JP2001290457A - カラー画像表示装置とその駆動方法、および、電子機器 - Google Patents
カラー画像表示装置とその駆動方法、および、電子機器Info
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Abstract
マトリクス型カラー画像表示装置のソース信号線駆動回
路において、1つのD/A変換回路で複数のソース線を
駆動する場合に、階調電源線の本数を増加させることな
く画素電極の印加電圧をRGB独立に制御できるように
する。 【解決手段】 ソース信号線駆動回路に供給される階調
電源線は1系統のみとし、各D/A変換回路はRGBに
対応した3本のソース信号線を単位としてその倍数本の
ソース信号線を駆動する。そして、各ソース線選択回路
がRGB各色に対応したソース信号線を選択する期間を
同期させ、さらに、階調電源線に印加する電源電圧を1
水平書き込み期間内に変化させ、R、G、Bのソース信
号線がそれぞれ選択されている期間にR、G、Bに対応
した電源電圧をそれぞれ階調電源線に印加する。
Description
ッチング素子と画素により映像などの情報の表示をおこ
なうカラー画像表示装置(アクティブマトリクス型カラ
ー画像表示装置)、特にデジタル方式の駆動方法および
それを用いた画像表示装置、電子機器に関する。
形成した半導体装置、例えば薄膜トランジスタ(TF
T)を作製する技術が急速に発達してきている。その理
由は、アクティブマトリクス型画像表示装置の需要が高
まってきたことによる。
は、表示素子に液晶を用いるアクティブマトリクス型液
晶表示装置やエレクトロルミネッセンス(EL)素子を
用いるEL表示装置などがある。以下では、アクティブ
マトリクス型画像表示装置の代表的な例として、アクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置を例にとって説明する。
図30に示すように、ソース信号線駆動回路101と、
ゲート信号線駆動回路102と、マトリクス状に配置さ
れた画素アレイ部103とを有している。ソース信号線
駆動回路101は、クロック信号等のタイミング信号に
同期して、入力された映像信号をサンプリングし各ソー
ス信号線104にデータを書き込む。ゲート信号線駆動
回路102は、クロック信号等のタイミングに同期し
て、ゲート信号線105を順次選択し、画素アレイ部1
03の各画素内にあるスイッチング素子であるTFT
(画素TFT)106のオン・オフを制御するようにな
っている。これにより、各ソース信号線104に書き込
まれたデータが順次各画素に書き込まれることになる。
は、アナログ方式とデジタル方式があるが、高精細・高
速駆動が可能なデジタル方式のアクティブマトリクス型
液晶表示装置が注目されてきている。
路を図31に示す。図31において、201はシフトレ
ジスタ部を示し、フリップフロップ回路などを含むシフ
トレジスタ基本回路202から構成される。シフトレジ
スタ部201へスタートパルスSPが入力されるとクロ
ック信号CLKに同期してサンプリングパルスが順次ラ
ッチ1回路203(LAT1)へ送出される。
フトレジスタ部からのサンプリングパルスに同期して、
データバスライン(DATA―R、DATA―G、DA
TA―B)から供給されるnビット(nは自然数)のデ
ジタル映像信号を順次記憶する。
まれた後、各ラッチ1回路203(LAT1)に保持さ
れているデジタル映像信号は、ラッチ信号バスライン
(LP)から供給されるラッチパルスに同期してラッチ
2回路204(LAT2)に一斉に転送される。
(LAT2)に保持されると、再びスタートパルス(S
P)が入力され、次行の画素分のデジタル映像信号がL
AT1部へ新たに書き込まれる。この間、LAT2部へ
は、前行の画素分のデジタル映像信号が記憶されており
デジタル/アナログ信号変換回路(以降、D/A変換回
路と記す)205(D/A)によって、デジタル映像信
号に対応したアナログ映像信号が各ソース信号線に書き
込まれる。図31において、Vref-R、Vref-
G、Vref-Bは、それぞれR(赤)、G(緑)、B
(青)の各色に対応したD/A変換回路205に接続さ
れる階調電源線を示す。また、SL1、SL2、・・・
等は番号付けしたソース信号線を、SL1等の下に記し
たR、G、Bはそれぞれ赤、緑、青を示し、単板でカラ
ー表示可能な表示装置を想定している。
それぞれ1本のソース信号線と接続され、その1本のソ
ース信号線にアナログ映像信号を書き込む。しかし、高
解像度、高精細の液晶表示装置を作成する場合、大きな
面積を占めるD/A変換回路をソース信号線と同数作る
ことは近年望まれている液晶表示装置の小型化の妨げと
なっており、1つのD/A変換回路で複数のソース信号
線を駆動する方法が特開平11−167373で提案さ
れている。
線を駆動するソース信号線駆動回路の構成例を図32に
示す。図31と比較して判るように図32にはパラレル
/シリアル変換回路301(P/S変換回路)、ソース
線選択回路302とそれらに入力される選択信号(S
S)が新たに追加されている。このような回路が追加さ
れるにもかかわらず、4本のソース信号線に1つのD/
A変換回路で信号の書き込みができれば、必要なD/A
変換回路数が1/4で済む効果は大きく、ソース信号線
駆動回路の占有面積を小さくすることが可能となる。
GB用に独立な3系統の階調電源線がソース信号線駆動
回路に供給されている。しかし、図32に示したソース
信号線駆動回路には、図31と異なり1系統の階調電源
線のみが供給されている。一般に、階調電源線の電源電
圧が与えられれば、D/A変換回路の出力電圧範囲は一
意に決まる。従って、1系統の階調電源線が供給されて
いる図32のソース信号線駆動回路は、各ソース信号線
に書き込まれる電圧範囲はRGBの区別なく同じにな
る。
圧依存性は、RGB各色で全く同じというわけではな
く、図33に示す例のように色によって異なる。この例
では、輝度比が極小値をとる電圧値がRGBそれぞれに
対してVR、(<)VG、(<)VBと異なる。従っ
て、液晶に電圧を印加していったときに階調表現の単調
性が失われないためには、液晶に印加できる最大電圧は
RGBそれぞれに対してVR、VG、VBとなる。しか
し、図32のような1系統の階調電源線しか供給されな
い場合、前述のように液晶に印加できる電圧範囲はRG
Bの区別なく一様になるので、図33の輝度比―電圧特
性を持った液晶に対しては、印加できる最大電圧がVR
となる。この時、GやBが十分に暗の状態にならず、コ
ントラストが低くなるばかりか、正確な色彩の表現性に
乏しくなってしまう問題が生じる。
調電源線もRGB独立に3系統供給するなどして、液晶
の印加電圧をRGB独立に制御できるようにすることが
望ましい。
する方法で、1つのD/A変換回路で複数のソース信号
線を駆動する場合では、階調電源線の本数が増加するば
かりか、それら階調電源線の1つとD/A変換回路との
接続切り替えをおこなうスイッチが必要になる。これら
は、外部入力ピン数の増加や、階調電源線を配線する領
域や上記の追加するスイッチ等による駆動回路の占有面
積の増加など新たな問題を生じさせる。これでは、1つ
のD/A変換回路で複数のソース信号線を駆動し、駆動
回路の占有面積を減少させるメリットがなくなってしま
う。
駆動方法を提供するものである。
供給される階調電源線は1系統のみとし、各D/A変換
回路はRGBに対応した3本のソース信号線を単位とし
てその倍数本のソース信号線に対しアナログ映像信号を
書き込む。また、1水平書き込み期間内に階調電源線の
電源電圧も変化させる。各ソース線選択回路がRGB各
色に対応したソース信号線を選択する期間を同期させ、
階調電源線に印加する電源電圧は、Rのソース信号線が
選択されている期間にはRに対応した電源電圧を、Gの
ソース信号線が選択されている期間にはGに対応した電
源電圧を、Bのソース信号線が選択されている期間には
Bに対応した電源電圧をそれぞれ印加する。
や、駆動回路の占有面積の増加を招くことなく画素電極
の電圧をRGB独立に制御することを可能にする。
て,図面を参照しながら説明する。
調電源線がソース信号線駆動回路に供給され、各D/A
変換回路がそれぞれRGBに対応する3本のソース信号
線を駆動する方法について説明する。
れ(n+1)ビット(nは自然数)のデジタル映像信号
入力に対応する場合を例にとって説明する。
ている。図1では、デジタル映像信号を順次サンプリン
グするためのサンプリングパルスを発生させるシフトレ
ジスタ部、前記サンプリングパルスによりデジタル映像
信号をラッチするラッチ1回路部、そして、ラッチパル
スの入力により前記ラッチ1回路部に記憶されていたデ
ジタル映像信号を一斉にラッチするラッチ2回路部は図
示せず省略した。パラレル/シリアル変換回路(P/S
変換回路)は、ラッチ2回路のパラレルな出力データ
(D0[3k+1]〜Dn[3k+1]、D0[3k+
2]〜Dn[3k+2]、D0[3k+3]〜Dn[3
k+3](kは0以上の整数))をビット信号毎にまと
めシリアルデータに変換する。ここで、D0[3k+
1]は第(3k+1)ソース信号線に対する最下位(第
1)ビット(LSB)のデジタル映像信号を示し、Dn
[3k+1]は同じく第(3k+1)ソース信号線に対
する最上位(第(n+1))ビット(MSB)のデジタ
ル映像信号を示す。以降、表記Dl[s]は第sソース
信号線に対する第(l+1)ビットのデジタル映像信号
を示すものとする。また、第(3k+1)ソース信号線
はRを、第(3k+2)ソース信号線はGを、第(3k
+3)ソース信号線はBをそれぞれ表示するためのソー
ス信号線とする。
1、sw2、sw3から成り、sw1がオンすると第
(3k+1)番目のソース信号線(Rを担当するソース
信号線)が、sw2がオンすると第(3k+2)番目の
ソース信号線(Gを担当するソース信号線)が、sw3
がオンすると第(3k+3)番目のソース信号線(Bを
担当するソース信号線)がそれぞれ各D/A変換回路の
出力と接続される。SS1〜SS3はそれぞれsw1〜
sw3のオン・オフを制御する選択信号である。
