しており、この通水孔は水の移動、空気の移
動、根の侵入等の植物が成長し大きくなるために必要な
孔である。通水孔の分布と開口径は、植物の分布、設置
される場所の角度、起伏、環境条件を参考に分散させて
配置する。例えば、植物の成長を促進したい場所は、通
水孔の数を多くし、乾燥し易い外周部には、通水孔の数
を少なく設けることができる。この通水孔の開口部は、
直径2mm〜30mmの孔を10箇所/m2 以上開けた
ものが好ましい。不透水膜の材質は、塩化ビニール、ポ
リエステル、ポリエチレン、合成ゴムなどの合成樹脂、
該材料の表面に表面張力を低下させる薬品あるいは材料
を、塗装あるいは接着、複層したものが用いられ、その
他で使用できる材質は、ゴム、金属の箔体、防水紙、生
分解樹脂があり、これらは、可塑性があり、曲げること
によりひび割れ、裂けが発生しないことが条件となる。
その不透水膜の厚さは、0.03mm〜0.5mmのも
のを用いることが好ましい。
【0012】本発明の植物給水部材において、内蔵され
た各層の保水部材への水分の分散方法は、通水孔を配し
た不透水膜に有る通水孔の開口径と分布を変えたり、通
水孔の開口径を変えることにより、通水孔周辺に発生す
る水分の蒸散を調節することができる。即ち通水孔の開
口径を不透水膜の平面上の位置や設置場所によって大き
くしたり小さくしたりして、植物の性質と繁茂の希望す
る形状を計画することが可能となる。また植物の種類、
例えば大型植物の場合には、大きな通水孔が必要とな
る。保水部材内の水の均一化は、蒸発時に発生する水の
凝集力を利用し、通水孔を配した不透水膜で積層された
各層の保水材に含まれる水の凝集力による水分調整す
る。内蔵された各層の保水部材と通水孔を配した不透水
膜の位置関係は、保水材を介して重なり合う通水孔の位
置を調節することにより、保水力と植物の根の伸長力を
調節することができる。
【0013】また本発明の植物給水部材では、通水孔の
開口径は表層が大きく深層を小さくして根の伸長を表面
は発根し易く、積層が深くなるに従い難しくなる構造を
取ることができる。この場合、水分移動は表層部は移動
しやすく積層が増す毎に水の移動を制限し、急激な移動
を制限することができる。即ち、表層部の有効不透水膜
の開口径が大きいほど水分の蒸発が盛んとなり、植物の
成長に必要な空気(酸素)が根に供給されるので、成長
がし易い。た表面から深くなるにしたがい、有効不透水
膜の開口径が小さくなるように配置すると、水分の蒸発
が少なくなり、また水の移動がゆっくりとなるので、十
分な保水効果が得られる。その結果、表層部と深部では
水の移動速度が異なり底の部分で水分が保存される。し
たがって、本発明の植物給水部材では、表層部の通水孔
は大きくし、深部の通水孔は小さく形成するのが好まし
い。
【0014】また通水孔の位置関係をずらした場合、保
水材と通水孔を配した不透水膜の間で発生する表面張力
は低下し保水力は低下する。植物の根は通水孔の位置が
ずれていることから主根を形成しにくく、表層部に保水
材の表層を中心に側根を伸長する。更にこの植物給水部
材は、側根、毛根など地表面に根を広げる種類の植物に
適し、保水部材は厚さの増加が比較的抑えられた状態を
維持することができる。一方、通水孔の位置関係を重ね
た場合、保水材と通水孔を配した不透水膜の間で発生す
る表面張力は向上し保水力は向上する。植物の根は主根
を形成し易くなり、保水材の各層に貫通するように伸長
する。この結果、保水材は厚さの増加するが、水分を要
求する植物たとえばタンポポ類など、主根を形成する植
物の植生に適した給水部材となる。
【0015】図1は、本発明の植物給水部材を示す断面
図である。図2は、袋状物からなる植物給水部材を示す
斜視図である。図1において、本発明の植物給水部材I
は、保水材1と不透水膜2が交互に積層されており、こ
れにより複数層8を形成している。このように、保水材
1と不透水膜2とを複数層8に積層することにより水分
の拡散を防ぎ、これに通水孔6を設けることにより内蔵
される水分を植物が有効に利用できる構造となってい
る。不透水膜2には、通水孔6が適宜設けられている。
この通水孔6には、表面から蒸発する水分を極力防止す
るために、植物の根が侵入できるようになっており、通
水孔6に根が侵入することにより蒸散面積はさらに減少
する。このように形成された複数層8は、容器3に内蔵
