JP2001290085A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2001290085A
JP2001290085A JP2000103859A JP2000103859A JP2001290085A JP 2001290085 A JP2001290085 A JP 2001290085A JP 2000103859 A JP2000103859 A JP 2000103859A JP 2000103859 A JP2000103859 A JP 2000103859A JP 2001290085 A JP2001290085 A JP 2001290085A
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endoscope
wall layer
illumination light
distal end
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JP2000103859A
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Inventor
Masaichi Higuma
政一 樋熊
Takashi Ogawa
敬司 小川
Yasuyuki Futaki
泰行 二木
Yousuke Yoshimoto
羊介 吉本
Susumu Aono
進 青野
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細径で、組み立て性の良い挿入部を有する内
視鏡を実現する。 【解決手段】 内視鏡を挿通するチャンネル15は、こ
のチャンネル15の肉厚部の内壁層21及び外壁層22
をクラッド部(周縁部)として非晶質フッ素樹脂で形成
し、これら内壁層21と外壁層22との間の中間層23
をコア部(中心部)として前記内壁層21及び外壁層2
2よりも屈折率の高い素材、例えば屈折率1.49程度
のPMMA(ポリメチルメタクリレート樹脂)で形成し
て照明光伝達部とした構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細長な挿入部に挿
通し配設されるチャンネルを有する内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野および工業用分野で広く用いら
れるようになった内視鏡は、診断あるいは検査対象部位
が生体、プラント等の内部であるので照明する手段が必
要である。このため、一般的な内視鏡では、内視鏡の外
部装置として光源装置を用意し、この光源装置からの照
明光を導光するライトガイドファイバ等の照明光導光手
段で導光し、挿入部先端側から被検部位を照明し、照明
された被検部位の光学像をイメージガイドファイバ等の
観察手段で取り込んで観察する構成になっている。
【0003】また、医療分野で用いられる内視鏡は、こ
の内視鏡を把持して内視鏡観察を行っている際に、内視
鏡用処置具(単に処置具)を操作部の鉗子挿入口より挿
入し、細長な挿入部を挿通するチャンネルを介して体腔
内の被検部位を処置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の内視鏡は、細長な挿入部部に少なくともライトガイ
ドファイバ等の照明光導光手段やイメージガイドファイ
バ等の観察手段及びチャンネルを配設する必要があるた
め、必然的に挿入部外径が太くなるという問題があっ
た。
【0005】また、内視鏡の組立時にライトガイドファ
イバ等の照明光導光手段やイメージガイドファイバ等の
観察手段及びチャンネルを全て束ねて細長な挿入部に挿
通する必要があるため、この組立時にライトガイドファ
イバが折れる等の問題があり、組み立て性が悪かった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、細径で、組み立て性の良い挿入部を有する内視鏡を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、細長な挿入部に挿通し配設されるチャンネル
の肉厚部の軸方向に照明光伝達部を設けたことを特徴と
している。この構成により、細径で、組み立て性の良い
挿入部を有する内視鏡を実現する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1及び図2は本発明の第1の実
施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態を備
えた内視鏡の外観図、図2は図1のチャンネルを説明す
る説明図である。
【0009】図1に示すように内視鏡1は、細長で可撓
性を有する挿入部2と、この挿入部2の基端側に連設さ
れる把持部を兼ねる操作部3と、この操作部3上部に設
けた接眼部4とを備えて水密に構成されている。尚、前
