JP2001292358A - カメラ及び該カメラのための外部装置 - Google Patents
カメラ及び該カメラのための外部装置Info
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- JP2001292358A JP2001292358A JP2000106436A JP2000106436A JP2001292358A JP 2001292358 A JP2001292358 A JP 2001292358A JP 2000106436 A JP2000106436 A JP 2000106436A JP 2000106436 A JP2000106436 A JP 2000106436A JP 2001292358 A JP2001292358 A JP 2001292358A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】カメラの小型化を損なわずに記憶媒体の着脱を
行うことが可能なカメラを提供する。 【解決手段】被写体像を光電変換する電子撮像手段を有
するカメラのための外部記憶装置において、外部記憶装
置62は、カメラに設けられた取り付け部としてのホル
ダー5に着脱可能であり、ホルダー5に取り付けられて
いる時は、カメラと通信してカメラから送信された画像
データを記憶する。
行うことが可能なカメラを提供する。 【解決手段】被写体像を光電変換する電子撮像手段を有
するカメラのための外部記憶装置において、外部記憶装
置62は、カメラに設けられた取り付け部としてのホル
ダー5に着脱可能であり、ホルダー5に取り付けられて
いる時は、カメラと通信してカメラから送信された画像
データを記憶する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラおよび該カ
メラのための外部装置に関するものである。
メラのための外部装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平10−108054号公報には、
被写体像を電気信号に変換するための電子撮像装置と、
被写体像を銀塩フィルムに写し込む銀塩撮影装置の両方
を具備し、銀塩撮影に同期して電子撮像を行い、撮像し
た電子画像をモニタ画面上に表示するようにした銀塩撮
影・電子撮像兼用のカメラが開示されている。
被写体像を電気信号に変換するための電子撮像装置と、
被写体像を銀塩フィルムに写し込む銀塩撮影装置の両方
を具備し、銀塩撮影に同期して電子撮像を行い、撮像し
た電子画像をモニタ画面上に表示するようにした銀塩撮
影・電子撮像兼用のカメラが開示されている。
【0003】また、特開平11−220644号公報に
は、デジタルカメラにカード状記憶媒体(スマートメデ
ィア)を装填可能な構成が開示されている。
は、デジタルカメラにカード状記憶媒体(スマートメデ
ィア)を装填可能な構成が開示されている。
【0004】また、特開平5−34755号公報には、
ストロボ・シューを利用してカメラの調整装置とデータ
通信を行う技術が開示されている。
ストロボ・シューを利用してカメラの調整装置とデータ
通信を行う技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した先行技術で
は、カメラにカード状記憶媒体を装填するために、カー
ドホルダーが必要である。従って、電子撮像装置を有す
るカメラ、または、電子撮像装置と銀塩撮影装置の両方
の機能を有する銀塩撮影および電子撮像兼用カメラに、
メモリーカード等の記憶媒体の着脱機構を設けると、カ
メラ本体の小型化に対する妨げとなってしまうという問
題があった。
は、カメラにカード状記憶媒体を装填するために、カー
ドホルダーが必要である。従って、電子撮像装置を有す
るカメラ、または、電子撮像装置と銀塩撮影装置の両方
の機能を有する銀塩撮影および電子撮像兼用カメラに、
メモリーカード等の記憶媒体の着脱機構を設けると、カ
メラ本体の小型化に対する妨げとなってしまうという問
題があった。
【0006】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、電子撮像装置
を有するカメラ、あるいは電子撮像装置と銀塩撮影装置
の両方の機能を有する銀塩撮影および電子撮像兼用カメ
ラの小型化を損なわずに記憶媒体の着脱を行うことが可
能なカメラおよび該カメラのための外部装置を提供する
ことにある。
たものであり、その目的とするところは、電子撮像装置
を有するカメラ、あるいは電子撮像装置と銀塩撮影装置
の両方の機能を有する銀塩撮影および電子撮像兼用カメ
ラの小型化を損なわずに記憶媒体の着脱を行うことが可
能なカメラおよび該カメラのための外部装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、被写体像を光電変換する撮像手段
と、上記撮像手段の出力からデジタル画像データを生成
する画像処理手段と、この画像処理手段で生成されたデ
ジタル画像データを記憶する記憶手段とを具備するカメ
ラにおいて、上記記憶手段は、カメラのストロボ取り付
け部に着脱可能な装置内に配設されている。
めに、第1の発明は、被写体像を光電変換する撮像手段
と、上記撮像手段の出力からデジタル画像データを生成
する画像処理手段と、この画像処理手段で生成されたデ
ジタル画像データを記憶する記憶手段とを具備するカメ
ラにおいて、上記記憶手段は、カメラのストロボ取り付
け部に着脱可能な装置内に配設されている。
【0008】また、第2の発明は、被写体像を光電変換
する電子撮像手段を有するカメラのための外部装置にお
いて、上記外部装置は、上記カメラに設けられた取り付
け部に着脱可能であり、上記取り付け部に取り付けられ
ている時は、上記カメラと通信して上記カメラから送信
された画像データを記憶する。
する電子撮像手段を有するカメラのための外部装置にお
いて、上記外部装置は、上記カメラに設けられた取り付
け部に着脱可能であり、上記取り付け部に取り付けられ
ている時は、上記カメラと通信して上記カメラから送信
された画像データを記憶する。
【0009】また、第3の発明は、第1の発明に係るカ
メラのための外部装置において、上記外部装置は、上記
カメラのストロボシューに装着される。
メラのための外部装置において、上記外部装置は、上記
カメラのストロボシューに装着される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を詳細に説明する。図1はカメラボディーの外
観斜視図であり、カメラ上部に設けられたストロボ発光
手段と撮像ユニットがポップアップされた状態を示して
いる。1はポップアップユニットである。2は電子撮像
素子に被写体像を形成するための撮像光学系の撮像用レ
ンズ(負レンズ)である。3はストロボ光を透過させる
パネルである。
実施形態を詳細に説明する。図1はカメラボディーの外