される。容器3には、その下部に給水部4とその上部に
排水部5が設けられ、更に容器3の上面が開口7を有し
ており、この開口部に植物は植えられる。この容器3
は、硬質材料で形成することができることはもちろんの
こと、柔軟な材料乃至曲がり易い材料で容器乃至袋状物
に形成することもでき、しかも軽量で薄層に形成できる
のが好ましく、その形状を曲げることも可能で、任意に
変化した状態で植物を植生した構造物として水分を植物
に供給できる。
【0016】本願請求項2に記載の発明は、容器が不透
水膜状であってもよく、即ち、容器に代えて外周面を不
透水膜で覆い、容器3と同様に給水部4と排水部5を有
するものであってもよい。これにより屈曲性に優れた植
物給水部材が得られる。このような容器としては、具体
的に天然繊維又は合成繊維を用いた織布、不織布又は編
み物からなる袋状物、透水性の合成樹脂による袋状物、
孔を設けた不透水性の袋状物である。これらの袋状物の
材質は、請求項1に記載の織布、不織布又は編み物と同
様の材料が用いられる。図2は、容器が袋状物である場
合の一例を示した斜視図である。袋状物IIは、不透水
膜2から構成されており、植物を配置する面の不透水膜
2に通水孔6を有している。また中央部には通水孔6よ
り小さな通水孔6aを有する。通水孔6の分布と開口径
は、植物の分布、設置される場所の角度、起伏、環境条
件を参考に分散させて配置する。本発明の植物給水部材
を垂直に配置した場合や、高低所が入り組んだ形状に設
置する場合には、保水部材1と通水孔6を配した不透水
膜2との間で発生する表面張力により保水をする構造で
は、保水材の吸水力が全面に及ばず気層だけが存在する
箇所が発生すると予想される場合は、通水孔6の分布と
開口径を変化させることにより、発生する表面張力を局
所的に強める方法を採用できる。
【0017】本願請求項3に記載の発明は、保水材内蔵
容器が、通水孔を配した不透水膜を複数積層し、保水材
を配置した後、該保水材が移動しないように仕切りを設
けたことを特徴とするもので、内蔵された保水材1は織
布、不織布の場合、垂直に設置された場合でも、前後よ
りの押さえ、構造ズレが生じない配慮がなされており、
バーミキュライトや粒子状、繊維状の単体を単独もしく
は複合して使用する場合の保持構造は、天然繊維、合成
繊維を用いた織布あるいは不織布の袋を用いて保水材を
内蔵する構造の物、あるいは、透水生の合成樹脂による
袋に充填した物、孔を設けた不透水性の袋に充填した物
の袋に入れ、通水孔6を配した不透水膜2との間で滑り
が起きないように、突起による引っかけ、接着、縫製な
どの固定方法を取ることができる。また、通水孔6を配
した不透水膜2に仕切りを配し移動しないように仕切り
分けする方法を設け、各層を積層する方法を用いること
もできる。
【0018】本願請求項1乃至3に記載の植物給水部材
では、従来の貯水方式である水を自由水の状態で貯水プ
ールに蓄える方式とは異なり、保水部材に給水後、排水
口から保水部材内で自由水となった余剰水を排出し、水
の表面張力や凝集力により保水部材内に留まった水分を
利用する方式である。このことにより植物給水部材を垂
直に配置しても流下する水は出ないので、直壁緑化の保
水部材としてこれまで点滴チューブやスプリンクラーで
灌水していた設備が不要となり、維持管理費が低減でき
る。この方式の場合植生する植物の吸水量にもよるが、
一般に軽量培土による同じ厚さ保水層とした垂直工法と
比較すると、保水力は3〜10倍優れた結果となる。こ
のことから給水間隔が広くても良く維持管理費の低減が
できる水分貯水が可能な植物給水部材である。したがっ
て、本発明の植物給水部材では、保水材への給水も保水
材中に自由水を多量に存在させないために、給水口より
保水材各層に同時に給水することにより水を均一分散す
ることが好ましい。あるいは、垂直に設置する場合、最
下層のみに給水を行い、表層部は直接給水しない方法に
より表面の通水孔から漏水することを防ぐ給水方法を採
用することもできる。
【0019】本発明において、本願請求項4に記載の発
明は、保水材又は通水孔を配した不透水膜に、少なくと
も1種類の凹凸、溝又は孔を有することを特徴とし、本
願請求項5に記載の発明は、保水材又は通水孔を配した
不透水膜に、少なくとも1種類の疎水性あるいは撥水性
を有する材料を有することを特徴とし、更に本願請求項
