JP2001296134A - 地図情報表示装置 - Google Patents

地図情報表示装置

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JP2001296134A
JP2001296134A JP2000114091A JP2000114091A JP2001296134A JP 2001296134 A JP2001296134 A JP 2001296134A JP 2000114091 A JP2000114091 A JP 2000114091A JP 2000114091 A JP2000114091 A JP 2000114091A JP 2001296134 A JP2001296134 A JP 2001296134A
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Fumiko Yano
文子 矢野
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のナビゲーションシステムのカーソル移
動のためのボール機構は、ドラッグ操作(図形などをマ
ウス操作だけで移動させる)が困難な構造であり、その
ため操作画面もドラッグ操作をしない画面構成となって
おり、大変使いにくかった。 【解決手段】 ステアリングハンドル2の前面(運転者
側)に取り付けたボール8と、スイッチ12とにより、
クリックボール機構25を構成し(パソコンのマウスに
相当する)これによってドラッグ操作を可能とした。ま
た、操作画面もドラッグ操作に適する画面や、ドラッグ
操作によって命令を入力する画面構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車、船舶な
どの移動体上で使用する地図表示機能を有する地図情報
表示装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地図を表示する機能を有し、この地図上
に目的地点などを入力することで、ルートなどの案内情
報を得るいわゆる(ナビゲーションシステム)地図情報
表示装置がある。屋内または大形船の操舵室などで使用
するものと異なり、自動車やモーターボートなど一人の
運転者が運転を行い、かつ、地図情報表示装置を使用す
る場合には、体の向きがほぼ固定されている上、運転操
作のため、あるいは運転装置(ステアリングホイールや
レバー等)の存在そのもののため手足の動きが制約さ
れ、停車・停船して使用する場合といえども、上記の地
点入力操作など地図情報表示装置の操作は容易ではな
い。
【0003】更に、従来のナビゲーションシステムのカ
ーソル操作スイッチは、例えば、図59に示すような移
動方向指示スイッチ100の移動させたい方向を押すこ
とによって操作するようになっているものが多い。とこ
ろがパソコン等で使用しているいわゆるマウス(カーソ
ルの移動と確定を行う装置)が腕の動きによって移動速
度と方向を調整し、確定指令の入力は指によって行うの
で、移動と確定という2つの動作を分離してほぼ連続的
に可能なのに対して、移動方向指示スイッチ100はカ
ーソルの移動方向と移動するか止めるかを指示するだけ
のものであり、確定動作は同じ指を一旦、放して、あら
ためて別のスイッチを押す必要があるため、目的位置へ
のカーソルの移動と、目的位置での停止・確定が操作し
にくく、またスイッチを圧下しながら移動させるいわゆ
るドラッグ操作と呼ばれる操作ができず、結果的に画面
の操作機能も高くできないという問題があった。
【0004】そこで、これらの問題を解決する手段とし
て、例えば特開平10−188737号公報に開示され
たものと類似の構成の地図情報表示装置用操作装置を図
60、61に示す。図60は運転席内の操作装置の概略
位置を説明するための図、図61は操作装置のポイント
である操作ボール(以下クリックボールという)の詳細
を示すものである。
【0005】図60、61に於いて、1は自動車で、ス
テアリングホイール2を支持するステアリングコラム部
3の一側に、複合スイッチ機構4が備えられている。こ
のスイッチ機構4は、モード選択スイッチ機構5と操作
ボール機構6とを備え、モード選択スイッチ機構5はオ
ーディオ機器用モード選択スイッチ5a、地図情報表示
装置用モード選択スイッチ5b及びエアコン用モード選
択スイッチ5Cをステアリングコラム部3の運転席に面
した側に備えている。そして、各モード選択スイッチを
それぞれ押し込み操作することによりオーディオ機器、
ナビゲーションシステム、エアコンがそれぞれ作動する
ように構成されている。
【0006】操作ボール機構6は、いわゆるクリックボ
ール構造となっており、ステアリングコラム部3の一側
面側に略半分が外部突出状態で転動操作自在に支持され
るとともに、抜け止め状態で保持された球状の操作ボー
ル8を備え、該操作ボール8は図示しないばねにより外
向きに付勢されている。該操作ボール8は前記バネに抗
して押し込み操作自在に構成され、また概操作ボールの
底部には図示しない押し込み検出スイッチが装着されて
いる。
【0007】また、操作ボール8の外周部近くを横切っ
て互いに直交し、操作ボール8によって回転させられる
第1回転軸、と第2回転軸が配設され、それぞれ回転量
に応じたパルス出力を出力するエンコーダが取り付けら
れている。これら各回転軸、エンコーダ、バネ等により
操作ボール8の回転方向、回転量を検出するボール回転
機構が構成されている。以下、このボール回転機構を総
称して以下クリックボール機構と言う。
【0008】このクリックボール機構は従来のマウスと
類似の機能を有するが、操作者から見てハンドルの後方
に固定して取り付けられているため、少なくとも運転中
には全く操作ができないという問題があった。また、停
車中に操作する場合でも、操作者(運転者)から見て横
向きに取り付けられている(取付け位置の点から正面向
きに取り付けることは不可能)ので、方向を制御する機
器でありながら、方向に関係する操作が難しいという問
題があった。また、前述したいわゆるドラッグ操作は不
可能ではないものの、長い距離を移動させる場合には何
度か手を放して手送り回転させなければならないので、
実際には不可能であるという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用ナビゲー
ションシステムは以上のように構成されているので、方
向指示スイッチを用いるか、クリックボールを用いるか
にかかわりなく、カーソルマークの移動や確定操作が難
しく、また、いわゆるドラツグ操作が出来ないという問
題点があった。また、操作者(運転者)から見て正面向
きに取り付けられていないので、特にカーソルの移動方
向を指示するなど、方向に関係する操作が難しいという
問題があった。また、ドラッグ操作ができないため、操
作画面は基本的にドラッグ操作を必要としない画面で構
成され、機能性が低いという問題があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、クリックボール機構を用いて入
力するものでありながら、操作者(運転者)の正面向き
に取り付けられ、操作が容易に行え、いわゆるドラッグ
操作も可能な地図情報表示装置を得ることを目的とす
る。また、ドラッグ操作が可能であることから、ドラッ
グ操作により操作する各種画面を備えた地図情報表示装
置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明による地図情報
表示装置は、ステアリングホイールを有する移動体上に
搭載され、地図情報を記憶した地図情報記憶手段と、地
図情報記憶手段が記憶する地図情報を表示する表示手段
と、ステアリングホイールのにぎり輪部に配設されて全
方向に回転し、回転量に応じた信号を出力するボールを
有するクリックボール機構とを備え、クリックボール機
構を用いて操作を行うように構成したものである。
【0012】また、予めプログラムされた複数の手順を
選択候補項目として画面に表示する選択肢表示手段と、
位置を指令する指令点と、指令点からあらかじめ定めた
特定の方向に付加される符号とからなるカーソルマーク
を表示するカーソルマーク表示手段と、操作者がカーソ
ルマークを複数の選択候補項目の内の一つに位置させつ
つ選択指令信号を出力させることにより、該項目を選択
する選択手段と、カーソルマークの指令点を画面の端か
ら所定の距離以内の位置に移動させたとき、カーソルマ
ークの方向を画面の中央から端に向かう方向へと反転さ
せる符号反転手段とを備えたものである。
【0013】また、予めプログラムされた複数の手順を