観斜視図であり、カメラ上部に設けられたストロボ発光
手段と撮像ユニットがポップアップされた状態を示して
いる。1はポップアップユニットである。2は電子撮像
素子に被写体像を形成するための撮像光学系の撮像用レ
ンズ(負レンズ)である。3はストロボ光を透過させる
パネルである。
【0011】4はカメラのパワースイッチをオン、オフ
するスライドスイッチであり、パワースイッチ4のオン
に連動して、ポップアップユニット1が機械的にポップ
アップされる。
するスライドスイッチであり、パワースイッチ4のオン
に連動して、ポップアップユニット1が機械的にポップ
アップされる。
【0012】5は後述する外部装置を取り付けるための
取り付け部としてのホルダーである。6は銀塩撮影装置
または、電子撮像装置の動作開始を指示するレリーズボ
タンである。
取り付け部としてのホルダーである。6は銀塩撮影装置
または、電子撮像装置の動作開始を指示するレリーズボ
タンである。
【0013】図2は、カメラボディーの背面図であり、
ポップアップユニットが収納された状態を示している。
7は撮影レンズを透過した被写体光に基づいて被写体像
を観察するための光学ファインダの接眼窓である。8は
電子撮像素子から取り込まれた電子画像を表示するため
のモニタである。9はカメラに装填されたフィルムの種
類を確認するための確認窓である。10はズームレンズ
の焦点距離を手動で変更するためのズームアップ・ダウ
ン操作ボタンである。
ポップアップユニットが収納された状態を示している。
7は撮影レンズを透過した被写体光に基づいて被写体像
を観察するための光学ファインダの接眼窓である。8は
電子撮像素子から取り込まれた電子画像を表示するため
のモニタである。9はカメラに装填されたフィルムの種
類を確認するための確認窓である。10はズームレンズ
の焦点距離を手動で変更するためのズームアップ・ダウ
ン操作ボタンである。
【0014】図3は、上記したポップアップユニット1
の断面図である。2,11,13,14は撮像用レンズ
であり、2と14は負レンズ、11と13は正レンズで
ある。15は電子撮像素子(撮像手段)であるCMOS
イメージャを含むCMOSプロセスで形成されたICチ
ップである。16は撮像用レンズを支持する鏡枠であ
る。12はこの鏡枠16に構成された絞りである。17
はICチップ15が実装されたフレキシブル基板であ
る。このフレキシブル基板17はカメラ本体内に這い回
され、ICチップ15から出力されたイメージ信号をカ
メラ本体に内蔵された信号処理回路に出力する。
の断面図である。2,11,13,14は撮像用レンズ
であり、2と14は負レンズ、11と13は正レンズで
ある。15は電子撮像素子(撮像手段)であるCMOS
イメージャを含むCMOSプロセスで形成されたICチ
ップである。16は撮像用レンズを支持する鏡枠であ
る。12はこの鏡枠16に構成された絞りである。17
はICチップ15が実装されたフレキシブル基板であ
る。このフレキシブル基板17はカメラ本体内に這い回
され、ICチップ15から出力されたイメージ信号をカ
メラ本体に内蔵された信号処理回路に出力する。
【0015】18は発光管19から発せられた光を被写
体方向に照射するためのストロボ反射傘である。20は
発光管19に封止されたキセノンガスを励起して発光さ
せるためのトリガトランスである。
体方向に照射するためのストロボ反射傘である。20は
発光管19に封止されたキセノンガスを励起して発光さ
せるためのトリガトランスである。
【0016】図4は本発明の実施形態が適用されるカメ
ラのブロック図であり、銀塩撮影装置と電子撮像装置と
から構成される。
ラのブロック図であり、銀塩撮影装置と電子撮像装置と
から構成される。
【0017】まず、銀塩撮影装置に関わる部分について
説明する。
説明する。
【0018】被写体像を結像させるための撮影レンズ
は、正レンズ21と負レンズ23とから構成され、この
撮影レンズ中に、絞り機構22が配置されている。この
絞り機構22は絞り駆動回路35によって駆動制御され
ている。負レンズ23の後方には、ほぼ中央部分がハー
フミラーとなっている可動ミラー24が設けられてお
り、この可動ミラー24の中央背面部分にサブミラー2
5が、被写体光を下方に反射可能に設けられている。
は、正レンズ21と負レンズ23とから構成され、この
撮影レンズ中に、絞り機構22が配置されている。この
絞り機構22は絞り駆動回路35によって駆動制御され
ている。負レンズ23の後方には、ほぼ中央部分がハー
フミラーとなっている可動ミラー24が設けられてお
り、この可動ミラー24の中央背面部分にサブミラー2
5が、被写体光を下方に反射可能に設けられている。
【0019】このサブミラー25の反射光軸方向であっ
て、図面略垂直方向に2つの光学系からなる、2像分離
のためのセパレータ光学系29が配置されている。この
セパレータ光学系29による被写体像の結像位置にライ
ンセンサ30が配置され、このラインセンサ30はライ
ンセンサ駆動回路37に接続されている。
て、図面略垂直方向に2つの光学系からなる、2像分離
のためのセパレータ光学系29が配置されている。この
セパレータ光学系29による被写体像の結像位置にライ
ンセンサ30が配置され、このラインセンサ30はライ
ンセンサ駆動回路37に接続されている。
【0020】これらのサブミラー25、セパレータ光学
系29、ラインセンサ30等によって、公知の位相差法
による焦点検出装置が構成されており、CPU41はラ
インセンサ駆動回路37を介して入力した信号に基づい
て、2像の間隔を求め、撮影レンズを合焦位置に駆動す
るための駆動量データを演算する。前記駆動量データ
は、ズーム・ピント駆動回路34に転送され、前記撮影
レンズの各レンズ21,23の焦点位置が変更される。
このズーム・ピント駆動回路34には、公知の電磁モー
タ、超音波モータ等の駆動源や、これらの駆動源を制御
するためのドライバ回路や、レンズの位置を検出するた
めのエンコーダ装置等が含まれる。
系29、ラインセンサ30等によって、公知の位相差法
による焦点検出装置が構成されており、CPU41はラ
インセンサ駆動回路37を介して入力した信号に基づい
て、2像の間隔を求め、撮影レンズを合焦位置に駆動す
るための駆動量データを演算する。前記駆動量データ
は、ズーム・ピント駆動回路34に転送され、前記撮影
レンズの各レンズ21,23の焦点位置が変更される。
このズーム・ピント駆動回路34には、公知の電磁モー
タ、超音波モータ等の駆動源や、これらの駆動源を制御
するためのドライバ回路や、レンズの位置を検出するた
めのエンコーダ装置等が含まれる。
【0021】前記可動ミラー24の反射光路上には、焦
点板31、ペンタプリズム32、およびファインダ接眼
光学系33が配置されている。本実施形態において、被
写体モニタ用としてLCDモニタ8に加えて前記の光学
式ファインダを設けている理由は、カメラ操作者が、L
CDモニタ8を見ながら撮影を行うよりも、光学ファイ
