JP2001292044A - Agc制御回路 - Google Patents

Agc制御回路

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JP2001292044A JP2000103204A JP2000103204A JP2001292044A JP 2001292044 A JP2001292044 A JP 2001292044A JP 2000103204 A JP2000103204 A JP 2000103204A JP 2000103204 A JP2000103204 A JP 2000103204A JP 2001292044 A JP2001292044 A JP 2001292044A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単側波帯通信方式の復調において、増幅器の
制御を容易かつ精度よく行うと共に、回路規模を低減で
きるデジタル信号処理を用いたAGC制御回路を提供す
る。 【解決手段】 A/D変換器2にてデジタル変換された
入力信号は、DSP8に入力され、デジタル信号処理が
行われる。DSP8内の対数変換手段6で入力信号の値
を判定し、判定結果に基づいたオフセット値を入力信号
の値に加算し、対数変換を行うことにより、対数変換さ
れたAGC制御電圧を得ることができ、増幅器の制御を
容易にかつ精度よく行うことができる。また、対数変換
手段6の構成を容易にできるため、AGC制御回路の回
路規模の低減を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単側波帯通信方式
の復調におけるディジタル信号処理を用いたAGC制御
回路に係り、特に回路規模の縮小が可能なAGC制御回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】単側波帯通信方式の無線通信では、受信
した変調周波数に応じた増幅器の利得を調整するため
に、受信機にAGC(Automatic Gain Control)制御回
路が設けられている。
【0003】図4は、従来のAGC制御回路の構成図で
ある。従来のAGC制御回路は、直線増幅器11と、帯
域制限フィルタ12と、検波処理回路13と、低域通過
フィルタ14及び復調処理回路15とで構成されてい
る。図4のAGC制御回路を構成する各回路は、アナロ
グ信号を取り扱うものである。
【0004】従来のAGC制御回路の動作について、図
4を用いて説明する。中間周波増幅部(図4では図示せ
ず)において増幅された単側波帯変調波信号(以下、入
力信号という)は、直線増幅器11に入力され、所定の
値にまで増幅された後、帯域制限フィルタ12に入力さ
れ、所定の周波数帯域に制限される。直線増幅器11に
入力される時点では既に入力信号は周波数帯域の制限が
行われているが、帯域制限フィルタ12ではより収束さ
れた周波数帯域の制限が行われる。
【0005】帯域制限フィルタ12において、所定の周
波数帯域に制限された入力信号はそれぞれ、検波処理回
路13及び復調処理回路15に入力される。復調処理回
路15に入力された入力信号は、復調処理が行われ、復
調出力信号が出力される。
【0006】検波処理回路13に入力された入力信号
は、包絡線検波処理が行われ、低域通過フィルタ14に
おいて包絡線が再生され、直流成分が抽出される。低域
通過フィルタ14において抽出された入力信号の直流成
分は、AGC制御電圧として直線増幅器11に入力さ
れ、直線増幅器11の増幅制御が行われる。
【0007】図4に示される通り、従来のAGC制御回
路は、全てアナログ回路を用いた構成であった。図5
は、直線増幅器の増幅度及びAGC制御電圧の理想の特
性を表した図である。AGC制御回路に用いられる直線
増幅器は、図5に示すように増幅度(単位dB)とAG
C制御電圧(単位V)とが比例関係となる特性であるこ
とが望ましい。このような直線増幅器には、AGC制御
電圧を対数変換した値を入力することが制御上最適であ
るが、アナログ回路のみを用いて対数変換を行うことは
容易ではない。またアナログ回路では、精度の誤差、経
過年月による回路の劣化等により、回路の出力値の信頼
性が維持できないという問題がある。
【0008】このような問題を解決するため、入力信号
をデジタル変換し、デジタル信号処理によって対数変換