選択候補項目として画面に表示する選択肢表示手段と、
位置を指令する指令点と、指令点からあらかじめ定めた
特定の方向に付加される符号とからなるカーソルマーク
を表示するカーソルマーク表示手段と、操作者がカーソ
ルマークを複数の選択候補項目の内の一つに位置させつ
つ選択指令信号を出力させることにより、該項目を選択
する選択手段と、カーソルマークの周囲に、その外側の
画面よりも光度が高く輪郭が不鮮明な明斑部を表示する
明斑表示手段を備えたものである。
【0014】また、地図情報を記憶した地図情報記憶手
段と、現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図情
報記憶手段が記憶する地図情報と現在位置検出手段が検
出した現在位置を表示する表示手段と、現在位置を周辺
の特定の建造物または交差点からの方位と距離とを含む
情報で使用者に伝える現在位置伝達手段を備えたもので
ある。
【0015】また、少なくとも地名を表す地名情報と、
建物または構造物の名称または種類を表す施設情報とを
含む地図情報とを記憶した地図情報記憶手段と、地図情
報記憶手段が記憶する地図情報を表示する表示手段と、
施設情報を検索する時には、地名情報と施設情報とを並
列して検索する情報検索手段とを備えたものである。
【0016】また、複数の段階の地図縮尺からなる地図
情報を記憶した地図情報記憶手段と、地図情報記憶手段
が記憶する地図情報を表示する表示手段と、表示手段に
表示している地図上の任意の二つの地点を指定する地点
指定手段と、二つの地点を対角線とする矩形を構成し、
構成した矩形に基づいて拡大及び縮小した地図を表示す
る縮尺切り替え手段を備えたものである。
【0017】また、地図情報を記憶した地図情報記憶手
段と、地図情報記憶手段が記憶する地図情報を表示する
表示手段と、表示手段に表示した地図上にカーソルマー
クを表示するカーソルマーク表示手段と、表示手段に表
示した地図上に特定の地点を登録地点として登録できる
地点登録手段と、全方向に回転し回転量に応じた信号を
出力するボールを有するクリックボール機構とを備え、
地図上に表示した登録地点上にカーソルマークを置き、
ボールを操作することによってカーソルマークを地図上
の任意の他の位置まで移動させることにより、登録地点
を任意の位置に移動する登録地点移動手段を備えたもの
である。
【0018】また、少なくとも地名を表す地名情報と、
建物または構造物の名称または種類を表す施設情報から
なる地図情報を記憶した地図情報記憶手段と、地図情報
記憶手段が記憶する地図情報を表示する表示手段と、表
示手段に表示した地図上にカーソルマークを表示するカ
ーソルマーク表示手段と、全方向に回転し回転量に応じ
た信号を出力するボールを有するクリックボール機構と
を備え、地図上に表示した施設地点上にカーソルマーク
を置き、ボールを操作することによってカーソルマーク
を表示手段の任意の位置まで移動させることにより、施
設地点を登録地点として登録する登録地登録手段を備え
たものである。
【0019】また、少なくとも地名を表す地名情報と、
建物または構造物の名称または種類を表す施設の詳細情
報からなる地図情報を記憶した地図情報記憶手段と、地
図情報記憶手段が記憶する地図情報を表示する表示手段
と、表示手段に表示した地図上にカーソルマークを表示
するカーソルマーク表示手段と、地図上に表示した施設
地点上にカーソルマークを置けば、地図情報記憶手段が
記憶する施設の詳細情報を表示又は音声によって出力す
る施設解説手段を備えたものである。
【0020】また、地図情報を記憶した地図情報記憶手
段と、地図情報記憶手段が記憶する地図情報を表示する
表示手段と、表示手段に表示した地図上にカーソルマー
クを表示するカーソルマーク表示手段と、全方向に回転
し回転量に応じた信号を出力するクリックボール機構と
を備え、表示手段上に表示した情報を表示する任意のエ
リアにカーソルマークを置き、ボールを操作することに
よって任意のエリアのサイズを変えることにより、エリ
ア内の情報量を変化させる表示情報変更手段を備えたも
のである。
【0021】また、地図上に表示したあらかじめ定めた
特定の地点上にカーソルマークを置いたとき、このカー
ソルマークを強調表示するマーク強調表示手段を備えた
ものである。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1の地図情報表示装置の構成ブロックを図1に示
す。なお、地図情報表示装置のハードウェア構成は公知
の文献・公報などにしばしば開示されているので、詳細
な説明は省略するが、液晶などの表示装置、CPU、プ
ログラムを収納したROM又はハードディスクなどの記
憶装置、グローバルポジショニングシステム(GPS)
の受信装置、電源装置などで構成されている。
【0023】図1に於いて、20はいわゆるGPSの受
信装置で現在位置を例えば緯経度情報として出力でき
る。21は現在位置表示手段でありGPS20が得た現
在位置を以下に説明する地図表示上に表示する。22は
記憶装置で予め事前に入力された地図情報(地図とその
中に記載されている各種の施設の内容などのデータも含
む)を記憶している。23は地図表示手段でGPS20
の緯経度情報にもとづき記憶装置22から該当する地図
データを読みだして表示する。24はこの地図情報表示
装置を操作するために必要な選択項目(例えば操作の種
類であれば環境設定、地点登録、目的地表示など)を表
示する選択肢表示手段であり、現在選択されている操作
の内容に応じて、記憶装置22から必要な項目を読みだ
して表示する。
【0024】25はクリックボール機構でその構成は図
2に具体例を示す。図2において2はこの地図情報表示
装置が搭載されている車両または船舶のステアリングホ
イール、8はステアリングホイール2の手前側の触れや
すい位置に埋め込まれた操作ボール(以下クリックボー
ルと言う)、12は同じくステアリングホイール2の手
前側の触れやすい位置に埋め込まれた押しボタンスイッ
チ(この発明に言う指令スイッチ)である。これらのス
イッチは、走行中は自動的にロック状態となるが、走行
中以外でも、例えば14のロックスイッチでロックをか
ける事が可能である。ロックスイッチ14はステアリン
グホイール2のたとえば中央の誤って触れる恐れの少な
い位置に取り付けられ、ロックがかかった状態の時はク
リックボールそのものが動かなくなる。またクリックボ
ール8とスイッチ12からの電気信号を遮断して、これ
らの装置の動作を無効とする。ロックスイッチはこの地
図情報表示装置を使用しないときに操作するものなの
で、以下では常にロックしない状態に設定してあるもの
として説明は省略する。
【0025】クリックボール8は指による回転により回
転量信号(カーソルマークの位置移動指令信号である)
を出力する。そして操作者の手がクリックボール8に触
れているか否かを検知する接触検知回路(ボール8が導
電性素材で構成されておれば、電気的容量の変化または
高周波インピーダンスの変化を検知することで人の接触
を検知する公知技術を利用できる)が付加されており、
操作者の手がクリックボール8に触れている間、連続し
て接触信号を出力することができる。
【0026】26はカーソルマーク表示手段で、プログ
ラムに基づき指定された形状のカーソルマーク(図3の
30に示すように、画面上の位置を指令する例えば矢の
先端のような指令点31と、指令点31の位置の操作者
による認知を容易にするため指令点31からあらかじめ
定めた方向に付加される例えば矢羽根32のような符号
とからなる)を表示し、クリックボール機構25からの
位置移動指令に基づいて画面内を任意に移動させること
ができる。
【0027】28は明斑表示手段で、操作者のクリック
ボール8への接触の有無にもとづき、接触信号が出力さ
れている間、カーソルマーク30の周囲にこの付近の画
面よりも光度が高く輪郭が不鮮明な明斑部を表示するも
のである。29は選択手段であり、前記操作者が前記カ
ーソルマーク30の指令点31を選択肢表示手段24に
よって表示された複数の選択項目の内の一つに位置させ
た上、スイッチ12により入力した選択指令信号によ
り、この項目を選択するものである。50は液晶などで
構成された表示装置、200は前述した各手段を実行す
るためこの装置を制御するプログラムであり、201は
実施の形態では説明しない地図情報表示装置の基本的な
動作をさせるためのその他のプログラムを示している。
【0028】次に、動作について説明する。図5以後の
図は、動作を説明するための地図情報表示装置の画面例
を示すものである。図5に於いて59は表示画面、51
は表示画面59内の地図、52は現在位置と現在の向き