ンダを覗きながら撮影を行った方が、カメラのホールデ
ィング性能が向上し、手ぶれ等の発生を防ぎ易い為であ
る。
点板31、ペンタプリズム32、およびファインダ接眼
光学系33が配置されている。本実施形態において、被
写体モニタ用としてLCDモニタ8に加えて前記の光学
式ファインダを設けている理由は、カメラ操作者が、L
CDモニタ8を見ながら撮影を行うよりも、光学ファイ
ンダを覗きながら撮影を行った方が、カメラのホールデ
ィング性能が向上し、手ぶれ等の発生を防ぎ易い為であ
る。
【0022】上述の可動ミラー24はミラー駆動回路3
6によって駆動され、シャッタ26はシャッタ駆動回路
38によって駆動される。可動ミラー24が上昇し、シ
ャッタ26が開放状態となると、銀塩フィルム27上に
被写体像が形成され、露光される。
6によって駆動され、シャッタ26はシャッタ駆動回路
38によって駆動される。可動ミラー24が上昇し、シ
ャッタ26が開放状態となると、銀塩フィルム27上に
被写体像が形成され、露光される。
【0023】CPU41は、後述の信号処理回路45か
ら出力される被写体輝度値、図示しないフィルム感度検
出回路によって検出されたフィルム感度から、図示しな
いプログラム線図に基づいて、適正露光の得られる絞り
22の絞り値およびシャッタ速度を演算する。シャッタ
26は演算されたシャッタ速度で駆動制御される。
ら出力される被写体輝度値、図示しないフィルム感度検
出回路によって検出されたフィルム感度から、図示しな
いプログラム線図に基づいて、適正露光の得られる絞り
22の絞り値およびシャッタ速度を演算する。シャッタ
26は演算されたシャッタ速度で駆動制御される。
【0024】銀塩フィルム27上には、磁気記録層が形
成されており、この磁気記録層と接するように磁気ヘッ
ド28が配置されている。この磁気ヘッド28は種々の
情報を磁気記録するものであり、磁気ヘッド駆動回路4
0の出力によって駆動される。
成されており、この磁気記録層と接するように磁気ヘッ
ド28が配置されている。この磁気ヘッド28は種々の
情報を磁気記録するものであり、磁気ヘッド駆動回路4
0の出力によって駆動される。
【0025】また、カメラ本体には、フィルム駆動回路
39が設けられており、1駒の撮影が終了すると上記フ
イルム27の巻き上げ動作を行う。上記磁気ヘッド28
による磁気記録は、この巻き上げ動作中に実行される。
39が設けられており、1駒の撮影が終了すると上記フ
イルム27の巻き上げ動作を行う。上記磁気ヘッド28
による磁気記録は、この巻き上げ動作中に実行される。
【0026】スイッチ入力部42は、レリーズボタン6
の半押し操作に連動してオンする第1レリーズスイッチ
と、レリーズボタン6の深押し操作に連動してオンする
第2レリーズスイッチと、スライドスイッチ4に連動す
るパワースイッチや、撮影モードを切り換えるモード切
り換えスイッチなどの操作スイッチ、不図示のメカ機構
動作の検出スイッチなどの複数のスイッチから構成され
る。
の半押し操作に連動してオンする第1レリーズスイッチ
と、レリーズボタン6の深押し操作に連動してオンする
第2レリーズスイッチと、スライドスイッチ4に連動す
るパワースイッチや、撮影モードを切り換えるモード切
り換えスイッチなどの操作スイッチ、不図示のメカ機構
動作の検出スイッチなどの複数のスイッチから構成され
る。
【0027】また、EEPROM43は、工場において
カメラ個々のばらつきを抑えて出荷するために、カメラ
毎に調整値を格納するための不揮発性メモリである。
カメラ個々のばらつきを抑えて出荷するために、カメラ
毎に調整値を格納するための不揮発性メモリである。
【0028】次に、電子撮像装置に関わる部分について
説明する。
説明する。
【0029】被写体像をICチップ15のCMOSイメ
ージャ上に結像させるための撮像レンズは正レンズ1
1,13と負レンズ2,14とで構成され、この撮像レ
ンズ中に、固定絞り12が配置されている。これらは、
前述の如くポップアップユニット1に内蔵されている。
CMOSイメージャ上に結像された被写体像は、アナロ
グ映像信号に変換され、さらにICチップ15上に形成
された不図示の制御回路によって、デジタル・イメージ
・データに変換されて、信号処理回路45に出力され
る。
ージャ上に結像させるための撮像レンズは正レンズ1
1,13と負レンズ2,14とで構成され、この撮像レ
ンズ中に、固定絞り12が配置されている。これらは、
前述の如くポップアップユニット1に内蔵されている。
CMOSイメージャ上に結像された被写体像は、アナロ
グ映像信号に変換され、さらにICチップ15上に形成
された不図示の制御回路によって、デジタル・イメージ
・データに変換されて、信号処理回路45に出力され
る。
【0030】信号処理回路45は、内部にRISCプロ
セッサ、カラープロセッサ、JPEGコアを含み、IC
チップ15から得られたデジタル映像信号の、圧縮・伸
張、ホワイト・バランス処理、エッジ強調処理、文字情
報との合成、LCDモニタ8に出力されるコンポジット
信号(輝度信号、色差信号)への変換などを行う。
セッサ、カラープロセッサ、JPEGコアを含み、IC
チップ15から得られたデジタル映像信号の、圧縮・伸
張、ホワイト・バランス処理、エッジ強調処理、文字情
報との合成、LCDモニタ8に出力されるコンポジット
信号(輝度信号、色差信号)への変換などを行う。
【0031】EPROM47には、信号処理回路45に
含まれるプロセッサで処理されるプログラムが格納され
ている。SRAM48(スタティックRAM),DRA
M49(ダイナミックRAM)は画像処理前の画像や、
画像処理中の画像を一時的に記憶するメモリである。フ
ラッシュメモリ50は、最終的に確定された画像を記憶
する不揮発性のメモリで、カメラの電源がオフされても
記憶内容は保存されている。
含まれるプロセッサで処理されるプログラムが格納され
ている。SRAM48(スタティックRAM),DRA
M49(ダイナミックRAM)は画像処理前の画像や、
画像処理中の画像を一時的に記憶するメモリである。フ
ラッシュメモリ50は、最終的に確定された画像を記憶
する不揮発性のメモリで、カメラの電源がオフされても
記憶内容は保存されている。
【0032】また、撮像レンズの撮像画角は、撮影レン
ズ21,23の最も短焦点(所謂ワイド端)の撮像画角
と略同一になっており、撮影レンズ21,23の焦点距
離がズーム・ピント駆動回路34によって変更された場
合は、上記信号処理回路45によって電子画像を拡大・
縮小(電子ズーム)することによってLCDモニタ8に
表示される電子画像と、銀塩フィルム27に記録される
潜像の画角を略一致させる。
ズ21,23の最も短焦点(所謂ワイド端)の撮像画角
と略同一になっており、撮影レンズ21,23の焦点距
離がズーム・ピント駆動回路34によって変更された場
合は、上記信号処理回路45によって電子画像を拡大・
縮小(電子ズーム)することによってLCDモニタ8に
