JP2001292184A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2001292184A
JP2001292184A JP2000107553A JP2000107553A JP2001292184A JP 2001292184 A JP2001292184 A JP 2001292184A JP 2000107553 A JP2000107553 A JP 2000107553A JP 2000107553 A JP2000107553 A JP 2000107553A JP 2001292184 A JP2001292184 A JP 2001292184A
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signal
frequency
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outputting
orthogonal
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JP2000107553A
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English (en)
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Yoshio Horiike
良雄 堀池
Yoshishige Yoshikawa
嘉茂 吉川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージ信号を除去するダイレクトコンバー
ジョン方式。 【解決手段】 受信信号と第一の信号発生手段12の信
号からI1信号とQ1信号の直交する2つの第一中間周
波信号を出力する第一の直交変換手段3と、I1信号と
第二の信号発生手段17の信号からI2信号とQ2信号
の直交する2つの第二中間周波信号を出力する第二の直
交変換手段6と、Q1信号と第二の信号発生手段17か
らの信号を位相シフトした信号を用いてI3信号とQ3
信号の直交する2つの第三中間周波信号を出力する第三
の直交変換手段7と、I2信号とQ3信号を加算或いは
減算する第一の演算手段8と、I3信号とQ2信号を減
算或いは加算する第二の演算手段9と、二つの演算手段
の出力用いて直交復調を行う復調手段10とで構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として無線通信
に用いられる受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に無線通信における受信装置として
シングルスーパへテロダイン方式やダプルスーパへテロ
ダイン方式が用いられている。しかしながら上記従来の
へテロダイン方式では局部発振信号(以下ローカル信号
と呼ぶ)とミキシングされることにより中間周波信号に
変換される妨害信号であるイメージ妨害信号を除去する
ための帯域フィルタや隣接チャンネル信号を除去するた
めの帯域フィルタが必要である。そして前記帯域フィル
タとして水晶やセラミックの機械的振動特性を利用した
メカニカルフィルタが用いられている。そのため形状が
大きいことや高価であること等の諸問題がある。上記課
題を解決する受信装置としてダイレクトコンバージョン
方式がある。ダイレクトコンバージョン方式を用いた受
信装置は例えば、特開平07−38455号公報が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のダイレクトコンバージョン受信装置では、以下の課題
を有していた。
【0004】(1)高周波信号を周波数変換した中間周
波信号は直流成分を有している。そのため回路のオフセ
ット等の原因で発生する直流成分は受信信号に対して妨
害となる。受信信号は感度点付近の微少信号の場合もあ
り、わずかの回路オフセットも大きな妨害となる可能性
が大きい。
【0005】(2)受信信号と受信信号である高周波信
号を周波数変換して中間周波信号に変換するためのロー
カル信号の周波数がほぼ同じ周波数であるため、大きな
レベルの受信信号が入力した場合にはローカル信号が受
信信号に影響されローカル信号のC/Nが劣化する。特
にローカル信号として電圧制御発振器(以下VCOと呼
ぶ)出力を用い、PLLループでVCOの発振周波数を
制御する場合にはローカル信号のC/N劣化が大きく受
信特性を悪化させる。
【0006】本発明は上記課題を解決するものであり、
イメージ信号を除去するとともに回路のオフセットの影
響を受けず、かつ受信特性の悪化しない受信装置を実現
することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の受信装置は、受信すべき搬送波信号周波数
と所定周波数離れた信号を出力する第一の信号発生手段
