JP2001289970A - ソーラセル搭載の時計構造 - Google Patents

ソーラセル搭載の時計構造

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JP2001289970A
JP2001289970A JP2000104455A JP2000104455A JP2001289970A JP 2001289970 A JP2001289970 A JP 2001289970A JP 2000104455 A JP2000104455 A JP 2000104455A JP 2000104455 A JP2000104455 A JP 2000104455A JP 2001289970 A JP2001289970 A JP 2001289970A
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Japan
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solar cell
circuit board
cell
fixing
module
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JP2000104455A
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Yasuo Kamiyama
泰夫 神山
Masao Mafune
全雄 真舩
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モジュールの小型化とともに、ソーラーセル
の小型化を図ること。 【解決手段】 ムーブメントであるモジュール7を保持
する保持部材4にソーラーセル11を固定する固定部4
bとソーラーセル11と回路基板13の電気的導通をと
るための導通部材5を位置決めする貫通穴4aを形成し
たもので、該導通部材5を基本ムーブメントに形成され
た文字板固定用の貫通穴で位置決めした構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソーラセルと回路
基板との導通構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境に優しい、すなわちエコロジ
ーの観点から、時計もエコ化として、ソーラセルの発電
を利用した時計や、錘の回転で発電する時計等が大きな
割合を占めるようになってきた。この内ソーラセルによ
る発電を利用する時計では、ソーラセルの電極を回路基
板のパターンに接続することが必要である。
【0003】次にソーラーセルの保持及び電極接続構造
を図3乃至図5を用いて説明する。図3はソーラーセル
面側から見た時計モジュールの上面図で、図4は図3の
B−B断面図、また図5は図3のC−C断面図である。
【0004】1はソーラーセルで、直列接続(図示せ
ず)された4枚のセル体から形成されており後述の回路
基板と電気的に接続するための電極1aが形成されてい
る。2はソーラーセル1を接着固定するセル固定板、3
は時計の電気部品(図示せず)が実装された回路基板で
ソーラセル1の電極1aと接続するためのセル導通パタ
ーン3aが形成されている。4はモジュール(一部を符
号7で示す)を保持するモジュール保持部材である。
【0005】5はソーラーセル1の電極1aと回路基板
3のセル導通パターン3aとの電気的導通をとるための
導通部材であるコイルバネ、6は透過型又は透明な時計
用の文字板であり、8はソーラーセル1を保持するセル
保持部材、9はモジュール7に設けられた電池であり、
ソーラーセル1で発電された電荷を充電する2次電池と
しての蓄電池で形成される。
【0006】通常はモジュール7や回路基板3を含む構
成部品でムーブメントを形成する。更に、このムーブメ
ントにおいて2次電池を1次電池に置き換えソーラーセ
ル関連を取り除いた構成のものを基本ムーブメントと称
することがある。この基本ムーブメントは1次電池で時
計を駆動すると同時に通常は図4に示すようなモジュー
ル保持部材4に文字板を固定する文字板足用の貫通穴4
aが形成されている。
【0007】また図4において、基本ムーブメントにソ
ーラーセル1を搭載するためにセル保持部材8を設け、
このセル保持部材8にコイルバネ5を位置決めするため
の導通用穴8aが2個開けられている。そして、ソーラ
ーセル1の固定構造は図5に見るように、ソーラーセル
1を接着固定したセル固定板2に固着部材としてのフッ
ク部2aを設けモジュール保持部材4に突起4bを設け
ることにより形成されている。
【0008】まず図に基づき従来構造を説明する。モジ
ュール7を保持したモジュール保持部材4の周囲にセル
保持部材8を配置する。モジュール7の文字板6側にセ
ル保持部材8に保持されるようにセル固定板2に接着固
定されたソーラーセル1を配設し、セル固定板2のフッ
ク部2aをモジュール保持部材4の突起4bに係合させ
てソーラーセル1を固定する。
【0009】そして回路基板3はモジュール7の下方
(文字板6と反対側)に配置し、セル保持部材8に2個
の導通用穴8aを開けて各々にコイルバネ5を配置し、
ソーラーセル1の電極1aと回路基板3のセル導通パタ
ーン3aとの電気的な導通をとる。これによってソーラ
ーセル1に光が当たると回路基板3を介して電池9に電
気が充電され、時計を駆動することができる。尚、文字
板6は図4に示す文字板足穴4aを使用できないので、
図示しないが一般的には別に設ける文字板保持部材によ
り保持固定されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成によれば、ソーラーセル1の電極1aと回路基
板3の電極3aとを電気的に接続するのに使用するコイ
ルバネ5を位置決め固定するのに、セル保持部材8を必
要としている。この為図3に見るように通常の基本モジ
ュールに対し、ソーラーセル搭載のモジュール自体が大
きくなってしまうという欠点を有する。
【0011】更に、近年ソーラーセル1も高効率化して
いるのでソーラーセル1を小型化できるにもかかわら
ず、不必要にムーブメントを大きくしなければならない
という欠点も有している。またセル保持部材8もコイル
バネ5用の穴を開けなければならない等、形状が複雑と
なりコスト高ともなっていた。
【0012】本発明は上記の課題を解決しようとするも
ので、モジュールの小型化とともに、ソーラーセルの小
型化も図ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は次のような要旨を成す。すなわち、構成の
1つは、回路基板を含む時計の基本ムーブメントの1次
電池を充電可能な2次電池に変え、且つ前記ムーブメン
トにソーラーセルを搭載したソーラーセル搭載の時計構
造に於いて、前記ソーラーセルと前記回路基板との導通
をコイルバネのような導通部材にて行うと共に、該導通
部材を前記基本ムーブメントに形成された文字板固定用
の貫通穴にて位置決めしたことを特徴とする。
