JP2001290583A - 座標入力/検出装置及び電子黒板システム - Google Patents

座標入力/検出装置及び電子黒板システム

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JP2001290583A
JP2001290583A JP2000103744A JP2000103744A JP2001290583A JP 2001290583 A JP2001290583 A JP 2001290583A JP 2000103744 A JP2000103744 A JP 2000103744A JP 2000103744 A JP2000103744 A JP 2000103744A JP 2001290583 A JP2001290583 A JP 2001290583A
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Makoto Tanaka
田中  誠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座標入力/検出領域における指示手段による
実際の描画動作とその描画座標位置の検出動作との間に
生じる空間的なずれを減少させることができる座標入力
/検出装置を提供する。 【解決手段】 投光手段29から再帰性反射部材28に
向けて投光される光Hの投光方向下流側における検知面
2aからの距離を投光方向上流側における検知面2aか
らの距離よりも短くすることにより、座標入力/検出領
域3aに対応させて配設される検知面2aと投光手段2
9から投光される光Hとが投光方向下流側に行くほど近
接することになる。これにより、座標入力/検出領域3
aにおける指示手段による実際の描画動作(文字の筆記
等)とその描画座標位置の検出動作との間に生じる空間
的なずれを減少させることができ、描画する人の意図し
た描画画像に対して例えば表示装置2を通じて再現され
る描画画像上に生じる尾引き等の不具合を減少させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の入力や選択
をするためにペン等の指示部材や指等の指示手段によっ
て指示された座標位置を光学的に検出する座標入力/検
出装置、およびこの座標入力/検出装置を主体に構成さ
れる電子黒板システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ホワイトボードや書き込みシ
ート等の書き込み面に筆記用具を用いて書き込んだ手書
きの情報を、専用のスキャナで読み取り、専用のプリン
タで記録紙に出力することが可能な電子黒板装置が知ら
れている。これに対し、近年にあっては、電子黒板装置
の書き込み面に座標入力/検出装置を配置して、書き込
み面に手書きで書き込んだ情報をリアルタイムでパーソ
ナルコンピュータ等のコンピュータに入力することを可
能にした電子黒板システムも提供されている。
【0003】例えば、マイクロフィールド・グラフィッ
クス社製(Microfield Graphics,Inc.)のソフトボード
は、ホワイトボード上に座標入力/検出装置を配設して
構成され、ホワイトボード上に書かれた文字や絵等のビ
ジュアルデータをコンピュータにリアルタイムで取り込
むことを可能にした装置である。このソフトボードを用
いて構成された電子黒板システムでは、ソフトボードで
取り込んだビジュアルデータをコンピュータに入力して
CRT(Cathode Ray Tube)に表示したり、液晶プロジ
ェクターを用いて大型のスクリーンに表示したり、プリ
ンタで記録紙に出力したりすること等が可能となってい
る。また、ソフトボードが接続されたコンピュータの画
面を液晶プロジェクターでソフトボード上に投影し、ソ
フトボード上でコンピュータを操作することも可能とな
っている。
【0004】また、画像を表示するための表示装置と、
表示装置の前面に座標入力面(タッチパネル面)を配設
した座標入力/検出装置と、座標入力/検出装置からの
入力に基づいて表示装置の表示制御を行う制御装置とを
備え、表示装置および座標入力/検出装置を用いて電子
黒板部の表示面および書き込み面を構成した電子黒板シ
ステムが提供されている。
【0005】例えば、スマート・テクノロジィズ社製
(SMART Technologies Inc.)のスマート2000で
は、コンピュータに接続された液晶プロジェクターを用
いて文字・絵・図形・グラフィックの画像をパネルに投
影した状態で、パネルの投影面(表示面)の前面に配設
された座標入力/検出装置を用いて手書きの情報をコン
ピュータに取り込む処理を行う。そして、コンピュータ
内で手書きの情報と画像情報とを合成し、再度、液晶プ
ロジェクターを介してリアルタイムで表示できるように
している。
【0006】このような電子黒板システムでは、表示装
置によって表示されている画面上の画像に対して、座標
入力/検出装置を用いて入力した画像を上書き画像とし
て重ねて表示できるため、会議、プレゼンテーション、
教育現場等において既に広く利用されており、その使用
効果が高く評価されている。また、このような電子黒板
システムに音声・画像等の通信機能を組み込み、遠隔地
間を通信回線で接続することにより、電子会議システム
としても利用されている。
【0007】このような電子黒板システムに備えられる
座標入力/検出装置の方式としては、表示装置の表示画
面等に積層させて設けられる膜状の座標入力/検出装置
であって、座標入力/検出面(タッチ面)に特殊な機能
を持たせてタッチによる特性変化を検出する方式である
いわゆるタッチパネルが多く用いられており、例えば、
感圧方式、静電容量方式、超音波表面弾性波方式等があ
る。このようなタッチパネルによれば、実際に指等がタ
ッチしたことを検知することから検知精度の点で優れて
いるが、特殊な材料・機構を使っているためにタッチパ
ネルの大きさが制限されてしまい、大画面の表示装置に
は適用できないという問題がある。また、このようなタ
ッチパネルの座標入力/検出面(タッチ面)においては
光透過性が低くなっていることから、表示装置の表示画
面の上に積層させた場合、表示画像の画質を劣化させて
しまうという問題がある。さらに、このようなタッチパ
ネルにおいては、座標入力/検出面(タッチ面)に傷が
つき易いという問題もある。
【0008】そこで、近年においては、座標入力/検出
面(タッチ面)のような物理的な面を有さなくとも入力
が可能になる、例えば光学式の座標入力/検出装置が有
望であると考えられている。このような光学式の座標入
力/検出装置としては、各種の方式が提案されている。
【0009】光学式の座標入力/検出装置の一例として
は、特開平11−110116号公報に記載された座標
入力/検出装置がある。この特開平11−110116
号公報に記載された座標入力/検出装置100は、図1
3に示すように、2つの光学ユニット101にそれぞれ
設けられた光源102から出射されるレーザビーム光b
をポリゴンミラー103を用いて走査させ、そのレーザ
ビーム光bを再帰性反射部材104で反射させることに
より形成した座標入力/検出領域105を有している。
このようにポリゴンミラー103によって走査されるレ
ーザビーム光bは、図14に示すように、例えば座標入
力/検出装置100が表示装置200に設けられている