記操作部3は側部にユニバーサルコード5の基端部を連
結していて、このユニバーサルコード5の端部は図示し
ない吸引装置に着脱自在に接続される吸引コネクタ6
と、この吸引コネクタ6側部に延出し図示しない光源装
置に着脱自在に接続される光源コネクタ7を設けてい
る。尚、前記吸引コネクタ6には、後述するチャンネル
の内側層に接続する接続管6aを配設している。
【0010】前記挿入部2は、先端側から硬質の先端構
成部11と、この先端構成部11の後端に隣接して形成
され、湾曲自在な湾曲部12と、この湾曲部12の後端
に隣接して形成され、可撓性を有する可撓管部13とか
ら構成される。前記操作部3の後端側には、湾曲操作レ
バー14が設けてあり、この湾曲操作レバー14を回動
操作することにより前記湾曲部12を湾曲することがで
きる。
【0011】また、この操作部3には吸引を行う吸引ボ
タン(不図示)が設けてあり、この吸引ボタンを操作す
ることにより後述する照明光伝達部としてのチャンネル
15を介して体液などを吸引することができる。また、
操作部3の前端側には、鉗子などの処置具を挿入する鉗
子挿入口16が形成され、この紺子挿入口16は内部で
前記チャンネル15に連通している。この鉗子挿入口1
6には通常図示しない鉗子栓が取り付けられている。
【0012】本実施の形態では、前記チャンネル15の
肉厚部の軸方向に照明光伝達部を設けた構成としてい
る。即ち、図2に示すように前記チャンネル15は、こ
のチャンネル15の肉厚部の内壁層21及び外壁層22
をクラッド部(周縁部)として非晶質フッ素樹脂で形成
し、これら内壁層21と外壁層22との間の中間層23
をコア部(中心部)として前記内壁層21及び外壁層2
2よりも屈折率の高い素材、例えば屈折率1.49程度
のPMMA(ポリメチルメタクリレート樹脂)で形成し
て照明光伝達部とした構成となっている。
【0013】前記内壁層21及び外壁層22を形成して
いる非晶質フッ素樹脂は、例えば一般の内視鏡に用いら
れるチャンネルを形成するPTFE(ポリ4フッ化エチ
レン樹脂)、PFA(パーフロロアルコキシ樹脂)、F
EP(フッ化エチレン6フッ化プロピレン共重合樹脂)
等の結晶性のフッ素樹脂とは異なり、可視光線透過率9
5%以上、屈折率n=1.34程度という光学的な特性
を備え、且つ一般のフッ素樹脂と同様に耐薬品性、撥水
性が高い。つまり、ライトガイドとしての光学的な特性
と、チャンネルとして耐薬性、撥水性等の特性を兼ね揃
えた素材である。また、この非晶質フッ素樹脂は、薄膜
形成することが可能である。尚、前記中間層23として
非晶質フッ素樹脂を使用し、この中間層23よりも屈折
率の低い素材、または反射体により内壁層21及び外壁
層22を構成しても良い。
【0014】このように構成したチャンネル15を挿通
する内視鏡1を用いて内視鏡観察を行う。内視鏡1を把
持して細長な挿入部2を体腔内に挿入し、図示しない光
源装置の光源スイッチをオンする。すると、光源装置か
らの照明光はチャンネル15の中間層23を通って内視
鏡先端部11まで導光され、内視鏡先端部11から体腔
内の被検部位を照明する。
【0015】ここで、操作部3の図示しない吸引ボタン
を操作すると、図示しない吸引装置が起動してチャンネ
ル15の内壁層21を通り、前記吸引コネクタ6の接続
管6aを介して体液などを吸引することができる。ま
た、操作部3の鉗子挿入口16に鉗子などの処置具(不
図示)を挿入すると、この処置具がチャンネル15の内
壁層21を挿通して挿入部2の先端部11から体腔内の
被検部位を処置することができる。
【0016】上述した構成により、チャンネル15と照
明光導光手段であるライトガイドとが一体であるため、
挿入部2の細径化が可能であり、組み立て性が良いとい
う効果を得る。
【0017】尚、本実施の形態では、挿入部2が軟性の
軟性内視鏡1に本発明を適用しているが、挿入部2が硬
性の硬性内視鏡の場合には、内壁層21、外壁層22の
みならず、中間層23としてもガラスを用いることが可
能である。
【0018】(第2の実施の形態)図3は本発明の第2
の実施の形態に係るチャンネルを説明する説明図であ
る。上記第1の実施の形態では、前記チャンネル15の
肉厚部の内壁層21及び外壁層22をクラッド部(周縁
部)として形成し、これら内壁層21と外壁層22との
間の中間層23をコア部(中心部)として形成して照明
光伝達部とした構成としているが、本第2の実施の形態
では前記チャンネルの肉厚部の外壁層と内壁層とをクラ
ッド部とし、これら外壁層と内壁層との間にコア部とし
て多数のファイバ素線を配置して照明光伝達部とした構
成としている。
【0019】即ち、図3に示すように本第2の実施の形
態のチャンネル30は、このチャンネル30の肉厚部の
内壁層及び外壁層をクラッド部(周縁部)として例えば
フッ素樹脂等のチュービング素材31で一体的に形成
し、このチュービング素材31の内部にこのチュービン
