JP2001293652A - 研磨装置および研磨方法 - Google Patents
研磨装置および研磨方法Info
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- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
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Abstract
結晶シリコンウエハ等の表面を均一に研磨することが出
来る研磨装置を提供する。 【解決手段】研磨基板を保持するマウントプレートと加
工時に研磨基板に荷重を供与するトップリングとの結合
を排し、両者の間を静圧または動圧軸受け構造とし研磨
基板に均一な荷重を供与することにより、高精度の研磨
加工を可能にする。
Description
ミック、半導体集積回路用基板に用いられる単結晶シリ
コンウエハ等の表面を研磨するために用いられる精密平
面ラップ盤に関するものである。
する装置の研磨方法によれば、研磨クロス等が貼られた
定盤(研磨用定盤)上に1つ以上複数個のガイドリング
と言われる回転自在のリング状の円筒治具が、予めガイ
ドローラで位置決めされ配置されている。下面にシリコ
ンウエハ等の被研磨基板を保持したマウントプレートを
上記ガイドリングの内径部に装着し、上部にトッププレ
ートと言われるプレートが載置されている。このトップ
プレートの上面中央部には加圧用の軸が連結されてい
る。この軸を介して任意の荷重に押し圧すると共に、適
量の研磨剤を定盤と被研磨基板の間に供給し、定盤を回
転させ、ガイドリングと被研磨基板を固定したマウント
プレート下面に保持された被研磨基板が、研磨される。
ング、トッププレートおよび被研磨基板を保持したマウ
ントプレートは、定盤が回転することによりガイドロー
ラーで位置決めされた位置で、回転する定盤の内外径の
周速差により規則正しく自転し、研磨精度を向上させ
る。しかしこれは、トッププレート、ガイドリングおよ
びマウントプレートの軸心が完全に一致されていること
が条件となっており、これは非常に難しくわずかな芯違
が、上記トッププレート、マウントプレート全面に均等
な荷重を供与することを妨げるため、荷重および回転ム
ラを発生させるので、常に高精度の平坦面を望むこと
は、困難であった。
研磨装置で、シリコンウエハ等を研磨する場合、表面を
研磨加工すると言うことには問題がないが、研磨下降中
の被研磨基板の割れ欠けを軽減し、高精度の平面を追及
するためには、マウントプレートに均等な荷重を供与し
なくてはならないと言う課題がある。
な荷重を供与する方法としては、トッププレートの下面
を静圧または動圧形状の軸受構造とし、マウントプレー
トとトッププレート間に空間をつくり、その間に流体を
充填し、互いの拘束を無くすと共により摩擦力を小さく
し、上記マウントプレートとトッププレートの外周部の
各々を独立のガイドローラで保持することにより、トッ
ププレートとマウントプレートとの軸心のずれによる偏
荷重をも避けることが出来、従ってマウントプレートに
常に均等な荷重を与えることが続けられるので高精度研
磨加工が可能となる。
磨方法について図面を参照しながら説明する。
を研磨する研磨装置の実施例を示すイメージ図である。
この図1において符号11は定盤であり上面に研磨パッ
ト12が載置され、15はマウントプレートであり従来
と同様に下面にシリコンウエハ等の被研磨基板を保持し
た状態で定盤11上の研磨パット12に載置されてい
る。このマウントプレート15情報には円筒状の昇降軸
体17が配置されている。この昇降軸体17の下面に
は、流体通路が形成されているトッププレート14が装
着されている。上記マウントプレート15下面の流体通
路20へは、外部より昇降軸体17の内部を通じて流体
を供給出来るようになっている。トッププレート14と
マウントプレート15は、切り離されている為、トップ
プレート14とマウントプレート15各々の位置決めと
しは、移動可能なトッププレートガイドローラ18およ
びマウントプレートガイドローラ19で配置される。
コンウエハ等の被研磨基板13を研磨するには、定盤1
1上に研磨液を分散させ、図1に示すように定盤11に
対しマウントプレート15を傾けるような荷重状態をつ
くるような構成にセットする。次に、トッププレート1
4とマウントプレート15間に僅かな隙間をつけて昇降
軸17を固定した状態で図示しない流体発生装置より流
体を昇降軸17の内部流体通路20を通しトッププレー
ト14内設置した中空部21に一旦充填してから、分散
孔22より均等に流体をマウントプレート15上面に分