6に記載の発明は、少なくとも植物の根が侵入する表層
の不透水膜は、根の侵入時に通水孔の開口径が容易に茎
の生長や根の根圧で押し広げることが可能な伸縮性材料
で構成されていることを特徴とする。これらの発明で
は、内蔵された保水材への水分の分散が重要であるが、
水分の分散と吸水が、蒸発時に速やかに気層と入れ替わ
ることである。この水分と気層の通路を当初より配する
ことが必要となる。この手段の一つが、図3に示され
る。図3は、保水材や通水孔を配した不透水膜に凹凸、
溝、孔を有する植物給水部材の断面図である。図4は、
通水孔の周辺の形状を示す断面図である。図3及び図4
において、保水材1、通水孔6を配した不透水膜2に整
形、溶着、接着、プレス、熱圧着などの方法により、凹
凸、溝、孔9、91、92、9cを設けることにより、
両者が密着しない気層部を作るか、あるいは、保水材
1、通水孔2を配した不透水膜2に、疎水性あるいは撥
水性を有する材料9bを塗布、溶着、プレス、熱圧着あ
るいは凹凸、溝、閉鎖空間を設けるように配置すること
により、水分空気の通路を造り、移動が速やかに行われ
る仕組みを作る。これにより水分の移動しにくい場所が
発生し、水の急激な移動を防ぎ、水分の保持力を高める
ことができる。
【0020】上記の極疎水性材料としては、ポリエステ
ル、ポリプロピレン等の樹脂が挙げられ、撥水性材料と
しては、テフロン(商標名)、フッ素繊維が挙げられ
る。これらの極疎水性材料、撥水性材料を配置した場所
では、その界面活性により水分子の凝集力による水分密
度に変化が現れ液層・気層が発生することから、植物の
根の生長に有用な空気に含まれる酸素により根腐れの発
生を防ぐことができる。また保水材に区画状に、疎水性
あるいは撥水性を有する材料9bを塗布あるいは固定す
る事により水分の移動を制限する事ができる。これによ
り給水時に上段に配水した水が凝集力に下層に移動する
排水に索引され流亡する事が少なくなる。更に区画状に
保水することにより水の不均一が解消される。
【0021】本発明において、疎水性あるいは撥水性を
有する材料9bの周辺は気層が発生しやすいことから、
通気路の役目も果たすことができる。これにより水と空
気の速やかな交換が可能となり酸素の補給と発生した炭
酸ガスの放出を行うことが可能となり根腐れの発生も防
ぐことができる。更に根の側に面する最上部の通水孔6
を配した不透水膜2は根の侵入時に通水孔6の開口径が
容易に茎の生長や根の根圧で押し広げることが可能な、
伸び性のある材料で構成されているから、通水孔6を必
要以上に大きく作成する必要や積層の順番により変化さ
せる必要が無く、また、通水孔6より蒸発する水分を極
力抑えることができるので、水分の有効利用が可能とな
る。伸び性のある材料は、ゴム、合成ゴム、低密度ポリ
エチレンなどがある。通水孔6の形状は円形でもよい
が、三角形、四角形、多角形や周囲に切り込みを入れた
形状でもよい。通水孔6の不規則な形や切り込みによ
り、生長時に通水孔6を押し広げる力が少量で可能とな
る。また、水蒸気の蒸発や保水材中の気体の流通が可能
となり高温時の根部の蒸れが緩和される。
【0022】本願請求項7に記載の植物給水部材の発明
は、容器の吸水部が下方に設置され、また該排水部が上
方に設置されており、吸水部の給水口4及び余剰水の排
水部の排出口5は、塩化ビニール、ポリエチレンなどの
給水樹脂パイプを、各層の保水材1に排水できるように
設置する場合と、保水部材(複数層)8の上部又は株に
開口部を作り給水する構造がある。給水パイプは、口径
は5mm〜10mmで、内部に給水樹脂、親水繊維、吸
水処理したパルプ品を充填していても良い。給水口4に
は給水用に注射器もしくは注ぎ口が取り付けてあり、排
出口5は止水栓を付けられる構造であってもよい。ま
た、給水口4に、保水材が接続され、外部より給水マッ
トを使用して給水する構造とする事もできる。給水口4
排水口5は高温時に発生する水蒸気の排出口も兼ねる
(図1参照)。本発明では、植物給水部材が温度上昇に
より水蒸気の圧力が上がった場合、給水口4、排水口5
より上昇した圧力を排出する事ができ、給水部材の膨張
や、保水材1と通水孔6を配した不透水膜2の積層の浮
きを防ぐ事が可能である。
【0023】本願請求項8に記載の発明は、通水孔周辺
に水蒸気を吸着しやすい吸水材料を有することを特徴と