表示される電子画像と、銀塩フィルム27に記録される
潜像の画角を略一致させる。
【0033】次にストロボ発光装置について説明する。
【0034】少なくともトリガトランス20を含むトリ
ガ回路44から出力されるトリガ信号によって発光管1
9内に封止されているキセノンガスが励起されて発光
し、その光は反射傘18で反射され、さらにパネル3を
通過して被写体に照射される。前記トリガ回路44、発
光管19、反射傘18、フレネルレンズは、ポップアッ
プユニット1に内蔵されている。なお、ストロボの発光
画角は撮影レンズ21,23の最も短焦点(所謂ワイド
端)の撮像画角と略同一になっている。ストロボ制御回
路46は、不図示のストロボ用メインコンデンサの充電
処理及びトリガ回路44への発光指示を行う。
ガ回路44から出力されるトリガ信号によって発光管1
9内に封止されているキセノンガスが励起されて発光
し、その光は反射傘18で反射され、さらにパネル3を
通過して被写体に照射される。前記トリガ回路44、発
光管19、反射傘18、フレネルレンズは、ポップアッ
プユニット1に内蔵されている。なお、ストロボの発光
画角は撮影レンズ21,23の最も短焦点(所謂ワイド
端)の撮像画角と略同一になっている。ストロボ制御回
路46は、不図示のストロボ用メインコンデンサの充電
処理及びトリガ回路44への発光指示を行う。
【0035】外部通信回路54は、ホルダー5に外部装
置が取り付けられた際に、外部装置とカメラとの通信を
行うための回路である。外部通信回路54は4本のコン
タクトピン55を介して外部装置と電気的に接続され
る。コンタクトピン55の内分けは、カメラの電源供給
ラインVcc56、シリアルクロックラインCLK5
7、シリアルデータラインDATA58、カメラのグラ
ンドラインGND59である。外部装置作動に必要な電
源は、Vcc56から供給してもよいし、あるいは、外
部装置自身に内蔵される電源によってなされてもよい。
置が取り付けられた際に、外部装置とカメラとの通信を
行うための回路である。外部通信回路54は4本のコン
タクトピン55を介して外部装置と電気的に接続され
る。コンタクトピン55の内分けは、カメラの電源供給
ラインVcc56、シリアルクロックラインCLK5
7、シリアルデータラインDATA58、カメラのグラ
ンドラインGND59である。外部装置作動に必要な電
源は、Vcc56から供給してもよいし、あるいは、外
部装置自身に内蔵される電源によってなされてもよい。
【0036】また、DATA58は双方向の通信ライン
で、外部通信回路54からCLK57を通して発せられ
るクロックに同期して所定のコマンドや、データの授受
が行われる。通信フォーマットについては、8ビットク
ロック同期式や、シリアルクロツクを用いない調歩同期
式や、昨今のパソコンで用いられているUSB方式でも
よい。もちろん物理的な通信ラインを用いない赤外線通
信方式でもよい。
で、外部通信回路54からCLK57を通して発せられ
るクロックに同期して所定のコマンドや、データの授受
が行われる。通信フォーマットについては、8ビットク
ロック同期式や、シリアルクロツクを用いない調歩同期
式や、昨今のパソコンで用いられているUSB方式でも
よい。もちろん物理的な通信ラインを用いない赤外線通
信方式でもよい。
【0037】以上説明のストロボ回路46、ズーム・ピ
ント駆動回路34、絞り駆動回路35、ミラー駆動回路
36、ラインセンサ駆動回路37、シャッタ駆動回路3
8、フィルム駆動回路39、磁気ヘッド駆動回路40、
EEPROM43、スイッチ入力部42、CPU41は
それぞれがデータバス52に接続され、データの授受を
行っている。CPU41は、これらの駆動回路の動作を
統括して制御している。
ント駆動回路34、絞り駆動回路35、ミラー駆動回路
36、ラインセンサ駆動回路37、シャッタ駆動回路3
8、フィルム駆動回路39、磁気ヘッド駆動回路40、
EEPROM43、スイッチ入力部42、CPU41は
それぞれがデータバス52に接続され、データの授受を
行っている。CPU41は、これらの駆動回路の動作を
統括して制御している。
【0038】さらに、信号処理回路45、EPROM4
7、SRAM48、DRAM49、フラッシュメモリ5
0はそれぞれがデータバス51によって接続され、デー
タの授受を行っている。信号処理回路45はこれらの回
路の動作を統括して制御している。
7、SRAM48、DRAM49、フラッシュメモリ5
0はそれぞれがデータバス51によって接続され、デー
タの授受を行っている。信号処理回路45はこれらの回
路の動作を統括して制御している。
【0039】さらに、CPU41と信号処理回路45は
通信ライン53で接続され、イメージ信号の取り込みタ
イミングや、電子撮像と銀塩撮影のタイミングを合わせ
る等の処理を通信ライン53を介して行っている。
通信ライン53で接続され、イメージ信号の取り込みタ
イミングや、電子撮像と銀塩撮影のタイミングを合わせ
る等の処理を通信ライン53を介して行っている。
【0040】また、外部通信回路54はデータバス51
と52の両方に接続されている。
と52の両方に接続されている。
【0041】図5はカメラに取り付け可能な外部装置に
ついて説明するための斜視図である。62はカメラに取
り付け可能な外部記憶装置である。この外部記憶装置6
2には取り外し可能なメモリカード60を装着すること
が可能であり、メモリカード60から格納されたデータ
を読み出してカメラに送信したり、カメラから出力され
たデータを書き込む。ここでメモリカード60は、スマ
ートメディアやコンパクトフラッシュ(登録商標)等の
メモリカードを想定する。
ついて説明するための斜視図である。62はカメラに取
り付け可能な外部記憶装置である。この外部記憶装置6
2には取り外し可能なメモリカード60を装着すること
が可能であり、メモリカード60から格納されたデータ
を読み出してカメラに送信したり、カメラから出力され
たデータを書き込む。ここでメモリカード60は、スマ
ートメディアやコンパクトフラッシュ(登録商標)等の
メモリカードを想定する。
【0042】5は外部記憶装置62を取り付けるため
に、カメラ上に設けられた取り付け部としてのホルダー
である。また、外部記憶装置62に設けられた凸部64
は、ホルダー5に差し込まれて固定するためのもので、
さらにカメラに設けられたコンタクトピン(GND5
9、Vcc56、CLK57、DATA58)と接触し
て通信可能な不図示の接点を有する。
に、カメラ上に設けられた取り付け部としてのホルダー
である。また、外部記憶装置62に設けられた凸部64
は、ホルダー5に差し込まれて固定するためのもので、
さらにカメラに設けられたコンタクトピン(GND5
9、Vcc56、CLK57、DATA58)と接触し
て通信可能な不図示の接点を有する。
【0043】63は外部記憶装置62に設けられたメモ
リーカード60の差込口である。61は差込口63にメ
