JP2001295372A - 大張間屋根構造体の構築工法 - Google Patents

大張間屋根構造体の構築工法

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JP2001295372A JP2000108872A JP2000108872A JP2001295372A JP 2001295372 A JP2001295372 A JP 2001295372A JP 2000108872 A JP2000108872 A JP 2000108872A JP 2000108872 A JP2000108872 A JP 2000108872A JP 2001295372 A JP2001295372 A JP 2001295372A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 屋根構造体骨組を水平にせずとも地上近くで
安全に地組み作業が行えるとともに、安定した屋根構造
体の組上げが行え、構築資材の低減と工期の短縮ならび
にコストの低減を可能にした大張間屋根構造体の構築工
法を提供することを目的とする。 【解決手段】 予め地上で組み立てられた屋根構造体1
における柱脚骨組2A、2Bを基礎上に揺動可能に軸着
し、これら連結された屋根構造体中央部をプッシュアッ
プ装置7で支持するとともに、該プッシュアップ装置7
の支柱22上部と基礎G上の左右両側とをウインチ11
にて一定の張力を付与した緊張ワイヤ8A、8Bにて連
結し、これらの緊張ワイヤ8A、8Bの張力を一定に保
持しつつ前記プッシュアップ装置7を伸長させて屋根構
造体1を押し上げることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大スパン構造物、
好適には大張間屋根構造体のプッシュアップ工事に適用
される構築工法に関する。
【0002】
【従来の技術】屋根構造体の構築工法として、従来か
ら、構築する構造体の下に仮設支柱を配設し、該仮設支
柱の上にトラッククレーン等を用いて屋根構造体を組み
立てていく足場工法や、地上で組み立て構築形成した構
造体をリフトアップ装置を用いて引き上げるリフトアッ
プ工法、地上に櫓を組んで構造体を下から押し上げるジ
ャッキアップ工法等が行われている。これらの工法の中
で、比較的小型の扛重装置にても大スパンの構造体を組
み上げることが可能なことからジャッキアップ工法が有
用なものとして多用されつつある。図10に示したもの
は、ジャッキと伸縮自在な多筒支柱から構成されるプッ
シュアップ装置を用いたジャッキアップ工法の第1の従
来例である。
【0003】このようなジャッキアップ工法では、プッ
シュアップ装置におけるジャッキを伸長させて行われる
構造体のプッシュアップが安定した状態でなされるよう
に、2セットのプッシュアップ装置が採用される。屋根
構造体31は、ピン軸着部33、34、35、36によ
って中央より間隔を隔てた位置と軒部近傍位置の4か所
にてピン軸支されて上方に突出して構成された頂部骨組
31A、主体骨組31B、31Cおよび柱脚骨組32
A、32Bからなり、柱脚骨組32A、32Bは基礎G
上の間隔を隔てた2か所G1、G2にて揺動可能に軸着
される。これらピン軸着部にて連結された屋根構造体3
1を予め地上で組み立て、屋根構造体における頂部骨組
31Aの下面の2か所に、2つ一対のプッシュアップ装
置37−1、37−2における伸縮支柱52−1、52
−2を当接した後、これらプッシュアップ装置37−
1、37−2を伸長させることで、前記地上で組み立て
られた屋根構造体31におけるピン軸着部33、34、
35、36が略直線状に起立して、図10の設計形状に
組み上げられる。
【0004】しかしながら、このような2セットのプッ
シュアップ装置を用いるものでは、設備費の増大と、そ
れらの設置のための手間と、それに伴う工期の延長およ
び設置費用の増大を招いていた。そのようなことから、
1セットのプッシュアップ装置のみにても安定して屋根
構造体のプッシュアップが行える構築工法について鋭意
