JP2001297788A - 固体高分子型燃料電池装置 - Google Patents
固体高分子型燃料電池装置Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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Abstract
とともに燃料の一部を用いることによりエネルギー利用
の無駄を少なくする。 【解決手段】 燃料と水とを混合し加熱して水素を主体
とする改質ガスを生成する改質器1と、この改質ガスに
より発電し未利用燃料を排出する電池2と、を備え、こ
の未利用燃料を燃焼して改質器を加熱する固体高分子型
燃料電池装置において、燃料の一部を未利用燃料と共に
燃焼させ改質器1を加熱する。
Description
池から排出される未利用燃料とともに燃料の一部を用い
るようにした固体高分子型燃料電池装置に関する。
電でき、高い出力密度が得られることから、小型の定置
型,可搬電源や電気自動車用の電源として期待されてい
る。燃料電池は電池本体と、この電池本体に空気を供給
する装置と、水素を主とする改質ガスを供給する燃料処
理装置からなり、燃料としてメタノール、都市ガス、ナ
フサ等が用いられる。燃料処理装置は改質器、CO変成
器、水蒸気発生器、CO除去器から構成されている。
的関係を示す図である。燃料処理装置には燃料と水が供
給され、電池から排出される未利用の水素を含む燃料排
ガスを燃焼して加熱し、触媒のもとで水素を主とする改
質ガスに改質する。電池はこの改質ガスから一酸化炭素
を除去した水素リッチガスと空気により電池反応を行
い、未利用の燃料が排出される。電池反応では通常、水
素の6〜7割が発電に利用され(つまり燃料利用率60
〜70%)、残った未利用の水素は未利用燃料として排
出され改質器で燃焼され改質反応に必要な熱量の供給、
および改質に必要な水蒸気の発生に消費される。
電圧が高く取れるため電池本体には有利になる。セル電
圧とは燃料電池の基本構成要素である1対の燃料極と空
気極(これをセルという)が発生する電圧で、0.7V
前後である。燃料電池はこのセルを多数積層して必要な
電圧を得るようになっている。従来の燃料電池では、図
2に示したように燃料の全てを燃料処理し燃料利用率を
低く(60%程度)するようにし、電池から排出される
未利用燃料は改質器で燃焼し加熱に使用している。
係を示す図である。図中曲線Aは改質ガスを100%水素
とした場合、曲線Bは水素87.5%、炭酸ガス12.5
%とした場合、曲線Cは水素75%、炭酸ガス25%とした
場合で、通常の改質器では曲線Cとなる。本図によれば
燃料利用率を80%程度としてもセル電圧の低下は少な
いといえる。
される未利用燃料のかなりの部分は燃料利用率を低くし
たために発生したものである。このため、電池に供給さ
れた改質ガスの一部はそのまま未利用燃料として排出さ
れ改質器の加熱に使用されている。これにより、改質ガ
スを成生するために、改質ガスを加熱に使用するという
エネルギー利用の無駄が発生している。なお、燃料利用
率を80%程度まで高めても図3で示したようにセル電
圧の低下は少ないので、電池に供給される改質ガスを少
なくし、燃料利用率を高め、電池より排出される未利用
燃料を少なくするようにすると、改質器での加熱量が不
足するという問題が発生する。
で、改質器の加熱を電池から発生する未利用燃料ととも
に燃料の一部を用いることによりエネルギー利用の無駄
を少なくすることを目的とする。
め、請求項1の発明は、燃料と水あるいは水蒸気とを混
合し加熱して水素を主体とする改質ガスを生成する改質
器と、この改質ガスにより発電し未利用燃料を排出する
電池と、を備え、この未利用燃料を燃焼して改質器を加
熱する固体高分子型燃料電池装置において、前記燃料の
一部を前記未利用燃料と共に燃焼させ改質器を加熱す
る。
と、この分改質処理を行う必要がなくなり、改質用水蒸
気も少なくなることも加わり加熱量を少なくすることが
できる。これにより燃料処理装置の容量や大きさを従来
のものより小さくすることができる。一方、燃料の一部
をこのように燃料処理に直接に使用すると電池本体に供
給される改質ガス量が少なくなるため、燃料電池での燃
料利用率が高くなり、未利用燃料中の水素量が減少す
る。このため未利用燃料とともに燃料の一部を燃焼し改
質器の加熱に用いることにより改質器の加熱量は確保さ
れる。燃料利用率も80%程度までならセル電圧の低下
も少ない。ゆえに、改質器の加熱に用いる燃料量を適切
に(例えば燃料の10〜30%)定めれば、燃料電池の
性能をそれほど損なうことなく、改質器を小型化でき、
さらに発電効率(供給したエネルギーに対する発生電力
のエネルギーの比)を従来のものより高めることができ
る。
を参照して説明する。図1は本発明の実施形態の固体高
分子型燃料電池装置の構成を示す図である。主要構成は
燃料処理装置1と燃料電池2と水タンク24からなり、
これらの間を各ラインが接続する。燃料処理装置1は水
を水蒸気にする蒸発部11と、燃料と水蒸気を触媒の下
で加熱し水素を主とする改質ガスを発生する改質部12
と、改質ガスに含まれるCOガスを除去するCO処理部13
と、各部11,12に反応に必要な熱を供給する燃焼部
14からなる。燃料電池2は水素リッチガスを供給され
る燃料極21と、空気を供給される空気極22と、燃料
極21と空気極22の温度を維持する冷却器および両極
21,22のぬれ性を保持する加湿器を備えた冷却加湿
器23とからなる。
と燃焼部14に燃料を供給する。水ライン4は水タンク