モリーカード60が差し込まれた際に外部記憶装置62
内に設けられた不図示の接点と接触をとるためにメモリ
ーカード60上に形成された接点である。カメラから送
信されたデータは、この接点61を介してメモリカード
60内のメモリに書き込まれる。
リーカード60の差込口である。61は差込口63にメ
モリーカード60が差し込まれた際に外部記憶装置62
内に設けられた不図示の接点と接触をとるためにメモリ
ーカード60上に形成された接点である。カメラから送
信されたデータは、この接点61を介してメモリカード
60内のメモリに書き込まれる。
【0044】図6は、図5の外部記憶装置62上に外部
ストロボ装置を取り付け可能な構成について説明するた
めの図である。66は外部ストロボ装置である。67は
発光管である。65は外部ストロボ装置66を取り付け
るために、外部記憶装置62上に構成されたホルダーで
ある。68は外部ストロボ装置66に設けられた凸部で
あり、ホルダー65に差し込まれて固定するためのもの
で、さらに外部記憶装置62に設けられたコンタクトピ
ン(GND59、Vcc56、CLK57、DATA5
8)と接触して通信できるように不図示の接点を有す
る。
ストロボ装置を取り付け可能な構成について説明するた
めの図である。66は外部ストロボ装置である。67は
発光管である。65は外部ストロボ装置66を取り付け
るために、外部記憶装置62上に構成されたホルダーで
ある。68は外部ストロボ装置66に設けられた凸部で
あり、ホルダー65に差し込まれて固定するためのもの
で、さらに外部記憶装置62に設けられたコンタクトピ
ン(GND59、Vcc56、CLK57、DATA5
8)と接触して通信できるように不図示の接点を有す
る。
【0045】カメラのホルダー5に外部記憶装置62が
差し込まれて固定されると、カメラ上に設けられた接点
は、外部記憶装置62上に設けられた接点と電気的に接
続されることになる。つまり、信号ラインGND59、
Vcc56、CLK57、DATA58は、カメラと外
部記憶装置62及びカメラと外部ストロボ装置66との
間で共有される。
差し込まれて固定されると、カメラ上に設けられた接点
は、外部記憶装置62上に設けられた接点と電気的に接
続されることになる。つまり、信号ラインGND59、
Vcc56、CLK57、DATA58は、カメラと外
部記憶装置62及びカメラと外部ストロボ装置66との
間で共有される。
【0046】また、外部ストロボ装置66に外部記憶装
置62の機能を合わせもつように構成してもよい。
置62の機能を合わせもつように構成してもよい。
【0047】次に、上述の如く構成された本発明の実施
形態の作用を説明する。
形態の作用を説明する。
【0048】図7は、カメラのメインシーケンスを実行
する手順を示すフローチャートである。カメラに電源
(電池)が装填されるとCPU41が動作を開始し、サ
ブルーチン「メインシーケンス」がコールされる。この
時、信号処理回路45はCPU41からの指示待ち状態
となる。
する手順を示すフローチャートである。カメラに電源
(電池)が装填されるとCPU41が動作を開始し、サ
ブルーチン「メインシーケンス」がコールされる。この
時、信号処理回路45はCPU41からの指示待ち状態
となる。
【0049】ステップS1では、カメラのパワースイッ
チがオンしているかどうかを判断する。オンしている場
合は、ステップS4以下の処理が実行され、オフの場合
はステップS2以下の処理が実行される。
チがオンしているかどうかを判断する。オンしている場
合は、ステップS4以下の処理が実行され、オフの場合
はステップS2以下の処理が実行される。
【0050】ステップS2ではLCDモニタ8に表示オ
フの指示がなされる。ステップS3ではスタンバイ処理
1が行われる。スタンバイ処理1はCPU41の作動を
停止する前に、停止後にCPU41が再び作動を開始す
るための条件設定を行うものである。このスタンバイ1
では、パワースイッチのオンで作動開始をするように設
定される。そして、CPU41の作動が停止される。ス
タンバイが解除された場合は、サブルーチン「メインシ
ーケンス」の先頭から実行される。
フの指示がなされる。ステップS3ではスタンバイ処理
1が行われる。スタンバイ処理1はCPU41の作動を
停止する前に、停止後にCPU41が再び作動を開始す
るための条件設定を行うものである。このスタンバイ1
では、パワースイッチのオンで作動開始をするように設
定される。そして、CPU41の作動が停止される。ス
タンバイが解除された場合は、サブルーチン「メインシ
ーケンス」の先頭から実行される。
【0051】一方、ステップS4では撮影レンズ21、
23を不図示の沈胴位置からワイド位置に繰り出す。ス
テップS5ではストロボ回路46に含まれる不図示のメ
インコンデンサに充電が行なわれる。ステップS6では
CPU41に内蔵されたタイマ1のカウントが開始され
る。タイマは、所定時間毎にカウントアップされるカウ
ンタである。カウンタ値が0クリア(セット)されて、
カウントが開始される。ステップS7ではレリーズボタ
ン6が押されることによって第1レリーズスイッチがオ
ンしたかどうかを判断する。オフしている場合はステッ
プS15の判断が実行され、オンしている場合はステッ
プS8以下の処理が実行される。
23を不図示の沈胴位置からワイド位置に繰り出す。ス
テップS5ではストロボ回路46に含まれる不図示のメ
インコンデンサに充電が行なわれる。ステップS6では
CPU41に内蔵されたタイマ1のカウントが開始され
る。タイマは、所定時間毎にカウントアップされるカウ
ンタである。カウンタ値が0クリア(セット)されて、
カウントが開始される。ステップS7ではレリーズボタ
ン6が押されることによって第1レリーズスイッチがオ
ンしたかどうかを判断する。オフしている場合はステッ
プS15の判断が実行され、オンしている場合はステッ
プS8以下の処理が実行される。
【0052】ステップS8では、ICチップ15のCM
OSイメージャからイメージ信号を取り込むように、通
信ライン53を介して測光指示する。イメージ信号に基
づいて撮像画面内の平均輝度が算出される。測光値は平
均輝度ではなく、各画素の電気信号を重みづけして中央
重点測光値にしてもよい。
OSイメージャからイメージ信号を取り込むように、通
信ライン53を介して測光指示する。イメージ信号に基
づいて撮像画面内の平均輝度が算出される。測光値は平
均輝度ではなく、各画素の電気信号を重みづけして中央
重点測光値にしてもよい。
【0053】ステップS9では、ラインセンサ駆動回路
37を介して入力された信号に基づいて2像の間隔を求
め、合焦位置に駆動するための撮影レンズの駆動量デー
タを演算する。前記駆動量は、ズーム・ピント駆動回路
34に転送され、前記撮影レンズの各レンズ21,23
の焦点位置が変更される。
37を介して入力された信号に基づいて2像の間隔を求
め、合焦位置に駆動するための撮影レンズの駆動量デー
