JP2003130974A - ソーラーセル付き電子時計 - Google Patents
ソーラーセル付き電子時計Info
- Publication number
- JP2003130974A JP2003130974A JP2001328549A JP2001328549A JP2003130974A JP 2003130974 A JP2003130974 A JP 2003130974A JP 2001328549 A JP2001328549 A JP 2001328549A JP 2001328549 A JP2001328549 A JP 2001328549A JP 2003130974 A JP2003130974 A JP 2003130974A
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- JP
- Japan
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- solar cell
- timepiece
- dial
- solar
- electronic timepiece
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯状のソーラーセルを文字板に対して略垂直
に配置するソーラーセル付き電子時計では、回路基板を
含む時計ムーブメントとソーラーセルとが略垂直となる
ためそれらの接続構造が問題となっていた。 【解決手段】 帯状のソーラーセル1を文字板4に対し
て略垂直に配置したソーラーセル付電子時計において、
ソーラーセル1の電極1b、1cと回路基板10とを接
続する接続部材9を有することを特徴とする。また接続
部材9は曲げバネ9で構成されていることを特徴とす
る。
に配置するソーラーセル付き電子時計では、回路基板を
含む時計ムーブメントとソーラーセルとが略垂直となる
ためそれらの接続構造が問題となっていた。 【解決手段】 帯状のソーラーセル1を文字板4に対し
て略垂直に配置したソーラーセル付電子時計において、
ソーラーセル1の電極1b、1cと回路基板10とを接
続する接続部材9を有することを特徴とする。また接続
部材9は曲げバネ9で構成されていることを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光を利用して発電
するソーラー発電システムを有し、かつ前記ソーラー発
電システムによって発電した電力を充電する充電システ
ムを有する時計のうち、見返し部にリング状のソーラー
セルを配置したリングソーラー時計の時計構造に関する
ものである。
するソーラー発電システムを有し、かつ前記ソーラー発
電システムによって発電した電力を充電する充電システ
ムを有する時計のうち、見返し部にリング状のソーラー
セルを配置したリングソーラー時計の時計構造に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来よりソーラーセルを有し、太陽光を発
電電力として利用する電子時計が数多く商品化されてい
る。しかし、ソーラーセルを文字板上に配置すると文字
板の形態に制約を生じ、その結果デザイン面でバラエテ
ィに富んだ商品提案が出来なかった。そこで、ソーラー
セルを見返し部に配置したソーラーセル付き電子時計と
して特開昭59−176691号公報がある。この電子
時計では帯状のソーラーセルを文字板に対して略垂直に
配置するため、文字板の制約が無く、様々なデザインの
商品を提供することが可能となる。
電電力として利用する電子時計が数多く商品化されてい
る。しかし、ソーラーセルを文字板上に配置すると文字
板の形態に制約を生じ、その結果デザイン面でバラエテ
ィに富んだ商品提案が出来なかった。そこで、ソーラー
セルを見返し部に配置したソーラーセル付き電子時計と
して特開昭59−176691号公報がある。この電子
時計では帯状のソーラーセルを文字板に対して略垂直に
配置するため、文字板の制約が無く、様々なデザインの
商品を提供することが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成をとるソーラーセル付き電子時計では、回路基板を含
む時計ムーブメントとソーラーセルとが略垂直となるた
めそれらの接続構造が問題となり、事実、上記公報に記
載された例では回路基板へのソーラーセルの出力電力の
具体的な接続方法が説明されていなかった。
成をとるソーラーセル付き電子時計では、回路基板を含
む時計ムーブメントとソーラーセルとが略垂直となるた
めそれらの接続構造が問題となり、事実、上記公報に記
載された例では回路基板へのソーラーセルの出力電力の
具体的な接続方法が説明されていなかった。
【0004】本発明の目的は、見返しリング部に配置し
たソーラーセルを配置したリングソーラー発電時計のソ
ーラーセルと充電回路を含む時計回路に発電電力を供給
する為の時計構造を提供するものである。
たソーラーセルを配置したリングソーラー発電時計のソ
ーラーセルと充電回路を含む時計回路に発電電力を供給
する為の時計構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成するために
本発明は、帯状のソーラーセルを文字板に対して略垂直
に配置したソーラーセル付電子時計において、前記ソー
ラーセルの電極と回路基板とを接続する接続部材を有す
ることを特徴とする。また、前記接続バネは曲げバネで
構成されていることを特徴とする。
本発明は、帯状のソーラーセルを文字板に対して略垂直
に配置したソーラーセル付電子時計において、前記ソー
ラーセルの電極と回路基板とを接続する接続部材を有す
