JP2001292401A - ビデオ装置及び該ビデオ装置のための方法 - Google Patents

ビデオ装置及び該ビデオ装置のための方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ディジタル化を実現する回路の使用を拡大す
ることによって、ビデオ装置における該回路の存在を十
分に利用する。 【解決手段】 ビデオ装置は、第1回路と第2回路を有
し、第1回路は第1ベースバンドアナログビデオ信号を
第1出力側において発生させ、第2回路は、少なくとも
第1出力側に接続可能であり、第1ベースバンドアナロ
グビデオ信号をディジタル化し、また相応のディジタル
ストリームを第2出力側において処理しかつ出力するビ
デオ装置において、第2出力側は少なくとも第三回路に
接続可能であり、第三回路は、第3出力側において第2
ベースバンドアナログビデオ信号を、ディジタルストリ
ームに基づいて発生させるビデオ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ装置、とり
わけビデオレコーダ及び該ビデオ装置のための方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ装置は、ビデオ信号を処理するた
めの回路を備えた装置である。このような装置のうち、
ビデオレコーダはビデオ信号を媒体に記録するための装
置に相当する。
【0003】ビデオレコーダについての公知の解決手段
は、例えば米国特許第5504632号及び欧州特許出
願第0671855号に開示されており、該構成は、図
1に示す全体構成を有する。アナログ発信源2からのビ
デオ信号(例えばCVBS)は、アナログ記録再生ユニ
ット4とディジタル記録再生ユニット6とに伝送され
る。
【0004】アナログ記録再生ユニット4は、アナログ
発信源2からのビデオ信号をテープに記録することがで
きる。該記録は、所定のアナログ規格に従って、すなわ
ちディジタル化を行わずに、例えばVHSフォーマット
またはS−VHSのフォーマットに従って行われる。
【0005】ディジタル記録再生ユニット6は、アナロ
グ発信源2からのビデオ信号をテープに記録することが
できる。該記録は、所定のディジタル規格、例えばD−
VHSに従って行われる。ディジタル記録再生ユニット
6は、通常アナログ発信源2からのアナログ信号をディ
ジタル化するAD変換器及びディジタル化された信号
を、テープに記録されるビットストリームに変換する手
段を有する。
【0006】また、VCRはマイクロプロセッサ(図1
には示さず)を有し、該マイクロプロセッサを介して、
ユーザは、2つのユニット4及び6のうち、ユーザが記
録モード(アナログ記録かディジタル記録かを選択)に
おいて使用を所望するのはどちらかを選択することがで
きる。VCRは、検出手段(図示せず)も有し、該検出
手段によって記録されたテープ上の信号の種類を検出す
ることにより、アナログ記録再生ユニット4またはディ
ジタル記録再生ユニット6を、記録されたテープの再生
中に選択する。このような検出手段についての解決手段
は、例えば欧州特許出願第0671855号に記載され
ている。
【0007】検出手段の出力に基づいて、マイクロプロ
セッサは、モニタスイッチ8を制御し、それによって、
ディスプレイ10(記録されたビデオ信号を見ることが
できる)をアナログ記録再生ユニット4またはディジタ
ル記録再生ユニット6に接続する。
【0008】このようなビデオ装置を使用する場合の可
能性は限られている。なぜならば、アナログ信号のディ
ジタル化が行われるのは、該アナログ信号をD−VHS
等のディジタル規格に従って記録する時だけだからであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ディ
ジタル化を実現する回路の使用を拡大することによっ
て、ビデオ装置における該回路の存在を十分に利用する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、次のビデオ装置が提案される。すなわち、該ビデオ
装置は第1回路と第2回路を有し、該第1回路は第1ベ
ースバンドアナログビデオ信号を第1出力側において発
生させ、該第2回路は、少なくとも第1出力側に接続可
能であり、第1ベースバンドアナログビデオ信号をディ
ジタル化し、また相応のディジタルストリームを第2出
力側において処理しかつ出力するビデオ装置において、
第2出力側は少なくとも第三回路に接続可能であり、該
第三回路は、第3出力側において第2ベースバンドアナ
ログビデオ信号を、ディジタルストリームに基づいて発
生させる、ビデオ装置。
【0011】「少なくとも接続可能である」とは、接続
可能であること、または接続されていることを意味す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】また、本発明は、次の特徴事項を
提案する。
【0013】マルチプレクサは、第2回路と第3回路と
の間に挿入接続されており、それによって第2回路と第
3回路を直接接続することができる。
【0014】マルチプレクサは、ディジタル発信源と媒
体インターフェースとに接続されており、第3回路及び
媒体インターフェースを第2回路及びディジタル発信源
に独立的に接続することができる。
【0015】マルチプレクサは第1スイッチ及び第2ス
イッチを有する。該第1スイッチは、第2回路に接続さ
れている入力側と、ディジタル発信源に接続されている
入力側と、媒体インターフェースに接続されている出力
側とを備えている。該第2スイッチは、第2回路に接続
されている入力側と、ディジタル発信源に接続されてい
る入力側と、媒体インターフェースに接続されている入
力側と、第3回路に接続されている出力側を備える。
【0016】第1スイッチの入力側及び第2スイッチの
入力側は、トランスコーダを介してディジタルビデオ発
信源に接続されている。
【0017】第1回路は、アナログ記録再生ユニットで
ある。
【0018】第2回路及び第3回路は、ディジタル記録
再生ユニットの一部であり、経路スイッチは、第2回路
を、アナログ記録再生ユニットまたはアナログ発信源に
選択的に接続することができる。
【0019】ディジタルスイッチは、第2回路と第3回
路とを直接接続することができる。
【0020】第2回路はビデオデコーダであり、第3回
路はビデオエンコーダである。
【0021】第2回路は、MPEGエンコーダと直列接
続されているビデオデコーダであり、第3回路は、ビデ
オエンコーダと直列接続されているMPEGデコーダで
ある。
【0022】第3出力側は、アナログ記録再生ユニット
の出力側に接続可能である。
【0023】第2回路及び第3回路は、ディジタル記録
再生ユニットの一部であり、経路スイッチは、第3出力
側または第1出力側を、アナログ記録再生ユニットの入
力側に選択的に接続することができる。
【0024】スイッチは、第2回路と第3回路とを直接
接続することができる。
【0025】第1アナログビデオ信号はCVBS信号で
あり、第3アナログビデオ信号はS−Video信号で
あり、アナログ記録再生ユニットはS−VHSアナログ
ユニットである。
【0026】第1経路スイッチ及び第2経路スイッチ
は、第3出力側またはS−VideoコネクタをS−V
HSアナログユニットの入力側に選択的に接続する。
【0027】また、本発明は、以下のビデオ装置のため
の方法を提案する。
【0028】アナログ規格に従ってテープに記録された
ビデオ信号を再生するための方法であって、該方法は、
ビデオ信号をディジタルユニットを介して処理するステ
ップを含む。
【0029】アナログ規格に従ってビデオ信号をテープ
に記録する方法であって、該方法は、ビデオ信号をディ
ジタルユニットを介して処理するステップを含む。
【0030】ビデオレコーダのメモリにおける信号処理
パラメータを読み出すステップを有する方法であって、
該パラメータの内容はユーザが変更することができる。
【0031】ビデオ装置のマイクロプロセッサを制御す
るための方法であって、該ビデオ装置において、第1ベ
ースバンドアナログビデオ信号は第1規格に従って発生
し、該方法は、前記第3回路に、第2ベースバンドアナ
ログビデオ信号を、前記第1の規格と異なる第2の規格
に従って発生させるステップを含む。
【0032】ビデオ装置のマイクロプロセッサを制御す
るための方法であって、該方法は、以下のステップを含
む。つまり、オンスクリーンディスプレイプロセッサに
メニューを表示させるステップと、ユーザからの情報を
待つステップと、該情報をメモリに記憶するステップ
と、該情報を、第2回路または第3回路に信号処理用の
パラメータとして伝送するステップと、である。
【0033】ビデオ装置のマイクロプロセッサを制御す
るための方法であって、該方法は、以下のステップを含
む。つまり、オンスクリーンディスプレイプロセッサに
メニューを表示させるステップと、ユーザからの情報を
待つステップと、該情報をメモリに記憶するステップ
と、経路スイッチを該情報に基づいて制御するステップ
と、である。
【0034】また、本発明は、以下のビデオカセットレ
コーダ及び方法を提案する。
【0035】該ビデオカセットレコーダは、アナログ記
録再生ユニットと、ディジタル記録再生ユニットと、経
路スイッチとを有し、該アナログ記録再生ユニットは、
第2ベースバンドアナログビデオ信号用の出力側を備え
ており、該ディジタル記録再生ユニットは、第2ベース
バンドアナログビデオ信号用の入力側とディジタル処理
装置とを備えており、該ディジタル処理装置は、該ディ
ジタルユニットの出力側に第3ベースバンドアナログビ
デオ信号を発生させ、該経路スイッチは、アナログユニ
