JP2001298588A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001298588A
JP2001298588A JP2000112904A JP2000112904A JP2001298588A JP 2001298588 A JP2001298588 A JP 2001298588A JP 2000112904 A JP2000112904 A JP 2000112904A JP 2000112904 A JP2000112904 A JP 2000112904A JP 2001298588 A JP2001298588 A JP 2001298588A
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Akihiko Tanaka
明彦 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取った画像データから原稿の傾き等を補
正するにあたり、原稿全体の画像を的確に補正できるよ
うにすること。 【解決手段】 本発明の画像処理装置1は、読み取り対
象となる原稿の副走査方向および主走査方向に沿った長
さ以上に読み取り範囲を設定する読取範囲設定部14
と、読取範囲設定部14によって設定された読み取り範
囲の画像を読み取る画像読取ユニット15と、画像読取
ユニット15によって読み取られた画像に含まれる原稿
画像の基準位置に対する位置ずれまたは傾きを検出し、
それらを補正する画像補正部17と、画像補正部17で
補正された画像を原稿の大きさに切り出す画像切り出し
部18とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取った原稿画
像の傾きや位置ずれを検知して修正する画像処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、用紙媒体に印刷された情報を電子
化してハードディスク等に格納しておくファイリングが
盛んに行われている。これは、印刷された情報を用紙で
保管しておく際のスペースの問題や、保管された情報か
ら必要なものを取り出すときの問題などから、情報を電
子化して格納することにより、保管スペースの節約、ハ
ードディスクに格納した電子情報の検索等の利便性を高
めることができるというメリットのためである。
【0003】ここで、用紙に印刷された情報を電子化す
るには、スキャナ等の画像読取装置によって用紙に印刷
された情報(画像)を読み取って、電子データに変換す
る必要がある。このようなスキャナ等による画像の読み
取りを行う場合、プラテン上に読み取り対象の用紙(原
稿)を載置して走査する画像読み取りを行うことになる
が、この際、プラテン上の原稿が傾いて載置されている
と、原稿の画像を傾いたまま読み取ってしまうことにな
る。そこで、読み取った画像の傾きを補正する画像処理
(傾き補正処理)を行うようにしている。
【0004】特開昭62−2778号公報では、原稿の
読み取りデータから原稿のコーナー点の座標を求め、他
のコーナー点と結ぶ直線から原稿の傾き角を算出して、
この傾き角に基づき読み取り画像の傾き補正を行う技術
が開示されている。
【0005】また、特開平2−31558号公報では、
搬送中の原稿の画像データを読み取る装置で、原稿の搬
送方向と直角方向に所定間隔をおいた少なくとも2つの
原稿先端検出センサを設け、この2つの原稿先端検出セ
ンサによる先端検出時間の差により原稿ずれ量を検出
し、これによって原稿の傾き角度を算出して読み取り画
像の傾き補正を行う技術が開示されている。
【0006】さらに、特開平4−261259号公報で
は、読み取り画像を基準座標と被測定座標とを抽出し、
この基準座標と被測定座標とを基に読み取り画像の傾き
角度を算出し、この傾き角度が零になるよう画像の傾き
補正を行う技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな傾き補正を行う画像処理装置には次のような問題が
ある。すなわち、原稿の傾きを検知するためのセンサを
別途用意すると装置のコストアップを招くことになる。
また、原稿の搬送途中で傾きを検知する場合には原稿搬
送速度の変動によって傾き角度の算出に誤差が生じて精
度の高い傾き補正を行えなくなる。
【0008】また、プラテン上に載置される原稿のサイ
ズを自動検知する機能を有する画像処理装置では、例え
ば原稿が定型サイズであるとその定型サイズしか画像読
み取りを行わないため、原稿が傾いて載置された場合に
は定型サイズからはみ出した部分の画像データが欠落し
てしまい、傾き補正を行ってその部分の画像が生成でき
ないことになる。