24より水を蒸発部11に供給する。水素リッチガスラ
イン5はCO処理部13でCO除去処理をした改質ガスを燃
料極21に供給する。空気ライン6はCO処理部13に空
気を供給し,選択酸化によりCOを除去し、さらに空気極
22および燃焼部14に空気を供給する。未利用燃料ガ
スライン7は燃料極21で発生した未利用燃料ガスを燃
焼部14に供給する。排水ライン8は空気極8で発生し
た水分を水タンク24に排水する。冷却ライン9は水タ
ンク24より水を冷却加湿器23に供給し、加熱された
水を冷却して水タンク24に戻す。
部(10〜30%)を燃焼部14に供給し、残りを蒸発
部11に供給する。燃焼部14は燃料ライン3からの燃
料と燃料極21からの未利用燃料を燃焼し、蒸発部1
1、改質部12を加熱する。蒸発部11では水および燃
料を蒸発して改質部12に送る。改質部12では燃料と
水蒸気を改質触媒の下で加熱により水素を主とする改質
ガスを成生する。CO処理部13では改質ガスに含まれる
COをCO変成反応および空気による選択酸化により除去し
水素リッチガスとして、燃料極21に供給する。
ガスと空気極22の空気が電池反応を行って発電し、燃
料極21から未利用燃料を燃焼部14に排出し、空気極
22から水分を水タンク24に排出する。燃料極21と
空気極22は冷却加湿器23により冷却され、加湿され
ることにより両極21,22のぬれを保持する。
・カーボン比)=3で改質を行う場合について説明す
る。ここでS/Cとは、改質を行う水蒸気のモル流量と水
蒸気と対応する燃料に含まれる炭素原子流量との比であ
る。比較のため従来の方法、つまり、燃料を全て改質器
で改質した場合は、次のようになる。 燃料利用率58%、セル電圧0.683V、発電効率2
8.7% 本発明の方法では燃料の25%を改質器の燃焼部14に
送り、75%を改質器の蒸発部11、改質部12に送
る。なお、燃料の量は両方とも同じとしている。本発明
の方法で改質した場合は、 燃料利用率84%、セル電圧0.665V、発電効率3
0.0% である。セル電圧は低下するが、改質器で処理する燃料
が75%になるので、この効果が電池性能の低下を補
い、発電効率を高めている。
の加熱にまわし、残りを水素リッチガスとすることによ
り、改質器を含む燃料処理装置を小型化でき、かつ発電
効率を向上することができる。
は、燃料の一部を改質器の加熱に使用し、残りの燃料で
改質ガスを成生して発電を行うことにより、改質器を含
む燃料処理装置を小型化して、かつ発電効率を向上させ
ることができる。
す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料と水とを混合し加熱して水素を主体
とする改質ガスを生成する改質器と、この改質ガスによ
り発電し未利用燃料を排出する電池と、を備え、この未
利用燃料を燃焼して改質器を加熱する固体高分子型燃料
電池装置において、前記燃料の一部を前記未利用燃料と
共に燃焼させ改質器を加熱することを特徴とする固体高
分子型燃料電池装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000108962A JP2001297788A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | 固体高分子型燃料電池装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000108962A JP2001297788A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | 固体高分子型燃料電池装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001297788A true JP2001297788A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18621720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000108962A Pending JP2001297788A (ja) | 2000-04-11 | 2000-04-11 | 固体高分子型燃料電池装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001297788A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007035071A1 (en) * | 2005-09-26 | 2007-03-29 | Semes Co., Ltd. | Apparatus and method for treating substrate |
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2000
- 2000-04-11 JP JP2000108962A patent/JP2001297788A/ja active Pending
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US8286580B2 (en) | 2005-09-26 | 2012-10-16 | Semes Co., Ltd. | Apparatus and method for treating substrate |
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