するが、図5に示される断面図において、本発明では、
植物によっては、茎部より発根する性質の場合、植物給
水部材の表面に保護材料13を配置することにより給水
可能となれば植物にとって水確保の上から有利となる。
この事から、根の側に面する最上部の通水孔6を配した
不透水膜2の通過した水蒸気の回収が重要となる。これ
を回収するために、通水孔6の周辺では蒸発した水蒸気
以外に、植物から発生した水蒸気により水蒸気濃度が上
がり露結しやすい状態となっている。この位置に保護材
料13を配する。保護材料としては、水蒸気を吸着しや
すい保水材と同じ材質の材料、即ち吸水材料を、接着、
保水材を接着剤に混ぜて塗布するなどにより、露結水を
吸着させることが可能となり、水分の回収を効率良く行
い給水ができる。
【0024】また本願請求項9に記載の発明は、通水孔
を配した不透水膜、あるいはその表面に配置された吸水
材料が外気温や直射光を直接伝達しない形状であること
を特徴とする。本発明において、保護材料13は表層部
に空気を含有した層を作り、直射光や外気温を直接伝達
しない緩衝層となることから、給水部材の温度変化を緩
和する作用がある。この事により根部の温度が急激に変
化せず安定化させる作用がある。温度の安定は植物給水
部材の内部に高温の水蒸気の発生を防ぎ、保水材1、通
水孔6を配した不透水膜2間の剥がれ防止になる。通水
孔6を通り蒸発した水蒸気を露結・吸着させるために
は、通水孔6の周辺に水蒸気を吸着しやすい保水材に使
用する材料を保護材料13として配置することにより、
この作用と同時に、表面に配置された吸水材料は、最上
部の通水孔6を配した不透水膜2の表層部に空気を含有
した層を作り外気温を直接伝達しない緩衝層となること
から、給水部材の温度変化を緩和する事が可能となる。
【0025】本願請求項10に記載の発明は、不透水膜
の通水孔周囲に囲状構造を有していることを特徴とし、
即ち、図5において、通水孔6を配した不透水膜2に、
水蒸気の拡散口と植物の根の侵入口が同一となった通水
孔6の周囲より孔の中心に向けて、囲状構造として膜1
0を張り出し、張り出した膜10で空間を作ることによ
り、蒸発した水蒸気が膜を接して一時滞留する構造を設
け、水蒸気の露結を促す構造をしている。この構造によ
り蒸発した水蒸気を有効利用できる。
【0026】本願請求項11に記載の発明は、植物の根
が配置させる表面及び内部に植物の固定部材を有するも
ので、植物給水部材の、植物の根が配置させる表面や内
部に、植物が固定できるフックや押さえ構造の仕組みを
付加することにより直接、植物を給水部材に活着させる
ことができる構造とし、培土を必要とせず薄層で緑化で
きるものである。全体の固定方法は、保水材1と通水孔
6を配した不透水膜2を、接着、溶着、釘により固定す
る。保水材には、無機質供給源として固形肥料、麦飯石
などの水により溶出成分がある物質、電気石、炭などの
水質改善物質を内蔵することができる。図6は、セルポ
ットで栽培した苗を配置した断面図である。図6におい
て、植物給水部材の表面にある不透水膜2に設けられて
いる通水孔6の入口を広げた後、この孔を通してセルポ
ット15を植物給水部材に入れ、広げた孔を元の状態に
戻す。このようにすることにより通水孔6は、植物の茎
があるため、入口が非常に狭くなっており、水分の蒸発
が少なく薄層軽量倍土材をつくることができる。セルポ
ットは、紙状容器、網状容器乃至布状容器、更には、根
が占るころには腐食乃至溶解する材料で作られている容
器等である。
【0027】
【発明の効果】本発明の植物給水部材は、保水材と通水
孔を配した不透水膜とを交互に積層した複数層からな
り、植物の根が侵入する表層が不透水膜であるユニット
を可塑性乃至柔軟性を有する容器に内蔵し、更に該容器
に給水部と排水部とを備えていることを特徴とすること
により、植物を屋上緑化乃至壁面緑化など土壌を持ち込
めない場所に設置し得る、保水性及び通水性に優れ、か
つ電気水道設備等が不要であり、屈曲性を有する複層型
の植物給水部材が得られる。本発明植物給水部材は、垂
直に設置しても保水力を維持し、表面張力などの力で保
水材中に留まり、自由落下しない水の状態で保水される
という優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の植物給水部材を示す断面図である。
【図2】袋状物からなる植物給水部材を示す斜視図であ
