JP3359613B2 - 電圧検出回路および電圧検出方法 - Google Patents

電圧検出回路および電圧検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電源電圧検
出回路などの、電圧の状態を検出するための電圧検出回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】電源電圧検出回路は、主に携帯機器向け
のマイコンに搭載される回路であって、電池の寿命の検
出、またはバックアップモード状態で使用する場合のキ
ャパシタ電源電圧の検出などに広く用いられている。さ
らに、電源電圧検出回路は、電源投入時のイニシャライ
ズのためのリセット信号の発生、あるいは電源変動時の
システムの暴走を防止するリセット信号の発生などの、
パワーオンリセットとしての役割も果たせる。
【0003】図1を参照しながら、従来の電源電圧検出
回路10の構成および動作を説明する。電源電圧検出回
路10は、検出電圧発生回路11、基準電圧発生回路1
2および比較回路13を有する。検出電圧発生回路11
は電源電圧のモニターとなる検出電圧11aを生成し、
基準電圧発生回路12は電源電圧によらず一定な電圧で
ある基準電圧12aを生成する。比較回路13は、検出
電圧11aと基準電圧12aとを比較し、比較の結果を
比較回路出力信号13aとして出力する。検出電圧発生
回路11として例えば電源電圧分圧回路を用い、基準電
圧発生回路12としては例えばバンドギャップリファレ
ンス回路を用いることができる。
【0004】図2は、電源電圧V、検出電圧11a、基
準電圧12a、および比較回路出力信号13aの時間に
対する信号レベルを示す。図2の場合では、検出電圧1
1aが基準電圧12aより高くなったときに、比較回路
13から比較回路出力信号13aが出力されるようにな
っている。なお、検出電圧11aは電源電圧Vと一定の
比例関係をもつように設定されている。
【0005】図2から分かるように、電源電圧Vの変化
に応じて、検出電圧11aと基準電圧12aの大小関係
が変わる。検出電圧11aが基準電圧12aより高くな
るときに、比較回路13の出力がハイレベルとなり、電
源電圧Vと同じレベルの信号が比較回路出力信号13a
として出力される。一方、検出電圧11aが基準電圧1
2aより低くなると、比較回路出力信号13aはローレ
ベルの信号として比較回路13から出力される。このよ
うな動作により、電源電圧Vがある一定のレベルに対し
てハイかローか、すなわち一定のレベルより高いか低い
かを検出することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図1の電源電圧検出回
路10によれば、検出電圧11aと基準電圧12aとの
比較は中止することなく常時行われており、比較回路出
力信号13aも比較回路13から常に出力されている状
態となる。すなわち、電源電圧検出回路10において
は、電源電圧を検出するためには、検出電圧発生回路1
1、基準電圧発生回路12および比較回路13は全て、
常時、動作状態にならなければならない。このため、回
路が動作するのに必要が電源電流が常時流れてしまうと
いう問題が生じる。
【0007】この問題を解決する手段として、比較回路
13から比較回路出力信号13aが出力された時点で、
回路動作のための電源電流をカットするように回路の動
作を止めておくという方法が考えられる。しかし、そう
すると比較回路13からの出力も止まってしまうため、
この方法は実現不可能である。そこで、上記の問題を解
決するためには、回路の動作に必要な電源電流そのもの
を抑えなければならなくなるが、そうすると、回路が温
度や素子ばらつきの影響を受けやすくなり、検出精度が
劣化するという別の課題が生じてしまう。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、電圧の検出精度を
劣化させることなく低消費電力化を実現した電圧検出回
路および電圧検出方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による電圧検出回
路は、検出電圧を発生する検出電圧発生回路と、基準電
圧を発生する基準電圧発生回路と、前記検出電圧と前記
基準電圧とを比較した結果を検出信号として出力する比
較回路とを備え、前記検出電圧発生回路と前記基準電圧
発生回路と前記比較回路とをそれぞれ間欠的に動作する
