JP2000298181A - 携帯電子機器のバンド構造 - Google Patents
携帯電子機器のバンド構造Info
- Publication number
- JP2000298181A JP2000298181A JP11108003A JP10800399A JP2000298181A JP 2000298181 A JP2000298181 A JP 2000298181A JP 11108003 A JP11108003 A JP 11108003A JP 10800399 A JP10800399 A JP 10800399A JP 2000298181 A JP2000298181 A JP 2000298181A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- band structure
- portable electronic
- secondary battery
- battery
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大きな電源容量を保持しつつフィット感を高
めること。 【解決手段】 このバンド構造１００は、樹脂製バンド
１の中央部に二次電池２の収容部３を有している。この
収容部３内には、３つの二次電池２が湾曲配置してあ
る。また、この収容部３は、平均的ユーザの手首にフィ
ットする程度に湾曲している。二次電池２には、例えば
リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニッケルカド
ミウム電池などを用いることができる。
めること。 【解決手段】 このバンド構造１００は、樹脂製バンド
１の中央部に二次電池２の収容部３を有している。この
収容部３内には、３つの二次電池２が湾曲配置してあ
る。また、この収容部３は、平均的ユーザの手首にフィ
ットする程度に湾曲している。二次電池２には、例えば
リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニッケルカド
ミウム電池などを用いることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、二次電池を必要
とする電子時計などに用いるものであり、装着部位への
フィット感を高める工夫をした携帯電子機器のバンド構
造に関する。
とする電子時計などに用いるものであり、装着部位への
フィット感を高める工夫をした携帯電子機器のバンド構
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】電子時計その他の携帯電子機器において
は、従来から電源寿命を延ばす対策として様々の方式が
提案されてきた。例えば特開昭５２−８４４３５号公報
に開示された技術では、時計本体に二次電池を内蔵し、
時計バンドに熱電素子発電機を設置することで電源寿命
を延ばし、電池交換の回数を減らすように工夫してい
る。また、特開平１−７３９１６号公報に開示のもの
は、時計バンドに二次電池を内蔵し、エンドピースにて
時計本体との接続をとるようにしている。
は、従来から電源寿命を延ばす対策として様々の方式が
提案されてきた。例えば特開昭５２−８４４３５号公報
に開示された技術では、時計本体に二次電池を内蔵し、
時計バンドに熱電素子発電機を設置することで電源寿命
を延ばし、電池交換の回数を減らすように工夫してい
る。また、特開平１−７３９１６号公報に開示のもの
は、時計バンドに二次電池を内蔵し、エンドピースにて
時計本体との接続をとるようにしている。
【０００３】また、近年では、電子時計の多機能化が進
み、それだけ大きな電源容量が必要とされている。とこ
ろが、時計本体に内蔵する電池では、ケース寸法の関係
から大型の電池を使用することができないため、時計バ
ンド側に電池を収容することが提案されている。例えば
実開昭５６−９４９８２号公報に記載の技術では、時計
バンドのエンドピースに大容量の電池を収納するように
している。
み、それだけ大きな電源容量が必要とされている。とこ
ろが、時計本体に内蔵する電池では、ケース寸法の関係
から大型の電池を使用することができないため、時計バ
ンド側に電池を収容することが提案されている。例えば
実開昭５６−９４９８２号公報に記載の技術では、時計
バンドのエンドピースに大容量の電池を収納するように
している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、二次電
池は大きな電源容量を要求されるほどそのサイズが大き
くなり、時計バンドに収容したとしても、腕にフィット
しにくく装着感が悪いという問題点があった。特に、腕
の細いユーザが使用する場合に顕著となる。なお、実開
昭５８−８８１８５号公報では、ペーパーバッテリーを
時計バンドに収容したものが開示されているが、これは
二次電池として用いているものではなく、仮に二次電池
として用いるとしても電源容量として不足が生じる。そ
こで、この発明は、大きな電源容量を保持しつつフィッ
ト感の良い携帯電子機器のバンド構造を提供することを
目的とする。
池は大きな電源容量を要求されるほどそのサイズが大き
くなり、時計バンドに収容したとしても、腕にフィット
しにくく装着感が悪いという問題点があった。特に、腕
の細いユーザが使用する場合に顕著となる。なお、実開
昭５８−８８１８５号公報では、ペーパーバッテリーを
時計バンドに収容したものが開示されているが、これは
二次電池として用いているものではなく、仮に二次電池
として用いるとしても電源容量として不足が生じる。そ
こで、この発明は、大きな電源容量を保持しつつフィッ
ト感の良い携帯電子機器のバンド構造を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、携帯電子機器を携帯するバンドの一部に複数の二