とを表示する現在位置マークである。30はカーソルマ
ーク(以下単にカーソルという)である。
【0029】カーソル30の位置の認識を容易とする為
に、以下の方法がとられる。本地図情報表示装置におい
て、地図及び現在位置マーク等を表示する表示装置は、
図7に示す通り、レイヤA、B、Cの三枚のレイヤーか
らなるグラフィック画像を合成した画像を表示する。レ
イヤAが最上層、レイヤBが中間層、レイヤCが最下層
である。レイヤAは画面の背景色のみ。レイヤCは画面
の文字、地図、現在位置マーク、カーソル等を表示す
る。操作者の手がクリックボール8に接触したとき、接
触検知回路25aが信号を出力し、この接触信号を受け
てレイヤBにカーソルに相当する位置に丸い白斑61を
表示する。これにより、文字や地図の表示を損なう事な
く、カーソルの周辺の背景色を明るくする事が出来る。
その結果操作者は容易にカーソル30の位置を認知する
ことが出来る。
【0030】図5において、地図は、車が移動すると共
に、現在位置マークが地図の中央になるように、地図が
オートスクロールするオートモードとなっている。普通
地図情報表示装置はオートモードが通常の状態で、例え
ば地図スクロール等の操作をした場合に、地図が固定で
その上を現在位置マークが移動するマニュアルモードと
なる。画面の左下には、操作者にナビゲーションの状態
の認識を容易とする為の解説を表示している。図5は上
記オートモードに相当する為、ただ単に「自車地図を表
示」となっている。
【0031】図5において、地図51には、地図上の施
設を示す、施設シンボルが表示されている。ここでは分
かり易くする為に、それぞれの施設のマークをアルファ
ベットで表示している。Iは交差点、Pは駐車場、Hは
ホテル、Sは店、Gはガソリンスタンドである。本地図
情報表示装置には、クリック操作によるバルーン機能が
存在する。即ち、例えば現在位置マーク52をクリック
すると、図8に示すような現在位置に関する情報をバル
ーン81で表示する。現在位置の地名、道路名称、最寄
りの施設からの方向と距離である。現在位置の地名と道
路名称は、記憶装置22から読み込んで表示する。最寄
りの施設は、現在位置から最寄りの施設を検索し、その
方向と距離を演算して表示する。尚、検索した結果最寄
りの施設が無い場合、地名と道路名称のみを表示する。
【0032】このような最寄りの施設との位置関係を明
白にした現在位置のバルーン機能により、車の運転者は
容易に自分の位置を認識する事が出来る。この機能は図
1よりも更に詳細な構成を示すブロック図、図58の現
在位置伝達手段71によって実行される。また、施設シ
ンボルをクリックすると、図9及び図10に示す施設に
関する情報のバルーン91を表示する。それぞれのバル
ーンに表示する内容は、各施設に関連してあらかじめ記
憶装置22に記憶されており、クリック時にそれら記憶
された情報を読み込んで表示する。これ以外にも、地図
をクリックしたら表示する地名のバルーン、道路をクリ
ックしたら表示する道路名称バルーン、湖や川をクリッ
クしたら表示する湖名称、川名称のバルーン等がある。
これら一連の地図上の項目のバルーン機能により、地図
の視認性を損なう事なく、操作者は容易に地図や施設の
詳細な情報を認識する事ができる。バルーンは、表示と
共に音声で、情報を操作者に伝える。バルーンそのもの
をクリックすると閉じて、元の画面に戻る。又、タイム
アウトでも閉じる。タイムアウトの時間は、バルーンの
音声案内の時間と同じなので、バルーンにより異なる。
このようにバルーンの表示時間をバルーンの情報量に合
わせて変化させる事で、例えば少ない情報量のバルーン
を長時間表示したり、多くの情報量のバルーンの表示時
間が短くて読む前に消えてしまったりといったちぐはぐ
な現象を防ぐ事が出来る。
【0033】次に、地図の向きを切り替える手段につい
て、解説する。図5において、方位マークをクリックす
ると、図11に示す通り、方位バルーン111を表示す
る。地図情報表示装置には通常、北を上にして地図を表
示する、ノースアップ表示と、進行方向を上にして地図
を表示するヘディングアップ表示の、二つの地図表示手
段が存在する。方位マークはそれら二つの地図表示を切
り替えた時に、その地図の北がどちらの方向に相当する
かを指し示す役目を果たすものである。その方位マーク
そのものが、本地図情報表示装置において一種のボタン
のような役割を果たしている。方位バルーンはこれら二
つの地図表示を切り替える手段となるものである。操作
者の好みにより、どちらかを選択すると、地図表示が切
り替わる。この時画面左下の表示は、「地図の向きを変
更」となっている。
【0034】次に、地図の縮尺を切り替える手段につい
て、解説する。図5において、縮尺スケールをクリック
すると、図12に示す通り、縮尺バルーン121を表示
する。地図情報表示装置の記憶装置22は、複数の種類
の縮尺の地図データを記憶している。縮尺スケールは、
現在表示している地図の地図縮尺を示すものである。そ
の縮尺スケールそのものが、本地図情報表示装置におい
て一種のボタンのような役割を果たしている。縮尺バル
ーンはこれら地図縮尺を切り替える手段となるものであ
る。操作者の好みにより、縮尺を選択すると、地図縮尺
が切り替わる。この時画面左下の表示は、「地図の縮尺
を変更」となっている。
【0035】次に、地図をスクロールする手段につい
て、解説する。図5において、画面の右又は下にある地
図スクロールバーを操作すると、図13に示す通り地図
がスクロールする。この時地図はマニュアルモードとな
り、地図は固定されその上を現在位置マークが動くよう
になる。この時画面左下の表示は、「地図スクロール
中」となり、画面の右下に、三角形マークを表示する。
この三角形マークは、バルーン表示中や、地図がオート
モード以外の時、必ず表示されるもので、クリックする
と、バルーンが閉じたり、図5のオートモードに戻る。
又、現在位置マークのダブルクリックでも、図5のオー
トモードに戻る。
【0036】次に、施設を検索する手段について解説す
る。なお、以下の動作は図58に記載の情報検索手段7
9により実行される。図5において、「施設検索」をク
リックすると、図14に示す通り施設検索リストを表示
する。施設リストは、地名、施設項目、施設名称の三つ
に別れている。本地図情報表示装置において、施設検索
の地名と施設項目は、それぞれ独立したツリー構造にな
っている。ツリー構造について、解説を図15に示す。
地名ツリーは、関東、近畿といった地方名がツリーの
最上層をなし、その下に兵庫県といった都道府県、その
下に三田市、神戸市といった市区町村、その下に三輪と
いった大字が最下層をなす。一方施設項目ツリーは駅、
教育施設といったおおまかな施設項目が上層にあり、そ
の下層に駅ならば神戸電鉄、JRといった路線名称、教
育施設の下層には小学校、中学校、高校、大学といった
さらに細かい施設項目が存在する。施設項目ツリーは、
地名ツリーの選択内容によって変化する。例えば近畿を
選択していた場合、駅の下層の路線名称は神戸電鉄やJ
Rといった項目になっているが、近畿を北海道に変更し
た場合、北海道にはJRはあっても神戸電鉄はないか
ら、この項目は表示されない。変わって北海道の路線名
称が表示される。地名と施設項目の、二つの独立したツ
リーの選択状態に応じて、図14の施設名称が連動して
変化する。例えば地名を近畿、施設項目を駅とした場
合、施設名称には近畿の駅の名称があいうえお順で表示
される。(ちなみに地名と施設名称もあいうえお順であ
る。)この時地名を近畿から関東に変更すると、施設名
称は全て関東の駅名称に変化する。またこの時施設項目
を駅から教育施設に変更すると、施設名称は全て関東の
教育施設名称に変化する。このように施設項目が地名に
連動して変化し、また、施設名称が地名や施設項目に連
動して変化する事によって、極めて容易に施設検索を行
う事が出来る。この時画面左下の表示は、「施設を検
索」となっている。
【0037】リストの施設名称をクリックすると、その
施設に関する情報のバルーンを表示する。リストの項目
そのものにバルーン機能を持たせる事によって、操作者
は極めて容易に各施設に関する情報を得る事が出来る。
リストの施設名称をダブルクリックすると、図16に示
す施設を中心とした、施設周辺の地図を表示する。地図
上の中心には、施設マークが表示されている。これをク
リックすると、施設に関する情報のバルーンを表示す
る。地図をスクロールした場合、図13と同様に地図に
十字クロスが表示され、施設ダブルクリックで図16に
戻る。この時画面左下の表示は、「施設地図を表示」と
なっている。施設地図には図16に示す通り画面の左下