グを図2に示す。1ゲート線選択期間を3つに分割し、
第1番目の期間に選択信号SS1をHiレベルにしsw
1をオンし、第2番目の期間に選択信号SS2をHiレ
ベルにしsw2をオンし、第3番目の期間に選択信号S
S3をHiレベルにしsw3をオンする動作を示す。な
お、各P/S変換回路の出力信号(PS0[k]〜PS
n[k])は、上記の選択信号(SS1〜SS3)と同
期させ、1ゲート線選択期間を3分割した、その第1番
目の期間には第(3k+1)ソース信号線に対するデジ
タル映像信号を出力し、第2番目の期間には第(3k+
2)ソース信号線に対するデジタル映像信号を出力し、
第3番目の期間には第(3k+3)ソース信号線に対す
るデジタル映像信号を出力するようにP/S変換回路に
入力される選択信号SSにより制御する。こうすること
で、各ソース信号線に対応したデジタル映像信号が適切
なソース信号線の書き込みに反映される。この様子を、
図2のPS0[1]〜PSn[1]、PS0[2]〜P
Sn[2]に示した。ここでは、PSl[k]は第k段
目のP/S変換回路の第(l+1)ビット目の出力信号
を示す。従って、PSl[k]は、Dl[3k−2]、
Dl[3k−1]、Dl[3k]のデジタル映像信号か
ら構成される。また、図2において、Dl[s、g]は第
s列第g行の画素に対する第(l+1)ビット目のデジ
タル映像信号を示し、表記Dl[s]にあらわにゲート信
号線の情報を付加したものである。
の入力方法を図2のVrefに示す。図中、Vref-
R、Vref-G、Vref-Bは、それぞれR、G、B
の各色に対応した階調電源線の電源電圧を印加すること
を示す。1ゲート線選択期間を3つに分割した第1番目
の期間には、ソース線選択回路により第(3k+1)番
目のソース信号線(Rを担当するソース信号線)が選択
されているので、Rを表示するための電源電圧が階調電
源線に印加される。同様に、1ゲート線選択期間を3つ
に分割した第2、第3番目の期間にはそれぞれG、Bを
表示するための電源電圧がそれぞれ階調電源線に印加さ
れる。
換回路でRGBの3本のソース信号線を駆動する形態に
おいて、1系統のみの階調電源線がソース信号線駆動回
路に供給された場合であっても、画素電極の電圧をRG
B独立に制御することが可能となる。なお、本実施形態
では、1つのD/A変換回路でRGBの3本のソース信
号線を駆動する場合を例に挙げているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、3本、6本、・・・といっ
た3の倍数本のソース信号線を1つのD/A変換回路で
駆動する場合にも適用され得る。また、ソース線選択回
路がソース信号線を選択する順序は、本実施形態のよう
にR、G、Bの順に限定されるものではなく、他の順序
でもよい。さらに、本実施形態では、パラレル/シリア
ル変換回路(P/S変換回路)を用いたが、本発明はこ
の有無に限定されない。すなわち、本発明はD/A変換
回路に1ゲート線選択期間、複数のソース信号線に対す
るデジタル映像信号をシリアル入力するいかなる方法に
対しても適用され得る。
照しながら説明する。ただし、本発明は、以下の実施例
に限定されるわけではない。
トリクス型画像表示装置に本発明を適用した例を示す。
アクティブマトリクス型画像表示装置は、従来例で示し
たようにソース信号線駆動回路、ゲート信号線駆動回
路、マトリクス状に配置された画素アレイ部とから構成
されている。ゲート信号線駆動回路と画素アレイ部の動
作は従来例と同じなので、本実施例ではソース信号線駆
動回路について説明する。また、図3に示すように、本
実施例では、RGB各色に対するデジタル映像信号は3
ビットとし、1つのD/A変換回路でRGBの3本のソ
ース信号線を駆動する場合を例に説明する。
路(FF)、NAND回路、およびインバータ回路を有
し、クロック信号(CLK)、前記クロック信号の反転
クロック信号(CLKb)およびスタートパルス(S
P)が入力される。図4(A)に示すように、フリップ
フロップ回路(FF)はクロックドインバータ回路、イ
ンバータ回路で構成されている。
クロック信号(CLK、CLKb)に同期してサンプリ
ングパルスが順次シフトしていく。
は、基本ラッチ回路(LAT)から構成されている。基
本ラッチ回路を図4(B)に示す。基本ラッチ回路(L
AT)はクロックドインバータ回路とインバータ回路で
構成されている。ラッチ1部へはR、G、B、各3ビッ
トのデジタル映像信号(DR0、DR1、DR2、DG
0、DG1、DG2、DB0、DB1、DB2)が入力
され、シフトレジスタ部からのサンプリングパルスによ
って、デジタル映像信号をラッチする。ラッチ2部は、
水平帰線期間に入力されるラッチパルス(LP)によっ
て、ラッチ1部に保持されていたデジタル映像信号を一
斉にラッチすると同時に下流の回路に情報を伝達する。
この時、ラッチ2部には1水平書き込み期間データが保
持される。
各クロックドインバータ回路のPチャネル型トランジス
タへのクロック入力端子の接続が省略されているが、実
際はNチャネル型トランジスタへのクロック入力端子に
入力されている制御信号の反転信号が入力される。ま
た、本実施例ではフリップフロップ回路(FF)と基本
ラッチ回路(LAT)は同じ回路構成をしているが、異
なる回路構成であってもよい。
/S変換回路Aとした)へは、3(ビット数)×3(R
GBで3本のソース信号線分)のラッチ2部に記憶され
ているデジタル映像信号と、選択信号(SS1〜SS
3)が入力される。図5(A)に示すように、P/S変
換回路AはNAND回路から構成されている。
〜SL3)に関わるP/S変換回路Aに注目した信号動
作タイミングを示す。1ゲート線選択期間を3つに分割
し、第1番目の期間に選択信号(SS1)をHiレベル
にし、第1ソース信号線(SL1)に対するデジタル映
像信号をD/A変換回路に出力する。第2番目の期間
は、選択信号(SS2)をHiレベルにし、第2ソース
信号線(SL2)に対するデジタル映像信号をD/A変
換回路に出力する。第3番目の期間は、選択信号(SS
3)をHiレベルにし、第3ソース信号線(SL3)に
対するデジタル映像信号をD/A変換回路に出力する。
この様子を、図7のPS0[1]〜PS2[1]に示し
た。ここで、PSl[1]は、第1〜第3ソース信号線
(SL1〜SL3)に関わるP/S変換回路Aの第(l
+1)ビット目の出力データである。また、前述したよ
うにDl[s、g]は第s列第g行の画素に対する第(l
+1)ビット目のデジタル映像信号を示している。ここ
で、RGBで区別したDRl、DGl、DBl(l=0
〜2)やDl[s] (l=0〜2)には以下の関係があ
る。 DRl[s]=Dl[3s−2] (l=0〜2) DGl[s]=Dl[3s−1] (l=0〜2) DBl[s]=Dl[3s] (l=0〜2) また、DRl[s]などの表記にゲート信号線の情報を付
加したものをDRl[s、g]などと表記する。
L4〜SL6、SL7〜SL9、・・・)に関わるP/
S変換回路Aでも並行しておこなわれる。
す。図6は抵抗ストリング型のD/A変換回路であり、
ある電圧範囲の出力を得るためには2本の階調電源線を
供給する必要がある。図6では、これらをVref−
L、Vref−Hと示した。これらの階調電源電圧を抵
抗で分圧し、3ビットのデジタル映像信号に対応した電
圧値を出力する。
路Aを介して適切なソース信号線に接続される。ソース
線選択回路Aの回路構成例を図5(B)に示す。ソース
線選択回路Aは3つのトランスミッションゲート(スイ
ッチ)からなり、各ゲートへ選択信号(SS1〜SS
3)とそれらの反転信号が入力される。図7の信号動作
タイミングに従えば、1ゲート線選択期間を3つに分割
した、第1番目の期間にはスイッチsw1をオンしRの
第1ソース信号線(SL1)へD/A変換回路の出力を
書きこむ。第2番目の期間にはスイッチsw2をオンし
Gの第2ソース信号線(SL2)へD/A変換回路の出
力を書きこむ。最後の、第3番目の期間にはスイッチs
w3をオンしBの第3ソース信号線(SL3)へD/A
変換回路の出力を書きこむ。
対しても並行しておこなわれる。そして、各ソース信号
線に書き込まれたデータは、ゲート信号線駆動回路と画
素TFTとの働きにより順次各画素に書き込まれること
になる。
−L、Vref−Hのうち、Vref−LはRGB各色
について同一電圧としてV0とし、Vref−HはRG
BについてそれぞれVR、VG、VBとした。1ゲート
線選択期間に階調電源線の電源電圧を変化させる様子は
図7に示されている。Rのソース信号線がソース線選択
回路に選択されている期間は、Rに対応する電源電圧が
印加され、Gのソース信号線がソース線選択回路に選択
されている期間は、Gに対応する電源電圧が印加され、
Bのソース信号線がソース線選択回路に選択されている
期間は、Bに対応する電源電圧が印加される。
回路で3本のソース信号線を駆動する場合、ソース信号
線駆動回路に供給される階調電源線が1系統のみであっ
ても、画素に印加する電圧をRGB独立に制御すること
ができる。
回路に供給される回路駆動電源は1系統を仮定したが、
2系統以上とし必要な部分にレベルシフタ回路を挿入し
てもよい。また、本実施例では階調電源線Vref−L
の電源電圧はRGBに対して同一としたが、異なってい
てもよい。
様にアクティブマトリクス型画像表示装置に本発明を適
用した例を示すが、実施例1と異なり1つのD/A変換
回路で6本(RGB×2)のソース信号線を駆動する例
を説明する。本実施例でも主にソース信号線駆動回路に
ついて説明する。シフトレジスタ部、ラッチ1部、ラッ
チ2部については実施例1と同じとし、以下ではそれら
の説明を省略する。本実施例におけるラッチ2回路より
下流の回路構成例を図8に示す。また、本実施例でも、
RGB各色に対するデジタル映像信号は3ビットとす
る。
/S変換回路Bとした)へは、3(ビット数)×6(R
GB×2で6本のソース信号線分)のラッチ2部に記憶
されているデジタル映像信号と、選択信号(SS1〜S
S6)が入力される。図9(A)に示すように、P/S
変換回路BはNAND回路から構成されている。
1〜SL6)に関わるP/S変換回路Bに注目した信号