研究が重ねられている。図8および図9は、1セットの
プッシュアップ装置のみにて屋根構造体31を構築する
方法を示す従来のものであるが、1セットのプッシュア
ップ装置37のみにて屋根構造体31を押し上げようと
すると、構築作業中に屋根構造体31が左右どちらかに
傾いてしまい、不安定な構築作業となるばかりでなく、
安全性にも課題を残した。
【0005】そこで、本件出願人は、前記図8の工法に
近いものであるが屋根構造体の構築工法について安定し
た構築を可能とする「トラス屋根構造物の免振式建方工
法(特許第146806号)」を提案した。この工法
は、図8に類似し、一対のトラス屋根構造版を3個のピ
ンで断面山形に形成し、棟部分端部同士が軸着されると
ともに、それらの軒部分端部が基礎面に対して揺動自在
とされたトラス屋根構造物の構築方法で、前記一対のト
ラス屋根構造版を水平状態で地組みした後、軸着された
棟部分端部を上昇させて構築するもので、1セットのプ
ッシュアップ装置だけでは不安定な構築作業となるの
で、図7に示すように、支持点の両側から緊張ワイヤ3
8A、38Bと巻取ウインチ41、41を使用した支持
機構が設置される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かくして、1セットの
プッシュアップ装置のみにても安定して屋根構造体の組
み上げが可能となった。しかしながら、前記トラス屋根
構造版の構築工法にては、屋根構造版を水平状態にて地
組みさせることを条件としていることから、軒部分すな
わち柱脚骨組32A、32Bが余程短いか、柱脚骨組3
2A、32Bに対して屋根主体部骨組31B、31Cが
長く構成されて勾配が極端に緩く形成されない限り、屋
根構造版の地組みが高所作業となる虞れがあった。何故
なら、屋根勾配がきつく柱脚が短い場合は、屋根構造版
を水平状態にすると、軒部分端部の位置(35、36)
がかなり外側に移動してしまい、柱脚の固定位置(G
1、G2)から離れてしまうからである。
【0007】そこで、本発明では、前記本件出願人によ
るトラス屋根構造物の構築工法をさらに改良して、屋根
構造体骨組を水平にせずとも地上近くで安全に地組み作
業が行えるとともに、安定した屋根構造体の組上げが行
え、構築資材の低減と工期の短縮ならびにコストの低減
を可能にした大張間屋根構造体の構築工法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、中央
より間隔を隔てた位置と軒部あるいは軒部近傍位置の少
なくとも4か所にてピン軸支されて屋根面が上方に突出
して構成された骨組からなる大張間屋根構造体の構築工
法において、予め地上で組み立てられた屋根構造体にお
ける柱脚骨組を基礎上に揺動可能に軸着し、これら連結
された屋根構造体中央部をプッシュアップ装置で支持す
るとともに、該プッシュアップ装置の支柱上部と基礎上
の左右両側とをウインチにて一定の張力を付与した緊張
ワイヤにて連結し、これらの緊張ワイヤの張力を一定に
保持しつつ前記プッシュアップ装置を伸長させて屋根構
造体を押し上げることを特徴とするものである。また本
発明は、前記屋根構造体における各柱脚骨組上部と基礎
上の左右両側とをウインチにて一定の張力を付与した緊
張ワイヤにて連結したことを特徴とするものである。ま
た本発明は、屋根構造体における前記ピン軸支された軸
着部近傍の骨組間にジャッキあるいはダッシュポット等
の緩衝器を介設したことを特徴とするもので、これらを
課題解決のための手段とするものである。
【0009】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1〜図5は本発明の大張間屋根構造体
の構築工法の第1実施の形態を示すもので、図1(A)
は屋根構造体の構築前後を示す正面図、図1(B)はそ
の平面図、図2は屋根構造体の構築工程を示す正面図、
図3は図2のA部におけるピン軸着部の拡大図、図4は
緩衝器である一方向ジャッキの拡大詳細図、図5はプッ
シュアップ装置の伸長および縮小状態図である。本発明