に三角マークが表示されている。これをクリックする
と、図5に戻る。
【0038】図14の施設リスト、或いは図16の施設
地図から、登録地や目的地を設定することが出来る。こ
こでは代表例として、図16の施設地図から登録地を設
定する手段について解説する。図16の「登録地設定」
をクリックすると、図17に示す通り、「ここを登録地
にしてよろしいですか」とバルーン171を表示する。
「はい」をクリックすると、図18に示す通り登録地の
「マークを選んで下さい」とバルーン181を表示す
る。黒い菱形をクリックすると、図19に示す通り「登
録地を設定しました」と登録地のリストのバルーンを表
示する。この時リストの最上段には、今設定した登録地
のマーク(この場合黒い菱形)と登録地名称(この場合
施設名称の「藍本駅」)が表示されている。登録地リス
トの登録地をクリックすると、登録地の住所等の情報の
バルーンを表示する。このように登録地のリストそのも
のにバルーン機能を持たせる事により、操作者は極めて
容易に登録地に関する情報を得る事が出来る。上記一連
の操作の間、画面左下の表示は、「登録地を設定」とな
っている。図19はタイムアウトで図5に戻る。
【0039】また、図16の施設地図から、目的地を設
定する手段について解説する。図16の「目的地設定」
をクリックすると、図20に示す通り、「ここを目的地
にしてよろしいですか」とバルーン201を表示する。
「はい」をクリックすると、車のある現在位置から設定
した目的地までのルートを計算する状態に入る。図21
に示す通り「目的地までのルートを計算してよろしいで
すか」とバルーン211を表示し、「はい」をクリック
すると、目的地までのルート計算を開始し、図22に示
す通りオートモードに戻る。この時、ルートを計算中で
ある為、画面左下の表示は「ルートを計算中で
す...」となっており、計算がどこまで進んだかのバ
ーグラフを表示している。計算が終了すると、目的地ま
でのルート案内を開始する。
【0040】ルートの計算終了後、全ルートを表示する
手段について、解説する。図12で、「全ルートを表示
する」をクリックすると、図23に示す通り、ルート全
体を表示する縮尺の地図で、ルート全体を表示する。
(図23は、ルートの計算が終了して、ルートの中央付
近まで走行した状態のものである。)ルート上の案内対
象となる交差点に、マークが出ている。マークをクリッ
クすると、図24に示す通り、交差点案内図のバルーン
241を表示する。「次の交差点/前の交差点」クリッ
クにより、交差点案内図のバルーン241を切り替え
る。このように連続して交差点案内のバルーンを表示す
る事により、操作者は容易に走行するルートの道順を認
識する事が出来る。この時画面左下の表示は、「全ルー
ト表示」となっている。画面の右下の三角形マークをク
リックすると、図5のオートモードに戻る。
【0041】図16の「登録地設定」と「目的地設定」
は、図5のオートモードでは「登録地」と「目的地表
示」となっている。オートモード以外の時、表示が「登
録地設定」と「目的地設定」に切り替わる。
【0042】図5の「登録地」の機能について、解説す
る。図5で「登録地」をクリックすると、図25に示す
通り、登録地バルーン251を表示する。これは、登録
地の表示、消去、変更といった機能を持ったバルーンで
ある。「登録地を表示する」をクリックすると、図26
に示す通り、登録地表示リストのバルーンを表示する。
登録地表示リストの登録地をクリックすると、登録地の
住所等の情報のバルーンを表示する。登録地表示リスト
の登録地をダブルクリックすると、図27に示す通り、
登録地地図を表示する。
【0043】図25で「登録地を消去する」をクリック
すると、図28に示す通り、登録地消去リストのバルー
ン281を表示する。消去したい登録地(この場合「藍
本駅」)をダブルクリックすると、図29に示す通り
「藍本駅」が消去され、登録地消去リストが上に上詰め
になる。図29はタイムアウトで図5に戻る。
【0044】図25で「登録地を変更する」をクリック
すると、図30に示す通り、登録地変更リストのバルー
ンを表示する。変更したい登録地(この場合「藍本
駅」)をダブルクリックすると、図31に示す通り文字
リストを表示する。「もよりのえき」と入力して「設
定」をクリックすると、図32に示す通り登録地変更リ
ストの「藍本駅」が「もよりのえき」に変更される。図
32はタイムアウトで図5に戻る。
【0045】図5の「目的地」の機能について、解説す
る。図5で「目的地」をクリックすると、図33に示す
通り、目的地地図を表示する。この時画面左下の表示
は、「目的地を表示」となっている。目的地地図には図
33に示す通り画面の左下に三角マークが表示されてい
る。これをクリックすると、図5に戻る。
【0046】図5の「環境設定」の機能について、解説
する。図5で「環境設定」をクリックすると、図34に
示す通り、環境設定バルーン341を表示する。これ
は、ルート案内や、バルーンの環境を設定する為のバル
ーンである。「ルートを案内する時の環境を設定する」
をクリックすると、図35に示す通り、ルート案内の環
境設定バルーン351を表示する。本実施の形態では詳
細は明記しないが、ルート案内中に出力する音声や、表
示する交差点案内等の設定を可能とする。図34で「バ
ルーンの環境を設定する」をクリックすると、図36に
示す通り、バルーンの環境設定バルーン361を表示す
る。バルーンの音声の出力の有無や、表示するバルーン
の種類等の選択を可能とする。
【0047】実施の形態2.実施の形態1において、地
図スクロールは地図の右と下に設けた地図スクロールバ
ーを用いて行っていたが、クリックボールの特性を生か
した別の方法を用いてもよい。例えば図37において
は、図5のような地図スクロールバーは存在しない。し
かしカーソルで地図の一部をクリックすると、図38に
示す通りそのクリック位置が地図の中心になるように、
地図がスクロールする。このように、地図のクリックに
よるスクロールという手段を用いる事により、極めて容
易に地図スクロールを行う事が出来る。
【0048】実施の形態3.実施の形態1の図2のクリ
ックボール機構25はパソコンなどで使用されるマウス
と同様にいわゆるドラッグ操作が可能である。この特徴
を生かした画面の拡大指令入力画面を図39に示す。図
39のa)は最初の画面で拡大したい範囲の左上にカー
ソル30を置く、次いで図39のb)の位置までカーソ
ル30をドラッグする〔 a)図の位置でスイッチ12
を押し下げ、そのままクリックボール8を回転させて
b)図の位置まで移動する〕。するとb)図に示すよう
にドラッグした線分を対角線とする矩形が画面内に描か
れる。そしてスイッチ12を手放すと、b)図で矩形で
囲まれた範囲の地図がc)図に示すように拡大されて表
示される。拡大率は予め定めておいてもよいし、矩形の
範囲が丁度画面一杯になる拡大率をとってもよい。この
機能は、図58の縮尺切り換え手段73によって実行さ
れる。なお、図には示さないが画面内に予め「拡大」
「縮小」を、選択項目として表示し、何れかを選択した
のち前述の操作を行えば、拡大、縮小を行うことができ
る。縮小の場合は現在の画面が、矩形で囲った範囲内に
縮小される。以上の処理も図58の縮尺切替え手段73
によって行う。上記の様な一連のクリックボールを用い
た地図の拡大/縮小操作により、極めて容易に地図の縮
尺の変更を行う事が出来る。
【0049】実施の形態4.クリックボール機構25の
ドラッグ操作を応用した他の実施の形態について説明す
る。図40は選択項目の配列順序を任意に変更する操作
を説明する図である。a)図は最初の画面であり、例え
ば「環境設定」という項目の位置を変更したいときに、
カーソル30を「環境設定」の項目の上に位置させる。
次に、ハンドル2のスイッチ12を押し下げて、そのま
まカーソル30を移動させると「環境設定」の文字がカ
ーソル30にくっついて移動する。そして図40b)の
ように、「環境設定」の項目を移動させたい位置までカ
ーソルを移動してからスイッチ12を手放すと「環境設
定」の文字がその位置に固定される。
【0050】このような操作により、どれか一つの項目
が抜けて空欄になると、自動的にその下の記載項目が順
に上へと移動して空欄が埋められる。このようにして、
選択項目の全ての項目について、任意の順に位置を入れ
換えることができる。この様な一連のクリックボールを
用いたドラッグ操作により、操作者の好みに応じた操作
ボタンの配列を可能とする。ただし、任意の位置へ移動
と言っても既に他の項目が記載されている上に重ねて記
載させることは当然出来ないことはいうまでもなく、こ
のような位置でスイッチ12を手放した場合には関連す
