JP2001294206A - 保温式液状物充填装置 - Google Patents

保温式液状物充填装置

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JP2001294206A
JP2001294206A JP2000112047A JP2000112047A JP2001294206A JP 2001294206 A JP2001294206 A JP 2001294206A JP 2000112047 A JP2000112047 A JP 2000112047A JP 2000112047 A JP2000112047 A JP 2000112047A JP 2001294206 A JP2001294206 A JP 2001294206A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 追加の温度調節装置等を必要とせずに、液
状物の流路を常時保温することのできる保温式液状物充
填装置を提供する。 【解決手段】 装置はタンク内の液状物を保温するため
のヒータを備える。ノズル装置は、ノズル本体53と中
空管57とで二重管構造にし、第1の流路は回収口63
を介して回収管、さらにタンクに接続され、第2の流路
は供給口55を介して供給管、さらにタンクに接続され
る。第1と第2の流路は吐出口58近くに形成された連
通口60で連通する。充填するときは中空管の弁体97
が下に移動して吐出口を開放し、供給流路101が通じ
るとともに、スライドブロック87が弁座62に着座し
て回収流路103を遮断する。弁体が上に移動して吐出
口を閉じるとスライドブロックが弁座から離れ、供給流
路が遮断されるとともに回収流路が開かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液状物充填装置に関し、
さらに詳細に言えば、粘度が高く、冷えると固化し易い
液状物の充填に特に適した保温式液状物充填装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から各種の液状物を容器に自動的に
充填する装置が開発され、実用化されている。このよう
な充填装置で充填される液状物のなかに、例えばカレー
のレトルト食品の如く、きわめて粘度が高く、冷えると
固化して流れなくなってしまうものがある。また、固化
した場合にその品質が劣化してしまうものもある。
【0003】この様な問題に対処するものとして、特開
平11−227718号には、ノズルを内筒と外筒の二
重構造とし、内筒と外筒との間にパーティションを設け
て温度調節用の媒体が循環可能な媒体通路を形成した発
明が開示されている。この場合、温度調節器等が必要と
なるなどして制御が複雑になる。また、充填される液そ
のものの保温、温度管理を例えば原料タンク側で行うの
とは別に、追加の装置を用いて温度調節用媒体を循環さ
せ、それによりノズルの温度管理を行うので、ランニン
グコストも高くなる。
【0004】また、特開平3−689は、液体供給管に
充填バルブと回収バルブとを連ね、これらバルブを介し
て供給管をそれぞれ充填ノズルへ連通する充填通路及び
ストレージタンクに通じる回収通路に切り換えて通じる
ようにした構成が開示されている。しかしこの構成で
は、バルブが切り換えられて液が回収通路に流れるよう
になった場合に、充填通路とノズルに液が残ってしま
い、粘度の高い液の場合にはこれが固化してしまい、充
填を再開する際に問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点に鑑みなされたものであり、本発明は、余分な温度
調節装置等を必要とせずに、供給管及び供給流路及び吐
出孔付近を含めて液状物の流れる流路を常時保温するこ
とのできる保温式液状物充填装置を提供することをその
課題とする。また、設備が簡単で、簡単な制御で容易に
温度管理が行え、ランニングコストも安くてすむ、保温
式液状物充填装置を提供することも本発明の課題であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、充填される液状物を貯留する貯留タンク
を備えた貯留装置とノズル装置を備え、そのノズル装置
が、一側端部が供給管を介して貯留タンクに接続され、
他側端部に液状物を吐出する吐出口を備えた供給流路
と、吐出口を開閉する吐出口開閉弁とを備えている液状
物充填装置において、さらに、貯留タンク内の液状物を
保温する保温装置を設け、ノズル装置には、一側端部が
回収管を介して貯留タンクに接続され、他側端部が吐出
口の近傍で供給流路に接続された回収流路と、この回収
流路を開閉する回収流路開閉弁をさらに設けた。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の具