グ素材31よりも屈折率が高いコア部(中心部)として
ファイバ素線32を多数埋め込んで照明光伝達部とした
構成としている。
【0020】前記チュービング素材31は、チャンネル
としての特性とライトガイドのクラッド部としての特性
を求められるため、非晶質フッ素樹脂やその他フッ素樹
脂であることが有効である。また、前記ファイバ素線3
2は、前記チュービング素材31よりも屈折率の高い照
明光伝達部材であり、各種樹脂、ガラスを使用すること
が可能である。
【0021】尚、変形例として前記ファイバ素線32を
コア部(中心部)とクラッド部(周縁部)から構成し
て、それ自体で照明光を伝達できる素線としても良い。
この場合、前記チュービング素材31は屈折率等の光学
特性を考慮せず、チャンネルとしての特性のみを考慮し
て選択できる。また、予め内側にフッ素樹脂等のチュー
ブを設け、その外周に前記ファイバ素線32を配設し、
その上から前記チュービング素材31にてチュービング
する構成としても良い。
【0022】このように構成したチャンネル30を有す
る内視鏡1を用いて内視鏡観察を行う。内視鏡1を把持
して細長な挿入部2を体腔内に挿入し、図示しない光源
装置の光源スイッチをオンする。すると、光源装置から
の照明光はチャンネル30のファイバ素線32を通って
内視鏡先端部11まで導光され、内視鏡先端部11から
体腔内の被検部位を照明する。
【0023】ここで、操作部3の図示しない吸引ボタン
を操作すると、図示しない吸引装置が起動してチャンネ
ル30のチュービング素材31の内側を通り、前記吸引
コネクタ6の接続管6aを介して体液などを吸引するこ
とができる。また、操作部3の鉗子挿入口16に鉗子な
どの処置具を挿入すると、この処置具がチャンネル30
のチュービング素材31の内側を挿通して挿入部2の先
端部11から体腔内の被検部位を処置することができ
る。
【0024】上述した構成により、第1の実施の形態と
同様な効果を得ることができる。尚、本実施の形態で
は、挿入部2が軟性の軟性内視鏡に本発明を適用してい
るが、挿入部2が硬性の硬性内視鏡の場合には、チュー
ビング素材31としてガラスを用いることが可能であ
る。
【0025】(第3の実施の形態)図4は本発明の第3
の実施の形態に係るチャンネルを説明する説明図であ
る。上記第2の実施の形態では、前記チャンネル30の
肉厚部の外壁層と内壁層とをクラッド部(周縁部)とし
て一体的に形成し、このクラッド部(周縁部)の内部に
コア部(中心部)として多数のファイバ素線32を埋め
込んで照明光伝達部とした構成としているが、本第3の
実施の形態では前記チャンネルの肉厚部の外壁層と内壁
層との間にクラッド部及びコア部として構成した多数の
ファイバ素線を配置して照明光伝達部とした構成として
いる。
【0026】即ち、図4に示すように本第3の実施の形
態のチャンネル40は、このチャンネル40の肉厚部の
内壁層41と外壁層42と、これら内壁層41と外壁層
42との間をチュービング素材43で形成し、このチュ
ービング素材43の内部に、コア(中心部)とクラッド
(周縁部)とから構成されるファイバ素線44を埋め込
んで照明光伝達部とした構成としている。
【0027】このファイバ素線44は、前記チュービン
グ素材43よりも屈折率が高い照明光伝達部材であり、
それ自体で照明光を伝達できる素線である。また、前記
チュービング素材43は屈折率等の光学特性を考慮せ
ず、チャンネルとしての特性のみを考慮して選択でき
る。尚、内壁層41としては、チャンネルとしての特性
が高いフッ素樹脂で形成している。
【0028】このように構成したチャンネル30を有す
る内視鏡1を用いて内視鏡観察を行う。内視鏡1を把持
して細長な挿入部2を体腔内に挿入し、図示しない光源
装置の光源スイッチをオンする。すると、光源装置から
の照明光はチャンネル30のファイバ素線32を通って
内視鏡先端部11まで導光され、内視鏡先端部11から
体腔内の被検部位を照明する。
【0029】ここで、操作部3の図示しない吸引ボタン
を操作すると、図示しない吸引装置が起動してチャンネ
ル40の内壁層41を通り、前記吸引コネクタ6の接続
管6aを介して体液などを吸引することができる。ま
た、操作部3の鉗子挿入口16に鉗子などの処置具を挿
入すると、この処置具がチャンネル40の内壁層41を
挿通して挿入部2の先端部11から体腔内の被検部位を
処置することができる。上述した構成により、第1の実
施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0030】(第4の実施の形態)図5ないし図7は本
発明の第4の実施の形態に係り、図5は本発明の第4の
実施の形態を備えた内視鏡挿入部を説明する断面図、図
6は図5のチャンネルを説明する説明図、図7は図6の
変形例を示すチャンネルの断面図である。本第4の実施
の形態は、上記第1〜第3の実施の形態よりも更なる挿
入部2の細径化が可能な構成としている。