と、受信信号と前記第一の信号発生手段からの信号を用
いてI1信号とQ1信号の直交する2つの第一中間周波
信号を出力する第一の直交変換手段と、前記第一中間周
波信号の周波数に近い周波数を出力する第二の信号発生
手段と、前記I1信号と前記第二の信号発生手段からの
信号を用いてI2信号とQ2信号の直交する2つの第二
中間周波信号を出力する第二の直交変換手段と、前記Q
1信号と前記第二の信号発生手段からの信号を位相シフ
トした信号を用いてI2信号とQ2信号の直交する2つ
の第三中間周波信号を出力する第三の直交変換手段と、
前記I2信号と前記Q3信号を加算或いは減算しI4信
号を出力する第一の演算手段と、前記I3信号と前記Q
2信号を減算或いは加算しQ4信号を出力する第二の演
算手段と、前記I4信号及びQ4信号を用いて直交復調
を行う復調手段を備えている。
【0008】さらに、I1信号及びQ1信号及びI2信
号及びQ2信号が飽和するのを防ぐために第一の直交変
換手段の前段に利得制御手段を設けている。
【0009】また、I1信号或いはQ1信号或いはI2
信号或いはQ2信号或いはI3信号或いはQ3信号のレ
ベルを調整する調整手段を設けている。
【0010】また、直交復調を行う復調手段は、第三の
信号発生手段と、前記第三の信号発生手段からの信号に
よりI3信号をスイッチする第一のスイッチ手段と、前
記第三の信号発生手段からの信号を位相シフトした信号
によりQ3信号をスイッチする第二のスイッチ手段と、
前記第一のスイッチ手段の出力信号と前記第二のスイッ
チ手段の出力信号とを加算または減算する第三の演算手
段とを有している。
【0011】さらに第三の演算手段の後段に接続され周
波数に応じた電圧を発生する周波数―電圧変換手段を有
し、前記周波数―電圧変換手段は、第三の演算手段から
の信号を二値化する二値化手段と、前記二値化手段から
の信号を遅延させる遅延手段と、前記二値化手段からの
信号と前記遅延手段からの信号の排他的論理和を出力す
る排他的論理和手段と、前記排他的論理和手段の出力信
号の高周波成分を取り除くローパスフィルタとで構成す
ることもできる。
【0012】また、第三の演算手段の後段に接続され周
波数に応じた電圧を発生する周波数―電圧変換手段を有
し、前記周波数―電圧変換手段は、第三の演算手段から
の信号を二値化する二値化手段と、前記二値化手段から
の信号のエッジを検出するエッジ検出手段と、前記エッ
ジ検出手段からの信号により起動される単安定マルチバ
イブレータと、前記単安定マルチバイブレータの出力信
号の高調波成分を取り除くローパスフィルタとで構成し
ている。
【0013】そして第三の演算手段の後段に接続され周
波数に応じた電圧を発生する周波数―電圧変換手段を有
し、前記周波数―電圧変換手段は、時間的に連続した矩
形波信号周波数より低い周波数に通過信号を最大とする
第一の最大通過周波数を持ち前記第一の最大通過周波数
より高い周波数では周波数に応じて減衰量が増加する第
一のフィルタと、時間的に連続した矩形波信号周波数よ
り高い周波数に通過信号を最大とする第二の最大通過周
波数を持ち前記第二の最大通過周波数より低い周波数で
は周波数に応じて減衰量が増加する第二のフィルタと、
前記第一のフィルタを通過する信号エネルギーに応じた
信号レベルを出力する第一の信号出力手段と、前記第二
のフィルタを通過する信号エネルギーに応じた信号レベ
ルを出力する第二の信号出力手段と、前記第一の信号出
力手段の出力信号と前記第二の信号出力手段の出力信号
の差を出力する減算手段と、前記減算手段の出力信号の
高周波成分を取り除くローパスフィルタという構成でも
ある。
【0014】また、第一または第二のスイッチ手段は、
第一の入力端子と第二の入力端子と出力端子と制御端子
を有し前記制御端子に入力する信号により出力端子が第
一の入力端子と導通するか第二の入力端子と導通するか
が切り替わる電子スイッチと、前記電子スイッチの第一
の入力端子に入力する信号と反転した信号を前記電子ス
イッチの第二の入力端子に出力する反転手段とを有して
いる。
【0015】また、第二の信号発生手段或いは第三の信
号発生手段は、矩形波発生回路と、前記矩形波発生回路
からの信号を入力とし前記矩形波発生回路からの信号の
半分の周波数を有する直交した二つの矩形波信号を発生
するフリップフロップを用いたパルス演算回路とで構成
されている。
【0016】
【本発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、受信
すべき搬送波信号周波数と所定周波数離れた信号を出力
する第一の信号発生手段と、受信信号と前記第一の信号
発生手段からの信号を用いてI1信号とQ1信号の直交
する2つの第一中間周波信号を出力する第一の直交変換
手段と、前記第一中間周波信号の周波数に近い周波数を
出力する第二の信号発生手段と、前記I1信号と前記第
二の信号発生手段からの信号を用いてI2信号とQ2信
