JP2001293759A - ディスク成形金型の温調構造 - Google Patents

ディスク成形金型の温調構造

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JP2001293759A
JP2001293759A JP2000111161A JP2000111161A JP2001293759A JP 2001293759 A JP2001293759 A JP 2001293759A JP 2000111161 A JP2000111161 A JP 2000111161A JP 2000111161 A JP2000111161 A JP 2000111161A JP 2001293759 A JP2001293759 A JP 2001293759A
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Japan
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flow
control fluid
molding die
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JP2000111161A
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Ikuo Asai
郁夫 浅井
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Meiki Seisakusho KK
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Meiki Seisakusho KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • B29C45/2642Heating or cooling means therefor

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形用金型のミラーブロックの温調を内周部
及び外周部、必要により中周部も独立して、しかも必要
に応じ調整も自在に行うことができる新規なディスク成
形金型の温調構造を提案する。 【解決手段】 ディスク成形用金型10のミラーブロッ
ク15,26内部の温調用流体の流路を内周側流路4
1,51と外周側流路44,54、又は必要に応じて内
周側流路と中周側流路42,54と外周側流路に分離独
立して形成し、前記流路のそれぞれに温調用流体を流通
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はディスク成形用金
型の温調構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばCDやDVD等の光ディスク成形
品の成形に際しては、成形されるディスク基板の内周部
と外周部の転写の差や複屈折率の差が製品の品質に大き
な影響を与える。現在では、これらの転写の差や複屈折
率の差を改善するために、型閉め時における型位置や型
締圧力等の成形条件を制御して対応している(例えば、
本出願人による特願平11−209288号、特願平1
1−309131号等))。
【0003】ところで、この種薄板状のディスク成形品
の成形において、その内周部及び外周部の成形状態を大
きく変化させることができるのは、それらの温度分布を
変えることであることはいうまでもない。現状では、上
記したディスク基板の成形用金型ではそのキャビティを
構成するミラーブロックの内周部から外周部まで連続す
る流路を設けて温調用流体を流通しているのであるが、
この流路の配置位置や間隔等を調整することによってミ
ラーブロックの温度分布を変化させ、ディスク成形品の
内周部と外周部の成形状態を変えることが可能である。
【0004】しかしながら、成形品の成形状態に応じて
高価なミラーブロックを多数製造することは経済的では
ないし、仮にコスト面を度外視するとしても、流路の配
置位置や間隔が固定されている場合にはより細かな温調
が不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
成形用金型のミラーブロックの温調を内周部及び外周
部、必要により中周部も独立して、しかも必要に応じ調
整も自在に行うことができる新規なディスク成形金型の
温調構造を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、ディスク成形用金型のミラーブロック内部の温調
用流体の流路を内周側流路と外周側流路、又は必要に応
じて内周側流路と中周側流路と外周側流路に分離独立し
て形成し、前記流路のそれぞれに温調用流体を流通する
ようにしたことを特徴とするディスク成形用金型の温調
構造に係る。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記各流路に流通する温調用流体のための流量制御
手段を備えたディスク成形用金型の温調構造に係る。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
において、前記各流路が流量制御オリフィスを介して共
通の温調用流体導管部に接続されているディスク成形用
金型の温調構造。