タを演算する。前記駆動量は、ズーム・ピント駆動回路
34に転送され、前記撮影レンズの各レンズ21,23
の焦点位置が変更される。
【0054】ステップS10では外部ストロボ装置66
がカメラに取り付けられているかどうかを判断するため
にコンタクトピン55を介して認識コマンドが送出され
る。ステップS11では、認識コマンドが送出された後
に、外部装置から応答を待ち、カメラに外部ストロボ装
置66が取り付けられているかどうかを判断する。外部
ストロボ装置66が取り付けられていると判断された場
合はステップS12が実行され、外部ストロボ装置66
以外の外部装置が取り付けられているか、あるいは何も
取り付けられていない場合は、ステップS13が実行さ
れる。
がカメラに取り付けられているかどうかを判断するため
にコンタクトピン55を介して認識コマンドが送出され
る。ステップS11では、認識コマンドが送出された後
に、外部装置から応答を待ち、カメラに外部ストロボ装
置66が取り付けられているかどうかを判断する。外部
ストロボ装置66が取り付けられていると判断された場
合はステップS12が実行され、外部ストロボ装置66
以外の外部装置が取り付けられているか、あるいは何も
取り付けられていない場合は、ステップS13が実行さ
れる。
【0055】ステップS12では、ステップS8で得ら
れた被写体輝度値と、図示しないプログラム線図等と、
図示しないフィルム感度検出回路によって検出されたフ
ィルム感度に基づいて、公知の技術によって適正露光の
得られる絞り22の絞り値およびシャッタ速度が演算さ
れる。この時ストロボを発光する必要があると判断され
た場合は、外部ストロボ装置66の最大発光ガイドナン
バーや、発光画角等が考慮されて、外部ストロボ装置6
6の発光時間等の発光制御パラメータが演算される。
れた被写体輝度値と、図示しないプログラム線図等と、
図示しないフィルム感度検出回路によって検出されたフ
ィルム感度に基づいて、公知の技術によって適正露光の
得られる絞り22の絞り値およびシャッタ速度が演算さ
れる。この時ストロボを発光する必要があると判断され
た場合は、外部ストロボ装置66の最大発光ガイドナン
バーや、発光画角等が考慮されて、外部ストロボ装置6
6の発光時間等の発光制御パラメータが演算される。
【0056】ステップS13では、ステップS12と同
様にして、絞り値及びシャッタ速度が演算される。外部
ストロボ装置66の発光制御パラメータは、内蔵ストロ
ボを前提に演算される。
様にして、絞り値及びシャッタ速度が演算される。外部
ストロボ装置66の発光制御パラメータは、内蔵ストロ
ボを前提に演算される。
【0057】ステップS14では、サブルーチン「撮影
シーケンス」がコールされ、CMOSイメージャによる
撮像及びフィルム27への露光が行われる。
シーケンス」がコールされ、CMOSイメージャによる
撮像及びフィルム27への露光が行われる。
【0058】ステップS15では、ズーム・アップまた
はズーム・ダウンの操作スイッチがオンしているかどう
かが判断される。オンしている場合は、ステップS16
の処理が実行され、オフの場合はステップS17以下の
処理が実行される。ステップS16ではズーム操作に応
じて、撮影レンズ21,23の焦点距離が変更される。
はズーム・ダウンの操作スイッチがオンしているかどう
かが判断される。オンしている場合は、ステップS16
の処理が実行され、オフの場合はステップS17以下の
処理が実行される。ステップS16ではズーム操作に応
じて、撮影レンズ21,23の焦点距離が変更される。
【0059】ステップS17では、カメラのパワースイ
ッチがオンしているかどうかが判断される。オンしてい
る場合は、ステップS18以下の処理が実行され、オフ
の場合はステップS2以下の処理が実行される。
ッチがオンしているかどうかが判断される。オンしてい
る場合は、ステップS18以下の処理が実行され、オフ
の場合はステップS2以下の処理が実行される。
【0060】タイマ1のカウントが開始されて所定時間
が経過すると、タイマ1がオーバーフローする。そこで
ステップS18ではタイマ1がオーバーフローしたかど
うかが判断され、オーバーフローしない限りステップS
7以下の処理が繰り返し実行される。
が経過すると、タイマ1がオーバーフローする。そこで
ステップS18ではタイマ1がオーバーフローしたかど
うかが判断され、オーバーフローしない限りステップS
7以下の処理が繰り返し実行される。
【0061】また、オーバーフローした場合はステップ
S19以下の処理が実行される。これは、所定時間経過
してもパワースイッチなどの操作スイッチが操作されな
い場合は、省エネのためにCPU41をスタンバイ状態
にするためである。
S19以下の処理が実行される。これは、所定時間経過
してもパワースイッチなどの操作スイッチが操作されな
い場合は、省エネのためにCPU41をスタンバイ状態
にするためである。
【0062】すなわち、ステップS19では信号処理回
路45にLCDモニタ8を表示オフするように指示がな
される。ステップS20ではスタンバイ処理2が行われ
る。スタンバイ処理2はステップS3と同様にCPU4
1の作動を停止する前に、停止後にCPU41が再び作
動を開始するための条件設定を行うものである。スタン
バイ2では、操作ボタンに連動するスイッチの変化によ
って作動開始をするように設定される。そして、CPU
41の作動が停止される。スタンバイが解除された場合
はステップS5から実行される。
路45にLCDモニタ8を表示オフするように指示がな
される。ステップS20ではスタンバイ処理2が行われ
る。スタンバイ処理2はステップS3と同様にCPU4
1の作動を停止する前に、停止後にCPU41が再び作
動を開始するための条件設定を行うものである。スタン
バイ2では、操作ボタンに連動するスイッチの変化によ
って作動開始をするように設定される。そして、CPU
41の作動が停止される。スタンバイが解除された場合
はステップS5から実行される。
【0063】図8は、図7の「撮影シーケンス」のサブ
ルーチンの詳細を示すフローチャートである。
ルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【0064】ステップS21では、信号処理回路45に
LCDモニタ8を表示オフするように指示がなされる。
ステップS22では、レリーズボタン6の深押しに連動
してオンする第2レリーズスイッチの状態をチェック
し、オンしていればステップS24の処理が実行され、
オンしていなければステップS23の判断が実行され
る。
LCDモニタ8を表示オフするように指示がなされる。
ステップS22では、レリーズボタン6の深押しに連動
してオンする第2レリーズスイッチの状態をチェック
し、オンしていればステップS24の処理が実行され、
オンしていなければステップS23の判断が実行され
る。
【0065】ステップS23では、第1レリーズスイッ
チの状態をチェックし、オンされていなければメインル