ットの出力側をディジタルユニットの入力側に接続する
ことができる、ビデオカセットレコーダ。
【0036】前記方法はビデオカセットレコーダを制御
するための方法であって、該方法は、以下のステップを
含む。つまり、ディジタル処理装置に静止画像を発生さ
せるステップである。
【0037】また、この方法は以下の連続するステップ
を含むことが提案される。
【0038】ディジタル処理装置に静止画像を発生させ
るステップと、ドラムユニットにテープの走行を停止さ
せるステップである。
【0039】さらなる有利な特徴事項は以下の通りであ
る。
【0040】ビデオカセットレコーダはマイクロプロセ
ッサを有し、ディジタル処理装置に静止画像を発生させ
るステップは、一時停止信号がマイクロプロセッサによ
って受信されると直ちに実行される。
【0041】ビデオカセットレコーダはさらにモニタス
イッチを有し、該モニタスイッチによって、アナログユ
ニットの出力側またはディジタルユニットの出力側を、
ディスプレイに接続可能なモニタスイッチに選択的に接
続することができる。前記方法は、さらに、モニタスイ
ッチにディジタルユニットの出力側をモニタスイッチの
出力側に接続させるステップを含み、該接続は、一時停
止信号がマイクロプロセッサによって受信された時に行
われる。
【0042】ビデオカセットレコーダはマイクロプロセ
ッサを有し、ディジタル処理装置はビデオエンコーダを
有し、前記ディジタル処理装置に静止画像を発生させる
手段は、マイクロプロセッサからビデオエンコーダへの
指示によって実行される。
【0043】ビデオカセットレコーダはマイクロプロセ
ッサを有し、ディジタル処理装置はMPEGデコーダを有
し、前記ディジタル処理装置に静止画像を発生させる手
段は、マイクロプロセッサからMPEGデコーダへの指
示によって実行される。
【0044】ビデオカセットレコーダは、マイクロプロ
セッサとモニタスイッチを有し、該モニタスイッチは、
アナログユニットの出力側またはディジタルユニットの
出力側を、ディスプレイに接続可能なモニタスイッチの
出力側に選択的に接続する。前記方法は、モニタスイッ
チに、アナログユニットの出力側をモニタスイッチの出
力側に接続させるステップを有する。該接続は、サーチ
信号がマイクロプロセッサによって受信されたされた時
に行なわれる。
【0045】これらの特徴事項によって、十分な解像度
の画像を得ることができる。その場合、アナログインタ
ーレースフォーマット(VHSまたはS−VHS)に従っ
て記録されたテープの可視再生が一時停止され、該可視
再生がその他の便利モード(早送りサーチ、巻き戻しサ
ーチ)の質を危険にさらすことはない。
【0046】
【実施例】本発明の実施例を添付の図面を参照して説明
する。
【0047】その主要素子が図2aに示されているディ
ジタルビデオレコーダは、アナログ発信源112および
ディジタル発信源114を有する。アナログ発信源11
2は、通常アナログチューナであり、該アナログチュー
ナは、アナログビデオ信号を遠隔地の送信側から、復調
器に接続されたアンテナを介して受信する。また、アナ
ログ発信源112は、例えば従来のアナログVCRの出力
側とすることもできるであろう。アナログ発信源112
は、ベースバンドアナログビデオ信号を発生させる。
【0048】ディジタル発信源114としてディジタル
チューナを使用することが可能であり、該ディジタルチ
ューナは、アンテナまたはケーブルリンクからビデオ信
号を受信する。該ビデオ信号は、例えばMPEG−IIフ
ォーマットに従って伝送用にディジタル符号化される。
このようなディジタル符号化信号(またはディジタルス
トリーム)は、人工衛星から受信するビデオ信号用にす
でに広く使用されており、また数年のうちに地上の通信
(新HDTV規格)についてさえ使用されるはずである。デ
ィジタル発信源114のその他の例はハードディスクド
ライブ(HDD)である。
【0049】ディジタルエンコーダ116は、アナログ
信号をアナログ発信源112から受信し、例えばMPEG
−IIフォーマットに従って符号化されたディジタルス
トリームを出力する。ディジタルエンコーダ116によ
って実行される主なステップは、アナログ信号をディジ
タル信号に(とりわけアナログ信号のサンプリングによ
って)変換するステップと、ディジタル信号を処理する
ステップと(とりわけ輝度と色差とを分離し、色差成分
は、通常アナログ信号に混合され、いわゆるYUV信号
を得る)及びディジタル信号を所定のフォーマットに従
って符号化(及び可能ならば圧縮)するステップと、で
ある。
【0050】ディジタル発信源114及びディジタルエ
ンコーダ116からのディジタルストリームは、同一の
フォーマットに従って符号化される。該フォーマット
は、例えば広く使用されるMPEG−IIフォーマットで
もよい。ディジタルエンコーダ116及びディジタル発
信源114は、それぞれマルチプレクサ118の2つの
異なる入力側に接続されている。
【0051】また、マルチプレクサ118は、双方向リ
ンクを介して媒体インターフェース120に接続されて
いる。媒体インターフェース120は、符号化されたデ
ィジタルストリームをビットストリームに変換すること
ができ、それによって該符号化されたディジタルストリ
ームを媒体に記録する。例えば、ディジタルVCRにおい
て、媒体インターフェース120は磁気ヘッドを備える
ドラムを有する。その目的は、ビットストリームを磁気
テープにD−VHSフォーマットに従って記録するためであ
る。反対に、媒体インターフェース120は、ビットス
トリームを前もって記録された媒体から読み出し、該ビ
ットストリームを、MPEG−II等の特定のフォーマッ
トに従って符号化されたディジタルストリームに変換
し、またディジタルストリームを双方向リンクにおいて
出力することができる。
【0052】マルチプレクサ118の出力側はディジタ
ルデコーダ122に接続されている。ディジタルデコー
ダ122は、符号化されたディジタルストリーム(例え
ばMPEG−IIストリーム)をディスプレイ125に表
示されるアナログ信号に変換することができる。該変換
の主なステップは、符号化されたディジタルストリーム
(例えばMPEG−II)を、符号化されていない(従っ
て圧縮されていない)ディジタル信号(例えばYUV信
号)にデコードするステップと、アナログ信号を発生さ
せるステップ(DA変換)である。ディジタルデコーダ
122から出力されたアナログ信号は、例えばCVBSタイ
プ、S−VideoタイプまたはRGBタイプであってもよ
い。また該アナログ信号は、ディスプレイ125、例え
ばテレビジョン装置に伝送される。
【0053】マルチプレクサ118の構成は、以下で詳
細に説明される。マルチプレクサ118は、アナログ発
信源112及びディジタル発信源114からのいかなる
ビデオ信号も、独立的に記録かつ表示することができ
る。当然、マルチプレクサ118は、前もって記録され
たビデオ信号も表示することができる。
【0054】図2bから明らかなように、また前述の通
り、マルチプレクサ118は、2つの別個の入力側12
3及び124を有し、それぞれが符号化されたディジタ
ルビデオストリームを受信する。入力側123はディジ
タルエンコーダ116の出力側に接続されており、入力
側124はディジタル発信源114の出力側に接続され
ている。マルチプレクサ118は、ディジタルデコーダ
122に接続された出力側128を有する。また、マル
チプレクサ118は、点126において双方向リンクを
介して媒体インターフェース120に接続されている。
【0055】マルチプレクサ118は、第1スイッチ1
30及び第2スイッチ132を有する。第1スイッチ1
30は、点126を入力側123または入力側124に
選択的に接続することができる。その結果、第1スイッ
チ130は、(アナログ発信源112からのビデオ信号
及びディジタル発信源114からのビデオ信号のうち)
どちらのビデオ信号を記録のため媒体インターフェース
120に送信すべきか選択することができる。
【0056】第2スイッチ132は、出力側128を、
入力側123、入力側124または点126に選択的に
接続することができる。従って、第2スイッチ132
は、どちらのビデオ信号をデコーダ122でデコード
し、ディスプレイ125に表示すべきか、アナログ発信
源112(入力側123)からのビデオ信号またはディ
ジタル発信源114(入力側124)からのビデオ信号
のどちらかを選択することができる。該選択は、これら
の信号のうちどちらを記録できるかに関係なく行われ
る。また、第2スイッチ132は、媒体インターフェー
ス120から読み出された、前もって記録された信号を
再生中に表示することができる(点126)。
【0057】前述の構成をどのように使用できるかにつ
いての例を以下に示す。
【0058】ユーザがアナログ発信源112からのビデ
オ信号を記録することを所望する場合、第1スイッチ1
30は入力側123を点126に接続する。アナログ発
信源112からのアナログ信号は、ディジタルエンコー
ダ116によってディジタル符号化(及び圧縮)され、
媒体に記録するため、入力側123、スイッチ130及
び点126を介して媒体インターフェース120に送信
される。
【0059】その際、ユーザは、同時に記録されるアナ
ログ発信源112からのビデオ信号の監視、及びディジ
タル発信源114からのビデオ信号の監視を選択するこ
とができる(一方、アナログ発信源112からのビデオ
信号は、前述の通りディジタル記録される)。ユーザが
ディジタル発信源114からのビデオ信号の監視を選択
する場合、第2スイッチ132は出力側128を入力側
124に接続する。従って、ディジタル発信源114か