【0009】さらに、請求項4の発明は、請求項1ない
し3のいずれかにおいて、前記各流路の温調用流体の流
入口と流出口とが各流路を構成する円の中心に対して対
称位置に配置されているディスク成形用金型の温調構造
に係る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の温調構造の一実施
例を示すディスク成形用金型の要部の概略断面図、図2
は図1の温調構造における温調用流路の概要を表す管路
図、図3はこの発明の温調構造の他の実施例を示すディ
スク成形用金型の要部の概略断面図、図4は図3の温調
構造における温調用流路の概要を表す管路図である。
【0011】図示した実施例のディスク成形用金型10
において、符号11は固定側型部材、12はスプルブッ
シュ、14はメスカッタ、15は固定側ミラーブロック
で、符号21は可動側型部材、22は可動側ブッシュ、
23はスリーブ、24はオスカッタ、25はセンタピ
ン、26は可動側ミラーブロックである。符号30はデ
ィスク成形品キャビティを表し、この例では固定側ミラ
ーブロック15の表面にスタンパ31が取り付けられて
いる。符号35はスタンパ31の外周ホルダである。な
お、この成形用金型10ではスタンパ31は固定側ミラ
ーブロック15に取り付けられているが、もちろん可動
側ミラーブロック26でもよい。スタンパ31の保持構
造も一例であって、他の構造でもよい。
【0012】キャビティ30面を構成しかつスタンパ3
1の取り付け面となる固定側ミラーブロック15及び可
動側ミラーブロック26には、それぞれ、温調用流体の
ための流路41,42,43,44(以上は固定側ミラ
ーブロック15)、流路51,52,53,54(以上
は可動側ミラーブロック26)が形成されている。
【0013】これらの流路は、図2の管路図からよくわ
かるように、内側から同心状に、内周側流路41,5
1、第1中周側流路42,52、第2中周側流路43,
53、外周側流路44,54として分離独立して形成さ
れている。なお、図示の例では、固定側ミラーブロック
15及び可動側ミラーブロック26の双方に、内周側、
第1中周、第2中周、外周のそれぞれ4つの流路を形成
したが、ディスク成形品の大きさ(径)によっては、内
周側と外周側の2つの流路としてもよく、また第1中周
と第2中周とを連続する単一の流路としてもよい。さら
に、固定側ミラーブロックと可動側ミラーブロックの流
路を異なる構造としてもよい。要するに、成形に最も好
ましい温調用流路として、少なくとも内周側と外周側に
分離独立して形成されておればよい。
【0014】分離独立して形成された内周側流路41,
51、第1中周側流路42,52、第2中周側流路4
3,53、外周側流路44,54は、それぞれ独立した
導管部61,62,63,64を介して接続され、各流
入口61a,62a,63a,64aからそれぞれに温
調された温調用流体が流通される。図において、符号6
6,67,68,69は、各導管部61,62,63,
64の温調用流体供給部である。また、符号71,7
2,73,74は、順に、内周側流路41,51、第1
中周側流路42,52、第2中周側流路43,53、外
周側流路44,54の温調用流体の排出管部で、71
a,72a,73a,74aは各流路の流出口で、符号
76,77,78,79は温調用流体排出部である。
【0015】図2に図示したように、内周側流路41,
51、第1中周側流路42,52、第2中周側流路4
3,53、外周側流路44,54のそれぞれに温調され
た流体を流通することによって、ディスク成形品の成形
において、ミラーブロック15,26の内周部及び中周
部ならびに外周部の温度分布を変えて成形状態を変化さ
せることができる。
【0016】この場合において、請求項2の発明として
規定したように、各流路に流通する温調用流体のための
流量制御手段を設けることは、きわめて効果的である。
この流量制御手段は、固定式のものであってもよいし、
あるいは可変式のものであってもよい。
【0017】図2は、内周側流路の導管部61、第1中
周側流路の導管部62、第2中周側流路の導管部63、
外周側流路の導管部64に、可変式の流量制御弁81,
82,83,84を設けた例である。なお、図中の符号
86,87,88,89は、温調用流体の排出管部7
1,72,73,74に設けられた流量制御弁である。
【0018】このような温調用流体のための流量制御手
段を設けた場合には、各流路を流通する温調用流体の流
量を制御して、各部の温調条件を変えることができる。
従って、各流路を流通する温調用流体の温度が異なる場
合にももちろん有効であるが、同一温度の温調用流体を
用いてその流量を制御することにより各部の温調条件を
変えることができる。
【0019】可変式の流量制御手段にあっては、その設
置上の便宜から成形金型10の外部に配置されることが
多いと考えられる。これに対して、固定式の流量調節手
段にあっては、成形用金型10に設置することもでき
る。
【0020】請求項3の発明は、各流路が流量制御オリ
フィスを介して共通の温調用流体導管部に接続されたも
のであって、図3及び図4に具体例が図示される。すな
わち図3及び図4に示した成形型10Aでは、内周側流
路41,51、第1中周側流路42,52、第2中周側
流路43,53、外周側流路44,54は、ミラーブロ
ック15,26の外側の型部材11,21の境界部に設
置された流量制御オリフィス91,92,93,94を
