JP2001296318A - 電源電圧検出回路 - Google Patents

電源電圧検出回路

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JP2001296318A JP2000113733A JP2000113733A JP2001296318A JP 2001296318 A JP2001296318 A JP 2001296318A JP 2000113733 A JP2000113733 A JP 2000113733A JP 2000113733 A JP2000113733 A JP 2000113733A JP 2001296318 A JP2001296318 A JP 2001296318A
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善嗣 稲垣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出精度を劣化させることなく低消費電力化
を実現した電源電圧検出回路を提供する。 【解決手段】 消費電力は大きいが高精度な基準電圧を
発生する高精度基準電圧発生回路1と,精度は劣るが低
消費電力な低電力基準電圧発生回路7の2つの基準電圧
発生回路を併用し,検出電圧値が十分高い場合に高精度
基準電圧発生回路1をパワーダウンして省電力化を図
り,高精度で低消費電力な電源電圧発生回路を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高精度で低消費電
力の電源電圧検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電源電圧検出回路は主に携帯機器
向けのマイコンに搭載される回路であって、電池の寿命
の検出、バックアップモード状態で使用する場合のキャ
パシタ電源電圧検出、パワーオンリセットとしての役割
(電源投入時のイニシャライズのためのリセット信号の
発生、電源変動時のシステムの暴走を防止するリセット
信号発生)等に広く用いられている。
【0003】図9は従来の電源電圧検出回路の構成を示
すブロック図であり、以下、この電源電圧検出回路の動
作説明を行う。
【0004】電源電圧によらず一定な電圧を発生する高
精度基準電圧発生回路91より発生した基準電圧92
と、電源電圧のモニターとなる検出電圧を発生する検出
電圧発生回路93より発生した検出電圧94とを、比較
回路95で比較し、該比較結果を比較出力96として出
力する。
【0005】例えば、高精度基準電圧発生回路91には
バンドギャップレファレンス回路を使用し、検出電圧発
生回路93には電源電圧分圧回路を使用する。
【0006】図10は検出電圧94が基準電圧92より
高くなった場合に比較出力96が出力される場合の電源
電圧、検出電圧、基準電圧、比較出力の関係を示す特性
図である。
【0007】図10に示すように、電源電圧の増加に伴
い、検出電圧94が基準電圧92より高いと、比較出力
96がハイレベル、即ち電源電圧と同じレベルの信号と
して出力され、検出電圧94が基準電圧92より低いと
比較出力96がローレベルの信号として出力される。
【0008】これにより、電源電圧がある一定のレベル
に対してハイかローを検出することができる。その際、
検出電圧94と基準電圧92を常時、比較し続けたま
ま、比較出力96を出力し続けることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電源電圧検出回路においては、電源電圧を検出する
ためには、基準電圧発生回路91と検出電圧発生回路9
3と比較回路95とは常時、動作状態になければなら
ず、その結果、常時、動作電源電流が流れてしまうとい
う課題があった。
【0010】この課題を解決する手段として、比較出力
96が出た時点で動作電流をカットするために回路を止
めてしまうという方法が考えられるが、そうすると比較
出力96も止まってしまうことになるため、この方法は
実現不可能である。
【0011】そこで、この課題を解決するためには、回
路そのものの動作電源電流を抑えなければならなくな
り、そうすると、回路が温度や素子ばらつきの影響を受
けやすくなるため、検出精度が劣化するという相反する
別の課題が発生してしまうことになる。