【0014】もう1つの構成は、回路基板を含む時計ム
ーブメントと、該時計ムーブメントを保持する保持部材
と、ソーラーセルと該ソーラーセルを接着固着したセル
固定板と、コイルバネの如き導通部材とを有し、前記保
持部材には、前記セル固定板に設けた固着部材と係合し
前記ソーラーセルを固定する固定部と、前記ソーラーセ
ルと前記回路基板の電気的導通をとるための前記導通部
材を位置決めする貫通穴が形成されていることを特徴と
している。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態
を示すものでソーラーセル面側から見た時計モジュール
の上面図、図2は図1のA−A断面図である。尚、図3
乃至図5に示す従来技術と同一構成のものについては同
じ符号をつけて説明を省略する。
【0016】11はソーラーセルで直列接続された4枚
のセル体から形成されているのは従来と同様であるが、
大きさが小さくなっておりこの為後述の回路基板と電気
的に接続するための電極11aの位置が若干異なってい
る。12はソーラーセル11を接着固定するセル固定板
で、セル固定板12もソーラーセル11に合わせて小さ
くなっている。
【0017】13は時計の電気部品(図示せず)が実装
された回路基板で、ソーラセル11の電極11aと接続
するためのセル導通パターン13aが形成されており、
やはりソーラセル11に合わせて小型化できる。4はモ
ジュール保持部材であり、5は電極11aとセル導通パ
ターン13aを電気的に接続するコイルバネ、16は透
過型又は透明な文字板であり、7はモジュール、9は2
次電池としての蓄電池である。
【0018】通常はモジュール7や回路基板13を含む
構成部品でムーブメントを形成し、このムーブメントで
2次電池を1次電池に置き換えソーラーセル関連を取り
除いた構成のものを基本ムーブメントと称することや、
基本ムーブメントのモジュール保持部材4に文字板を固
定する文字板を固定用の貫通穴4aが形成されているこ
とは既に述べた。
【0019】まず図に基づきソーラーセルの保持固定構
造を説明する。ソーラーセル11のモジュール7への固
定構造は前述した図5と同一である。即ち、ソーラーセ
ル11を接着固定したセル固定板12に固着部材として
のフック部12aを設けモジュール保持部材4に突起4
bを設けて両者を係合することによりモジュール7の文
字板16側にソーラーセル11を配設する。
【0020】次に本願の最も特徴とするソーラーセル1
1と回路基板13との導通構造について説明する。回路
基板13は従来技術同様モジュール7の下方(文字板1
6と反対側)に配置されている。モジュール保持部材4
には貫通穴4aが設けられているが、この貫通穴4aは
従来技術でも説明したように、基本ムーブメントでは文
字板固定用に用いられている。ソーラーセル11を配置
した時計ではソーラーセルの上に文字板は配置されるの
で使用されていないため、この文字板固定用の貫通穴4
aを導通用の穴としてを利用することが出来る。もちろ
ん文字板足を固定するために2個形成されている為、電
極配置の電気取り出し用に用いるのは最適である。
【0021】このように文字板固定用の貫通穴4aを利
用してコイルバネ5を配置し、ソーラーセル11の電極
11aと回路基板13のセル導通パターン13aとの電
気的な導通をとることにより、何ら別加工すること無し
に導通構造を達成できる。これによってソーラーセル1
1に光が当たると回路基板13を介して2次電池である
蓄電池に電気が充電され、時計を駆動することができ
る。尚文字板16は図示しないが別の文字板保持部材に
より保持固定される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本願の構成によれ
ば、ソーラーセル11を不要に大きくすること無く形成
することができるし、ソーラーセル電極11aと回路基
板のパターン13aとの電気的な導通を何ら別加工する
こと無しに形成できる。このためモジュールの小型化と
共に、ソーラーセルの小型化をも図ることでき、大きな
効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すものでソーラーセ
ル面側から見た時計モジュールの上面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】ソーラーセル面側から見た時計モジュールの上
面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】図3のC−C断面図である。
【符号の説明】
4 モジュール保持部材 4a 貫通穴 4b 突起 5 コイルバネ 7 モジュール 11 ソーラーセル 11a 電極11aと回路基板13の 12 セル固定板 12a フック部 13 回路基板 13a セル導通パターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板を含む時計の基本ムーブメント
    の1次電池を充電可能な2次電池に変え、且つ前記ムー
    ブメントにソーラーセルを搭載したソーラーセル搭載の
    時計構造に於いて、前記ソーラーセルと前記回路基板と
    の導通をコイルバネのような導通部材にて行うと共に、
    該導通部材を前記基本ムーブメントに形成された文字板
    固定用の貫通穴にて位置決めしたことを特徴とするソー
    ラセル搭載の時計構造。
  2. 【請求項2】 ソーラセルを搭載した時計構造に於い
    て、回路基板を含む時計ムーブメントと、該時計ムーブ
    メントを保持する保持部材と、ソーラーセルと該ソーラ
    ーセルを接着固定したセル固定板と、コイルバネの如き
    導通部材とを有し、前記保持部材には、前記セル固定板
    に設けた固着部材と係合し前記ソーラーセルを固定する
    固定部と、前記ソーラーセルと前記回路基板の電気的導
    通をとるための前記導通部材を位置決めする貫通穴が形
    成されていることを特徴とするソーラセル搭載の時計構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011160055A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Casio Computer Co Ltd 電子機器
EP2447791A1 (en) 2010-10-28 2012-05-02 Casio Computer Co., Ltd. Electronic device equipped with antenna device and solar panel
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JP2016048750A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 セイコーエプソン株式会社 太陽電池モジュール、時計、及び電子機器

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