JP2001299015A - トラクター等のpto軸のジョイント - Google Patents

トラクター等のpto軸のジョイント

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JP2001299015A
JP2001299015A JP2000125474A JP2000125474A JP2001299015A JP 2001299015 A JP2001299015 A JP 2001299015A JP 2000125474 A JP2000125474 A JP 2000125474A JP 2000125474 A JP2000125474 A JP 2000125474A JP 2001299015 A JP2001299015 A JP 2001299015A
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JP
Japan
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joint
tractor
pto shaft
shaft
pto
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Withdrawn
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JP2000125474A
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English (en)
Inventor
Masakazu Komatsu
正和 小松
Eiichi Okamoto
栄一 岡本
Shinsuke Tani
真介 谷
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラクター等のPTO軸のジョイントにおい
て、本機側PTO軸と作業機側入力軸の接続を簡単な機
構で、容易に接続できるトラクター等のPTO軸のジョ
イント機構を得ることを目的とするものである。 【解決手段】 トラクター等のPTO軸のジョイントに
おいて、ジョイントを2分割に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクター等のP
TO軸のジョイントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクター等のPTO軸のジョイ
ントは、ユニバーサルジョイントを用い、本機側PTO
軸と作業機側入力軸とを接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなユニバーサルジョイントによる接続においては、
特に小型トラクターでは、本機側と作業機側の狭いスペ
ースでの接続作業であり、しかも、PTO軸及び作業機
側入力軸のスプラインとユニバーサルジョイントとを噛
み合わせるのが困難であり、また、接続過程において、
ユニバーサルジョイントを作業機側入力軸に深く挿入し
た後、PTO軸を挿入する等の複雑な接続作業であり、
長年の経験とコツを必要としていた。さらに、PTO軸
及び作業機側入力軸同士の角度の違いにより接続ができ
ない等の不都合が生じた。そこで、本発明は、本機側P
TO軸と作業機側入力軸の接続を簡単な部材で、容易に
接続できるトラクター等のPTO軸のジョイントを得る
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、次のようなトラクター等のPTO軸の
ジョイントを提供するものである。すなわち、トラクタ
ー等のPTO軸のジョイントにおいて、ジョイントを2
分割にしたことを特徴とするトラクター等のPTO軸の
ジョイントである。また、2分割されたジョイントに
は、それぞれ回転軸心が設けられていることを特徴とす
るトラクター等のPTO軸のジョイントである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1において、(A)は農用ト
ラクタであり、(B)はこれの後方に連結された耕転機
等の作業機、(C)はジョイントである。(1)は前
輪、(2)は後輪であって、動力はエンジン(3)から
クラッチケース(4)内のクラッチ、ミッションケース
(5)内のミッションを経てPTO軸(6)より機体の
後部に連結される耕転機等の作業機(B)に伝えられる
ようになっており、その作業機(B)は、リフトアーム
(7)、リフトロッド(8)、ロアリンク(図示せ
ず)、トップリンク(図示せず)等にて連結されてい
る。(9)は操向ハンドルであり、(10)は操縦席で
ある。(11)は作業機側入力軸である。
【0006】図2は、上記エンジン(3)からの前輪
(1)及び後輪(2)への動力の伝達経路を示したもの
である。この動力の伝達経路は、エンジン(3)から主
クラッチ(4)、主変速装置(13)、副変速装置(1
4)を経て歯車列(15)に至り、ここで前輪(1)側
と後輪(2)側とに分岐される。前輪(1)側には、動
力は、歯車列(15)から両端に自在継手(16)(1
6’)を有する前輪駆動軸(17)により加速用デフ装
置(18)に至り、これにより多板クラッチ(19)を
介してドッグクラッチ(20)に至る。このドッグクラ
ッチ(20)から前輪ディファレンシャル装置(21)
を経て前輪(1)に動力が伝えられる。(22)は後輪
ディファレンシャル装置である。
【0007】図3は、トラクタ(A)の平面図であり、
操縦席(10)の下方にはPTO軸(6)の作動用レバ
ー(a)が、操縦席(12)の右側には、作業機(B)
の昇降スイッチ(b)及び昇降レバー(b’)が、この
前方には主変速用レバー(c)が、また操縦席(10)
の左側には副変速用レバー(d)がそれぞれ配設されて
いる。そして、これらのPTO軸(6)の作動用レバー
(a)、作業機(B)の昇降スイッチ(b)及び昇降レ
バー(b’)、主変速用レバー(c)、副変速用レバー
(d)は各プレートの透孔にガイドされるようになって
いる。
【0008】図4は、PTO軸(6)と作業機側入力軸
(11)を接続するジョイント(C)の関連構成を示す