動作タイミングを示す。1ゲート線選択期間を6つに分
割した、それぞれの期間毎に6つの選択信号SS1、S
S4、SS2、SS5、SS3、SS6がこの順序でH
iレベルになるように入力される。こうしてP/S変換
回路Bは、ソース信号線SL1(R)、SL4(R)、
SL2(G)、SL5(G)、SL3(B)、SL6
(B)に対応するデジタル映像信号をこの順序でD/A
変換回路に出力する。この様子を、図10のPS0[1]
〜PS2[1]に示した。ここで、PSl[1]は、第
1〜第6ソース信号線(SL1〜SL6)に関わるP/
S変換回路Bの第(l+1)ビット目の出力データであ
る。また、前述したようにDl[s、g]は第s列第g行
の画素に対する第(l+1)ビット目のデジタル映像信
号を示している。ここで、RGBで区別したDRl、D
Gl、DBl(l=0〜2)やDl[s] (l=0〜
2)にも以下の関係が成立する。 DRl[s]=Dl[3s−2] (l=0〜2) DGl[s]=Dl[3s−1] (l=0〜2) DBl[s]=Dl[3s] (l=0〜2) また、DRl[s]などの表記にゲート信号線の情報を付
加したものをDRl[s、g]などと表記する。
L7〜SL12、SL13〜SL18、・・・)に関わ
るP/S変換回路Bでも並行しておこなわれる。
示されるものとする。
路Bを介して適切なソース信号線に接続される。ソース
線選択回路Bの回路構成例を図9(B)に示す。ソース
線選択回路Bは6つのトランスミッションゲート(スイ
ッチ)からなり、各ゲートへ選択信号(SS1〜SS
6)とそれらの反転信号が入力される。図10の信号動
作タイミングに従えば、1ゲート線選択期間を6つに分
割した、その各期間に6つの選択信号SS1、SS4、
SS2、SS5、SS3、SS6がこの順序でHiレベ
ルになる。これにより、ソース線選択回路B内のスイッ
チはsw1、sw4、sw2、sw5、sw3、sw6
の順にオンし、ソース信号線SL1(R)、SL4
(R)、SL2(G)、SL5(G)、SL3(B)、
SL6(B)をこの順序でD/A変換回路と接続し各ソ
ース信号線への書き込みをおこなう。
対しても並行しておこなわれる。そして、各ソース信号
線に書き込まれたデータは、ゲート信号線駆動回路と画
素TFTとの働きにより順次各画素に書き込まれること
になる。
−L、Vref−Hのうち、Vref−LはRGB各色
について同一電圧V0とし、Vref−HはRGBにつ
いてそれぞれVR、VG、VBとした。1ゲート線選択
期間に階調電源線の電源電圧を変化させる様子は図10
に示されている。Rのソース信号線がソース線選択回路
に選択されている期間は、Rに対応する電源電圧が印加
され、Gのソース信号線がソース線選択回路に選択され
ている期間は、Gに対応する電源電圧が印加され、Bの
ソース信号線がソース線選択回路に選択されている期間
は、Bに対応する電源電圧が印加される。
においては、RGBについて同色のソース信号線は連続
的にD/A変換回路と接続させることにより、階調電源
線に印加する電源電圧を変化させる周期を長くすること
ができ、回路動作負担の低減につながる。
回路で6本のソース信号線を駆動する場合、ソース信号
線駆動回路に供給される階調電源線が1系統のみであっ
ても、画素に印加する電圧をRGB独立に制御すること
ができる。
回路に供給される回路駆動電源は1系統を仮定したが、
2系統以上とし必要な部分にレベルシフタ回路を挿入し
てもよい。また、本実施例では階調電源線Vref−L
の電源電圧はRGBに対して同一としたが、異なってい
てもよい。また、ソース線選択回路のソース信号線を選
択する順序は本実施例には限定されない。
実施例2をアクティブマトリクス型液晶表示装置に適用
した場合の作成方法例として、画素部のスイッチング素
子である画素TFTと、画素部の周辺に設けられる駆動
回路(ソース信号線駆動回路、ゲート信号線駆動回路
等)のTFTを同一基板上に作製する方法について工程
に従って詳細に説明する。但し、説明を簡単にするため
に、駆動回路部としてはその基本構成回路であるCMO
S回路を、画素TFT部としてはnチャネル型TFTと
を図示することにする。
コーニング社の1737ガラス基板に代表される無アル
カリガラス基板を用いる。TFTが形成される基板40
1の表面に、下地膜402をプラズマCVD法やスパッ
タ法で形成する。下地膜402は、窒化シリコン膜を2
5〜100nm、ここでは50nmの厚さに、酸化シリ
コン膜を50〜300nm、ここでは150nmの厚さ
に形成する。また、下地膜402は、窒化シリコン膜や
窒化酸化シリコン膜のみを用いても良い。
厚さの、非晶質シリコン膜をプラズマCVD法で形成す
る。非晶質シリコン膜は含有水素量にもよるが、好まし
くは400〜550℃で数時間加熱して脱水素処理を行
い、含有水素量を5atom%以下として、結晶化の工程を
行うことが望ましい。また、非晶質シリコン膜をスパッ
タ法や蒸着法などの他の作製方法で形成しても良いが、
膜中に含まれる酸素、窒素などの不純物元素を十分低減
させておくことが望ましい。
ずれもプラズマCVD法で作製されるものであり、この
とき下地膜と非晶質シリコン膜を真空中で連続して形成
しても良い。下地膜を形成後、一旦大気雰囲気にさらさ
れない工程にすることにより、表面の汚染を防ぐことが
可能となり、作製されるTFTの特性バラツキを低減さ
せることができる。
知のレーザー結晶化技術または熱結晶化の技術を用いれ
ば良い。本実施例では、パルス発振型のKrFエキシマ
レーザー光を線状に集光して非晶質シリコン膜に照射し
て結晶質シリコン膜を形成する。
リコン膜を、非晶質シリコン膜から形成するが、非晶質
シリコン膜の代わりに微結晶シリコン膜を用いても構わ
ないし、直接結晶質シリコン膜を成膜しても良い。
ターニングして、島状の半導体層403、404、40
5を形成する。
05を覆って、酸化シリコンまたは窒化シリコンを主成
分とするゲート絶縁膜406を形成する。ゲート絶縁膜
406は、プラズマCVD法でN2OとSiH4を原料と
した窒化酸化シリコン膜を10〜200nm、好ましく
は50〜150nmの厚さで形成すれば良い。ここでは
100nmの厚さに形成する。
のゲート電極となる第1の導電膜407と、第2のゲー
ト電極となる第2の導電膜408とを形成する。第1の
導電膜407はSi、Geから選ばれた一種の元素、ま
たはこれらの元素を主成分とする半導体膜で形成すれば
良い。また、第1の導電膜407の厚さは5〜50n
m、好ましくは10〜30nmとする必要がある。ここ
では、20nmの厚さでSi膜を形成する。
膜にはn型あるいはp型の導電型を付与する不純物元素
が添加されていても良い。この半導体膜の作製法は公知
の方法に従えば良く、例えば、減圧CVD法で基板温度
を450〜500℃として、ジシラン(Si2H6)を2
50SCCM、ヘリウム(He)を300SCCM導入
して作製することができる。このとき同時に、Si2H6
に対してPH3を0.1〜2%混入させてn型の半導体
膜を形成しても良い。
8は、Ti、Ta、W、Moから選ばれた元素、あるい
はこれらの元素を主成分とする化合物で形成すれば良
い。これはゲート電極の電気抵抗を下げるために考慮さ
れるものであり、例えば、Mo−W化合物を用いても良
い。ここでは、Taを使用し、スパッタ法で、200〜
1000nm、代表的には400nmの厚さに形成し
た。(図11(A))
ストマスクを形成し、第2の導電膜408をエッチング
して第2のゲート電極を形成する工程を行う。第2の導
電膜408はTa膜で形成されているので、ドライエッ
チング法によりエッチングを行う。ドライエッチングの
条件として、Cl2を80SCCM導入して100mT
orrで500Wの高周波電力を投入して行う。そし
て、図11(B)に示すように第2のゲート電極40
9、410、412、413と、配線411、414を
形成する。第2のゲート電極の、チャネル長方向の長さ
は、CMOS回路を形成する第2のゲート電極409、
410で3μmとし、また、画素TFTはマルチゲート
の構造となっていて、第2のゲート電極412、413
の各々の長さを2μmとした。
チング法で除去することもできる。例えば、Taの場
合、フッ酸系のエッチング液で容易に除去することがで
きる。
TFTのドレイン側に保持容量を設ける構造となってい
る。このとき、第2の導電膜と同じ材料で保持容量の配
線電極414が形成される。
添加する工程を行う。この工程は第2の不純物領域を形
成するための工程である。ここでは、フォスフィン(P
H3)を用いたイオンドープ法を行う。この工程では、
ゲート絶縁膜406と第1の導電膜407を通してその
下の半導体層403、404、405にリンを添加する
ために、加速電圧は80keVと高めに設定する。半導
体層403、404、405に添加されるリンの濃度
は、1×1016〜1×1019atoms/cm3の範囲にするの
が好ましく、ここでは1×1018atoms/cm3とする。そ
して、半導体層にリンが添加された領域415、41
6、417、418、419、420、421、422
が形成される。(図11(B))
ゲート電極409、410、411、412、413、
414と重ならない領域にもリンが添加される。この領
域のリン濃度は特に規定されるものではないが、第1の
導電膜の抵抗率を下げる効果が得られる。
域をレジストマスク423、424で覆って、第1の導
電膜407の一部を除去する工程をドライエッチング法
で行う。第1の導電膜407はSiであり、ドライエッ
チングの条件として、CF4を50SCCM、O2を45
SCCM導入し、50mTorrで200Wの高周波電
力を投入して行う。その結果、レジストマスク或いはゲ
ート電極で覆われた、第1の導電膜の一部である42
5、426、427、428が残る。
領域に、p型を付与する第3の不純物元素を添加する工
程を行う。ここではジボラン(B2H6)を用いてイオン
ドープ法で添加する。ここでも加速電圧を80keVと
して、2×1020atoms/cm3の濃度にボロンを添加す
る。そして、図11(C)に示すようにボロンが高濃度
に添加された第3の不純物領域429、430が形成さ