らのビデオ信号は、ディジタルデコーダ122を介して
ディスプレイ125に送信される。
【0060】第1の実施例の変形例を図2cに示す。こ
の変形例の素子は、第1実施例(図2a及び図2b)の
それと同一であり、該素子には同一の符号を付してある
ので、説明は省略する。
【0061】図2cの解決手段によると、もう1つの発
信源134、すなわちディジタルビデオ発信源が使用さ
れる。該ディジタルビデオ発信源は、例えばDV規格に基
づいたディジタルカムコーダであり、IEEE1394
リンクを介して接続されている。ビデオレコーダはトラ
ンスコーダ136を有しており、該トランスコーダ13
6は、ディジタルビデオ発信源134(DV規格)からの
ディジタル信号をディジタルストリームに変換すること
ができる。該変換には、ディジタル発信源114及びエ
ンコーダ116と同一の規格、典型的にはMPEG−I
Iが使用される。
【0062】マルチプレクサ118は、トランスコーダ
136に接続されている入力側142を有する。マルチ
プレクサ118は、図2bの第1スイッチ130と類似
する第1スイッチ138と、図2bのスイッチ132と
類似する第2スイッチ140とを有し、該第1スイッチ
138は、入力側142を介してトランスコーダ136
に接続されているもう1つの入力側を備えており、該第
2スイッチは、入力側142を介してトランスコーダ1
36に接続されているもう1つの入力側を備えている。
【0063】図2cのビデオレコーダは、図2bのビデ
オレコーダと類似した機能を有し、2つではなく3つの
発信源の中から選択して1つの発信源を記録し、またも
う1つの発信源をディスプレイ125に表示するための
発展形態を備える。
【0064】従って、本発明の解決手段は、以下のよう
に変化に富むものである。該構成はいかなる数の発信源
にも適用され、該適用は、スイッチ130及び132の
入力側数が適合しており、また各発信源が共通のディジ
タルストリーム規格に変換される場合に行われる。
【0065】さらなる発展形態を図2dに示す。図2c
の構成と比較して、点126及び出力側128は記録ス
イッチ150の2つの各入力側に接続されている。記録
スイッチ150はトランスコーダ136に接続された出
力側を有し、該接続は、例えば点142との接続のため
にも使用される双方向リンクを介して行われる。
【0066】記録スイッチ150は、どのビデオ信号を
ディジタルビデオ発信源134において記録すべきか
(カムコーダを備えている場合のように記録が可能な場
合)を選択することができる。該ビデオ信号は、媒体イ
ンターフェース120からのビデオ信号(テープから再
生されたビデオ信号)または表示用に送信されたビデオ
信号(アナログ発信源またはディジタル発信源)のどち
らか一方から選択される。記録スイッチ150を設ける
ことによって、前記利点は、ディジタルビデオ発信源1
34において記録を行う場合でさえ維持される。
【0067】本発明の第2実施例を図3aに示す。
【0068】この実施例において、ビデオカセットレコ
ーダ(Video Cassette Recode
r;VCR)は2つの主要な処理装置を有する。つまり、
アナログ記録再生ユニット14(略してアナログユニッ
ト)及びディジタル記録再生ユニット16(略してディ
ジタルユニット)であり、両者は以下で詳細に説明され
る。
【0069】アナログ発信源12(例えばチューナ及び
復調器)は、アナログ信号であるベースバンド複合ビデ
オ信号(CVBS)を発生させる。発信源12からのビデオ
信号は、一方でアナログユニット14に送信され、他方
でスイッチ22(以下経路スイッチと称する)に送信さ
れる。最初の位置において、経路スイッチ22は、アナ
ログ発信源12をディジタルユニット16の入力側に接
続することができ、それによって、アナログ発信源12
からのアナログ信号をディジタル記録することができ
る。
【0070】ディジタルユニット16の出力側及びアナ
ログユニット14の出力側は、共にモニタスイッチ18
に接続されており、それによって、ディジタルユニット
16及びアナログユニット14からの信号のうちどちら
を見るためにディスプレイ20に送信するかを選択す
る。
【0071】また、アナログユニット14の出力側は経
路スイッチ22に接続されており、該経路スイッチ22
は、アナログユニット14の出力側をディジタルユニッ
ト16の入力側に接続することができる。従って、アナ
ログで記録されたテープ(VHSフォーマット)を再生す
る場合、ユーザは以下の2つの発展形態から選択するこ
とができる。
【0072】経路スイッチ22によって、アナログユニ
ット14の出力側をディジタルユニット16の入力側に
接続し、また、モニタスイッチ18によって、ディジタ
ルユニット16の出力側をディスプレイ20に接続す
る。これによって、VHSテープからのアナログ信号がデ
ィジタルユニット16を通過することができる。その場
合、ディジタル回路を十分に利用することができ、以下
にその例を示す。
【0073】(例えばメニューを介して)選択がマイク
ロプロセッサ26(図3b)によって実行される。該マ
イクロプロセッサ26は、ユーザの希望を記憶し、該希
望に従って経路スイッチ22及びモニタスイッチ18を
制御する。そのような方法の例を以下に記載する。
【0074】ディジタルユニット16の様々な構成要素
を図3bに示す。ドラムユニット24は主にドラムを有
し、該ドラムは、テープの磁気信号を記録または再生す
るための磁気ヘッドを備えている。該ドラムユニット2
4は、双方向リンクを介してビットストリームプロセッ
サ32に接続されている。ドラムユニット24とビット
ストリームプロセッサ32とによって媒体インターフェ
ースが実現されている。また、ドラムユニット24はア
ナログユニット14とも接続されている。これは、ドラ
ムユニット24が、アナログ規格とディジタル規格の双
方に基づく信号の記録及び読出しのために使用されるか
らである。
【0075】ビットストリームプロセッサ32は、圧縮
されたビデオ信号をビットストリームに変換し、またそ
の逆の変換を行うことができる回路である。該ビデオ信
号は、MPEG−IIフォーマットに従って複数のバイ
トにより構成されている。指摘されるべきことは、図面
において、回路間のリンクは、単一の線で明確に示され
ている。しかしながら、実際の回路においては、例えば
1つのバイトを規定するために、該リンクは複数のワイ
ヤから構成されている。同様に、本出願において、ビデ
オ信号は複数の電気信号によって構成することができる
(S−Video信号またはRGB信号についても同様であ
る)。
【0076】ディジタルユニット16はビデオデコーダ
28を有し、該ビデオデコーダ28はアナログ信号を経
路スイッチ22から受信する。該アナログ信号は、前述
の通り、アナログ発信源12からのアナログ信号または
アナログユニット14の出力側からのアナログ信号のど
ちらかである。適当なビデオデコーダはPhilips
SAA7114 ICである。ビデオでコーダ28は
主にAD変換を行い、CVBS信号を経路スイッチ22から
受信した場合、輝度/色差分離を行う(従って、Y信号
及びC信号が得られる)。また、ビデオデコーダ28は
2つの色差成分U及びVの分離を行う。CVBS入力信号は、
NTSC、PALまたはSECAMタイプとすることができる。SA
A7114等の公知のビデオデコーダは、これらのいか
なる規格にも対処できる。
【0077】ビデオデコーダ28はディジタルストリー
ムを出力し、より正確には8−bitのストリームを
4:2:2のbyteで出力する。つまり、輝度成分
(Y)については4byteであり、第1の色差成分
(U)については2byteであり、第2色差成分(V)
については2byteである。
【0078】ビデオデコーダ28はフィルタを有し、該
フィルタは、前記信号の分離のために使用されるもの
と、(例えば輝度/色差分離用のくし形フィルタ)、彩
度の制御、輝度コントラスト及び輝度調節等のビデオ信
号処理を行うことができるものとがある。フィルタは適
応形であり、それは、該フィルタのパラメータが、マイ
クロプロセッサ26によってシリアルI2C−bus(点
線で示す)を介して制御されることを意味する。
【0079】適応フィルタを備えたビデオデコーダのそ
の他の例は、米国特許第5621478号に記載されて
いる。
【0080】ビデオデコーダ28の4:2:2出力はMP
EGエンコーダ30及びディジタルスイッチ38にバイパ
スを介して送信される。MPEGエンコーダ30(より正確
にはMPEGIIエンコーダ)は、4:2:2ディジタルス
トリームをMPEGディジタルストリームに変換し、該MPEG
ディジタルストリームはビットストリームプロセッサ3
2に送信される。そして、相応のビットストリームがド
ラムユニット24に送信され、ディジタル規格に従って
テープに記録される。
【0081】また、ビットストリームプロセッサ32は
MPEGデコーダ34に接続され、該MPEGデコーダ34は、
ビットストリームプロセッサ32からのMPEGIIデータ
ストリームを4:2:2ディジタルストリームに変換す
る。該MPEGIIデータストリームは、テープから読み出
されたデータに対応する。そして、この4:2:2ディ
ジタルストリームはディジタルスイッチ38に出力され
る。
【0082】ディジタルスイッチ38は、どのディジタ
ルストリームがアナログ信号に符号化されるか、つまり
どのディジタルストリームがビデオエンコーダ36に送
信されるかを選択することができる。該ディジタルスト
リームは、ビデオデコーダ28からのディジタルストリ
ームまたはMPEGデコーダ34からのディジタルストリー
ムのどちらかである。ビデオエンコーダ36から出力さ