る。
【図3】保水材や通水孔を配した不透水膜に凹凸、溝、
孔を有する植物給水部材の断面図である。
【図4】通水孔の周辺の形状を示す断面図である。
【図5】本発明の通水孔周囲に囲状構造を有する植物給
水部材の断面図である。
【図6】本発明のセルポットで栽培した苗を配置した植
物給水部材の断面図である。
【符号の説明】
1 保水材 2 不透水膜 3 容器 4 給水部(給水口) 5 排水部(排水口) 6、6a 通水孔 7 開口部 8 複数層 9、91、92、9a、9b、9c 凹凸、溝、孔(又
は穴)等 10 囲状構造 11 植物 12 根 13 保護材料(吸水材料) 14 孔 15 セルポット

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保水材と通水孔を配した不透水膜とを交
    互に積層した複数層からなり、植物の根が侵入する表層
    が不透水膜であるユニットを可塑性乃至柔軟性を有する
    容器に内蔵し、更に該容器に給水部と排水部とを備えて
    いることを特徴とする植物給水部材。
  2. 【請求項2】 保水材内蔵容器が、天然繊維又は合成繊
    維を用いた織布あるいは不織布からなる袋、透水性の合
    成樹脂による袋、孔を設けた不透水性の袋であることを
    特徴とする請求項1に記載の植物給水部材。
  3. 【請求項3】 保水材内蔵容器が、通水孔を配した不透
    水膜を複数積層し、保水材を配置した後、該保水材が移
    動しないように仕切りを設けたことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の植物給水部材。
  4. 【請求項4】 保水材又は通水孔を配した不透水膜に、
    少なくとも1種類の凹凸、溝又は孔を有することを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の植物給
    水部材。
  5. 【請求項5】 保水材又は通水孔を配した不透水膜に、
    少なくとも1種類の疎水性材料あるいは撥水性材料を有
    することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか
    に記載の植物給水部材。
  6. 【請求項6】 少なくとも植物の根が侵入する表層の不
    透水膜は、根の侵入時に通水孔の開口径が容易に茎の生
    長や根の根圧で押し広げることが可能な伸縮性材料で構
    成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の
    いずれかに記載の植物給水部材。
  7. 【請求項7】 容器の吸水部が下方に設置されると共に
    排水部が上方に設置されていることを特徴とする請求項
    1乃至請求項6のいずれかに記載の植物給水部材。
  8. 【請求項8】 通水孔周辺に水蒸気を吸着しやすい吸水
    材料を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7の
    いずれかに記載の植物給水部材。
  9. 【請求項9】 通水孔を配した不透水膜、あるいはその
    表面に配置された吸水材料が外気温や直射光を直接伝達
    しない形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項
    8のいずれかに記載の植物給水部材。
  10. 【請求項10】 不透水膜の通水孔周囲に囲状構造を有
    していることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいず
    れかに記載の植物給水部材。
  11. 【請求項11】 植物の根を配置する表面及び内部に植
    物の固定部材を有することを特徴とする請求項1乃至請
    求項10のいずれかに記載の植物給水部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114128565A (zh) * 2021-11-29 2022-03-04 成都名富园艺有限公司 一种可工业化连续生产的k型植生卷

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