次電池を収容するにあたり、この収容部を湾曲形成して
おき、この中に二次電池を湾曲配置することにした。こ
れより、バンド全体が湾曲形状になる。また、別の方式
として、収容部を湾曲形成し、この中に湾曲形状の二次
電池を収容するようにしてもよい。この場合であっても
前記同様にバンド全体を湾曲形状にすることができる。
なお、この発明は、携帯電子機器として代表的な電子時
計の他、バンドを用いて携帯するもの、例えばＧＰＳ、
パーソナルコンピュータに応用することができる。かか
る機器に用いる場合でも、バンド構造は以下の実施の形
態に開示のものと同じでよい。
めに、携帯電子機器を携帯するバンドの一部に複数の二
次電池を収容するにあたり、この収容部を湾曲形成して
おき、この中に二次電池を湾曲配置することにした。こ
れより、バンド全体が湾曲形状になる。また、別の方式
として、収容部を湾曲形成し、この中に湾曲形状の二次
電池を収容するようにしてもよい。この場合であっても
前記同様にバンド全体を湾曲形状にすることができる。
なお、この発明は、携帯電子機器として代表的な電子時
計の他、バンドを用いて携帯するもの、例えばＧＰＳ、
パーソナルコンピュータに応用することができる。かか
る機器に用いる場合でも、バンド構造は以下の実施の形
態に開示のものと同じでよい。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。 実施の形態１．図１は、この発明の実施の形態１にかか
る電子時計のバンド構造を示す概略構造図である。詳細
には、（ａ）は一側面図、（ｂ）は平面図である。この
バンド構造１００は、樹脂製バンド１の中央部に二次電
池２の収容部３を有している。この収容部３内には、３
つの二次電池２が湾曲配置してある。また、この収容部
３は、平均的ユーザの手首にフィットする程度に湾曲し
ている。二次電池２には、例えばリチウムイオン電池、
ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池などを用い
ることができる。
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。 実施の形態１．図１は、この発明の実施の形態１にかか
る電子時計のバンド構造を示す概略構造図である。詳細
には、（ａ）は一側面図、（ｂ）は平面図である。この
バンド構造１００は、樹脂製バンド１の中央部に二次電
池２の収容部３を有している。この収容部３内には、３
つの二次電池２が湾曲配置してある。また、この収容部
３は、平均的ユーザの手首にフィットする程度に湾曲し
ている。二次電池２には、例えばリチウムイオン電池、
ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池などを用い
ることができる。
【０００７】また、収容部３には、二次電池２の充電を
行うための充電端子４と、外部に対して電力を供給する
出力端子５とが設けられており、これらの端子４、５は
バンド外部に露出している。バンド１内には時計本体５
０に電力を供給するための導線６が設けられている。バ
ンド１の一端は、時計本体５０に挟み込まれ、回路基板
（図示省略）と内部で導通している。また、バンド１の
他端側はマジックテープ８になっており、時計本体５０
とばね棒７との間を通し、折り返して固定するようにな
っている。この電子時計のバンド構造１００によれば、
収容部３を湾曲形状にしたので、大きな電源容量を保持
しつつ腕へのフィット感を高めることができる。
行うための充電端子４と、外部に対して電力を供給する
出力端子５とが設けられており、これらの端子４、５は
バンド外部に露出している。バンド１内には時計本体５
０に電力を供給するための導線６が設けられている。バ
ンド１の一端は、時計本体５０に挟み込まれ、回路基板
（図示省略）と内部で導通している。また、バンド１の
他端側はマジックテープ８になっており、時計本体５０
とばね棒７との間を通し、折り返して固定するようにな
っている。この電子時計のバンド構造１００によれば、
収容部３を湾曲形状にしたので、大きな電源容量を保持
しつつ腕へのフィット感を高めることができる。
【０００８】実施の形態２．図２は、この発明の実施の
形態２にかかる電子時計のバンド構造を示す概略構造図
である。詳細には、（ａ）は一側面図、（ｂ）は平面図
である。この実施の形態２にかかるバンド構造２００
は、使用する二次電池としてそもそも湾曲形状をしてい
るものを用いた点に特徴がある。その他の構成は実施の
形態１と同様であるから説明を省略する。この二次電池
２０１には、成形の自由度が高いなポリマー電池を用い
る。かかる構成であっても、大きな電源容量を保持しつ
つ腕へのフィット感を高めることができる。
形態２にかかる電子時計のバンド構造を示す概略構造図
である。詳細には、（ａ）は一側面図、（ｂ）は平面図
である。この実施の形態２にかかるバンド構造２００
は、使用する二次電池としてそもそも湾曲形状をしてい
るものを用いた点に特徴がある。その他の構成は実施の
形態１と同様であるから説明を省略する。この二次電池
２０１には、成形の自由度が高いなポリマー電池を用い
る。かかる構成であっても、大きな電源容量を保持しつ
つ腕へのフィット感を高めることができる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の携帯電
子機器のバンド構造によれば、バンドを全体的に湾曲さ
せることができるから、大きな電源容量を保持しつつフ
ィット感を高めることができる。
子機器のバンド構造によれば、バンドを全体的に湾曲さ
せることができるから、大きな電源容量を保持しつつフ
ィット感を高めることができる。
【図１】この発明の実施の形態１にかかる電子時計のバ
ンド構造を示す概略構造図である。
ンド構造を示す概略構造図である。
【図２】この発明の実施の形態２にかかる電子時計のバ
ンド構造を示す概略構造図である。