れたアナログ信号は、前述の通りモニタスイッチ18に
送信されて、表示が可能である。
【0083】バイパスは、ビデオデコーダ28をビデオ
エンコーダ36に直接接続することができ、従って、MP
EGエンコーダ及びMPEGデコーダを通過しない。その場
合、情報が圧縮のために失われてしまうことがある。
【0084】ディジタルユニット16は、以下の2つの
操作モードを有する。
【0085】ディジタルで記録されたテープ(D−VHS)
を読み出す場合、ビットストリームはビットストリーム
プロセッサ32及びMPEGデコーダ34を通過し、ディジ
タルスイッチ38は、信号がビデオエンコーダ36に送
信される位置にある。
【0086】アナログテープ(VHS)を読み出す場合、
ユーザは、前述の通り、アナログユニット14からのア
ナログ信号をビデオデコーダ28に、経路スイッチ22
を介して入力することを選択できる。そして、ディジタ
ルスイッチ38は、ビデオデコーダ28の4:2:2出
力側とビデオエンコーダ36の入力側とを直接接続する
ことができる。出力されたアナログ信号はディスプレイ
に送信され、該送信は、前述の通り、モニタスイッチ1
8を正しく位置決めすることによって行う。
【0087】後者のモードにおいて、アナログVHS信号
は、ビデオデコーダ28に設けられた高品質フィルタを
通過し、それによって画質が向上する。さらに、フィル
タは容易にプログラムすることができる。例えば、該プ
ログラムはメニュー及びマイクロプロセッサ26を介し
て行うことができ、該メニューにおいて、ユーザは、該
フィルタの主要パラメータを選択することができる。該
マイクロプロセッサ26は相応の情報をビデオデコーダ
28に送信する。
【0088】第2実施例のVCRは、多標準方式用コンバ
ータとしても使用することができる。この操作モードに
おいて、ビデオデコーダ28によって受信されたビデオ
信号は、所定の規格、つまりPAL、SECAMまたはNTSCに従
って実現される。ビデオデコーダ28の出力側における
4:2:2ディジタルストリームは、使用する規格に依
存していない。なぜならば、Y信号、U信号及びV信号が
分離され、規格(PAL、SECAM、NTSC)によって、どのよ
うにしてY信号、U信号及びV信号が混合されてCVBS信号
を得るかが決定されるからである。
【0089】4:2:2ディジタルストリームは、有利
にはビデオエンコーダ36に、(ディジタルスイッチ3
8を正しく位置決めすることによって)直接供給され
る。ビデオエンコーダは、いずれかの規格(PAL、SECA
M、NTSC)に従ってビデオ信号を発生させる。該規格
は、前記所定の規格と異なるものでもよい。従って、ア
ナログ発信源12またはアナログユニット14からのア
ナログ信号を、その他の規格に基づいた信号に変換する
ことができる。変換された信号は、VCRからディスプレ
イ20、またはその他のシステムにおいて使用される特
定のコネクタに出力することができる。
【0090】図4aは第2実施例の変形例を示す。該変
形例は、図3aと同一の全体構成を有しているが、図3
bとは詳細な実装形態において異なる。しかしながら、
図3bと同一の素子には同一の符号を付してあり、説明
は省略する。
【0091】図3aに示すように、経路スイッチ22
は、ディジタルユニット16の入力側(及びより正確に
はビデオデコーダ28の入力側)を、アナログ発信源1
2の出力側またはアナログユニット14の出力側に選択
的に接続することができる。
【0092】ビデオデコーダ28は、4:2:2ディジ
タルストリームを送信するためにMPEGエンコーダ30に
接続され、該4:2:2ディジタルストリームはMPEGエ
ンコーダ30によって第1MPEGディジタルストリームに
変換される。第1MPEGディジタルストリームは、MPEGエ
ンコーダ30からマルチプレクサ42に出力される。ま
た、マルチプレクサ42は第2MPEGディジタルスト
リームをディジタルチューナ40から受信する。
【0093】マルチプレクサ42は、ビットストリーム
プロセッサ32の入力側及び出力側の両方にも接続され
ている。択一的には、マルチプレクサ42とビットスト
リームプロセッサ32との接続は、双方向リンクを介し
て行う(ビットストリームプロセッサ32で処理された
データは一方向に一度しか出て行くことができないの
で、テープにおける同時の読出し及び記録は不可能であ
る)。
【0094】マルチプレクサ42は、MPEGデコーダ34
に接続された別個の出力側を有し、それによって、マル
チプレクサ42によって選択された第3MPEGディジタル
ストリームを4:2:2ディジタルストリームに変換す
る。MPEGデコーダ34の出力側はビデオエンコーダに接
続されており、それによって、表示可能なアナログビデ
オ信号を4:2:2ディジタルストリームから発生させ
る。
【0095】第2実施例と同様、ビデオエンコーダ36
の出力側はモニタスイッチ18に接続され、それによっ
て、ディスプレイ20はアナログユニット14またはデ
ィジタルユニット16から信号を受信することができ
る。
【0096】マルチプレクサ42は、MPEGエンコーダ3
0またはディジタル発信源40をビットストリームプロ
セッサ32に(記録のため)選択的に接続することがで
き、またビットストリームプロセッサ32、MPEGエンコ
ーダ30またはディジタル発信源40をMPEGデコーダ3
4に(表示のため)選択的に接続することができる。上
記は、図5を参照して以下に詳細に記載される。
【0097】マルチプレクサ42は、主に2つのスイッ
チ、つまり第1スイッチ44及び第2スイッチ46を有
する。第1スイッチ44は、第1MPEGディジタルストリ
ーム及び第2MPEGディジタルストリームを受信し、これ
ら2つのディジタルストリームのうちどちらが、ビット
ストリームプロセッサ32に送信され、テープに記録さ
れるかを選択する。また、第2スイッチ46は、第1MP
EGディジタルストリーム及び第2MPEGディジタルストリ
ームを受信し、さらに、ビットストリームプロセッサ3
2から出力されたMPEGディジタルストリーム(つまり、
再生中にテープから読み出された情報)を受信する。第
2スイッチ46は、該第2スイッチ46が受信したMPEG
ディジタルストリームのうちどちらが、第3MPEGディジ
タルストリームとしてMPEGデコーダ34に送信されるか
を選択する。該第3MPEGディジタルストリームは、ディ
スプレイ20に表示される画像を表す。
【0098】第1スイッチ44及び第2スイッチ46
は、マイクロプロセッサによってユーザの希望に従って
制御される。マルチプレクサ42は、どのMPEGディジタ
ルストリームを記録すべきかだけではなく、どのMPEGデ
ィジタルストリームを表示すべきかを選択することがで
きる。また、マルチプレクサ42は、第1MPEGディジタ
ルストリーム及び第2MPEGディジタルストリームの一方
を同時に記録し、また第1ディジタルストリーム及び第
2ディジタルストリームの他方を表示することができ
る。
【0099】従って、マルチプレクサ42は、MPEG
エンコーダ30を、第2スイッチ46によってMPEG
デコーダ34に直接接続することができる。これは重要
であり、とりわけ経路スイッチ22が位置決めされるこ
とによってアナログユニット14からのアナログ信号を
ビデオデコーダ28に入力し、またモニタスイッチ18
がディスプレイ20をビデオエンコーダ36に接続する
場合に重要である。この場合、VHSテープから読み出
されたアナログ信号は以下の経路を進む。つまり、経路
スイッチ22、ビデオデコーダ28、MPEGエンコー
ダ30、マルチプレクサ42、MPEGデコーダ34、
ビデオエンコーダ36、モニタスイッチ18、ディスプ
レイ20である。
【0100】以下の集積回路を使用することができる。
【0101】Philips SAA7114はビデオ
デコーダ、NEC uPD61050はMPEGIIエ
ンコーダ、Philips SAA6700Hはビット
ストリームプロセッサ、SGS−Thomson ST
I5500はMPEGIIエンコーダとビデオエンコー
ダとを組み合わせたものとして使用することができる。
【0102】様々なエンコーダ及びデコーダにおいて、
ビデオ信号の処理は、マイクロプロセッサからの指示の
制御下において、とりわけ画質改善のために行うことが
できる。例えば、ろ波及び時間軸補正(TBC)を行う
ことができ、それによって、とりわけ画像がいっそう安
定する。ビデオレコーダは、この変形実施形態の多標準
方式用コンバータとして使用することができる。変換
は、とりわけD−VHS記録及びD−VHS再生中に実
行される。これに関して、指示を、マイクロプロセッサ
26からMPEGエンコーダ30及びMPEGデコーダ
34にに送信することができる。例えば、アナログ発信
源12からのPAL信号をビデオデコーダ28において
4:2:2ディジタルストリームにデコードし、またN
TSC信号として、MPEGエンコーダ30によって符
号化することによってD−VHSの場合と同様に記録す
ることができる。
【0103】図4aのVCRはメニューを介してユーザ
の指示に従うが、このようなVCRの制御についてのそ
の他の例を図4b乃至図4dを参照して説明する。
【0104】第1期間において、ユーザはVCRの操作
に関する好みを入力する。ユーザは、リモコンを起動さ
せることによって、信号が受信機58によって受信さ
れ、またつマイクロプロセッサ26に送信される。
【0105】それに従って、該マイクロプロセッサ26
は、(a)ディスプレイ20に表示されるメニューを、
従来のオンスクリーンディスプレイ(OSD)プロセッ
サ60を介して変更し、または(b)メモリ56におけ
る操作パラメータの値を変更する。
