JP2001295462A - 脚 立 - Google Patents

脚 立

Info

Publication number
JP2001295462A
JP2001295462A JP2000114695A JP2000114695A JP2001295462A JP 2001295462 A JP2001295462 A JP 2001295462A JP 2000114695 A JP2000114695 A JP 2000114695A JP 2000114695 A JP2000114695 A JP 2000114695A JP 2001295462 A JP2001295462 A JP 2001295462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
stepladder
legs
wheel
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000114695A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Miyamoto
武浩 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000114695A priority Critical patent/JP2001295462A/ja
Publication of JP2001295462A publication Critical patent/JP2001295462A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Movable Scaffolding (AREA)
  • Ladders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の移動手段を有する脚立は操作に熟練を
要したり、又構造が複雑なため製造コストの上昇をまね
いていた。 【解決手段】 踏み台部の前部に前脚を垂設し、後部に
は、後脚を前後に揺動自在に枢支し、なお、後脚には上
方に起立した操作レバーを形成し、脚の下端には一方向
クラッチ機構を介して、車輪を回転自在にそれぞれを軸
支している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脚立に関するもの
である。さらに詳しくは、脚立に乗ったままの状態で前
進することができる脚立に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術には、前脚の左右の車輪に一
方向の回転に対して制動作用をするブレーキを備えた、
その前脚枠の縦中央を軸に右に左にと回動させ移動する
もの(特開昭49−93162号・特開昭57−174
587号)、踏み台上のペダルに連動する、脚の下端の
車輪に設けた一方向クラッチ機構により車輪を回転させ
移動させるもの(特開平11−291918号)等が提
案されている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかし、上記従来の脚
立においては、操作に熟練を要したり、踏み台上のペタ
ルに連動する、脚下端の車輪に設けた一方向クラッチの
機構が複雑なため製造コストの上昇を招く等の問題点が
あった。
【0004】そこで本発明は、操作に熟練を必要とせ
ず、しかも低コストで製造できる脚立を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、少なくとも3脚以上の脚を備えた脚立にお
いて、人が乗るための踏み台部の前部に前脚を垂設し、
後部には、後脚を前後揺動自在に枢支し、なお後脚には
上方に起立した操作レバーを形成し、前脚の少なくとも
一つと後脚の少なくとも一つに前転方向にのみ回転を許
す一方向クラッチ機構を介して、車輪を回転自在にそれ
ぞれを軸支し、操作レバーの前後揺動操作により、脚立
を前進させるようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を基に詳しく説明する。
【0007】図1は、本発明の全体図で、前脚F及び後
脚Rは中空アルミニウム材により適宜位置にステップを
固着した枠状に形成されている。
【0008】前脚Fは、踏み台部1の前部に不使用時折
り畳みができるように連結部材6を介して垂設し、使用
時には踏み台部1と必要な角度を維持するための係止部8
をも有している。更に脚の下端には、一方向にのみ回転
を許すクラッチ機構を介して、前車輪4を回転自在に軸
支している。
【0009】つづいて、後脚Rは踏み台部1の後部に張
出部材7aを設け、支軸3を介して前後に揺動自在に枢支
し、その脚の上部に不使用時折り畳みができるように連
結部材6を介して操作レバー2を立設している。更に後脚
Rの下端には前脚同様、一方向にのみ回転を許すクラッ
チ機構を介して後車輪5を回転自在に軸支している。
【0010】図2は、一方向クラッチ機構の一例を説明
する。
【0011】コイル12の外径より大きい内径を有する車
輪中央の孔14にはクラッチの働きをするコイル12を挿入
し、そのコイルのL形一端部15はコイル係止穴11に挿入
し、そのコイルのL形一端部15はネジ孔17に係合する2
個の六角穴付ボルト16によってサンドイッチ状に挟み車
輪9に固定している。
【0012】続いてコイル12の内径より約0.2mm太い
車軸13をコイル内に挿入し、その車軸の両端を脚19に固
定して一方向クラッチ機能をもつ車輪を完成させる。
【0013】クラッチ作用について、車輪9がコイル12
の内径を広げる方向に回転しょうとすれば車軸13上の回
転を許し、逆にコイル12の内径を縮める方向に回転しょ
うとすれば収縮する力により回転が阻止される。コイル
には接触面積の大きい帯状コイルを使用するのが好まし
い。
【0014】図3及び図4は、本発明の作用を説明す
る。
【0015】後脚Rの上端から起立する操作レバー2は
連結部材6により強固に連結され後脚上部の支軸3を支点
に前後に揺動することができ、床面に接している前脚F
及び後脚Rの下端の前車輪4及び後車輪5はそれぞれ前述
のクラッチ作用により反時計回りの回転はできるが時計
回りには回転できない。すなわち、脚立の進行方向のみ
の転動移動が可能である。
【0016】図3に示す踏み台部1上の作業者が、後脚
Rと連結された操作レバー2を脚立の進行方向と逆の後
方に押し動かせば前脚Fを後方に引き動かそうとする力
が働くが、前脚Fの前車輪は時計方向に回転できないた
め前車輪位置(B)をそのまま維持する。一方後脚Rの
後車輪5は反時計方向に回転可能なため何ら抵抗なく後
車輪位置(A)から後車輪位置(A1)に移る、この際
踏み台部の後部が僅かにせり上がる。
【0017】続いて図4に示す作業者が操作レバー2を
脚立の進行方向である前方に引き寄せれば後脚Rの後車
輪5は時計方向の回転ができず後車輪位置(A1)をそ
のまま維持し、一方前脚Fの前車輪4は反時計方向に回
転できるため何ら抵抗なく前車輪位置(B)から前車輪
位置(B1)に移る。
【0018】以上の動きから、脚立の前脚Fの前車輪4
は前車輪位置(B)から前車輪位置(B1)へ、後脚R
の後車輪5は後車輪位置(A)から後車輪位置(A1)
に移動している。
【0019】上述の操作レバーの動作を繰り返し行えば
その操作回数に応じた距離分が移動できる。
【0020】また、使用時に後脚Rが折り畳まれないよ
うに揺動幅に制限をもたす可動ストッパー25を張出部材
7bに備えている。
【0021】一方向クラッチ機構には、ラチェット方式
・カム方式・クサビ方式いずれを用いても機能する。
【0022】次に、図5を基に作業時の脚立を安定維持
するために設けた、車輪ロック機構について説明する。
【0023】操作レバー2に連結された後脚R下端の後
車輪5の内面側に設けたロック穴18に、後脚R内の支持
軸に固定された略L字形ロックバー21の先端部が引きス
プリング22の力により後車輪5外周近傍に設けた複数個
のロック穴18の一つに挿入し後車輪5の時計方向又は反
時計方向それぞれの動きを止める。
【0024】上述の解除操作はロック解除ボタン23を握
り締めることにより操作レバー12内及び後脚R内の連絡
棒を介して支持軸20を回動させ、連動する略L字形ロッ
クバー21の先端部がロック穴18より引き抜かれ解除され
る。
【0025】
【発明の効果】踏み台部上から操作レバーの簡単な揺動
操作により移動することができる、本発明によって、従
来の様に操作に対する技術と、脚立への登り降りの動作
の繰り返し、及び脚立の移動のための持ち下げ等が不要
となり、また機構が簡単なため製造コストを大幅に下が
ることが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脚立の全体斜視図である。
【図2】一方向クラッチの機構の一例の説明のためすべ
り止め部材の一部を切欠した分解斜視図である。
【図3】本発明の作用を説明するための略図である。
【図4】図3同様本発明の作用を説明するための略図で
ある。
【図5】作業時の脚立を安定維持するために設けた、車
輪ロック機構の斜視図である。
【符号の説明】
A 後車輪位置 A1 後車輪位置 B 前車輪位置 B1 前車輪位置 F 前脚 R 後脚 1 踏み台部 2 操作レバー 3 支軸 4 前車輪 5 後車輪 6 連結部材 7a 張出部材 7b 張出部材 8 係止部 9 車輪 10 すべり止め部材 11 コイル係止穴 12 コイル 13 車軸 14 孔 15 コイルのL形一端部 16 キャップボルト 17 ネジ孔 18 ロック穴 19 脚端部 20 支持軸 21 略L字形ロックバー 22 引きスプリング 23 ロック解除ボタン 24 連結部材係止ネジ 25 可動ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3脚以上の脚を備えた脚立に
    おいて、人が乗るための踏み台部の前部に前脚を垂設
    し、後部には、後脚を前後に揺動自在に枢支し、なお後
    脚には上方に起立した操作レバーを形成し、前脚の少な
    くとも一つと後脚の少なくとも一つに前転方向にのみ回
    転を許す一方向クラッチ機構を介して、車輪を回転自在
    にそれぞれを軸支し、操作レバーの前後揺動操作によ
    り、脚立を前進させるようにしたことを特徴とする脚
    立。
JP2000114695A 2000-04-17 2000-04-17 脚 立 Pending JP2001295462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000114695A JP2001295462A (ja) 2000-04-17 2000-04-17 脚 立

