JP2001294050A - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JP2001294050A
JP2001294050A JP2000114473A JP2000114473A JP2001294050A JP 2001294050 A JP2001294050 A JP 2001294050A JP 2000114473 A JP2000114473 A JP 2000114473A JP 2000114473 A JP2000114473 A JP 2000114473A JP 2001294050 A JP2001294050 A JP 2001294050A
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JP
Japan
Prior art keywords
blower
shaft
hollow shaft
fan
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000114473A
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English (en)
Inventor
Shinya Yamamoto
晋也 山本
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TCM Corp
Original Assignee
TCM Corp
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Publication date
Application filed by TCM Corp filed Critical TCM Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風機と他物の配設を容易に行える送風装置
を提供する。 【解決手段】 送風機50におけるタービンシャフトを
中空軸53に形成し、中空軸53に他物45を挿通し
た。送風機50と他物45とを交差して配設できるとと
もに、中空軸53は他物45に関係なく回転でき、以て
送風機50と他物45の配設を、コンパクトに、低コス
トでかつ容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば前部にバ
ケット装置を装着した建設車両などの産業用車両におい
て、各部を冷却するのに採用される送風装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば送風装置が採用された産
業用車両としては、特開平11−159328号公報に
見られる構成が提供されている。すなわち、送風機の作
動軸は、エンジンの駆動軸に巻き掛け伝動装置を介して
連動連結され、そして送風機の排風口には分配体が設け
られている。この分配体には複数の分配口が設けられ、
これら分配口に接続されたダクト群が、前車輪用の電動
駆動装置や、後車輪用の電動駆動装置や、エンジンなど
適宜の冷却要求箇所に達している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成によ
ると、前車輪および後車輪ともに電動駆動装置が設けら
れた形式であることから、あまり支障はないが、たとえ
ば前車輪に電動駆動装置が設けられ、そして電動駆動装
置からのプロペラシャフトが後車輪側のアクスル装置に
連動される形式の場合、送風機が邪魔になってプロペラ
シャフト(他物)の配設を容易に行えないことになる。
言い換えれば、送風機の配設(搭載)を容易に行えない
ことになる。
【0004】そこで本発明の請求項1記載の発明は、送
風機と他物の配設を容易に行える送風装置を提供するこ
とを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載の送風装置は、送風機に
おけるタービンシャフトが中空軸に形成され、この中空
軸に他物が挿通されていることを特徴としたものであ
る。
【0006】したがって請求項1の発明によると、送風
機と他物とを交差して配設し得るとともに、中空軸は他
物に関係なく回転し得る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
産業用車両に採用した状態として図に基づいて説明す
る。
【0008】図4〜図6に示されるように、産業用車両
の一例である建設車両1は、その車体2が、左右一対の
前車輪3が設けられた前車体部2Aと、左右一対の後車
輪4が設けられた後車体部2Bとにより構成される。両
車体部2A,2B間は、上下に振り分けられた縦連結軸
5により相対回動自在に連結され、そして両車体部2
A,2B間には、左右一対のステアリングシリンダ6が
配設されている。
【0009】後車体部2Bの前端上部には、座席や各種