したAGC制御電圧を出力するAGC制御回路が提案さ
れている。このようなAGC制御回路の一例として、平
成6年12月22日公開の特開平6−350364号
「自動利得制御回路」(出願人:沖電気工業株式会社、
発明者:直井利道他)がある。
【0009】この従来技術は、増幅器において増幅され
たアナログ入力信号の平均レベルを計算してデジタル変
換させ、対数変換した平均レベル値と基準レベル値との
差を積分することによりAGC制御電圧値を求め、アナ
ログ変換したAGC制御電圧値を増幅器の制御に用いる
AGC制御回路であり、アナログ入力信号の急激な変動
にも対応できるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のAGC制御回路では、基準レベル値又は積分計算の
ための係数をあらかじめ回路内で設定する必要があり、
また積分計算処理部分の回路が複雑となるため、AGC
制御回路全体の規模が増大し、開発費用が増大するとい
う問題点があった。
【0011】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、増幅器の制御を容易に精度よく行い、かつ回路規模
を縮小できるAGC制御回路を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、AGC制御回路において、アナ
ログ信号の中間周波信号を入力されるAGC制御電圧に
基づいて増幅する増幅器と、増幅器で増幅された中間周
波信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変
換器と、アナログ/デジタル変換器で変換された中間周
波信号を帯域制限する帯域制限フィルタと、帯域制限フ
ィルタの出力結果に対して自乗処理を行う自乗処理手段
と、自乗処理手段の出力結果を基に包絡線データを出力
する低域通過フィルタと、低域通過フィルタから出力さ
れた包絡線データの値を判別し、判別結果に応じた対数
変換処理を行い、対数変換処理の結果を出力する対数変
換手段と、対数変換手段の出力結果をアナログ信号に変
換し、AGC制御電圧として増幅器に出力するデジタル
/アナログ変換器とを設けたものであり、増幅器の制御
を容易にかつ精度よく行うことができる。
【0013】また、本発明のAGC制御回路において、
対数変換手段は、包絡線データの値を判定する入力値判
定手段と、入力値判定手段において包絡線データの値が
規定値以下と判定された場合、包絡線データの値に対し
て第1のオフセット値を加算し、包絡線データの値が規
定値より大きいと判定された場合、包絡線データの値を
既定値で除算し、当該除算結果に第2のオフセット値を
加算し、各々の場合の演算結果に対して対数変換処理を
行い、第3のオフセット値を対数変換処理結果に加算す
る対数変換処理手段と、対数処理手段の出力結果をデジ
タル/アナログ変換器に出力する帰還信号出力手段とを
有するものであり、AGC制御回路の規模を縮小するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。
【0015】本発明の実施の形態に係るAGC制御回路
は、アナログ信号の中間周波信号を入力されるAGC制
御電圧に基づいて増幅する増幅器と、増幅器で増幅され
た中間周波信号をデジタル信号に変換するアナログ/デ
ジタル変換器と、アナログ/デジタル変換器で変換され
た中間周波信号を帯域制限する帯域制限フィルタと、帯
域制限フィルタの出力結果に対して自乗処理を行う自乗
処理手段と、自乗処理手段の出力結果を基に包絡線デー
タを出力する低域通過フィルタと、低域通過フィルタか
ら出力された包絡線データの値を判別し、判別結果に応
じた対数変換処理を行い、対数変換処理の結果を出力す
る対数変換手段と、対数変換手段の出力結果をアナログ
信号に変換し、AGC制御電圧として増幅器に出力する
デジタル/アナログ変換器を設けたものであり、これに
より増幅器の制御を容易にかつ精度よく行うことができ
る。
【0016】また、本発明のAGC制御回路において、
対数変換手段は、包絡線データの値を判定する入力値判
定手段と、入力値判定手段において包絡線データの値が
規定値以下と判定された場合、包絡線データの値に対し
て第1のオフセット値を加算し、包絡線データの値が規
定値より大きいと判定された場合、包絡線データの値を
既定値で除算し、当該除算結果に第2のオフセット値を