の大張間屋根構造体の構築工法は、図1に示すように、
中央より間隔を隔てた位置3、4と軒部あるいは軒部近
傍位置5、6の少なくとも4か所にてピン軸支されて屋
根面が上方に突出して構成された骨組からなる大張間屋
根構造体1の構築工法において、予め地上で組み立てら
れた屋根構造体1における柱脚骨組2A、2Bを基礎G
上に揺動可能に軸着(基礎上のG1、G2にて)し、こ
れら連結された屋根構造体1の中央部をプッシュアップ
装置7で支持するとともに、該プッシュアップ装置7の
支柱22上部と基礎G上の左右両側とをウインチ11、
11にて一定の張力を付与した緊張ワイヤ8A、8Bに
て連結し、これらの緊張ワイヤ8A、8Bの張力を一定
に保持しつつ前記プッシュアップ装置7を伸長させて屋
根構造体1を押し上げることを特徴とするものである。
【0010】本実施の形態における屋根構造体1は、山
形の頂部骨組1Aと、該頂部骨組1Aの両側下端部にて
中央より間隔を隔てた位置にてピン軸着部3、4にてピ
ン軸支接合される屋根面の傾斜部を構成する主体骨組1
B、1Cと、これら主体骨組1B、1Cの下端部におい
てピン軸着部5、6にてピン軸支接合され軒部を構成す
る柱脚骨組2A、2Bとから構成される。本実施の形態
では、前記ピン軸着部5、6は、柱脚骨組2A、2Bの
軒部Nを越えて主体骨組1B、1C側に位置する地点、
すなわち軒部近傍位置とされ柱脚骨組2A、2Bは山形
形状に曲折された形状を呈して、一点鎖線で示すように
屋根構造体1の地組みの際に柱脚骨組2A、2Bが少し
でも基礎すなわち地上に近い位置で作業が行えるように
構成される。この地組状態の屋根構造体1における各ピ
ン軸着部の位置が3’、4’、5’、6’で示されてい
る。
【0011】これらピン軸着部3、4、5、6にて連結
された屋根構造体1の頂部骨組1Aの中央部をプッシュ
アップ装置7の支柱22の上端部で支持するとともに、
該プッシュアップ装置7の支柱22上部と基礎G上の左
右両側とをウインチ11、11にて一定の張力を付与し
た緊張ワイヤ8A、8Bにて連結する。本実施の形態で
は図1(A)に示すように、柱脚骨組2A、2Bの各軒
部Nと基礎G上の左右両側とをウインチ11、11にて
一定の張力を付与して緊張ワイヤ9A、9Bおよび10
A、10Bにて連結する。
【0012】図5は本発明の大張間屋根構造体の構築に
使用されるプッシュアップ装置7を示すもので、地上G
に構築された櫓状のガイドタワー内に配設された複数の
径の異なる管部材22A、22B、22Cを嵌合してな
る伸縮サポート(支柱)22の前記各管部材22A、2
2B、22Cを、ガイドタワーの天板であるガイドフレ
ーム25上に設置したジャッキ等の吊上げ部材24およ
び27により順次繰り出して吊り上げ、伸長位置にて各
管部材22A、22B、22C間をピン部材(図示省
略)によって固定することにより、前記支柱22の上部
に頂部骨組1Aを固定した屋根構造体1を、図5(B)
の状態から図5(A)のように扛重する(扛重後1
A’)。図5に例示したものでは、管部材として大きな
サイズの外管サポート2A、中位のサイズの中管サポー
ト2Bおよび小さいサイズの内管サポート2Cの3種類
の角形鋼管が順次スライド可能に挿入されて支柱2を構
成しているが、支柱2を構成する管部材の数および断面
形状は適宜選定される。
【0013】また本発明では、図2のA部におけるピン
軸着部の拡大図である図3に示すように、屋根構造体1
における前記ピン軸支された各軸着部近傍の骨組間にジ
ャッキあるいはダッシュポット等の緩衝器12を介設し
たことを特徴とする。図3のピン軸着部3について説明
すると、ピン軸着部3によってピン軸支された頂部骨組
1Aと主体骨組1Bとの間に緩衝機能を有してピストン
ロッド14が挿入されたシリンダ13を主体とする一方
向ジャッキあるいはダッシュポットからなる緩衝器12
が介設される。図4に拡大して示すように、一方向ジャ
ッキあるいはダッシュポットからなる緩衝器12におけ
るシリンダ13は、ピストンロッド14の先端のピスト
ン14Aによって第1油圧室13Aと第2油圧室13B
に区画され、これらの第1油圧室13Aと第2油圧室1