れる。(図11(C))
完全に除去して、再度レジストマスク431、432、
433、434、435、436を形成する。そして、
レジストマスク431、434、435、436を用
い、第1の導電膜の一部425、428をエッチング
し、新たに第1の導電膜の一部437、438、43
9、440を形成する。(図12(A))
レジストマスク434、435は7μmの長さで形成す
る。これにより、n型を付与する第1の不純物添加の工
程でリンが添加された半導体層のうち、レジストマスク
431、434、435で覆われた下の領域が、第2の
不純物領域として次の工程の後確定することになる。
添加する工程を行う。ここでは、フォスフィン(P
H3)を用いたイオンドープ法で行う。この工程でも、
ゲート絶縁膜406を通してその下の半導体層にリンを
添加するために、加速電圧は80keVと高めに設定す
る。そして、リンが添加された第1の不純物領域44
1、442、443、444、445が形成される。こ
の領域のリンの濃度はn型を付与する第1の不純物元素
を添加する工程と比較して高濃度であり、1×1019〜
1×1021atoms/cm3とするのが好ましく、ここでは1
×1020atoms/cm3とする。(図12(A))
433、434、435、436を除去して新たにレジ
ストマスク446、447、448、449、450、
451を形成する。この工程において、nチャネル型T
FTに形成されるレジストマスク446、449、45
0のチャネル長方向の長さはTFTの構造を決める上で
重要である。レジストマスク446、449、450は
第1の導電膜437、438、439の一部を除去する
目的で設けられるものであり、このレジストマスクの長
さにより、第2の不純物領域がゲート電極と重なる領域
と、重ならない領域をある範囲で自由に決めることがで
きる。(図12(B))
450を使用したエッチングにより、図12(C)に示
すように第1のゲート電極452、453、454が形
成される。ここで、第1のゲート電極452の、チャネ
ル長方向の長さは6μm、第1のゲート電極453、4
54のチャネル長方向の長さは4μmとした。
5が形成される。
化シリコン膜456、第1の層間絶縁膜457を形成す
る工程を行う。最初に窒化シリコン膜456を50nm
の厚さに成膜する。窒化シリコン膜456はプラズマC
VD法で形成され、SiH4を5SCCM、NH3を40
SCCM、N2を100SCCM導入して0.7Tor
r、300Wの高周波電力を投入する。続いて、第1の
層間絶縁膜457として酸化シリコン膜を採用し、TE
OSを500SCCM、O2を50SCCM導入し1T
orr、200Wの高周波電力を投入して950nmの
厚さに成膜する。
は、それぞれの濃度で添加されたn型またはp型を付与
する不純物元素を活性化するために行う必要がある。こ
の工程は、電気加熱炉を用いた熱アニール法や、前述の
エキシマレーザーを用いたレーザーアニール法や、ハロ
ゲンランプを用いたラピットサーマルアニール法(RT
A法)で行えば良い。ここでは熱アニール法で活性化の
工程を行う。加熱処理は、窒素雰囲気中において300
〜700℃、好ましくは350〜550℃、ここでは4
50℃、2時間の処理を行う。
456には、その後、パターニングでそれぞれのTFT
のソース領域と、ドレイン領域に達するコンタクトホー
ル形成のためエッチングされる。そして、ソース電極4
58、459、460とドレイン電極461、462を
形成する。図示していないが、本実施例ではこの電極
を、Ti膜を100nm、Tiを含むAl膜300n
m、Ti膜150nmをスパッタ法で連続形成した3層
構造の電極として用いる。
0とドレイン電極461、462と、第1の層間絶縁膜
457を覆ってパッシベーション膜463を形成する。
パッシベーション膜463は、窒化シリコン膜で50n
mの厚さで形成する。さらに、有機樹脂からなる第2の
層間絶縁膜464を約1000nmの厚さに形成する。
有機樹脂膜としては、ポリイミド、アクリル、ポリイミ
ドアミド等を使用することができる。有機樹脂膜を用い
ることの利点は、成膜方法が簡単である点や、比誘電率
が低いので、寄生容量を低減できる点、平坦性に優れる
点などが上げられる。なお上述した以外の有機樹脂膜を
用いることもできる。ここでは、基板に塗布後、熱重合
するタイプのポリイミドを用い、300℃で焼成して形
成する。
型TFTにはチャネル形成領域465、第1の不純物領
域468、469、第2の不純物領域466、467が
形成される。ここで、第2の不純物領域は、ゲート電極
と重なる領域(GOLD領域)466a、467aが
1.5μmの長さに、ゲート電極と重ならない領域(L
DD領域)466b、467bが1.5μmの長さにそ
れぞれ形成される。第1の不純物領域468はソース領
域、第1の不純物領域469はドレイン領域となる。
造のゲート電極が形成され、チャネル形成領域470、
第3の不純物領域471、472が形成される。そし
て、第3の不純物領域471はソース領域、第3の不純
物領域472はドレイン領域となる。
Tはマルチゲートであり、チャネル形成領域473、4
78と第1の不純物領域476、477、481と第2
の不純物領域474、475、479、480が形成さ
れる。ここで第2の不純物領域は、ゲート電極と重なる
領域474a、475a、479a、480aと重なら
ない領域474b、475b、479b、480bとが
形成される。
上にCMOS回路と、画素TFTが形成されたアクティ
ブマトリクス基板が作製される。また、画素TFTであ
るnチャネル型TFTのドレイン側には、保持容量部が
同時に形成されている。
じ工程で図12(A)に示す状態を得た後、他の方法で
第1の導電膜の一部を除去する例を、図14を用いて説
明する。
スク431、432、433、434、435、436
をそのまま使用して、図12(A)の第1の導電膜43
7、438、439、440の一部をエッチングして除
去し、第1の導電膜を図14の482、483、48
4、485に示すような形状にする。
ト電極がシリコン膜である場合、ドライエッチング法に
より、SF6を40SCCM、O2を10SCCM導入し
て、100mTorr、200Wの高周波電力を印加し
て行うことができる。
あるゲート絶縁膜との選択比は高く、ゲート絶縁膜40
6はほとんどエッチングされない。
Tのチャネル長方向に対して9μm、また、レジストマ
スク434、435は7μmの長さで形成されている。
そして、ドライエッチングにより第1の導電膜を1.5
μmずつ除去して、第1のゲート電極482、483、
484、485を形成する。
434、435、436を除去すればTFTに関する部
分では、図12(C)の状態になる。以降の工程は実施
例3に従えば良く、図13に示すように窒化シリコン膜
456、第1の層間絶縁膜457、ソース電極458、
459、460、ドレイン電極461、462、パッシ
ベーション膜463、第2の層間絶縁膜464を形成し
て、図13に示すアクティブマトリクス基板が形成され
る。
いて半導体層として用いる結晶質半導体膜を、触媒元素
を用いた熱結晶化法により形成する例を示す。触媒元素
を用いる場合、特開平7−130652号公報、特開平
8−78329号公報で開示された技術を用いることが
望ましい。
開示されている技術を本発明に適用する場合の例を図1
5に示す。まず基板1201に酸化シリコン膜1202
を設け、その上に非晶質シリコン膜1203を形成す
る。さらに、重量換算で10ppmのニッケルを含む酢
酸ニッケル塩溶液を塗布してニッケル含有層1204を
形成する。(図15(A))
後、500〜650℃で4〜12時間、例えば550
℃、8時間の熱処理を行い、結晶質シリコン膜1205
を形成する。こうして得られた結晶質シリコン膜120
5は非常に優れた結晶質を有する。(図15(B))
された技術は、触媒元素を選択的に添加することによっ
て、非晶質半導体膜の選択的な結晶化を可能としたもの
である。同技術を本発明に適用した場合について、図1
6で説明する。
膜1302を設け、その上に非晶質シリコン膜130
3、酸化シリコン膜1304を連続的に形成する。この
時、酸化シリコン膜1304の厚さは150nmとす
る。
グして、選択的に開孔部1305を形成し、その後、重
量換算で10ppmのニッケルを含む酢酸ニッケル塩溶
液を塗布する。これにより、ニッケル含有層1306が
形成され、ニッケル含有層1306は開孔部1305の
底部のみで非晶質シリコン膜1303と接触する。(図
16(A))
例えば570℃、14時間の熱処理を行い、結晶質シリ
コン膜1307を形成する。この結晶化の過程では、ニ
ッケルが接した非晶質シリコン膜の部分が最初に結晶化
し、そこから横方向へと結晶化が進行する。こうして形
成された結晶質シリコン膜1307は棒状または針状の
結晶が集合して成り、その各々の結晶は巨視的に見れば
ある特定の方向性をもって成長しているため、結晶性が
揃っているという利点がある。(図16(B))
媒元素は、ニッケル(Ni)の以外にも、ゲルマニウム
(Ge)、鉄(Fe)、パラジウム(Pd)、スズ(S
n)、鉛(Pb)、コバルト(Co)、白金(Pt)、
銅(Cu)、金(Au)、といった元素を用いても良
い。
(結晶質シリコン膜や結晶質シリコンゲルマニウム膜な
どを含む)を形成し、パターニングを行えば、結晶質T
FTの半導体層を形成することができる。本実施例の技
術を用いて、結晶質半導体膜から作製されたTFTは、
優れた特性が得られるが、そのため高い信頼性を要求さ
れていた。しかしながら、本発明のTFT構造を採用す
ることで、本実施例の技術を最大限に生かしたTFTを
作製することが可能となった。
られる半導体層を形成する方法として、非晶質半導体膜
を初期膜として前記触媒元素を用いて結晶質半導体膜を
形成した後で、その触媒元素を結晶質半導体膜から除去
する工程を行った例を示す。本実施例ではその方法とし
て、特開平10−135468号公報または特開平10
−135469号公報に記載された技術を用いる。
膜の結晶化に用いた触媒元素を結晶化後にリンのゲッタ
リング作用により除去する技術である。同技術を用いる
