JP2001289938A - マイクロ波検出器 - Google Patents

マイクロ波検出器

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JP2001289938A JP2000107494A JP2000107494A JP2001289938A JP 2001289938 A JP2001289938 A JP 2001289938A JP 2000107494 A JP2000107494 A JP 2000107494A JP 2000107494 A JP2000107494 A JP 2000107494A JP 2001289938 A JP2001289938 A JP 2001289938A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の位置に来ると、警報を発することので
きるマイクロ波検出器を提供すること 【解決手段】 所定の動作設定条件に基づいてマイクロ
波を検出するとともに警報出力をするマイクロ波検出器
本体2と、車両の現在位置を求めるGPS受信部3と、
そのGPS受信部で求めた現在位置が、予め登録した領
域内に存在するか否かを判断し、存在する場合には、警
報器10を介して所定の警報出力をする動作制御部5を
設けた。これにより、検出しにくいマイクロ波や、マイ
クロ波以外の検出方式の速度取り締まり装置等の設置位
置の付近に来ると自動的に警報が鳴るので、どの位置に
存在するかを運転者は運転中に気にすることなく運転で
き、運転に集中できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波検出器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スピード違反者を取り締まるため
の自動速度取り締まり装置が路上周辺等に多数設置され
るようになっている。自動速度取り締まり装置の一例を
示すと、所定周波数帯域のマイクロ波を車両に向けて発
射し、その反射波を受信して車両の走行スピードを測定
するようになっている。
【0003】一方、係る自動速度取り締まり装置の存在
を検出するため、その自動速度取り締まり装置から発射
されたマイクロ波を検出して警報を出力するように構成
されたマイクロ波検出器が従来から知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マイクロ波検出器では、以下に示す問題があった。すな
わち、自動速度取り締まり装置の中には、例えばループ
式と称されるように、地中にループ状のコイルを埋め込
み、そのコイルの上を車両が通過するのを検知するとと
もに車速も判定するものがある。また、マイクロ波以外
の光を用いて車両の速度を検出するものもある。従っ
て、係る速度取り締まり装置に対しては、従来のマイク
ロ波検出器では検出できない。
【0005】さらには、マイクロ波を用いるものであっ
ても、そのマイクロ波を瞬間的に出射することにより車
速を測定するものもあり、係る場合には、検出タイミン
グの関係で、検出が遅れることがある。
【0006】また、自動速度取り締まり装置が設置され
ている場所や、重点的に配備されている地域、或いは、
スピード違反者を取り締まるためのスピード測定機を積
んだ車両が頻繁に現れる地域等の情報が雑誌やその他の
情報媒体によって紹介されている。従って、走行するル
ート上に予め係る地域があるか否かをチェックし、さら
には、具体的な位置まで覚えた状態で走行するとよい
が、実際には、いちいちチェックするのは煩雑であるば
かりでなく、係る位置を考えながら運転すると、運転集
中できなくなるおそれがある。
【0007】さらに、高速道路などでは、単位時間当た
りの移動距離が長いので、できるだけ早い時期(遠い位
置)から自動速度取り締まり装置の存在を検出したいと
いう要求がある。
【0008】一方、最近、全国の路上に「Nシステム」
や「Tシステム」と称する自動ナンバー読み取り装置が
設置されている。この装置は、カメラを有し、そのカメ
ラの下を通過する車両のナンバープレートを撮像し、そ
の撮像した画像データを解析し、ナンバープレート上の
文字情報(ナンバープレート情報)を認識するとともに
デジタルデータ化し、そのデジタル化したナンバープレ
ート情報を時刻データと関連付けて記憶するようになっ
ている。
【0009】これにより、どの車両がどの地点をいつ通
過したかがわかる。従って、例えばある車両に着目し、
異なる地点に設置された自動ナンバー読み取り装置を通
過した時刻の差を求めると、その車両が実際に異なる2
つの地点間を移動するのにかかった時間を求めることが
できる。これは、各自動ナンバー読み取り装置から送ら
れてくるナンバープレート情報から、同一のナンバーの
ものを抽出することにより簡単に行える。
【0010】そして、複数の車両に対して上記の実際の
移動時間を求めることにより、2つの地点間の平均移動
時間がわかるので、それに基づいて渋滞情報として掲示
板に平均移動時間や、混雑の程度などを表示することが
できる。よって、後続の車両にとっては、予め到着予定
時刻を予想でき、また、迂回するなどドライブコースを
選択させることができ、更なる渋滞の発生を回避でき
る。
【0011】また、盗難車両を発見することにも利用で
きる。さらには、例えば犯行に使用され、逃走中の車両
