JP2001290071A - 光学装置の駆動指令操作装置、光学装置、光学装置駆動ユニット、光学調節システムおよびカメラシステム - Google Patents

光学装置の駆動指令操作装置、光学装置、光学装置駆動ユニット、光学調節システムおよびカメラシステム

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JP2001290071A
JP2001290071A JP2000103486A JP2000103486A JP2001290071A JP 2001290071 A JP2001290071 A JP 2001290071A JP 2000103486 A JP2000103486 A JP 2000103486A JP 2000103486 A JP2000103486 A JP 2000103486A JP 2001290071 A JP2001290071 A JP 2001290071A
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
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  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のカメラシステムでは、撮影者自身がア
イリス制御を行うことが難しい。 【解決手段】 焦点調節手段1、変倍調節手段5および
光量調節手段9を備えた光学装置に接続され、焦点調節
手段又は変倍調節手段の駆動を指令するための指令信号
を操作に応じて出力する光学装置の駆動指令操作装置3
00に、操作に応じて光量調節手段の駆動を指令するた
めの光量調節指令信号を出力する光量調節操作手段2
6,27を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビカメラ、ビ
デオカメラなどに用いられるレンズ装置等の光学装置お
よびこれに接続されるデマンド等の駆動指令操作装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5には、テレビカメラおよびテレビレ
ンズを操作する際のイメージ像を占めている。一般にテ
レビカメラ200の先端にテレビレンズ100を装着
し、それら全体を三脚架台500に固定して使用する。
この三脚架台500からは、2本のパン棒501a、5
01bが後方に延びており、一方のパン棒501aにテ
レビレンズ100のズームレンズ光学系を操作するため
のズームデマンド300が取り付けられている。また、
他方のパン棒501bにはフォーカスレンズ光学系を操
作するためのフォーカスデマンド400が取り付けられ
ている。これらズームおよびフォーカスの操作は、撮影
者Nの手指等による入力に対し、直接テレビレンズ10
0に信号を伝達することによって行われる。
【0003】一方、アイリス(光量調節手段)の制御
は、テレビカメラ200からの指令信号に基づいて行わ
れる。アイリスの制御には、テレビカメラ200がテレ
ビレンズ100を通して入射される光量に応じて、テレ
ビレンズ100のアイリスを自動制御するオートアイリ
スモードと、テレビカメラ200やテレビレンズ100
を撮影者以外の人が遠隔操作する際にテレビカメラ20
0に接続されたテレビカメラコントロールユニットを操
作し、アイリスを制御するリモートアイリスモードとい
う2つのモードがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、オートアイリスモードではテレビカメラが自
動で光量調節を行うため、撮影者自身の意思がアイリス
制御に反映されない。またリモートアイリスモードを使
用する際にはいちいちテレビカメラコントロールユニッ
トをテレビカメラに接続しなければならないばかりか、
テレビカメラコントロールユニットをテレビカメラに接
続したとしても、撮影者がズームおよびフォーカスの操
作を行いながらアイリスの操作をすることは困難であ
る。このため、いずれのモードを使用しても、撮影者自
身が所望のアイリス制御を簡単に行うことができないと
いう欠点を持っている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、焦点調節手段、変倍調節手段および
光量調節手段を備えた光学装置又は上記各調節手段を備
えた光学装置本体に装着されてこれら各調節手段を駆動
する光学装置駆動ユニットに接続され、焦点調節手段又
は変倍調節手段の駆動を指令するための指令信号を操作
に応じて出力する光学装置の駆動指令操作装置におい
て、操作に応じて光量調節手段の駆動を指令するための
光量調節指令信号を出力する光量調節操作手段を設けて
いる。
【0006】また、焦点調節手段、変倍調節手段および
光量調節手段を備え、焦点調節手段又は変倍調節手段の
駆動を指令するための指令信号を操作に応じて出力する
駆動指令操作装置が接続可能な光学装置、若しくは焦点
調節手段、変倍調節手段および光量調節手段を備えた光
学装置本体に装着されて各調節手段を駆動する駆動ユニ
ットであって、焦点調節手段又は変倍調節手段の駆動を
指令するための指令信号を操作に応じて出力する駆動指
令操作装置が接続可能な光学装置駆動ユニットにおい
て、上記駆動指令操作装置に設けられた、光量調節手段
の駆動を指令するために操作される光量調節操作手段か
ら出力される光量調節指令信号に応じた光量調節手段の
駆動を可能とする光量調節指令入力ラインを設けてい
る。
【0007】これら駆動指令操作装置と光学装置又は駆
動ユニットを用いて光量調節システムを構成することに
より、使用者は、デマンド等の駆動指令操作装置におい
て焦点調節操作や変倍調節操作を行いながら、簡単に光
量調節操作も自身の意思により行うことが可能となる。
【0008】なお、駆動指令操作装置に、カメラ装置か
ら光量調節手段の駆動を指令するための光量調節指令信
号が入力されるカメラ指令入力ラインを設ける場合に
は、このカメラ指令入力ラインに入力された光量調節指
令信号を光学装置又は駆動ユニットに出力するためのラ
インと、光量調節操作手段から出力された光量調節指令
信号を光学装置又は駆動ユニットに出力するためのライ
ンとを兼ねる光量調節指令出力ラインを設けるととも
に、光学装置又は駆動ユニットにおいて、上記光量調節
指令出力ラインにつながってカメラ指令入力ラインに入
力された光量調節指令信号を受けるラインと光量調節操
作手段から出力された光量調節指令信号を受けるライン
とを兼ねる光量調節指令入力ラインを設けて、駆動指令
操作装置と光学装置又は駆動ユニットとを接続するコネ
クタのピン数の増加を抑えるようにするのがよい。この
場合、駆動指令操作装置に、光量調節指令出力ラインに
対してカメラ指令入力ラインと光量調節操作手段とを選
択的に接続する入力指令切換回路を設けるのがよい。
【0009】そして、入力指令切換回路として、カメラ
装置から出力される、カメラ装置側から光量調節手段の
駆動を行うことを示す信号がオンのときに光量調節指令
出力ラインに対してカメラ指令入力ラインを接続し、カ
メラ装置側から光量調節手段の駆動を行うことを示す信
号がオフのときに、操作に応じて光量調節指令出力ライ
ンに対してカメラ指令入力ラインを接続するか光量調節
操作手段を接続するかを切換えるものを用いることによ
り、カメラ装置側から光量調節手段の駆動を行うことを
示す信号のオン・オフにかかわらず駆動指令操作装置に
おいて使用者がカメラ側から光量調節手段の駆動を行わ
せるか駆動指令操作装置側から光量調節手段の駆動を行
わせるかを選択することが可能となる。
【0010】また、光学装置又は駆動ユニットに、カメ
ラ装置から光量調節手段の駆動を指令するための光量調
節指令信号が入力されるカメラ指令入力ラインと光量調
節操作手段からの光量調節指令信号が入力される光量調
節指令入力ラインとを設けるとともに、光量調節手段に
対しカメラ指令入力ラインと光量調節指令入力ラインと
を選択的に接続する入力指令切換回路を設けて、光量調
節操作手段を有する駆動指令操作装置の構成を簡略化し
てもよい。
【0011】この場合、入力指令切換回路として、カメ
ラ装置側から光量調節手段の駆動を行うことを示す信号
がオンのときに光量調節手段に対して前記カメラ指令入
力ラインを接続し、カメラ装置側から光量調節手段の駆
動を行うことを示す信号がオフのときに、駆動指令操作
装置における使用者のマニュアル操作に応じて入力され
る信号のオン・オフに応じて光量調節手段に対してカメ
ラ指令入力ラインを接続するか光量調節指令入力ライン
を接続するかを切換えるものを用いれば、カメラ装置側
から光量調節手段の駆動を行うことを示す信号のオン・
オフにかかわらず駆動指令操作装置において使用者がカ
メラ側から光量調節手段の駆動を行わせるか駆動指令操
作装置側から光量調節手段の駆動を行わせるかを選択す
ることが可能となる。
【0012】また、駆動指令操作装置に、光量調節出力
ラインを介して出力した光量調節指令信号が光量調節手
段に入力されるよう光学装置又は駆動ユニット内の入力
回路構成を切り換えるための信号を、光学装置又駆動ユ
ニットに対して出力する信号出力手段を設けてもよい。
【0013】そしてこの場合、光学装置又は駆動ユニッ
トに、光量調節指令入力ラインを光量調節手段と焦点調
節手段又は変倍調節手段とに選択的に接続する接続切換
手段を設け、光量調節操作手段を有する駆動指令操作装
置が接続されたときに、この駆動指令操作装置から入力
される、駆動ユニット内の入力回路構成を切り換えるた
めの信号に応じて接続切換手段を光量調節手段側に切り
換え、この駆動指令操作装置からの光量調節指令信号を
光量調節指令入力ラインを介して光量調節手段に入力さ
せるようにし、光量調節操作手段を有さない駆動指令操
作装置が接続されたときに、この駆動指令操作装置から
駆動ユニット内の入力回路構成を切り換えるための信号
が入力されないことに応じて接続切換手段を焦点調節手
段又は変倍調節手段側に切り換えてこの駆動指令操作装
置から光量調節指令入力ラインを介して焦点調節手段又
は変倍調節手段の駆動を指令する指令信号を入力させる
ようにすることもできる。
【0014】これにより、光学装置又は駆動ユニットの
光量調節指令入力ラインを、光量調節操作手段を有する
駆動指令操作装置からの光量調節指令信号の入力ライン
および光量調節操作手段を有さない駆動指令操作装置か
らの焦点調節又は変倍調節のための指令信号の入力ライ
ンとして兼用することが可能となり、駆動指令操作装置
との接続に用いるコネクタのピン数を少なくしつつ、光
量調節操作手段を有する駆動指令操作装置および光量調
節操作手段を有さない駆動指令操作装置を接続すること
が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態である光学調節システムの構成を示し
ている。この光学調節システムは、テレビレンズ(光学
装置)100と、テレビレンズ100に接続されるズー
ムデマンド300およびフォーカスデマンド400とか
ら構成されている。また、テレビレンズ100がテレビ
カメラ200に装着されることにより、カメラシステム
が構成される。
【0016】次に、テレビレンズ100、ズームデマン
ド300およびフォーカスデマンド400の内部の構成
について説明する。
【0017】テレビレンズ100において、1は焦点調
節を行うフォーカスレンズ光学系、2はフォーカスレン
ズ光学系1を駆動するフォーカスモータ、3はフォーカ
スレンズ光学系1の位置に応じた位置信号を出力するフ
ォーカス位置検出器、4はフォーカスモータ2を制御す
るフォーカス制御器である。なお、フォーカスレンズ光
学系1,フォーカスモータ2およびフォーカス制御器4
により請求の範囲にいう焦点調節手段が構成される。
【0018】5は変倍調節を行うズームレンズ光学系、
6はズームレンズ光学系5を駆動するズームモータ、7
はズームレンズ光学系5の位置に応じた位置信号を出力
するズーム位置検出器、8はズームモータ6を制御する
ズーム制御器である。なお、ズームレンズ光学系5,ズ
ームモータ6およびズーム制御器8により請求の範囲に
いう変倍調節手段が構成される。
【0019】9は絞り調節を行うアイリス羽根、10は
アイリス羽根9を駆動するアイリスモータ、11はアイ
リス羽根9の位置に応じた位置信号を出力するアイリス
位置検出器、12はアイリスモータ10を制御するアイ
リス制御器である。なお、アイリス羽根9,アイリスモ
ータ10およびアイリス制御器12により請求の範囲に
いう光量調節手段が構成される。
【0020】13は後述するデマンド接続コネクタ16
のbピンから入力されるフォーカス指令信号又はアイリ
ス指令信号をそれぞれフォーカス制御器4又はアイリス
制御器12に選択的に供給する指令信号切換スイッチ
(接続切換手段)である。なお、指令信号切換スイッチ
13の入力端子とデマンド接続コネクタ16のbピンと
をつなぐラインが、請求の範囲にいう光量調節指令入力
ラインに相当する。
【0021】14は後述するデマンド接続コネクタ17
のbピンから入力されるフォーカス指令信号又はアイリ
ス指令信号をそれぞれフォーカス制御器4又はアイリス
制御器12に選択的に供給する指令信号切換スイッチで
ある。
【0022】15はテレビレンズ100とテレビカメラ
200とを電気的に接続するテレビカメラ接続コネク
タ、16,17はズームデマンド300やフォーカスデ
マンド400をテレビレンズ100に接続するデマンド
接続コネクタ、18,19はズームデマンド300やフ
ォーカスデマンド400とテレビレンズ100とを接続
するデマンドケーブル、20,21はテレビレンズ10