体的実施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に
説明される実施の形態に限定されるものではない。
【0008】図1は、本願発明の実施の形態に係る保温
式液状物充填装置1の全体構成図であり、該装置1は架
台3上に取り付けられている。符号5は貯留装置であ
り、充填される液状物を貯留する貯留タンク7を備えて
いる。貯留タンク7は蓋7aを備えており、この蓋の上
に撹拌用モータ9が装着され、その出力軸にはタンク7
内に配置された撹拌羽11が取り付けられ、タンク7内
の液状物を撹拌するようになっている。符号13はプレ
ートヒータであり、15は温度検出器であり、この温度
検出器の出力に基づき、プレートヒータ13のオンオフ
を制御し、タンク7内の液状物を一定の温度に保つよう
になっている。符号17はドレインバルブである。
【0009】タンク7の底部に取り付けられた送出管1
9は、三方弁21を介して供給管23の一端に接続され
ている。またタンク7の上部には、後に説明する回収管
25の一端が接続されている。そして、供給管23と回
収管25の他端側は、後に詳述するノズル装置51にそ
れぞれ接続されている。
【0010】三方弁21には、送出管19の反対側にお
いて容積計量シリンダ27が取り付けられ、三方弁切り
換えシリンダ30の作動により、送出管19と計量シリ
ンダ27が連通した状態と、計量シリンダ27と供給管
23が連通した状態との間で切り換えられる。計量シリ
ンダ27には、上下動可能なピストン28が内蔵されて
いる。そしてピストンロッド29の先端には、レール3
1に沿って上下動可能となっているスライダ32から側
方に伸びている軸33が連結されている。スライダ32
に取り付けられたロッド34が支点35a回りに揺動す
るクランク35の先端に結合されている。さらに符号3
6はスライダ32の移動量を充填する液量にしたがい調
節する液量調節部であり、37は過負荷吸収用シリンダ
であり、38は駆動モータである。
【0011】上記の如き構成の充填装置1において、計
量シリンダ27のピストンが図示の引き込められた位置
にあるときに、送出管19が計量シリンダ27に連通す
るように三方弁が切り換えられる。そしてピストン28
が下方へ移動することによりタンク内の液状物が予め設
定されたピストン28のストロークに対応した量だけシ
リンダ27内に吸引される。次いで三方弁21が切り換
えられて、計量シリンダ27が供給管23に連通し、ピ
ストン28が上方へ移動するにしたがいシリンダ27内
の液状物が供給管23を介してノズル装置51に送ら
れ、ノズル装置51の下方に支持された袋容器50に充
填される。
【0012】次に図2及び3を参照しながら、ノズル装
置51について説明すると、符号53は中空のノズル本
体であり、その上部には、側方へ伸びる前述の供給管2
3に接続される供給口55を備えている。このノズル本
体53内に、中空管57がその上端のフランジ57aを
ノズル本体53の上端近くに形成された段部53aに受
け止められて挿入されており、二重管構造を形成してい
る。中空管57の下端部は吐出口58となっている。ま
た中空管57には、吐出口58の少し上の位置で、その
周壁を貫通する、後述の連通孔60が複数形成されてい
る。符号54aと54bはノズル本体53の上端部及び
下端部近傍でその内周に形成された溝に収受されたOリ
ングで、ノズル本体53と中空管57との間をシールす
る。
【0013】ノズル本体53の上にはパッキン59を介
して中空の中間パイプ61が連結されている。中間パイ
プ61の軸方向中央より少し上の位置に、側方へ伸びる
回収口63が設けられ、前述の回収管25に連結され
る。中間パイプ61の上にさらにパッキン65を介して
上部パイプ67が連結されている。そして上部パイプ6
7の上端は中央孔69aを有するパッキン69により閉
じられ、その上にエアーシリンダ71が載置されてい
る。パッキン69は適宜手段により上部パイプ67に固
定され、エアーシリンダ71はナット72とパッキン6
9を挟んで結合されることによりパッキン69に固定さ
れる。
【0014】エアーシリンダ71の下方に伸びているロ
ッド73の下端部には継手75が螺合して取り付けら
れ、この継手75により、上部連結ロッド77の上端部
のフランジ77aが受け止められて上部連結ロッド77
が垂下支持されている。符号79は固定ナットである。
なお符号81はガイドブッシュであり、そのフランジ8
1aがパッキン65の中央孔65a内に嵌まり且つ中間
パイプ61の上端面61aに受け止められ、中間パイプ
61内に嵌まっている。そしてこのガイドブッシュ81
の中央の貫通孔81bに上部連結ロッド77が挿通され