【0012】従って、本発明の目的は、検出精度を劣化
させることなく低消費電力を実現した電源電圧検出回路
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、検出電圧付近の精度のいる領域とそれ以
外の精度のいらない領域に分け、精度のいる領域では高
精度基準電圧発生回路を使用し、精度のいらない領域で
は、低消費電力の基準電圧発生回路を用いる構成と、ま
た基準電圧発生回路を間欠動作する構成にし尚かつ、精
度のいらない領域では間欠動作の周期を長くする構成を
採用している。
【0014】より具体的には、第1の発明の電源電圧検
出回路は、高精度基準電圧発生回路で発生する第1基準
電圧と電源電圧のモニターとなる検出電圧とを比較し、
該比較結果を制御信号として出力する第1比較回路と、
低電力基準電圧発生回路で発生する第2基準電圧と電源
電圧のモニターとなる検出電圧を比較し、該比較結果を
制御信号として出力する第2比較回路を備え、前記第2
比較回路の結果で、前記高精度基準電圧発生回路の動作
を制御するものである。
【0015】また、第2の発明の電源電圧検出回路は、
高精度基準電圧発生回路を間欠動作させる発振回路を有
し、前記発振回路の発振周波数を前記低電力基準電圧発
生回路の第2基準電圧と検出電圧とを比較する第2比較
回路の結果で制御するものである。
【0016】さらに、第3の発明の電源電圧検出回路
は、間欠動作させる周波数の異なる2つのクロック発生
回路を有し、低電力基準電圧発生回路の第2基準電圧と
検出電圧とを比較する第2比較回路の結果で、前記2つ
のクロック発生回路のクロックを切り替えるものであ
る。
【0017】さらに、第4の発明の電源電圧検出回路
は、高精度基準電圧発生回路を間欠動作させ、その発振
周波数が電源電圧に反比例する発振回路を有するもので
ある。
【0018】これらの発明によれば、高精度な電源電圧
の検出ができ、尚かつ低消費電力な電源電圧検出回路が
実現できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は、本発明の第一の
実施形態による電源電圧検出回路の構成を示すブロック
図である。
【0021】電源電圧によらず一定な電圧を発生する高
精度基準電圧発生回路1より発生した基準電圧2と、電
源電圧に比例した電圧を発生する電源電圧モニター回路
3より発生した検出電圧4とを、比較回路5で比較し、
該比較結果を比較出力6として出力する。
【0022】同時に、低電力基準電圧発生回路7より発
生した基準電圧8と、検出電圧4とを、比較回路9で比
較し、該比較結果を比較出力10として出力する。
【0023】高精度基準電圧発生回路1と低電力基準電
圧発生回路7を比較すると,高精度基準電圧発生回路1
のほうが消費電力は大きく,低消費電力基準電圧発生回
路7のほうが基準電圧の精度は低い。
【0024】比較出力10は、高精度基準電圧発生回路
1の制御信号となっており、比較出力10が“L”の場
合は高精度基準電圧回路1が動作する。一方、比較出力
10が“H”の場合は高精度基準電圧回路1がパワーダ
ウン状態となって、比較出力6には“L”が出力され
る。高精度基準電圧発生回路1ではほとんど電流は消費
されない。
【0025】次に、図2を使って、電源電圧検出回路の
動作タイミングを説明する。
【0026】基準電圧8は基準電圧2よりも高電圧であ
るが、その電圧精度は基準電圧2よりも低いのが特徴で
ある。
【0027】検出電圧4が基準電圧2よりも低いとき
は、比較結果10は“L”となり、高精度基準電圧発生
回路1が動作して比較結果6には“L”が出力される。
【0028】検出電圧4が基準電圧2よりも高く基準電
圧8よりも低いときは、比較結果10は“L”となり、
高精度基準電圧発生回路1が動作して比較結果6には
“H”が出力される。
【0029】検出電圧4が基準電圧8よりも高いとき
は、比較結果10は“H”となり、高精度基準電圧発生
回路1はパワーダウン状態となって、比較出力6には
“H”が出力される。このとき高精度基準電圧発生回路
1はパワーダウン状態となっているため、消費電流11
はほとんど消費されない。
【0030】このようにして、高精度で低消費電力の電
源電圧検出回路が実現できる。
【0031】(実施の形態2)図3は、本発明の第2の
実施形態による電源電圧検出回路の構成を示すブロック
図である。