レバーなどが配置された運転部7が設けられている。こ
の運転部7の前方で前車体部2Aには、左右一対のブー
ム8が配設され、これらブーム8の基端は、前車体部2
Aの後端上部に設けられたブラケット9に左右方向の支
軸10を介して取付けられ、以て上下揺動自在に構成さ
れる。そして前車体部2Aとブーム8との間には、この
ブーム8を上下揺動させる荷役シリンダ11が設けられ
る。
【0010】両ブーム8の遊端間には、左右方向の横ピ
ン12を介してバケット装置(作業装置)13が取付け
られている。そして、ブーム8にピン14を介して取付
けられた第1リンク15の遊端に第2リンク16がピン
17により連結され、この第2リンク16の遊端とバケ
ット装置13とがピン18により連結されている。前記
第1リンク15の基端とブーム8との間に、前記バケッ
ト装置13を横ピン12の周りに回動させるバケットシ
リンダ19が設けられている。
【0011】前車体部2Aには作動油タンク20が設け
られ、この作動油タンク20の後側上部にはポンプ駆動
装置(ポンプドライブギヤボックス)21が配設され、
そしてポンプ駆動装置21には、作業装置用のメインポ
ンプ22とステアリング用ポンプ23とが設けられる。
作動油タンク20の前側上部にはメインバルブ24が設
けられ、また前車体部2Aの後側上部にはステアリング
バルブ25が設けられ、これらバルブ24,25は、運
転部7でのレバー操作により制御される。
【0012】後車体部2Bには、発電機30、ジェネレ
ータ31、エンジン32、ラジエータ33などが、前か
ら後ろへとこの順で配設されている。さらに、前車体部
2Aと後車体部2Bとに亘ってプロペラシャフト35が
配設され、このプロペラシャフト35の後端が前記エン
ジン32の駆動軸34に連結されるとともに、前端は前
記ポンプ駆動装置21の作動軸に連結されている。すな
わち、エンジン32により、発電機30を運転させると
ともに油圧機器のメインポンプ22を駆動するよう構成
されている。
【0013】前車体部2A側と前車輪3との間に電動駆
動装置40が設けられる。すなわち、前車体部2Aに対
する左右の前車輪3の取付けは、同様な構成の電動駆動
装置40を介して行われる。ここで電動駆動装置40
は、前車体部2A側に設けられる電動機(電動モータ)
41や、前車輪3側に設けられるブレーキ付き減速機4
2などにより構成される。そして左右の電動機41間が
フロントアクスル装置43により連動されている。また
左右の後車輪4間がリヤアクスル装置44により連動さ
れている。
【0014】前記車体2には、各部に冷却用流体を供給
するための送風機50が設けられている。すなわち図1
〜図3、図6に示されるように、送風機50は、その送
風機本体51が後車体部2B側に取付けられ、そして送
風機本体51内には、タービンシャフトを介してタービ
ン52が配設されている。ここでタービンシャフトは中
空軸53からなり、その長さ方向を車長方向として配設
されている。この中空軸53は、前記駆動軸34に巻き
掛け伝動装置54を介して連動連結されている。なお巻
き掛け伝動装置54は、駆動側プーリ54aと、受動側
プーリ54bと、テンションプーリ54cと、Vベルト
54dなどにより構成されている。
【0015】前記送風機50の排風口には分配体55が
設けられ、この分配体55には複数の分配口56が設け
られている。前向きの分配口56に接続された前位ダク
ト(チューブ)57は前車輪3用の電動駆動装置37に
達している。また、後向きの分配口56に接続された後
位ダクト58や、上向きや横向きの分配口56に接続さ
れた側位ダクト59は、エンジン32など適宜の冷却要
求箇所に達している。
【0016】前記送風機50における中空軸53に他物
が挿通されている。すなわち、フロントアクスル装置4
3とリヤアクスル装置44とを連動連結するプロペラシ
ャフト45が設けられ、このプロペラシャフト45は他
物の一例であって、前記中空軸53の貫通孔部53aに
挿通して配設されている。
【0017】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。エンジン32の駆動により、その駆動軸3
4を介して発電機30を運転させることで発電し得、そ
の電力を電動駆動装置40の電動機41に供給して、こ
の電動機41を駆動し得る。そして、運転部7における
レバー操作などにより電動機41への電流を制御し、電
動機41の回転を制御(正回転、逆回転、停止)するこ
とで、前車輪3を正または逆に強制駆動し得る。
【0018】そして電動機41の回転を、フロントアク
スル装置43とプロペラシャフト45とリヤアクスル装
置44とを介して後車輪4に伝達して、この後車輪4を
同期して強制駆動し得る。これにより、建設車両1を前
または後に走行し得る。さらにブレーキ付き減速機42
のブレーキを作用させることで、建設車両1を停止し得
る。その際にプロペラシャフト45は、中空軸53の貫