ことで、結晶質半導体膜中の触媒元素の濃度を1×10
17atms/cm3以下、好ましくは1×1016atms/cm3にまで
低減することができる。
明する。ここではコーニング社の1737基板に代表さ
れる無アルカリガラス基板を用いる。図17(A)で
は、実施例5で示した結晶化の技術を用いて、下地膜1
402、結晶質シリコン膜1403が形成された状態を
示している。そして、結晶質シリコン膜1403の表面
にマスク用の酸化シリコン膜1404を150nmの厚
さに形成し、さらにパターニングにより開孔部を設け、
結晶質シリコン膜を露出させた領域を形成してある。そ
して、リンを添加する工程を実施して、結晶質シリコン
膜にリンが添加された領域1405が設けられている。
0℃、5〜24時間、例えば600℃、12時間の熱処
理を行うと、結晶質シリコン膜にリンが添加された領域
1405がゲッタリングサイトとして働き、結晶質シリ
コン膜1403に残存していた触媒元素はリンが添加さ
れた領域1405に偏析させることができる。(図17
(B))
4と、リンが添加された領域1405とをエッチングし
て除去することにより、結晶化の工程で使用した触媒元
素の濃度を1×1017atms/cm3以下にまで低減された結
晶質シリコン膜を得ることができる。この結晶質シリコ
ン膜はそのまま実施例3で示した本発明のTFTの半導
体層として使用することができる。
した本発明のTFTを作製する工程において、半導体層
とゲート絶縁膜を形成する他の実施例を示す。本実施例
の構成は図18に示されている。
程度の耐熱性を有する基板が必要であり、石英基板15
01が用いられる。そして実施例5及び実施例6で示し
た技術を用い、結晶質半導体が形成され、これをTFT
の半導体層にするために、島状にパターニングして半導
体層1502、1503を形成する。そして、半導体層
1502、1503を覆って、ゲート絶縁膜1504と
して酸化シリコンを主成分とする膜を形成する。本実施
例では、プラズマCVD法で窒化酸化シリコン膜を70
nmの厚さで形成する。(図18(A))
素を含む雰囲気中で熱処理を行う。本実施例では、95
0℃、30分とした。尚、処理温度は700〜1100
℃の範囲で選択すれば良く、処理時間も10分から8時
間の間で選択すれば良い。(図18(B))
1502、1503とゲート絶縁膜1504との界面で
熱酸化膜が形成され、成膜したゲート絶縁膜1504と
組み合わされたゲート絶縁膜1507が形成される。ま
た、ハロゲン雰囲気での酸化の過程で、ゲート絶縁膜1
504と半導体層1502、1503に含まれる不純物
で、特に金属不純物元素はハロゲンと化合物を形成し、
気相中に除去することができる。
07は、絶縁耐圧が高く半導体層1505、1506と
ゲート絶縁膜1507の界面は非常に良好なものにな
る。本発明のTFTの構成を得るためには、以降の工程
は実施例3に従えば良い。
す方法で結晶質半導体膜を形成し、実施例3で示す工程
でアクティブマトリクス基板を作製する方法において、
結晶化の工程で使用した触媒元素をゲッタリングにより
除去する例を示す。まず、実施例3において、図11
(A)で示される半導体層403、404、405は、
触媒元素を用いて作製された結晶質シリコン膜であっ
た。このとき、結晶化の工程で用いられた触媒元素が半
導体層中に残存するので、ゲッタリングの工程を実施す
ることが望ましい。
のまま実施し、その後、レジストマスク423、424
を除去した。
ストマスク1601、1602、1603、1604、
1605、1606を形成する。次に、n型を付与する
第2の不純物添加の工程を行う。その結果、半導体層に
リンが添加された領域1607、1608、1609、
1610、1611、1612、1613が形成され
る。
1610にはすでにp型を付与する不純物元素であるボ
ロンが添加されているが、このときリン濃度は1×10
19〜1×1020atoms/cm3であり、ボロンに対して1/
2程度の濃度で添加されるので、pチャネル型TFTの
特性には何ら影響を及ぼさない。
0℃、1〜24時間、例えば600℃、12時間の加熱
処理の工程を行う。この工程により、添加されたn型及
びp型を付与する不純物元素を活性化することができ
る。さらに、前記リンが添加されている領域がゲッタリ
ングサイトとなり、結晶化の工程の後、残存していた触
媒元素を偏析させることができる。その結果、チャネル
形成領域から触媒元素を除去することが可能となる。
(図19(B))
工程は実施例3の工程に従い、図13の状態を形成する
ことにより、アクティブマトリクス基板を作製すること
ができる。
製されたアクティブマトリクス基板から、アクティブマ
トリクス型液晶表示装置を作製する工程を説明する。
に対して、図20(A)に示すように遮光膜1101、
第3の層間絶縁膜1102を形成する。遮光膜1101
は顔料を含む有機樹脂膜や、Ti、Crなどの金属膜を
用いると良い。また、第3の層間絶縁膜1102は、ポ
リイミドなどの有機樹脂膜で形成した。そして、第3の
層間絶縁膜1102と第2の層間絶縁膜464、パッシ
ベーション膜463にドレイン電極462に達するコン
タクトホールを形成し、画素電極1103を形成する。
画素電極1103は、透過型液晶表示装置の場合には透
明導電膜を用い、反射型の液晶表示装置の場合には金属
膜を用いれば良い。ここでは透過型の液晶表示装置とす
るために、酸化インジウム・スズ(ITO)膜を100
nmの厚さにスパッタ法で形成し、画素電極1103を
形成する。
1104を第3の層間絶縁膜1102と画素電極110
3を覆うように形成する。通常液晶表示素子の配向膜に
はポリイミド樹脂が多く用いられている。対向側の基板
1105には、透明導電膜1106と、配向膜1107
とを形成する。配向膜は、形成された後、ラビング処理
を施して液晶分子がある一定のプレチルト角を持って平
行配向させる役目を果たす。
S回路が形成されたアクティブマトリクス基板と対向基
板とを、公知のセル組み工程によってシール材やスペー
サ(共に図示せず)などを介して貼りあわせる。その
後、両基板の間に液晶材料1108を注入し、封止剤
(図示せず)によって完全に封止する。このようにして
図20(B)に示すアクティブマトリクス型液晶表示装
置が完成する。
はトップゲート構造であるが、ボトムゲート構造のTF
Tやその他の構造のTFTに対しても本発明は適用され
得る。
ネッセンス(EL:Electro Luminescence)材料を用い
た自発光型の表示装置であるEL表示装置に対しても本
発明は適用され得る。なお、本明細書中では、陽極、有
機化合物層及び陰極で形成される素子を発光素子と呼
ぶ。発光素子は、エレクトロルミネッセンス(ElectroL
uminescence:電場を加えることで発生するルミネッセ
ンス)が得られる有機化合物を含む層(以下、有機化合
物層と記す)と、陽極と、陰極とを有する。有機化合物
におけるルミネッセンスには、一重項励起状態から基底
状態に戻る際の発光(蛍光)と三重項励起状態から基底
状態に戻る際の発光(リン光)とがあるが、本発明はど
ちらの発光を用いた発光装置にも適用可能である。
けられた全ての層を有機化合物層と定義する。有機化合
物層には具体的に、発光層、正孔注入層、電子注入層、
正孔輸送層、電子輸送層等が含まれる。基本的に発光素
子は、陽極/発光層/陰極が順に積層された構造を有し
ており、この構造に加えて、陽極/正孔注入層/発光層
/陰極や、陽極/正孔注入層/発光層/電子輸送層/陰
極等の順に積層した構造を有していることもある。
よび実施例2をEL表示装置に適用した場合の作製例に
ついて説明する。
装置の上面図であり、図21(B)は図21(A)に示
したA−A‘で切断したEL表示装置の断面図である。
図21(A)において、4010は基板、4011は画
素部、4012はソース信号線駆動回路、4013はゲ
ート信号線駆動回路であり、それぞれの駆動回路は配線
4014〜4016を経てFPC4017に至り、外部
機器へと接続される。
駆動回路及び画素部を囲むようにしてカバー材460
0、シーリング材(ハウジング材ともいう)4100、
密封材(第2のシーリング材)4101が設けられてい
る。
010、下地膜4021の上に駆動回路用TFT(但
し、ここではnチャネル型TFTとpチャネル型TFT
を組み合わせたCMOS回路を図示している。)402
2及び画素部用TFT4023(但し、ここではEL素
子への電流を制御するTFTだけ図示している。)が形
成されている。これらのTFTは公知の構造(トップゲ
ート構造またはボトムゲート構造)を用いれば良い。
4022、画素部用TFT4023が完成したら、樹脂
材料でなる層間絶縁膜(平坦化膜)4026の上に画素
部用TFT4023のドレインと電気的に接続する透明
導電膜でなる画素電極4027を形成する。透明導電膜
としては、酸化インジウムと酸化スズとの化合物(IT
Oと呼ばれる)または酸化インジウムと酸化亜鉛との化
合物を用いることができる。そして、画素電極4027
を形成したら、絶縁膜4028を形成し、画素電極40
27上に開口部を形成する。
4029は公知のEL材料(正孔注入層、正孔輸送層、
発光層、電子輸送層または電子注入層)を自由に組み合
わせて積層構造または単層構造とすれば良い。どのよう
な構造とするかは公知の技術を用いれば良い。また、E
L材料には低分子系材料と高分子系(ポリマー系)材料
がある。低分子系材料を用いる場合は蒸着法を用いる
が、高分子系材料を用いる場合には、スピンコート法、
印刷法またはインクジェット法等の簡易な方法を用いる
ことが可能である。
着法によりEL層を形成する。シャドーマスクを用いて
画素毎に波長の異なる発光が可能な発光層(赤色発光
層、緑色発光層及び青色発光層)を形成することで、カ
ラー表示が可能となる。その他にも、色変換層(CC
M)とカラーフィルターを組み合わせた方式、白色発光
層とカラーフィルターを組み合わせた方式があるがいず
れの方法を用いても良い。勿論、単色発光のEL表示装
置とすることもできる。
極4030を形成する。陰極4030とEL層4029
の界面に存在する水分や酸素は極力排除しておくことが