【0032】電源電圧によらず一定な電圧を発生する高
精度基準電圧発生回路1より発生した基準電圧2と、電
源電圧に比例した電圧を発生する電源電圧モニター回路
3より発生した検知電圧4とを、比較回路5で比較し、
該比較結果を比較出力6として出力する。
【0033】同時に、低電力基準発生回路7より発生し
た基準電圧8と、検出電圧4とを、比較回路9で比較
し、該比較結果を比較出力10として出力する。
【0034】また、この比較出力10は発振回路12に
入力され、この発振回路の発振周波数の制御信号となっ
ており、比較出力10により発振回路出力13の周波数
は変化するようになっている。比較出力10が“L”の
場合は発振回路出力13は高周波数のクロック信号とな
り,比較出力10が“H”の場合は発振回路出力13は
低周波数のクロック信号となる。
【0035】そして、発振回路出力13が“H”の期間
においては高精度基準電圧発生回路1および比較回路5
が動作する。一方、発振回路出力13が“L”の期間に
おいては高精度基準電圧発生回路1および比較回路5が
パワーダウン状態となる。
【0036】従って、高精度基準電圧発生回路1と比較
回路5は間欠動作するため消費電流が削減できる。
【0037】次に、図4を使って電源電圧検出回路の動
作タイミングを説明する。
【0038】基準電圧8は基準電圧2よりも高電圧であ
るが、その電圧精度は基準電圧2よりも低いのが特徴で
ある。
【0039】検出電圧4が基準電圧2よりも低いとき
は、比較結果10は“L”となり、発振回路出力13の
周波数は高くなって高精度基準電圧発生回路1と比較回
路5は短い周期で間欠動作する。
【0040】検出電圧4が基準電圧2よりも高く基準電
圧8よりも低いときには、比較出力10は“L”とな
り、この場合においても発振回路出力13の周波数は高
く、同様に短い周期で間欠動作をする。このとき比較出
力6は“H”となる。
【0041】また,検出電圧4が基準電圧8よりも高い
ときには、比較結果10は“H”となり、発振回路出力
13の周波数は低くなり、間欠動作の周期は長くなる。
【0042】このとき高精度基準電圧発生回路1および
比較回路5は間欠動作により必要ない時にはパワーダウ
ン状態となるために更に消費電流11は消費されなくな
る。
【0043】このようにして、高精度で低消費電力の電
源電圧検出回路が実現できる。
【0044】(実施の形態3)図5は、本発明の第3の
実施形態による電源電圧検出回路の構成を示すブロック
図である。
【0045】電源電圧によらず一定な電圧を発生する高
精度基準電圧発生回路1より発生した基準電圧2と、電
源電圧に比例した電圧を発生する電源電圧モニター回路
3より発生した検知電圧4とを、比較回路5で比較し、
該比較結果を比較出力6として出力する。
【0046】同時に低電力基準発生回路7より発生した
基準電圧8と、検出電圧4とを、比較回路9で比較し、
該比較結果を比較出力10として出力する。
【0047】また、この比較出力10はスイッチ15の
制御信号となっており,高精度基準電圧発生回路1・比
較回路5とクロック発生回路16との接続,またはクロ
ック発生回路17との接続を制御している。
【0048】クロック発生回路16の出力であるクロッ
ク信号18は,クロック発生回路17の出力19よりも
高周波数の信号となっている。
【0049】比較出力10が“L”の場合は高精度基準
電圧発生回路1・比較回路5はクロック発生回路16に
接続されて発振回路出力13の信号は高周波数となり,
一方,比較出力10が“H”の場合は高精度基準電圧発
生回路1・比較回路5はクロック発生回路17に接続さ
れて発振回路出力13は低周波数のクロック信号とな
る。
【0050】そして、発振回路出力13が“H”の期間
においては高精度基準電圧発生回路1および比較回路5
が動作する。一方、発振回路出力13が“L”の期間に
おいては高精度基準電圧発生回路1および比較回路5が
パワーダウン状態となる。
【0051】従って、高精度発基準電圧発生回路1と比
較回路5は間欠動作するため消費電流が削減できる。
【0052】次に,図6を使って電源電圧検出回路の動
作タイミングを説明する。
【0053】基準電圧8は基準電圧2よりも高電圧であ
るが、その電圧精度は基準電圧2よりも低いのが特徴で
ある。
【0054】検出電圧4が基準電圧2よりも低いとき
は、比較結果10は“L”となり、発振回路出力13の