【0009】図6は、定型サイズの画像読み取りを行う
場合の問題点を説明する模式図である。すなわち、図6
(a)で示すように、原稿Gが傾いて載置されていた場
合、原稿Gの図中横方向となる主走査方向に沿った端部
の位置が原稿ずれ許容範囲L1の範囲内にあり、また原
稿Gの図中縦方向となる副走査方向に沿った端部の位置
が原稿ずれ許容範囲L2の範囲内にある場合には、原稿
サイズを定型とみなすことになる。これにより、定型サ
イズに対応した読み取り範囲Sが設定される。
【0010】この状態で傾いた原稿Gの画像読み取りを
行うと、図6(a)に示す斜線部分が読み取り範囲Sか
らはみ出すことになる。この部分は画像の読み取りが行
われないことから、図6(b)に示すように傾き補正を
行った後の画像として、図6(a)の斜線で示す部分の
画像が生成されない状態となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために成されたものである。すなわち、本発
明は、読み取り対象となる原稿の副走査方向および主走
査方向に沿った長さ以上に読み取り範囲を設定する読取
範囲設定手段と、読取範囲設定手段により設定された読
み取り範囲の画像を読み取る読取手段と、読取手段によ
り読み取られた画像に含まれる原稿画像の基準位置に対
する位置ずれまたは傾きを認識する位置ずれ傾き認識手
段と、位置ずれ傾き認識手段により認識された原稿画像
の位置ずれまたは傾きを補正する画像補正手段とを備え
る画像処理装置である。
【0012】このような本発明では、読取範囲設定手段
によって原稿の主走査方向および副走査方向に沿った長
さ以上の読み取り範囲を設定しているため、原稿に傾き
があっても原稿の全てを読取範囲内に収めることがで
き、画像補正手段で傾きまたは位置ずれを補正した場合
に、原稿の画像を欠落させることなく補正できるように
なる。
【0013】また、他の画像処理装置においては、読取
対象となる原稿を搬送するとともに、原稿の大きさを検
出する原稿自動送り手段と、原稿自動送り手段によって
搬送された原稿の画像を読み取る読取手段と、原稿自動
送り手段で検出した原稿の大きさと、読取手段で原稿の
画像を読み取っている間に検出する原稿の大きさとに基
づき読取手段の読み取り範囲を設定する指示する読取範
囲設定手段と、読取範囲設定手段によって設定された範
囲の読取画像に基づき原稿の基準位置に対する位置ずれ
を補正する画像補正手段と、画像補正手段で補正された
画像の一部を切り出す画像切り出し手段とを備えるもの
である。
【0014】このような他の画像処理装置では、原稿自
動送り手段で原稿を搬送している間に検出した原稿の大
きさと、読取手段で原稿の画像を読み取っている間に検
出した原稿の大きさとを比較して読取範囲を指示するた
め、いずれかの原稿検出誤差やミスを補うような読取範
囲を設定でき、原稿部分だけを的確に読み取って画像の
傾き等を補正できるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図に基づいて説明する。図1は、本実施形態を説明す
るブロック図である。すなわち、本実施形態における画
像処理装置1は、原稿の画像を主走査方向および副走査
方向に沿って読み取るにあたり、原稿に傾きが生じてい
た場合にその傾きや位置ずれを補正して出力する装置
で、主として、原稿入力装置の原稿検出部11、原稿読
取装置の原稿検出部12、ユーザインタフェース13、
読取範囲設定部14、画像読取ユニット15、一時記憶
部16、画像補正部17および画像切り出し部18を備
えている。
【0016】原稿入力装置の原稿検出部11は、プラテ
ン(図示せず)上に自動的に原稿を搬送する装置(自動
原稿送り装置)で、搬送時に原稿の大きさを検出する部
分である。例えば、原稿が搬送されている時間と搬送速
度とに基づき原稿の大きさを算出する。
【0017】また、原稿読取装置の原稿検出部12は、
プラテン上に載置された原稿の大きさを検出する部分で
ある。例えば、原稿をプラテン上に載置した際、主走査
方向はCCDやフォトセンサ、副走査方向はフォトセン
サによって原稿の大きさを検出する。なお、原稿読取装
置の原稿検出部12は、プリスキャンによって原稿の大
きさを検知しても、画像読み取りと同時に原稿の大きさ
を検知しても、いずれでもよい。
【0018】さらに、ユーザインタフェース13は、オ
ペレータ(ユーザ)が所望の画像処理条件を入力する部
分で、本実施形態では、主として読み取り対象となる原
稿の大きさをユーザが指定する。
【0019】読取範囲設定部14は、原稿入力装置の原
稿検出部11、原稿読取装置の原稿検出部12もしくは
ユーザインタフェース13のいずれかから出力された原