加算し、各々の場合の演算結果に対して対数変換処理を
行い、第3のオフセット値を対数変換処理結果に加算す
る対数変換処理手段と、対数処理手段の出力結果をデジ
タル/アナログ変換器に出力する帰還信号出力手段とを
有するものであり、これによりAGC制御回路の規模を
縮小することができる。
【0017】尚、請求項におけるに入力値判定手段は図
1の入力値判定部21に相当し、対数変換処理手段は対
数変換処理部22に、帰還信号出力手段は帰還信号出力
処理部23にそれぞれ相当する。
【0018】本発明の実施の形態のAGC制御回路の構
成について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の
実施の形態に係るAGC制御回路の構成ブロック図であ
る。本発明の実施の形態に係るAGC制御回路は、直線
増幅器1と、アナログ/デジタル(以下A/Dと略す
る)変換器2と、帯域制限フィルタ3と、自乗処理手段
4と、低域通過フィルタ5と、対数変換手段6と、復調
処理手段7と、デジタル/アナログ(以下D/Aと略す
る)変換器9、10とで構成される。
【0019】ここで、帯域制限フィルタ3と、自乗処理
手段4と、低域通過フィルタ5と、対数変換手段6と、
復調処理手段7は、DSP(デジタル信号処理用プロセ
ッサ:Digital Signal Processor)8に集積されてい
る。
【0020】本発明のAGC制御回路では、直線増幅器
1と帯域制限フィルタ3との間にA/D変換器2を、検
波処理手段に変えて自乗処理手段4を、低域通過フィル
タ5の出力先に対数変換手段6とD/A変換器9を、復
調処理手段7の出力先にD/A変換器10を設けた点に
おいて従来のAGC制御回路と構成が異なっている。
【0021】さらに、対数変換手段6の構成について、
図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態に
係るAGC制御回路の対数変換手段6の構成ブロック図
である。対数変換手段6は、入力値判定部21と、対数
変換部22と、帰還信号出力部23とで構成される。こ
こで、入力値判定部21には入力値の判定のための規定
値が、対数変換処理部22には対数変換処理のための第
1、第2及び第3のオフセット値、除算既定値が記憶さ
れている。
【0022】次に、本発明のAGC制御回路の動作につ
いて図を用いて説明する。中間周波増幅部(図1では図
示せず)より出力されたアナログ信号の単側波帯変調波
信号(以下、入力信号という)は、直線増幅器1に入力
され、入力信号に比例して所定の値にまで増幅される。
直線増幅器1で増幅された入力信号は、A/D変換器2
に入力されるとデジタル信号に変換される。デジタル信
号に変換された入力信号は、以後DSP8に入力され、
デジタル信号処理が行われる。
【0023】DSP8に入力された入力信号は、まず帯
域制限フィルタ3で所定の周波数帯域に制限される。直
線増幅器1に入力される時点では既に入力信号は周波数
帯域の制限が行われているが、帯域制限フィルタ3では
より収束された周波数帯域の制限が行われる。帯域制限
フィルタ3で帯域制限された入力信号はそれぞれ、自乗
処理手段4及び復調処理回路7に入力される。自乗処理
手段4に入力された入力信号はAGC制御電圧の算出
に、復調処理回路7に入力された入力信号は、復調出力
の抽出にそれぞれ用いられる。
【0024】帯域制限フィルタ3で帯域制限された入力
信号は、自乗処理手段4に入力されると、自乗処理によ
る検波が行われる。入力信号はさらに低域通過フィルタ
5に入力されると、高周波成分が除去され、入力信号の
包絡線が抽出される。低域通過フィルタ5で抽出された
入力信号の包絡線データは、対数変換手段6に入力され
る。対数変換手段6では、条件別に包絡線データの対数
変換が行われる。
【0025】図3は、対数変換手段6における対数変換
処理のワークフロー図である。以下、図3を用いて、対
数変換手段6における対数変換処理について説明する。
なお、本発明のAGC制御回路では、入力値としてDS
P8は16ビットの、D/A変換器9は8ビットのデジ
タルデータを扱うものとする。低域通過フィルタ5から
出力された包絡線データは、対数変換手段6の入力値判
定部21に入力され、包絡線データ値(以下、入力値と
いう)の判定が行われる(ステップS1)。
【0026】上述した通り、DSP8内では16ビット