ーチンにリターンする。オンされていれば、ステップS
22の判断を再度繰り返す。ステップS24では、絞り
駆動回路35の出力によって、絞り22が設定された絞
り値に絞り込まれる。絞り値は、メインルーチンにおい
て予め、被写体輝度、フィルム感度、プログラム線図等
に基づいて公知の技術によって決定される。
チの状態をチェックし、オンされていなければメインル
ーチンにリターンする。オンされていれば、ステップS
22の判断を再度繰り返す。ステップS24では、絞り
駆動回路35の出力によって、絞り22が設定された絞
り値に絞り込まれる。絞り値は、メインルーチンにおい
て予め、被写体輝度、フィルム感度、プログラム線図等
に基づいて公知の技術によって決定される。
【0066】ステップS25では、ミラー駆動回路36
の出力によって可動ミラー24が撮影光路外に退避され
る。ステップS26では信号処理回路45に撮像指示が
なされる。ステップS27ではシャッタ駆動回路38の
出力によって、シャッタ26が駆動されて設定されたシ
ャッタスピード値になるように制御される。シャッタス
ピード値は、絞り値と同様にメインルーチンにおいて予
め決定される。
の出力によって可動ミラー24が撮影光路外に退避され
る。ステップS26では信号処理回路45に撮像指示が
なされる。ステップS27ではシャッタ駆動回路38の
出力によって、シャッタ26が駆動されて設定されたシ
ャッタスピード値になるように制御される。シャッタス
ピード値は、絞り値と同様にメインルーチンにおいて予
め決定される。
【0067】ステップS28では撮像が終了して、信号
処理回路45による一連の画像処理が終了したかどうか
が判断される。ここで一連の画像処理とは、CMOSイ
メージャから得られたイメージ信号をデジタルイメージ
データに変換し、そのデジタルイメージデータを圧縮、
拡大・縮小処理・文字合成することを意味する。これら
の終了コマンドが、通信ライン53を介して信号処理回
路45から転送されてきたら、ステップS29以下が実
行される。
処理回路45による一連の画像処理が終了したかどうか
が判断される。ここで一連の画像処理とは、CMOSイ
メージャから得られたイメージ信号をデジタルイメージ
データに変換し、そのデジタルイメージデータを圧縮、
拡大・縮小処理・文字合成することを意味する。これら
の終了コマンドが、通信ライン53を介して信号処理回
路45から転送されてきたら、ステップS29以下が実
行される。
【0068】ステップS29では、ステップS24の
「ミラーアップ」で退避された可動ミラー24を撮影光
路中の正規の位置に復帰させる。ステップS30では、
ステップS23の「絞り込み」で絞り込み状態になった
絞り機構22を開放状態に復帰させる。
「ミラーアップ」で退避された可動ミラー24を撮影光
路中の正規の位置に復帰させる。ステップS30では、
ステップS23の「絞り込み」で絞り込み状態になった
絞り機構22を開放状態に復帰させる。
【0069】ステップS31では、フィルム駆動回路3
9の出力によって、フィルム27が1駒分巻き上げられ
る。その際には、磁気ヘッド28によってフィルム27
の磁気記録層に所定のデータが磁気記録されるが、それ
自体は公知の技術なので詳細な説明は省略する。
9の出力によって、フィルム27が1駒分巻き上げられ
る。その際には、磁気ヘッド28によってフィルム27
の磁気記録層に所定のデータが磁気記録されるが、それ
自体は公知の技術なので詳細な説明は省略する。
【0070】ステップS32では、信号処理回路45に
表示動作が指示される。LCDモニタ8に撮像された画
像が表示される。ステップS33では、圧縮されたデジ
タルイメージデータがフラッシュメモリ50に記憶され
る。ステップS34では、外部記憶装置62がカメラに
取り付けられているかどうかを判断するためにコンタン
トピン55を介して認識コマンドが送出される。
表示動作が指示される。LCDモニタ8に撮像された画
像が表示される。ステップS33では、圧縮されたデジ
タルイメージデータがフラッシュメモリ50に記憶され
る。ステップS34では、外部記憶装置62がカメラに
取り付けられているかどうかを判断するためにコンタン
トピン55を介して認識コマンドが送出される。
【0071】ステップS35では、認識コマンドが送出
された後に、外部装置から応答を待ち、カメラに外部記
憶装置62が取り付けられているかどうかを判断する。
外部記憶装置62が取り付けられていると判断された場
合にはステップS36が実行され、外部記憶装置62以
外の外部装置が取り付けられているか、あるいは何も取
り付けられていない場合にはメインルーチンにリターン
する。
された後に、外部装置から応答を待ち、カメラに外部記
憶装置62が取り付けられているかどうかを判断する。
外部記憶装置62が取り付けられていると判断された場
合にはステップS36が実行され、外部記憶装置62以
外の外部装置が取り付けられているか、あるいは何も取
り付けられていない場合にはメインルーチンにリターン
する。
【0072】ステップS36では、フラッシュメモリ5
0に記憶されたデジタルイメージデータと同様のデータ
が外部記憶装置62にも送信され、外部記憶装置62に
挿入されたメモリーカード60に記憶される。
0に記憶されたデジタルイメージデータと同様のデータ
が外部記憶装置62にも送信され、外部記憶装置62に
挿入されたメモリーカード60に記憶される。
【0073】上記した実施形態によれば、電子撮像装置
を有するカメラ、または、電子撮像装置と銀塩撮影装置
の両方の機能を有する銀塩撮影および電子撮像兼用カメ
ラに装着可能な外部装置において、メモリーカード等の
記憶媒体を外部装置に装填できるようにしたので、大量
の画像記憶を必要とする時やカード毎に画像管理をした
い時のみに外部装置を取り付ければよい。よって、通常
撮影時は、内蔵メモリに画像が記憶されるためカメラの
小型化を損なわない。
を有するカメラ、または、電子撮像装置と銀塩撮影装置
の両方の機能を有する銀塩撮影および電子撮像兼用カメ
ラに装着可能な外部装置において、メモリーカード等の
記憶媒体を外部装置に装填できるようにしたので、大量
の画像記憶を必要とする時やカード毎に画像管理をした
い時のみに外部装置を取り付ければよい。よって、通常
撮影時は、内蔵メモリに画像が記憶されるためカメラの
小型化を損なわない。
【0074】さらに、外部装置をカメラに取り付けない
時は、外部ストロボ装置を取り付けることができる。ま
た、外部装置には、外部ストロボの取り付けホルダーと
通信用接点を設けたので、カメラに新たなホルダーを設
けなくても、外部装置と外部ストロボ装置の両方を同時
に使用することができる。
時は、外部ストロボ装置を取り付けることができる。ま
た、外部装置には、外部ストロボの取り付けホルダーと
通信用接点を設けたので、カメラに新たなホルダーを設
けなくても、外部装置と外部ストロボ装置の両方を同時
に使用することができる。