図であり、図5(イ)は、ジョイント(C)の分解斜視
図、同図(ロ)は、ジョイント部(C1)の側面図、同
図(ハ)は、同じく正面図、同図(ニ)は、ジョイント
部(C2)の正面図、同図(ホ)は、同じく側面図であ
る。PTO軸(6)のジョイント(C)は、図5(イ)
に示されているように、中央部の関節に相当するフラン
ジ部が2分割され、ジョイント部(C1)及びジョイン
ト部(C2)を構成している。ジョイント部(C1)に設
けられたフランジ(F1)は、内面が中空状に形成さ
れ、その内表面に軸心方向に沿って等間隔に複数の溝
(23)(23)が設けられている。また、ジョイント
部(C2)に設けられたフランジ(F2)外周には、前記
ジョイント部(C1)に設けられた溝(23)(23)
に嵌入するリブ(24)(24)が突設され、ジョイン
ト部(C1)及びジョイント部(C2)の嵌合を図ってい
る。(25)は、前記ジョイント部(C1)及びジョイ
ント部(C2)にそれぞれ穿設された孔(26)(2
7)に嵌合し、ジョイント部相互の接続を図るドラッグ
ピンである。
【0009】また、ジョイント(D)を図6に示すよう
に構成してもよい。図6(イ)は、ジョイント(D)の
分解斜視図、同図(ロ)は、ジョイント部(D1)の側
面図、同図(ハ)は、同じく正面図、同図(ニ)は、ジ
ョイント部(D2)の正面図、同図(ホ)は、同じく側
面図である。ジョイント(D)はジョイント部(D1
及びジョイント部(D2)に2分割され、ジョイント部
(D1)には、フランジ(F3)中央部に凸部材(31)
及び円柱部材(32)を順次立設されている。一方、ジ
ョイント部(D2)のフランジ(F4)には、前記凸部材
(31)が嵌合される溝部(33)が設けられると共
に、貫通孔(34)が穿設されている。前記貫通孔(3
4)は、フランジ(F3)に立設された円柱部材(3
2)が嵌合される孔である。(35)は前記ジョイント
部(D1)及びジョイント部(D2)にそれぞれ穿設され
た孔(36)(37)に嵌合し、ジョイント部相互の接
続を図るドラッグピンである。
【0010】以上のように構成されたジョイント(C)
或いはジョイント(D)において、ジョイント部
(C1)或いはジョイント部(D1)はヨーク(Y1)を
介してPTO軸(6)に接続され、一方、ジョイント部
(C2)或いはジョイント部(D2)はヨーク(Y2)を
介して作業機側入力軸(11)に接続され、該2分割さ
れたジョイント部(C1)及びジョイント部(C2)は互
いに凹凸嵌合され、これによりPTO軸(6)及び作業
機側入力軸(11)に軸心がそれぞれ設けられる。
【0011】このように、PTO軸のジョイント(C)
或いはジョイント(D)は2分割されて構成されている
ので、PTO軸(6)及び作業機側入力軸(11)に対
する接続作業が容易になり、迅速な接続作業が得られ
る。また、ジョイント部(C1)又はジョイント部
(D1)は、それぞれヨーク(Y 1)に嵌入・軸止され、
PTO軸(6)の軸心が得られる。一方、ジョイント部
(C2)又はジョイント部(D2)も同様にヨーク
(Y2)に嵌入・軸止され、作業機側入力軸(11)に
軸心が設けられるので、正確にスプライン嵌合され、従
来のように、作業機側入力軸(11)を無理に回動した
り、作業機の上げ高さを調整して、軸同士の傾きを調整
する等の余分な作業が省略でき、簡単な操作でジョイン
トの接続が可能になった。
【0012】
【発明の効果】以上、実施例から明らかなように、トラ
クター等のPTO軸のジョイントにおいて、請求項1の
ものによれば、ジョイントを2分割にしたので、簡単な
操作でPTO軸と作業機側入力軸の接続が可能になり、
取付作業の迅速性が向上する。また、請求項2のものに
よれば、2分割されたジョイントには、それぞれ回転軸
心が得られるので、PTO軸と作業機側入力軸との接続
角度の相違に対応でき、各種作業機が容易に取付けら
れ、汎用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクターの全体側面図
【図2】エンジンからの前後輪への動力伝達の経路図
【図3】トラクターの全体平面図
【図4】PTO軸と作業機側入力軸を接続するジョイン
トの関連構成を示す図
【図5】ジョイント(C)の説明図
【図6】ジョイント(D)の説明図
【符号の説明】
A トラクター B 作業機 C、D ジョイント F1 、F2 フランジ部 F3 、F4 フランジ部 6 PTO軸 11 作業機側入力軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 真介 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 Fターム(参考) 2B041 AA09 AA17 AB05 EA02 EB06 3D043 AB12 AB17 BA04 BA08 EA02 EA18 EA42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクター等のPTO軸のジョイント
    において、前記ジョイントを2分割にしたことを特徴と
    するトラクター等のPTO軸のジョイント。
  2. 【請求項2】 前記2分割されたジョイントには、そ
    れぞれ回転軸心が設けられていることを特徴とする請求
    項1に記載のトラクター等のPTO軸のジョイント。
JP2000125474A 2000-04-26 2000-04-26 トラクター等のpto軸のジョイント Withdrawn JP2001299015A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10257063A1 (de) * 2002-12-06 2004-06-24 Bayerische Motoren Werke Ag Allradantrieb für Fahrzeuge
KR100539116B1 (ko) * 2005-03-23 2005-12-26 이텍산업 주식회사 다목적 도로관리차 동력인출장치
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