介して、共通の温調用流体導管部90に接続されてい
る。符号91a,92a,93a,94aは流入口を表
す。なお、同図において、符号96,97,98,99
は、温調用流体の排出側に設けられた流量制御オリフィ
スで、96a,97a,98a,99aは流出口で、符
号95は共通の排出管部である。また、図4の符号10
0は温調用流体供給部、105はその排出部である。図
3及び図4において図1及び図2と共通符号は共通の構
成部材を表す。
【0021】図3及び図4の例では、流量制御オリフィ
ス91,92,93,94;96,97,98,99の
オリフィス径を変えることによって、各流路に流通する
温調用流体の流量を制御することができ、これによって
ミラーブロック15,26の各部の温度分布を変化させ
てその成形状態を変えることができる。なお、実施例で
は温調用流体の流入側と排出側の双方に流量制御オリフ
ィスを設置したが、いずれか一側であってもよい。この
請求項3の発明では、単一の温調用流体を使用できる点
で、温調器具や設備を簡略化できる利点がある。
【0022】なお、請求項4の発明として規定しまた図
2及び図4に図示したように、ミラーブロック15,2
6内部に形成される各流路の温調用流体の流入口61
a,62a,63a,64a;91a,92a,93
a,94aと流出口71a,72a,73a,74a;
96a,97a,98a,99aとを、各流路を構成す
る円の中心に対して対称位置となるように配置すれば、
どの流路においても温調用流体を効率よくかつ確実に流
通させることができる。
【0023】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
温調構造によれば、成形用金型のミラーブロックの温調
を内周部及び外周部、必要により中周部も独立して、し
かも必要に応じ調整も自在に行うことができ、この種薄
板状のディスク成形品の成形を効果的に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の温調構造の一実施例を示すディスク
成形用金型の要部の概略断面図である。
【図2】図1の温調構造における温調用流路の概要を表
す管路図である。
【図3】この発明の温調構造の他の実施例を示すディス
ク成形用金型の要部の概略断面図である。
【図4】図3の温調構造における温調用流路の概要を表
す管路図である。
【符号の説明】
10,10A ディスク成形金型 15 固定側ミラーブロック 26 可動側ミラーブロック 30 キャビティ 31 スタンパ 41,51 内周側流路 42,52 第1中周側流路 43,53 第2中周側流路 44,54 外周側流路 61,62,63,64 温調用流体導管部 71,72,73,74 温調用流体排出管部 81,82,83,84 流量制御弁 86,87,88,89 流量制御弁(排出側) 90 温調用流体導管部 91,92,93,94 流量制御オリフィス 95 温調用流体排出管部 96,97,98,99 流量制御オリフィス(排出
側)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク成形用金型のミラーブロック内
    部の温調用流体の流路を内周側流路と外周側流路、又は
    必要に応じて内周側流路と中周側流路と外周側流路に分
    離独立して形成し、前記流路のそれぞれに温調用流体を
    流通するようにしたことを特徴とするディスク成形用金
    型の温調構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記各流路に流通す
    る温調用流体のための流量制御手段を備えたディスク成
    形用金型の温調構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記各流路が
    流量制御オリフィスを介して共通の温調用流体導管部に
    接続されているディスク成形用金型の温調構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記各流路の温調用流体の流入口と流出口とが各流路を
    構成する円の中心に対して対称位置に配置されているデ
    ィスク成形用金型の温調構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002051608A1 (fr) * 2000-12-25 2002-07-04 Mitsubishi Materials Corporation Dispositif de moulage metallique pour le formage d'un disque optique
CN1314525C (zh) * 2002-11-07 2007-05-09 株式会社名机制作所 光盘基板的成形模具及成形方法

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WO2002051608A1 (fr) * 2000-12-25 2002-07-04 Mitsubishi Materials Corporation Dispositif de moulage metallique pour le formage d'un disque optique
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