散吐出させ均等に押し圧させる。このためマウントプレ
ート15下面にガイド部材16で固定された被研磨基板
13の下面の定盤11上面の研磨パット12上面との間
に加わる圧力は、被研磨基板13の下面の各部分におい
て常に均等になるように保たれるのである。
深部にも研磨剤が供給され従って全加工面が均等に研磨
されるばかりか、面粗さを重視する柔軟な研磨ぱっと1
2を使用したときは、図2に示すようにシリコンウエハ
等の被研磨基板13の外周側がパット12に沈み込み、
縁ダレと言われる現象が起き精度を悪化させる。
磨が進行すると厚みが徐々に薄くなるので、被研磨基板
13を保持しているマウントプレート15の上面は徐々
に下がり追従してトッププレート14も下がるため、移
動距離を計測する事で被研磨基板の厚み計測が出来る。
図3は、トッププレート14の位置を計測器25により
計測し予め設定した寸法で機械を停止する。
要部の外観一部断面図である。定盤11上に研磨パット
12が載置されている。上面に円筒状の昇降軸体17が
配置されているトッププレート15の下面にリング23
で位置めされたマウントプレート15の下面にガイド部
材16により基板13が固定されている。トッププレー
ト14とマウントプレート15は、ガイドリング23で
一体化されトッププリングガイドローラ18で位置決め
される。研磨加工終了時は、トッププレート14と一体
化された昇降軸17を図示していない上下動機構により
上昇させる。
ート14下面にマウントプレート15が固定されていな
い状態で、トッププレート14よりマウントプレート1
5上面にトッププレート下面流体通路22からの流体の
圧力により押圧されるため、マウントプレート15は全
面で均等な荷重を与えられ、また研磨面の平坦度の調整
も傾き24の調整により可能である。このため、この研
磨装置を用いて研磨加工をすれば、シリコンウエハ等の
被研磨基板13の研磨面を高精度の平坦に研磨すること
がでる。
レート15間に静圧を発生させる構造としたが、トップ
プレート14とマウントプレート15間の対向面の形状
を変えることにより動圧を発生させることも出来る。
に設置された流体分散孔22より流体を供給しつつ図示
していない上下動機構により昇降軸17を上昇させトッ
ププレート14を引き上げれば、マウントプレート1
5,シリコンウエハ等の被研磨基板13及びガイド部材
16は、確実に切り離され定盤11上に残される。
が用いられる基板の研磨装置の概略断面図である。
る。
測の概略図である。
Claims (4)
- 【請求項1】下面に被研磨基板が保持されたマウントプ
レートと、このマウントプレートの上に装着された上下
自在なるトッププレートと、上記マウントプレートを被
研磨基板が固定されている面を下方に向けた状態で載置
する定盤とを備え、上記マウントプレートを上記定盤上
に押圧した状態で上記被研磨基板の下面を研磨する研磨
装置において、上記トッププレートの下面を静圧または
動圧形の軸受構造とし、マウントプレートと空間をつく
りその間に流体を充填し摩擦力を小さくするとともに、
上記マウントプレートとトッププレートの外周部の各々
を独立のガイドローラで保持し、トッププレートが静止
状態でもマウントプレートに均一な荷重を与えることが
出来ることを特徴とする研磨装置。 - 【請求項2】上記トッププレートを昇降させる昇降軸と
の接続部を研磨加工中は、拘束をなくし自由度をもたせ
加工精度が機械精度に影響されないようにした特許請求
範囲1記載の研磨装置。 - 【請求項3】上記トッププレートとマウントプレートの
中心をずらすことにより被研磨基板の加工後の平坦度を
自在に制御可能とする特許請求の範囲1及び2記載の研
磨装置。 - 【請求項4】上記トッププレートは、回転しないので計
測器を直接トッププレートに取付、被研パット間の距離
を計測することで被研磨基板の厚み計測可能な特許請求
の範囲1、2及び3記載の研磨装置。
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CN1310739C (zh) * | 2002-09-06 | 2007-04-18 | 大连淡宁实业发展有限公司 | 钒酸钇单晶片的批量加工工艺 |
CN113910004A (zh) * | 2021-06-16 | 2022-01-11 | 徐德富 | 一种新型光学加压无研具抛光装置 |
CN114193253A (zh) * | 2021-12-16 | 2022-03-18 | 长春财经学院 | 一种基于人工智能的电路板研磨装置 |
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