場合には、その表示装置200の表示面201から一定
間隔を隔てて走査される。このように、表示装置200
の表示面201から一定間隔を隔ててレーザビーム光b
を走査するのは、Z軸方向の検知位置を一定にするため
である。
【0010】そして、この座標入力/検出領域105に
指先やペン等の指示部材である指示手段Aを挿入するこ
とで座標入力/検出領域105のレーザビーム光bを遮
った場合には、2つの光学ユニット101にそれぞれ設
けられた受光素子106における光の強度分布に基づい
てポリゴンミラー103を回転させたパルスモータ(図
示せず)のパルス数を検出し、この検出されたパルス数
に応じて指示手段Aにより遮られたレーザビーム光bの
出射角度を光学ユニット101毎に求め、それらの出射
角度に基づく三角測量の手法によって指示手段Aを挿入
した座標位置(x、y)を検出するものである。
【0011】以上に代表されるような座標入力/検出面
(タッチ面)のような物理的な面を有さない光学式の座
標入力/検出装置は、表示装置の表示画面に装着して使
用した場合であっても表示画像の画質を劣化させること
はなく、視認性に優れると共に、その大型化も比較的容
易になっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような座標入力/検出装置は、パーソナルコンピュー
タ等の普及に伴い、情報の入力や選択をするための有力
なツールとして位置付けられているが、まだ、完全とは
いえず、本格的な実用化に向けていまだ解決されねばな
らない課題が多々存在する。
【0013】第一に、前述したような光学式の座標入力
/検出装置の場合、座標入力/検出面(タッチ面)のよ
うな物理的な面を有さず、光学的な座標入力/検出領域
が表示装置の表示画面から少し離れた位置に設定されて
いるため、座標入力/検出領域面上における指などによ
る実際の描画動作(文字の筆記等)とその描画座標位置
の検出動作との間に空間的なずれを生じてしまい、描画
する人の意図した描画画像に対して表示装置等を通じて
再現される描画画像上に尾引き等の不具合が生じてしま
う。即ち、「尾引き」とは、光学式の座標入力/検出装
置の特徴として、表示装置の表示画面から指などが離れ
た瞬間にデタッチ(非挿入)が検出されるのではなく、
表示装置の表示画面から或る距離以上に離れる時点で検
出されるため、この時点までの間は、指などを表示装置
の表示画面から離し所望の文字等の描画を終えているに
もかかわらず、依然として、表示装置の表示画面に触れ
ていると見倣され、再現画像において意図しない部分に
線分が描画される現象をいう。
【0014】第二に、前述したような光学式の座標入力
/検出装置の場合、検知感度(X方向の分解能)の向上
と光量の増加とを目的として、レーザビーム光を細く
し、かつ、光路誤差を許容するように再帰性反射部材を
幅広にしているため、精密な光軸合わせのために光学系
に高い組み付け精度が要求されるという問題がある。
【0015】本発明の目的は、座標入力/検出領域にお
ける指示手段による実際の描画動作とその描画座標位置
の検出動作との間に生じる空間的なずれを減少させるこ
とができる座標入力/検出装置及び電子黒板システムを
提供することである。
【0016】本発明の目的は、光軸調整を不要とするこ
とができる座標入力/検出装置及び電子黒板システムを
提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の座
標入力/検出装置は、指示手段の挿入を受け付ける二次
元の座標入力/検出領域と、この座標入力/検出領域に
光を投光する投光手段と、前記座標入力/検出領域の周
辺部に設けられて前記投光手段により投光された前記光
を入射方向と同一方向に反射する再帰性反射部材と、こ
の再帰性反射部材によって反射された前記光を受光する
受光素子と、を備え、前記座標入力/検出領域に対応さ
せて配設される検知面を指示した前記指示手段の二次元
座標位置を前記受光素子における光強度分布に基づいて
検出する座標入力/検出装置において、前記投光手段か
ら前記再帰性反射部材に向けて投光される前記光の投光
方向下流側における前記検知面からの距離を投光方向上
流側における前記検知面からの距離よりも短くする。
【0018】したがって、投光手段から投光される光の
進行方向が再帰性反射部材に対して鋭角的に入射する方
向となり、座標入力/検出領域に対応させて配設される
検知面と投光手段から投光される光とが投光方向下流側
に行くほど近接することになる。これにより、座標入力
/検出領域における指示手段による実際の描画動作(文
字の筆記等)とその描画座標位置の検出動作との間に生
じる空間的なずれを減少させることが可能になり、描画
する人の意図した描画画像に対して例えば表示装置を通
じて再現される描画画像上に生じる尾引き等の不具合を
減少させることが可能になる。
【0019】請求項2記載の発明の座標入力/検出装置
は、指示手段の挿入を受け付ける二次元の座標入力/検
出領域と、この座標入力/検出領域に光を投光する投光
手段と、前記座標入力/検出領域の周辺部に設けられて
前記投光手段により投光された前記光を入射方向と同一
方向に反射する再帰性反射部材と、この再帰性反射部材
によって反射された前記光を受光する受光素子と、を備
え、前記座標入力/検出領域に対応させて配設される検
知面を指示した前記指示手段の二次元座標位置を前記受
光素子における光強度分布に基づいて検出する座標入力
/検出装置において、前記投光手段から投光される前記
光が前記検知面全面で反射された後に前記再帰性反射部
材に達するようにした。
【0020】したがって、投光手段から投光される光と
座標入力/検出領域に対応させて配設される検知面との
間には空間は生じない。これにより、座標入力/検出領
域における指示手段による実際の描画動作(文字の筆記
等)とその描画座標位置の検出動作との間に生じる空間
的なずれを減少させることが可能になり、描画する人の
意図した描画画像に対して例えば表示装置を通じて再現
される描画画像上に生じる尾引き等の不具合を減少させ
ることが可能になる。また、検知面が多少湾曲していて
も、検知面に近づくまで誤検知しないようにできるの
で、検知面の製造が容易になる。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の座標入力/検出装置において、前記再帰性反射部
材の反射領域短手幅は、前記投光手段から投光される前
記光の幅より小さい。
【0022】したがって、再帰性反射部材への投光手段
から投光される光の入射が容易になることから、必要以
上に光幅を絞る必要がなく、かつ、光軸調整を不要とす
ることが可能となるので、技術面・性能面・投光手段の
製作コスト面等に関して有利になる。また、検知面が多
少湾曲している場合であっても、その湾曲に沿って取り
付けることが容易になる。
【0023】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一記載の座標入力/検出装置において、前記
投光手段は、光幅が一定の平行光を投光する。
【0024】したがって、再帰性反射部材からの反射光
の光量を増加させるので、受光素子における光の強度分
布の検出精度が向上する。
【0025】請求項5記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一記載の座標入力/検出装置において、前記