【0075】(付記)なお、上記した具体的実施形態か
ら以下のような構成の発明が抽出可能である。
ら以下のような構成の発明が抽出可能である。
【0076】1. 被写体像を光電変換する電子撮像手
段を有するカメラのための外部装置において、上記外部
装置は、上記カメラに設けられた取り付け部に着脱可能
であり、上記取り付け部に取り付けられている時は、上
記カメラと通信して上記カメラから送信された画像デー
タを記憶する。
段を有するカメラのための外部装置において、上記外部
装置は、上記カメラに設けられた取り付け部に着脱可能
であり、上記取り付け部に取り付けられている時は、上
記カメラと通信して上記カメラから送信された画像デー
タを記憶する。
【0077】2.上記外部装置は、さらに外部ストロボ
装置を取り付けるためのストロボシューを備えているこ
とを特徴とする外部装置。
装置を取り付けるためのストロボシューを備えているこ
とを特徴とする外部装置。
【0078】3.カメラと外部装置及び、カメラと外部
ストロボ装置との通信ラインは電気的に共用されている
ことを特徴とする2.に記載のカメラの外部装置。
ストロボ装置との通信ラインは電気的に共用されている
ことを特徴とする2.に記載のカメラの外部装置。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、電子撮像装置を有する
カメラ、または、電子撮像装置と銀塩撮影装置の両方の
機能を有する銀塩撮影および電子撮像兼用カメラの小型
化を損なわずに記憶媒体の着脱を行うことが可能にな
る。
カメラ、または、電子撮像装置と銀塩撮影装置の両方の
機能を有する銀塩撮影および電子撮像兼用カメラの小型
化を損なわずに記憶媒体の着脱を行うことが可能にな
る。
【図1】カメラボディーの外観斜視図であり、カメラ上
部に設けられたストロボ発光手段と撮像ユニットがポッ
プアップされた状態を示している。
部に設けられたストロボ発光手段と撮像ユニットがポッ
プアップされた状態を示している。
【図2】カメラボディーの背面図であり、ポップアップ
ユニットが収納された状態を示している。
ユニットが収納された状態を示している。
【図3】ポップアップユニット1の断面図である。
【図4】本発明の実施形態が適用されるカメラのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】カメラに取り付け可能な外部装置について説明
するための斜視図である。
するための斜視図である。
【図6】図5の外部記憶装置62上に外部ストロボ装置
を取り付け可能な構成について説明するための図であ
る。
を取り付け可能な構成について説明するための図であ
る。
【図7】カメラのメインシーケンスを実行する手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図8】図7の「撮影シーケンス」のサブルーチンの詳
細を示すフローチャートである。
細を示すフローチャートである。
1 ポップアップユニット 2 撮像用レンズ(負レンズ) 3 パネル 4 スライドスイッチ 5 ホルダー 6 レリーズスイッチ 7 接眼窓 8 モニタ 9 確認窓 10 ズームアップ・ダウン操作ボタン 11 撮像用レンズ(正レンズ) 13 撮像用レンズ(正レンズ) 14 撮像用レンズ(負レンズ) 15 ICチップ 16 鏡枠 17 フレキシブル基板 18 ストロボ反射傘 19 発光管 20 トリガトランス 56 カメラの電源供給ラインVcc 57 シリアルクロックラインCLK 58 シリアルデータラインDATA 59 カメラのグランドラインGND 60 メモリカード 61 接点 62 外部記憶装置 63 メモリーカード60の差込口 64 凹部 65 ホルダー 66 外部ストロボ装置 67 発光管 68 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H054 AA01 2H105 EE00 EE22 5C022 AA13 AB15 AB23 AB36 AC01 AC12 AC42 AC52 5C052 AA17 AB02 CC11 DD02 EE02 EE03 GA02 GB01 GC10 GE06 GE08
Claims (3)
- 【請求項1】 被写体像を光電変換する撮像手段と、 上記撮像手段の出力からデジタル画像データを生成する
画像処理手段と、 この画像処理手段で生成されたデジタル画像データを記
憶する記憶手段と、 を具備するカメラにおいて、 上記記憶手段は、カメラのストロボ取り付け部に着脱可
能な装置内に配設されていることを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 被写体像を光電変換する電子撮像手段を
有するカメラのための外部装置において、 上記外部装置は、上記カメラに設けられた取り付け部に
着脱可能であり、 上記取り付け部に取り付けられている時は、上記カメラ
と通信して上記カメラから送信された画像データを記憶
することを特徴とするカメラのための外部装置。 - 【請求項3】 上記外部装置は、上記カメラのストロボ
シューに装着されることを特徴とする請求項1記載のカ
メラのための外部装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000106436A JP2001292358A (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | カメラ及び該カメラのための外部装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000106436A JP2001292358A (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | カメラ及び該カメラのための外部装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001292358A true JP2001292358A (ja) | 2001-10-19 |
Family
ID=18619604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000106436A Withdrawn JP2001292358A (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | カメラ及び該カメラのための外部装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001292358A (ja) |
-
2000
- 2000-04-07 JP JP2000106436A patent/JP2001292358A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070703 |