0をズームデマンド300やフォーカスデマンド400
に接続するテレビレンズ接続コネクタである。
【0023】ズームデマンド300において、22はテ
レビレンズ100の指令信号切換スイッチ13をB側
(アイリス側)に切り換えるための信号(請求の範囲に
いう入力回路構成を切り換えるための信号)を出力す
る、言い換えればデマンド接続コネクタ16のbピンか
らテレビレンズ100に入力される指令信号がアイリス
指令信号であることを示すアイリス認識信号出力器(信
号出力手段)である。
【0024】23はテレビカメラ200からのテレビカ
メラアイリス指令信号ICCの入力を受けるテレビレンズ
接続コネクタ20のeピンに接続されたA入力端子(第
1の入力端子)と、B入力端子(第2の入力端子)と、
これらA入力端子およびB入力端子に対して接続切換が
可能でテレビレンズ接続コネクタ20のbピンに接続さ
れた出力端子とを有するテレビカメラアイリス制御切換
スイッチ(第1の入力指令切換手段)である。なお、こ
のテレビカメラアイリス制御切換スイッチ23の出力端
子とテレビレンズ接続コネクタ20のbピンとを繋ぐラ
インが請求の範囲にいう光量調節指令出力ラインに相当
する。
【0025】このテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ23は、テレビカメラ200からテレビレンズ接続コ
ネクタ20のaピンを介してアイリス強制切換信号(カ
メラ側からアイリス駆動を行うことを示す信号)ICLの
オン信号を受けることによりA入力端子側に切り換わ
り、同オフ信号を受けることによりB入力端子側に切り
換わる。
【0026】また、28はテレビカメラ200からのテ
レビカメラアイリス指令信号ICCの入力を受けるテレビ
レンズ接続コネクタ20のeピンに接続されたA入力端
子(第1の入力端子)と、後述するアイリス指令信号発
生器27に接続されたB入力端子(第2の入力端子)
と、これらA入力端子およびB入力端子に対して接続切
換が可能でテレビカメラアイリス制御切換スイッチ23
のB入力端子に接続された出力端子とを有するアイリス
カメラレンズ制御切換スイッチ(第2の入力指令切換手
段)である。このアイリスカメラレンズ制御切換スイッ
チ28は撮影者のマニュアル操作によってA入力端子側
とB入力端子側とに切り換わる。なお、テレビカメラア
イリス制御切換スイッチ23およびアイリスカメラレン
ズ制御切換スイッチ28のA入力端子とテレビレンズ接
続コネクタ20のeピンとを繋ぐラインが請求の範囲に
いうカメラ指令入力ラインに相当する。また、テレビカ
メラアイリス制御切換スイッチ23およびアイリスカメ
ラレンズ制御切換スイッチ28により請求の範囲にいう
入力指令切換回路が構成される。
【0027】24はズームデマンド300のサムリン
グ、25はサムリング24の操作量に比例したズーム指
令信号を出力するズーム指令信号発生器である。
【0028】26はアイリス操作ノブ、27はアイリス
操作ノブ26の操作量に比例したアイリス操作指令信号
を出力するアイリス指令信号発生器である。なお、アイ
リス操作ノブ26およびアイリス指令信号発生器27に
より請求の範囲にいう光量調節操作手段が構成される。
【0029】フォーカスデマンド400において、29
はテレビレンズ100の指令信号切換スイッチ14をA
側(フォーカス側)に切り換えるための信号を出力す
る、言い換えればデマンド接続コネクタ17のbピンか
らテレビレンズ100に入力される指令信号がフォーカ
ス指令信号であることを示すフォーカス認識信号出力器
である。
【0030】31はフォーカス操作ノブであり、30は
フォーカス操作ノブ31の操作量に比例したフォーカス
指令信号を出力するフォーカス指令信号発生器である。
【0031】上記構成において、まずズームデマンド3
00のサムリング24を用いて、ズームレンズ光学系5
の制御を行う場合について説明する。サムリング24が
操作されると、このサムリング24の操作量に比例した
駆動方向および駆動速度(駆動量や駆動位置であっても
よい)を指示するズーム指令信号がズーム指令信号発生
器25から出力される。このズーム指令信号は、テレビ
レンズ接続コネクタ20のdピン、デマンドケーブル1
8およびデマンド接続コネクタ16のdピンを介してズ
ーム制御器8に入力される。
【0032】ズーム制御器8はズーム指令信号に応じて
ズームモータ6を制御し、ズームレンズ光学系5を駆動
させる。そして、ズームレンズ光学系5の駆動に連動し
てズーム位置検出器7がズームレンズ光学系5の位置に
応じた位置信号をズーム制御器8に出力する。ズーム制
御器8は、この位置信号に基づいてズームレンズ光学系
5の可動範囲内での制御を行う。
【0033】次に、フォーカスデマンド400を用いて
フォーカスレンズ光学系1の制御を行う場合について説
明する。フォーカスデマンド400の操作ノブ31が操
作されると、その操作量に比例した駆動位置を指示する
フォーカス指令信号がフォーカス指令信号発生器30か
ら出力される。フォーカス指令信号は、テレビレンズ接
続コネクタ21のbピン、デマンドケーブル19および
デマンド接続コネクタ17のbピンを介して指令信号切
換スイッチ14の入力端子に入力される。
【0034】このとき、フォーカス認識信号出力器29
からの信号がテレビレンズ接続コネクタ21のcピン、
デマンドケーブル19およびデマンド接続コネクタ17
のcピンを介して指令信号切換スイッチ14の作動端子
に入力される。このため、指令信号切換スイッチ14は
A側に切り換わり、フォーカス制御器4にフォーカス指
令信号を供給する。これにより、フォーカス制御器4は
フォーカスモータ2を制御し、フォーカスレンズ光学系
1を駆動させる。
【0035】そして、フォーカスレンズ光学系1の駆動
に連動してフォーカス位置検出器3がフォーカスレンズ
光学系1の位置に応じた位置信号をフォーカス制御器4
に出力する。フォーカス制御器4は、この位置信号とフ
ォーカス指令信号発生器30からのフォーカス指令信号
との差が0となるようにフォーカスレンズ光学系1を制
御する。
【0036】次に、アイリス羽根9の制御を行う場合に
ついて説明する。まず、テレビカメラ200からのアイ
リス強制切換信号ICLがON、即ちテレビカメラ200
からのアイリスの制御が選択された場合のアイリス羽根
9の制御について説明する。
【0037】この場合、テレビカメラ200からのテレ
ビカメラアイリス指令信号ICCが、テレビカメラ接続コ
ネクタ15、デマンド接続コネクタ16のeピン、デマ
ンドケーブル18およびテレビレンズ接続コネクタ20
のeピンを介してテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ23のA入力端子とアイリスカメラレンズ制御切換ス
イッチ28のA入力端子とに入力される。
【0038】一方、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLのON信号が、テレビカメラ接続コネ
クタ15、デマンド接続コネクタ16のaピン、デマン
ドケーブル18およびテレビレンズ接続コネクタ20の
aピンを介してテレビカメラアイリス制御切換スイッチ
23の作動端子に入力される。これにより、テレビカメ
ラアイリス制御切換スイッチ23はA入力端子側に切り
換えられ、この切換スイッチ23の出力端子からテレビ
レンズ接続コネクタ20のbピン、デマンドケーブル1
8およびデマンド接続コネクタ16のbピンを介して指
令信号切換スイッチ13にテレビカメラアイリス指令信
号ICCが出力される。
【0039】またこのとき、アイリス認識信号出力器2
2からの信号がテレビレンズ接続コネクタ20のcピ
ン、デマンドケーブル18、デマンド接続コネクタ16
のcピンを介して指令信号切換スイッチ13の作動端子
に入力されているため、指令信号切換スイッチ13はB
側に切り換わり、テレビカメラアイリス指令信号ICCを
アイリス制御切換12に供給する。
【0040】これにより、アイリス制御器12はアイリ
スモータ10を制御し、アイリス羽根9を駆動させる。
そして、アイリス羽根9の駆動に連動してアイリス位置
検出器11がアイリス羽根9の位置に応じた位置信号を
アイリス制御器12に出力する。アイリス制御器12
は、この位置信号とテレビカメラアイリス指令信号ICC
との差が0となるようにアイリス羽根9を制御する。
【0041】次に、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLがOFFで、アイリスカメラレンズ制
御切換スイッチ28がA側にセットされている場合、即
ち撮影者によりテレビカメラ200からのアイリスの制
御が選択された場合のアイリス羽根9の制御について説
明する。
【0042】この場合、テレビカメラ200からのテレ
ビカメラアイリス指令信号ICCが、テレビカメラ接続コ
ネクタ15、デマンド接続コネクタ16のeピン、デマ
ンドケーブル18およびテレビレンズ接続コネクタ20
のeピンを介してテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ23とアイリスカメラレンズ制御切換スイッチ28の
A入力端子に入力される。
【0043】一方、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLのOFF信号が、テレビカメラ接続コ
ネクタ15、デマンド接続コネクタ16のaピン、デマ
ンドケーブル18およびテレビレンズ接続コネクタ20
のaピンを介して、テレビカメラアイリス制御切換スイ
ッチ23の作動端子に入力される。これにより、テレビ
カメラアイリス制御切換スイッチ23はB入力端子側に
切り換わり、かつ撮影者によってアイリスカメラレンズ
制御切換スイッチ28はA入力端子側にセットされてい
るため、テレビレンズ接続コネクタ20のeピンに入力
されたテレビカメラアイリス指令信号ICCは、アイリス
カメラレンズ制御切換スイッチ28のA入力端子、テレ
ビカメラアイリス制御切換スイッチ23のB入力端子、
テレビレンズ接続コネクタ20のbピン、デマンドケー
ブル18およびデマンド接続コネクタ16のbピンを介
して指令信号切換スイッチ13に出力される。
【0044】このとき、アイリス認識信号出力器22か
らの信号がテレビレンズ接続コネクタ20のcピン、デ
マンドケーブル18およびデマンド接続コネクタ16の
cピンを介して指令信号切換スイッチ13の作動端子に
入力されているため、指令信号切換スイッチ13はB側
に切り換わり、テレビカメラアイリス指令信号ICCをア
イリス制御器12に供給する。
【0045】これにより、アイリス制御器12はアイリ
スモータ10を制御し、アイリス羽根9が駆動される。
そして、アイリス羽根9の駆動に連動してアイリス位置
検出器11がアイリス羽根9の位置に応じた位置信号を
アイリス制御器12に出力する。アイリス制御器12
は、この位置信号とテレビカメラアイリス指令信号ICC
との差が0となるようにアイリス羽根9を制御する。
【0046】次に、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLがOFFで、アイリスカメラレンズ制
御切換スイッチ28がB側にセットされている場合、即
ち撮影者によりアイリス操作ノブ26からのアイリスの
制御が選択された場合のアイリス羽根9の制御について
説明する。
【0047】アイリス操作ノブ26が操作されると、そ
の操作量に比例したアイリス操作指令信号がアイリス指
令信号発生器27から出力され、アイリスカメラレンズ
制御切換スイッチ28のB入力端子に入力される。
【0048】一方、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLのOFF信号が、テレビカメラ接続コ
ネクタ15、デマンド接続コネクタ16のaピン、デマ
ンドケーブル18およびテレビレンズ接続コネクタ20
のaピンを介してテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ23の作動端子に入力される。これにより、テレビカ
メラアイリス制御切換スイッチ23はB入力端子側に切
り換わり、かつ撮影者によってアイリスカメラレンズ制
御切換スイッチ28はB入力端子側にセットされている
ため、アイリス操作指令信号は、アイリスカメラレンズ
制御切換スイッチ28のB入力端子側、テレビカメラア
イリス制御切換スイッチ23のB入力端子、テレビレン
ズ接続コネクタ20のbピン、デマンドケーブル18お
よびデマンド接続コネクタ16のbピンを介して指令信
号切換スイッチ13に出力される。
【0049】このとき、アイリス認識信号出力器22か
らの信号がテレビレンズ接続コネクタ20のcピン、デ
マンドケーブル18およびデマンド接続コネクタ16の
cピンを介して指令信号切換スイッチ13の作動端子に
入力されているため、指令信号切換スイッチ13はB側
に切り換わり、アイリス操作指令信号をアイリス制御器
12に供給する。
【0050】これにより、アイリス制御器12はアイリ
スモータ10を制御し、アイリス羽根9が駆動される。
そして、アイリス羽根9の駆動に連動してアイリス位置
検出器11がアイリス羽根9の位置に応じた位置信号を
アイリス制御器12に出力する。アイリス制御器12
は、この位置信号とアイリス操作指令信号との差が0と
なるようにアイリス羽根9を制御する。
【0051】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、撮影者は、ズームデマンド300においてサムリン
グ24によるズーム操作を行いながら、簡単にアイリス
操作ノブ26によるアイリス操作も自身の意思により行
うことができる。