号の直交する2つの第二中間周波信号を出力する第二の
直交変換手段と、前記Q1信号と前記第二の信号発生手
段からの信号を位相シフトした信号を用いてI3信号と
Q3信号の直交する2つの第三中間周波信号を出力する
第三の直交変換手段と、前記I2信号と前記Q3信号を
加算或いは減算しI4信号を出力する第一の演算手段
と、前記I3信号と前記Q2信号を減算或いは加算しQ
4信号を出力する第二の演算手段と、前記I4信号及び
Q4信号を用いて直交復調を行う復調手段という構成に
することにより、I1信号及びQ1信号は直流成分を含
まないこととなり、回路のオフセット等の影響を除去で
きる。
【0017】請求項2に記載の発明は、I1信号及びQ
1信号及びI2信号及びQ2信号が飽和するのを防ぐた
めに第一の直交変換手段の前段に利得制御手段を設けた
ことにより、受信信号レベルが大きい場合であってもイ
メージ信号のキャンセル性能が劣化しない。
【0018】請求項3に記載の発明は、I1信号或いは
Q1信号或いはI2信号或いはQ2信号或いはI3信号
或いはQ3信号のレベルを調整する調整手段を設けたこ
とにより、イメージキャンセル能力を高めることとな
り、イメージ信号を確実に取り除くことができる。
【0019】請求項4に記載の発明は、直交復調を行う
復調手段は、第三の信号発生手段と、前記第三の信号発
生手段からの信号によりI3信号をスイッチする第一の
スイッチ手段と、前記第三の信号発生手段からの信号を
位相シフトした信号によりQ3信号をスイッチする第二
のスイッチ手段と、前記第一のスイッチ手段の出力信号
と前記第二のスイッチ手段の出力信号とを加算または減
算する第三の演算手段とを有することにより、位相変化
を周波数変化に変換し直すこととなり、変調指数の低い
受信信号も正確に復調できる。
【0020】請求項5に記載の発明は、第三の演算手段
の後段に接続され周波数に応じた電圧を発生する周波数
―電圧変換手段を有し、前記周波数―電圧変換手段は、
前記第三の演算手段からの信号を二値化する二値化手段
と、前記二値化手段からの信号を遅延させる遅延手段
と、前記二値化手段からの信号と前記遅延手段からの信
号の排他的論理和を出力する排他的論理和手段と、前記
排他的論理和手段の出力信号の高周波成分を取り除くロ
ーパスフィルタとで構成することにより、論理演算回路
主体の回路構成となり、IC化しやすい回路構成を提供
できる。
【0021】請求項6に記載の発明は、第三の演算手段
の後段に接続され周波数に応じた電圧を発生する周波数
―電圧変換手段を有し、前記周波数―電圧変換手段は、
前記第三の演算手段からの信号を二値化する二値化手段
と、前記二値化手段からの信号のエッジを検出するエッ
ジ検出手段と、前記エッジ検出手段からの信号により起
動される単安定マルチバイブレータと、前記単安定マル
チバイブレータの出力信号の高調波成分を取り除くロー
パスフィルタとで構成することにより、パルス巾を広く
できることとなり、IC化がしやすいと同時に復調感度
の高い回路構成を提供できる。
【0022】請求項7に記載の発明は、第三の演算手段
の後段に接続され周波数に応じた電圧を発生する周波数
―電圧変換手段を有し、前記周波数―電圧変換手段は、
時間的に連続した矩形波信号周波数より低い周波数に通
過信号を最大とする第一の最大通過周波数を持ち前記第
一の最大通過周波数より高い周波数では周波数に応じて
減衰量が増加する第一のフィルタと、時間的に連続した
矩形波信号周波数より高い周波数に通過信号を最大とす
る第二の最大通過周波数を持ち前記第二の最大通過周波
数より低い周波数では周波数に応じて減衰量が増加する
第二のフィルタと、前記第一のフィルタを通過する信号
エネルギーに応じた信号レベルを出力する第一の信号出
力手段と、前記第二のフィルタを通過する信号エネルギ
ーに応じた信号レベルを出力する第二の信号出力手段
と、前記第一の信号出力手段の出力信号と前記第二の信
号出力手段の出力信号の差を出力する減算手段と、前記
減算手段の出力信号の高周波成分を取り除くローパスフ
ィルタとで構成することにより、アナログ的な復調とな
り、パルス雑音に強い回路構成を提供できる。
【0023】請求項8に記載の発明は、第一または第二
のスイッチ手段は、電子スイッチと反転手段から構成さ
れ、前記電子スイッチは第一の入力端子と第二の入力端
子と出力端子と制御端子を有し前記制御端子に入力する
信号により出力端子が第一の入力端子と導通するか第二
の入力端子と導通するかが切り替わる構成であり、前記
第二の入力端子には前記第一の入力端子に入力する信号
に対して反転した信号を出力する前記反転手段の出力信
号を入力するように構成することにより、CMOSで構
成できることとなり、IC化に適したスイッチ回路を提
供できる。
【0024】請求項9に記載の発明は、第二の信号発生
手段または第三の信号発生手段は、矩形波発生回路と、
前記矩形波発生回路からの信号を入力とし前記矩形波発