る操作の全てが無効となる。以上の処理は図59の表示
位置移動手段74により実行される。
【0051】実施の形態5.クリックボール機構25の
ドラッグ操作を応用した他の実施の形態について説明す
る。図41は登録地の位置を変更する操作を説明する図
である。図41のa)図は最初の画面であり、例えば登
録地としてある駅が登録されている。駅の施設マークと
同じ位置に、登録地マーク「◆」が表示されている。こ
の例では登録地点をこの駅の南方にある施設のない位置
に変更する。まず、図a)でカーソル30を登録地マー
クの上に位置させる。次に、ハンドル2のスイッチ12
を押し下げて、そのままカーソル30を移動させると
「◆」がカーソル30にくっついて移動する。そして図
41b)のように、「◆」を移動させたい位置までカー
ソルを移動してからスイッチ12を手放すと「◆」がそ
の位置に固定される。即ち、登録地点が最初の駅から駅
の南方の新しい位置に変更される。上記の様な一連のク
リックボールを用いた操作により、極めて容易に登録地
の移動を行う事が出来る。これは登録地点移動手段によ
って実行される。
【0052】実施の形態6.クリックボール機構25の
ドラッグ操作を応用した他の実施の形態について説明す
る。図42は登録された目的地または中間経由地の位置
を変更する操作を説明する図である。図42のa)図は
最初の画面であり、例えば目的地としてある駅が登録さ
れている(図中、旗の記号は目的地点を示す記号であ
る)。この例では目的地点をこの駅の南方にある特別な
施設のない位置に変更する。まず、図42a)でカーソ
ル30を「旗記号」の上に位置させる。次に、ハンドル
2のスイッチ12を押し下げて、そのままカーソル30
を移動させると「旗記号」がカーソル30にくっついて
移動する。そして図40b)のように、「旗記号」を移
動させたい位置までカーソルを移動してからスイッチ1
2を手放すと「旗記号」がその位置に固定される。即
ち、目的地点が「駅」から駅の南方の新しい位置に変更
される。上記の様な一連のクリックボールを用いた操作
により、極めて容易に目的地の移動を行う事が出来る。
以上の処理は図59の登録地点移動手段75と登録地登
録手段76により実行される。
【0053】実施の形態7.クリックボール機構25の
ドラッグ操作を応用した他の実施の形態について説明す
る。図43は地図の施設の位置を変更する操作を説明す
る図である。なお、以下は登録地登録手段76による
が、地図データそのものを書き換えてしまう場合には地
図データ変更手段72により実行される。通常、施設の
位置情報は記憶装置22に格納されており、その位置を
移動する事は出来ない。だが実際には施設建物の移転は
よくある事なので、その位置を移動する事が出来れば操
作者にとって便利である。図43のa)図は最初の施設
の位置であり、例えばホテルが表示されている。この例
ではホテルをこの南方にある道路沿いに変更する。ま
ず、図43a)でカーソル30を「H」の上に位置させ
る。次に、ハンドル2のスイッチ12を押し下げて、そ
のままカーソル30を移動させると「H」がカーソル3
0にくっついて移動する。そして図43b)のように、
「H」を移動させたい位置までカーソルを移動してから
スイッチ12を手放すと「H」がその位置に固定され
る。即ち、ホテルが元の位置から駅の南方の新しい位置
に変更され、記憶装置22の内容が書き換わる。上記の
様な一連のクリックボールを用いた操作により、極めて
容易に施設位置の移動を行う事が出来る。
【0054】実施の形態8.クリックボール機構25の
ドラッグ操作を応用した他の実施の形態について説明す
る。図44は地図の施設を追加する操作を説明する図で
ある。なお、以下も実施の形態7の登録地登録手段76
により、又、地図データを書き換える場合には地図デー
タ変更手段72によって実行される。通常、施設の情報
は記憶装置22に格納されており、追加する事は出来な
い。だが実際には施設建物の新築はよくある事なので、
施設を追加する事が出来れば操作者にとって便利であ
る。図44のa)図は最初の地図である。画面左に施設
のマーク一覧が表示されている。施設の追加はこのマー
クを地図上にドラッグする事により行う。この例ではホ
テルを南方にある道路沿いに追加する。まず、図44
a)でカーソル30を「H」の上に位置させる。次に、
ハンドル2のスイッチ12を押し下げて、そのままカー
ソル30を移動させると「H」がカーソル30にくっつ
いて移動する。そして図44b)のように、「H」を追
加させたい位置までカーソルを移動してからスイッチ1
2を手放すと「H」がその位置に固定される。即ち、ホ
テルが新しい位置に追加され、記憶装置22の内容が書
き換わる。上記の様な一連のクリックボールを用いた操
作により、極めて容易に施設の追加を行う事が出来る。
【0055】実施の形態9.クリックボール機構25の
ドラッグ操作を応用した他の実施の形態について説明す
る。図45は地図の施設を削除する操作を説明する図で
ある。通常、施設の情報は記憶装置22に格納されてお
り、削除する事は出来ない。だが実際には施設建物の閉
鎖や取り壊しはよくある事なので、施設を削除する事が
出来れば操作者にとって便利である。図45のa)図は
最初の地図でる。地図中央にホテルのマーク「H」が表
示されている。画面の左にはごみ箱のマークが表示され
ている。施設の削除はホテルのマークをごみ箱にドラッ
グする事により行う。まず、図44a)でカーソル30
を「H」の上に位置させる。次に、ハンドル2のスイッ
チ12を押し下げて、そのままカーソル30を移動させ
ると「H」がカーソル30にくっついて移動する。そし
て図45b)のように、「H」をごみ箱の位置までカー
ソルを移動してからスイッチ12を手放すと「H」が削
除される。即ち、ホテルが削除され、記憶装置22の内
容が書き換わる。上記の様な一連のクリックボールを用
いた操作により、極めて容易に施設の削除を行う事が出
来る。
【0056】実施の形態10.クリックボール機構25
のドラッグ操作を応用した他の実施の形態について説明
する。図46は地図の道路を変更する操作を説明する図
である。通常、道路データはノード点及び補完点と呼ば
れる一種の位置データと、おのおののノード点及び補完
点を繋ぐネットワークに関するデータから成り立ってお
り、ノード点は交差点、補完点は交差点と交差点の間の
曲点を表現している。通常道路データは記憶装置22に
格納されており、変更する事は出来ない。だが実際には
道路の変更はよくある事なので、記憶装置22の道路デ
ータを変更する事が出来れば操作者にとって便利であ
る。図46のa)図は最初の地図であり、中央を道路が
走っている。この例では交差点を東寄りに変更する。ま
ず、図46a)でカーソル30を道路の交差点の上に位
置させる。次に、ハンドル2のスイッチ12を押し下げ
て、そのままカーソル30を移動させると交差点がカー
ソル30にくっついて移動する。そして図46b)のよ
うに、交差点を移動させたい位置までカーソルを移動し
てからスイッチ12を手放すと交差点がその位置に固定
される。即ち、道路が元の位置から新しい位置に変更さ
れ、記憶装置22の内容が書き換わる。上記の様な一連
のクリックボールを用いた操作により、極めて容易に道
路の変更を行う事が出来る。
【0057】実施の形態11.クリックボール機構25
の操作を応用した他の実施の形態について説明する。図
47は地図の道路を追加する操作を説明する図である。
通常、道路データはノード点及び補完点と呼ばれる一種
の位置データと、おのおののノード点及び補完点を繋ぐ
ネットワークに関するデータから成り立っており、ノー
ド点は交差点、補完点は交差点と交差点の間の曲点を表
現している。通常道路データは記憶装置22に格納され
ており、追加する事は出来ない。だが実際には道路の追
加はよくある事なので、記憶装置22の道路データを追
加する事が出来れば操作者にとって便利である。図47
のa)図は最初の地図である。この例では北と南にある
交差点を繋ぐ道路を新たに追加する。まず、図53a)
でカーソル30で北の交差点をクリックする。次に、図
47b)のように、南の交差点をクリックすると、二つ
の交差点の間に新たな道路が追加され、記憶装置22の
内容が書き換わる。上記の様な一連のクリックボールを
用いた操作により、極めて容易に道路の追加を行う事が
出来る。
【0058】実施の形態12.クリックボール機構25
の操作を応用した他の実施の形態について説明する。図
48は地図の道路を削除する操作を説明する図である。
通常、道路データはノード点及び補完点と呼ばれる一種
の位置データと、おのおののノード点及び補完点を繋ぐ
ネットワークに関するデータから成り立っており、ノー