投光手段は、拡散光を投光する。
【0026】したがって、検知面全面を覆うことが容易
になるので、検知面における二次元座標位置の検出精度
を容易に均一にすることが可能になる。
【0027】請求項6記載の発明の電子黒板システム
は、画像を表示する表示装置と、この表示装置の表示面
に前記座標入力/検出領域を対応させて配設される請求
項1ないし5のいずれか一記載の座標入力/検出装置
と、前記座標入力/検出装置からの入力に基づいて前記
表示装置の表示制御を行う制御装置と、を備え、前記表
示装置及び前記座標入力/検出装置を用いて電子黒板部
の表示面および書き込み面を構成する。
【0028】したがって、座標入力面(タッチパネル
面)のような物理的な面を有さず、表示装置の表示面に
装着して使用した場合であっても視認性に優れる電子黒
板システムであって、尾引き等の不具合を排除した電子
黒板システムを提供することが可能になる。
【0029】請求項7記載の発明の電子黒板システム
は、画像の筆記を受け付けるライティングボードと、こ
のライティングボードの書き込み面に前記座標入力/検
出領域を対応させて配設される請求項1ないし5のいず
れか一記載の座標入力/検出装置と、前記座標入力/検
出装置からの入力に基づいて前記ライティングボードに
筆記された情報の制御を行う制御装置と、を備え、前記
ライティングボード及び前記座標入力/検出装置を用い
て電子黒板部の書き込み面を構成する。
【0030】したがって、座標入力面(タッチパネル
面)のような物理的な面を有さず、ライティングボード
の書き込み面に装着して使用した場合であっても視認性
に優れる電子黒板システムであって、尾引き等の不具合
を排除した電子黒板システムを提供することが可能にな
る。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図9に基づいて説明する。ここで、図1は電子黒
板システム1を概略的に示す外観斜視図である。図1に
示すように、電子黒板システム1は、平板表示装置(フ
ラットパネルディスプレイ)であるプラズマディスプレ
イパネル(PDP:Plasma Display Panel)2及び座標
入力/検出装置3で構成される電子黒板部4と、機器収
納部9とを主体に構成されている。機器収納部9には、
制御装置であるパーソナルコンピュータ等のコンピュー
タ5、原稿の画像を読み取るためのスキャナ6、画像デ
ータを記録紙に出力するプリンタ7、ビデオプレイヤー
8(いずれも図2参照)が収納されている。なお、PD
P2としては、電子黒板として利用可能な大画面タイプ
のものが用いられている。また、座標入力/検出装置3
には、詳細は後述するが、いわゆる光学式の座標入力/
検出装置が適用されている。
【0032】PDP2及び座標入力/検出装置3は、P
DP2のディスプレイ面2a側に位置するようにして一
体化され、PDP2のディスプレイ面2aに座標入力/
検出装置3の座標入力/検出領域3aが略一致するよう
にして電子黒板部4を形成している。つまり、PDP2
のディスプレイ面2aは、検知面として機能することに
なる。このように、電子黒板部4はPDP2及び座標入
力/検出装置3を収納して、電子黒板システム1の表示
面(PDP2のディスプレイ面2a)及び書き込み面
(座標入力/検出領域3a)を構成している。
【0033】さらに、図示することは省略するが、PD
P2にはビデオ入力端子やスピーカーが設けられてお
り、ビデオプレイヤー8をはじめ、その他レーザディス
クプレイヤー、DVDプレイヤー、ビデオカメラ等の各
種情報機器やAV機器を接続し、PDP2を大画面モニ
タとして利用することが可能な構成になっている。ま
た、PDP2には、PDP2の表示位置、幅、高さ、歪
等についての調整を行うための調整手段(図示せず)も
設けられている。
【0034】次に、電子黒板システム1に内蔵される各
部の電気的接続について図2を参照して説明する。図2
に示すように、電子黒板システム1は、コンピュータ5
にPDP2、スキャナ6、プリンタ7、ビデオプレイヤ
ー8をそれぞれ接続し、コンピュータ5によってシステ
ム全体を制御するようにしている。また、コンピュータ
5には、ペン等の指示部材や指である指示手段P(図8
参照)で指示された座標入力/検出領域3a内の座標位
置の演算等を行う座標入力/検出装置3に設けられるコ
ントローラ10が接続されており、このコントローラ1
0を介して座標入力/検出装置3もコンピュータ5に接
続されている。また、コンピュータ5を介して電子黒板
システム1をネットワーク11に接続することができ、
ネットワーク11上に接続された他のコンピュータで作
成したデータをPDP2に表示したり、電子黒板システ
ム1で作成したデータを他のコンピュータに転送するこ
とも可能になっている。
【0035】次に、コンピュータ5について説明する。
ここで、図3はコンピュータ5に内蔵される各部の電気
的接続を示すブロック図である。図3に示すように、コ
ンピュータ5は、システム全体を制御するCPU12
(Central Processing Unit)と、起動プログラム等を
記憶したROM(Read Only Memory)13と、CPU12
のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access
Memory)14と、文字・数値・各種指示等の入力を行う
ためのキーボード15と、カーソルの移動や範囲選択等
を行うためのマウス16と、ハードディスク17と、P
DP2に接続されておりそのPDP2に対する画像の表
示を制御するグラフィックス・ボード18と、ネットワ
ーク11に接続するためのネットワーク・カード(また
はモデムでも良い。)19と、コントローラ10、スキ
ャナ6、プリンタ7等を接続するためのインタフェース
(I/F)20と、上記各部を接続するためのバス21
とを備えている。
【0036】ハードディスク17には、オペレーティン
グ・システム(OS:Operating System)22と、コン
トローラ10を介してコンピュータ5上で座標入力/検
出装置3を動作させるためのデバイスドライバ23と、
描画ソフト、ワードプロセッサソフト、表計算ソフト、
プレゼンテーションソフト等の各種アプリケーションプ
ログラム24とが格納されている。
【0037】また、コンピュータ5には、OS22、デ
バイスドライバ23や各種アプリケーションプログラム
24等の各種のプログラムコード(制御プログラム)を
記憶した記憶媒体26、すなわち、フロッピー(登録商
標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−R
OM,CD−R,CD−R/W,DVD−ROM,DV
D−RAMなど)、光磁気ディスク(MO)、メモリカ
ードなどに記憶されているプログラムコードを読み取る
装置であるフロッピーディスクドライブ装置、CD−R
OMドライブ装置、MOドライブ装置等のプログラム読
取装置25が搭載されている。
【0038】各種アプリケーションプログラム24は、
コンピュータ5への電源の投入に応じて起動するOS2
2による制御の下、CPU12によって実行される。例
えば、キーボード15やマウス16の所定の操作によっ
て描画ソフトを起動した場合には、PDP2にグラフィ
ックス・ボード18を介して描画ソフトに基づく所定の