望ましい。従って、真空中でEL層4029と陰極40
30を連続成膜するか、EL層4029を不活性雰囲気
で形成し、大気解放しないで陰極4030を形成すると
いった工夫が必要である。本実施例ではマルチチャンバ
ー方式(クラスターツール方式)の成膜装置を用いるこ
とで上述のような成膜を可能とする。
LiF(フッ化リチウム)膜とAl(アルミニウム)膜
の積層構造を用いる。具体的にはEL層4029上に蒸
着法で1nm厚のLiF(フッ化リチウム)膜を形成
し、その上に300nm厚のアルミニウム膜を形成す
る。勿論、公知の陰極材料であるMgAg電極を用いて
も良い。そして陰極4030は4031で示される領域
において配線4016に接続される。配線4016は陰
極4030に所定の電圧を与えるための電源供給線であ
り、導電性ペースト材料4032を介してFPC401
7に接続される。
30と配線4016とを電気的に接続するために、層間
絶縁膜4026及び絶縁膜4028にコンタクトホール
を形成する必要がある。これらは層間絶縁膜4026の
エッチング時(画素電極用コンタクトホールの形成時)
や絶縁膜4028のエッチング時(EL層形成前の開口
部の形成時)に形成しておけば良い。また、絶縁膜40
28をエッチングする際に、層間絶縁膜4026まで一
括でエッチングしても良い。この場合、層間絶縁膜40
26と絶縁膜4028が同じ樹脂材料であれば、コンタ
クトホールの形状を良好なものとすることができる。
を覆って、パッシベーション膜4603、充填材460
4、カバー材4600が形成される。
バー材4600と基板4010の内側にシーリング材4
100が設けられ、さらにシーリング材4100の外側
には密封材(第2のシーリング材)4101が形成され
る。
材4600を接着するための接着剤としても機能する。
充填材4604としては、PVC(ポリビニルクロライ
ド)、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、PVB(ポリビ
ニルブチラル)またはEVA(エチレンビニルアセテー
ト)を用いることができる。この充填材4604の内部
に乾燥剤を設けておくと、吸湿効果を保持できるので好
ましい。
含有させてもよい。このとき、スペーサーをBaOなど
からなる粒状物質とし、スペーサー自体に吸湿性をもた
せてもよい。
ン膜4603はスペーサー圧を緩和することができる。
また、パッシベーション膜とは別に、スペーサー圧を緩
和する樹脂膜などを設けてもよい。
板、アルミニウム板、ステンレス板、FRP(Fibe
rglass−Reinforced Plastic
s)板、PVF(ポリビニルフルオライド)フィルム、
マイラーフィルム、ポリエステルフィルムまたはアクリ
ルフィルムを用いることができる。なお、充填材460
4としてPVBやEVAを用いる場合、数十μmのアル
ミニウムホイルをPVFフィルムやマイラーフィルムで
挟んだ構造のシートを用いることが好ましい。
方向)によっては、カバー材4600が透光性を有する
必要がある。
0および密封材4101と基板4010との隙間を通っ
てFPC4017に電気的に接続される。なお、ここで
は配線4016について説明したが、他の配線401
4、4015も同様にしてシーリング材4100および
密封材4101の下を通ってFPC4017に電気的に
接続される。
てからカバー材4600を接着し、充填材4604の側
面(露呈面)を覆うようにシーリング材4100を取り
付けているが、カバー材4600及びシーリング材41
00を取り付けてから、充填材4604を設けても良
い。この場合、基板4010、カバー材4600及びシ
ーリング材4100で形成されている空隙に通じる充填
材の注入口を設ける。そして前記空隙を真空状態(10
-2Torr以下)にし、充填材の入っている水槽に注入
口を浸してから、空隙の外の気圧を空隙の中の気圧より
も高くして、充填材を空隙の中に充填する。
いて実施例10とは異なる形態のEL表示装置を作製し
た例について、図22(A)、図22(B)を用いて説
明する。図21(A)、図21(B)と同じ番号のもの
は同じ部分を指しているので説明は省略する。
上面図であり、図22(A)をA-A'で切断した断面図
を図22(B)に示す。
ってパッシベーション膜4603までを形成する。
604を設ける。この充填材4604は、カバー材46
00を接着するための接着剤としても機能する。充填材
4604としては、PVC(ポリビニルクロライド)、
エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、PVB(ポリビニルブ
チラル)またはEVA(エチレンビニルアセテート)を
用いることができる。この充填材4604の内部に乾燥
剤を設けておくと、吸湿効果を保持できるので好まし
い。
含有させてもよい。このとき、スペーサーをBaOなど
からなる粒状物質とし、スペーサー自体に吸湿性をもた
せてもよい。
ン膜4603はスペーサー圧を緩和することができる。
また、パッシベーション膜とは別に、スペーサー圧を緩
和する樹脂膜などを設けてもよい。
板、アルミニウム板、ステンレス板、FRP(Fibe
rglass−Reinforced Plastic
s)板、PVF(ポリビニルフルオライド)フィルム、
マイラーフィルム、ポリエステルフィルムまたはアクリ
ルフィルムを用いることができる。なお、充填材460
4としてPVBやEVAを用いる場合、数十μmのアル
ミニウムホイルをPVFフィルムやマイラーフィルムで
挟んだ構造のシートを用いることが好ましい。
方向)によっては、カバー材4600が透光性を有する
必要がある。
600を接着した後、充填材4604の側面(露呈面)
を覆うようにフレーム材4601を取り付ける。フレー
ム材4601はシーリング材(接着剤として機能する)
4602によって接着される。このとき、シーリング材
4602としては、光硬化性樹脂を用いるのが好ましい
が、EL層の耐熱性が許せば熱硬化性樹脂を用いても良
い。なお、シーリング材4602はできるだけ水分や酸
素を透過しない材料であることが望ましい。また、シー
リング材4602の内部に乾燥剤を添加してあっても良
い。
2と基板4010との隙間を通ってFPC4017に電
気的に接続される。なお、ここでは配線4016につい
て説明したが、他の配線4014、4015も同様にし
てシーリング材4602の下を通ってFPC4017に
電気的に接続される。
てからカバー材4600を接着し、充填材4604の側
面(露呈面)を覆うようにフレーム材4601を取り付
けているが、カバー材4600及びフレーム材4601
を取り付けてから、充填材4604を設けても良い。こ
の場合、基板4010、カバー材4600及びフレーム
材4601で形成されている空隙に通じる充填材の注入
口を設ける。そして前記空隙を真空状態(10-2Tor
r以下)にし、充填材の入っている水槽に注入口を浸し
てから、空隙の外の気圧を空隙の中の気圧よりも高くし
て、充填材を空隙の中に充填する。
る画素部のさらに詳細な断面構造を図23に、上面構造
を図24(A)に、回路図を図24(B)に示す。図2
3、図24(A)及び図24(B)では共通の符号を用
いるので互いに参照すれば良い。
れたスイッチング用TFT4502は公知の方法で形成
されたnチャネル型TFTを用いる。本実施例ではダブ
ルゲート構造としているが、構造及び作製プロセスに大
きな違いはないので説明は省略する。但し、ダブルゲー
ト構造とすることで実質的に二つのTFTが直列された
構造となり、オフ電流値を低減することができるという
利点がある。なお、本実施例ではダブルゲート構造とし
ているが、シングルゲート構造でも構わないし、トリプ
ルゲート構造やそれ以上のゲート本数を持つマルチゲー
ト構造でも構わない。また、公知の方法で形成されたp
チャネル型TFTを用いて形成しても構わない。
方法で形成されたnチャネル型TFTを用いる。スイッ
チング用TFT4502のソース配線(ソース信号線)
は34である。そして、スイッチング用TFT4502
のドレイン配線である35は配線36によって電流制御
用TFTのゲート電極37に電気的に接続されている。
また、38で示される配線は、スイッチング用TFT4
502のゲート電極39a、39bを電気的に接続するゲ
ート配線(ゲート信号線)である。
れる電流量を制御する素子であるため、多くの電流が流
れ、熱による劣化やホットキャリアによる劣化の危険性
が高い素子でもある。そのため、電流制御用TFT45
03のドレイン側に、ゲート絶縁膜を介してゲート電極
に重なるようにLDD領域を設ける構造は極めて有効で
ある。
03をシングルゲート構造で図示しているが、複数のT
FTを直列につなげたマルチゲート構造としても良い。
さらに、複数のTFTを並列につなげて実質的にチャネ
ル形成領域を複数に分割し、熱の放射を高い効率で行え
るようにした構造としても良い。このような構造は熱に
よる劣化対策として有効である。
御用TFT4503のゲート電極37となる配線36は
4504で示される領域で絶縁膜を介して、電流制御用
TFT4503のドレイン配線40と電気的に接続され
た電源供給線4506と重なる。このとき、4504で
示される領域ではコンデンサが形成され、電流制御用T
FT4503のゲート電極37にかかる電圧を保持する
ための保持容量として機能する。保持容量4504は、
電源供給線4506と電気的に接続された半導体膜45
07、ゲート絶縁膜と同一層の絶縁膜(図示せず)及び
配線36との間で形成される。また、配線36、第1層
間絶縁膜と同一の層(図示せず)及び電源供給線450
6で形成される容量も保持容量として用いることが可能
である。なお、電流制御用TFTのドレインは電源供給
線(電源線)4506に接続され、常に一定の電圧が加
えられている。
御用TFT4503の上には第1パッシベーション膜4
1が設けられ、その上に樹脂絶縁膜でなる平坦化膜42
が形成される。平坦化膜42を用いてTFTによる段差
を平坦化することは非常に重要である。後に形成される
EL層は非常に薄いため、段差が存在することによって
発光不良を起こす場合がある。従って、EL層をできる