生回路からの信号の半分の周波数を有する直交した二つ
の矩形波信号を発生するフリップフロップを用いたパル
ス演算回路とで構成することにより、正確にお互い直交
する二つの出力をもつローカル信号を発生することがで
きることとなり、性能よく直交信号を発生でき、かつI
C化に適した回路構成を提供できる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1〜8を
参照しながら説明する。
【0026】(実施例1)以下、本発明の実施例を図l
を参照して説明する。lはアンテナ、2は高周波増幅
器、3は第一の直交変換手段、4は第一のバンドパスフ
ィルタ(BPF)、5は第二のバンドパスフィルタ、6
は第二の直交変換手段、7は第三の直交変換手段、8は
第一の演算手段、9は第二の演算手段、10は復調手段
である。11は位相シフト手段、12は第一の信号発生
手段、13は第一の分周手段、14は位相比較手段、1
5は第二の分周手段、16は基準信号発生手段、17は
第二の信号発生手段兼位相シフト手段である。18は復
調出力端子である。
【0027】アンテナ1に誘起した高周波受信信号は高
周波増幅器2で増幅され、第一の直交変換手段3により
I1信号とQ2信号に周波数変換される。第一の信号発
生手段12からの信号を用いて、位相シフト手段11で
直交する二つの信号が作られ、第一の直交変換手段3に
入力するローカル信号となる。式で表すと I1=sin(ω−p)t (1) Q2=cos(ω−p)t (2) ここでω:受信信号の角周波数、p:ローカル信号の角
周波数である。例えば ω−p=2π×(チャンネル間隔の1〜数倍程度の低い周波数) (3) に選ばれる。第一のバンドパスフィルタ4及び第二のバ
ンドパスフィルタ5で上記I1信号及びQ1信号に重畳
している不要な周波数成分や隣接チャンネルを減衰させ
る。第一のバンドパスフィルタ4及び第二のバンドパス
フィルタ5は増幅機能も有している。増幅されたI1信
号及びQ1信号は第二の直交変換手段6及び第三の直交
変換手段7に入力する。第二の直交変換手段6の出力I
2信号及びQ3信号は I2=sin(ω−p)t×sinqt (4) Q2=sin(ω−p)t×cosqt (5) 第三の直交変換手段7の出力I3信号及びQ3信号は I3=cos(ω−p)t×sinqt (6) Q2=cos(ω−p)t×cosqt (7) ここでq:第二のローカル信号の角周波数である。
【0028】第一の演算手段8で上記I2信号とQ3信
号が加算される。よって第一の演算手段8の出力である
I4信号は加法定理により I4=cos(ω−p−q)t (8) 一方第二の演算手段9で上記I3信号とQ2信号が減算
される。よって第二の演算手段9の出力であるQ4信号
は加法定理により Q4=sin(ω−p−q)t (9) となる。ここで|ω−p|=qとなる各周波数qを選
ぶ。ω>0、P>0、q>0であるからω<pのときは
I4信号、Q4信号とも各周波数の絶対値は2qとな
る。角周波数2qとなる角周波数ωがいわゆるイメージ
周波数である。上記イメージ周波数は復調手段10の内
部に設けられたフィルタにより除去させる。
【0029】次にω>pのときはI4信号、Q4信号と
もゼロ周波数となる。従って復調手段はダイレクトコン
バージョン受信方式の直交変換後のI,Q信号を用いて
復調する直交復調手段と同じ構成を用いることができ
る。アンテナに入力する受信信号レベルが大きくなっ
て、I4信号及びQ4信号が飽和しないようにI2信号
を用いて高周波増幅器2のゲインを制御する。高周波増
幅器2は利得制御手段を兼ねているため受信信号レベル
が大きい場合であってもイメージ信号のキャンセル性能
が劣化しない。例えば ω=2π×(429.175MHz) (10) p=ω−2π×(12.5kHz) (11) q=2π×(12.5kHz) (12) に選ばれる。
【0030】次にローカル信号の作成方法について説明
する。基準信号発生手段16は水晶発振器であり、その
信号は第二分周手段15で分周されて位相比較手段14
に入力する。一方第一の信号発生手段12の信号は第一
の分周手段13で分周されて位相比較器14に入力され
る。位相比較器14ではふたつの信号の位相が同じにな
るよう第一の信号発生手段12の発振周波数を制御す
る。第一の分周手段13の分周比を変えることにより第
一の信号発生手段12の発振周波数を可変することがで
きる。第二の分周手段15の途中から信号を取り出し第
二の信号発生手段兼位相シフト手段17に入力する。第
一の信号発生手段12の出力は位相シフト手段11に入
力し直交する二つの第一ローカル信号として第一の直交
変換手段3に加わる。一方第二の分周手段15の25kH
z出力が第二の信号発生手段兼位相シフト手段17に入
力し、第二の信号発生手段兼位相シフト手段17におい
て12.5kHzの直交する二つの第二ローカル信号が作
成される。