画像が表示される。また、デバイスドライバ23もOS
22とともに起動され、コントローラ10を介した座標
入力/検出装置3からのデータ入力が可能な状態にな
る。このように描画ソフトを起動した状態で座標入力/
検出装置3の座標入力/検出領域3aに操作者が指示手
段Pを挿入して文字や図形を描いた場合、座標情報が指
示手段Pの記述に基づく画像データとしてコンピュータ
5に入力され、例えばPDP2に表示されている画面上
の画像に対して上書き画像として重ねて表示される。よ
り詳細には、コンピュータ5のCPU12は、入力され
た画像データに基づいて線や文字を描画するための描画
情報を生成し、入力された座標情報に基づく座標位置に
併せてグラフィックス・ボード18に設けられるビデオ
メモリ(図示せず)に書き込んでいく。その後、グラフィ
ックス・ボード18が、ビデオメモリに書き込まれた描
画情報を画像信号としてPDP2に送信することによ
り、操作者が書いた文字と同一の文字が、PDP2に表
示されることになる。つまり、コンピュータ5は座標入
力/検出装置3をマウス16のようなポインティングデ
バイスとして認識しているため、コンピュータ5では、
描画ソフト上でマウス16を用いて文字を書いた場合と
同様な処理が行われることになる。
【0039】次に、座標入力/検出装置3について詳細
に説明する。ここで、図4は座標入力/検出装置3の構
成を概略的に示す説明図である。図4に示すように、座
標入力/検出装置3は、PDP2のディスプレイ面2a
のサイズに対応したサイズで横長の四角形状の座標入力
/検出領域3aを備えている。この座標入力/検出領域
3aは、手書きにより文字や図形等の入力を可能にする
領域である。この座標入力/検出領域3aの下方両端部
に位置する角部の近傍には、発光と受光とを行う光学ユ
ニット27(左側光学ユニット27L、右側光学ユニッ
ト27R)が所定の取付角度で設けられている。これら
の光学ユニット27からは、平面若しくはほぼ平面をな
し、例えばL1,L2,L3,・・・,Ln(R1,R2,R
3,・・・,Rn)といった光(プローブ光)の束で構成
される扇形状の光束膜が、座標入力/検出領域3aの全
域に行き渡るように投光される。
【0040】また、座標入力/検出装置3には、座標入
力/検出領域3aの左右2辺及び上辺に沿って、再帰性
反射部材28が設けられている。これらの再帰性反射部
材28は、例えば円錐形状のコーナーキューブを多数配
列して形成されており、入射した光をその入射角度によ
らずに所定の位置に向けて反射する特性を有している。
例えば、左側光学ユニット27Lから投光されたプロー
ブ光L4は、再帰性反射部材28によって反射され、再
び同一光路を辿る再帰反射光L4´として左側光学ユニ
ット27Lにより受光されることになる。つまり、再帰
性反射部材28によっても座標入力/検出領域3aが形
成されている。なお、図4に示すように、座標入力/検
出領域3aの左右辺に沿って配置されている各再帰性反
射部材28と上辺に沿って配置されている各再帰性反射
部材28とは、直角をなして隣接しているが、それらの
再帰性反射部材28の間の端部は接続していない。さら
に、それらの再帰性反射部材28の間には、光反射率の
低い黒マークM(M1,M2)がそれぞれ設けられてい
る。加えて、光反射率の低い黒マークM(M3,M4)
が、光学ユニット27(左側光学ユニット27L、右側
光学ユニット27R)の近傍にもそれぞれ設けられてい
る。これらの黒マークM(M1,M2,M3,M4)
は、座標入力/検出領域3a内の光を受光するCCD3
9(図5参照)における受光領域の両端を規定するもの
である。
【0041】次に、光学ユニット27について説明す
る。ここで、図5は光学ユニット27の構造を概略的に
示す構成図である。なお、図5はx−z方向を主体に示
しているが、二点鎖線で示す部分については同一の構成
要素を別方向(x−y方向、又はy−z方向)から見た
図である。
【0042】図5に示すように、光学ユニット27は、
投光手段29と受光手段30とを備えている。投光手段
29は、スポットをある程度絞ることの可能なLD(La
serDiode:半導体レーザ),ピンポイントLED(Ligh
t Emitting Diode:発光ダイオード)等の光源31を備
えている。この光源31からPDP2のディスプレイ面
2aに対して垂直に照射された光は、一方向の倍率のみ
を変更可能なシリンドリカルレンズ32によってx方向
にコリメートされる。シリンドリカルレンズ32によっ
てx方向にコリメートされた光は、シリンドリカルレン
ズ32とは曲率の分布が直交する2枚のシリンドリカル
レンズ33,34によりy方向に対して集光される。つ
まり、これらのシリンドリカルレンズ群(シリンドリカ
ルレンズ32,33,34)の作用により、光源31か
らの光を線状に集光した領域がシリンドリカルレンズ3
4の後方に形成されることになる。ここに、y方向に狭
くx方向に細長いスリットを有するスリット板35を配
置する。したがって、シリンドリカルレンズ群(シリン
ドリカルレンズ32,33,34)を通過した光は、ス
リット板35のスリット位置において、線状の二次光源
36を形成する。二次光源36から発した光は、ハーフ
ミラー37で折り返され、二次光源36を中心にした扇
形状であって一定の光幅を有する光束膜となってPDP
2のディスプレイ面2a上を進行する。換言すれば、扇
形状の光が座標入力/検出領域3aを形成する。なお、
光束膜の光幅は、再帰性反射部材28の反射領域短手幅
よりも小さくなっている。このように、光束膜の光幅を
再帰性反射部材28の反射領域短手幅よりも小さな一定
の光幅にすることにより、光量を増加させることがで
き、後述する受光素子における光の強度分布の検出精度
を向上させることができる。
【0043】ここで、光学ユニット27から照射された
扇形状の光束膜の進行方向について図6を参照して説明
する。図6に示すように、光学ユニット27は、この光
学ユニット27から照射された扇形状の光束膜Hが再帰
性反射部材28に対して鋭角的に入射する位置に設けら
れている。つまり、扇形状の光束膜Hの進行方向は、従
来の光束膜のようにPDP2のディスプレイ面2aに対
して平行ではなく、その扇形状の光束膜HとPDP2の
ディスプレイ面2aとが再帰性反射部材28に近いほど
近接するような方向である。
【0044】前述したように、扇形状となってPDP2
のディスプレイ面2a上を進行した光束膜は、再帰性反
射部材28で再帰的に反射され、再び同一光路を辿って
ハーフミラー37に戻ることになる。したがって、再帰
性反射部材28で再帰的に反射された光束膜も座標入力
/検出領域3aを形成する。
【0045】再帰性反射部材28で反射されてハーフミ
ラー37に戻った再帰反射光は、ハーフミラー37を透
過して受光手段30に入射する。受光手段30に入射し
た再帰反射光は、集光レンズであるシリンドリカルレン
ズ38を通って線状にされた後、このシリンドリカルレ
ンズ38から距離f(fはシリンドリカルレンズ38の
焦点距離)の間隔で設けられた受光素子であるCCD
(Charge Coupled Device)39において、プローブ光
毎に異なる位置で受光される。なお、本実施の形態のC
CD39は、1次元CCDであって、その画素数は2,04
8画素とされている。
【0046】詳細には、再帰性反射部材28で反射され