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000114695A JP2001295462A (ja) 2000-04-17 2000-04-17 脚 立

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001295462A true JP2001295462A (ja) 2001-10-26

Family

ID=18626458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000114695A Pending JP2001295462A (ja) 2000-04-17 2000-04-17 脚 立

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001295462A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7736280B2 (en) Treadmill deck locking mechanism
US6092822A (en) Self-propelled wheelchair
KR102003386B1 (ko) 접이식 전동퀵보드
JP4107904B2 (ja) レバー作動式キャスタ車輪においてブレーキと方向性ロックを作動させるためのペダル機構
AU5834399A (en) Wheeled carriage having auxiliary wheel spaced from center of gravity of wheeled base and cam apparatus controlling deployment of auxiliary wheel and deployable side rails for the wheeled carriage
JP2009269470A (ja) 自転車用施錠システム及び自転車
CA1055383A (en) Mobile chair base having locking means
JP2001295462A (ja) 脚 立
JP2002264604A (ja) キャスタ
JP2012130569A (ja) 歩行補助車
JP2004089681A (ja) 跳上げ式机
JP3825535B2 (ja) シルバーカ
JP4103048B2 (ja) キャスターのロック操作装置
JP3535065B2 (ja) ブレーキ機構付き手押し運搬車
JP3888661B2 (ja) 携帯用車椅子
JPS6346254Y2 (ja)
JP2527734Y2 (ja) シート・スライド装置
JP2006109877A (ja) 歩行器
JP3869744B2 (ja) 折り畳み自転車
JP3111185B1 (ja) 操作レバー装置およびこれを利用する軽車両
JPH08207504A (ja) キャスタのロック装置
JP4426071B2 (ja) ブレーキ機構及びこれを用いた車椅子
JPH06284Y2 (ja) 車両のパ−キングレバ−装置
EP0619126A2 (en) Bicycle exercise stand
JP3532872B2 (ja) 車椅子のブレーキ装置