稿の大きさの情報に基づき、少なくとも副走査方向に沿
って読取範囲を広げる設定を行う部分である。
【0020】画像読取ユニット15は、主走査方向に沿
って設けられるラインセンサ(CCDセンサ)を原稿に
対して副走査方向に相対移動させ、原稿の画像を読み取
る部分である。本実施形態では、読取範囲設定部14で
設定された読取範囲に従って原稿画像の読み取りを行
う。なお、上記構成以外にも、ラインセンサを原稿入力
装置に固定しておき、画像読取ユニット内に設けられた
ミラーで原稿の光学像をラインセンサに結像させて読み
取る構成であっても良い。
【0021】また、一時記憶部16は、例えばページメ
モリから成り、画像読取ユニット15で読み取った例え
ば1ページ分の画像データを一時的に格納する部分であ
る。
【0022】画像補正部17は、一時記憶部16に格納
されている画像データから原稿の基準位置に対する傾き
量および位置ずれ量を算出し、これらを修正する処理を
行う。画像補正部17では、画像データに基づいて原稿
の基準位置に対する傾き量および位置ずれ量を算出する
とともにこれらの修正を行っている。これにより、原稿
の傾き等を検知するセンサを別途設ける必要がなくな
る。
【0023】画像切り出し部18は、画像補正部17で
傾き等の補正された画像データから原稿の大きさに合っ
た切り出しを行う部分で、出力装置2やファイリングシ
ステム3に対して原稿を同じ大きさの画像データを出力
できるようにしている。
【0024】次に、本実施形態の画像処理装置における
動作を説明する。先ず、原稿入力装置の原稿検出部1
1、原稿読取装置の原稿検出部12もしくはユーザイン
タフェース13のいずれかで原稿の大きさを検出し、読
取範囲設定部14へ出力する。
【0025】次に、読取範囲設定部14は、検出された
原稿の大きさに基づき原稿の傾き量や位置ずれ量を考慮
して原稿の大きさより広い読取範囲を設定する。図2
は、読取範囲の設定を説明する模式図である。すなわ
ち、ここではJIS(日本工業規格)A4サイズの定型
から成る原稿の場合を例としている。読取範囲設定部1
4は、A4サイズの原稿であった場合に、そのサイズよ
り主走査方向および副走査方向に沿って各々DM、DS
だけ読取範囲を広げるよう設定する。この広げる大きさ
DM、DSとしては、経験上、A4サイズの原稿がプラ
テン上に傾いたり、位置ずれして載置された場合でも原
稿全体を読取範囲S1内に収めることができるような値
が設定されている。
【0026】次に、画像読取ユニット15は、この読取
範囲設定部14が設定した読取範囲S1によって原稿の
画像を読み取る。図3は、原稿の読み取り、切り出しを
説明する模式図である。すなわち、図3(a)に示すよ
うに、原稿Gが基準位置(図中点線参照)に対して傾い
て載置されていても、原稿Gの全てが読取範囲S1内に
収まるようになっている。この読取画像は一時記憶部1
6に格納された後、画像補正部17によって傾きおよび
位置ずれの修正が施される。
【0027】その後、画像切り出し部18によって、画
像データを元の原稿の大きさに切り出す処理を行う。図
3(b)に示すように、傾きおよび位置ずれの修正され
た画像データは、原稿と同じ大きさに切り出される。画
像データを切り出すサイズは、原稿の端部を検出した結
果や、傾き量および位置ずれ量から算出してもよい。ま
た、近辺の定型原稿サイズに切り出すようにしてもよ
い。
【0028】本実施形態では、図3(a)に示すよう
に、原稿Gが傾いて載置されていても原稿Gの全ての範
囲を読み取ることができる。従って、この画像データの
傾きや位置ずれを修正した場合、原稿Gの全ての画像デ
ータを使って補正を行うことができ、原稿Gの画像デー
タを欠落させることなく切り出しを行うことが可能とな
る。
【0029】また、原稿の読取範囲S1を原稿サイズの
主走査方向および副走査方向に沿って各々DM、DSだ
け広げた範囲にすることで、原稿の副走査方向最大読取
サイズに合わせて読取範囲を設定する場合より原稿の走
査時間を短縮でき生産性を向上させることができるとと
もに、読取画像を蓄積するメモリの容量を削減できるこ
とになる。また、原稿の主走査方向最大読取サイズに合
わせて読取範囲を設定する場合より読取画像サイズが減
少するので、読取画像を蓄積するメモリ量を削減するこ
とが可能となる。
【0030】なお、上記説明した画像処理装置の動作で
は、定型の原稿Gの大きさに対して主走査方向および副
走査方向に沿って各々一定の値DM、DSだけ広げた読
取範囲S1を設定したが、他の読取範囲の設定であって
もよい。
【0031】図4は、他の読取範囲の設定を説明する模
式図である。すなわち、図4(a)に示すように、原稿
Gが基準位置(図中点線参照)に対して傾いて載置され