た再帰反射光は、z軸方向ではシリンドリカルレンズ3
8の作用を受けず、コリメートされたままCCD39に
到達する。また、再帰反射光は、PDP2のディスプレ
イ面2aと平行方向では、シリンドリカルレンズ38の
中心に集光するように伝搬し、その結果、シリンドリカ
ルレンズ38の作用を受けてシリンドリカルレンズ38
の焦点面に設置されたCCD39上に結像する。これに
より、CCD39上に再帰反射光の有無に応じて光強度
の分布が形成される。すなわち、再帰反射光を指示手段
Pで遮った場合、CCD39上の遮られた再帰反射光に
相当する位置に光強度が弱い点(後述するピーク点)が
生じることになる。再帰反射光を受光したCCD39
は、再帰反射光(プローブ光)の光強度分布に基づいた
電気信号を生成し、前述したコントローラ10に対して
出力する。なお、図5に示すように、二次光源36とシ
リンドリカルレンズ38とは、ハーフミラー37に対し
て共に距離dの位置に配設されて共役な位置関係にあ
る。
【0047】ここで、図7は受光素子39から再帰反射
光の光強度分布に基づいた電気信号が入力され、座標入
力/検出領域3aを進行する光が遮られた位置の座標を
特定する処理を実行するコントローラ10を含む座標入
力/検出装置3のブロック構成図である。このコントロ
ーラ10は、光学ユニット27(左側光学ユニット27
L、右側光学ユニット27R)の光源(LD)31の発
光制御と、光学ユニット27(左側光学ユニット27
L、右側光学ユニット27R)のCCD39からの出力
の演算を行うものである。図7に示すように、コントロ
ーラ10には、各部を集中的に制御するCPU40が設
けられており、このCPU40には、プログラム及びデ
ータを記憶するROM41、各種データを書き換え自在
に格納してワークエリアとして機能するRAM42、時
間を計時するタイマT、コンピュータ5に接続するため
のインタフェース43、A/D(Analog/Digital)コ
ンバータ44及びLDドライバ45がバス接続されてい
る。また、CPU40には、各種のプログラムコード
(制御プログラム)を格納するハードディスク46や波
形記憶部として機能するEEPROM(Electrically E
rasable Programmable Read Only Memory)47がバス
接続されている。ここに、CPU40、ROM41及び
RAM42によりマイクロコンピュータが構成されてい
る。このようなマイクロコンピュータには、各種のプロ
グラムコード(制御プログラム)を記憶した記憶媒体4
9、すなわち、フロッピーディスク、ハードディスク、
光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−R/W,
DVD−ROM,DVD−RAMなど)、光磁気ディス
ク(MO)、メモリカードなどに記憶されているプログ
ラムコードを読み取る装置であるフロッピーディスクド
ライブ装置、CD−ROMドライブ装置、MOドライブ
装置等のプログラム読取装置48が接続されている。
【0048】CCD39からの出力を演算する回路とし
て、CCD39の出力端子に、アナログ処理回路51が
図のように接続される。CCD39に入射した反射光
は、CCD39内で光の強度に応じた電圧値を持つアナ
ログの画像データに変換され、アナログ信号として出力
される。このアナログ信号は、アナログ処理回路51で
処理された後、A/D(Analog/Digital)コンバータ
44によってデジタル信号に変換されてCPU40に渡
される。この後、CPU40によって指示手段Pの二次
元座標の演算が行われる。
【0049】ハードディスク46に格納された各種のプ
ログラムコード(制御プログラム)または記憶媒体49
に記憶された各種のプログラムコード(制御プログラ
ム)は、コントローラ10への電源の投入に応じてRA
M42に書き込まれ、各種のプログラムコード(制御プ
ログラム)が実行されることになる。
【0050】続いて、制御プログラムに基づいてCPU
40によって実行される機能について説明する。まず、
座標入力/検出装置3が発揮する機能の1つである座標
検出手段の機能を実現する座標検出処理について以下に
おいて具体的に説明する。
【0051】ここで、図8は座標入力/検出装置3の座
標入力/検出領域3a内の一点を指示手段Pで指し示し
た一例を示す正面図である。図8に示すように、例え
ば、左側光学ユニット27Lから照射されたL1,L2
3,・・・,Lnといったプローブ光で構成される扇形
状の光の中でn番目のプローブ光Lnが指示手段Pによ
って遮られた場合、そのプローブ光Lnは再帰性反射部
材28に到達することはない。
【0052】このときCCD39上の光強度分布を考え
る。ここで、図9はCCD39の検出動作を模式的に示
す説明図である。指示手段Pが座標入力/検出領域3a
内に挿入されていなければ、CCD39上の光強度分布
はほぼ一定であるが、図9に示すように指示手段Pが座
標入力/検出領域3a内に挿入されてプローブ光Ln
指示手段Pによって遮られた場合、そのプローブ光Ln
は光学ユニット27のCCD39によって受光されるこ
とはないため、プローブ光Lnに対応する光学ユニット
27のCCD39上の所定の位置Xnが光強度の弱い領
域(暗点)となる。この光強度の弱い領域(暗点)であ
る位置Xnは、CCD39から出力される光強度の波形
にピーク点として出現することになるので、CPU40
は、このような光強度の波形におけるピーク点の出現を
電圧の変化により認識し、この光強度の波形のピーク点
となった暗点の位置Xnを検出する。
【0053】また、光強度の波形のピーク点となった暗
点位置Xnが検出されると、暗点位置XnからCCD39
の中心画素までの距離が、例えばCCD39の画素番号
(例えば、図9においては、画素番号m)に基づいて検
出される。なお、CCD39の中心画素は、黒マークM
に対応するCCD39の画素に付された画素番号を基準
にして検出される。
【0054】光強度の弱い領域(暗点)である位置Xn
(左側光学ユニット27LのCCD39上ではXnL,
右側光学ユニット27RのCCD39上ではXnR)
は、遮られたプローブ光の出射/入射角θnと対応して
おり、Xnを検出することによりθ nを知ることができ
る。即ち、暗点位置XnからCCD39の中心画素まで
の距離をaとすると、θnはaの関数として、 θn=tan-1(a/f) ………………………………(1) と表すことができる。ただし、fはシリンドリカルレン
ズ38の焦点距離である。ここで、左側光学ユニット2
7LにおけるθnをθnL、aをXnLと置き換える。
【0055】さらに、図8において、左側光学ユニット
27Lと座標入力/検出領域3aとの幾何学的な相対位
置関係の変換係数gにより、指示手段Pと左側光学ユニ
ット27Lとのなす角度θLは、(1)式で求められるX
nLの関数として、 θL=g(θnL) ………………………………(2) ただし、θnL=tan-1(XnL/f) と表すことができる。
【0056】同様に、右側光学ユニット27Rについて
も、上述の(1)(2)式中の記号Lを記号Rに置き換
えて、右側光学ユニット27Rと座標入力/検出領域3
aとの幾何学的な相対位置関係の変換係数hにより、 θR=h(θnR) ………………………………(3) ただし、θnR=tan-1(XnR/f) と表すことができる。