【0031】I2信号、Q2信号、I3信号、Q3信号
レベルに差がある場合、イメージ信号が完全にキャンセ
ルされずに妨害信号としてI4信号及びQ4信号にリー
クする。そこで図1には図示していないが、I2信号、
Q2信号、I3信号、Q3信号レベルを調整する調整手
段を設けてイメージ信号のリークを防止する。例えばI
2信号のレベルを調整する上記調整手段は、I2信号ラ
インに挿入された可変抵抗器の抵抗値を調整する構成で
簡単に実現できる。Q2信号、I3信号、Q3信号につ
いても同様な構成で調整手段を構成できる。
【0032】次に直交復調を行う復調手段10の構成に
ついて説明する。図2は復調手段10のブロック図であ
る。図2において21は第一のローパスフィルタ、22
は第二のローパスフィルタ、23は第一のスイッチ手
段、24は第二のスイッチ手段、25は加減算を行う第
三の演算手段、26は第三のバンドパスフィルタ、27
は周波数―電圧変換手段、28は第三の信号発生手段兼
位相シフト手段である。
【0033】第一及び第二のローパスフィルタ21及び
22は隣接チャンネルを除去する目的を備えている。第
三の信号発生手段兼位相シフト手段28では、例えば2
5kHzの直交するふたつの信号が発生する。I4信号は
第一のスイッチ手段23において、第三の信号発生手段
兼位相シフト手段28で発生する信号とかけ算され、Q
4信号は第二のスイッチ手段24において、第三の信号
発生手段兼位相シフト手段28で発生するもう一方の信
号とかけ算される。そして第三の演算手段25で加算さ
れることによりI4信号及びQ4信号のゼロ周波数が2
5kHzの信号に変換される。第三のバンドパスフィルタ
26は、第一のスイッチ手段23及び第二のスイッチ手
段24で発生する25kHzの高認波成分に関係する成分
を除去する。そして周波数に比例した出カ電圧を発生す
る周波数―電圧変換手段27により周波数変調信号を復
調することができる。
【0034】次に図2における周波数―電圧変換手段2
7の構成について説明する。図3は周波数―電圧変換手
段27のブロック図である。同図において、30は入力
端子、31は二値化手段、32は遅延手段、33は排他
的論理和手段、34はローパスフィルタ(LPF)、3
5は出力端子である。入力端子30に入力した信号の周
波数が高くなると排他的論理和手段33の出力パルス間
隔が狭くなり、入力周波数が低くなると排他的論理和手
段33の出力パルス間隔が広くなる。従ってローパスフ
ィルタ34で不要な高調波成分を取り除くと排他的論理
和手段33の出力パルス間隔に応じた電圧変化を取り出
すことができる。復調感度を上げるためには遅延手段3
2の遅延量を大きくすれば良い。
【0035】図4は図2における周波数―電圧変換手段
27の他の構成を示す図である。図4において40は入
力端子、41は二値化手段、42はエッジ検出手段、4
3は単安定マルチバイブレータ、44はローパスフィル
タ、45は出力端子である。単安定マルチバイブレータ
43の出力は、端子40に入力する信号の周波数に応じ
てパルス間隔が狭くなったり広くなったりする。従って
図3の場合と同様ローパスフィルタ44で不要な高調波
成分を取り除くと単安定マルチバイブレータ43の出力
パルス間隔に応じた電圧変化を取り出すことができる。
図4の構成の利点は遅延手段32での遅延量を大きくと
る必要がないという点である。そして復調感度は単安定
マルチバイブレータの出力パルス巾をを適当に選べば復
調感度を最適に設定できる。
【0036】図5に周波数―電圧変換手段27の他の実
施例の構成を示す。図5において50は入力端子、51
は20kHz付近に中心周波数を有するバンドパスフィル
タで構成された第一のフィルタ、52は30kHz付近に
中心周波数を有するバンドパスフィルタで構成された第
二のフィルタ、53はダイオードで構成された整流回路
からなる第一の信号出力手段、54はダイオードで構成
された整流回路からなる第二の信号出力手段、55減算
手段、56はローパスフィルタである。
【0037】図6は図5の回路の動作を説明するための
周波数に対する出力レベル特性を示す特性図である。図
6(A)における特性1は第一のフィルタ51の振幅出
力特性、特性2は第二のフィルタ52の振幅出力特性で
ある。図6(B)は減算手段55の振幅出力特性であ
る。図6(B)の特性より入力端子50に入力する信号
の周波数変化を電圧変化として取り出すことができる。
ローパスフィルタ56は25kHz付近及びその高調波を
取り除くためのフィルタである。
【0038】次に図7は図2の第一のスイッチ手段23
或いは第二のスイッチ手段24に適用できるスイッチ手
段の構成を示す。またこのスイッチ手段は図1の第二直
交変換手段6或いは第三直交変換手段7に適用すること
も可能である。図7において、70は入力端子、71は
反転手段、72は電子スイッチ、73はローカル信号が
入力する入力端子、74は出力端子である。電子スイッ
チ72は入力端子73に入力するローカル信号の位相が