だけ平坦面に形成しうるように画素電極を形成する前に
平坦化しておくことが望ましい。
素電極(EL素子の陰極)であり、電流制御用TFT4
503のドレインに電気的に接続される。画素電極43
としてはアルミニウム合金膜、銅合金膜または銀合金膜
など低抵抗な導電膜またはそれらの積層膜を用いること
が好ましい。勿論、他の導電膜との積層構造としても良
い。
れたバンク44a、44bにより形成された溝(画素に相
当する)の中に発光層45が形成される。なお図24
(A)では、保持容量4504の位置を明確にするため
に一部バンクを省略しており、バンク44a、44bしか
図示していないが、電源供給線4506とソース配線
(ソース信号線)34を一部覆うように電源供給線45
06とソース配線(ソース信号線)34の間に設けられ
ている。また、ここでは二画素しか図示していないが、
R(赤)、G(緑)、B(青)の各色に対応した発光層
を作り分けても良い。発光層とする有機EL材料として
はπ共役ポリマー系材料を用いる。代表的なポリマー系
材料としては、ポリパラフェニレンビニレン(PPV)
系、ポリビニルカルバゾール(PVK)系、ポリフルオ
レン系などが挙げられる。
な型のものがあるが、例えば「H. Shenk,H.Becker,O.Ge
lsen,E.Kluge,W.Kreuder,and H.Spreitzer,“Polymers
forLight Emitting Diodes”,Euro Display,Proceeding
s,1999,p.33-37」や特開平10−92576号公報に記
載されたような材料を用いれば良い。
発光層にはシアノポリフェニレンビニレン、緑色に発光
する発光層にはポリフェニレンビニレン、青色に発光す
る発光層にはポリフェニレンビニレン若しくはポリアル
キルフェニレンを用いれば良い。膜厚は30〜150n
m(好ましくは40〜100nm)とすれば良い。
のできる有機EL材料の一例であって、これに限定する
必要はまったくない。発光層、電荷輸送層または電荷注
入層を自由に組み合わせてEL層(発光及びそのための
キャリアの移動を行わせるための層)を形成すれば良
い。
光層として用いる例を示したが、低分子系有機EL材料
を用いても良い。また、電荷輸送層や電荷注入層として
炭化珪素等の無機材料を用いることも可能である。これ
らの有機EL材料や無機材料は公知の材料を用いること
ができる。
(ポリチオフェン)またはPAni(ポリアニリン)で
なる正孔注入層46を設けた積層構造のEL層としてい
る。そして、正孔注入層46の上には透明導電膜でなる
陽極47が設けられる。本実施例の場合、発光層45で
生成された光は上面側に向かって(TFTの上方に向か
って)放射されるため、陽極は透光性でなければならな
い。透明導電膜としては酸化インジウムと酸化スズとの
化合物や酸化インジウムと酸化亜鉛との化合物を用いる
ことができるが、耐熱性の低い発光層や正孔注入層を形
成した後で形成するため、可能な限り低温で成膜できる
ものが好ましい。
505が完成する。なお、ここでいうEL素子4505
は、画素電極(陰極)43、発光層45、正孔注入層4
6及び陽極47で形成されたコンデンサを指す。図24
(A)に示すように画素電極43は画素の面積にほぼ一
致するため、画素全体がEL素子として機能する。従っ
て、発光の利用効率が非常に高く、明るい画像表示が可
能となる。
さらに第2パッシベーション膜48を設けている。第2
パッシベーション膜48としては窒化珪素膜または窒化
酸化珪素膜が好ましい。この目的は、外部とEL素子と
を遮断することであり、有機EL材料の酸化による劣化
を防ぐ意味と、有機EL材料からの脱ガスを抑える意味
との両方を併せ持つ。これによりEL表示装置の信頼性
が高められる。
3のような構造の画素からなる画素部を有し、オフ電流
値の十分に低いスイッチング用TFTと、ホットキャリ
ア注入に強い電流制御用TFTとを有する。従って、高
い信頼性を有し、且つ、良好な画像表示が可能なEL表
示装置が得られる。
に示した画素部において、EL素子4505の構造を反
転させた構造について説明する。説明には図25を用い
る。なお、図23の構造と異なる点はEL素子の部分と
電流制御用TFTだけであるので、その他の説明は省略
することとする。
3は公知の方法で形成されたpチャネル型TFTを用い
る。
て透明導電膜を用いる。具体的には酸化インジウムと酸
化亜鉛との化合物でなる導電膜を用いる。勿論、酸化イ
ンジウムと酸化スズとの化合物でなる導電膜を用いても
良い。
が形成された後、溶液塗布によりポリビニルカルバゾー
ルでなる発光層52が形成される。その上にはカリウム
アセチルアセトネート(acacKと表記される)でな
る電子注入層53、アルミニウム合金でなる陰極54が
形成される。この場合、陰極54がパッシベーション膜
としても機能する。こうしてEL素子4701が形成さ
れる。
は、矢印で示されるようにTFTが形成された基板の方
に向かって放射される。
(B)に示した回路図とは異なる構造の画素とした場合
の例について図26(A)〜(C)に示す。なお、本実
施例において、4801はスイッチング用TFT480
2のソース配線(ソース信号線)、4803はスイッチ
ング用TFT4802のゲート配線(ゲート信号線)、
4804は電流制御用TFT、4805は保持容量、4
806、4808は電源供給線、4807はEL素子と
する。
線4806を共通とした場合の例である。即ち、二つの
画素が電源供給線4806を中心に線対称となるように
形成されている点に特徴がある。この場合、電源供給線
の本数を減らすことができるため、画素部をさらに高精
細化することができる。
8をゲート配線(ゲート信号線)4803と平行に設け
た場合の例である。なお、図26(B)では電源供給線
4808とゲート配線(ゲート信号線)4803とが重
ならないように設けた構造となっているが、両者が異な
る層に形成される配線であれば、絶縁膜を介して重なる
ように設けることもできる。この場合、電源供給線48
08とゲート配線(ゲート信号線)4803とで専有面
積を共有させることができるため、画素部をさらに高精
細化することができる。
造と同様に電源供給線4808をゲート配線(ゲート信
号線)4803と平行に設け、さらに、二つの画素を電
源供給線4808に対し線対称となるように形成する点
に特徴がある。また、電源供給線4808をゲート配線
(ゲート信号線)4803のいずれか一方と重なるよう
に設けることも有効である。この場合、電源供給線の本
数を減らすことができるため、画素部をさらに高精細化
することができる。
(A)、図24(B)では電流制御用TFT4503の
ゲートにかかる電圧を保持するために保持容量4504
を設ける構造としているが、保持容量4504を省略す
ることも可能である。実施例12の場合、電流制御用T
FT4503のドレイン側に、ゲート絶縁膜を介してゲ
ート電極に重なるように設けられたLDD領域を有して
いる。この重なり合った領域には一般的にゲート容量と
呼ばれる寄生容量が形成されるが、本実施例ではこの寄
生容量を保持容量4504の代わりとして積極的に用い
る点に特徴がある。
ート電極とLDD領域とが重なり合った面積によって変
化するため、その重なり合った領域に含まれるLDD領
域の長さによって決まる。
(B),(C)の構造においても同様に、保持容量48
05を省略することは可能である。
方法を用いたアクティブマトリクス型液晶表示装置或い
はEL表示装置を組み込んだ電子機器について説明す
る。これらの電子機器には、携帯情報端末(電子手帳、
モバイルコンピュータ、携帯電話等)、ビデオカメラ、
スチルカメラ、パーソナルコンピュータ、テレビ等が挙
げられる。それらの一例を図27〜図29に示す。ただ
し、アクティブマトリクス型液晶表示装置については、
図27、図28、図29が適用され、EL表示装置につ
いては、図27、図28が適用される。
01、音声出力部9002、音声入力部9003、表示
部9004、操作スイッチ9005、アンテナ9006
から構成されている。本発明は表示部9004に適用す
ることができる。
9101、表示部9102、音声入力部9103、操作
スイッチ9104、バッテリー9105、受像部910
6から成っている。本発明は表示部9102に適用する
ことができる。
一種であるモバイルコンピュータ或いは携帯型情報端末
であり、本体9201、カメラ部9202、受像部92
03、操作スイッチ9204、表示部9205で構成さ
れている。本発明は表示部9205に適用することがで
きる。
イ(ゴーグル型ディスプレイ)であり、本体9301、
表示部9302、アーム部9303で構成される。本発
明は表示部9302に適用することができる。
1、スピーカー9402、表示部9403、受信装置9
404、増幅装置9405等で構成される。本発明は表
示部9403に適用することができる。
01、表示部9502、記憶媒体9504、操作スイッ
チ9505、アンテナ9506から構成されており、ミ
ニディスク(MD)やDVD(Digtial Ver
satile Disc)に記憶されたデータや、アン
テナで受信したデータを表示するものである。本発明は
表示部9502に適用することができる。
あり、本体9601、画像入力部9602、表示部96
03、キーボード9604で構成される。本発明は表示
部9603に適用することができる。
媒体(以下、記録媒体と呼ぶ)を用いるプレーヤーであ
り、本体9701、表示部9702、スピーカ部970
3、記録媒体9704、操作スイッチ9705で構成さ
れる。なお、この装置は記録媒体としてDVD、CD等
を用い、音楽鑑賞や映画鑑賞やゲームやインターネット
を行なうことができる。本発明は表示部9702に適用
することができる。
体9801、表示部9802、接眼部9803、操作ス
イッチ9804、受像部(図示しない)で構成される。
本発明は表示部9802に適用することができる。
スプレイであり、表示部9901、ヘッドマウント部9
902で構成される。本発明は表示部9901に適用す
ることができる。
であり、投射装置3601、スクリーン3602で構成
される。