【0106】図4aの回路の様々な発展形態を制御する
ために、以下の方法がある。
【0107】OSDメニューを表示することによって、
ディジタル画質改善(図4b及び図4c)を行うかどう
かを提案する。
【0108】ユーザからの指示、とりわけ受信機58か
らの指示を待つ。
【0109】ユーザがディジタル画質改善を行うことを
指示した場合、OSDメニューを表示することによっ
て、好みの選択(図4c)、例えば輝度、ディテール、
鮮鋭度、色差及び時間軸補正等を選択することを提案す
る。
【0110】ユーザが好みの変更を指示した場合、メモ
リ56における相応のパラメータを修正する。
【0111】また、OSDメニューは、ユーザに、様々
な好みの設定をデフォルトするように提案することがで
きる。
【0112】第2期間において、ユーザはビデオテープ
の再生(PB)を行う。そこで、VCRは、テープの内
容を、記憶された好みに従って再生する。マイクロプロ
セッサ26に関して、該再生は、主に以下のステップに
存ずる。
【0113】(c)メモリ56におけるパラメータを読
み出す。
【0114】(d)アナログユニット14、ディジタル
ユニット16、経路スイッチ22及びモニタスイッチ1
8をそれに従って制御する。
【0115】図4aの回路の制御は、VHSテープが挿
入され、再生モードを開始した場合(受信機58におけ
るユーザからマイクロプロセッサ26への指示)に行わ
れ、そのステップは以下の通りである。
【0116】テープの種類に基づく情報を検出手段62
から受信する。
【0117】メモリ56において、該種類のテープの再
生に対応するパラメータ、例えば以前に入力したVHS
再生に対応するパラメータを読み出す。
【0118】パラメータが、ディジタル画質改善が選択
されなかったことを示す場合、モニタスイッチ18を制
御することによってアナログユニット14の出力側をデ
ィスプレイ20の入力側に接続する。
【0119】パラメータが、ディジタル画質改善が選択
されていることを示す場合、経路スイッチ22を制御す
ることによってアナログユニット14の出力側をビデオ
デコーダ28の入力側に接続し、第2スイッチ46を制
御することによってMPEGエンコーダ30の出力側を
MPEGデコーダ34の入力側に接続し、モニタスイッ
チ18を制御することによってビデオエンコーダ36の
出力側をディスプレイ20に接続し、またパラメータに
従って指示をビデオデコーダ28に送信する。
【0120】従って、ユーザは、どのようにディジタル
ユニット16を利用したいかを決定することができる。
該利用は、再生のためにアナログユニット14を使用し
ている場合でも可能である。
【0121】前記構成の利点に関するその他の例を説明
する。従来のVHS規格に従って、画像を表すアナログ
信号は、図6aに示すように、傾斜トラックでテープに
記録される。画像の線の第1部分(つまりPAL/SE
CAMについては312 1/2走査線、NTSCにつ
いては262 1/2走査線)は、単独トラックAに記
録される。図6bは、トラックAに記録された最初の2
本のラインの例を示す。画像走査線の第2の部分は続く
トラックBに記録される。図6cは、そのような2本の
ラインの例を示す。
【0122】各トラックA及びBからの走査線は、図6
dに概略的に示すようにインターレースされている。公
知のように、図6b及び図6cに示す画像は、それぞれ
全く同時に表示されないが、ユーザの網膜における残像
によって、該ユーザは、図6dに示すような画像が見え
るのである。
【0123】ユーザがビデオの一時停止を要求した場合
(一時停止モード)、テープは止まり、ドラムは同一ト
ラック、例えばトラックAの読出しを続ける。従って、
前後のトラックの情報を得ることはできない。なぜなら
ば、従来のアナログユニットは画像の一部を記憶するメ
モリを有していないからである。それに対して、テープ
から読み出されたビデオ信号は、直接ディスプレイに送
信される。
【0124】従来のVCRにおいて、一時停止モード中
に表示される画像は図6eに示されるとおりとなる。図
6eにおいて、トラックAのラインはそれぞれ2回表示
される。従って、解像度は、一時停止モードにおいては
二分される。
【0125】本発明のVCRにおいては、図4aに示す
ように、ユーザが、VHSから読み出されたアナログ信
号に前述のディジタルユニットを通過させる場合(ディ
ジタル画質改善)、十分な解像度を持つ画像(つまり、
A及びBの両トラックからの情報)が、MPEGデコー
ダ34のメモリに記憶される。従って、ユーザが一時停
止モードを要求した場合、マイクロプロセッサはMPE
Gデコーダ34に静止画像を要求する(「固定画
像」)。該MPEGデコーダ34は、(図6fに概略的
に示す)画像を、十分な解像度でビデオエンコーダ36
を介してディスプレイ20に送信し続ける。十分な解像
度を有することに加えて、垂直のジッタは完全に回避さ
れる。
【0126】次のステップにおいて、テープの走行は止
まり、ドラムは同一トラックの読出しを続ける。重要な
のは、連続的に表示される画像は、MPEGデコーダ3
4によって、一時停止ボタンを押す前に受信された最後
の画像であるということである。該受信は、十分な解像
力で行われるが、アナログユニットは半分の解像度の画
像を送信し続ける。なぜならば、この半分の解像度の画
像は「固定」モードにあるMPEGデコーダ34によっ
て無視されるからである。
【0127】択一的には、上記は、ユーザがディジタル
画質改善を選択した場合だけでなく、従来のVHSテー
プまたはS−VHSテープの再生中にも適用できる(モ
ニタスイッチ18は、アナログユニット14をディスプ
レイ20に接続する)。
【0128】この変形例によれば、テープの再生中(通
常速度)、経路スイッチ22はアナログユニット14の
出力側をビデオデコーダ28の入力側に接続し、第2ス
イッチ46はMPEGエンコーダ30をMPEGデコー
ダ34に直接接続する。(それによって、MPEGデコ
ーダ34はビデオ信号を受信する。)しかしながら、モ
ニタスイッチ18は、(従来のVHSまたはS−VHS
の再生が選択された場合、)アナログユニット14の出
力側をディスプレイ20に接続する。
【0129】一時停止ボタンを押した場合、マイクロプ
ロセッサ26は、一時停止指示(「固定画像」)をMP
EGデコーダ34に送信するだけでなく、自動的にモニ
タスイッチ18を切り替えることによってビデオエンコ
ーダ36をディスプレイ20に接続する。そして、次の
ステップにおいて、テープの走行が止まり、ドラムは、
前記構成のように同一トラックの読出しを続ける。
【0130】従って、ディジタルユニット16を、アナ
ログユニット14からのテープのアナログ再生中でさえ
利用できる。
【0131】MPEGデコーダ34からの静止画像も得
ることができ、一方で、アナログ発信源12またはディ
ジタルチューナ40を、ディジタルユニット16を介し
て監視する。(アナログ発信源については、経路スイッ
チ22はアナログ発信源12をビデオデコーダ28に接
続する。どちらの場合も、第2スイッチ46はMPEG
エンコーダ30をMPEGデコーダ34に接続し、モニ
タスイッチは、ビデオエンコーダ36をディスプレイ2
0に接続する。)また、指摘されるべきことは、ビデオ
エンコーダ36は、3つの公知の種類に基づくビデオ信
号を出力できるということである。すなわち、CVB
S、S−Video及びRGBである。従って、VHS
テープを読み出す場合、アナログユニット14はCVB
S信号を出力するが、ディスプレイ20は、(比較的良
質な)S−Video信号またはRGB信号でさえ受信
できる。該受信が可能なのは、ビデオ信号がディジタル
ユニット16を通過するからである。
【0132】また、本発明の特徴事項は、アナログユニ
ット14がS−VHSテープを読み出す際にS−Vid
eo信号を出力する場合にも適用できる。VHS(CV
BC信号)用の1本のワイヤの代わりに、S−Vide
oタイプのビデオ信号は2本のワイヤ(Y及びC、つま
り輝度及び色差)に基づいて符号化される。従って、2
つの経路スイッチ22が存在し、一方は輝度用、他方は
色差用である。
【0133】さらに、これらの結果は、ドラムユニット
24の規格に対して使用されたテープの規格に依存しな
い。例えば、NTSC規格に従って記録されたVHSテープを
PAL/SECAM専用のドラムを用いて読み出す場
合、従来の構成での結果は再生中(通常速度での再生)
は正常であるが、一時停止モードにある場合は問題が生
じる。本発明によってそのような問題は取り除かれる。
【0134】前記ディジタル画像補正は、前述のように
多くの利点を有している。しかしながら、早送りサーチ
または巻き戻しサーチ(記録された時よりも早い速度
で、テープを同一または反対の方向に再生すること)間
には、アナログ信号を、アナログユニット14ディジタ
ルユニット16を介して通過させることがアーチファク
トを生じさせ、とりわけマクロブロックが出現すること
がありうる。
【0135】従って、モニタスイッチ18が、自動的に
アナログユニット14の出力側をディスプレイ20に、
早送りサーチまたは巻き戻しサーチ中に接続することが
提案される。該接続は、サーチ信号がマイクロプロセッ
サによって受信機58を介して受信された時に実行され
る。
【0136】本発明の第3実施例を図7に示す。この実
施例において、アナログ発信源12からのアナログ信号
はディジタルユニット16及び経路スイッチ48の第1
入力側に送信され、これによってアナログユニット14
への接続を可能にする。アナログユニット14の出力側
及びディジタルユニット16の出力側は、モニタスイッ
チ18によってディスプレイ20に選択的に接続するこ
とができる。