【0052】また、ズームデマンド300に設けられた
光量調節指令出力ラインおよびテレビレンズ100に設
けられた光量調節指令入力ラインは、アイリス制御器1
2に対してカメラ200側からのテレビカメラアイリス
指令信号とデマンド300側からのアイリス操作指令信
号の双方の供給ラインを兼ねているので、指令信号ごと
に別々の供給ラインを設ける場合に比べてコネクタ1
6,20のピン数を少なくすることができる。
【0053】また、本実施形態では、テレビレンズ接続
コネクタ20にアイリス操作ノブ26を有するズームデ
マンド300を接続し、テレビレンズ接続コネクタ21
にフォーカスデマンド400を接続した場合について説
明したが、テレビレンズ接続コネクタ20にフォーカス
デマンド400を、テレビレンズ接続コネクタ21にア
イリス操作ノブ26を有するズームデマンド300を接
続しても、アイリス操作ノブ26を通じたアイリス操作
が可能である。この場合、指令信号切換スイッチ14
に、デマンド接続コネクタ17のbピンを通じてテレビ
カメラアイリス指令信号とアイリス操作指令信号とが入
力されることになる。すなわち、指令信号切換スイッチ
14とデマンド接続コネクタ17のbピンとを繋ぐライ
ンが請求の範囲にいう光量調節指令入力ラインになる。
【0054】そしてこの場合、指令信号切換スイッチ1
3の作動端子には、テレビレンズ接続コネクタ20およ
びデマンド接続コネクタ16のcピンを介してフォーカ
スデマンド400のフォーカス認識信号出力器29から
の信号が入力されるため、指令信号切換スイッチ13は
A側に切り換わる。したがって、フォーカス操作ノブ3
1の操作量に比例したフォーカス指令信号は、テレビレ
ンズ接続コネクタ20およびデマンド接続コネクタ16
のbピン、さらには指令信号切換スイッチ13のA側を
介してフォーカス制御器4に供給される。
【0055】すなわち、テレビレンズ100に設けられ
た光量調節指令入力ライン(デマンド接続コネクタ16
のbピンと指令信号切換スイッチ13とを繋ぐライン)
は、アイリス操作ノブ26を有するズームデマンド30
0からのアイリス操作指令信号の入力ラインおよびフォ
ーカスデマンド400からのフォーカス指令信号の入力
ラインとして兼用することが可能である。これにより、
デマンド接続コネクタ16には、このコネクタ16のピ
ン数を少なくしつつ、アイリス操作ノブ26を有するズ
ームデマンド300とフォーカスデマンド400の双方
を接続することができる。
【0056】なお、本実施形態では、カメラ200側か
らのテレビカメラアイリス指令信号とデマンド300側
からのアイリス操作指令信号との電圧値がアイリス制御
器12に対して共通である場合について説明したが、テ
レビカメラアイリス指令信号とアイリス操作指令信号と
の電圧値が異なる場合には、ズームデマンド300内若
しくはテレビレンズ100内に、アイリス操作指令信号
の電圧値をテレビカメラアイリス指令信号に一致させる
電圧変換器を設けるようにしてもよい。
【0057】また、本実施形態では、デマンド接続コネ
クタ、デマンドケーブル、テレビレンズ接続コネクタそ
れぞれのbピンをフォーカス指令信号とアイリス指令信
号の共通のピンとした場合について説明したが、デマン
ド接続コネクタ、デマンドケーブル、テレビレンズ接続
コネクタのそれぞれに1ピンずつ増設して、フォーカス
指令信号とアイリス指令信号をそれぞれ別のピンを通じ
て供給するようにしてもよい。
【0058】また、本実施形態では、デマンド接続コネ
クタ16,17のピン配置を同一のものとして説明した
が、これを各々ズームデマンド専用とフォーカスデマン
ド専用のピン配置としてもよい。
【0059】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
ズームデマンドにアイリス操作ノブを設けた場合につい
て説明したが、フォーカスデマンドにアイリス操作ノブ
を設けてもよい。
【0060】図2には、本発明の第2実施形態である光
学調節システムの構成を示している。この光学調節シス
テムは、テレビレンズ(光学装置)100′と、テレビ
レンズ100′に接続されるズームデマンド300′お
よびフォーカスデマンド400′とから構成されてい
る。また、テレビレンズ100′がテレビカメラ200
に装着されることにより、カメラシステムが構成され
る。
【0061】次に、テレビレンズ100′、ズームデマ
ンド300′およびフォーカスデマンド400′の内部
の構成について説明する。なお、第1実施形態と共通す
る構成要素には第1実施形態と同符号を付して説明に代
える。
【0062】テレビレンズ100′において、33はデ
マンド接続コネクタ17のdピンから入力されるズーム
指令信号又はアイリス指令信号をそれぞれズーム制御器
8又はアイリス制御器12に選択的に供給する指令信号
切換スイッチ(接続切換手段)である。なお、指令信号
切換スイッチ13の入力端子とデマンド接続コネクタ1
7のdピンとをつなぐラインが、請求の範囲にいう光量
調節指令入力ラインに相当する。
【0063】32はデマンド接続コネクタ16のdピン
から入力されるズーム指令信号又はアイリス指令信号を
それぞれズーム制御器8又はアイリス制御器12に選択
的に供給する指令信号切換スイッチである。
【0064】フォーカスデマンド400′において、2
2′はテレビレンズ100′の指令信号切換スイッチ3
3をB側(アイリス側)に切り換えるための信号(請求
の範囲にいう入力回路構成を切り換えるための信号)を
出力する、言い換えればデマンド接続コネクタ17のd
ピンからテレビレンズ100′に入力される指令信号が
アイリス指令信号であることを示すアイリス認識信号出
力器(信号出力手段)である。
【0065】また、このフォーカスデマンド400′に
は、アイリス操作ノブ26およびアイリス指令信号発生
器27が設けられている。なお、アイリス指令信号発生
器27とテレビレンズ接続コネクタ21のdピンとを繋
ぐラインが請求の範囲にいう光量調節指令出力ラインに
相当する。
【0066】23′はテレビカメラ200からのテレビ
カメラアイリス指令信号ICCの入力を受けるテレビレン
ズ接続コネクタ21のeピンに接続されたA入力端子
(第1の入力端子)と、B入力端子(第2の入力端子)
と、これらA入力端子およびB入力端子に対して接続切
換が可能でテレビレンズ接続コネクタ21のdピンに接
続された出力端子とを有するテレビカメラアイリス制御
切換スイッチ(第1の入力指令切換手段)である。な
お、このテレビカメラアイリス制御切換スイッチ23′
の出力端子とテレビレンズ接続コネクタ21のdピンと
を繋ぐラインが請求の範囲にいう光量調節指令出力ライ
ンに相当する。
【0067】このテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ23′は、テレビカメラ200からテレビレンズ接続
コネクタ21のaピンを介してアイリス強制切換信号
(カメラ側からアイリス駆動を行うことを示す信号)I
CLのオン信号を受けることによりA入力端子側に切り換
わり、同オフ信号を受けることによりB入力端子側に切
り換わる。
【0068】また、28′はテレビカメラ200からの
テレビカメラアイリス指令信号ICCの入力を受けるテレ
ビレンズ接続コネクタ21のeピンに接続されたA入力
端子(第1の入力端子)と、アイリス指令信号発生器2
7に接続されたB入力端子(第2の入力端子)と、これ
らA入力端子およびB入力端子に対して接続切換が可能
でテレビカメラアイリス制御切換スイッチ23′のB入
力端子に接続された出力端子とを有するアイリスカメラ
レンズ制御切換スイッチ(第2の入力指令切換手段)で
ある。このアイリスカメラレンズ制御切換スイッチ2
8′は撮影者のマニュアル操作によってA入力端子側と
B入力端子側とに切り換わる。なお、テレビカメラアイ
リス制御切換スイッチ23′およびアイリスカメラレン
ズ制御切換スイッチ28′のA入力端子とテレビレンズ
接続コネクタ21のeピンとを繋ぐラインが請求の範囲
にいうカメラ指令入力ラインに相当する。また、テレビ
カメラアイリス制御切換スイッチ23′およびアイリス
カメラレンズ制御切換スイッチ28′により請求の範囲
にいう入力指令切換回路が構成される。
【0069】ズームデマンド300′において、34は
テレビレンズ100′の指令信号切換スイッチ32をA
側(ズーム側)に切り換えるための信号を出力する、言
い換えればデマンド接続コネクタ16のdピンからテレ
ビレンズ100に入力される指令信号がズーム指令信号
であることを示すズーム認識信号出力器である。
【0070】上記構成において、まずズームデマンド3
00′のサムリング24を用いて、ズームレンズ光学系
5の制御を行う場合について説明する。サムリング24
が操作されると、このサムリング24の操作量に比例し
た駆動方向および駆動速度(駆動量や駆動位置であって
もよい)を指示するズーム指令信号がズーム指令信号発
生器25から出力される。このズーム指令信号は、テレ
ビレンズ接続コネクタ20のdピン、デマンドケーブル
18およびデマンド接続コネクタ16のdピンを介して
指令信号切換スイッチ32に入力される。
【0071】このとき、指令信号切換スイッチ32の作
動端子には、ズーム認識信号出力器34からの信号が入
力され、指令信号切換スイッチ32はA側に切り換わっ
ているため、ズーム指令信号はズーム制御器8に入力さ
れる。
【0072】ズーム制御器8はズーム指令信号に応じて
ズームモータ6を制御し、ズームレンズ光学系5を駆動
させる。そして、ズームレンズ光学系5の駆動に連動し
てズーム位置検出器7がズームレンズ光学系5の位置に
応じた位置信号をズーム制御器8に出力する。ズーム制
御器8は、この位置信号に基づいてズームレンズ光学系
5の可動範囲内での制御を行う。
【0073】次に、フォーカスデマンド400′を用い
てフォーカスレンズ光学系1の制御を行う場合について
説明する。フォーカスデマンド400′の操作ノブ31
が操作されると、その操作量に比例した駆動位置を指示
するフォーカス指令信号がフォーカス指令信号発生器3
0から出力される。フォーカス指令信号は、テレビレン
ズ接続コネクタ21のbピン、デマンドケーブル19お
よびデマンド接続コネクタ17のbピンを介して フォ
ーカス制御器4に入力される。
【0074】これにより、フォーカス制御器4はフォー
カスモータ2を制御し、フォーカスレンズ光学系1を駆
動させる。そして、フォーカスレンズ光学系1の駆動に
連動してフォーカス位置検出器3がフォーカスレンズ光
学系1の位置に応じた位置信号をフォーカス制御器4に
出力する。フォーカス制御器4は、この位置信号とフォ
ーカス指令信号発生器30からのフォーカス指令信号と
の差が0となるようにフォーカスレンズ光学系1を制御
する。
【0075】次に、アイリス羽根9の制御を行う場合に
ついて説明する。まず、テレビカメラ200からのアイ
リス強制切換信号ICLがON、即ちテレビカメラ200
からのアイリスの制御が選択された場合のアイリス羽根
9の制御について説明する。
【0076】この場合、テレビカメラ200からのテレ
ビカメラアイリス指令信号ICCが、テレビカメラ接続コ
ネクタ15、デマンド接続コネクタ17のeピン、デマ
ンドケーブル19およびテレビレンズ接続コネクタ21
のeピンを介してテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ23′のA入力端子とアイリスカメラレンズ制御切換
スイッチ28′のA入力端子とに入力される。
【0077】一方、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLのON信号が、テレビカメラ接続コネ
クタ15、デマンド接続コネクタ17のaピン、デマン
ドケーブル19およびテレビレンズ接続コネクタ21の
aピンを介してテレビカメラアイリス制御切換スイッチ
23′の作動端子に入力される。これにより、テレビカ
メラアイリス制御切換スイッチ23′はA入力端子側に
切り換えられ、この切換スイッチ23′の出力端子から
テレビレンズ接続コネクタ21のdピン、デマンドケー
ブル19およびデマンド接続コネクタ17のdピンを介
して指令信号切換スイッチ33にテレビカメラアイリス
指令信号ICCが出力される。
【0078】またこのとき、アイリス認識信号出力器2
2′からの信号がテレビレンズ接続コネクタ21のcピ
ン、デマンドケーブル19、デマンド接続コネクタ17
のcピンを介して指令信号切換スイッチ33の作動端子
に入力されているため、指令信号切換スイッチ33はB
側に切り換わり、テレビカメラアイリス指令信号ICCを
アイリス制御切換12に供給する。
【0079】これにより、アイリス制御器12はアイリ
スモータ10を制御し、アイリス羽根9を駆動させる。
そして、アイリス羽根9の駆動に連動してアイリス位置
検出器11がアイリス羽根9の位置に応じた位置信号を
アイリス制御器12に出力する。アイリス制御器12
は、この位置信号とテレビカメラアイリス指令信号ICC
との差が0となるようにアイリス羽根9を制御する。
【0080】次に、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLがOFFで、アイリスカメラレンズ制
御切換スイッチ28′がA側にセットされている場合、
即ち撮影者によりテレビカメラ200からのアイリスの
制御が選択された場合のアイリス羽根9の制御について
説明する。
【0081】この場合、テレビカメラ200からのテレ
ビカメラアイリス指令信号ICCが、テレビカメラ接続コ
ネクタ15、デマンド接続コネクタ17のeピン、デマ
ンドケーブル19およびテレビレンズ接続コネクタ21