【0057】ここで、左側光学ユニット27LのCCD
39の中心位置と右側光学ユニット27RのCCD39
の中心位置との距離を図8に示すwとすると、座標入力
/検出領域3a内の指示手段Pで指示した点の2次元座
標(x,y)は、三角測量の原理により、 x=w・tanθR/(tanθL+tanθR) ………………(4) y=w・tanθL・tanθR/(tanθL+tanθR) ……(5) として算出することができる。
【0058】これらの(1)(2)(3)(4)(5)
式は制御プログラムの一部として予めハードディスク4
6や記憶媒体49に格納されており、(1)(2)
(3)(4)(5)式により、指示手段Pの座標位置
(x,y)は、XnL,XnRの関数として算出される。
すなわち、左側光学ユニット27LのCCD39上の暗
点の位置と右側光学ユニット27RのCCD39上の暗
点の位置とを検出することで、指示手段Pの座標位置
(x,y)が算出されることになる。
【0059】CPU40は、以上のようにして算出され
た指示部材Pの指示した座標位置(x,y)をインタフ
ェース35を介してコンピュータ5に転送し、指示部材
Pによる指示位置の表示や指示位置に対応するコマンド
入力などの処理に利用することになる。つまり、描画ソ
フトを起動した状態で座標入力/検出装置3の座標入力
/検出領域3aに操作者が指示部材Pを挿入して文字や
図形を描いた場合、座標位置(x,y)が指示部材Pの
記述に基づく画像データとしてコンピュータ5に入力さ
れ、例えばPDP2に表示されている画面上の画像に対
して上書き画像として重ねて表示されることになる。
【0060】ここに、座標入力/検出装置3によれば、
前述したように光学ユニット27から照射された扇形状
の光束膜Hの進行方向を再帰性反射部材28に対して鋭
角的に入射する方向とし、扇形状の光束膜Hと検知面で
あるPDP2のディスプレイ面2aとを近接させたこと
により、座標入力/検出領域3aにおける指示手段Pに
よる実際の描画動作(文字の筆記等)とその描画座標位
置の検出動作との間に生じる空間的なずれを減少させる
ことができ、描画する人の意図した描画画像に対してP
DP2を通じて再現される描画画像上に生じる尾引き等
の不具合を減少させることができる。
【0061】なお、従来は、Z軸方向の検知位置の一定
化のために光束膜を検知面に対して平行に投光していた
のだが、本実施の形態のように光束膜Hと検知面(PD
P2のディスプレイ面2a)とが極めて近接した状態で
指示部材Pによる指示位置を検出する場合には、光束膜
Hの出射角は極めて小さいことから、そのZ軸方向の検
知位置のブレは許容範囲内である。したがって、本実施
の形態においては、光束膜Hが検知面(PDP2のディ
スプレイ面2a)に対して平行でなくとも問題はない。
【0062】また、本実施の形態においては、電子黒板
システム1として座標入力/検出装置3をプラズマディ
スプレイパネル(PDP:Plasma Display Panel)2に
備えたが、これに限るものではなく、LCD(Liquid C
rystal Display)、液晶リアプロジェクションディスプ
レイ等の平板表示装置やCRT(Cathode Ray Tube)に
備えるようにしても良い。さらに、表示装置に限らず、
座標入力/検出装置3をライティングボードとして機能
するホワイトボードに備えても良い。
【0063】本発明の第二の実施の形態を図10に基づ
いて説明する。なお、本発明の第一の実施の形態におい
て説明した部分と同一部分については同一符号を用い、
説明も省略する。本実施の形態の座標入力/検出装置6
0は、前述した座標入力/検出装置3とは光学ユニット
27の設置位置が異なるものである。
【0064】ここで、光学ユニット27から照射された
扇形状の光束膜の進行方向について図10を参照して説
明する。図10に示すように、座標入力/検出装置60
の光学ユニット27は、この光学ユニット27から照射
された扇形状の光束膜Hが検知面であるPDP2のディ
スプレイ面2aの全面において反射された後に再帰性反
射部材28に入射する位置に設けられている。つまり、
扇形状の光束膜Hの進行方向は、従来の光束膜のように
PDP2のディスプレイ面2aに対して平行ではなく、
その扇形状の光束膜HとPDP2のディスプレイ面2a
との間に空間が生じないような方向である。
【0065】したがって、座標入力/検出装置60によ
れば、扇形状の光束膜HとPDP2のディスプレイ面2
aとの間に空間が生じないようにしたことにより、座標
入力/検出領域60aにおける指示手段Pによる実際の
描画動作(文字の筆記等)とその描画座標位置の検出動
作との間に生じる空間的なずれの発生を防止することが
でき、描画する人の意図した描画画像に対してPDP2
を通じて再現される描画画像上に生じる尾引き等の不具
合の発生を防止することができる。
【0066】また、CRTのようにディスプレイ面が多
少湾曲していても、ディスプレイ面に近づくまで誤検知
しないようにできるので、ディスプレイ面の製造が容易
になる。
【0067】本発明の第三の実施の形態を図11に基づ
いて説明する。なお、本発明の第一の実施の形態または
第二の実施の形態において説明した部分と同一部分につ
いては同一符号を用い、説明も省略する。本実施の形態
の座標入力/検出装置70は、前述した座標入力/検出
装置60の変形例であって、光学ユニット27に代えて
光学ユニット71を用いたものである。
【0068】図11に示すように、座標入力/検出装置
70の光学ユニット71は、拡散光を発する拡散発光体
72を備えており、この拡散発光体72から発した光
は、ハーフミラー73で折り返され、不均一な光幅を有
する光束膜となってPDP2のディスプレイ面2a全面
を覆う。つまり、拡散発光体72とハーフミラー73と
により投光手段が実現されている。また、光学ユニット
71は、この光学ユニット71から照射された光束膜H
が検知面であるPDP2のディスプレイ面2aの全面に
おいて反射された後に再帰性反射部材28に入射する位
置に設けられている。つまり、光束膜Hの進行方向は、
従来の光束膜のようにPDP2のディスプレイ面2aに
対して平行ではなく、その光束膜HとPDP2のディス
プレイ面2aとの間に空間が生じないような方向であ
る。このように、投光手段によって拡散光を座標入力/
検出領域70aに投光するようにしたことにより、検知
面であるPDP2のディスプレイ面2aの全面を覆うこ
とが容易になるので、二次元座標位置の検出精度を容易
に均一にすることができる。
【0069】したがって、座標入力/検出装置70によ
れば、光束膜HとPDP2のディスプレイ面2aとの間
に空間が生じないようにしたことにより、座標入力/検
出領域70aにおける指示手段Pによる実際の描画動作
(文字の筆記等)とその描画座標位置の検出動作との間
に生じる空間的なずれの発生を防止することができ、描
画する人の意図した描画画像に対してPDP2を通じて
再現される描画画像上に生じる尾引き等の不具合の発生
を防止することができる。
【0070】また、CRTのようにディスプレイ面が多
少湾曲していても、ディスプレイ面に近づくまで誤検知
しないようにできるので、ディスプレイ面の製造が容易
になる。
【0071】なお、再帰性反射部材28で反射されてハ
ーフミラー73に戻った再帰反射光は、ハーフミラー7
3を透過した後、スリット板74を通って受光素子であ