のデジタルデータを扱うため、D/A変換器9でアナロ
グ変換を行わせるためには、対数変換手段6からの出力
データを8ビット値に換算する必要がある。これらの点
を考慮すると、入力値をXとした場合、対数変換値の出
力式は下式で表される。 127・(1/log10255)・log10X (1) (1)式を用いて対数変換を行うにあたって、入力値X
のダイナミックレンジを広くとるため、対数変換部22
は入力値Xにオフセット値を加算してから対数変換を行
う。
【0027】入力値判定部21では、入力値の判定の規
定値として511を設定しており、この規定値と入力値
との比較結果を対数変換部22に出力する。入力値判定
部21において入力値Xが511以下と判定された場
合、対数変換部22は第1のオフセット値として0を加
算、すなわち入力値Xをそのまま用いる(ステップS
2)。同様に入力値Xが512以上と判定された場合、
対数変換部22は入力値Xを除算既定値である256で
除算し(ステップS3)、さらに第2のオフセット値と
して128を加算する(ステップS4)。
【0028】ステップ2又はステップS4における入力
値Xに対するオフセット値の加算処理が行われると、対
数変換部22は(1)式を用いて対数変換を行い(ステ
ップS5)、ステップS5における対数変換の結果に第
3のオフセット値として128を加算し(ステップS
6)、帰還信号出力部23より対数変換部22の処理結
果を出力する。
【0029】上述した対数変換処理を行うことにより、
入力値のダイナミックレンジが広くとれるため、本発明
のAGC制御回路では、アナログ入力信号の急激な変動
にも対応したAGC制御電圧を提供できる。
【0030】また、対数変換処理を行うにあたって、あ
らかじめ各々の入力値に対応した対数変換値を格納した
テーブルを用意し、入力値が入力された時点で対応した
対数変換値をテーブルから検索するような仕様にするこ
とは、実際に対数変換計算を行う場合と比較して処理時
間を低減でき、また演算回路規模を縮小できるため、実
用的である。
【0031】この仕様において、入力値を16ビットデ
ータとして直接取り扱う場合、対数変換値のテーブルは
65536個必要となるが、上述した対数変換処理によ
れば512個で済む結果となり、必要となるテーブルの
数を大幅に削減できる。対数変換手段6において、対数
変換値を格納したテーブルを参照する場合、テーブルと
して対数変換値をあらかじめ格納したDSP8のメモリ
領域を用いることが好適である。
【0032】本発明のAGC制御回路において、入力値
判定部21に記憶されている入力値判定のための規定
値、対数変換処理部22に記憶されている各オフセット
値及び除算既定値は、入力信号の強度又は対数変換処理
方法の変更等により、数値を変更してもよい。また、こ
れらの各パラメータは、DSP8のメモリ領域に記憶し
てもよい。
【0033】対数変換手段6の帰還信号出力部23から
出力された対数変換後の入力信号は、D/A変換器9に
入力され、アナログ信号に変換される。D/A変換器9
でアナログ変換された入力信号は、直流成分として直線
増幅器1に入力され、AGC制御電圧として直線増幅器
1の制御に用いられる。
【0034】一方、帯域制限フィルタ3で帯域制限され
た入力信号は、復調処理回路7において復調処理が行わ
れ、復調データとしてD/A変換器10に入力される。
復調データはD/A変換器10においてアナログ変換さ
れ、復調出力として他の処理系に出力される。
【0035】本発明のAGC制御回路において、入力信
号のデジタル信号処理が行われるDSP8は、DSPだ
けでなく例えばFPGA(Field Programmable Gate Ar
ray)やASIC(Application Specific Integrated C
ircuit)、他のゲートアレイや汎用ロジック用ICなど
を用いてもよい。
【0036】また、本発明に用いるフィルタとして、ヒ
ルベルトフィルタ、バタワースフィルタなどの各種フィ
ルタを用途、条件を考慮して選んで用いてもよい。
【0037】上述したように、本発明の実施の形態のA
GC制御回路によれば、対数変換したAGC制御電圧を
直線増幅器1の制御に用いることにより、入力信号の急
激な変動にも対応して直線増幅器1を制御できる効果が
ある。
【0038】また、対数変換を行う部分をデジタル信号
処理回路としたことにより、容易にかつ精度よくAGC