ンド構造を示す概略構造図である。
１００ バンド構造 １ バンド ２ 二次電池 ３ 収容部 ４ 充電端子 ５ 出力端子 ６ 導線 ７ バネ棒 ８ マジックテープ
Claims (2)
- 【請求項１】 携帯電子機器を携帯するバンドの一部に
複数の二次電池を収容し、この収容部を湾曲形成すると
共に前記収容する二次電池を湾曲配置したことを特徴と
する携帯電子機器のバンド構造。 - 【請求項２】 携帯電子機器を携帯するバンドの一部に
二次電池を収容する収容部を湾曲形成し、この中に湾曲
形状の二次電池を収容したことを特徴とする携帯電子機
器のバンド構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11108003A JP2000298181A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 携帯電子機器のバンド構造 |
| US09/549,358 US6528203B1 (en) | 1999-04-15 | 2000-04-14 | Structure for a strap for portable electronic equipment |
| CN00117883A CN1272347A (zh) | 1999-04-15 | 2000-04-15 | 用于便携式电子设备的带结构 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11108003A JP2000298181A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 携帯電子機器のバンド構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000298181A true JP2000298181A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14473530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11108003A Pending JP2000298181A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 携帯電子機器のバンド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000298181A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2531286A (en) * | 2014-10-14 | 2016-04-20 | Intelligent Energy Ltd | Fuel cell powered portable electronic devices |
| WO2016131237A1 (zh) * | 2015-07-01 | 2016-08-25 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种智能表及其供电方法 |
| US9798356B2 (en) | 2015-03-16 | 2017-10-24 | Casio Computer Co., Ltd. | Band and electronic equipment |
| CN112987551A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-06-18 | 维沃移动通信有限公司 | 可穿戴设备 |
| CN113598762A (zh) * | 2021-09-10 | 2021-11-05 | 湖南金智芯医疗科技有限公司 | 一种无创血糖仪监测装置 |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP11108003A patent/JP2000298181A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2531286A (en) * | 2014-10-14 | 2016-04-20 | Intelligent Energy Ltd | Fuel cell powered portable electronic devices |
| WO2016059370A1 (en) * | 2014-10-14 | 2016-04-21 | Intelligent Energy Limited | Fuel cell powered portable electronic devices |
| US9798356B2 (en) | 2015-03-16 | 2017-10-24 | Casio Computer Co., Ltd. | Band and electronic equipment |
| WO2016131237A1 (zh) * | 2015-07-01 | 2016-08-25 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种智能表及其供电方法 |
| CN112987551A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-06-18 | 维沃移动通信有限公司 | 可穿戴设备 |
| CN113598762A (zh) * | 2021-09-10 | 2021-11-05 | 湖南金智芯医疗科技有限公司 | 一种无创血糖仪监测装置 |
| CN113598762B (zh) * | 2021-09-10 | 2023-09-08 | 金华科生物技术河北有限公司 | 一种无创血糖仪监测装置 |
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