の移動経路を追跡したり、移動先の予測をすることによ
り、犯人の検挙を迅速に行えるなど、さまざまな分野に
利用することができ、非常に優れた有用なシステムの一
つである。
【0012】しかしながら、上記した各種の利用を効果
的に行うためには、自動ナンバー読み取り装置の下を通
過する全ての車両のナンバープレート情報を取得し、記
憶しなければならない。すると、少なくともある車両
は、いつ何処に行ったか等の情報が簡単に解析できてし
まい、プライバシー上の問題が有る。さらには、技術的
には、ナンバープレート情報とともに、運転席を撮像す
ることにより、運転者を特定することもできる。
【0013】そして、ナンバープレート情報は、一種の
個人情報でも有り、しかも、いつ何処に行ったか等の情
報も個人情報であるので、犯罪等に関係なく、交通法規
を守り運転している多くの人にとって、ナンバープレー
ト情報を知られるのは、あまり好感の持てるものではな
い。
【0014】しかし、現況に促した交通状況を知ること
は、更なる渋滞発生・拡大の回避や、渋滞情報を加味し
たカーナビゲーションシステムなどの実効性を図るため
には必要である。そこで、公益性を考慮し、プレートナ
ンバー情報を記録されることを阻止することはできない
までも、情報公開の観点等から、少なくともナンバープ
レート情報が撮像され、記録されたこと自体を運転者等
は知る権利が有ると言える。
【0015】また、現在の「Nシステム」を実現する自
動ナンバー読み取り装置は、その外観がある種の自動速
度取り締まり装置と類似している。そして、走行中に自
動速度取り締まり装置を発見すると、たとえ法定速度を
守って運転していたとしても、運転者の心情としてはブ
レーキを踏み、速度を落としたくなるものである。する
と、定速走行ができず、また、後続車両にとっても前方
車両のブレーキランプが点灯すると、反射的にブレーキ
を踏むことが多々有り、かえって、安全且つスムーズな
運行に支障を生じるおそれが有る。
【0016】さらに、走行中に自車両に向けてフラッシ
ュが発光された場合、自動速度取り締まり装置と「Nシ
ステム」を実現する自動ナンバー読み取り装置のどちら
の装置に基づくものか特定できない。すると、運転者の
心理としては、速度違反をしてしまったのかとの疑念が
生じ、その後の安全運転に支障をきたすおそれがある。
これは、たとえ法定速度を守って走行していると思って
運転をしている運転手であっても、当然のことながらス
ピードメータを見つづけて運転することは不可能であ
り、たまたま速度超過をしてしまったのではとの心理状
態になることは容易に想像できることである。
【0017】係る事態を想定した場合、どのような装置
が発光したのかを特定できれば、その後、運転に集中す
ることができ、安全運転を促進することができるので好
ましい。
【0018】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、車両の存在位置に基づいて、必要な警報を出力する
ことができ、安全運転に寄与することもできるマイクロ
波検出器を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るマイクロ波検出器では、所定の動
作設定条件に基づいてマイクロ波を検出するとともに警
報出力をするマイクロ波検出器本体と、車両の現在位置
を求める位置検出手段と、一定の領域を特定する領域情
報を記憶する領域記憶部と、前記位置検出手段で求めた
現在位置が前記領域情報記憶部に記憶された領域情報で
特定される領域内に存在するか否かを判断し、存在する
場合に警報出力をするための制御手段を備えるように構
成した(請求項1)。
【0020】例えば、ある領域情報を登録すると、位置
検出手段がその領域情報で特定される領域内に移動して
きたことを検知すると、警報出力がなされる。従って、
係る領域を各種の速度取り締まり装置や自動ナンバー読
み取り装置の設置位置を含むように設定することによ
り、実際にマイクロ波の検出の有無に関係無く、警報を
出力し、運転者に注意を促すことができる。よって、マ
イクロ波を検出しにくい速度取り締まり装置や、そもそ
もマイクロ波を用いない各種装置の存在を確実に通知す
ることができる。なお、警報出力は、マイクロ波検出器
本体が持つマイクロ波検出時に出力する警報出力と同じ
でも良いし、異ならせても良い。
【0021】そして、領域情報の登録は、例えば、位置
記憶指令を受けた際の現在位置を前記位置検出手段によ
り取得し、その取得した現在位置に基づいて前記領域情
報を生成するとともに前記領域記憶部に格納する機能を
設け、当該機能により後発的にユーザーが登録できるよ
うにすることができる(請求項2)。
【0022】この場合に、前記位置記憶指令は、情報入
力部に対するマニュアル操作に基づいて発生される(請
求項3)ようにすることができる。これにより、使用者
が任意の位置を登録することができるので、その使用者
の走行範囲に応じて適したものが構築される。操作入力
部を用いた入力は、例えば、指示スイッチなどを設け、
指示スイッチが操作されたときの現在位置を基準に(操
作されたときの現在位置をそのまま或いは他の条件を加
味して)行っても良いし、地図データ等があればそれに
基づいて領域を設定することもできる。
【0023】また、このようにマニュアルで領域情報の
登録を行うのではなく、所定のマイクロ波を検出した場
合に、前記位置記憶指令を発生させる機能を設けたり