制御電圧の対数変換を行える効果がある。AGC制御回
路の機器の構成、仕様によっては、ソフトウェア処理等
によりDSPのハードウェアの共用、例えば他の対数変
換処理方法への移行も可能である。
【0039】特に本発明の実施の形態では、対数変換処
理方法が簡単であり複雑な演算回路を必要としないた
め、対数変換手段6の回路規模を低減でき、ひいてはA
GC制御回路全体の規模を低減できる効果がある。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、対数変換をデジタル信
号処理回路によって行うことにより、AGC制御電圧の
対数変換を容易にかつ精度よく行える効果がある。ま
た、本発明によれば、対数変換手段が、入力信号の値を
判定する入力判定手段と、入力判定手段の判定に基づい
て入力値にオフセット値を加算して対数変換を行う対数
変換処理手段と、対数変換処理手段の処理結果を出力す
る帰還信号出力手段とを備えることにより、対数変換手
段の回路の規模を縮小でき、ひいてはAGC制御回路全
体の規模を縮小できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るAGC制御回路の構
成ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るAGC制御回路の対
数変換手段の構成ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る対数変換手段におけ
る対数変換処理のワークフロー図である。
【図4】従来のAGC制御回路のブロック構成図であ
る。
【図5】直線増幅器の増幅度とAGC制御電圧の関係を
示したグラフである。
【符号の説明】
1、11…直線増幅器、 2…アナログ/デジタル変換
器、 3、12…帯域制限フィルタ、 4…自乗処理手
段、 5、14…低域通過フィルタ、 6…対数変換手
段、 7、15…復調処理回路、 8…デジタル信号処
理用プロセッサ、 9、10…デジタル/アナログ変換
器、 13…検波処理手段、 21…入力値判定部、
22…対数変換処理部、 23…帰還信号出力部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号の中間周波信号を入力され
    るAGC制御電圧に基づいて増幅する増幅器と、 前記増幅器で増幅された中間周波信号をデジタル信号に
    変換するアナログ/デジタル変換器と、 前記アナログ/デジタル変換器で変換された中間周波信
    号を帯域制限する帯域制限フィルタと、 前記帯域制限フィルタの出力結果に対して自乗処理を行
    う自乗処理手段と、 前記自乗処理手段の出力結果を基に包絡線データを出力
    する低域通過フィルタと、 前記低域通過フィルタから出力された包絡線データの値
    を判別し、判別結果に応じた対数変換処理を行い、対数
    変換処理の結果を出力する対数変換手段と、 前記対数変換手段の出力結果をアナログ信号に変換し、
    前記AGC制御電圧として前記増幅器に出力するデジタ
    ル/アナログ変換器とを設けたことを特徴とするAGC
    制御回路。
  2. 【請求項2】 対数変換手段は、包絡線データの値を判
    定する入力値判定手段と、 前記入力値判定手段において前記包絡線データの値が規
    定値以下と判定された場合、前記包絡線データの値に対
    して第1のオフセット値を加算し、 前記包絡線データの値が規定値より大きいと判定された
    場合、前記包絡線データの値を既定値で除算し、当該除
    算結果に第2のオフセット値を加算し、 前記各々の場合の演算結果に対して対数変換処理を行
    い、第3のオフセット値を対数変換処理結果に加算する
    対数変換処理手段と、 前記対数処理手段の出力結果をデジタル/アナログ変換
    器に出力する帰還信号出力手段とを有することを特徴と
    する請求項1に記載のAGC制御回路。
  3. 【請求項3】 帯域制限フィルタと、自乗処理手段と、
    低域通過フィルタと、対数変換手段は、デジタル信号処
    理用プロセッサを用いることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載のAGC制御回路。
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