た状態で、その四隅を検出して外接矩形を読取範囲S2
として設定してもよい。これにより、傾いた原稿Gの全
てを読取範囲S2内に収めることができるとともに、無
駄のない範囲で読み取りを行うことが可能となる。
【0032】また、原稿の傾き等があっても補正後の画
像データに欠落を発生させずに原稿の画像全ての傾き等
を補正することが可能となる。これにより、ファイリン
グを行う場合でも、原稿の載置に気を使わずに済むとと
もに、原稿の画像全体を的確にファイリングすることが
可能となる。
【0033】次に、他の実施形態を説明する。図5は、
他の実施形態を説明するブロック図である。すなわち、
この画像処理装置1は、原稿検出を行う原稿自動送り装
置110、原稿画像の読み取りを行う画像読取ユニット
15、原稿の端部を検出する原稿端検出回路141、一
時記憶メモリ16、制御部140、原稿の傾きや位置ず
れの検出、これらの補正および画像の切り出しをソフト
ウェア処理で実行するCPU(メモリ付き)19を備え
ている。
【0034】先ず、自動原稿送り装置110は、原稿を
搬送する際の時間と搬送速度とから原稿の副走査方向に
沿ったサイズY1を制御部140へ出力する。また、こ
のサイズY1に基づいて原稿の大きさ(定型サイズ)を
検出する。
【0035】次に、画像読取ユニット15は、原稿画像
の読み取り時に画像データを原稿端検出回路141へ送
り、リアルタイムで主走査方向および副走査方向の原稿
開始端、終了端の検出を行う。ここで検出された副走査
原稿終了端アドレスY2は制御部140へ送られる。
【0036】制御部140では、原稿自動送り装置11
0から送られてきた原稿の副走査方向に沿ったサイズY
1と、原稿端検出回路から送られてきた原稿終了端アド
レスY2とを比較して、その結果を画像読取ユニット1
5へ送る。
【0037】画像読取ユニット15では、制御部140
から送られてきた比較結果がY1≦Y2の場合はY2の
アドレスまで画像の読み取りを行い、Y1>Y2の場合
はY1まで画像の読み取りを実施してから走査を終了す
る。つまり、リアルタイムで読み取った原稿終了端Y2
が、原稿自動送り装置110で読み取った原稿の副走査
方向のサイズY1より長い場合には、原稿終了端Y2ま
で画像の読み取りを行い、原稿終了端Y2がサイズY1
と同じか短い場合にはY1まで原稿の読み取りを行う。
【0038】これにより、原稿自動送り装置110での
原稿サイズの検出誤差やミス、原稿スキューまたは原稿
端検出回路141での原稿最終端の検出誤差やミスがあ
っても、それを補うような読取範囲で原稿の画像を読み
取ることができ、原稿全体を確実に読み取って傾き等の
補正を行うことができるようになる。
【0039】本実施形態の画像処理装置1は、このよう
に読み取った原稿の画像データを一時ハードディスクへ
格納しておく。そして、画像データの傾き等の補正をま
とめて行うようにしている。大量の原稿の画像を取り込
む場合には、各々傾き補正等の処理を行わずに、一旦画
像サイズより大きい画像サイズで取り込み、後で傾き補
正等をまとめて行うことで画像データ取り込みの生産性
を向上させることができる。
【0040】画像データの傾き等の補正を行う場合、ハ
ードディスク30からCPU19のメモリに原稿の1枚
ずつに対応した画像データを読み出す。その後、CPU
19のソフトウェア処理によって原稿の傾き、位置ずれ
量を検出し、これを基準位置に合わせるよう傾き補正、
位置ずれ補正を施す。
【0041】そして、傾き等の補正が施された画像デー
タをCPU19のソフトウェア処理によって元の原稿の
大きさに切り出す処理を行い、必要に応じて出力装置2
へ出力したり、ハードディスク30へ再度格納する。
【0042】このような画像処理装置1により、原稿の
画像を読み取りながらリアルタイムで原稿端を検出し、
原稿自動送り装置110で検出した原稿のサイズと比較
して大きい方まで画像を読み取ることで、プリスキャン
を行うことなく画像読み取りと同時に傾き等のある原稿
の画像全体を的確に取り込むことが可能となる。
【0043】なお、この画像処理装置1では、取り込ん
だ画像データを一旦ハードディスク30に格納して、後
でまとめて傾き等の補正処理を行うようにしたが、ハー
ドディスク30に画像データを格納する前に1枚ずつ画
像データの傾き等の補正および切り出しを行って、出力
もしくはハードディスク30への格納を行うようにして
もよい。
【0044】また、上記実施形態では、主として自動原
稿送り装置や人間の手によってプラテン上に基準位置か
らずれたり傾いて載置された原稿を読み取る場合を例と
したが、自動原稿送り装置により基準位置からずれたり