のeピンを介してテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ23′とアイリスカメラレンズ制御切換スイッチ2
8′のA入力端子に入力される。
【0082】一方、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLのOFF信号が、テレビカメラ接続コ
ネクタ15、デマンド接続コネクタ17のaピン、デマ
ンドケーブル19およびテレビレンズ接続コネクタ21
のaピンを介して、テレビカメラアイリス制御切換スイ
ッチ23′の作動端子に入力される。これにより、テレ
ビカメラアイリス制御切換スイッチ23′はB入力端子
側に切り換わり、かつ撮影者によってアイリスカメラレ
ンズ制御切換スイッチ28′はA入力端子側にセットさ
れているため、テレビレンズ接続コネクタ21のeピン
に入力されたテレビカメラアイリス指令信号ICCは、ア
イリスカメラレンズ制御切換スイッチ28′のA入力端
子、テレビカメラアイリス制御切換スイッチ23′のB
入力端子、テレビレンズ接続コネクタ21のdピン、デ
マンドケーブル19およびデマンド接続コネクタ17の
dピンを介して指令信号切換スイッチ33に出力され
る。
【0083】このとき、アイリス認識信号出力器22′
からの信号がテレビレンズ接続コネクタ21のcピン、
デマンドケーブル19およびデマンド接続コネクタ17
のcピンを介して指令信号切換スイッチ33の作動端子
に入力されているため、指令信号切換スイッチ33はB
側に切り換わり、テレビカメラアイリス指令信号ICCを
アイリス制御器12に供給する。
【0084】これにより、アイリス制御器12はアイリ
スモータ10を制御し、アイリス羽根9が駆動される。
そして、アイリス羽根9の駆動に連動してアイリス位置
検出器11がアイリス羽根9の位置に応じた位置信号を
アイリス制御器12に出力する。アイリス制御器12
は、この位置信号とテレビカメラアイリス指令信号ICC
との差が0となるようにアイリス羽根9を制御する。
【0085】次に、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLがOFFで、アイリスカメラレンズ制
御切換スイッチ28′がB側にセットされている場合、
即ち撮影者によりアイリス操作ノブ26からのアイリス
の制御が選択された場合のアイリス羽根9の制御につい
て説明する。
【0086】アイリス操作ノブ26が操作されると、そ
の操作量に比例したアイリス操作指令信号がアイリス指
令信号発生器27から出力され、アイリスカメラレンズ
制御切換スイッチ28′のB入力端子に入力される。
【0087】一方、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLのOFF信号が、テレビカメラ接続コ
ネクタ15、デマンド接続コネクタ17のaピン、デマ
ンドケーブル19およびテレビレンズ接続コネクタ21
のaピンを介してテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ23′の作動端子に入力される。これにより、テレビ
カメラアイリス制御切換スイッチ23′はB入力端子側
に切り換わり、かつ撮影者によってアイリスカメラレン
ズ制御切換スイッチ28′はB入力端子側にセットされ
ているため、アイリス操作指令信号は、アイリスカメラ
レンズ制御切換スイッチ28′のB入力端子側、テレビ
カメラアイリス制御切換スイッチ23′のB入力端子、
テレビレンズ接続コネクタ21のdピン、デマンドケー
ブル19およびデマンド接続コネクタ17のdピンを介
して指令信号切換スイッチ33に出力される。
【0088】このとき、アイリス認識信号出力器22′
からの信号がテレビレンズ接続コネクタ21のcピン、
デマンドケーブル19およびデマンド接続コネクタ17
のcピンを介して指令信号切換スイッチ33の作動端子
に入力されているため、指令信号切換スイッチ33はB
側に切り換わり、アイリス操作指令信号をアイリス制御
器12に供給する。
【0089】これにより、アイリス制御器12はアイリ
スモータ10を制御し、アイリス羽根9が駆動される。
そして、アイリス羽根9の駆動に連動してアイリス位置
検出器11がアイリス羽根9の位置に応じた位置信号を
アイリス制御器12に出力する。アイリス制御器12
は、この位置信号とアイリス操作指令信号との差が0と
なるようにアイリス羽根9を制御する。
【0090】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、撮影者は、フォーカスデマンド400′において操
作ノブ31によるフォーカス操作を行いながら、簡単に
アイリス操作ノブ26によるアイリス操作も自身の意思
により行うことができる。
【0091】また、フォーカスデマンド400′に設け
られた光量調節指令出力ラインおよびテレビレンズ10
0′に設けられた光量調節指令入力ラインは、アイリス
制御器12に対してカメラ200側からのテレビカメラ
アイリス指令信号とデマンド400′側からのアイリス
操作指令信号の双方の供給ラインを兼ねているので、指
令信号ごとに別々の供給ラインを設ける場合に比べてコ
ネクタ17,21のピン数を少なくすることができる。
【0092】また、本実施形態では、テレビレンズ接続
コネクタ21にアイリス操作ノブ26を有するフォーカ
スデマンド400′を接続し、テレビレンズ接続コネク
タ20にズームデマンド300′を接続した場合につい
て説明したが、テレビレンズ接続コネクタ20にアイリ
ス操作ノブ26を有するフォーカスデマンド400′
を、テレビレンズ接続コネクタ21にズームデマンド3
00′を接続しても、アイリス操作ノブ26を通じたア
イリス操作が可能である。この場合、指令信号切換スイ
ッチ32に、デマンド接続コネクタ16のdピンを通じ
てテレビカメラアイリス指令信号とアイリス操作指令信
号とが入力されることになる。すなわち、指令信号切換
スイッチ32とデマンド接続コネクタ16のdピンとを
繋ぐラインが請求の範囲にいう光量調節指令入力ライン
になる。
【0093】そしてこの場合、指令信号切換スイッチ3
3の作動端子には、テレビレンズ接続コネクタ21およ
びデマンド接続コネクタ17のcピンを介してズームデ
マンド300′のズーム認識信号出力器34からの信号
が入力されるため、指令信号切換スイッチ33はA側に
切り換わる。したがって、サムリング24の操作量に比
例したズーム指令信号は、テレビレンズ接続コネクタ2
1およびデマンド接続コネクタ17のdピン、さらには
指令信号切換スイッチ33のA側を介してズーム制御器
8に供給される。
【0094】すなわち、テレビレンズ100′に設けら
れた光量調節指令入力ライン(デマンド接続コネクタ1
7のdピンと指令信号切換スイッチ33とを繋ぐライ
ン)は、アイリス操作ノブ26を有するフォーカスデマ
ンド400′からのアイリス操作指令信号の入力ライン
およびズームデマンド300′からのズーム指令信号の
入力ラインとして兼用することが可能である。これによ
り、デマンド接続コネクタ17には、このコネクタ17
のピン数を少なくしつつ、アイリス操作ノブ26を有す
るフォーカスデマンド400′とズームデマンド30
0′の双方を接続することができる。
【0095】なお、本実施形態では、カメラ200側か
らのテレビカメラアイリス指令信号とデマンド400′
側からのアイリス操作指令信号との電圧値がアイリス制
御器12に対して共通である場合について説明したが、
テレビカメラアイリス指令信号とアイリス操作指令信号
との電圧値が異なる場合には、フォーカスデマンド40
0′内若しくはテレビレンズ100′内に、アイリス操
作指令信号の電圧値をテレビカメラアイリス指令信号に
一致させる電圧変換器を設けるようにしてもよい。
【0096】また、本実施形態では、デマンド接続コネ
クタ、デマンドケーブル、テレビレンズ接続コネクタそ
れぞれのdピンをズーム指令信号とアイリス指令信号の
共通のピンとした場合について説明したが、デマンド接
続コネクタ、デマンドケーブル、テレビレンズ接続コネ
クタのそれぞれに1ピンずつ増設して、ズーム指令信号
とアイリス指令信号をそれぞれ別のピンを通じて供給す
るようにしてもよい。
【0097】また、本実施形態では、デマンド接続コネ
クタ16,17のピン配置を同一のものとして説明した
が、これを各々ズームデマンド専用とフォーカスデマン
ド専用のピン配置としてもよい。
【0098】(第3実施形態)上記第1,2実施形態で
は、アイリス制御器12に入力されるカメラ200から
のテレビカメラアイリス指令信号ICCとアイリス指令信
号発生器27(アイリス操作ノブ26)からのアイリス
操作指令信号との切換えをデマンド300,400′に
設けた入力指令切換回路により行う場合について説明し
たが、この入力指令切換回路をテレビレンズ700内に
を設けてもよい。
【0099】図3には、本発明の第3実施形態である光
学調節システムの構成を示している。この光学調節シス
テムは、テレビレンズ(光学装置)700と、テレビレ
ンズ700に接続されるズームデマンド500およびフ
ォーカスデマンド600とから構成されている。また、
テレビレンズ700がテレビカメラ200に装着される
ことにより、カメラシステムが構成される。
【0100】次に、テレビレンズ700、ズームデマン
ド500およびフォーカスデマンド600の内部の構成
について説明する。
【0101】テレビレンズ700において、1は焦点調
節を行うフォーカスレンズ光学系、2はフォーカスレン
ズ光学系1を駆動するフォーカスモータ、3はフォーカ
スレンズ光学系1の位置に応じた位置信号を出力するフ
ォーカス位置検出器、4はフォーカスモータ2を制御す
るフォーカス制御器である。なお、フォーカスレンズ光
学系1,フォーカスモータ2およびフォーカス制御器4
により請求の範囲にいう焦点調節手段が構成される。
【0102】5は変倍調節を行うズームレンズ光学系、
6はズームレンズ光学系5を駆動するズームモータ、7
はズームレンズ光学系5の位置に応じた位置信号を出力
するズーム位置検出器、8はズームモータ6を制御する
ズーム制御器である。なお、ズームレンズ光学系5,ズ
ームモータ6およびズーム制御器8により請求の範囲に
いう変倍調節手段が構成される。
【0103】9は絞り調節を行うアイリス羽根、10は
アイリス羽根9を駆動するアイリスモータ、11はアイ
リス羽根9の位置に応じた位置信号を出力するアイリス
位置検出器、12はアイリスモータ10を制御するアイ
リス制御器である。なお、アイリス羽根9,アイリスモ
ータ10およびアイリス制御器12により請求の範囲に
いう光量調節手段が構成される。
【0104】13は後述するデマンド接続コネクタ16
のbピンから入力されるフォーカス指令信号又はアイリ
ス指令信号をそれぞれフォーカス制御器4又はアイリス
制御器12に選択的に供給する指令信号切換スイッチ
(接続切換手段)である。なお、指令信号切換スイッチ
13の入力端子とデマンド接続コネクタ16のbピンと
をつなぐラインが、請求の範囲にいう光量調節指令入力
ラインに相当する。
【0105】14は後述するデマンド接続コネクタ17
のbピンから入力されるフォーカス指令信号又はアイリ
ス指令信号をそれぞれフォーカス制御器4又はアイリス
制御器12に選択的に供給する指令信号切換スイッチで
ある。
【0106】15はテレビレンズ700とテレビカメラ
200とを電気的に接続するテレビカメラ接続コネク
タ、16,17はズームデマンド300やフォーカスデ
マンド400をテレビレンズ100に接続するデマンド
接続コネクタ、18,19はズームデマンド500やフ
ォーカスデマンド600とテレビレンズ700とを接続
するデマンドケーブル、20,21はテレビレンズ70
0をズームデマンド500やフォーカスデマンド600
に接続するテレビレンズ接続コネクタである。
【0107】36はテレビカメラ200からのテレビカ
メラアイリス指令信号ICCの入力を受けるA入力端子
(第1の入力端子)と、B入力端子(第2の入力端子)
と、これらA入力端子およびB入力端子に対して接続切
換が可能でアイリス制御器12に接続された出力端子と
を有するテレビカメラアイリス制御切換スイッチ(第1
の入力指令切換手段)である。
【0108】このテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ36は、テレビカメラ200から入力されるアイリス
強制切換信号(カメラ側からアイリス駆動を行うことを
示す信号)ICLのオン信号を受けることによりA入力端
子側に切り換わり、同オフ信号を受けることによりB入
力端子側に切り換わる。
【0109】また、35はテレビカメラ200からのテ
レビカメラアイリス指令信号ICCの入力を受けるA入力
端子(第1の入力端子)と、指令信号切換スイッチ13
のB側を介して光量調節指令入力ラインが接続されるB
入力端子(第2の入力端子)と、これらA入力端子およ
びB入力端子に対して接続切換が可能でテレビカメラア
イリス制御切換スイッチ36のB入力端子に接続された
出力端子とを有するアイリスカメラレンズ制御切換スイ
ッチ(第2の入力指令切換手段)である。このアイリス
カメラレンズ制御切換スイッチ35は、後述するアイリ
スローカル/カメラ選択スイッチ37からのカメラ選択
信号を受けることによりA入力端子側に切り換わり、ロ
ーカル選択信号を受けることによりB入力端子側に切り
換わる。
【0110】なお、テレビカメラアイリス制御切換スイ
ッチ36およびアイリスカメラレンズ制御切換スイッチ
35のA入力端子とテレビカメラ接続コネクタ15とを
繋ぐラインが請求の範囲にいうカメラ指令入力ラインに