ように構成したことを特徴とし、そのことにより上記目
的が達成される。
【0010】また、本発明による電圧検出回路は、一定
の周波数のクロック信号を分周する分周回路と、検出電
圧を発生する検出電圧発生回路と、基準電圧を発生する
基準電圧発生回路と、前記検出電圧と前記基準電圧とを
比較した結果を検出信号として出力する比較回路とを備
え、前記分周回路からの分周されたクロック信号を用い
て、前記検出電圧発生回路と前記基準電圧発生回路と前
記比較回路とをそれぞれ間欠的に動作するように構成し
たことを特徴とし、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0011】ある実施形態では、前記分周回路の分周比
Nは、2もしくは3以上であること特徴とする。
【0012】
【0013】本発明による電圧検出方法は、一定の周波
数のクロック信号を分周するステップと、分周された信
号を用いて検出電圧を間欠的に発生させるステップと、
分周された信号を用いて基準電圧を間欠的に発生させる
ステップと、分周された信号を用いて前記検出電圧と前
記基準電圧とを間欠的に比較して、比較結果を検出信号
として出力するステップとを含むことを特徴とし、その
ことにより上記目的が達成される。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】本発明による電圧検出回路は、検
出電圧発生回路、基準電圧発生回路および比較回路を有
しており、さらに、これらの回路の少なくとも1つが間
欠的に動作するようにコントロールする制御回路を備え
ている。回路が間欠的な動作を行うことにより、回路全
体の消費電力が低減する。
【0016】本発明による電圧検出回路は、基本的には
電圧(以下では、第1の電圧と呼ぶ)を検出対象とす
る。第1の電圧は、電圧検出回路または電圧検出回路を
搭載した集積回路のパワーサプライすなわち電源電圧、
および電源電圧以外の任意のパワー電圧(例えば、他の
集積回路のパワーサプライ、あるいはDRAMで必要な
ウェルバイアス)などを含む。
【0017】本発明の電圧検出回路は、さらに、ヒータ
などの突入電流やラッチアップ電流のような電流、また
は周波数の検出にも応用できる。このような場合、電流
および周波数はまず電圧に変換して、得られる電圧に対
して電圧検出回路を用いて検出を行う。
【0018】以下では、電源電圧を検出するための電圧
検出回路を例に、本発明の具体的な実施形態を説明す
る。
【0019】(第1の実施形態)図3は、本実施形態に
よる電源電圧を検出する電圧検出回路100の構成を示
し、図4は、電圧検出回路100の各部分の出力のタイ
ミングチャートを示す。
【0020】電圧検出回路100は、検出電圧発生回路
110、基準電圧発生回路120および比較回路130
を有する。検出電圧発生回路110は、電源電圧のモニ
ターとなる、電源電圧値に比例した値(例えば、電源電
圧の1/nの値、n>0)の検出電圧110aを生成す
る。基準電圧発生回路120は、電源電圧によらず一定
な電圧である基準電圧120aを生成する。比較回路1
30は、差動型比較器により構成され、検出電圧110
aと基準電圧120aとを比較し、比較の結果を比較回
路出力信号130aとして出力する。検出電圧発生回路
110として例えば電源電圧分圧回路を用い、基準電圧
発生回路120としては例えばバンドギャップリファレ
ンス回路を用いることができる。
【0021】本実施形態において、電圧検出回路100
は、さらに、例えばリングオシレータ回路により構成さ
れる発振回路140、遅延回路150およびラッチ回路
160を備えている。
【0022】発振回路140は、図4に示されるような
一定の周波数をもつクロック信号(発振回路出力信号)
140aを出力する。発振回路出力信号140aは、遅
延回路150により、その位相が5ns±2ns程度遅
延され、図4に示すようなパワーダウン信号150aと
なり遅延回路150から出力される。パワーダウン信号
150aが入力される検出電圧発生回路110、基準電
圧発生回路120および比較回路130は、パワーダウ
ン信号150aに従って間欠的に動作し、図4に示され
るような、検出電圧110a、基準電圧120aおよび
比較回路出力信号130aを出力する。
【0023】図4から分かるように、パワーダウン信号
150aがハイである期間中に、比較回路130、なら
びに検出電圧発生回路110および基準電圧発生回路1