てガイドされている。
【0015】上部連結ロッド77の下端側にはより径の
細い下部連結ロッド83が螺合して結合されている。符
号84は固定ナットである。そしてこの下部連結ロッド
83には、そのフランジ83aの上側においてスライド
用ブッシュ85が嵌まり、さらにその外側にスライドブ
ロック87が嵌まっている。そしてスライド用ブッシュ
85のフランジ85aの下面と、スライドブロック87
の内径側上端部の段部87aとの間に圧縮コイルバネ8
9が配置されている。従ってスライド用ブッシュ85は
上方へ付勢されて固定ナット84に当接し、スライドブ
ロック87は下方へ付勢されて下部連結ロッド83のフ
ランジ83aに当接している。符号91はスライドブロ
ック87の下端部外周に取り付けられるOリングであ
り、後述のとおりスライドブロック87が図2に示す位
置から下方へ移動したときに、中間パイプ61の内周側
に形成された弁座62に着座して後述の第1の流路を遮
断する。即ちスライドブロック87は、これも後述する
回収流路を開閉する弁として機能する。
【0016】下部連結ロッド83の下端側には弁棒93
が螺合して結合されている。符号95は固定ナットであ
る。そして弁棒93の下端部には末広がりの形をした弁
体97が取り付けられており、その下端側の当接部97
aは、図2の状態では、中空管57の内周に連通孔60
より下方で液密状態で接触し、吐出孔58を閉じてい
る。
【0017】上述のように構成されたノズル装置51の
動作について説明すると、一体に連結され、継手75を
介してエアーシリンダ71に吊り下げられて支持された
上部連結ロッド77と下部連結ロッド83と弁棒93と
は、エアーシリンダ71により、上部パイプ67、中間
パイプ61、中空管57の中で上下二つの位置の間で上
下動する。図2は上側の位置に位置した状態を示してい
る。そして中空管57と中間パイプ61の内部に第1の
流路98が形成され、ノズル本体53と中空管57との
間に第2の流路99が形成され、それぞれ前述のとおり
回収口63、供給口55を介して回収管25と供給管2
3とに接続されている。また、第1の流路98と第2の
流路99とは、吐出口58の近くで中空管57の周壁に
形成された連通孔60を介して連通している。これによ
り、第2の流路99から連通孔60を通って第1の流路
98の連通孔60より下方の部分により供給流路101
が、第1の流路98の連通孔より上の部分により回収流
路103がそれぞれ構成される。
【0018】図2に示す状態は、供給流路101が遮断
され、回収流路103が開かれた状態である。すなわち
供給管23から供給された液状物は第2の流路99に入
り、連通孔60を通って第1の流路98内へ入り、上部
へ流れて回収口63から回収管25へ流れ、タンク7へ
還流する。そしてエアーシリンダ71を作動させて弁棒
93を下方へ移動させ、弁体97が中空管57から外れ
て吐出口58を開くと、同時にスライドブロック87も
下方へ移動してOリング91が弁座62に着座し、回収
流路103が遮断される。なおその際、Oリング91即
ちスライドブロック87が弁座62に着座した後も吐出
口58を十分に開放する為に弁棒93はさらに下方へ移
動するが、その分の移動量は圧縮コイルバネ89の収縮
により吸収される。
【0019】液状物を自動充填包装をする際に、例えば
充填工程の前の工程である給袋工程で給袋が行われなか
った場合、或いは袋の開口が正常に行われなかった場合
等は、センサでこれを検知して充填工程での充填を停止
することが通常行われるが、上記説明から明らかなとお
り、本実施の形態による充填装置によれば、その際、液
状物の供給はそのまま継続し、供給された液状物をその
まま回収流路、回収管を通じて貯留タンクに回収するこ
とができる。すなわち、液の供給は常時行われ、正常時
には供給流路を開いて充填を行い、異常が生じた場合に
は吐出口を閉じて供給流路を遮断し、一方回収流路を開
き、供給された液状物をそのまま貯留タンクに回収でき
る。
【0020】レトルト食品のカレー等の如く粘度が高
く、温度が低くなると固まってしまうものについては、
液そのものを一定の温度に保温しておくとともに、充填
停止時にもノズル等を温めておく必要があるが、本実施
の形態では貯留タンク内の液状物を保温し、その保温さ
れた液状物を常時供給管及びノズルに供給してこれを保
温するので、これらを保温するための特別な装置が不要
である。
【0021】図4は第2の実施の形態に係るノズル装置
121の断面図である。この実施の形態でのノズル装置
121の構成において、第1の実施の形態でのノズル装
置51と同じ構成の部分については同じ参照番号を付
し、その説明を省略する。
【0022】このノズル装置121においては、第1の