相当する。また、テレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ36およびアイリスカメラレンズ制御切換スイッチ3
5により請求の範囲にいう入力指令切換回路が構成され
る。
【0111】ズームデマンド500において、24はズ
ームデマンド500のサムリング、25はサムリング2
4の操作量に比例したズーム指令信号を出力するズーム
指令信号発生器である。
【0112】26はアイリス操作ノブ、27はアイリス
操作ノブ26の操作量に比例したアイリス操作指令信号
を出力するアイリス指令信号発生器である。なお、アイ
リス操作ノブ26およびアイリス指令信号発生器27に
より請求の範囲にいう光量調節操作手段が構成される。
また、アイリス指令信号発生器27とテレビレンズ接続
コネクタ20のbピンとを繋ぐラインが請求の範囲にい
う光量調節指令出力ラインに相当する。
【0113】22はテレビレンズ700の指令信号切換
スイッチ13をB側(アイリスカメラレンズ制御切換ス
イッチ35およびテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ36を介したアイリス側)に切り換えるための信号
(請求の範囲にいう入力回路構成を切り換えるための信
号)を出力する、言い換えればデマンド接続コネクタ1
6のbピンからテレビレンズ100に入力される指令信
号がアイリス指令信号であることを示すアイリス認識信
号出力器(信号出力手段)である。
【0114】37はアイリス制御をズームデマンド50
0のアイリス操作ノブ26を通じて行う(ローカル)か
カメラ200から行わせるかを撮影者が選択するために
設けられたアイリスローカル/カメラ選択スイッチであ
る。このアイリスローカル/カメラ選択スイッチ37
は、オフ状態にてカメラ選択信号をテレビレンズ接続コ
ネクタ20のaピン、デマンドケーブル18およびデマ
ンド接続コネクタ16のaピンを介してアイリスカメラ
レンズ制御切換スイッチ35の作動端子に供給し、オン
状態にてローカル選択信号をテレビレンズ接続コネクタ
20のaピン、デマンドケーブル18およびデマンド接
続コネクタ16のaピンを介してアイリスカメラレンズ
制御切換スイッチ35の作動端子に供給する。
【0115】フォーカスデマンド600において、29
はテレビレンズ700の指令信号切換スイッチ14をA
側(フォーカス側)に切り換えるための信号を出力す
る、言い換えればデマンド接続コネクタ17のbピンか
らテレビレンズ700に入力される指令信号がフォーカ
ス指令信号であることを示すフォーカス認識信号出力器
である。
【0116】31はフォーカス操作ノブであり、30は
フォーカス操作ノブ31の操作量に比例したフォーカス
指令信号を出力するフォーカス指令信号発生器である。
【0117】上記構成において、まずズームデマンド5
00のサムリング24を用いて、ズームレンズ光学系5
の制御を行う場合について説明する。サムリング24が
操作されると、このサムリング24の操作量に比例した
駆動方向および駆動速度(駆動量や駆動位置であっても
よい)を指示するズーム指令信号がズーム指令信号発生
器25から出力される。このズーム指令信号は、テレビ
レンズ接続コネクタ20のdピン、デマンドケーブル1
8およびデマンド接続コネクタ16のdピンを介してズ
ーム制御器8に入力される。
【0118】ズーム制御器8はズーム指令信号に応じて
ズームモータ6を制御し、ズームレンズ光学系5を駆動
させる。そして、ズームレンズ光学系5の駆動に連動し
てズーム位置検出器7がズームレンズ光学系5の位置に
応じた位置信号をズーム制御器8に出力する。ズーム制
御器8は、この位置信号に基づいてズームレンズ光学系
5の可動範囲内での制御を行う。
【0119】次に、フォーカスデマンド600を用いて
フォーカスレンズ光学系1の制御を行う場合について説
明する。フォーカスデマンド600の操作ノブ31が操
作されると、その操作量に比例した駆動位置を指示する
フォーカス指令信号がフォーカス指令信号発生器30か
ら出力される。フォーカス指令信号は、テレビレンズ接
続コネクタ21のbピン、デマンドケーブル19および
デマンド接続コネクタ17のbピンを介して指令信号切
換スイッチ14の入力端子に入力される。
【0120】このとき、フォーカス認識信号出力器29
からの信号がテレビレンズ接続コネクタ21のcピン、
デマンドケーブル19およびデマンド接続コネクタ17
のcピンを介して指令信号切換スイッチ14の作動端子
に入力される。これにより、指令信号切換スイッチ14
はA側に切り換わり、フォーカス制御器4にフォーカス
指令信号を供給する。これにより、フォーカス制御器4
はフォーカスモータ2を制御し、フォーカスレンズ光学
系1を駆動させる。
【0121】そして、フォーカスレンズ光学系1の駆動
に連動してフォーカス位置検出器3がフォーカスレンズ
光学系1の位置に応じた位置信号をフォーカス制御器4
に出力する。フォーカス制御器4は、この位置信号とフ
ォーカス指令信号発生器30からのフォーカス指令信号
との差が0となるようにフォーカスレンズ光学系1を制
御する。
【0122】次に、アイリス羽根9の制御を行う場合に
ついて説明する。まず、テレビカメラ200からのアイ
リス強制切換信号ICLがON、即ちテレビカメラ200
からのアイリスの制御が選択された場合のアイリス羽根
9の制御について説明する。
【0123】この場合、テレビカメラ200からのテレ
ビカメラアイリス指令信号ICCが、テレビカメラ接続コ
ネクタ15を介してテレビカメラアイリス制御切換スイ
ッチ36のA入力端子とアイリスカメラレンズ制御切換
スイッチ35のA入力端子とに入力される。
【0124】一方、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLのON信号が、テレビカメラ接続コネ
クタ15を介してテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ36の作動端子に入力される。これにより、テレビカ
メラアイリス制御切換スイッチ36はA入力端子側に切
り換えられ、この切換スイッチ36の出力端子からテレ
ビカメラアイリス指令信号ICCがアイリス制御器12に
出力される。
【0125】これにより、アイリス制御器12はアイリ
スモータ10を制御し、アイリス羽根9を駆動させる。
そして、アイリス羽根9の駆動に連動してアイリス位置
検出器11がアイリス羽根9の位置に応じた位置信号を
アイリス制御器12に出力する。アイリス制御器12
は、この位置信号とテレビカメラアイリス指令信号ICC
との差が0となるようにアイリス羽根9を制御する。
【0126】次に、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLがOFFで、アイリスカメラレンズ制
御切換スイッチ35がA側にセットされている場合、即
ち撮影者によりアイリスローカル/カメラ選択スイッチ
37がオフされ、カメラ選択信号がアイリスカメラレン
ズ制御切換スイッチ35の作動端子に入力されることに
より、テレビカメラ200からのアイリスの制御が選択
された場合のアイリス羽根9の制御について説明する。
【0127】この場合、テレビカメラ200からのテレ
ビカメラアイリス指令信号ICCが、テレビカメラ接続コ
ネクタ15を介してテレビカメラアイリス制御切換スイ
ッチ36とアイリスカメラレンズ制御切換スイッチ35
のA入力端子に入力される。
【0128】一方、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLのOFF信号が、テレビカメラ接続コ
ネクタ15を介してテレビカメラアイリス制御切換スイ
ッチ36の作動端子に入力される。これにより、テレビ
カメラアイリス制御切換スイッチ36はB入力端子側に
切り換わる。
【0129】このため、テレビカメラアイリス指令信号
ICCは、アイリスカメラレンズ制御切換スイッチ35の
A入力端子およびテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ36のB入力端子を介してアイリス制御器12に出力
される。
【0130】これにより、アイリス制御器12はアイリ
スモータ10を制御し、アイリス羽根9が駆動される。
そして、アイリス羽根9の駆動に連動してアイリス位置
検出器11がアイリス羽根9の位置に応じた位置信号を
アイリス制御器12に出力する。アイリス制御器12
は、この位置信号とテレビカメラアイリス指令信号ICC
との差が0となるようにアイリス羽根9を制御する。
【0131】次に、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLがOFFで、アイリスカメラレンズ制
御切換スイッチ35がB側にセットされている場合、即
ち撮影者によりアイリスローカル/カメラ選択スイッチ
37がオンされ、ローカル選択信号がアイリスカメラレ
ンズ制御切換スイッチ35の作動端子に入力されること
により、アイリス操作ノブ26からのアイリスの制御が
選択された場合のアイリス羽根9の制御について説明す
る。
【0132】アイリス操作ノブ26が操作されると、そ
の操作量に比例したアイリス操作指令信号がアイリス指
令信号発生器27から出力され、テレビレンズ接続コネ
クタ21のbピン、デマンドケーブル18およびデマン
ド接続コネクタ16のbピンを介して指令信号切換スイ
ッチ14の入力端子に入力される。
【0133】このとき、アイリス認識信号出力器22か
らの信号がテレビレンズ接続コネクタ20のcピン、デ
マンドケーブル18およびデマンド接続コネクタ16の
cピンを介して指令信号切換スイッチ13の作動端子に
入力される。これにより、指令信号切換スイッチ13は
B側に切り換わり、アイリス操作指令信号はアイリスカ
メラレンズ制御切換スイッチ35のB入力端子に入力さ
れる。
【0134】一方、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLのOFF信号が、テレビカメラ接続コ
ネクタ15を介してテレビカメラアイリス制御切換スイ
ッチ36の作動端子に入力され、テレビカメラアイリス
制御切換スイッチ36はB入力端子側に切り換わる。
【0135】このため、アイリス操作指令信号は、アイ
リスカメラレンズ制御切換スイッチ35のB入力端子、
テレビカメラアイリス制御切換スイッチ36のB入力端
子を介してアイリス制御器12に供給される。
【0136】これにより、アイリス制御器12はアイリ
スモータ10を制御し、アイリス羽根9が駆動される。
そして、アイリス羽根9の駆動に連動してアイリス位置
検出器11がアイリス羽根9の位置に応じた位置信号を
アイリス制御器12に出力する。アイリス制御器12
は、この位置信号とアイリス操作指令信号との差が0と
なるようにアイリス羽根9を制御する。
【0137】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、撮影者は、ズームデマンド500においてサムリン
グ24によるズーム操作を行いながら、簡単にアイリス
操作ノブ26によるアイリス操作も自身の意思により行
うことができる。
【0138】また、入力指令切換回路(テレビカメラア
イリス制御切換スイッチ36およびアイリスカメラレン
ズ制御切換スイッチ35)をズームデマンド500側で
はなく、テレビレンズ700内に設けているので、アイ
リス操作ノブ26を有するズームデマンド500の構成
を簡単化することができる。
【0139】また、本実施形態では、テレビレンズ接続
コネクタ20にアイリス操作ノブ26を有するズームデ
マンド500を接続し、テレビレンズ接続コネクタ21
にフォーカスデマンド600を接続した場合について説
明したが、テレビレンズ接続コネクタ20にフォーカス
デマンド600を、テレビレンズ接続コネクタ21にア
イリス操作ノブ26を有するズームデマンド500を接
続しても、アイリス操作ノブ26を通じたアイリス操作
が可能である。この場合、指令信号切換スイッチ14
に、デマンド接続コネクタ17のbピンを通じてアイリ
ス操作指令信号が入力されることになる。すなわち、指
令信号切換スイッチ14とデマンド接続コネクタ17の
bピンとを繋ぐラインが請求の範囲にいう光量調節指令
入力ラインになる。
【0140】そしてこの場合、指令信号切換スイッチ1
3の作動端子には、テレビレンズ接続コネクタ20およ
びデマンド接続コネクタ16のcピンを介してフォーカ
スデマンド600のフォーカス認識信号出力器29から
の信号が入力されるため、指令信号切換スイッチ13は
A側に切り換わる。したがって、フォーカス操作ノブ3
1の操作量に比例したフォーカス指令信号は、テレビレ
ンズ接続コネクタ20およびデマンド接続コネクタ16
のbピン、さらには指令信号切換スイッチ13のA側を
介してフォーカス制御器4に供給される。
【0141】すなわち、テレビレンズ700に設けられ
た光量調節指令入力ライン(デマンド接続コネクタ16
のbピンと指令信号切換スイッチ13とを繋ぐライン)
は、アイリス操作ノブ26を有するズームデマンド50
0からのアイリス操作指令信号の入力ラインおよびフォ
ーカスデマンド600からのフォーカス指令信号の入力
ラインとして兼用することが可能である。これにより、
デマンド接続コネクタ16には、このコネクタ16のピ
ン数を少なくしつつ、アイリス操作ノブ26を有するズ
ームデマンド500とフォーカスデマンド600の双方
を接続することができる。
【0142】なお、本実施形態では、カメラ200側か
らのテレビカメラアイリス指令信号とデマンド500側
からのアイリス操作指令信号との電圧値がアイリス制御