【0137】また、ディジタルユニット16の出力は経
路スイッチ48の第2出力側に送信される。これによっ
て、経路スイッチ48は相応の位置にある場合、アナロ
グ発信源12からのアナログ信号は、アナログユニット
14において記録される前にディジタルユニット16を
通過することができる。該記録は、例えばVHSまたはS
−VHS規格に従って行われる。従って、該記録は、前
述のディジタルユニット16において行われる信号処理
によって比較的良質である。
【0138】図7の全体構成についての特定の適用例
を、図8を参照して説明する。
【0139】VCRはその主な素子が図8に示されてお
り、S−VHSアナログユニット15を有する。これ
は、アナログユニット15は、S−VHSフォーマット
でS−Video信号を記録できることを意味する。そ
の場合、ビデオ信号は、輝度と色差とを意味する2つの
分離した電気信号Y及びCによってそれぞれ表される。
【0140】S−VHSアナログユニットは2つの入力
側を有し、該2つの入力側はS−Video発信源5
2、例えばS−Videoコネクタに接続可能であり、
一方の入力側はベースバンドCVBS信号発信源12、
例えば復調器を含むアナログチューナに接続することが
できる。(ある変形実施形態においては、2つのS−V
ideoラインのうちYラインは、S−Videoモー
ドが使用中でない場合、CVBS信号の伝送用に使用す
ることができるであろう。)CVBS信号はY信号及び
C信号を含み、該Y信号及びC信号は、複合信号として
結合されることによってバンド幅を節約する。従って、
VHS規格に基づくCVBS信号またはS−Video
規格に基づくS−Video信号を記録することができ
る。
【0141】アナログ発信源12の出力側は、一方でS
−VHSアナログユニットの相応の入力側に接続され、
他方でディジタルユニットのビデオデコーダ28のCV
BS入力側に接続されている。
【0142】S−Videoコネクタ52からのYライ
ン出力は、一方で第1経路スイッチ48に送信され(S
−VHSアナログユニット15に接続することができる
よにするため)、他方でビデオデコーダ28のY入力側
に送信される。
【0143】S−VideoコネクタからのCライン出
力は第2経路スイッチ50に送信され、それによって、
該S−Videoコネクタは、S−VHSアナログユニ
ットの色差信号入力側及びビデオデコーダ28に接続す
ることができる。
【0144】Philips SAA7114 ICは
この目的に関する便利なビデオデコーダである。ビデオ
デコーダ28において、S−Video信号(Y信号及
びC信号)は4:2:2ディジタルストリームに変換さ
れる。該変換は、主にA/D変換及び2つの色差成分の
分離(C信号をU信号及びV信号に変換する)からな
る。
【0145】前記実施例に示すとおり、ビデオデコーダ
28に入力されたCVBS信号も、4:2:2ディジタ
ルストリームに変換される。
【0146】ディジタルユニットのその他の素子(MP
EGエンコーダ30、ディジタルチューナ40、マルチ
プレクサ42、ビットストリームプロセッサ32、MP
EGデコーダ34及びビデオエンコーダ36)は、第2
実施例(図4a)に記載されているものと同一なので、
説明は省略する。
【0147】既に指摘したように、ビデオエンコーダ3
6はとりわけS−Video信号を出力し、該出力は、
図8において2本のラインで表されている。S−VHS
アナログユニット15も、S−VHSテープが再生され
る場合、S−Video信号を2本のラインで出力する
ことができる。S−VHSアナログユニット15からの
Yライン及びビデオエンコーダ36からのYラインは、
第1モニタスイッチ18に入力され、それによってディ
スプレイ20に送信されるY信号を選択する。S−VH
Sアナログユニット15からのCライン及びビデオエン
コーダ36からのCラインは第2モニタスイッチ19に
入力され、それによってディスプレイ20に送信される
C信号を選択する。
【0148】また、S−VHSアナログユニット15は
CVBS信号を出力することができる(ワイヤは、図を
簡単にするため図示されない)。
【0149】また、ビデオエンコーダ36からのYライ
ン出力側及びCライン出力側は、第1経路スイッチ48
及び第2経路スイッチ50にそれぞれ接続されており、
それによって、該Yライン出力側及びCライン出力側
を、S−VHSアナログユニット15のY入力側及びC
入力側にそれぞれ接続することができる。従って、ディ
ジタルユニットから出力されたS−Videoをアナロ
グユニット15の入力側に送信することができる。これ
は、以下のように使用される。
【0150】VCRは様々な操作モードに従って機能す
る。該操作モードはユーザの選択に依存し(例えば前述
のメニューを介して)、また検出手段に依存することが
でき、該検出手段は、どの種類の信号をテープに記録す
べきかを決定する(例えば、欧州特許出願第06718
55号参照)。これらのパラメータに依存して、VCR
のマイクロプロセッサは様々なスイッチ並びにアナログ
及び/またはディジタルユニットを制御する。
【0151】モードとその主な特徴事項は以下の通りで
ある。
【0152】アナログ発信源12からのCVBS信号を
VHS規格(ユーザが選択)で記録する。S−VHSア
ナログユニット15は、そのCVBS入力側で受信した
信号を使用する。
【0153】S−Videoコネクタ52からのS−V
ideo信号をS−VHS規格(ユーザが選択)で記録
する。第1経路スイッチ48は、S−Videoコネク
タ52のY出力側をS−VHSアナログユニット15の
Y入力側に接続し、第2経路スイッチ50は、S−Vi
deoコネクタ52のC出力側をS−VHSアナログユ
ニット15のC入力側に接続する。
【0154】アナログ発信源12からのCVBS信号を
D−VHS規格(ユーザが選択)で記録する。ディジタ
ルユニットが選択され、アナログ発信源12からのCV
BS信号を、ビデオデコーダ28、MPEGエンコーダ
30及びビットストリームプロセッサ32を介して記録
する。
【0155】S−Videoコネクタ52からのS−V
ideo信号をD−VHS規格(ユーザが選択)で記録
する。ビデオデコーダ28は、そのY入力側及びC入力
側で受信したビデオ信号を使用する。
【0156】S−VHSテープを再生する(ユーザがテ
ープの再生を選択し、検出手段がテープの種類を決定す
る)。第1モニタスイッチ18及び第2モニタスイッチ
19によって、S−VHSアナログユニット15からの
Y信号及びC信号を、ディスプレイ20のY入力側及び
C入力側に入力することができる。
【0157】D−VHSテープを再生する(ユーザがテ
ープの再生を選択し、検出手段がD−VHSテープを検
出する)。ビデオエンコーダ36からのY信号及びC信
号はディスプレイ20に送信され、該送信は、第1モニ
タスイッチ18及び第2モニタスイッチ19を正しく位
置決めすることによって行われる。
【0158】ディジタルチューナ40からのMPEGス
トリームをS−VHS規格(ユーザが選択)に従って記
録する。MPEGストリームは、マルチプレクサ42
(とりわけスイッチ46)のためにMPEGデコーダ3
4に送信され、続いてMPEGデコーダ34によって
4:2:2ディジタルストリームに変換され、ビデオエ
ンコーダ36によってS−Video信号(Y/C信
号)に変換される。その時、S−Video信号は、S
−VHS規格でS−VHSアナログユニット15によっ
て記録される。該記録は、第1経路スイッチ48及び第
2経路スイッチ50の位置決めに基づくものである。該
位置決めによって、ビデオエンコーダ36のY出力側が
S−VHSアナログユニット15のY入力側に接続さ
れ、ビデオエンコーダ36のC出力側がS−VHSアナ
ログユニット15のC入力側に接続される。
【0159】アナログ発信源12からのCVBS信号を
S−VHS規格(ユーザが選択)に従って記録する。C
VBS信号は、ビデオデコーダ28によって4:2:2
ディジタルストリームに変換される。該記録は、とりわ
けビデオデコーダ28に組み込まれたディジタルくし形
フィルタを介して行われ、該ディジタルくし形フィルタ
は、輝度/色差分離を行う。そして4:2:2信号は、
マルチプレクサ42を介してMPEGエンコーダ30に
送信され、該マルチプレクサ42を制御することによっ
てMPEGストリームをMPEGデコーダ34に直接到
達させる(第2スイッチ46によって、MPEGエンコ
ーダ30をMPEGデコーダ34に直接接続する;図5
参照)。MPEGデコーダ34からの4:2:2ディジ
タルストリームは、ビデオエンコーダ36に送信され、
該ビデオエンコーダ36は、S−Video信号をY出
力及びC出力に基づいて発生させ、該S−Video信
号は、S−VHSアナログユニット15のY入力側及び
C入力側に送信され、該送信は、第1経路スイッチ48
及び第2経路スイッチ50の正しい位置決めに基づいて
いる。
【0160】この後者の例において理解できるのは、S
−VHSアナログユニット15はくし形フィルタを必要
としないので、そのコストを著しく引き下げることがで
きることである。ディジタルくし形フィルタは、ディジ
タルユニット16におけるビデオデコーダ28の一部で
あり、該ディジタルくし形フィルタが代わりに使用され
る。
【0161】注意すべきは、アナログ発信源12の出力
側とS−VHSアナログユニット15のCVBS入力側
との間に挿入接続された第3経路スイッチを使用するこ
と、またビデオエンコーダ36のCVBS出力を該第3
経路スイッチに送信することが可能なことである。この
構成によって、(VHS記録について)以下の選択を行
うことができる。つまり、CVBSアナログ発信源12