【0031】図5に示すように本第4の実施の形態を備
えた内視鏡挿入部50は、図1で説明したのと同様に先
端側から硬質の先端構成部51と、この先端構成部51
の後端に隣接して形成された湾曲自在な湾曲部52と、
この湾曲部52の後端に隣接して形成された可撓管部5
3とから構成される。
【0032】前記湾曲部52は、複数の湾曲駒54が回
動自在に連結しており、これら複数の湾曲駒54の外周
はフッ素ゴムなどから形成される湾曲ゴム55で水密的
に覆われている。尚、前記先端構成部51には、図示し
ない観察光学系が設けられている。そして、これら先端
構成部51、湾曲部52及び可撓管部53から構成され
る挿入部50には、上記第1〜第3の実施の形態で説明
した照明光伝達部としてのチャンネル60が挿通されて
いる。
【0033】ここで、図示しない操作部に設けた湾曲操
作レバーを操作して湾曲部52を湾曲操作させると、従
来の内視鏡では前記湾曲操作レバーに接続された図示し
ない牽引ワイヤとそのガイド部材であるコイル等が湾曲
部52の湾曲駒54を牽引して湾曲部52を湾曲させて
いた。このため、挿入部50内に牽引ワイヤとそのガイ
ド部材であるコイル等が存在し、挿入部50を細径化す
るのが困難であった。そこで、本実施の形態では、前記
チャンネル60の少なくとも前記湾曲部52を挿通する
部分を形状記憶材料で形成するように構成する。
【0034】即ち、図6に示すように前記チャンネル6
0外周には、少なくとも前記湾曲部52の略範囲内に形
状記憶合金61を巻き付けている。このチャンネル60
に巻き付けた前記形状記憶合金61には通電部材62が
電気的に接続されていて、図示しない電気信号供給手段
により電気信号を流して、形状記憶合金61に通電させ
るようになっている。このことにより、チャンネル60
を任意の方向に湾曲させることが可能であり、チャンネ
ル60の湾曲操作に合わせて、湾曲部52が湾曲するよ
うになっている。
【0035】尚、チャンネル60を形状記憶樹脂で形成
し、その外周に形状記憶合金61の代わりに熱線を巻き
付けて、この熱線を加熱させることによりチャンネル6
0を湾曲させるように構成しても良い。また、図7に示
すように、形状記憶合金61をチャンネル60の軸方向
に設けて、この形状記憶合金61に通電させて湾曲させ
るように構成しても良い。
【0036】上述した構成により、牽引ワイヤとそのガ
イド部材であるコイル等が必要無くなるので、挿入部5
0を細径化することができる。尚、本実施の形態では、
前記チャンネル60の一部または全体を照明光伝達部で
あるチャンネルとして説明したが、特に照明光伝達部と
してのチャンネルでなくても構わない。
【0037】ところで、従来の内視鏡は、図10に示す
ように挿入部100内に設けたライトガイド110やイ
メージガイド120及びチャンネル130等の内蔵物が
互いに干渉してしまい、挿入部100の細径化が困難で
あった。そこで、これら内蔵物を互いに溶着すること
で、それぞれの内蔵物をより密着させて内蔵物全体の外
径を小さくし、挿入部100を細径化するように構成す
る。
【0038】図8は内視鏡挿入部の先端側の軸方向断面
図であり、図8(a)は内視鏡挿入部に配設されたイメ
ージガイド及びチャンネルを示し、図8(b)は内視鏡
挿入部に配設されたライトガイドを示す。
【0039】図8(a)、(b)に示すように内視鏡挿
入部80には、図示しない光源装置からの照明光を導光
するライトガイド81と、この照明光によって照明され
た被検部の被写体像を図示しない接眼部まで導光するイ
メージガイド82と、送気送水や吸引或いは内視鏡用処
置具を挿通させるための管路としてのチャンネル83が
配設されている。
【0040】図8(a)のA−A断面図である図9に示
すように前記ライトガイド81の外皮81a及びイメー
ジガイド82の外皮82aと、前記チャンネル83のチ
ャンネルチューブ83aを互いに熱溶着して、それぞれ
の内蔵物をより密着させている。これにより、前記挿入
部80内に配設しているこれら内臓物の最大外径が小さ
くなるので、挿入部80を細径化することができる。
【0041】[付記] (付記項1) 細長な挿入部に挿通し配設されるチャン
ネルの肉厚部の軸方向に照明光伝達部を設けたことを特
徴とする内視鏡。
【0042】(付記項2) 前記照明光伝達部は、前記
チャンネルの肉厚部の外壁層と内壁層とをクラッド部と
し、これら外壁層と内壁層との間をコア部としたことを
特徴とする付記項1に記載の内視鏡。
【0043】(付記項3) 前記照明光伝達部は、前記
チャンネルの肉厚部の外壁層と内壁層とをクラッド部と
し、これら外壁層と内壁層との間にコア部としてのファ
イバ素線を配置したことを特徴とする付記項1に記載の
内視鏡。
【0044】(付記項4) 前記照明光伝達部は、前記
チャンネルの肉厚部の外壁層と内壁層との間にクラッド
部及びコア部から構成したファイバ素線を配置したこと