ド点は交差点、補完点は交差点と交差点の間の曲点を表
現している。通常道路データは記憶装置22に格納され
ており、削除する事は出来ない。だが実際には道路の閉
鎖はよくある事なので、記憶装置22の道路データを削
除する事が出来れば操作者にとって便利である。図48
のa)図は最初の地図である。この例では北と南にある
交差点を繋ぐ道路を削除する。まず、図48a)でカー
ソル30で北の交差点481をクリックする。次に、図
48b)のように、南の交差点482をクリックする
と、二つの交差点の間の道路が削除され、記憶装置22
の内容が書き換わる。上記の様な一連のクリックボール
を用いた操作により、極めて容易に道路の削除を行う事
が出来る。実施の形態7〜12における地図データの追
加、書換え、削除等は地図データ変更手段72により実
行される。
【0059】実施の形態13.クリックボール機構25
のドラッグ操作を応用した他の実施の形態について説明
する。図49は登録地を設定する操作を説明する図であ
る。図49のa)図は最初の画面であり、画面左の「登
録地リスト」をクリックした図である。この例では地図
の北にあるホテルのマーク「H」を登録地リストにドラ
ッグする事によって、登録地を設定する。まず、図49
a)でカーソル30をホテルのマーク「H」の上に位置
させる。次に、ハンドル2のスイッチ12を押し下げ
て、そのままカーソル30を移動させると「H」がカー
ソル30にくっついて移動する。(この時地図の上にも
ともとあった「H」マークは消えるのではなく、そのま
まそこに残っている。)そして図55b)のように、
「H」を登録地リストまでカーソルを移動してからスイ
ッチ12を手放すとホテルが登録地に設定される。即
ち、「ロイヤルホテル」が登録地リストの上段に追加さ
れ、地図上の「H」の位置には登録地マーク「☆」が表
示される。上記の様な一連のクリックボールを用いた操
作により、極めて容易に登録地の設定を行う事が出来
る。
【0060】実施の形態14.クリックボール機構25
のドラッグ操作を応用した他の実施の形態について説明
する。図50は登録地を設定する操作を説明する図であ
る。図50のa)図は最初の画面であり、画面左の「登
録地設定」をクリックした図である。この例では登録地
バルーンの登録地マークを地図上にドラッグする事によ
って、登録地を設定する。まず、図50a)でカーソル
30を登録地のマーク「☆」の上に位置させる。次に、
ハンドル2のスイッチ12を押し下げて、そのままカー
ソル30を移動させると「☆」がカーソル30にくっつ
いて移動する。そして図50b)のように、「☆」を地
図上までカーソルを移動してからスイッチ12を手放す
と地図上に登録地が登録される。即ち、地図上の「☆」
の位置が新しい登録地となる。図には無いが、登録地リ
ストを表示すると、「☆」で設定した登録地がマークは
「☆」、名称は「☆」のある場所の地名で追加されてい
る。上記の様な一連のクリックボールを用いた操作によ
り、極めて容易に登録地の設定を行う事が出来る。
【0061】実施の形態15.クリックボール機構25
のドラッグ操作を応用した他の実施の形態について説明
する。図51は目的地を設定する操作を説明する図であ
る。図51のa)図は最初の画面でる。この例では目的
地マークを地図上にドラッグする事によって、目的地を
設定する。まず、図51a)でカーソル30を目的地の
マーク「旗記号」の上に位置させる。次に、ハンドル2
のスイッチ12を押し下げて、そのままカーソル30を
移動させると「旗記号」がカーソル30にくっついて移
動する。(この時もともとあった「旗記号」マークは消
えるのではなく、そのままそこに残っている。)そして
図51b)のように、「旗記号」を地図上までカーソル
を移動してからスイッチ12を手放すと地図上に目的地
が設定される。即ち、地図上の「旗記号」の位置が目的
地となる。上記の様な一連のクリックボールを用いた操
作により、極めて容易に目的地の設定を行う事が出来
る。
【0062】実施の形態16.カーソル表示手段に関連
した他の実施の形態について説明する。実施の形態1に
おいて、明斑表示手段28は、操作者のクリックボール
8への接触の有無にもとづき、接触信号が出力されてい
る間、カーソルマーク30の周囲にこの付近の画面より
も光度が高く輪郭が不鮮明な明斑部を表示するものであ
るが、接触信号が出力されていなくても、明斑部を表示
してもよい。即ち、接触非接触に関わらず、明斑部を表
示してもよい。
【0063】実施の形態17.カーソル表示手段に関連
した他の実施の形態について説明する。図2のクリック
ボール8を操作してクリックボール機構25によりカー
ソル30を希望する方向に移動させる時、従来の装置に
おいては、図4のカーソル41のように、例えば画面の
下枠46にカーソルが移動していると、カーソル41の
矢羽根32部分が画面外に移動(実際にはなにも表示さ
れない)してしまい、カーソル41の存在場所の認識に
時間がかかっていた。本実施の形態においては符号反転
手段27はカーソルマーク表示手段26からカーソル3
0の位置(正確にはカーソルの指令点31の位置)を受
けて、図4のカーソル42に示すように、画面の対角線
99の上にカーソルマークがあるときには左上向き、対
角線99の下側にあるときには右下向きとなるように向
きを反転させる。図4の例は最初のカーソルマーク30
の向きが左上向きである場合の対処方法であるが、画面
を、中央を原点とする4象限に分割し、各象限内で矢羽
根32が画面の外側に向くようにしてもよいし、更に一
般的には矢羽根32が常に画面の中央に向くように制御
しておれば問題は解決する。このようにカーソルマーク
の指令点31が画面の端から所定の距離以内の位置に移
動したとき、カーソルマークの矢羽根符号の付加される
方向を画面の端から遠ざかる方向へ反転することによ
り、操作者は容易にカーソルの位置を認識することが出
来る。
【0064】実施の形態18.カーソル表示手段に関連
した他の実施の形態について説明する。図52は、本実
施の形態におけるカーソルの表示例を示した図である。
図2のクリックボール8を操作してクリックボール機構
25によりカーソル30を例えばホテルマーク等の希望
する要素の方向に移動させる時、図52a)のようにホ
テルマークとカーソルが離れていて、クリックしてもバ
ルーンが表示されない場合はカーソルは通常表示。図5
2b)のようにホテルマークとカーソルが重なって、ク
リックするとバルーンが表示される状態にある時は、カ
ーソルを強調表示(太くしたり、色を変化させる等、カ
ーソルの視認性を変化させる。)にする。これにより操
作者は容易にカーソルと要素のバルーン表示タイミング
を知る事が出来る。以上強調表示はマーク強調表示手段
78により行う。
【0065】実施の形態19.カーソル表示手段に関連
した他の実施の形態について説明する。図53は、本実
施の形態におけるカーソルの表示例を示した図である。
図2のクリックボール8を操作してクリックボール機構
25によりカーソル30を例えばホテルマーク等の希望
する要素の方向に移動させる時、図53a)のようにホ
テルマークとカーソルが離れていて、クリックしてもバ
ルーンが表示されない場合はホテルマーク「H」は通常
表示。図53b)のようにホテルマークとカーソルが重
なって、クリックするとバルーンが表示される状態にあ
る時は、ホテルマーク「H」を強調表示(太くしたり、
色を変化させる等、マークの視認性を変化させる。)に
する。これにより操作者は容易にカーソルと要素のバル
ーン表示タイミングを知る事が出来る。以上の強調表示
はマーク強調表示手段78により行う。
【0066】実施の形態20.バルーン表示に関連した
他の実施の形態について説明する。図54は、本実施の
形態におけるバルーンの表示例を示した図である。図5
4a)は、カーソルでホテルマーク「H」をクリックし
た時のバルーン表示例である。このバルーン表示541
は、表示されている地図にオーバラップして表示するの
で、あまり大きな面積のものは表示出来ない。例えば
a)に示す通り、3行程度のものとなる。図54a)の
バルーン542は、ホテルの情報を表示しているが、バ
ルーンが小さい為全ての情報は表示していない。しか
し、図54b)に示す通りカーソル30をバルーン表示
30の枠の一つの角に置き、スイッチ12を押しなが
ら、上、または下に移動させる(ドラッグ操作する)
と、バルーンの大きさが必要な大きさまで拡大される。
ここで、必要な大きさとは、地図情報としてあらかじめ
記憶している施設内容の全てを表示するに足る大きさで
あり、勿論、画面59の大きさよりは小さい。上記手段
により、バルーン表示が大き過ぎて煩わしく見えるのを