器12に対して共通である場合について説明したが、テ
レビカメラアイリス指令信号とアイリス操作指令信号と
の電圧値が異なる場合には、ズームデマンド500内若
しくはテレビレンズ700内に、アイリス操作指令信号
の電圧値をテレビカメラアイリス指令信号に一致させる
電圧変換器を設けるようにしてもよい。
【0143】また、本実施形態では、デマンド接続コネ
クタ、デマンドケーブル、テレビレンズ接続コネクタそ
れぞれのbピンをフォーカス指令信号とアイリス指令信
号の共通のピンとした場合について説明したが、デマン
ド接続コネクタ、デマンドケーブル、テレビレンズ接続
コネクタのそれぞれに1ピンずつ増設して、フォーカス
指令信号とアイリス指令信号をそれぞれ別のピンを通じ
て供給するようにしてもよい。
【0144】また、本実施形態では、デマンド接続コネ
クタ16,17のピン配置を同一のものとして説明した
が、これを各々ズームデマンド専用とフォーカスデマン
ド専用のピン配置としてもよい。
【0145】(第4実施形態)上記第3実施形態では、
ズームデマンドにアイリス操作ノブを設けた場合につい
て説明したが、フォーカスデマンドにアイリス操作ノブ
を設けてもよい。
【0146】図4には、本発明の第4実施形態である光
学調節システムの構成を示している。この光学調節シス
テムは、第3実施形態と同様に、テレビレンズ(光学装
置)700′と、テレビレンズ700′に接続されるズ
ームデマンド500′およびフォーカスデマンド60
0′とから構成されている。また、テレビレンズ700
がテレビカメラ200に装着されることにより、カメラ
システムが構成される。
【0147】次に、テレビレンズ700′、ズームデマ
ンド500′およびフォーカスデマンド600′の内部
の構成について説明する。なお、第3実施形態と共通す
る構成要素には第3実施形態と同符号を付して説明に代
える。
【0148】テレビレンズ700′において、33はデ
マンド接続コネクタ16のdピンから入力されるズーム
指令信号又はアイリス指令信号をそれぞれズーム制御器
8又はアイリス制御器12に選択的に供給する指令信号
切換スイッチ(接続切換手段)である。なお、指令信号
切換スイッチ33の入力端子とデマンド接続コネクタ1
7のdピンとをつなぐラインが、請求の範囲にいう光量
調節指令入力ラインに相当する。
【0149】32はデマンド接続コネクタ16のdピン
から入力されるズーム指令信号又はアイリス指令信号を
それぞれズーム制御器4又はアイリス制御器12に選択
的に供給する指令信号切換スイッチである。
【0150】36,35はそれぞれ、第3実施形態にて
示したものと同じテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チおよびアイリスカメラレンズ制御切換スイッチであ
る。なお、アイリスカメラレンズ制御切換スイッチ35
は、後述するアイリスローカル/カメラ選択スイッチ3
7′からのカメラ選択信号を受けることによりA入力端
子側に切り換わり、ローカル選択信号を受けることによ
りB入力端子側に切り換わる。
【0151】なお、テレビカメラアイリス制御切換スイ
ッチ36およびアイリスカメラレンズ制御切換スイッチ
35のA入力端子とテレビカメラ接続コネクタ15とを
繋ぐラインが請求の範囲にいうカメラ指令入力ラインに
相当する。また、テレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ36およびアイリスカメラレンズ制御切換スイッチ3
5により請求の範囲にいう入力指令切換回路が構成され
る。
【0152】フォーカスデマンド600′において、2
2′はテレビレンズ700′の指令信号切換スイッチ3
3をB側(アイリス側)に切り換えるための信号(請求
の範囲にいう入力回路構成を切り換えるための信号)を
出力する、言い換えればデマンド接続コネクタ17のd
ピンからテレビレンズ700′に入力される指令信号が
アイリス指令信号であることを示すアイリス認識信号出
力器(信号出力手段)である。
【0153】また、このフォーカスデマンド600′に
は、アイリス操作ノブ26およびアイリス指令信号発生
器27が設けられている。なお、アイリス指令信号発生
器27とテレビレンズ接続コネクタ21のdピンとを繋
ぐラインが請求の範囲にいう光量調節指令出力ラインに
相当する。
【0154】37′はアイリス制御をフォーカスデマン
ド600′のアイリス操作ノブ26を通じて行う(ロー
カル)かカメラ200から行わせるかを撮影者が選択す
るために設けられたアイリスローカル/カメラ選択スイ
ッチである。このアイリスローカル/カメラ選択スイッ
チ37′は、オフ状態にてカメラ選択信号をテレビレン
ズ接続コネクタ21のaピン、デマンドケーブル19お
よびデマンド接続コネクタ17のaピンを介してアイリ
スカメラレンズ制御切換スイッチ35の作動端子に供給
し、オン状態にてローカル選択信号をテレビレンズ接続
コネクタ21のaピン、デマンドケーブル19およびデ
マンド接続コネクタ17のaピンを介してアイリスカメ
ラレンズ制御切換スイッチ35の作動端子に供給する。
【0155】ズームデマンド500′において、34は
テレビレンズ700′の指令信号切換スイッチ32をA
側(ズーム側)に切り換えるための信号を出力する、言
い換えればデマンド接続コネクタ16のdピンからテレ
ビレンズ700′に入力される指令信号がズーム指令信
号であることを示すズーム認識信号出力器である。
【0156】上記構成において、まずズームデマンド5
00′のサムリング24を用いて、ズームレンズ光学系
5の制御を行う場合について説明する。サムリング24
が操作されると、このサムリング24の操作量に比例し
た駆動方向および駆動速度(駆動量や駆動位置であって
もよい)を指示するズーム指令信号がズーム指令信号発
生器25から出力される。このズーム指令信号は、テレ
ビレンズ接続コネクタ20のdピン、デマンドケーブル
18およびデマンド接続コネクタ16のdピンを介して
指令信号切換スイッチ32の入力端子に入力される。
【0157】このとき、ズーム認識信号出力器34から
の信号がテレビレンズ接続コネクタ20のcピン、デマ
ンドケーブル18およびデマンド接続コネクタ16のc
ピンを介して指令信号切換スイッチ32の作動端子に入
力される。これにより、指令信号切換スイッチ32はA
側に切り換わり、ズーム制御器8にズーム指令信号を供
給する。これにより、ズーム制御器8はズームモータ6
を制御し、ズームレンズ光学系5を駆動させる。そし
て、ズームレンズ光学系5の駆動に連動してズーム位置
検出器7がズームレンズ光学系5の位置に応じた位置信
号をズーム制御器8に出力する。ズーム制御器8は、こ
の位置信号に基づいてズームレンズ光学系5の可動範囲
内での制御を行う。
【0158】次に、フォーカスデマンド600′を用い
てフォーカスレンズ光学系1の制御を行う場合について
説明する。フォーカスデマンド600′の操作ノブ31
が操作されると、その操作量に比例した駆動位置を指示
するフォーカス指令信号がフォーカス指令信号発生器3
0から出力される。フォーカス指令信号は、テレビレン
ズ接続コネクタ21のbピン、デマンドケーブル19お
よびデマンド接続コネクタ17のbピンを介してフォー
カス制御器4に供給される。これにより、フォーカス制
御器4はフォーカスモータ2を制御し、フォーカスレン
ズ光学系1を駆動させる。
【0159】そして、フォーカスレンズ光学系1の駆動
に連動してフォーカス位置検出器3がフォーカスレンズ
光学系1の位置に応じた位置信号をフォーカス制御器4
に出力する。フォーカス制御器4は、この位置信号とフ
ォーカス指令信号発生器30からのフォーカス指令信号
との差が0となるようにフォーカスレンズ光学系1を制
御する。
【0160】次に、アイリス羽根9の制御を行う場合に
ついて説明する。まず、テレビカメラ200からのアイ
リス強制切換信号ICLがON、即ちテレビカメラ200
からのアイリスの制御が選択された場合のアイリス羽根
9の制御について説明する。
【0161】この場合、テレビカメラ200からのテレ
ビカメラアイリス指令信号ICCが、テレビカメラ接続コ
ネクタ15を介してテレビカメラアイリス制御切換スイ
ッチ36のA入力端子とアイリスカメラレンズ制御切換
スイッチ35のA入力端子とに入力される。
【0162】一方、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLのON信号が、テレビカメラ接続コネ
クタ15を介してテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ36の作動端子に入力される。これにより、テレビカ
メラアイリス制御切換スイッチ36はA入力端子側に切
り換えられ、この切換スイッチ36の出力端子からテレ
ビカメラアイリス指令信号ICCがアイリス制御器12に
出力される。
【0163】これにより、アイリス制御器12はアイリ
スモータ10を制御し、アイリス羽根9を駆動させる。
そして、アイリス羽根9の駆動に連動してアイリス位置
検出器11がアイリス羽根9の位置に応じた位置信号を
アイリス制御器12に出力する。アイリス制御器12
は、この位置信号とテレビカメラアイリス指令信号ICC
との差が0となるようにアイリス羽根9を制御する。
【0164】次に、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLがOFFで、アイリスカメラレンズ制
御切換スイッチ35がA側にセットされている場合、即
ち撮影者によりアイリスローカル/カメラ選択スイッチ
37′がオフされ、カメラ選択信号がアイリスカメラレ
ンズ制御切換スイッチ35の作動端子に入力されること
により、テレビカメラ200からのアイリスの制御が選
択された場合のアイリス羽根9の制御について説明す
る。
【0165】この場合、テレビカメラ200からのテレ
ビカメラアイリス指令信号ICCが、テレビカメラ接続コ
ネクタ15を介してテレビカメラアイリス制御切換スイ
ッチ36とアイリスカメラレンズ制御切換スイッチ35
のA入力端子に入力される。
【0166】一方、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLのOFF信号が、テレビカメラ接続コ
ネクタ15を介してテレビカメラアイリス制御切換スイ
ッチ36の作動端子に入力される。これにより、テレビ
カメラアイリス制御切換スイッチ36はB入力端子側に
切り換わる。
【0167】このため、テレビカメラアイリス指令信号
ICCは、アイリスカメラレンズ制御切換スイッチ35の
A入力端子およびテレビカメラアイリス制御切換スイッ
チ36のB入力端子を介してアイリス制御器12に出力
される。
【0168】これにより、アイリス制御器12はアイリ
スモータ10を制御し、アイリス羽根9が駆動される。
そして、アイリス羽根9の駆動に連動してアイリス位置
検出器11がアイリス羽根9の位置に応じた位置信号を
アイリス制御器12に出力する。アイリス制御器12
は、この位置信号とテレビカメラアイリス指令信号ICC
との差が0となるようにアイリス羽根9を制御する。
【0169】次に、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLがOFFで、アイリスカメラレンズ制
御切換スイッチ35がB側にセットされている場合、即
ち撮影者によりアイリスローカル/カメラ選択スイッチ
37′がオンされ、ローカル選択信号がアイリスカメラ
レンズ制御切換スイッチ35の作動端子に入力されるこ
とにより、アイリス操作ノブ26からのアイリスの制御
が選択された場合のアイリス羽根9の制御について説明
する。
【0170】アイリス操作ノブ26が操作されると、そ
の操作量に比例したアイリス操作指令信号がアイリス指
令信号発生器27から出力され、テレビレンズ接続コネ
クタ21のdピン、デマンドケーブル19およびデマン
ド接続コネクタ17のdピンを介して指令信号切換スイ
ッチ33の入力端子に入力される。
【0171】このとき、アイリス認識信号出力器22′
からの信号がテレビレンズ接続コネクタ21のcピン、
デマンドケーブル19およびデマンド接続コネクタ17
のcピンを介して指令信号切換スイッチ33の作動端子
に入力される。これにより、指令信号切換スイッチ33
はB側に切り換わり、アイリス操作指令信号はアイリス
カメラレンズ制御切換スイッチ35のB入力端子に入力
される。
【0172】一方、テレビカメラ200からのアイリス
強制切換信号ICLのOFF信号が、テレビカメラ接続コ
ネクタ15を介してテレビカメラアイリス制御切換スイ
ッチ36の作動端子に入力され、テレビカメラアイリス
制御切換スイッチ36はB入力端子側に切り換わる。
【0173】このため、アイリス操作指令信号は、アイ
リスカメラレンズ制御切換スイッチ35のB入力端子、
テレビカメラアイリス制御切換スイッチ36のB入力端
子を介してアイリス制御器12に供給される。
【0174】これにより、アイリス制御器12はアイリ
スモータ10を制御し、アイリス羽根9が駆動される。
そして、アイリス羽根9の駆動に連動してアイリス位置
検出器11がアイリス羽根9の位置に応じた位置信号を
アイリス制御器12に出力する。アイリス制御器12
は、この位置信号とアイリス操作指令信号との差が0と
なるようにアイリス羽根9を制御する。
【0175】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、撮影者は、フォーカスデマンド600′においてフ
ォーカス操作ノブ31によるフォーカス操作を行いなが
ら、簡単にアイリス操作ノブ26によるアイリス操作も