正か負かで出力端子と入力端子の接続が切り替わる。こ
のような電子スイッチ72はアナログスイッチとしてC
MOSで簡単に構成できるし、バイポーラトランジスタ
でも簡単に構成できる。
【0039】図8は第二の信号発生手段兼位相シフト手
段17或いは第三の信号発生手段兼位相シフト手段28
の構成を示す。80はクロック信号が入力する入力端
子、81、82はD−フリップフロップであり、それぞ
れ1/2分周器を構成している。83は排他的論理和手
段、84、85は出力端子であり、お互い直交する信号
が出力する。矩形波発生回路はフリップフロップ81で
構成され、パルス演算回路はフリップフロップ82及び
排他的論理和手段83で構成されている。図8の構成を
用いれば簡単にかつ正確な直交するローカル信号を得る
ことができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、受信すべ
き搬送波信号周波数と所定周波数離れた信号を出力する
第一の信号発生手段と、受信信号と前記第一の信号発生
手段からの信号を用いてI1信号とQ1信号の直交する
2つの第一中間周波信号を出力する第一の直交変換手段
と、前記第一中間周波信号の周波数に近い周波数を出力
する第二の信号発生手段と、前記I1信号と前記第二の
信号発生手段からの信号を用いてI2信号とQ2信号の
直交する2つの第二中間周波信号を出力する第二の直交
変換手段と、前記Q1信号と前記第二の信号発生手段か
らの信号を位相シフトした信号を用いてI3信号とQ3
信号の直交する2つの第三中間周波信号を出力する第三
の直交変換手段と、前記I2信号と前記Q3信号を加算
或いは減算しI4信号を出力する第一の演算手段と、前
記I3信号と前記Q2信号を減算或いは加算しQ4信号
を出力する第二の演算手段と、前記I4信号及びQ4信
号を用いて直交復調を行う復調手段とで構成されている
ため、I1信号及びQ1信号は直流成分を含まないた
め、回路のオフセット等の影響を除去できる。
【0041】さらにI1信号及びQ1信号周波数として
チャンネルスペースの数倍程度の低い周波数に選ぶこと
ができるため簡単なフィルタで隣接チャンネルをある程
度減衰させることができる。そして隣接チャンネルが減
衰した分受信信号を増幅することができるため、第二の
直交変換手段及び第三の直交変換手段の回路オフセット
により発生する直流成分の影響を小さくできる。また受
信信号と第一ローカル信号の周波数が異なるため、受信
信号レベルが大きい場合でもローカル信号のC/N劣化
が起こらない。
【0042】また、I1信号及びQ1信号及びI2信号
及びQ2信号が飽和するのを防ぐために第一の直交変換
手段の前段に利得制御手段を設けているため、受信信号
レベルが大きい場合であってもイメージ信号のキャンセ
ル性能が劣化しない。
【0043】また、I1信号或いはQ1信号或いはI2
信号或いはQ2信号或いはI3信号或いはQ3信号のレ
ベルを調整する調整手段を設けているため、イメージ信
号を確実に取り除くことができる。
【0044】また、直交復調を行う復調手段は、第三の
信号発生手段と、前記第三の信号発生手段からの信号に
よりI3信号をスイッチする第一のスイッチ手段と、前
記第三の信号発生手段からの信号を位相シフトした信号
によりQ3信号をスイッチする第二のスイッチ手段と、
前記第一のスイッチ手段の出力信号と前記第二のスイッ
チ手段の出力信号とを加算または減算する第三の演算手
段とを有する構成のため、変調指数の低い受信信号も正
確に復調できる。
【0045】また、第三の演算手段の後段に接続され周
波数に応じた電圧を発生する周波数―電圧変換手段を有
し、前記周波数―電圧変換手段は、第三の演算手段から
の信号を二値化する二値化手段と、前記二値化手段から
の信号を遅延させる遅延手段と、前記二値化手段からの
信号と前記遅延手段からの信号の排他的論理和を出力す
る排他的論理和手段と、前記排他的論理和手段の出力信
号の高周波成分を取り除くローパスフィルタとで構成さ
れているため、IC化しやすい回路構成を提供できる。
【0046】また、第三の演算手段の後段に接続され周
波数に応じた電圧を発生する周波数―電圧変換手段を有
し、前記周波数―電圧変換手段は、第三の演算手段から
の信号を二値化する二値化手段と、前記二値化手段から
の信号のエッジを検出するエッジ検出手段と、前記エッ
ジ検出手段からの信号により起動される単安定マルチバ
イブレータと、前記単安定マルチバイブレータの出力信
号の高調波成分を取り除くローパスフィルタとで構成さ
れているため、IC化がしやすいと同時に復調感度の高
い回路構成を提供できる。
【0047】また第三の演算手段の後段に接続され周波
数に応じた電圧を発生する周波数―電圧変換手段を有
し、前記周波数―電圧変換手段は、時間的に連続した矩
形波信号周波数より低い周波数に通過信号を最大とする
第一の最大通過周波数を持ち前記第一の最大通過周波数