ることを特徴とする。また、前記接続バネは曲げバネで
構成されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳述する。本発明の説明に用いるソーラー発電時
計に用いるソーラーセル1は図2に示す細長い帯状の形
状のもので、ベースのPETフィルム上にアモルファス
シリコーン層等を形成してソーラーセルとして機能する
ように形成したものであり、厚さが150μm程度で、
湾曲させて時計ケース内に収めることが出来る柔軟性を
有するソーラーセルである。1aは光受光部であり、本
実施例ではソーラーセルが単セルのもので、1b及び1
cは発電電力を取り出すための電極部、1dはソーラー
セルを時計モジュールに組み込む際の位置決め、支持用
の突起である。
形態を詳述する。本発明の説明に用いるソーラー発電時
計に用いるソーラーセル1は図2に示す細長い帯状の形
状のもので、ベースのPETフィルム上にアモルファス
シリコーン層等を形成してソーラーセルとして機能する
ように形成したものであり、厚さが150μm程度で、
湾曲させて時計ケース内に収めることが出来る柔軟性を
有するソーラーセルである。1aは光受光部であり、本
実施例ではソーラーセルが単セルのもので、1b及び1
cは発電電力を取り出すための電極部、1dはソーラー
セルを時計モジュールに組み込む際の位置決め、支持用
の突起である。
【0007】図3は本発明のリングソーラー発電時計の
断面構造であり、図示しないアナログ時計輪列部を覆う
ように回路支持台5が配置されており、回路支持台5の
KG11側にソーラーセル1を収納、配置するリング状
の溝部5a及び壁部5bが設けてあり、ソーラーセル1
を受光面1aが時計中心方向を向くように湾曲させてリ
ング状にして溝部5a、壁部5bに組み込み、ソーラー
セル1がまっすぐに広がろうとする張力で壁部5bに張
り付かせると共に、ソーラーセル1を文字板4に対して
垂直に配置しているものである。
断面構造であり、図示しないアナログ時計輪列部を覆う
ように回路支持台5が配置されており、回路支持台5の
KG11側にソーラーセル1を収納、配置するリング状
の溝部5a及び壁部5bが設けてあり、ソーラーセル1
を受光面1aが時計中心方向を向くように湾曲させてリ
ング状にして溝部5a、壁部5bに組み込み、ソーラー
セル1がまっすぐに広がろうとする張力で壁部5bに張
り付かせると共に、ソーラーセル1を文字板4に対して
垂直に配置しているものである。
【0008】一方、ソーラーセル1は文字板4の外周に
配置した透明な見返しリング2の外側で、且つ時計ケー
ス12のKGツバ12aの下に配置してあり、明るい色
の文字板の場合でもソーラーセル1の暗褐色が目立ち難
いようにしている。
配置した透明な見返しリング2の外側で、且つ時計ケー
ス12のKGツバ12aの下に配置してあり、明るい色
の文字板の場合でもソーラーセル1の暗褐色が目立ち難
いようにしている。
【0009】図4は本発明のリングソーラー発電時計の
ソーラーセル接続部の断面構造である。ソーラーセル1
の電極部1b、1cを回路支持台5に設けた差込み口5
cより挿入し、2本の位置決めボス5dで位置決めした
ソーラーセル接続バネ9の平板部分9aを、樹脂製の絶
縁板8、金属製の押エ板7を介して回路支持台5に圧入
したチューブ5eにネジ6よって回路基板10に接触さ
せながらを取り付け固定する。一方、ソーラーセル接続
バネ9の先端部を90度折り曲げて、且つバネ性を持た
せたバネ先端部9bをソーラーセル1の電極部1b、1
cに接触させるものである。以上により、時計モジュー
ル3と平行に配置された回路基板10と時計モジュール
3に対して垂直に配置したソーラーセル1とを電気的に
接続するものである。
ソーラーセル接続部の断面構造である。ソーラーセル1
の電極部1b、1cを回路支持台5に設けた差込み口5
cより挿入し、2本の位置決めボス5dで位置決めした
ソーラーセル接続バネ9の平板部分9aを、樹脂製の絶
縁板8、金属製の押エ板7を介して回路支持台5に圧入
したチューブ5eにネジ6よって回路基板10に接触さ
せながらを取り付け固定する。一方、ソーラーセル接続
バネ9の先端部を90度折り曲げて、且つバネ性を持た
せたバネ先端部9bをソーラーセル1の電極部1b、1
cに接触させるものである。以上により、時計モジュー
ル3と平行に配置された回路基板10と時計モジュール
3に対して垂直に配置したソーラーセル1とを電気的に
接続するものである。
【0010】図5は本発明によるソーラー発電時計の時
計モジュール3を時計裏ブタ側から見た平面図である。
二点鎖線で示す細い帯が文字板に対して垂直に配置した
リング状のソーラーセル1であり、前述のソーラーセル
接続バネ9はソーラーセル1の正極及び負極の電極1
b、1c用に2ヶ互いに電気的にショートしないように
配置してあり、ソーラーセル1を組み込んだ後、押エ板
7等を介してネジ止めする。ソーラーセル接続バネ9は
バネを撓ませた状態で組み込まれ、バネ力によって回路
支持台5に抑え付けられる。
計モジュール3を時計裏ブタ側から見た平面図である。
二点鎖線で示す細い帯が文字板に対して垂直に配置した
リング状のソーラーセル1であり、前述のソーラーセル
接続バネ9はソーラーセル1の正極及び負極の電極1
b、1c用に2ヶ互いに電気的にショートしないように
配置してあり、ソーラーセル1を組み込んだ後、押エ板
7等を介してネジ止めする。ソーラーセル接続バネ9は
バネを撓ませた状態で組み込まれ、バネ力によって回路
支持台5に抑え付けられる。
【0011】図1はソーラーセル接続バネ9とソーラー
セル1の接続状態を示す部分拡大図である。図のように
ソーラーセル接続バネ9の平板部分9aの先を90度に
折り曲げ、バネ性を持たせたバネ先端部9bがソーラー