自身の意思により行うことができる。
【0176】また、入力指令切換回路(テレビカメラア
イリス制御切換スイッチ36およびアイリスカメラレン
ズ制御切換スイッチ35)をフォーカスマンド600′
側ではなく、テレビレンズ700′内に設けているの
で、アイリス操作ノブ26を有するフォーカスデマンド
600′の構成を簡単化することができる。
【0177】また、本実施形態では、テレビレンズ接続
コネクタ21にアイリス操作ノブ26を有するフォーカ
スデマンド600′を接続し、テレビレンズ接続コネク
タ20にズームデマンド500′を接続した場合につい
て説明したが、テレビレンズ接続コネクタ21にズーム
デマンド500′を、テレビレンズ接続コネクタ20に
アイリス操作ノブ26を有するフォーカスデマンド60
0′を接続しても、アイリス操作ノブ26を通じたアイ
リス操作が可能である。この場合、指令信号切換スイッ
チ32に、デマンド接続コネクタ16のdピンを通じて
アイリス操作指令信号が入力されることになる。すなわ
ち、指令信号切換スイッチ32とデマンド接続コネクタ
16のdピンとを繋ぐラインが請求の範囲にいう光量調
節指令入力ラインになる。
【0178】そしてこの場合、指令信号切換スイッチ3
3の作動端子には、テレビレンズ接続コネクタ21およ
びデマンド接続コネクタ17のcピンを介してズームデ
マンド500′のズーム認識信号出力器34からの信号
が入力されるため、指令信号切換スイッチ33はA側に
切り換わる。したがって、サムリング24の操作量に比
例したズーム指令信号は、テレビレンズ接続コネクタ2
1およびデマンド接続コネクタ17のdピン、さらには
指令信号切換スイッチ33のA側を介してズーム制御器
8に供給される。
【0179】すなわち、テレビレンズ700′に設けら
れた光量調節指令入力ライン(デマンド接続コネクタ1
7のdピンと指令信号切換スイッチ33とを繋ぐライ
ン)は、アイリス操作ノブ26を有するフォーカスデマ
ンド600′からのアイリス操作指令信号の入力ライン
およびズームデマンド500′からのズーム指令信号の
入力ラインとして兼用することが可能である。これによ
り、デマンド接続コネクタ17には、このコネクタ17
のピン数を少なくしつつ、アイリス操作ノブ26を有す
るフォーカスデマンド600′とズームデマンド50
0′の双方を接続することができる。
【0180】なお、本実施形態では、カメラ200側か
らのテレビカメラアイリス指令信号とデマンド600′
側からのアイリス操作指令信号との電圧値がアイリス制
御器12に対して共通である場合について説明したが、
テレビカメラアイリス指令信号とアイリス操作指令信号
との電圧値が異なる場合には、フォーカスデマンド60
0′内若しくはテレビレンズ700′内に、アイリス操
作指令信号の電圧値をテレビカメラアイリス指令信号に
一致させる電圧変換器を設けるようにしてもよい。
【0181】また、本実施形態では、デマンド接続コネ
クタ、デマンドケーブル、テレビレンズ接続コネクタそ
れぞれのdピンをズーム指令信号とアイリス指令信号の
共通のピンとした場合について説明したが、デマンド接
続コネクタ、デマンドケーブル、テレビレンズ接続コネ
クタのそれぞれに1ピンずつ増設して、ズーム指令信号
とアイリス指令信号をそれぞれ別のピンを通じて供給す
るようにしてもよい。
【0182】また、本実施形態では、デマンド接続コネ
クタ16,17のピン配置を同一のものとして説明した
が、これを各々ズームデマンド専用とフォーカスデマン
ド専用のピン配置としてもよい。
【0183】また、上記各実施形態は、ズームレンズ光
学系、フォーカスレンズ光学系およびアイリスといった
光学調節手段と、これら光学調節手段の駆動・制御系
(モータ、制御器および切換スイッチ等)とが1つの外
装内に収められたテレビレンズについて説明したが、本
発明は、ズームレンズ光学系、フォーカスレンズ光学系
およびアイリスが収められた光学装置本体に、駆動・制
御系を別ユニット化した光学装置駆動ユニットを装着す
るタイプの光学装置であって、光学装置駆動ユニットに
デマンドが接続可能なものにも適用することができる。
【0184】さらに、上記各実施形態では、ハード的な
構成によりデマンド側からのアイリス制御を行えるよう
にした場合について説明したが、ソフトウェアにより同
様にデマンド側からのアイリス制御を行えるようにして
もよい。
【0185】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動指令操作装置に、操作に応じて光量調節手段の駆動
を指令するための光量調節指令信号を出力する光量調節
操作手段を設け、また、光学装置又は駆動ユニットに上
記駆動指令操作装置に設けられた光量調節操作手段から
出力される光量調節指令信号に応じた光量調節手段の駆
動を可能とする光量調節指令入力ラインを設けているの
で、使用者は、デマンド等の駆動指令操作装置において
焦点調節操作や変倍調節操作を行いながら、簡単に光量
調節操作も自身の意思により行うことができる。。
【0186】なお、駆動指令操作装置において、カメラ
指令入力ラインに入力された光量調節指令信号を光学装
置又は駆動ユニットに出力するためのラインと、光量調
節操作手段から出力された光量調節指令信号を光学装置
又は駆動ユニットに出力するためのラインとを兼ねる光
量調節指令出力ラインを設けるとともに、光学装置又は
駆動ユニットにおいて、上記光量調節指令出力ラインに
つながってカメラ指令入力ラインに入力された光量調節
指令信号を受けるラインと光量調節操作手段から出力さ
れた光量調節指令信号を受けるラインとを兼ねる光量調
節指令入力ラインを設ければ、駆動指令操作装置と光学
装置又は駆動ユニットとを接続するコネクタのピン数の
増加を抑えことができる。
【0187】この場合、駆動指令操作装置に、光量調節
指令出力ラインに対してカメラ指令入力ラインと光量調
節操作手段とを選択的に接続する入力指令切換回路を設
けるのがよいが、入力指令切換回路として、カメラ装置
側から光量調節手段の駆動を行うことを示す信号がオン
のときに光量調節指令出力ラインに対してカメラ指令入
力ラインを接続し、カメラ装置側から光量調節手段の駆
動を行うことを示す信号がオフのときに、操作に応じて
光量調節指令出力ラインに対してカメラ指令入力ライン
を接続するか光量調節操作手段を接続するかを切換える
ものを用いることにより、カメラ装置側から光量調節手
段の駆動を行うことを示す信号のオン・オフにかかわら
ず駆動指令操作装置において使用者がカメラ側から光量
調節手段の駆動を行わせるか駆動指令操作装置側から光
量調節手段の駆動を行わせるかを選択することができ
る。
【0188】また、光学装置又は駆動ユニットに、カメ
ラ装置から光量調節手段の駆動を指令するための光量調
節指令信号が入力されるカメラ指令入力ラインと光量調
節操作手段からの光量調節指令信号が入力される光量調
節指令入力ラインとを設けるとともに、光量調節手段に
対しカメラ指令入力ラインと光量調節指令入力ラインと
を選択的に接続する入力指令切換回路を設ければ、光量
調節操作手段を有する駆動指令操作装置の構成を簡略化
することができる。
【0189】この場合、入力指令切換回路として、カメ
ラ装置側から光量調節手段の駆動を行うことを示す信号
がオンのときに光量調節手段に対して前記カメラ指令入
力ラインを接続し、カメラ装置側から光量調節手段の駆
動を行うことを示す信号がオフのときに、駆動指令操作
装置における使用者のマニュアル操作に応じて入力され
る信号のオン・オフに応じて光量調節手段に対してカメ
ラ指令入力ラインを接続するか光量調節指令入力ライン
を接続するかを切換えるものを用いれば、カメラ装置側
から光量調節手段の駆動を行うことを示す信号のオン・
オフにかかわらず駆動指令操作装置において使用者がカ
メラ側から光量調節手段の駆動を行わせるか駆動指令操
作装置側から光量調節手段の駆動を行わせるかを選択す
ることができる。
【0190】また、駆動指令操作装置に、光量調節出力
ラインを介して出力した光量調節指令信号が光量調節手
段に入力されるよう光学装置又は駆動ユニット内の入力
回路構成を切り換えるための信号を、光学装置又駆動ユ
ニットに対して出力する信号出力手段を設けるととも
に、光学装置又は駆動ユニットに、光量調節指令入力ラ
インを光量調節手段と焦点調節手段又は変倍調節手段と
に選択的に接続する接続切換手段を設け、光量調節操作
手段を有する駆動指令操作装置が接続されたときに、こ
の駆動指令操作装置から入力される、駆動ユニット内の
入力回路構成を切り換えるための信号に応じて接続切換
手段を光量調節手段側に切り換え、この駆動指令操作装
置からの光量調節指令信号を光量調節指令入力ラインを
介して光量調節手段に入力させるようにし、光量調節操
作手段を有さない駆動指令操作装置が接続されたとき
に、この駆動指令操作装置から駆動ユニット内の入力回
路構成を切り換えるための信号が入力されないことに応
じて接続切換手段を焦点調節手段又は変倍調節手段側に
切り換えてこの駆動指令操作装置から光量調節指令入力
ラインを介して焦点調節手段又は変倍調節手段の駆動を
指令する指令信号を入力させるようにすれば、光学装置
又は駆動ユニットの光量調節指令入力ラインを、光量調
節操作手段を有する駆動指令操作装置からの光量調節指
令信号の入力ラインおよび光量調節操作手段を有さない
駆動指令操作装置からの焦点調節又は変倍調節のための
指令信号の入力ラインとして兼用することが可能とな
り、駆動指令操作装置との接続に用いるコネクタのピン
数を少なくしつつ、光量調節操作手段を有する駆動指令
操作装置および光量調節操作手段を有さない駆動指令操
作装置を接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である光学調節システム
およびカメラシステムの構成図。
【図2】本発明の第2実施形態である光学調節システム
およびカメラシステムの構成図。
【図3】本発明の第3実施形態である光学調節システム
およびカメラシステムの構成図。
【図4】本発明の第4実施形態である光学調節システム
およびカメラシステムの構成図。
【図5】テレビカメラ、テレビレンズを操作する際のイ
メージ図。
【符号の説明】
100,100′,700,700′…テレビレンズ 200…テレビカメラ 300,300′,500,500′…ズームデマンド 400,400′,600,600′…フォーカスデマ
ンドである。 1…フォーカスレンズ光学系 2…フォーカスモータ 3…フォーカス位置検出器 4…フォーカス制御器 5…ズームレンズ光学系 6…ズームモータ 7…ズーム位置検出器 8…ズーム制御器 9…アイリス羽根 10…アイリスモータ 11…アイリス位置検出器 12…アイリス制御器 13、14、32、33…指令信号切換スイッチ 15…テレビカメラ接続コネクタ 16,17…デマンド接続コネクタ 18,19…デマンドケーブル 20,21…テレビレンズ接続コネクタ 22,22′…アイリス認識信号出力器 23,23′36,36′…テレビカメラアイリス指令
切換スイッチ 24…サムリング 25…ズーム指令信号発生器 26…アイリス操作ノブ 27…アイリス指令信号発生器 28,28′,35,35′…アイリスカメラレンズ指
令切換スイッチ 29…フォーカス認信号出力器 30…フォーカス指令信号発生器 31…フォーカス操作ノブ 34…ズーム認識信号出力器 37,37′…アイリスローカル/カメラ選択スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/232 H04N 5/232 B Fターム(参考) 2H002 FB24 GA61 JA08 2H044 DA01 DA02 DA03 DA04 DD16 DE01 EE00 2H100 FF05 5C022 AA00 AB12 AB21 AB65 AB66 AC03 AC22 AC26 AC31 AC54 AC56 AC69 AC74 AC78

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦点調節手段、変倍調節手段および光量
    調節手段を備えた光学装置又は前記各調節手段を備えた
    光学装置本体に装着されてこれら各調節手段を駆動する
    光学装置駆動ユニットに接続され、前記焦点調節手段又
    は前記変倍調節手段の駆動を指令するための指令信号を
    操作に応じて出力する光学装置の駆動指令操作装置にお
    いて、 操作に応じて前記光量調節手段の駆動を指令するための
    光量調節指令信号を出力する光量調節操作手段を有する
    ことを特徴とする光学装置の駆動指令操作装置。
  2. 【請求項2】 前記光学装置又は前記光学装置本体が装
    着されたカメラ装置から前記光量調節手段の駆動を指令
    するための光量調節指令信号が入力されるカメラ指令入
    力ラインを有しており、 前記カメラ指令入力ラインに入力された光量調節指令信
    号を前記光学装置又は前記駆動ユニットに出力するため
    のラインと、前記光量調節操作手段から出力された光量
    調節指令信号を前記光学装置又は前記駆動ユニットに出
    力するためのラインとを兼ねる光量調節指令出力ライン
    を有することを特徴とする請求項1に記載の光学装置の
    駆動指令操作装置。
  3. 【請求項3】 前記光量調節指令出力ラインに対し、前
    記カメラ指令入力ラインと前記光量調節操作手段とを選
    択的に接続する入力指令切換回路を有することを特徴と
    する請求項2に記載の光学装置の駆動指令操作装置。
  4. 【請求項4】 前記入力指令切換回路は、前記カメラ装