20にかかわる比較動作が行われ、パワーダウン信号1
50aがローの期間中は、これらの回路はパワーダウン
状態となり比較動作は行われない。このように、検出電
圧発生回路110、基準電圧発生回路120および比較
回路130にはパワーダウン機能が付加されており、間
欠的な比較動作により、比較回路130から図4に示す
ような比較回路出力信号130aが得られる。なお、パ
ワーダウン信号150aがハイである期間中の比較動作
自体は従来例と同じである。
【0024】比較回路130からの比較回路出力信号1
30aは、ラッチ回路160により、上記の間欠的な動
作と同時にラッチされる。ラッチクロックとしては、発
振回路140による発振回路出力信号140aが用いら
れる。このようにラッチすることにより、図4に示すよ
うな連続的な検出信号160aがラッチ回路160から
出力される。なお、本実施形態において、ラッチ回路1
60が比較回路出力信号130aを確実にラッチできる
ようにするために、データのラッチタイミングを調整す
る遅延回路150が設けられている。
【0025】このように得られた検出信号160aによ
り、検出対象である電源電圧についての情報、例えば情
報携帯機器の主電源である電池の寿命や電圧降下の状
況、または、バックアップモード状態で使用する場合の
キャパシタ電源電圧(例えば、コードレスアイロンの場
合)の電圧降下の状況を調べることができる。その結果
に基づいて、例えば情報携帯機器の電池の場合、電池の
電圧が基準電圧より低下しているときには情報携帯機器
内部の一部の回路を停止させるなどのパワーマネジメン
トが行うことができる。検出信号160aは、また、電
源投入時のイニシャライズのためのリセット信号とし
て、または、電源変動時のシステム暴走防止用のリセッ
ト信号を発生するために用いることもできる。
【0026】本実施形態において、発振回路140によ
り出力される発振回路出力信号140aのパルスのデュ
ーティ比が1の場合、回路そのものの動作電源電流を抑
えなくても、回路全体の消費電力を半減することができ
る。発振回路出力信号140aのテューティ比を調整す
ることにより、消費電力削減の割合を必要に応じて変え
ることができる。
【0027】本実施形態において、パワーダウン信号1
50aは検出電圧発生回路110、基準電圧発生回路1
20および比較回路130に印加されており、これらの
回路のすべてが間欠的な動作をするようになっている
が、本発明はこのことには限定されない。検出電圧発生
回路110、基準電圧発生回路120および比較回路1
30の内の少なくとも1つ、例えば比較回路130が間
欠的な動作をするような構成であれば、動作電源電流の
削減という本発明の効果は得られる。この場合の電圧検
出回路は、図5に示すように、遅延回路150が検出電
圧発生回路110および基準電圧発生回路120に接続
されずに、比較回路130にのみ接続されるような構成
となる。同様に、遅延回路150と、検出電圧発生回路
110、基準電圧発生回路120および比較回路130
との間の接続を適宜設定することにより、検出電圧発生
回路110および/または基準電圧発生回路120のみ
が間欠的な動作をするような構成にしてもよい。このよ
うな改変は下記の第2の実施形態についても可能であ
る。
【0028】本実施形態において、発振回路140およ
び遅延回路150が、上記の間欠的な動作が行われるよ
うにコントロールする制御回路を構成する。間欠的な動
作を行わせるために、本実施形態では、パルス信号を生
成する発振回路140(および遅延回路150)を用い
ている。本発明の本質的なところは、検出電圧発生回路
110、基準電圧発生回路120および比較回路130
のいずれかを、連続的ではなく、一定期間をおいて動作
させるようにする点にある。このような機能をもってい
れば、言い換えれば、上記のパワーダウン信号およびラ
ッチクロック信号を供給できれば、発振回路140と遅
延回路150との組合わせの代わりに、他の手段を制御
回路として用いてもよい。
【0029】(第2の実施形態)図6および7を参照し
ながら、本発明の第2の実施形態による電源電圧を検出
するための電圧検出回路を説明する。本実施形態と第1
の実施形態との違いは、本実施形態の電圧検出回路にお
いて、発振回路により出力されるパルス信号を分周させ
る分周回路が設けられている点にある。それ以外の構成
は基本的に第1の実施形態と同じである。