3Bとは一方向への流れのみ(矢印の緩衝器12の縮小
方向すなわち頂部骨組1Aと主体骨組1Bとが近接して
直線状になる動作)を許容するチェックバルブ16、1
7を介して油タンク15と接続される。かくして、万
一、プッシュアップ装置7の支柱22や脚柱骨組を支持
する緊張ワイヤ8、9、10が切断した場合でも各骨組
は元の形状に折れ曲がることが防止され、安全確実に一
時的な安定架構を形成する。
【0014】このような構成のもとに屋根構造体1の構
築工程を説明すると、図2に示すように、ピン軸着部
3、4、5および6により各骨組1A、1B、1C、2
Aおよび2Bが折り曲げられた状態にて基礎すなわち地
上Gに近い位置にて地組みされる(の状態)。本実施
の形態のものでは、柱脚骨組2A、2Bは軒部Nを越え
て主体骨組1B、1C側に位置する地点まで延びた山形
形状に曲折された形状を呈しているので、地組みの際に
柱脚骨組2A、2Bが少しでも基礎すなわち地上に近い
位置で行えて安全である。屋根構造体1の頂部骨組1A
の中央部をプッシュアップ装置7の支柱22の上端部で
支持するとともに、該プッシュアップ装置7の支柱22
上部と基礎G上の左右両側とをウインチ11、11にて
一定の張力を付与した緊張ワイヤ8A、8Bにて連結
し、柱脚骨組2A、2Bの各軒部Nと基礎G上の左右両
側とをウインチ11、11にて一定の張力を付与して緊
張ワイヤ9A、9Bおよび10A、10Bにて連結す
る。この状態にて、プッシュアップ装置7における多筒
支柱22A〜22Cを僅かずつ伸長させてピンにて固定
しつつ、前記各緊張ワイヤ8A、8B、9A、9B、1
0Aおよび10Bの張力を一定にしながらからの位
置へとプッシュアップして伸長させていき、組上げ構築
を完了する。
【0015】図6は本発明の大張間屋根構造体の構築工
法の第2実施の形態を示すもので、本実施の形態では、
前記実施の形態のものと異なり、柱脚骨組2A、2Bを
直線状すなわち主体骨組1B、1Cと柱脚骨組2A、2
Bとの各ピン軸着部5、6を軒部Nと一致させたもので
ある。このように構成したことにより、柱脚骨組2A、
2Bの高さがある程度あっても、頂部骨組1Aと主体骨
組1B、1Cとの間に介設されたピン軸着部3、4の存
在により、屋根構造体1を比較的自由に折り曲げること
で、基礎Gに近い位置にて安全に地組みすることができ
る。
【0016】以上、本発明の各実施の形態について説明
してきたが、本発明の趣旨の範囲内で、屋根構造体の形
状、形式、屋根構造体を構成する各骨組の形状、各骨組
を接続するピン軸着部の数および軸支形態、プッシュア
ップ装置の形状、形式、緊張ワイヤの配設形態および巻
取ウインチ等による張力付与形態、一方向ジャッキ等の
緩衝器の形状、形式等については適宜採用が可能であ
る。
【0017】
【発明の効果】以上、詳細に説明してきたように本発明
によれば、中央より間隔を隔てた位置と軒部あるいは軒
部近傍位置の少なくとも4か所にてピン軸支されて屋根
面が上方に突出して構成された骨組からなる大張間屋根
構造体の構築工法において、予め地上で組み立てられた
屋根構造体における柱脚骨組を基礎上に揺動可能に軸着
し、これら連結された屋根構造体中央部をプッシュアッ
プ装置で支持するとともに、該プッシュアップ装置の支
柱上部と基礎上の左右両側とをウインチにて一定の張力
を付与した緊張ワイヤにて連結し、これらの緊張ワイヤ
の張力を一定に保持しつつ前記プッシュアップ装置を伸
長させて屋根構造体を押し上げることにより構築するよ
うにしたので、屋根構造体を軸着部にて高い自由度にて
一方向に折り曲げ乍ら地上近くにて地組みを安全に行
え、しかも1つのプッシュアップ装置にても安全で確実
に屋根構造体を組み上げていくことが可能となり、構築
資材の削減と工期の短縮により低コスト化が実現でき
る。
【0018】また、前記屋根構造体における各柱脚骨組
上部と基礎上の左右両側とをウインチにて一定の張力を
付与した緊張ワイヤにて連結した場合は、柱脚骨組の立
上げ部においても安全で確実な構築が可能となる。さら
に、屋根構造体における前記ピン軸支された軸着部近傍