をS−VHSアナログユニット15に直接接続するか、
または画像補正用のディジタルユニットを介して接続す
るか、または前述(第2実施例)NTSC,PAL及び
SECAM間において変換するかである。第3経路スイ
ッチは、図8を簡単にするために図示されない。
【0162】本発明の第4実施例を図9に示す。第4実
施例によると、ビデオカセットレコーダ(VCR)は、
S−VHSアナログユニット15を有し、該S−VHS
アナログユニット15は、ドラムユニット24を介して
磁気テープに記録を行い、かつ磁気テープからの再生を
行う。
【0163】S−VHSアナログユニット15及びドラ
ムユニット24を結合することによって、VHS規格で
ベースバンドCVBSビデオ信号を記録することができ
る。該ベースバンドCVBSビデオ信号は、アナログ発
信源12から、S−VHSアナログユニット15のCV
BS入力側で受信される。また、該結合によって、S−
Video信号の記録を行うことができる。該S−Vi
deo信号は、S−VHSアナログユニット15のY入
力側及びC入力側において、S−VHS規格に従って受
信される。
【0164】前述の通り、アナログ発信源12からのC
VBSベースバンドビデオ信号は、S−VHSアナログ
ユニット15のCVBS入力側に送信される。さらに、
アナログ発信源12からのCVBSベースバンドビデオ
信号は、ビデオデコーダ28のCVBS入力側に送信さ
れる。CVBSベースバンドビデオ信号に基づいて、ビ
デオデコーダ28は4:2:2ディジタルストリームを
発生させる。ディジタルストリームの発生は、とりわけ
ディジタル化、ディジタルくし形フィルタによる輝度/
色差(Y/C)分離及び色差成分U及びVの分離を介し
て行われる。
【0165】4:2:2ディジタルストリームは、ビデ
オエンコーダ36に送信され、該ビデオエンコーダ36
は、その出力側においてとりわけS−Video信号を
発生させる(従って、輝度信号をY出力側で、また色差
信号をC出力側でそれぞれ出力する)。ビデオエンコー
ダ36のY出力側は、輝度スイッチ54の入力側に接続
されており、該輝度スイッチ54の他方の入力側は、S
−Videoコネクタ52のYピンに接続されている。
同様に、ビデオエンコーダ36のC出力側は、色差スイ
ッチ55の入力側に接続されており、該色差スイッチ5
5の他方の入力側は、S−Videoコネクタ52のC
ピンに接続されている。
【0166】輝度スイッチ54及び色差スイッチ55の
出力側は、S−VHSアナログユニット15のY入力側
及びC入力側にそれぞれ接続されている。従って、輝度
スイッチ54及び色差スイッチ55は、以下のどのS−
Video信号をS−VHS規格に従って記録すべきか
を選択することができる。つまり、S−Videoコネ
クタ52からのS−Video信号と、ビデオエンコー
ダ36からのS−Video信号であって、アナログ発
信源12のCVBS信号に基づいてビデオデコーダ28
を介して発生したS−Video信号とである。
【0167】従って、本発明のS−VHSアナログユニ
ット15は、輝度/色差分離用のアナログくし形フィル
タを有していないので、アナログくし形フィルタを備え
た従来のS−VHS処理ユニットより安価である。ビデ
オデコーダ28及びビデオエンコーダ36は削減コスト
の標準ICなので、システムのコストは、アナログくし
形フィルタを備えた従来の装置に比べて削減される。
【0168】本発明の範囲は、前記実施例に限定されな
い。とりわけ第2実施例の特徴事項及び第3実施例の特
徴事項を組み合わせることが可能である。この装置によ
ると、ディジタルユニットの出力側及びアナログユニッ
トの出力側は、アナログユニットの入力側及びディジタ
ルユニットの入力側にそれぞれ接続することができる。
【0169】また、その他の重要な構成は、図3bの構
造を、MPEGエンコーダ、ビットストリームプロセッ
サ及びMPEGデコーダなしで第4実施例において使用
することである(図9参照)。これによって、図9に図
3bのスイッチを加えることによって、S−VHSアナ
ログユニット15からのビデオ信号を、表示前にビデオ
デコーダ及びビデオエンコーダを介して通過させること
ができる。
【0170】また、注意すべきは、様々な構成によって
ビデオ規格(NTSC、PAL及びSECAMなど)間
の変換が可能となり、該変換は、ビデオ信号が4:2:
2ディジタルストリームに符号化されるや否や可能であ
るということである(該符号化は、以前に符号化された
規格に依存していない)。なぜならば、ビデオエンコー
ダは、ビデオ信号を、NTSC、PAL及びSECAM
のいずれかの規格に従って発生させるからである。
【0171】上記記載はビデオ信号についてであるが、
該ビデオ信号に組み込まれるオーディオ信号についても
同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、前述の従来のビデオ装置における信号
処理の全体構成を示す。
【図2a】図2aは、本発明の第1実施例を示す。
【図2b】図2bは、図2aのマルチプレクサを詳細に
示す。
【図2c】図2cは、第1実施例の変形例を示す。
【図2d】図2dは、図2cの構成のさらなる発展形態
を示す。
【図3a】図3aは、本発明の第2実施例を示す。
【図3b】図3bは、第2の実施例をさらに詳細に示
す。
【図4a】図4aは、第2実施例の変形例を示す。
【図4b】図4bは、ユーザが指示を入力するための第
1スクリーンを示す。
【図4c】図4cは、ユーザが指示を入力するための第
2のスクリーンを示す。
【図4d】図4dは、ユーザの指示の入力及び実行を可
能にするための主要素子を示す。
【図5】図5は、第2実施例における素子を示す。
【図6a】図6aは、VHS規格に従って記録されたテ
ープを示す。
【図6b】図6bは、VHSテープから読み出した画像
の一方を概略的に示す。
【図6c】図6cは、図6bの画像の他方を概略的に示
す。
【図6d】図6dは、図6bの画像を概略的に示す。
【図6e】図6eは、従来のアナログVCRにおける、一
時停止モードにある図6bの画像を示す。
【図6f】図6fは、本発明のVCRにおける、一時停止
モードにある図6bの画像を概略的に示す。
【図7】図7は、本発明の第3実施例を示す。
【図8】図8は、第3実施例の特定の適用例を示す。
【図9】図9は、本発明の第4実施例を示す。
【符号の説明】
2、12、112 アナログ発信源、 4、14 アナ
ログ記録再生ユニット、 6、16 ディジタル記録再
生ユニット、 8、18 モニタスイッチ、18 第1
モニタスイッチ、 19 第2モニタスイッチ、 1
0、20、125 ディスプレイ、 15 S−VHS
アナログユニット、 22 経路スイッチ、 24 ド
ラムユニット、 26 マイクロプロセッサ、 28
ビデオデコーダ、 30 MPEGエンコーダ、 32
ビットストリームプロセッサ、34 MPEGデコー
ダ、 36 ビデオエンコーダ、 38 ディジタルス
イッチ、 40 ディジタルチューナ、 42、118
マルチプレクサ、 44、130、138 第1スイ
ッチ、 46、132、140 第2スイッチ、48
第1経路スイッチ、 50 第2経路スイッチ、 52
S−Videoコネクタ、 54 輝度スイッチ、
55 色差スイッチ、 56 メモリ、58 受信機、
60 オンスクリーンディスプレイ(OSD)プロセ
ッサ、62 検出手段、 114 ディジタル発信源、
116 ディジタルエンコーダ、 120 媒体イン
ターフェース、 122 ディジタルデコーダ、 12
3、124 マルチプレクサ118の入力側、 128
マルチプレクサ118の出力側、 134 ディジタ
ルビデオ発信源、 136 トランスコーダ、150
記録スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チー ラム タン シンガポール国 シンガポール ナンバー 06−297 ウッドランズ ドライヴ 14 ブロック 520 (72)発明者 アンドレイ ジオロコフスキー シンガポール国 シンガポール トレヴォ ース パーク 02−05 トレヴォース ク レセント 66

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1回路(112、14、12)と、第
    2回路(116、28、28、30)を有し、 該第1回路は、第1ベースバンドアナログビデオ信号を
    第1出力側において発生させ、 該第2回路は、少なくとも第1出力側に接続可能であ
    り、それによって第1ベースバンドアナログビデオ信号
    をディジタル化し、また相応のディジタルストリームを
    第2出力側において処理かつ出力する、 ビデオ装置において、 該第2出力側は、少なくとも第3回路(122、36、
    34、36)に接続可能であり、該第3回路は、第3出
    力側において、第2ベースバンドアナログビデオ信号を
    前記ディジタルストリームに基づいて発生させることを
    特徴とする、ビデオ装置。
  2. 【請求項2】 第1回路はアナログ記録再生ユニット
    (14)である、請求項1記載のビデオ装置。
  3. 【請求項3】 第2回路及び第3回路はディジタル記録
    再生ユニット(16)の一部であり、また経路スイッチ
    (22)によって、第2回路を、アナログ記録再生ユニ
    ットまたはアナログ発信源(12)に選択的に接続する
    ことができる、請求項2記載のビデオ装置。
  4. 【請求項4】 ディジタルスイッチ(38)によって、
    第2回路(28)と第3回路(36)とを直接接続する
    ことができる、請求項3記載のビデオ装置。