より高い周波数では周波数に応じて減衰量が増加する第
一のフィルタと、時間的に連続した矩形波信号周波数よ
り高い周波数に通過信号を最大とする第二の最大通過周
波数を持ち前記第二の最大通過周波数より低い周波数で
は周波数に応じて減衰量が増加する第二のフィルタと、
前記第一のフィルタを通過する信号エネルギーに応じた
信号レベルを出力する第一の信号出力手段と、前記第二
のフィルタを通過する信号エネルギーに応じた信号レベ
ルを出力する第二の信号出力手段と、前記第一の信号出
力手段の出力信号と前記第二の信号出力手段の出力信号
の差を出力する減算手段と、前記減算手段の出力信号の
高周波成分を取り除くローパスフィルタとで構成されて
いるため、パルス雑音に強い回路構成を提供できる。
【0048】また、第一または第二のスイッチ手段は、
第一の入力端子と第二の入力端子と出力端子と制御端子
を有し前記制御端子に入力する信号により出力端子が第
一の入力端子と導通するか第二の入力端子と導通するか
が切り替わる電子スイッチと、前記電子スイッチの第一
の入力端子に入力する信号と反転した信号を前記電子ス
イッチの第二の入力端子に出力する反転手段とを有して
いるため、簡単な構成でかつIC化に適したスイッチ回
路を提供できる。
【0049】また、第二の信号発生手段或いは第三の信
号発生手段は、矩形波発生回路と、前記矩形波発生回路
からの信号を入力とし前記矩形波発生回路からの信号の
半分の周波数を有する直交した二つの矩形波信号を発生
するフリップフロップを用いたパルス演算回路とで構成
されているため、正確にお互い直交する二つの出力をも
つローカル信号を発生することができ、かつIC化に適
した回路構成を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の受信装置のブロック図
【図2】同発明における復調手段のブロック図
【図3】同発明における周波数―電圧変換手段のブロッ
ク図
【図4】同発明における周波数―電圧変換手段の他の構
成を示すブロック図
【図5】同発明における周波数―電圧変換手段の他の構
成を示すブロック図
【図6】(A)同発明における周波数―電圧変換手段の
フィルタの振幅出力特性を説明する特性図 (B)同発明における周波数―電圧変換手段の減算手段
の振幅出力特性を説明する特性図
【図7】同発明におけるスイッチ手段のブロック図
【図8】同発明における信号発生手段のブロック図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 高周波増幅器 3 第一の直交変換手段 4 第一のBPF 5 第二のBPF 6 第二の直交変換手段 7 第三の直交変換手段 8 第一の演算手段 9 第二の演算手段 10 復調手段 11 位相シフト手段 12 第一の信号発生手段 13 第一の分周手段 14 位相比較手段 15 第二の分周手段 16 基準信号発生手段 17 第二の信号発生手段兼位相シフト手段 21 第一のLPF 22 第二のLPF 23 第一のスイッチ手段 24 第二のスイッチ手段 25 第三の演算手段 26 第三のBPF 27 周波数―電圧変換手段 28 第三の信号発生手段兼位相シフト手段 31 二値化手段 32 遅延手段 33 排他的論理和手段 34 LPF(ローパスフィルタ) 41 二値化手段 42 エッジ手段 43 単安定マルチバイブレータ 44 LPF(ローパスフィルタ) 51 第一のフィルタ 52 第二のフィルタ 53 第一の信号出力手段 54 第二の信号出力手段 55 減算手段 56 LPF(ローパスフィルタ) 71 反転手段 72 電子スイッチ 81 第一のフリップフロップ 82 第二のフリップフロップ 83 排他的論理和手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信すべき搬送波信号周波数と所定周波数
    離れた信号を出力する第一の信号発生手段と、受信信号
    と前記第一の信号発生手段からの信号を用いてI1信号
    とQ1信号の直交する2つの第一中間周波信号を出力す
    る第一の直交変換手段と、前記第一中間周波信号の周波
    数に近い周波数を出力する第二の信号発生手段と、前記
    I1信号と前記第二の信号発生手段からの信号を用いて
    I2信号とQ2信号の直交する2つの第二中間周波信号
    を出力する第二の直交変換手段と、前記Q1信号と前記
    第二の信号発生手段からの信号を位相シフトした信号を
    用いてI3信号とQ3信号の直交する2つの第三中間周
    波信号を出力する第三の直交変換手段と、前記I2信号
    と前記Q3信号を加算或いは減算しI4信号を出力する
    第一の演算手段と、前記I3信号と前記Q2信号を減算
    或いは加算しQ4信号を出力する第二の演算手段と、前
    記I4信号及びQ4信号を用いて直交復調を行う復調手
    段とで構成された受信装置。