実施の形態のノズル装置51で用いられたスライドブロ
ック87とスライド用ブッシュ85とそれらの間に配設
された圧縮コイルバネ89が使用されていない。そして
スライドブロック87とスライド用ブッシュ85が嵌ま
っていた下部連結ロッド83も廃止され、その分長くさ
れた弁棒122が上部連結ロッド77に直接結合されて
いる。即ち第1の実施の形態で使用された回収流路10
3を開閉する弁が設けられておらず、吐出口58を開閉
する弁97のみ設けられ、これが以下に説明するように
回収流路103を開閉する弁の機能をも果たすようにな
っている。
【0023】すなわち、図中実線で示した位置に吐出口
開閉弁97が位置するとき、第1の流路99と、第2の
流路98の連通孔60より上の部分すなわち回収流路1
03は、連通孔60を介して連通しており、他方供給流
路101は弁体97が吐出口58を閉じることにより遮
断されている。
【0024】そして第1の実施の形態のノズル装置と異
なり、エアーシリンダ71により弁体97が上方へ、図
中破線で示す位置に移動することにより、吐出口58を
開き、第2の流路99、連通口60、第1の流路98の
連通孔60より下の吐出口58に至る部分により構成さ
れる供給回路101を開き、一方回収回路103は遮断
されることとなる。なお、符号123は、弁体97と当
接するように中空管57の内周の溝に配設されたOリン
グである。
【0025】図5は第3の実施の形態にかかるノズル装
置141の断面図である。その構成は第2の実施の形態
のノズル装置121と略同じでよい。しかし、供給口と
回収口とが逆になっている。すなわちノズル本体53に
回収口143が設けられ、中間パイプ61に供給口14
5が設けられている。そして弁体97の移動方向は第2
の実施の形態と逆である。すなわち図示の状態は回収状
態にあるノズル装置を示しているが、この状態から供給
状態に切り換えるには、弁体97が下方へ移動して吐出
口58を開く。なおこの実施の形態において、供給状態
において回収流路からの液の流出を防止するために、別
途の弁装置を設けてもよい。
【0026】
【発明の効果】上記説明から明らかなとおり、本発明に
よれば、例えば充填工程の前の工程である給袋工程で正
常に給袋が行われなかった場合等、充填工程での充填を
停止する場合にも、液状物の供給は停止せずにそのまま
継続し、供給された液状物をそのまま回収流路を通じて
貯留タンクに回収することができる。このように液の供
給は常時行われ、回収時の流路は供給流路からノズル先
端の吐出口の近くを通って回収流路に通じるようになっ
ているので、供給管等を含めた供給流路をそのノズル先
端の吐出口近くまで、常時、この流路を流れる液状物自
体により所定の温度に保温することができる。従って、
給管等の保温の為に別途の保温装置を設ける必要がな
く、省エネルギーの面でも優れたものとなり、ランニン
グコストも安いものとなる。また設備面でも簡単であ
り、別途、追加の温度調整装置を必要としないので、装
置全体の制御も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る液状物充填装
置の全体構成図である。
【図2】第1の実施の形態で使用するノズル装置を示す
断面図である。
【図3】ノズル装置の分解図である。
【図4】第2の実施の形態に係るノズル装置の断面図で
ある。
【図5】第3の実施の形態に係るノズル装置の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 液状物充填装置 5 貯留装置 7 貯留タンク 11 撹拌羽 13 ヒータ 21 三方弁 23 供給管 25 回収管 51 ノズル装置 53 ノズル本体 55 供給口 57 中空管 58 吐出口 60 連通孔 61 中間パイプ 62 弁座 63 回収口 67 上部パイプ 77 上部連結ロッド 83 下部連結ロッド 85 スライド用ブッシュ 87 スライドブロック 89 圧縮コイルバネ 93 弁棒 97 弁体 98 第1の流路 99 第2の流路 101 供給流路 103 回収流路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填される液状物を貯留する貯留タンク
    を備えた貯留装置、及び、一側端部が供給管を介して前
    記貯留タンクに接続され、他側端部に前記液状物を吐出
    する吐出口を備えた供給流路と、前記吐出口を開閉する
    吐出口開閉弁とを備えたノズル装置を含んでなる液状物
    充填装置において、前記液状物充填装置はさらに、前記
    貯留タンク内の液状物を保温する保温装置を備え、前記
    ノズル装置は、一側端部が回収管を介して前記貯留タン
    クに接続され、他側端部が前記吐出口の近傍で前記供給