を特徴とする付記項1に記載の内視鏡。
【0045】(付記項5) 前記チャンネルを非晶質フ
ッ素樹脂を含む部材で形成することを特徴とする付記項
1〜4に記載の内視鏡。
【0046】(付記項6) 湾曲自在な湾曲部を備えた
細長な挿入部及びこの挿入部を挿通するチャンネルを有
する内視鏡において、前記チャンネルの少なくとも前記
湾曲部を挿通する部分に形状記憶材料を設けたことを特
徴とする内視鏡。
【0047】(付記項7) 湾曲自在な湾曲部を備えた
細長な挿入部及びこの挿入部を挿通するチャンネルを有
する内視鏡において、前記チャンネルの少なくとも前記
湾曲部を挿通する部分に形状記憶材料を巻き付けたこと
を特徴とする内視鏡。
【0048】(付記項8) 前記チャンネルに巻き付け
た形状記憶材料に通電して、前記湾曲部を湾曲させるこ
とを特徴とする付記項7に記載の内視鏡。
【0049】(付記項9) 湾曲自在な湾曲部を備えた
細長な挿入部及びこの挿入部を挿通するチャンネルを有
する内視鏡において、前記チャンネルの少なくとも前記
湾曲部を挿通する部分を形状記憶材料で形成したことを
特徴とする内視鏡。
【0050】(付記項10) 細長な挿入部内に複数の
内蔵物を配設する内視鏡において、前記複数の内蔵物の
外周を互いに溶着したことを特徴とする内視鏡。
【0051】(付記項11) 細長な挿入部内に複数の
内蔵物を配設する内視鏡において、前記複数の内蔵物の
外周を互いに熱溶着したことを特徴とする内視鏡。
【0052】(付記項12) 前記複数の内蔵物は、前
記挿入部内に配設される少なくとも照明光を導光するラ
イトガイドと、被検部位像を伝送するイメージガイド及
びチャンネルであることを特徴とする付記項10又は1
1に記載の内視鏡。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明よれば、細径
で、組み立て性の良い挿入部を有する内視鏡を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた内視鏡の外
観図
【図2】図1のチャンネルを説明する説明図
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るチャンネルを
説明する説明図
【図4】本発明の第3の実施の形態に係るチャンネルを
説明する説明図
【図5】本発明の第4の実施の形態を備えた内視鏡挿入
部を説明する断面図
【図6】図5のチャンネルを説明する説明図
【図7】図6の変形例を示すチャンネルの断面図
【図8】内視鏡挿入部の先端側の軸方向断面図
【図9】図8(a)のA−A断面図
【図10】従来の内視鏡挿入部の断面図を示す断面図
【符号の説明】
1 …内視鏡 2 …挿入部 3 …操作部 5 …ユニバーサルコード 6 …吸引コネクタ 7 …光源コネクタ 11 …先端構成部 12 …湾曲部 13 …可撓管部 15 …チャンネル 16 …鉗子挿入口 21 …内壁層 22 …外壁層 23 …中間層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二木 泰行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉本 羊介 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 青野 進 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 BA00 CA11 CA23 CA27 CA29 DA02 DA03 DA15 DA21 DA56 DA57 3H111 AA02 BA15 CB04 DA02 DA05 DB21 4C061 AA00 AA29 BB00 CC00 DD03 FF43 FF46 JJ03 JJ06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長な挿入部に挿通し配設されるチャン
    ネルの肉厚部の軸方向に照明光伝達部を設けたことを特
    徴とする内視鏡。
JP2000103859A 2000-04-05 2000-04-05 内視鏡 Withdrawn JP2001290085A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009532153A (ja) * 2006-04-03 2009-09-10 ベ.イ.エム.エス.ビデオ アンテルバンシオネル メディカル サイアンティフィク 内視鏡用保護体及びこれに対応する内視鏡
JP2014040906A (ja) * 2012-07-26 2014-03-06 Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd チューブケーブル

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