【0030】図6は、本実施形態による電圧検出回路2
00の構成を示し、図7は、電圧検出回路200の各部
分の出力のタイミングチャートを示す。以下に、その詳
細を説明する。
【0031】電圧検出回路200は、検出電圧発生回路
110、基準電圧発生回路120および比較回路130
を有する。検出電圧発生回路110は、電源電圧のモニ
ターとなる、電源電圧値に比例した値(例えば、電源電
圧の1/nの値、n>0)の検出電圧110aを生成す
る。基準電圧発生回路120は、電源電圧によらず一定
な電圧である基準電圧120aを生成する。比較回路1
30は、差動型比較器により構成され、検出電圧110
aと基準電圧120aとを比較し、比較の結果を比較回
路出力信号130aとして出力する。検出電圧発生回路
110として例えば電源電圧分圧回路を用い、基準電圧
発生回路120としては例えばバンドギャップリファレ
ンス回路を用いることができる。
【0032】電圧検出回路200は、さらに、例えばリ
ングオシレータ回路により構成される発振回路140、
分周回路142、遅延回路150およびラッチ回路16
0を備えている。発振回路140は、第1の実施形態と
同様に、一定の周波数をもつクロック信号(発振回路出
力信号)140aを出力する(図7)。
【0033】分周回路142は、発振回路140からの
発振回路出力信号140aを分周させるためのものであ
り、特定の周波数をもつクロック信号である分周回路出
力142aを生成する。分周回路142として、T-FF回
路(トグル型フリップフロップ回路)を使用することが
できる。発振回路出力信号140aと分周回路出力14
2aをANDゲートにより論理合成することで、発振回
路出力信号140aのクロック信号の周波数が1/N
(Nは自然数)に変換され、図7に示されるような分周
信号140bが得られ、遅延回路150およびラッチ回
路160に印加される。
【0034】遅延回路150により、分周信号140b
は、その位相が5ns±2ns程度遅延され、図7に示
すようなパワーダウン信号150aとして遅延回路15
0から出力される。パワーダウン信号150aが入力さ
れる検出電圧発生回路110、基準電圧発生回路120
および比較回路130は、パワーダウン信号150aに
従って間欠的に動作し、図7に示されるような、検出電
圧110a、基準電圧120aおよび比較回路出力信号
130aを出力する。
【0035】図7から分かるように、パワーダウン信号
150aがハイである期間中に、比較回路130、なら
びに検出電圧発生回路110および基準電圧発生回路1
20にかかわる比較動作が行われ、パワーダウン信号1
50aがローの期間中は、これらの回路はパワーダウン
状態となり比較動作は行われない。このように、検出電
圧発生回路110、基準電圧発生回路120および比較
回路130にはパワーダウン機能が付加されおり、間欠
的な比較動作により、比較回路130から図7に示すよ
うな比較回路出力信号130aが得られる。なお、パワ
ーダウン信号150aがハイである期間中の比較動作自
体は従来例と同じである。
【0036】比較回路130からの比較回路出力信号1
30aは、ラッチ回路160により、上記の間欠的な動
作と同時にラッチされる。ラッチクロックとしては、分
周信号140bが用いられる。このようにラッチするこ
とにより、図7に示すような連続的な検出信号160a
がラッチ回路160から出力される。なお、本実施形態
において、ラッチ回路160が比較回路出力信号130
aを確実にラッチできるようにするために、データのラ
ッチタイミングを調整する遅延回路150が設けられて
いる。
【0037】本実施形態によれば、分周回路を2分周に
することで、第1の実施形態に比べて、回路全体の消費
電力をさらに半減することができる。本実施形態におい
て、分周比を2分周にしているが、分周比を他の値(3
分周以上)に設定できることは言うまでもない。分周回
路の分周N(Nは自然数)を適宜設定することにより、
回路全体の消費電力を所望のレベルまでに低減すること
ができる。
【0038】図8は、本実施形態の電圧検出回路200
および図1の従来例の電圧検出回路が消費する動作電源
電流のデータを示す図表である。図8において、本実施
形態の電圧検出回路200については、電源電圧が5V
であり、分周回路142を例えば150分周とする(発
振回路140による発振回路出力信号140aのクロッ
ク信号の周波数を1/150の周波数に変換する)場
