JP2001297664A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JP2001297664A
JP2001297664A JP2000108797A JP2000108797A JP2001297664A JP 2001297664 A JP2001297664 A JP 2001297664A JP 2000108797 A JP2000108797 A JP 2000108797A JP 2000108797 A JP2000108797 A JP 2000108797A JP 2001297664 A JP2001297664 A JP 2001297664A
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JP
Japan
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closed
lever
disconnector
insulated switchgear
switch
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JP2000108797A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Watanabe
勝章 渡邉
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断路器と接地開閉器とが共に閉になるのを防
止する。 【解決手段】 上方へ移動すると断路器DS,接地開閉
器ESが閉になる操作ロッド4d,5dにレバー4c,
11が連結されており、レバー4cには連動ロッド6を
連結する一方、レバー11にはレバー11の回動を拘束
したり連動ロッド6の上動を拘束したりする拘束部11
aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス絶縁開閉装置に
関し、断路器と接地開閉器との間にインターロック機構
を設けたものである。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置には、主回路を閉じた
り開いたりするための断路器DSと、開いた状態での充
電部を接地させて安全性を確保するための接地開閉器E
Sとが設けられている。断路器DSと接地開閉器ESと
は、組み合わせて用いるため、相互に近い位置に配置さ
れるとともにこれらの操作部もまとめて配置されてい
る。
【0003】従来のガス絶縁開閉装置の正面図と右側面
図とを図2(a),(b)に示す。図中、1は図示しな
い母線を収容した母線管路、2は図示しない遮断器等を
収容した遮断器タンク、3は図示しないケーブルヘッド
等を収容したケーブルヘッドタンクである。
【0004】ケーブルヘッドタンク3の内部であって上
方には図示しない断路器DSと接地開閉器ESとが収容
されている。一方、ケーブルヘッドタンク3の外部には
断路器を操作するための操作部4aと接地開閉器を操作
するための操作部5aとが、操作箱4,5内に収容して
設けられている。
【0005】操作部4a,5aからケーブルヘッドタン
ク3を気密に貫通する操作軸4b,5bが設けられ、操
作軸4b,5bにおけるケーブルヘッドタンク3の内部
には、図3に示すようにレバー4c,5cを介して操作
ロッド4d,5dの下端が連結されている。操作ロッド
4d,5dの上端は、図示しない前記断路器DS,接地
開閉器ESに連動連結されている。
【0006】ガス絶縁開閉装置の運転時には図3に示す
ように断路器DSが「閉」で接地開閉器ESが「開」の
状態になっている。ガス絶縁開閉装置の保守,点検等を
行なう場合は、操作ロッド4dを降下させて断路器DS
を「開」にしたあと、操作ロッド5dを上昇させて接地
開閉器ESを「閉」にし、充電部を接地する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、断路器DS
の開閉動作と接地開閉器ESの開閉動作とが個別に何の
制限もなく可能であるため、断路器DSが「閉」の状態
で接地開閉器ESを「閉」にしてしまう可能性があり、
地絡事故のおそれがある。
【0008】そこで本発明は、斯かる課題を解決したガ
ス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係るガス絶縁開閉装置の構成は、断路器
と当該断路器を操作するための操作部とを第一連結部材
を介して連結し、接地開閉器と当該接地開閉器を操作す
るための操作部とを第二連結部材を介して連結して構成
されるガス絶縁開閉装置において、前記第一連結部材と
前記第二連結部材とのうちのいずれか一方に連動部材を
結合し、断路器と接地開閉器とのうちのいずれか一方を
閉にしたときに他方が閉になることを防止するようにし
たことを特徴とし、請求項2に係るガス絶縁開閉装置の
構成は、請求項1において、前記第一連結部材として第
一レバーを設けるとともに前記第二連結部材として第二
レバーを設け、前記連動部材として一定方向へスライド
自在な連動ロッドの基端部をいずれか一方のレバーに回
動自在に結合し、先端部を他方のレバーの近傍に臨ま
せ、断路器と接地開閉器とのうちのいずれか一方が閉の
ときに他方が閉になるのを拘束する第一拘束部(拘束
部)と、他方が閉のときに一方が閉になるのを拘束する
第二拘束部(拘束部)とを他方のレバーに形成したこと
を特徴とする。
【0010】なお、実施の形態では連動ロッドを一方の
レバーに結合し、他方のレバーには第一拘束部と第二拘
束部とを兼用する拘束部を形成するが、連結ロッドを他
方のレバーに結合して設け、一方のレバーに拘束部を形
成するようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるガス絶縁開閉
装置の実施の形態を説明する。なお、この実施の形態は
従来のガス絶縁開閉装置の一部を改良したものなので、
従来と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、イ
ンターロック機構の部分のみを説明する。
【0012】図1に示すように、第一連結部材としての
レバー4cに連動部材としての連動ロッド6の下端が結
合されている。
【0013】連動ロッド6は、先端部6aと基端部6b
とを図示しないめねじ部におねじ部6cをねじ込んでロ
ックナット6dにより固定することで、全長が変更でき
るように構成されている。連結ロッド6はガイド孔7a
を有する一対のガイド部材7を介して一定方向へスライ
ド自在になっている。基端部6bにはリンク8の上端が
ピン9を介して回動自在に結合され、リンク8の下端は
ピン10を介してレバー4cの中間位置に回動自在に結
合されている。
【0014】一方、第二連結部材としてのレバー5cに
代えてレバー11が設けられている。レバー11は前記
レバー5cに第一拘束部と第二拘束部とを兼ねる拘束部
11aを形成したものである。拘束部11aには、接地
開閉器ESが開の状態を維持した状態で図1(b)のよ
うに断路器DSを閉にしたときに連動ロッド6の先端部
6aがはいり込む切欠部11bが形成されている。
【0015】次に、斯かるガス絶縁開閉装置の作用を説
明する。図1(a)に示すのは、断路器DSと接地開閉
器ESとが共に開の非運転時の状態である。このとき、
連動ロッド6とレバー11の拘束部11aとは干渉する
ことなく離れている。
【0016】この状態から、運転を開始するためにレバ
ー4cを時計方向へ回動させて断路器DSを閉にする
と、図1(b)に示すように連結ロッド6が上昇してそ
の先端が切欠部11bにはいり込む。この状態でレバー
11を時計方向へ回動させて接地開閉器ESを閉にしよ
うとすると、拘束部11aが連結ロッド6の先端と干渉
するため、接地開閉器ESを閉にすることはできない。
つまり、断路器DSが閉の状態で接地開閉器ESを閉に
しようとすると、インターロック機構が作用し閉にでき
ない。
【0017】次に、保守,点検ができるようにするため
に、図1(b)の運転状態からレバー4cを反時計方向
へ回動させると図1(a)に示すように断路器DSが開
になる。この状態からレバー11を時計方向へ回動させ
ると、図1(c)に示すように接地開閉器ESが閉じ
て、図示しない充電部が接地される。このため、保守,
点検時の安全が確保される。
【0018】この図1(c)の状態から断路器DSを閉
にしようとすると、拘束部11aが連結ロッド6の真上
に位置するため、拘束部11aにより連結ロッド6の上
昇が妨害され、断路器DSを閉にすることはできない。
つまり、接地開閉器ESが閉の状態で断路器DSを閉に
しようとしても、インターロック機構が作用し、閉にで
きない。
【0019】以上のことをまとめると、断路器DSと接
地開閉器ESとのうちのいずれか一方が閉の状態では他
方を閉にすることはできず、双方が閉となって地絡事故
を生じるというおそれがない。
【0020】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項
1,2に係るガス絶縁開閉装置によれば断路器と接地開
閉器とのうちのいずれか一方が閉の状態になると他方は
閉にできないように構成したので、双方が閉になること
による地絡事故が未然に防止される。
【0021】また、連動ロッドを設けてレバーの形状を
変更するだけで足りるので、従来のガス絶縁開閉装置か
らの改造が容易であり、構造も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス絶縁開閉装置の要部を示す構
成図。
【図2】ガス絶縁開閉装置の外観図に係り、(a)は正
面図、(b)は右側面図。
【図3】従来のガス絶縁開閉装置の要部を示す構成図。
【符号の説明】
4c,11…レバー 6…連動ロッド 7…ガイド部材 11a…拘束部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断路器と当該断路器を操作するための操
    作部とを第一連結部材を介して連結し、接地開閉器と当
    該接地開閉器を操作するための操作部とを第二連結部材
    を介して連結して構成されるガス絶縁開閉装置におい
    て、 前記第一連結部材と前記第二連結部材とのうちのいずれ
    か一方に連動部材を結合し、断路器と接地開閉器とのう
    ちのいずれか一方を閉にしたときに他方が閉になること
    を防止するように設定したことを特徴とするガス絶縁開
    閉装置。
  2. 【請求項2】 前記第一連結部材として第一レバーを設
    けるとともに前記第二連結部材として第二レバーを設
    け、前記連動部材として一定方向へスライド自在な連動
    ロッドの基端部をいずれか一方のレバーに回動自在に結
    合し、先端部を他方のレバーの近傍に臨ませ、断路器と
    接地開閉器とのうちのいずれか一方が閉のときに他方が
    閉になるのを拘束する第一拘束部と、他方が閉のときに
    一方が閉になるのを拘束する第二拘束部とを他方のレバ
    ーに形成した請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
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Cited By (4)

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