周波数は高くなって高精度基準電圧発生回路1と比較回
路5は短い周期で間欠動作する。
【0055】検出電圧4が基準電圧2よりも高く基準電
圧8よりも低いときには、比較出力10は“L”とな
り、この場合においても発振回路出力13の周波数は高
く、同様に短い周期で間欠動作をする。このとき比較出
力6は“H”となる。
【0056】また,検出電圧4が基準電圧8よりも高い
ときには、比較結果10は“H”となり、発振回路出力
13の周波数は低くなり、間欠動作の周期は長くなる。
【0057】このとき高精度基準電圧発生回路1および
比較回路5は間欠動作により必要ない時にはパワーダウ
ン状態となるために更に消費電流11は消費されなくな
る。
【0058】このようにして、高精度で低消費電力の電
源電圧検出回路が実現できる。
【0059】(実施の形態4)図7は、本発明の第4の
実施形態による電源電圧検出回路の構成を示すブロック
図である。
【0060】電源電圧によらず一定な電圧を発生する高
精度基準電圧発生回路1より発生した基準電圧2と、電
源電圧に比例した電圧を発生する電源電圧モニター回路
3より発生した検出電圧4とを、比較回路5で比較し、
該比較結果を比較出力6として出力する。
【0061】また、検出電圧4は発振回路20の制御信
号となっており,発振回路出力13の発振周波数14を
制御している。
【0062】発振周波数14は検出電圧4に反比例し,
検出電圧4が低いほど高周波信号となっている。
【0063】そして、発振回路出力13が“H”の期間
においては、高精度基準電圧発生回路1および比較回路
5が動作する。
【0064】一方、発振回路出力13が“L”の期間に
おいては、高精度基準電圧発生回路1および比較回路5
がパワーダウン状態となる。
【0065】従って、高精度基準電圧発生回路1と比較
回路5は間欠動作するため、消費電流が削減できる。
【0066】次に、図8を使って電源電圧検出回路の動
作タイミングを説明する。
【0067】発振回路発振周波数14は検出電圧4に反
比例して,検出電圧4が低くなればなるほど発振回路発
振周波数14は高くなり,検出電圧4が高くなればなる
ほど発振回路発振周波数14は低くなって,高精度基準
電圧発生回路1と比較回路5は短い周期で間欠動作す
る。
【0068】このとき、高精度基準電圧発生回路1およ
び比較回路5は、間欠動作により必要ない時にはパワー
ダウン状態となるために、更に消費電流11は消費され
なくなる。
【0069】このようにして、高精度で低消費電力の電
源電圧検出回路が実現できる。
【0070】尚、高精度基準電圧発生回路1には一例と
してバンドギャップレファレンス回路を使用し、電源電
圧モニター回路3には一例として電源電圧分圧回路を使
用しても良い。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明によれば,消費電力
は大きいが高精度の基準電圧発生回路と,精度は低いが
低消費電力の基準電圧発生回路の相反する2つの基準電
圧発生回路を使用することで,高精度で低消費電力の電
源電圧検出回路を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる電源電圧検
出回路の構成を示すブロック図
【図2】(A)〜(C)図1に示した電源電圧検出回路
の動作タイミング図
【図3】本発明の第2の実施の形態に係わる電源電圧検
出回路の構成を示すブロック図
【図4】(A)〜(D)図3に示した電源電圧検出回路
の動作タイミング図
【図5】本発明の第3の実施の形態に係わる電源電圧検
出回路の構成を示すブロック図
【図6】(A)〜(D)図5に示した電源電圧検出回路
の動作タイミング図
【図7】本発明の第4の実施の形態に係わる電源電圧検
出回路の構成を示すブロック図
【図8】(A)〜(D)図7に示した電源電圧検出回路
の動作タイミング図
【図9】従来の電源検出回路の構成を示すブロック図
【図10】(A),(B)図9に示した電源電圧検出回
路の動作タイミング図
【符号の説明】