通孔部53aに挿通されていることで、この中空軸53
の回転に関係なく正逆回転し得る。
【0019】前記エンジン32の駆動により、駆動軸3
4に連結されたプロペラシャフト35を介してポンプ駆
動装置21も作動させており、そしてポンプ駆動装置2
1により、大容量のメインポンプ22やステアリング用
ポンプ23を作動させている。
【0020】したがって、運転部7におけるレバー操作
などによりステアリングバルブ25を制御することで、
ステアリング用ポンプ23からの作動油により左右一対
のステアリングシリンダ6を可逆的に伸縮動作し得、以
て建設車両1を左右に旋回走行し得る。また運転部7に
おけるレバー操作などによりメインバルブ24を制御す
ることで、メインポンプ22からの作動油により荷役シ
リンダ11やバケットシリンダ19を伸縮動作し得、以
てブーム8やバケット装置13を作動して、所期の作業
を遂行し得る。
【0021】このようにして、建設車両1の走行やバケ
ット装置13の作動などを行えるのであり、このときエ
ンジン32の駆動軸34により、巻き掛け伝動装置54
を介して送風機50も運転されている。すなわち、巻き
掛け伝動装置54を介して中空軸53が回転されること
でタービン52が駆動され、これにより生じた冷却用空
気(冷却用流体)が、分配体55の分配口56を介して
各ダクト57,58,59に供給される。その際に中空
軸53は、その貫通孔部53aにプロペラシャフト45
が挿通されていることで、このプロペラシャフト45に
関係なく回転し得る。
【0022】したがって、前位ダクト57により供給さ
れる冷却用空気によって前車輪3用の電動駆動装置40
が冷却され、後位ダクト58や側位ダクト59により供
給される冷却用空気によって、エンジン32など適宜の
冷却要求箇所が冷却されることになる。
【0023】上記した実施の形態では、産業用車両に送
風装置を採用した形式が示されているが、これは送風装
置が装備される各種車両、各種設備、各種装置に採用し
得るものである。
【0024】上記した実施の形態では、電気駆動式の産
業用車両に採用しているが、これはエンジンの回転を車
輪側に直接に伝達して駆動する形式の産業用車両などに
採用したものであってもよい。
【0025】上記した実施の形態では、前車輪3に電動
駆動装置40を配設した形式が示されているが、これは
後車輪4に電動駆動装置40が配設され、プロペラシャ
フト45などにより前車輪3側を駆動する形式などであ
ってもよい。
【0026】
【発明の効果】上記した本発明によると、送風機と他物
とを交差して配設できるとともに、中空軸は他物に関係
なく回転でき、以て送風機と他物の配設を、コンパクト
に、低コストでかつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、送風装置の
側面図である。
【図2】同送風装置の正面図である。
【図3】同送風装置の平面図である。
【図4】同送風装置を採用した産業用車両の側面図であ
る。
【図5】同送風装置を採用した産業用車両の平面図であ
る。
【図6】同送風装置を採用した産業用車両における車体
部分の側面図である。
【符号の説明】
1 建設車両(産業用車両) 2 車体 2A 前車体部 2B 後車体部 3 前車輪 4 後車輪 8 ブーム 11 荷役シリンダ 13 バケット装置 19 バケットシリンダ 20 作動油タンク 21 ポンプ駆動装置 30 発電機 32 エンジン 34 駆動軸 35 プロペラシャフト 40 電動駆動装置 41 電動機 43 フロントアクスル装置 44 リヤアクスル装置 45 プロペラシャフト(他物) 50 送風機 51 送風機本体 52 タービン 53 中空軸 53a 貫通孔部 54 巻き掛け伝動装置 55 分配体 56 分配口 57 前位ダクト 58 後位ダクト 59 側位ダクト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機におけるタービンシャフトが中空
    軸に形成され、この中空軸に他物が挿通されていること
    を特徴とする送風装置。
JP2000114473A 2000-04-17 2000-04-17 送風装置 Pending JP2001294050A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8334488B2 (en) 2007-12-19 2012-12-18 Panasonic Corporation Cooker

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8334488B2 (en) 2007-12-19 2012-12-18 Panasonic Corporation Cooker

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