    流路に接続された回収流路と、前記回収流路を開閉する
    回収流路開閉弁をさらに備えていることを特徴とする、
    保温式液状物充填装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の充填装置において、前記
    ノズル装置は、前記吐出口を下端部に備えた第1の流路
    を内部に備えた筒部材と、前記筒部材の外周の少なくと
    も一部を囲み、前記筒部材の周壁によって前記第1の流
    路と隔てられた第2の流路を形成する第2流路形成部材
    とを備え、前記第1の流路と前記第2の流路とは、前記
    筒部材の下端部近傍において前記筒部材の周壁に形成さ
    れた連通孔によって連通し、前記第1の流路及び第2の
    流路と前記連通孔によって前記供給流路と前記回収流路
    とが構成されることを特徴とする、保温式液状物充填装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の充填装置において、前
    記第2流路形成部材は、前記筒部材を取り囲むように形
    成された第2の筒部材により構成され、前記第2の流路
    は前記第1の流路を取り囲む環状の流路となっているこ
    とを特徴とする、保温式液状物充填装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の充填装置におい
    て、前記第1の流路は前記回収管に接続され、前記第2
    の流路は前記供給管に接続され、前記吐出口開閉弁と前
    記回収流路開閉弁とは前記第1の流路に配置されている
    ことを特徴とする、保温式液状物充填装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の充填装置において、前記
    吐出口開閉弁は、前記第1の流路において前記連通孔よ
    り下に配置され、前記回収流路開閉弁は、前記第1の流
    路において前記連通孔より上に設けられ、前記吐出口開
    閉弁が前記第1の流路の下端部より下方へ移動して前記
    吐出口を開くとともに、前記回収流路開閉弁が該弁の下
    方に位置する弁座に着座することにより、前記供給流路
    を開放するとともに前記回収流路を遮断し、前記吐出口
    開閉弁が前記連通口より下で前記吐出口を閉じ、前記回
    収流路開閉弁が前記弁座から離れることにより、前記供
    給流路を遮断するとともに前記回収流路を開放すること
    を特徴とする、保温式液状物充填装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の充填装置において、前
    記吐出口開閉弁と前記回収流路開閉弁とは単一の弁によ
    り構成され、前記弁が前記第1の流路内で前記連通孔よ
    り上に位置して前記連通孔と前記吐出口とを連通させて
    前記供給流路を開放するとともに前記回収流路を遮断
    し、前記弁が前記第1の流路内で前記連通孔より下に位
    置して前記連通孔と前記吐出口との連通を遮断して前記
    供給流路を遮断するとともに前記回収流路を開放するこ
    とを特徴とする、保温式液状物充填装置。
  7. 【請求項7】 請求項2又は3に記載の充填装置におい
    て、前記第1の流路は前記供給管に接続され、前記第2
    の流路は前記回収管に接続され、前記吐出口開閉弁と前
    記回収流路開閉弁とは前記第1の流路に配置された同一
    の弁により構成され、該弁が前記第1の流路の下端部よ
    り下に位置して前記吐出口を開いて前記供給流路を開放
    し、前記弁が前記第1の流路において前記連通孔より下
    に位置して前記吐出口を閉じて前記供給流路を遮断し
    て、前記液状物が前記第1の流路から第2の流路へ流れ
    るようにすることを特徴とする、保温式液状物充填装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1403186A1 (en) * 2002-09-26 2004-03-31 Costruzioni Tecniche Costec S.R.L. Rotary filler machine
JP2007176579A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nissin Food Prod Co Ltd 液体包装装置
CN111645928A (zh) * 2020-07-02 2020-09-11 扬州美达灌装机械有限公司 一种二元气雾剂灌装装置

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