1 高精度基準電圧発生回路(第1基準電圧発生回路) 2 基準電圧(第1基準電圧) 3 電源電圧モニター回路 4 検出電圧 5,9 比較回路 6,10 比較出力 7 低電力基準電圧発生回路(第2基準電圧発生回路) 8 基準電圧(第2基準電圧) 11 消費電流 12 発振回路 13 発振回路出力 14 発振回路発振周波数 15 スイッチ 16,17 クロック発生回路 18,19 クロック信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 浩二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2G035 AA20 AB02 AB03 AC01 AC16 AD23 AD44 AD56 5H410 CC02 DD02 EA12 FF03 FF22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高精度な第1基準電圧を発生する高精度基
    準電圧発生回路と、前記第1基準電圧と電源電圧のモニ
    ターとなる検出電圧とを比較し、この比較結果を制御信
    号として出力する第1比較回路と、低精度な第2基準電
    圧を発生する低電力基準電圧発生回路と、前記第2基準
    電圧と電源電圧のモニターとなる検出電圧を比較し、こ
    の比較結果を制御信号として出力する第2比較回路を備
    え、 前記第2比較回路の出力結果に応じて、前記高精度基準
    電圧発生回路の動作を制御することを特徴とする電源電
    圧検出回路。
  2. 【請求項2】高精度な第1基準電圧を発生する高精度基
    準電圧発生回路と、前記第1基準電圧と電源電圧のモニ
    ターとなる検出電圧とを比較し、この比較結果を制御信
    号として出力する第1比較回路と、低精度な第2基準電
    圧を発生する低電力基準電圧発生回路と、前記第2基準
    電圧と電源電圧のモニターとなる検出電圧を比較し、こ
    の比較結果を制御信号として出力する第2比較回路と、
    前記第2比較回路の出力結果で、前記高精度基準電圧発
    生回路を間欠動作させる発振周波数を制御する発振回路
    を有することを特徴とする電源電圧検出回路。
  3. 【請求項3】高精度な第1基準電圧を発生する高精度基
    準電圧発生回路と、前記第1基準電圧と電源電圧のモニ
    ターとなる検出電圧とを比較し、この比較結果を制御信
    号として出力する第1比較回路と、低精度な第2基準電
    圧を発生する低電力基準電圧発生回路と、前記第2基準
    電圧と電源電圧のモニターとなる検出電圧を比較し、こ
    の比較結果を制御信号として出力する第2比較回路と、
    前記高精度基準電圧発生回路を間欠動作させる2つのク
    ロック発生回路を備え、 前記第2比較回路の出力結果で、前記2つのクロック発
    生回路の切り替えを制御することを特徴とする電源電圧
    検出回路。
  4. 【請求項4】基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、
    前記基準電圧と電源電圧のモニターとなる検出電圧とを
    比較し、この比較結果を制御信号として出力する比較回
    路と、前記基準電圧発生回路を間欠動作させ、その発振
    周波数が検出電圧に反比例する発振回路を有することを
    特徴とする電源電圧検出回路。
  5. 【請求項5】第1基準電圧を発生する第1基準電圧発生
    回路と、 前記第1基準電圧と電源電圧のモニターとなる検出電圧
    とを比較し、この比較結果を出力する第1比較回路と、 前記第1基準電圧と異なる第2基準電圧を発生する第2
    基準電圧発生回路と、 前記第2基準電圧と電源電圧のモニターとなる検出電圧
    を比較し、この比較結果を出力する第2比較回路を少な
    くとも備え、 前記第2比較回路の出力結果に応じて、前記第1基準電
    圧発生回路の動作を制御することを特徴とする電源電圧
    検出回路。
  6. 【請求項6】高精度の第1基準電圧を発生する大消費電
    力タイプの第1基準電圧発生手段と、低精度の第2基準
    電圧を発生する小消費電力タイプの第2基準電圧発生手
    段を用いる電源電圧検出方法であって、 高精度の検出が必要な検出電圧領域では前記第1基準電
    圧を用い、高精度の検出が必要でない検出電圧領域では
    前記第2基準電圧を用いる工程を含むことを特徴とする
    電源電圧検出方法。
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