  2. 【請求項2】I1信号及びQ1信号及びI2信号及びQ
    2信号が飽和するのを防ぐために第一の直交変換手段の
    前段に利得制御手段を設けた請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】I1信号或いはQ1信号或いはI2信号或
    いはQ2信号或いはI3信号或いはQ3信号のレベルを
    調整する調整手段を設けたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の受信装置。
  4. 【請求項4】直交復調を行う復調手段は、第三の信号発
    生手段と、前記第三の信号発生手段からの信号によりI
    3信号をスイッチする第一のスイッチ手段と、前記第三
    の信号発生手段からの信号を位相シフトした信号により
    Q3信号をスイッチする第二のスイッチ手段と、前記第
    一のスイッチ手段の出力信号と前記第二のスイッチ手段
    の出力信号とを加算または減算する第三の演算手段とを
    有する請求項1、2または3記載の受信装置。
  5. 【請求項5】第三の演算手段の後段に接続され周波数に
    応じた電圧を発生する周波数―電圧変換手段を有し、前
    記周波数―電圧変換手段は、前記第三の演算手段からの
    信号を二値化する二値化手段と、前記二値化手段からの
    信号を遅延させる遅延手段と、前記二値化手段からの信
    号と前記遅延手段からの信号の排他的論理和を出力する
    排他的論理和手段と、前記排他的論理和手段の出力信号
    の高周波成分を取り除くローパスフィルタとで構成され
    た請求項4記載の受信装置。
  6. 【請求項6】第三の演算手段の後段に接続され周波数に
    応じた電圧を発生する周波数―電圧変換手段を有し、前
    記周波数―電圧変換手段は、前記第三の演算手段からの
    信号を二値化する二値化手段と、前記二値化手段からの
    信号のエッジを検出するエッジ検出手段と、前記エッジ
    検出手段からの信号により起動される単安定マルチバイ
    ブレータと、前記単安定マルチバイブレータの出力信号
    の高調波成分を取り除くローパスフィルタとで構成され
    た請求項4記載の受信装置。
  7. 【請求項7】第三の演算手段の後段に接続され周波数に
    応じた電圧を発生する周波数―電圧変換手段を有し、前
    記周波数―電圧変換手段は、時間的に連続した矩形波信
    号周波数より低い周波数に通過信号を最大とする第一の
    最大通過周波数を持ち前記第一の最大通過周波数より高
    い周波数では周波数に応じて減衰量が増加する第一のフ
    ィルタと、時間的に連続した矩形波信号周波数より高い
    周波数に通過信号を最大とする第二の最大通過周波数を
    持ち前記第二の最大通過周波数より低い周波数では周波
    数に応じて減衰量が増加する第二のフィルタと、前記第
    一のフィルタを通過する信号エネルギーに応じた信号レ
    ベルを出力する第一の信号出力手段と、前記第二のフィ
    ルタを通過する信号エネルギーに応じた信号レベルを出
    力する第二の信号出力手段と、前記第一の信号出力手段
    の出力信号と前記第二の信号出力手段の出力信号の差を
    出力する減算手段と、前記減算手段の出力信号の高周波
    成分を取り除くローパスフィルタとで構成された請求項
    4記載の受信装置。
  8. 【請求項8】第一または第二のスイッチ手段は、電子ス
    イッチと反転手段から構成され、前記電子スイッチは第
    一の入力端子と第二の入力端子と出力端子と制御端子を
    有し前記制御端子に入力する信号により出力端子が第一
    の入力端子と導通するか第二の入力端子と導通するかが
    切り替わる構成であり、前記第二の入力端子には前記第
    一の入力端子に入力する信号に対して反転した信号を出
    力する前記反転手段の出力信号を入力するように構成し
    た請求項4〜7のいずれか1項記載の受信装置。
  9. 【請求項9】第二の信号発生手段または第三の信号発生
    手段は、矩形波発生回路と、前記矩形波発生回路からの
    信号を入力とし前記矩形波発生回路からの信号の半分の
    周波数を有する直交した二つの矩形波信号を発生するフ
    リップフロップを用いたパルス演算回路とで構成された
    請求項4〜8のいずれか1項記載の受信装置。
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JPWO2008114421A1 (ja) * 2007-03-20 2010-07-01 パイオニア株式会社 物性状態検出装置および物性状態検出方法
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