  5. 【請求項5】 第2回路はビデオデコーダ(28)であ
    り、また第3回路はビデオエンコーダ(36)である、
    請求項4記載のビデオ装置。
  6. 【請求項6】 第2回路は、MPEGエンコーダ(3
    0)と直列接続されたビデオデコーダ(28)であり、
    また第3回路は、ビデオエンコーダ(36)と直列接続
    されたMPEGデコーダ(34)である、請求項4記載
    のビデオ装置。
  7. 【請求項7】 第3出力側はアナログ記録再生ユニット
    (14)の入力側と接続可能である、請求項1記載のビ
    デオ装置。
  8. 【請求項8】 第2回路及び第3回路はディジタル記録
    再生ユニット(16)の一部であり、また経路スイッチ
    (48)によって、第3出力側または第1出力側を、ア
    ナログ記録再生ユニット(14)の入力側に選択的に接
    続する、請求項7記載のビデオ装置。
  9. 【請求項9】 スイッチ(46)によって、第2回路を
    第3回路に直接接続することができる、請求項8記載の
    ビデオ装置。
  10. 【請求項10】 第1アナログビデオ信号はCVBS信
    号であり、第3アナログビデオ信号はS−Video信
    号であり、またアナログ記録再生ユニットはS−VHS
    アナログユニットである、請求項7乃至9記載のビデオ
    装置。
  11. 【請求項11】 第1経路スイッチ(48)及び第2経
    路スイッチ(50)は、第3出力側またはS−Vide
    oコネクタをS−VHSアナログユニットの入力側に選
    択的に接続する、請求項10記載のビデオ装置。
  12. 【請求項12】 マルチプレクサ(118、42)は、
    第2回路と第3回路との間に挿入接続されており、それ
    によって第2回路と第3回路とを直接接続することがで
    きる、請求項1記載のビデオ装置。
  13. 【請求項13】 マルチプレクサは、ディジタル発信源
    (114、40)及び媒体インターフェース(120、
    32、24)に接続されており、また該マルチプレクサ
    は、第3回路及び媒体インターフェースを、第2回路及
    びディジタル発信源に独立的に接続することができる、
    請求項12記載のビデオ装置。
  14. 【請求項14】 マルチプレクサは、第1スイッチ(1
    30、44)と第2スイッチ(132、46)とを有
    し、 該第1スイッチは、第2回路に接続された入力側と、デ
    ィジタル発信源に接続された入力側と、媒体インターフ
    ェースに接続された出力側とを備えており、 該第2スイッチは、第2回路に接続された入力側と、デ
    ィジタル発信源に接続された入力側と、媒体インターフ
    ェースに接続された入力側と、第3回路に接続された出
    力側とを備えている、請求項13記載のビデオ装置。
  15. 【請求項15】 第1スイッチの入力側及び第2スイッ
    チの入力側は、トランスコーダ(136)を介してディ
    ジタルビデオ発信源(134)に接続されている、請求
    項14記載のビデオ装置。
  16. 【請求項16】 請求項3記載のビデオ装置における、
    アナログ規格に従ってテープに記録されたビデオ信号を
    再生するための方法であって、 ビデオ信号をディジタルユニット(16)を介して処理
    するステップを含む、方法。
  17. 【請求項17】 請求項8記載のビデオ装置において、
    ビデオ信号をアナログ規格に従ってテープに記録するた
    めの方法であって、 ビデオ信号をディジタルユニット(16)を介して処理
    するステップを含む、方法。
  18. 【請求項18】 ビデオ装置のメモリ(56)内の信号
    処理パラメータを読み出すステップを含み、ユーザは該
    信号処理パラメータの内容を変更できる、請求項16ま
    たは17記載の方法。
  19. 【請求項19】 請求項1記載のビデオ装置のマイクロ
    プロセッサ(26)を制御するための方法であって、 第1ベースバンドアナログビデオ信号は第1の規格に従
    って発生し、 該方法は、 前記第3回路に、第2ベースバンドアナログビデオ信号
    を、第1の規格とは異なる第2の規格に従って発生させ
    るステップを含む、方法。
  20. 【請求項20】 請求項1記載のビデオ装置のマイクロ
    プロセッサを制御するための方法であって、 該方法は、 オンスクリーンディスプレイプロセッサ(60)にメニ
    ューを表示させるステップと、 ユーザからの情報を待つステップと、 該情報をメモリ(56)に記憶するステップと、 該情報を、第2回路または第3回路に信号処理用のパラ
    メータとして送信するステップとを有する、方法。
  21. 【請求項21】 請求項3または8記載のビデオ装置の
    マイクロプロセッサを制御するための方法であって、 該方法は、 オンスクリーンディスプレイプロセッサ(60)にメニ
    ューを表示させるステップと、 ユーザからの情報を待つステップと、 該情報をメモリ(56)に記憶するステップと、 経路スイッチ(22、48)を該情報に基づいて制御す
    るステップとを有する、方法。
  22. 【請求項22】 ビデオカセットレコーダであって、 該ビデオカセットレコーダは、アナログ記録再生ユニッ
    ト(14)とディジタル記録再生ユニット(16)とを
    有し、 該アナログ記録再生ユニット(14)は、第1ベースバ
    ンドアナログビデオ信号用の出力側を有し、 該ディジタル記録再生ユニット(16)は、第2ベース
    バンドアナログビデオ信号の入力側とディジタル処理手
    段(28、30、34、36)とを有し、該ディジタル
    処理手段は、該ディジタルユニット(16)の出力側に
    おいて第3ベースバンドアナログビデオ信号を発生させ
    る、ビデオカセットレコーダにおいて、 経路スイッチ(22)によって、アナログユニット(1
    4)の出力側をディジタルユニット(16)の入力側に
    接続することができることを特徴とする、ビデオカセッ
    トレコーダ。
  23. 【請求項23】 請求項22記載のビデオカセットレコ
    ーダを制御するための方法であって、 ディジタル処理手段(36、34)に静止画像を発生さ
    せるステップを含む、方法。
  24. 【請求項24】 請求項22記載のビデオカセットレコ
    ーダを制御するための方法であって、 該ビデオカセットレコーダは、とりわけテープを駆動し
    て走行させることができるドラムユニット(24)を有
    し、 該方法は、続いて、 ディジタル処理手段(36、34)に静止画像を発生さ
    せるステップと、 ドラムユニット(24)にテープの走行を停止させるス
    テップとを含む、方法。
  25. 【請求項25】 ビデオカセットレコーダはマイクロプ
    ロセッサ(26)を有し、ディジタル処理手段(36、
    34)に静止画像を発生させるステップは、一時停止信
    号がマイクロプロセッサ(26)によって受信されると
    直ちに実行される、請求項23記載の方法。
  26. 【請求項26】 ビデオカセットレコーダはマイクロプ
    ロセッサ(26)を有し、ディジタル処理手段はビデオ
    エンコーダ(36)を有し、またディジタル処理手段に
    静止画像を発生させるステップは、マイクロプロセッサ
    (26)からビデオエンコーダ(36)への指示によっ
    て実行される、請求項23記載の方法。
  27. 【請求項27】 ビデオカセットレコーダはマイクロプ
    ロセッサ(26)を有し、ディジタル処理手段はMPE
    Gデコーダ(34)を有し、またディジタル処理手段に
    静止画像を発生させるステップは、マイクロプロセッサ
    (26)からMPEGデコーダ(34)への指示によっ
    て実行される、請求項23記載の方法。
  28. 【請求項28】 請求項22記載のビデオカセットレコ
    ーダを制御するための方法であって、 該ビデオカセットレコーダはモニタスイッチ(18)を
    有し、該モニタスイッチ(18)によって、アナログユ
    ニット(14)の出力側またはディジタルユニット(1
    6)の出力側を、ディスプレイ(20)に接続可能なモ
    ニタスイッチ(18)の出力側に選択的に接続する方法
    であって、 該方法は、 モニタスイッチ(18)に、ディジタルユニット(1
    6)の出力側をモニタスイッチ(18)の出力側に接続
    し、該接続は一時停止信号がマイクロプロセッサ(2
    6)によって受信された時に行われるステップを有す
    る、方法。
  29. 【請求項29】 請求項22記載のビデオカセットレコ
    ーダを制御するための方法であって、 該ビデオカセットレコーダはマイクロプロセッサ(2
    6)とモニタスイッチ(18)とを有し、該モニタスイ
    ッチ(18)によって、アナログユニット(14)の出
    力側またはディジタルユニット(16)の出力側を、デ
    ィスプレイ(20)に接続可能なモニタスイッチ(1
    8)の出力側に選択的に接続する方法であって、 該方法は、 モニタスイッチ(18)に、アナログユニット(14)
    の出力側をモニタスイッチ(18)の出力側に接続さ
    せ、該接続は、サーチ信号がマイクロプロセッサ(2
    6)によって受信された時に行われる、方法。
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