るCCD75において受光される。
【0072】本発明の第四の実施の形態を図12に基づ
いて説明する。なお、本発明の第一の実施の形態ないし
第三の実施の形態において説明した部分と同一部分につ
いては同一符号を用い、説明も省略する。本実施の形態
の座標入力/検出装置80は、前述した座標入力/検出
装置3,60,70で用いた再帰性反射部材28よりも
反射領域短手幅の小さな再帰性反射部材81を用いたも
のである。また、本実施の形態の座標入力/検出装置8
0においては、座標入力/検出装置70で用いた光学ユ
ニット71とは設置位置の異なる光学ユニット82が用
いられている。
【0073】図12に示すように、光学ユニット82
は、この光学ユニット82から座標入力/検出領域80
aに照射された光束膜Hが再帰性反射部材81に対して
鋭角的に入射する位置に設けられている。つまり、光束
膜Hの進行方向は、従来の光束膜のようにPDP2のデ
ィスプレイ面2aに対して平行ではなく、その光束膜H
とPDP2のディスプレイ面2aとが再帰性反射部材2
8に近いほど近接するような方向である。
【0074】また、図12に示すように、本実施の形態
の再帰性反射部材81の反射領域短手幅は、光学ユニッ
ト82から照射された光束膜Hの光幅よりも小さく設定
されている。
【0075】したがって、再帰性反射部材81の反射領
域短手幅は、光学ユニット82から照射された光束膜H
の光幅より小さいことにより、再帰性反射部材81への
光の入射が容易になることから、必要以上に光幅を絞る
必要がなく、かつ、光軸調整を不要とすることができる
ので、技術面・性能面・投光手段の製作コスト面等に関
して有利になる。また、CRTのようにディスプレイ面
が多少湾曲していても、再帰性反射部材81をその湾曲
に沿って容易に取り付けることができる。
【0076】なお、このように再帰性反射部材81の反
射領域短手幅を光学ユニット82から照射された光束膜
Hの光幅より小さくした場合の光量の減衰は、CCD7
5における光強度分布の検出に影響を与えるほどではな
いため、座標検出精度が低下することはない。
【0077】また、本実施の形態において用いた再帰性
反射部材81を再帰性反射部材28に代えて座標入力/
検出装置3,60,70に適用した場合にも、同様の作
用効果が得られる。
【0078】なお、各実施の形態においては、コントロ
ーラ10をコンピュータ5とは別体で設けたが、これに
限るものではなく、コントローラ10をコンピュータ5
に組み込んで、コンピュータ5をコントローラ10とし
て機能させるようにしても良い。
【0079】また、各実施の形態においては、座標入力
/検出装置を電子黒板システムに一体化させて組み込ん
だが、これに限るものではなく、座標入力/検出装置を
表示装置やライティングボードに対して着脱自在な構成
としても良い。
【0080】さらに、各実施の形態においては、各種の
プログラムコード(制御プログラム)を記憶した記憶媒
体26,49としてフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−R/
W,DVD−ROM,DVD−RAMなど)、光磁気デ
ィスク(MO)、メモリカード等を適用したが、これに
限るものではなく、記憶媒体には、コンピュータと独立
した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝
送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時
記憶した記憶媒体も含まれる。
【0081】
【発明の効果】請求項1記載の発明の座標入力/検出装
置によれば、指示手段の挿入を受け付ける二次元の座標
入力/検出領域と、この座標入力/検出領域に光を投光
する投光手段と、前記座標入力/検出領域の周辺部に設
けられて前記投光手段により投光された前記光を入射方
向と同一方向に反射する再帰性反射部材と、この再帰性
反射部材によって反射された前記光を受光する受光素子
と、を備え、前記座標入力/検出領域に対応させて配設
される検知面を指示した前記指示手段の二次元座標位置
を前記受光素子における光強度分布に基づいて検出する
座標入力/検出装置において、前記投光手段から前記再
帰性反射部材に向けて投光される前記光の投光方向下流
側における前記検知面からの距離を投光方向上流側にお
ける前記検知面からの距離よりも短くすることにより、
投光手段から投光される光の進行方向が再帰性反射部材
に対して鋭角的に入射する方向となることから、座標入
力/検出領域に対応させて配設される検知面と投光手段
から投光される光とが投光方向下流側に行くほど近接す
ることになるので、座標入力/検出領域における指示手
段による実際の描画動作(文字の筆記等)とその描画座
標位置の検出動作との間に生じる空間的なずれを減少さ
せることができ、描画する人の意図した描画画像に対し
て例えば表示装置を通じて再現される描画画像上に生じ
る尾引き等の不具合を減少させることができる。
【0082】請求項2記載の発明の座標入力/検出装置
によれば、指示手段の挿入を受け付ける二次元の座標入
力/検出領域と、この座標入力/検出領域に光を投光す
る投光手段と、前記座標入力/検出領域の周辺部に設け
られて前記投光手段により投光された前記光を入射方向
と同一方向に反射する再帰性反射部材と、この再帰性反
射部材によって反射された前記光を受光する受光素子
と、を備え、前記座標入力/検出領域に対応させて配設
される検知面を指示した前記指示手段の二次元座標位置
を前記受光素子における光強度分布に基づいて検出する
座標入力/検出装置において、前記投光手段から投光さ
れる前記光が前記検知面全面で反射された後に前記再帰
性反射部材に達するようにしたことにより、投光手段か
ら投光される光と座標入力/検出領域に対応させて配設
される検知面との間には空間は生じないので、座標入力
/検出領域における指示手段による実際の描画動作(文
字の筆記等)とその描画座標位置の検出動作との間に生
じる空間的なずれを減少させることができ、描画する人
の意図した描画画像に対して例えば表示装置を通じて再
現される描画画像上に生じる尾引き等の不具合を減少さ
せることができる。また、検知面が多少湾曲していて
も、検知面に近づくまで誤検知しないようにできるの
で、検知面の製造を容易にすることができる。
【0083】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の座標入力/検出装置において、前記再帰性
反射部材の反射領域短手幅は、前記投光手段から投光さ
れる前記光の幅より小さいことにより、再帰性反射部材
への投光手段から投光される光の入射が容易になること
から、必要以上に光幅を絞る必要がなく、かつ、光軸調
整を不要とすることができるので、技術面・性能面・投
光手段の製作コスト面等に関して有利になる。また、検
知面が多少湾曲している場合であっても、再帰性反射部
材をその湾曲に沿って容易に取り付けることができる。
【0084】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3のいずれか一記載の座標入力/検出装置におい
て、前記投光手段は、光幅が一定の平行光を投光するこ
とにより、再帰性反射部材からの反射光の光量を増加さ
せることができるので、受光素子における光の強度分布