傾いて搬送される原稿を読み取る場合にも適用可能であ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置によれば、自動原稿送り装置や人間の手によってプ
ラテン上に基準位置からずれたり傾いて載置された原稿
を読み取る場合や、自動原稿送り装置により基準位置か
らずれたり傾いて搬送される原稿を読み取る場合でも、
その位置ずれを画像処理で補正することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の画像処理装置を説明するブロッ
ク図である。
【図2】 読取範囲の設定を説明する模式図である。
【図3】 原稿の読み取り、切り出しを説明する模式図
である。
【図4】 他の読取範囲の設定を説明する模式図であ
る。
【図5】 他の実施形態を説明するブロック図である。
【図6】 定型サイズの画像読み取りを行う場合の問題
点を説明する模式図である。
【符号の説明】
1…画像処理装置、2…出力装置、3…ファイリングシ
ステム、11…原稿入力装置の原稿検出部、12…原稿
読取装置の原稿検出部、13…ユーザインタフェース、
14…読取範囲設定部、15…画像読取ユニット、16
…一時記憶部、17…画像補正部、18…画像切り出し
部、19…CPU、30…ハードディスク、110原稿
自動送り装置、140…制御部、141…原稿端検出回
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 H04N 1/00 108H 5C076 1/387 1/387 Fターム(参考) 2H012 CA03 5B047 AA01 CA12 CA13 CB09 CB12 CB23 5B057 AA11 BA02 CA12 CB12 CE09 DA07 DB02 DC08 5C062 AA05 AB02 AB17 AC02 AC07 AC66 AC67 5C072 AA01 BA20 RA03 RA04 RA06 XA01 5C076 AA02 AA40

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取り対象となる原稿の副走査方向お
    よび主走査方向に沿った長さ以上に読み取り範囲を設定
    する読取範囲設定手段と、 前記読取範囲設定手段により設定された読み取り範囲の
    画像を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた画像に含まれる原稿画
    像の基準位置に対する位置ずれまたは傾きを認識する位
    置ずれ傾き認識手段と、 前記位置ずれ傾き認識手段により認識された原稿画像の
    位置ずれまたは傾きを補正する画像補正手段とを備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿の副走査方向幅を検出する副走
    査方向幅認識手段を備え、 前記読取範囲設定手段は、前記副走査方向幅認識手段に
    より検出された副走査方向幅よりも副走査方向の読み取
    り範囲を大きく設定することを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿の主走査方向幅を検出する主走
    査方向幅認識手段を備え、 前記読取範囲設定手段は、前記主走査方向幅認識手段に
    より検出された主走査方向幅よりも主走査方向の読み取
    り範囲を大きく設定することを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像補正手段により補正された画像
    の一部を出力する出力手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、前記原稿画像を出力す
    ることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 読取対象となる原稿を搬送するととも
    に、前記原稿の大きさを検出する原稿自動送り手段と、 前記原稿自動送り手段によって搬送された原稿の画像を
    読み取る読取手段と、 前記原稿自動送り手段で検出した原稿の大きさと、前記
    読取手段で原稿の画像を読み取っている間に検出する原
    稿の大きさとに基づき前記読取手段の読み取り範囲を設
    定する指示する読取範囲設定手段と、 前記読取範囲設定手段によって設定された範囲の読取画
    像に基づき前記原稿の基準位置に対する位置ずれを補正
    する画像補正手段と、 前記画像補正手段で補正された画像の一部を切り出す画
    像切り出し手段とを備えることを特徴とする画像処理装
    置。
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