セル電極1b、1cに接している。
セル1の接続状態を示す部分拡大図である。図のように
ソーラーセル接続バネ9の平板部分9aの先を90度に
折り曲げ、バネ性を持たせたバネ先端部9bがソーラー
セル電極1b、1cに接している。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、文字板と平行に配
置された回路基板と平面で接する金属平板部分を有し、
且つ前記平板部分の先を直角曲げしたバネ部を有するソ
ーラーセル接続バネを用いることで、時計ケース見返し
部に配置し、文字板と略垂直のリング状ソーラーセルと
回路基板を電気的に接続する構造が具現化できる。これ
により、従来の文字板の下にソーラーセルを配置した時
計のように文字板を半透過性のものを使う必要がなく、
文字板のデザイン制約が無くなり、ソーラー時計でない
時計のように自由なデザインが可能になるという効果が
ある。また、上記のようなソーラーセル接続バネを用い
ることで、ソーラーセルの電極面に対して垂直方向のバ
ネ力を掛けることができ、確実な電気的接続がとれると
いう効果がある。
置された回路基板と平面で接する金属平板部分を有し、
且つ前記平板部分の先を直角曲げしたバネ部を有するソ
ーラーセル接続バネを用いることで、時計ケース見返し
部に配置し、文字板と略垂直のリング状ソーラーセルと
回路基板を電気的に接続する構造が具現化できる。これ
により、従来の文字板の下にソーラーセルを配置した時
計のように文字板を半透過性のものを使う必要がなく、
文字板のデザイン制約が無くなり、ソーラー時計でない
時計のように自由なデザインが可能になるという効果が
ある。また、上記のようなソーラーセル接続バネを用い
ることで、ソーラーセルの電極面に対して垂直方向のバ
ネ力を掛けることができ、確実な電気的接続がとれると
いう効果がある。
【図1】本発明の実施形態を表す要部斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を表すソーラーセルの平面図
である。
である。
【図3】本発明の実施形態を表すソーラー発電時計の断
面図である。
面図である。
【図4】本発明の実施形態を表すソーラーセル接続部の
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の実施形態を時計モジュールの平面図で
ある。
ある。
1 ソーラーセル
2 見返しリング
3 時計モジュール
5 回路支持台
5a 溝部
5b 壁部
5c 差込み口
9 ソーラーセル接続バネ
9a 平板部分
9b バネ先端部
10 回路基板
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2F002 AB02 AB04 AC01 AC02 AE00
2F084 BB06 EE02 EE13 EE15 FF01
FF02 JJ01
Claims (2)
- 【請求項1】 帯状のソーラーセルを文字板に対して略
垂直に配置したソーラーセル付電子時計において、前記
ソーラーセルの電極と回路基板とを接続する接続部材を
有することを特徴とするソーラーセル付き電子時計。 - 【請求項2】 前記接続部材は曲げバネで構成されてい
ることを特徴とする請求項1記載のソーラーセル付き電
子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001328549A JP2003130974A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | ソーラーセル付き電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001328549A JP2003130974A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | ソーラーセル付き電子時計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003130974A true JP2003130974A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19144601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001328549A Pending JP2003130974A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | ソーラーセル付き電子時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003130974A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013029469A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Citizen Holdings Co Ltd | 太陽電池付電子時計 |
-
2001
- 2001-10-26 JP JP2001328549A patent/JP2003130974A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013029469A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Citizen Holdings Co Ltd | 太陽電池付電子時計 |
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