合、すなわち150μs間隔で1μs間だけ検出する場
合のデータである。なお、分周比について、検出対象を
考慮して適切な値を決めればよい。図8から分かるよう
に、電源電圧検出回路200において、間欠動作をする
基準電圧発生回路、検出電圧発生回路および比較回路に
よる動作電源電流の削減効果が、発振回路および分周回
路による動作電源電流の増加分を上回る。分周回路14
2を150分周のものにすることで、回路全体の消費す
る動作電源電流は、図1の従来例の場合の2.6%まで
に削減できる。
【0039】
【発明の効果】本発明による電圧検出回路は、検出電圧
発生回路、基準電圧発生回路および比較回路の少なくと
も1つが間欠的に動作するようにコントロールする制御
回路を備えている。回路が間欠的な動作を行うことによ
り、回路全体の消費電力が低減する。本発明によれば、
回路の検出精度を劣化させることなく低消費電力化を実
現できる。そのため、本発明による電圧検出回路を備え
ることにより、例えば情報携帯機器の、主電源である電
源電池の寿命を伸ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電源電圧検出回路の構成図。
【図2】それによる検出電圧11a、基準電圧12aお
よび比較回路出力信号13a、ならびに電源電圧Vの時
間に対する信号レベルを示す図。
【図3】本発明の第1の実施形態による電圧検出回路1
00の構成図。
【図4】その各構成部分の出力のタイミングチャートを
示す図。
【図5】電圧検出回路100を部分的に改変した例の構
成図。
【図6】本発明の第2の実施形態による電圧検出回路2
00の構成図。
【図7】その各構成部分の出力のタイミングチャートを
示す図。
【図8】第2の実施形態の電圧検出回路200と従来例
との動作電源電流を比較する図表。
【符号の説明】
100、200 電圧検出回路 110 検出電圧発生回路 110a 検出電圧 120 基準電圧発生回路 120a 基準電圧 130 比較回路 130a 比較回路出力信号 140 発振回路 140a 発振回路出力信号 140b 分周信号 142 分周回路 142a 分周回路出力 150 遅延回路 150a パワーダウン信号 160 ラッチ回路 160a 検出信号
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 19/165 G01R 31/36 G05F 1/10 301 G05F 1/10 302

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出電圧を発生する検出電圧発生回路
    と、基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、前記検出
    電圧と前記基準電圧とを比較した結果を検出信号として
    出力する比較回路とを備え、 前記検出電圧発生回路と前記基準電圧発生回路と前記比
    較回路とをそれぞれ間欠的に動作するように構成したこ
    とを特徴とする電圧検出回路。
  2. 【請求項2】 一定の周波数のクロック信号を分周する
    分周回路と、検出電圧を発生する検出電圧発生回路と、
    基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、前記検出電圧
    と前記基準電圧とを比較した結果を検出信号として出力
    する比較回路とを備え、 前記分周回路からの分周されたクロック信号を用いて、
    前記検出電圧発生回路と前記基準電圧発生回路と前記比
    較回路とをそれぞれ間欠的に動作するように構成したこ
    とを特徴とする電圧検出回路。
  3. 【請求項3】 前記分周回路の分周比Nは、2もしくは
    3以上であること特徴とする請求項2記載の電圧検出回
    路。
  4. 【請求項4】 一定の周波数のクロック信号を分周する
    ステップと、分周された信号を用いて検出電圧を間欠的
    に発生させるステップと、分周された信号を用いて基準
    電圧を間欠的に発生させるステップと、分周された信号
    を用いて前記検出電圧と前記基準電圧とを間欠的に比較
    して、比較結果を検出信号として出力するステップとを
    含むことを特徴とする電圧検出方法。
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