防ぐ効果と、操作者の操作により全ての施設情報を表示
可能とする二つの相反する効果を有する。これらのバル
ーンのサイズの変更は表示情報変更手段(図示しない)
により実行される。
【0067】実施の形態21.バルーン表示に関連した
他の実施の形態について説明する。これも前述の施設解
説手段77により実行される。図55は、本実施の形態
におけるバルーンの表示例を示した図である。図55
a)は、カーソルでホテルマーク「H」をクリックした
時のバルーン表示例である。このバルーン表示は、表示
されている地図にオーバラップして表示するので、あま
り大きな面積のものは表示出来ない。例えばa)に示す
通り、3行程度のものとなる。図55a)のバルーン
は、ホテルの情報を表示しているが、バルーンが小さい
為全ての情報は表示していない。しかし、図55b)に
示す通りカーソル30でスクロールバーを操作すると、
それ以外の情報を見る事が可能である。上記手段によ
り、バルーン表示が大き過ぎて煩わしく見えるのを防ぐ
効果と、操作者の操作により全ての施設情報を表示可能
とする二つの相反する効果を有する。
【0068】実施の形態22.バルーン表示に関連した
他の実施の形態について説明する。図56は、本実施の
形態におけるバルーンの表示例を示した図である。図5
6は、カーソルでホテルマーク「H」をクリックした時
のバルーン表示例である。このバルーン表示は、ホテル
の外観の写真を表示している。上記手段により、地図上
の写真と、実物とを視覚で比較出来る効果を有する。こ
れらのバルーン表示も施設解説手段77により実行され
る。
【0069】実施の形態23.クリックボール機構に関
連した他の実施の形態について説明する。図57は、本
実施の形態におけるクリックボールの構造を示した図で
ある。図57a)はクリックボールのみの構造である。
クリックボールがスイッチをかねている。クリックボー
ル押下により、スイッチ12押下と同じ操作となる。図
57b)はクリックボールとスイッチ一つの構造であ
る。本実施の形態の構造である。図57c)はクリック
ボールとスイッチ二つの構造である。片方のスイッチは
本実施の形態と同じ機能を有するが、もう片方のスイッ
チは例えばバルーンを閉じたり、前回の操作をキャンセ
ルしたり、一つ前の画面に戻るといった機能を有する。
【0070】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の地図
情報表示装置は、クリックボールがハンドルのにぎり輪
部に配設されているので、従来のものとは異なり、ハン
ドルを握ったままの姿勢で地図情報表示装置の操作が可
能となり、安全性の向上という効果が得られる。
【0071】また、カーソルマークが、画面の端から所
定の距離以内に来ると、カーソルマークの矢羽根の方向
が画面の端から遠ざかる方向に移動する符号反転手段を
備えているので、操作中にカーソルマークを見失うと言
うことがなく、操作しやすいという効果が得られる。
【0072】また、カーソルマークの周囲に周囲の外側
の画面よりも光度が高く輪郭が不鮮明な明斑部を表示す
る明斑表示手段を備えたので、カーソルを見失なうこと
がないという効果が得られる。
【0073】また、カーソルが現在位置を示す符号にか
かっている間、現在位置を特定の建造物又は特定の交差
点からの方位と距離とで示す現在位置文字情報表示手段
を備えているので、現在位置の認識が容易になるという
効果が得られる。
【0074】また、施設検索時には、地名と施設を並列
して検索出来るので、施設の検索が容易であるという効
果が得られる。
【0075】また、ステアリングホイールの輪幹の正面
位置に配置したクリックボールと、同じく正面位置に配
置したスイッチからなるクリックボール機構を備えてい
るので、いわゆるドラッグ操作が可能であるという効果
がある。また、ドラッグ操作によって画面上に簡単に矩
形を描くことができ、この矩形内の地図範囲を拡大でき
るので、拡大操作が容易であるという効果が得られる。
【0076】また、ドラッグ操作によって登録地点を簡
単に移動できるので、操作が容易になるという効果が得
られる。
【0077】また、地点の登録操作はドラッグ操作のみ
で実行でき、キースイッチ操作が不要となるので操作が
簡単になるという効果が得られる。
【0078】また、施設地点上にカーソルを置けば、施
設の内容を表示する施設解説手段を備えているので、地
図としての情報以外に施設情報をも容易に得ることがで
きる。
【0079】また、特定施設の符号上にカーソルを置
き、指令スイッチを押せば、施設の内容を文字情報、又
は写真画面で知ることができ、そのサイズをドラッグ操
作によって変更すれば、情報量を自由に変えられるとい
う効果が得られる。
【0080】また、カーソルを特定施設符号に置いたと
き、カーソルが強調表示されて、文字情報表示可能な施
設か否かがすぐに解るのできわめて使いやすい地図情報
表示装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の地図情報表示装置
のブロック構成図である。
【図2】 図1中のクリックボール機構の詳細説明図で
ある。
【図3】 カーソルマークの一例を示す説明図である。
【図4】 符号反転手段の機能を説明する図である。
【図5】 実施の形態1の動作を説明するための画面図
である。
【図6】 実施の形態1の動作を説明するための画面図
である。
【図7】 画面の構造を説明する画面構造説明図であ
る。
【図8】 施設情報の画面表示例である。
【図9】 施設情報の画面表示例である。
【図10】 施設情報の画面表示例である。
【図11】 地図の向きの切替え説明図である。
【図12】 地図の縮尺の切替え表示例である。
【図13】 地図の縮尺の切替え表示例である。
【図14】 施設の検索の画面表示例である。
【図15】 施設の検索の画面表示例である。
【図16】 施設の検索の画面表示例である。
【図17】 登録地の設定説明図である。
【図18】 登録地の設定説明図である。
【図19】 登録地の設定説明図である。
【図20】 目的地設定の説明図である。
【図21】 目的地設定の説明図である。
【図22】 目的地設定の説明図である。
【図23】 全ルート表示の説明図である。
【図24】 全ルート表示の説明図である。
【図25】 登録地についての説明図である。
【図26】 登録地についての説明図である。
【図27】 登録地についての説明図である。
【図28】 登録地についての説明図である。
【図29】 登録地についての説明図である。
【図30】 登録地についての説明図である。
【図31】 登録地についての説明図である。
【図32】 登録地についての説明図である。
【図33】 登録地についての説明図である。
【図34】 環境設定についての説明図である。
【図35】 環境設定についての説明図である。
【図36】 環境設定についての説明図である。
【図37】 この発明の実施の形態2のスクロール方法
についての説明図である。
【図38】 この発明の実施の形態2のスクロール方法
についての説明図である。
【図39】 実施の形態3の画面拡大動作を説明するた
めの画面図である。
【図40】 実施の形態4の配列変更動作を説明するた
めの画面図である。
【図41】 実施の形態5の登録地の位置変更動作を説
明するための画面図である。
【図42】 実施の形態6による登録施設の位置変更動
作を説明する画面例である。
【図43】 実施の形態7の動作を説明するための画面
表示例である。
【図44】 実施の形態8による登録施設の追加動作を
説明する画面例である。
【図45】 実施の形態9による登録施設の削除動作を
説明する画面例である。
【図46】 実施の形態10による地図の道路の変更動
作を説明する画面例である。
【図47】 実施の形態11による地図の道路の追加動
作を説明する画面例である。
【図48】 実施の形態12による地図の道路の削除動
作を説明する画面例である。
【図49】 実施の形態13による登録地の設定動作を
説明する画面例である。
【図50】 実施の形態14による登録地の設定動作を
説明する画面例である。
【図51】 実施の形態15による目的地の設定動作を
説明する画面例である。
【図52】 実施の形態18によるカーソルの表示例を
説明する画面例である。
【図53】 実施の形態19によるカーソルの表示例を
説明する画面例である。
【図54】 実施の形態20によるバルーン表示例を説
明する画面例である。
【図55】 実施の形態21によるバルーン表示例を説
明する画面例である。
【図56】 実施の形態22によるバルーン表示例を説
明する画面例である。
【図57】 実施の形態23によるクリックボールの構