の検出精度を向上させることができる。
【0085】請求項5記載の発明によれば、請求項1な
いし3のいずれか一記載の座標入力/検出装置におい
て、前記投光手段は、拡散光を投光することにより、検
知面全面を容易に覆うことができるので、検知面におけ
る二次元座標位置の検出精度を容易に均一にすることが
できる。
【0086】請求項6記載の発明の電子黒板システムに
よれば、画像を表示する表示装置と、この表示装置の表
示面に前記座標入力/検出領域を対応させて配設される
請求項1ないし5のいずれか一記載の座標入力/検出装
置と、前記座標入力/検出装置からの入力に基づいて前
記表示装置の表示制御を行う制御装置と、を備え、前記
表示装置及び前記座標入力/検出装置を用いて電子黒板
部の表示面および書き込み面を構成することにより、座
標入力面(タッチパネル面)のような物理的な面を有さ
ず、表示装置の表示面に装着して使用した場合であって
も視認性に優れる電子黒板システムであって、尾引き等
の不具合を排除した電子黒板システムを提供することが
できる。
【0087】請求項7記載の発明の電子黒板システムに
よれば、画像の筆記を受け付けるライティングボード
と、このライティングボードの書き込み面に前記座標入
力/検出領域を対応させて配設される請求項1ないし5
のいずれか一記載の座標入力/検出装置と、前記座標入
力/検出装置からの入力に基づいて前記ライティングボ
ードに筆記された情報の制御を行う制御装置と、を備
え、前記ライティングボード及び前記座標入力/検出装
置を用いて電子黒板部の書き込み面を構成することによ
り、座標入力面(タッチパネル面)のような物理的な面
を有さず、ライティングボードの書き込み面に装着して
使用した場合であっても視認性に優れる電子黒板システ
ムであって、尾引き等の不具合を排除した電子黒板シス
テムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の電子黒板システム
を概略的に示す外観斜視図である。
【図2】電子黒板システムに内蔵される各部の電気的接
続を示すブロック図である。
【図3】コンピュータに内蔵される各部の電気的接続を
示すブロック図である。
【図4】座標入力/検出装置の構成を概略的に示す説明
図である。
【図5】光学ユニットの構造を概略的に示す構成図であ
る。
【図6】光学ユニットの取付構造を概略的に示す説明図
である。
【図7】コントローラを含む座標入力/検出装置のブロ
ック構成図である。
【図8】座標入力/検出装置の座標入力/検出領域内の
一点を指示手段で指し示した一例を示す正面図である。
【図9】CCDの検出動作を模式的に示す説明図であ
る。
【図10】本発明の第二の実施の形態の座標入力/検出
装置を概略的に示す説明図である。
【図11】本発明の第三の実施の形態の座標入力/検出
装置を概略的に示す説明図である。
【図12】本発明の第四の実施の形態の座標入力/検出
装置を概略的に示す説明図である。
【図13】従来の光学式の座標入力/検出装置を概略的
に示す正面図である。
【図14】その縦断側面図である。
【符号の説明】
1 電子黒板システム 2 表示装置 2a 表示面、検知面 3,60,70,80 座標入力/検出装置 3a,60a,70a,80a 座標入力/検出領域 4 電子黒板部 5 制御装置 28,81 再帰性反射部材 29 投光手段 39,75 受光素子 P 指示手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示手段の挿入を受け付ける二次元の座
    標入力/検出領域と、この座標入力/検出領域に光を投
    光する投光手段と、前記座標入力/検出領域の周辺部に
    設けられて前記投光手段により投光された前記光を入射
    方向と同一方向に反射する再帰性反射部材と、この再帰
    性反射部材によって反射された前記光を受光する受光素
    子と、を備え、前記座標入力/検出領域に対応させて配
    設される検知面を指示した前記指示手段の二次元座標位
    置を前記受光素子における光強度分布に基づいて検出す
    る座標入力/検出装置において、 前記投光手段から前記再帰性反射部材に向けて投光され
    る前記光の投光方向下流側における前記検知面からの距
    離を投光方向上流側における前記検知面からの距離より
    も短くすることを特徴とする座標入力/検出装置。
  2. 【請求項2】 指示手段の挿入を受け付ける二次元の座
    標入力/検出領域と、この座標入力/検出領域に光を投
    光する投光手段と、前記座標入力/検出領域の周辺部に
    設けられて前記投光手段により投光された前記光を入射
    方向と同一方向に反射する再帰性反射部材と、この再帰
    性反射部材によって反射された前記光を受光する受光素
    子と、を備え、前記座標入力/検出領域に対応させて配
    設される検知面を指示した前記指示手段の二次元座標位
    置を前記受光素子における光強度分布に基づいて検出す
    る座標入力/検出装置において、 前記投光手段から投光される前記光が前記検知面全面で
    反射された後に前記再帰性反射部材に達するようにした
    ことを特徴とする座標入力/検出装置。
  3. 【請求項3】 前記再帰性反射部材の反射領域短手幅
    は、前記投光手段から投光される前記光の幅より小さい
    ことを特徴とする請求項1または2記載の座標入力/検
    出装置。
  4. 【請求項4】 前記投光手段は、光幅が一定の平行光を
    投光することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    一記載の座標入力/検出装置。
  5. 【請求項5】 前記投光手段は、拡散光を投光すること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の座標
    入力/検出装置。
  6. 【請求項6】 画像を表示する表示装置と、 この表示装置の表示面に前記座標入力/検出領域を対応
    させて配設される請求項1ないし5のいずれか一記載の
    座標入力/検出装置と、 前記座標入力/検出装置からの入力に基づいて前記表示
    装置の表示制御を行う制御装置と、を備え、前記表示装
    置及び前記座標入力/検出装置を用いて電子黒板部の表
    示面および書き込み面を構成する電子黒板システム。
  7. 【請求項7】 画像の筆記を受け付けるライティングボ
    ードと、 このライティングボードの書き込み面に前記座標入力/
    検出領域を対応させて配設される請求項1ないし5のい
    ずれか一記載の座標入力/検出装置と、 前記座標入力/検出装置からの入力に基づいて前記ライ
    ティングボードに筆記された情報の制御を行う制御装置
    と、を備え、前記ライティングボード及び前記座標入力
    /検出装置を用いて電子黒板部の書き込み面を構成する
    電子黒板システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011118313A1 (ja) 2010-03-24 2011-09-29 株式会社日立ソリューションズ 座標入力装置及びプログラム

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