    置から出力される、カメラ装置側から前記光量調節手段
    の駆動を行うことを示す信号がオンのときに前記光量調
    節指令出力ラインに対して前記カメラ指令入力ラインを
    接続し、カメラ装置側から前記光量調節手段の駆動を行
    うことを示す信号がオフのときに、操作に応じて前記光
    量調節指令出力ラインに対して前記カメラ指令入力ライ
    ンを接続するか前記光量調節操作手段を接続するかを切
    換えることを特徴とする請求項3に記載の光学装置の駆
    動指令操作装置。
  5. 【請求項5】 前記入力指令切換回路は、 前記カメラ指令入力ラインが接続された第1の入力端子
    と、第2の入力端子と、これら第1および第2の入力端
    子に対して接続切換えが可能で前記光量調節指令出力ラ
    インに接続された出力端子とを有する第1の入力指令切
    換手段と、 前記カメラ指令入力ラインが接続された第1の入力端子
    と、前記光量調節操作手段が接続された第2の入力端子
    と、これら第1および第2の入力端子に対して接続切換
    えが可能で前記第1の入力指令切換手段の第2の入力端
    子に接続された出力端子とを有する第2の入力指令切換
    手段とを有して構成されており、 前記第1の入力指令切換手段は、前記カメラ装置から出
    力される、カメラ装置側から前記光量調節手段の駆動を
    行うことを示す信号のオン・オフに応じて接続切換えが
    なされ、 前記第2の入力指令切換手段は、使用者のマニュアル操
    作に応じて接続切換えがなされることを特徴とする請求
    項4に記載の光学装置の駆動指令操作装置。
  6. 【請求項6】 前記光量調節出力ラインを介して出力し
    た光量調節指令信号が前記光量調節手段に入力されるよ
    う前記光学装置又は前記駆動ユニット内の入力回路構成
    を切り換えるための信号を、前記光学装置又は前記駆動
    ユニットに対して出力する信号出力手段を有することを
    特徴とする請求項1に記載の光学装置の駆動指令操作装
    置。
  7. 【請求項7】 焦点調節手段、変倍調節手段および光量
    調節手段を備え、前記焦点調節手段又は前記変倍調節手
    段の駆動を指令するための指令信号を操作に応じて出力
    する駆動指令操作装置が接続可能な光学装置において、 前記駆動指令操作装置に設けられた、前記光量調節手段
    の駆動を指令するために操作される光量調節操作手段か
    ら出力される光量調節指令信号に応じた前記光量調節手
    段の駆動を可能とする光量調節指令入力ラインを有する
    ことを特徴とする光学装置。
  8. 【請求項8】 カメラ装置に装着が可能であり、 前記光量調節指令入力ラインが、前記カメラ装置から前
    記駆動指令操作装置を介して前記光量調節手段の駆動を
    指令するための光量調節指令信号が入力されるライン
    と、前記光量調節操作手段から出力された光量調節指令
    信号が入力されるラインとを兼ねていることを特徴とす
    る請求項7に記載の光学装置。
  9. 【請求項9】 カメラ装置に装着が可能であり、 前記カメラ装置から前記光量調節手段の駆動を指令する
    ための光量調節指令信号が入力されるカメラ指令入力ラ
    インと前記光量調節操作手段からの光量調節指令信号が
    入力される光量調節指令入力ラインとを有し、 前記光量調節手段に対し、前記カメラ指令入力ラインと
    前記光量調節指令入力ラインとを選択的に接続する入力
    指令切換回路を有することを特徴とする請求項7に記載
    の光学装置。
  10. 【請求項10】 前記入力指令切換回路は、前記カメラ
    装置から出力される、カメラ装置側から前記光量調節手
    段の駆動を行うことを示す信号がオンのときに前記光量
    調節手段に対して前記カメラ指令入力ラインを接続し、
    カメラ装置側から前記光量調節手段の駆動を行うことを
    示す信号がオフのときに、前記駆動指令操作装置におけ
    る使用者のマニュアル操作に応じて入力される信号のオ
    ン・オフに応じて前記光量調節手段に対して前記カメラ
    指令入力ラインを接続するか前記光量調節指令入力ライ
    ンを接続するかを切換えることを特徴とする請求項9に
    記載の光学装置。
  11. 【請求項11】 前記入力指令切換回路は、 前記カメラ指令入力ラインが接続された第1の入力端子
    と、第2の入力端子と、これら第1および第2の入力端
    子に対して接続切換えが可能で前記光量調節手段に接続
    された出力端子とを有する第1の入力指令切換手段と、 前記カメラ指令入力ラインが接続される第1の入力端子
    と、前記光量調節指令入力ラインが接続される第2の入
    力端子と、これら第1および第2の入力端子に対して接
    続切換えが可能で前記第1の入力指令切換手段の第2の
    入力端子に接続された出力端子とを有する第2の入力指
    令切換手段とを有して構成されており、 前記第1の入力指令切換手段は、前記カメラ装置から出
    力される、カメラ装置側から前記光量調節手段の駆動を
    行うことを示す信号のオン・オフに応じて接続切換えが
    なされ、 前記第2の入力指令切換手段は、前記駆動指令操作装置
    における使用者のマニュアル操作に応じて入力される信
    号のオン・オフに応じて接続切換えがなされることを特
    徴とする請求項10に記載の光学装置。
  12. 【請求項12】 前記光量調節指令入力ラインを、前記
    光量調節手段と前記焦点調節手段又は前記変倍調節手段
    とに選択的に接続する接続切換手段を有しており、 前記光量調節操作手段を有する駆動指令操作装置が接続
    されたときに、この駆動指令操作装置から入力される、
    光学装置内の入力回路構成を切り換えるための信号に応
    じて前記接続切換手段を前記光量調節手段側に切り換
    え、この駆動指令操作装置からの光量調節指令信号を前
    記光量調節指令入力ラインを介して前記光量調節手段に
    入力させ、 光量調節操作手段を有さない駆動指令操作装置が接続さ
    れたときに、この駆動指令操作装置から光学装置内の入
    力回路構成を切り換えるための信号が入力されないこと
    に応じて、前記接続切換手段を前記焦点調節手段又は前
    記変倍調節手段側に切り換え、この駆動指令操作装置か
    ら前記光量調節指令入力ラインを介して前記焦点調節手
    段又は前記変倍調節手段の駆動を指令する指令信号を入
    力させることを特徴とする請求項7に記載の光学装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から6のいずれかに記載の駆
    動指令操作装置と、請求項7に記載の光学装置とを有し
    て構成されることを特徴とする光学調節システム。
  14. 【請求項14】 請求項1から6のいずれかに記載の駆
    動指令操作装置と、請求項8に記載の光学装置とを有し
    て構成されることを特徴とする光学調節システム。
  15. 【請求項15】 請求項1又は6に記載の駆動指令操作
    装置と、請求項9から12のいずれかに記載の光学装置
    とを有して構成されることを特徴とする光学調節システ
    ム。
  16. 【請求項16】 焦点調節手段、変倍調節手段および光
    量調節手段を備えた光学装置本体に装着されて前記各調
    節手段を駆動する駆動ユニットであって、前記焦点調節
    手段又は前記変倍調節手段の駆動を指令するための指令
    信号を操作に応じて出力する駆動指令操作装置が接続可
    能な光学装置駆動ユニットにおいて、 前記駆動指令操作装置に設けられた、前記光量調節手段
    の駆動を指令するために操作される光量調節操作手段か
    ら出力される光量調節指令信号に応じた前記光量調節手
    段の駆動を可能する光量調節指令入力ラインを有するこ
    とを特徴とする光学装置駆動ユニット。
  17. 【請求項17】 前記光量調節指令入力ラインが、前記
    光学装置本体が装着されたカメラ装置から前記駆動指令
    操作装置を介して前記光量調節手段の駆動を指令するた
    めの光量調節指令信号が入力されるラインと、前記光量
    調節操作手段から出力された光量調節指令信号が入力さ
    れるラインとを兼ねていることを特徴とする請求項16
    に記載の光学装置駆動ユニット。
  18. 【請求項18】 前記光量調節手段に対し、前記光学装
    置本体に装着されたカメラ装置から前記光量調節手段の
    駆動を指令するための光量調節指令信号が入力されるカ
    メラ指令入力ラインと、前記光量調節操作手段からの光
    量調節指令信号が入力される光量調節指令入力ラインと
    を有し、 前記光量調節手段に対し、前記カメラ指令入力ラインと
    前記光量調節指令入力ラインとを選択的に接続する入力
    指令切換回路を有することを特徴とする請求項16に記
    載の光学装置駆動ユニット。
  19. 【請求項19】 前記入力指令切換回路は、前記カメラ
    装置から出力される、カメラ装置側から前記光量調節手
    段の駆動を行うことを示す信号がオンのときに前記光量
    調節手段に対して前記カメラ指令入力ラインを接続し、
    カメラ装置側から前記光量調節手段の駆動を行うことを
    示す信号がオフのときに、前記駆動指令操作装置におけ
    る使用者のマニュアル操作に応じて入力される信号のオ
    ン・オフに応じて前記光量調節手段に対して前記カメラ
    指令入力ラインを接続するか前記光量調節指令入力ライ
    ンを接続するかを切換えることを特徴とする請求項18
    に記載の光学装置駆動ユニット。
  20. 【請求項20】 前記入力指令切換回路は、 前記カメラ指令入力ラインが接続された第1の入力端子
    と、第2の入力端子と、これら第1および第2の入力端
    子に対して接続切換えが可能で前記光量調節手段に接続
    された出力端子とを有する第1の入力指令切換手段と、 前記カメラ指令入力ラインが接続された第1の入力端子
    と、前記光量調節指令入力ラインが接続された第2の入
    力端子と、これら第1および第2の入力端子に対して接
    続切換えが可能で前記第1の入力指令切換手段の第2の
    入力端子に接続された出力端子とを有する第2の入力指
    令切換手段とを有して構成されており、 前記第1の入力指令切換手段は、前記カメラ装置から出
    力される、カメラ装置側から前記光量調節手段の駆動を
    行うことを示す信号のオン・オフに応じて接続切換えが
    なされ、 前記第2の入力指令切換手段は、前記駆動指令操作装置
    における使用者のマニュアル操作に応じて入力される信
    号のオン・オフに応じて接続切換えがなされることを特
    徴とする請求項19に記載の光学装置駆動ユニット。
  21. 【請求項21】 前記光量調節指令入力ラインを、前記
    光量調節手段と前記焦点調節手段又は前記変倍調節手段
    とに選択的に接続する接続切換手段を有しており、 前記光量調節操作手段を有する駆動指令操作装置が接続
    されたときに、この駆動指令操作装置から入力される、
    駆動ユニット内の入力回路構成を切り換えるための信号
    に応じて前記接続切換手段を前記光量調節手段側に切り
    換え、この駆動指令操作装置からの光量調節指令信号を
    前記光量調節指令入力ラインを介して前記光量調節手段
    に入力させ、 光量調節操作手段を有さない駆動指令操作装置が接続さ
    れたときに、この駆動指令操作装置から駆動ユニット内
    の入力回路構成を切り換えるための信号が入力されない
    ことに応じて、前記接続切換手段を前記焦点調節手段又
    は前記変倍調節手段側に切り換え、この駆動指令操作装
    置から前記光量調節指令入力ラインを介して前記焦点調
    節手段又は前記変倍調節手段の駆動を指令する指令信号
    を入力させることを特徴とする請求項16に記載の光学
    装置駆動ユニット。
  22. 【請求項22】 請求項1から6のいずれかに記載の駆
    動指令操作装置と、請求項16に記載の光学装置駆動ユ
    ニットと、この光学装置駆動ユニットが装着される光学
    装置本体とを有して構成されることを特徴とする光学調
    節システム。
  23. 【請求項23】 請求項1から6のいずれかに記載の駆
    動指令操作装置と、請求項17に記載の光学装置駆動ユ
    ニットと、この光学装置駆動ユニットが装着される光学
    装置本体とを有して構成されることを特徴とする光学調
    節システム。
  24. 【請求項24】 請求項1又は6のいずれかに記載の駆
    動指令操作装置と、請求項18から21のいずれかに記
    載の光学装置とを有して構成されることを特徴とする光
    学調節システム。
  25. 【請求項25】 請求項13から15のいずれかに記載
    の光学調節システムと、前記光学装置が装着されるカメ
    ラとを有して構成されることを特徴とするカメラシステ
    ム。
  26. 【請求項26】 請求項22から24のいずれかに記載
    の光学調節システムと、前記光学装置が装着されるカメ
    ラとを有して構成されることを特徴とするカメラシステ
    ム。
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