成の変化を説明する図である。
【図58】 実施の形態1から実施の形態23の各手段
の位置付けを説明するブロック図である。
【図59】 従来のナビゲーションシステムのカーソル
移動スイッチの構成説明図である。
【図60】 従来のナビゲーションシステムのカーソル
移動スイッチの自動車への設置説明図である。
【図61】 図60のカーソル移動スイッチの構成説明
図である。
【符号の説明】
2 ステアリングホイール、 8 クリックボール、
12 スイッチ、 20 GPS受信装置、21 現在
位置表示手段、 22 記憶装置、 23 地図表示
手段、24 選択肢表示手段、 25 クリックボール
機構、26 カーソルマーク表示手段、 27 符号反
転手段、28 明斑表示手段、 29 選択手段、52
現在位置符号、 61 明斑部、 71 現在位置伝
達手段、72 地図データ変更手段、 73 縮尺切替
え手段、74 表示位置移動手段、 75 登録地点移
動手段、76 登録地登録手段、 77 施設解説手
段、78 マーク強調表示手段、 79 情報検索手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB05 HB22 HC08 HC13 HC22 HC24 HC25 HC27 HC31 HD03 HD16 2F029 AA02 AB07 AB13 AC02 AC14 AC19 5H180 AA01 FF05 FF11 FF23 FF24 FF27 FF32 FF35 9A001 DD11 JJ11 JJ77

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールを有する移動体上
    に搭載され、地図情報を記憶した地図情報記憶手段と、
    前記地図情報記憶手段が記憶する地図情報を表示する表
    示手段と、 前記ステアリングホイールのにぎり輪部に配設されて全
    方向に回転し、回転量に応じた信号を出力するボールを
    有するクリックボール機構とを備え、前記クリックボー
    ル機構を用いて操作を行うことを特徴とする地図情報表
    示装置。
  2. 【請求項2】 予めプログラムされた複数の手順を選択
    候補項目として画面に表示する選択肢表示手段と、位置
    を指令する指令点と、前記指令点からあらかじめ定めた
    特定の方向に付加される符号とからなるカーソルマーク
    を表示するカーソルマーク表示手段と、 前記操作者が前記カーソルマークを前記複数の選択候補
    項目の内の一つに位置させつつ選択指令信号を出力させ
    ることにより、該項目を選択する選択手段と、 前記カーソルマークの前記指令点を前記画面の端から所
    定の距離以内の位置に移動させたとき、前記カーソルマ
    ークの方向を前記画面の中央から端に向かう方向へと反
    転させる符号反転手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の地図情報表示装置。
  3. 【請求項3】 予めプログラムされた複数の手順を選択
    候補項目として画面に表示する選択肢表示手段と、位置
    を指令する指令点と、前記指令点からあらかじめ定めた
    特定の方向に付加される符号とからなるカーソルマーク
    を表示するカーソルマーク表示手段と、 前記操作者が前記カーソルマークを前記複数の選択候補
    項目の内の一つに位置させつつ選択指令信号を出力させ
    ることにより、該項目を選択する選択手段と、 前記カーソルマークの周囲に、その外側の画面よりも光
    度が高く輪郭が不鮮明な明斑部を表示する明斑表示手段
    を備えたことを特徴とする情報表示装置。
  4. 【請求項4】 地図情報を記憶した地図情報記憶手段
    と、現在位置を検出する現在位置検出手段と、前記地図
    情報記憶手段が記憶する地図情報と現在位置検出手段が
    検出した現在位置を表示する表示手段と、 前記現在位置を周辺の特定の建造物または交差点からの
    方位と距離とを含む情報で使用者に伝える現在位置伝達
    手段を備えたことを特徴とする地図情報表示装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも地名を表す地名情報と、建物
    または構造物の名称または種類を表す施設情報とを含む
    地図情報とを記憶した地図情報記憶手段と、 前記地図情報記憶手段が記憶する地図情報を表示する表
    示手段と、 前記施設情報を検索する時には、前記地名情報と前記施
    設情報とを並列して検索する情報検索手段とを備えたこ
    とを特徴とする地図情報表示装置。
  6. 【請求項6】 複数の段階の地図縮尺からなる地図情報
    を記憶した地図情報記憶手段と、前記地図情報記憶手段
    が記憶する地図情報を表示する表示手段と、 前記表示手段に表示している地図上の任意の二つの地点
    を指定する地点指定手段と、二つの地点を対角線とする
    矩形を構成し、構成した矩形に基づいて拡大及び縮小し
    た地図を表示する縮尺切り替え手段を備えたことを特徴
    とする地図情報表示装置。
  7. 【請求項7】 地図情報を記憶した地図情報記憶手段
    と、前記地図情報記憶手段が記憶する地図情報を表示す
    る表示手段と、前記表示手段に表示した地図上にカーソ
    ルマークを表示するカーソルマーク表示手段と、前記表
    示手段に表示した地図上に特定の地点を登録地点として
    登録できる地点登録手段と、 全方向に回転し回転量に応じた信号を出力するボールを
    有するクリックボール機構とを備え、 前記地図上に表示した前記登録地点上にカーソルマーク
    を置き、前記ボールを操作することによって前記カーソ
    ルマークを前記地図上の任意の他の位置まで移動させる
    ことにより、前記登録地点を任意の位置に移動する登録
    地点移動手段を備えたことを特徴とする地図情報表示装
    置。
  8. 【請求項8】 少なくとも地名を表す地名情報と、建物
    または構造物の名称または種類を表す施設情報からなる
    地図情報を記憶した地図情報記憶手段と、前記地図情報
    記憶手段が記憶する地図情報を表示する表示手段と、前
    記表示手段に表示した地図上にカーソルマークを表示す
    るカーソルマーク表示手段と、 全方向に回転し回転量に応じた信号を出力するボールを
    有するクリックボール機構とを備え、 前記地図上に表示した施設地点上に前記カーソルマーク
    を置き、前記ボールを操作することによって前記カーソ
    ルマークを前記表示手段の任意の位置まで移動させるこ
    とにより、前記施設地点を登録地点として登録する登録
    地登録手段を備えたことを特徴とする地図情報表示装
    置。
  9. 【請求項9】 少なくとも地名を表す地名情報と、建物
    または構造物の名称または種類を表す施設の詳細情報か
    らなる地図情報を記憶した地図情報記憶手段と、前記地
    図情報記憶手段が記憶する地図情報を表示する表示手段
    と、前記表示手段に表示した地図上にカーソルマークを
    表示するカーソルマーク表示手段と、 前記地図上に表示した施設地点上に前記カーソルマーク
    を置けば、前記地図情報記憶手段が記憶する施設の詳細
    情報を表示又は音声によって出力する施設解説手段を備
    えたことを特徴とする地図情報表示装置。
  10. 【請求項10】 地図情報を記憶した地図情報記憶手段
    と、前記地図情報記憶手段が記憶する地図情報を表示す
    る表示手段と、前記表示手段に表示した地図上にカーソ
    ルマークを表示するカーソルマーク表示手段と、 全方向に回転し回転量に応じた信号を出力するクリック
    ボール機構とを備え、 前記表示手段上に表示した情報を表示する任意のエリア
    にカーソルマークを置き、前記ボールを操作することに
    よって任意のエリアのサイズを変えることにより、エリ
    ア内の情報量を変化させる表示情報変更手段を備えたこ
    とを特徴とする地図情報表示装置。
  11. 【請求項11】 地図上に表示したあらかじめ定めた特
    定の地点上にカーソルマークを置いたとき、このカーソ
    ルマークを強調表示するマーク強調表示手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項9に記載の地図情報表示装置。
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