り、本体3701、投射装置3702、ミラー370
3、スクリーン3704で構成される。
図29(B)中における投射装置3601、3702の
構造の一例を示した図である。投射装置3601、37
02は、光源光学系3801、ミラー3802、ダイク
ロイックミラー3803、マイクロレンズアレイ380
4、液晶表示部3805、フレネルレンズ3806、投
射光学系3807で構成される。投射光学系3807
は、投射レンズを含む光学系で構成される。本実施例は
単板式の投射装置である。また、図29(C)中におい
て矢印で示した光路に実施者が適宜、光学レンズや、偏
光機能を有するフィルムや、位相差を調節するためのフ
ィルム、IRフィルム等の光学系を設けてもよい。本発
明は液晶表示部3805に適用することができる。
おける光源光学系3801の構造の一例を示した図であ
る。本実施例では、光源光学系3801は、リフレクタ
ー3811、光源3812、レンズアレイ3813、3
814、偏光変換素子3815、集光レンズ3816で
構成される。なお、図29(D)に示した光源光学系は
一例であって特に限定されない。例えば、光源光学系に
実施者が適宜、光学レンズや、偏光機能を有するフィル
ムや、位相差を調節するフィルム、IRフィルム等の光
学系を設けてもよい。
広く、画像表示装置を用いるあらゆる分野の電子機器に
適用することが可能である。
A変換回路で複数のソース信号線を駆動する方法におい
て、外部入力ピン数の増加や、駆動回路の占有面積の増
加を招くことなく液晶に印加する電圧をRGB独立に制
御することを可能にする。
ぎ、更に、色彩の表現性に優れたクオリティーの高い映
像を表示することが可能となる。
ある。
ある。
ある。
F)と基本ラッチ回路(LAT)の回路図である。
選択回路の回路図である。
ある。
図である。
ある。
選択回路の回路図である。
す図である。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
略図である。
路の概略図である。
線を駆動するソース信号線駆動回路の概略図である。
特性の1例である。
Claims (20)
- 【請求項1】複数のソース信号線と、複数のゲート信号
線と、前記各ソース信号線と前記各ゲート信号線が交差
する各領域に設けられた複数の画素電極と、該複数の画
素電極を駆動するための複数のスイッチング素子と、を
有する画素アレイ部と、前記複数のソース信号線を駆動
するソース信号線駆動回路と、前記複数のゲート信号線
を駆動するゲート信号線駆動回路と、を有するカラー画
像表示装置において、前記ソース信号線駆動回路は、複
数のD/A変換回路と、複数のソース線選択回路と、を
有し、前記各D/A変換回路は、R(赤)G(緑)B
(青)の3色に対応した3本のソース信号線を単位とし
てその倍数の前記ソース信号線と、前記各ソース線選択
回路を介して接続され、さらに前記各D/A変換回路へ
接続される複数本からなる階調電源線は1系統であり、
該各階調電源線には1ゲート線選択期間内にRGBの3
色に対応した電源電圧が印加されることを特徴とするカ
ラー画像表示装置。 - 【請求項2】1ゲート線選択期間に、前記各ソース線選
択回路は前記3の倍数本のソース信号線を全てのソース
線選択回路で同期を取りながら順に選択して前記各D/
A変換回路と接続させ、さらに前記各選択期間では、前
記各D/A変換回路に接続されたソース信号線はRGB
について全て同色に対応したものであり、該色に対応す
る電源電圧が前記階調電源線に印加される、請求項1に
記載のカラー画像表示装置。 - 【請求項3】前記各D/A変換回路が6以上で3の倍数
の前記ソース信号線と前記各ソース線選択回路を介して
接続され、前記各ソース線選択回路は、RGBについて
同色に対応したソース信号線を連続的に選択し前記各D
/A変換回路と接続させる、請求項2に記載のカラー画
像表示装置。 - 【請求項4】1ゲート線選択期間を第1、第2、第3の
3つの期間に分割し、前記第1の期間には、3色(RG
B)のうち第1の色に対応する電源電圧が前記各階調電
源線に印加され、同時に前記各ソース線選択回路は前記
第1の色に対応する1本或いは複数本の前記ソース信号
線を選択し前記各D/A変換回路と接続させ、前記第2
の期間には、3色(RGB)のうち第2の色に対応する
電源電圧が前記各階調電源線に印加され、同時に前記各
ソース線選択回路は前記第2の色に対応する1本或いは
複数本の前記ソース信号線を選択し前記各D/A変換回
路と接続させ、前記第3の期間には、3色(RGB)の
うち第3の色に対応する電源電圧が前記各階調電源線に
印加され、同時に前記各ソース線選択回路は前記第3の
色に対応する1本或いは複数本の前記ソース信号線を選
択し前記各D/A変換回路と接続させる、請求項1に記
載のカラー画像表示装置。 - 【請求項5】表示素子に液晶材料を用いる請求項1乃至
請求項4のいずれか1項に記載のカラー画像表示装置。 - 【請求項6】表示素子にエレクトロルミネッセンス(E
L)材料を用いる請求項1乃至請求項4のいずれか1項
に記載のカラー画像表示装置。 - 【請求項7】請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記
載の前記カラー画像表示装置を用いることを特徴とする
携帯電話。 - 【請求項8】請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記
載の前記カラー画像表示装置を用いることを特徴とする
ビデオカメラ。 - 【請求項9】請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記
載の前記カラー画像表示装置を用いることを特徴とする
パーソナルコンピュータ。 - 【請求項10】請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
記載の前記カラー画像表示装置を用いることを特徴とす
るヘッドマウントディスプレイ。 - 【請求項11】請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
記載の前記カラー画像表示装置を用いることを特徴とす
るテレビ。 - 【請求項12】請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
記載の前記カラー画像表示装置を用いることを特徴とす
る携帯書籍。 - 【請求項13】請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
記載の前記カラー画像表示装置を用いることを特徴とす
るDVDプレーヤー。 - 【請求項14】請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
記載の前記カラー画像表示装置を用いることを特徴とす
るデジタルカメラ。 - 【請求項15】請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
記載の前記カラー画像表示装置を用いることを特徴とす
るプロジェクター。 - 【請求項16】請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
記載の前記カラー画像表示装置を用いることを特徴とす
る電子機器。 - 【請求項17】複数のソース信号線と、複数のゲート信
号線と、前記各ソース信号線と前記各ゲート信号線が交
差する各領域に設けられた複数の画素電極と、該複数の
画素電極を駆動するための複数のスイッチング素子と、
を有する画素アレイ部と、前記複数のソース信号線を駆
動するソース信号線駆動回路と、前記複数のゲート信号
線を駆動するゲート信号線駆動回路と、を有するカラー
画像表示装置において、前記ソース信号線駆動回路は、
複数のD/A変換回路と、複数のソース線選択回路と、
を有し、前記各D/A変換回路は、RGBの3色に対応
した3本のソース信号線を単位としてその倍数の前記ソ
ース信号線と、前記各ソース線選択回路を介して接続さ
れ、さらに前記各D/A変換回路へ接続される複数本か
らなる階調電源線は1系統であり、該各階調電源線には
1ゲート線選択期間内にRGBの3色に対応した電源電
圧が印加されることを特徴とするカラー画像表示装置の
駆動方法。 - 【請求項18】1ゲート線選択期間に、前記各ソース線
選択回路は前記3の倍数本のソース信号線を全てのソー
ス線選択回路で同期を取りながら順に選択して前記各D
/A変換回路と接続させ、さらに前記各選択期間では、
前記各D/A変換回路に接続されたソース信号線はRG
Bについて全て同色に対応したものであり、該色に対応
する電源電圧が前記階調電源線に印加される、請求項1
7に記載のカラー画像表示装置の駆動方法。 - 【請求項19】前記各D/A変換回路が、6以上で3の
倍数の前記ソース信号線と前記各ソース線選択回路を介
して接続され、前記各ソース線選択回路は、RGBにつ
いて同色に対応したソース信号線を連続的に選択し前記
各D/A変換回路と接続させる、請求項18に記載のカ
ラー画像表示装置の駆動方法。 - 【請求項20】1ゲート線選択期間を第1、第2、第3
の3つの期間に分割し、前記第1の期間には、3色(R
GB)のうち第1の色に対応する電源電圧が前記各階調
電源線に印加され、同時に前記各ソース線選択回路は前
記第1の色に対応する1本或いは複数本の前記ソース信
号線を選択し前記各D/A変換回路と接続させ、前記第
2の期間には、3色(RGB)のうち第2の色に対応す
る電源電圧が前記各階調電源線に印加され、同時に前記
各ソース線選択回路は前記第2の色に対応する1本或い
は複数本の前記ソース信号線を選択し前記各D/A変換
回路と接続させ、前記第3の期間には、3色(RGB)
のうち第3の色に対応する電源電圧が前記各階調電源線
に印加され、同時に前記各ソース線選択回路は前記第3
の色に対応する1本或いは複数本の前記ソース信号線を
選択し前記各D/A変換回路と接続させる、請求項17
に記載のカラー画像表示装置の駆動方法。
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