の骨組間にジャッキあるいはダッシュポット等の緩衝器
を介設した場合は、万一、プッシュアップ装置の支柱や
脚柱骨組を支持する緊張ワイヤが切断した場合でも各骨
組は元の形状に折れ曲がることが防止され、安全確実に
一時的な安定架構が形成される。かくして、屋根構造体
骨組を水平にせずとも地上近くで安全に地組み作業が行
えるとともに、安定した屋根構造体の組上げが行え、構
築資材の低減と工期の短縮ならびにコストの低減を可能
にした大張間屋根構造体の構築工法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の大張間屋根構造体の構築工法の第1実
施の形態を示すもので、図1(A)は屋根構造体の構築
前後を示す正面図、図1(B)はその平面図である。
【図2】同、屋根構造体の構築工程を示す正面図であ
る。
【図3】同、図2のA部におけるピン軸着部の拡大図で
ある。
【図4】同、緩衝器である一方向ジャッキの拡大詳細図
である。
【図5】同、プッシュアップ装置の伸長および縮小状態
図である。
【図6】本発明の大張間屋根構造体の構築工法の第2実
施の形態を示す構築工程を示す正面図である。
【図7】本発明の背景となった大張間屋根構造体の構築
工法を示す正面図である。
【図8】従来の屋根構造体の構築工法を示す正面図であ
る。
【図9】従来の屋根構造体の構築工法を示す正面図であ
る。
【図10】従来の屋根構造体の構築工法を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・・屋根構造体 1A・・・・頂部骨組(梁材) 1B・・・・主体骨組(梁材) 1C・・・・主体骨組(梁材) 2A・・・・柱脚骨組(梁材) 2B・・・・柱脚骨組(梁材) 3〜6・・・ピン軸着部 7・・・・プッシュアップ装置 8A・・・・緊張ワイヤ 8B・・・・緊張ワイヤ 9A・・・・緊張ワイヤ 9B・・・・緊張ワイヤ 10A・・・緊張ワイヤ 10B・・・緊張ワイヤ 11・・・・巻取ウインチ 12・・・・一方向ジャッキ(緩衝器) 13・・・・シリンダ 13A・・・第1油圧室 13B・・・第2油圧室 14・・・・ピストンロッド 14A・・・ピストン 15・・・・油タンク 16・・・・第1チェックバルブ 17・・・・第2チェックバルブ 22・・・・支柱 G・・・・基礎(地上) G0・・・・中央部 G1・・・・柱脚軸着部 G2・・・・柱脚軸着部 N・・・・軒部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央より間隔を隔てた位置と軒部あるい
    は軒部近傍位置の少なくとも4か所にてピン軸支されて
    屋根面が上方に突出して構成された骨組からなる大張間
    屋根構造体の構築工法において、予め地上で組み立てら
    れた屋根構造体における柱脚骨組を基礎上に揺動可能に
    軸着し、これら連結された屋根構造体中央部をプッシュ
    アップ装置で支持するとともに、該プッシュアップ装置
    の支柱上部と基礎上の左右両側とをウインチにて一定の
    張力を付与した緊張ワイヤにて連結し、これらの緊張ワ
    イヤの張力を一定に保持しつつ前記プッシュアップ装置
    を伸長させて屋根構造体を押し上げることを特徴とする
    大張間屋根構造体の構築工法。
  2. 【請求項2】 前記屋根構造体における各柱脚骨組上部
    と基礎上の左右両側とをウインチにて一定の張力を付与
    した緊張ワイヤにて連結したことを特徴とする請求項1
    に記載の大張間屋根構造体の構築工法。
  3. 【請求項3】 屋根構造体における前記ピン軸支された
    軸着部近傍の骨組間にジャッキあるいはダッシュポット
    等の緩衝器を介設したことを特徴とする請求項1または
    2に記載の大張間屋根構造体の構築工法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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