(請求項4)、赤外線を検知するセンサを設け、所定の
赤外線を検出した場合に、前記位置記憶指令を発生させ
る機能を備えるようにする(請求項5)ことなどによっ
て、一度検出対象の装置等を検出したならば自動的にそ
の位置を登録することにより、以後同一領域を走行する
ときに確実にその装置の存在を知ることができる。
【0024】そして、前記領域情報は基本領域情報とし
て予め用意されているようにすることもできる(請求項
6)。さらには、前記基本領域情報は、更新可能とする
とよい(請求項7)。
【0025】このようにすると、見つけにくい場所に設
置されている自動速度取り締まり装置等であっても、そ
の位置を教えることができる。この基本情報は、各種記
録媒体等を介して供給するようにする(例えばROMの
交換等)ことができる。また、データ通信機能を設ける
ことにより、通信を介して基本領域情報を組み込むこと
もできる。「用意されている」とは、製造時にメーカー
側で登録されているものでも良いし、オプションでRO
M等を取り付けることにより後発的に登録できるように
しても良い。もちろん、このように基本領域情報を格納
する場合、領域記憶部に格納する情報は、この基本領域
情報のみでもよいし、この基本領域情報とともに、上記
した各請求項に記載したように、位置記憶指令に基づい
て記憶された領域情報を記憶させてもよい。
【0026】さらにまた、前記領域情報記憶部に格納さ
れた領域情報の少なくとも一部を消去する消去機能を備
えるとよい(請求項8)。このようにすると、一旦登録
された情報が間違っている場合や、検出対象の装置が撤
去された場合や、走行範囲が異なるなどによって不要と
なった領域に関するデータを消去することができ、メモ
リの有効利用ができる。
【0027】さらに、領域情報の消去は、データ自体を
削除・消去することはもちろんのこと、例えば有効/無
効フラグなどを設けたり、データアクセスのためのイン
デックスを消去するなどのように、格納した領域情報自
体は残し、その領域情報に対してアクセスができないよ
うにする(無効にする)などを含む概念である。また、
領域情報自体を残している場合には、一旦消去した領域
情報を後で復活させる(例えばフラグの更新等)ように
する機能を設けても良い。
【0028】さらにまた、前記位置検出手段の出力から
車速を算出する手段を備え、前記算出した車速が一定速
度以下の場合には、少なくとも前記領域情報記憶部に格
納された情報を利用した警報出力をしないようにすると
よい(請求項9)。
【0029】位置検出手段の出力に基づいて車速を求め
ると、車速を高精度に算出でき(2地点間を移動するの
にかかった時間,単位時間当たりに移動する距離などか
ら算出する)、しかも、別途速度算出のためのセンサ等
の設置並びにメンテナンスが不要となるメリットもあ
る。
【0030】さらには、前記領域情報記憶部に格納され
た情報を利用した警報出力する範囲を車速によって変更
するようにするとよい(請求項10)。つまり、速度が
速いほど領域を広くすることにより、検出対象の装置の
できるだけ手前からその存在を認識することができる。
なお、この変更は、例えば車速の増加に応じで徐々に広
くするようにしても良いし、1または複数のしきい値を
設け、車速がそのしきい値を超えた場合に範囲も広げる
ようにしても良い。また、広げる手法としては、例えば
速度(速度範囲)に応じた領域を複数設定しておき、対
応する領域のものを使用し領域の内外を判定するように
してもよいし、基準位置と現在位置との離反距離を求
め、その離反距離に基づく判定の際に車速を加味するよ
うにするなどの他各種の手法がとれる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るマイクロ波検
出器の第1の実施の形態を説明する。本発明は、スピー
ド違反者を取り締まるための自動速度取り締まり装置か
ら発射される所定周波数帯域のマイクロ波を検出すると
ともに警報するために、車両に搭載して用いる装置であ
る。
【0032】図1は、係るマイクロ波検出器1の要部の
構成を示すブロック回路図である。同図に示すように、
マイクロ波検出器1は、設定された動作設定条件に基づ
き、所定周波数帯域のマイクロ波を検出し、警報出力す
るマイクロ波検出器本体2と、GPS情報を取得するG
PS受信部3と、GPS受信部3の出力に基づいて、所
定の警報出力の制御等を行う動作制御部5と、前記動作
制御部5に対し、位置記憶指令や、動作設定条件等を通
知する指示入力部6とを備えている。
【0033】マイクロ波検出器本体2は、ホーンアンテ
ナ2aを介して捕捉したマイクロ波に基づく受信信号を
マイクロ波受信部2bに与え、そこにおいて所望の周波
数のマイクロ波を検波し、検波信号を出力する。この検
波信号を受信判定部2cに与え、目的のマイクロ波を受
信したか否かを判断する。さらに、マイクロ波受信部2
bには、Sメータ出力端子を備え、その出力端子から出
力される受信信号強度を受信強度判定部2dに与え、そ
こにおいてしきい値処理され、受信強度が一定以上か否
かが判断される。
【0034】そして、それら受信判定部2c並びに受信
強度判定部2dの判定結果が判定部2eに与えられ、そ
こにおいて検出対象の真のマイクロ波を受信したか否か
を判断する。この判断は、例えばAND処理、つまり、
受信判定部2cで所定周波数のマイクロ波が受信され、
さらに受信強度判定部2dで一定基準以上の受信強度の
信号が受信された場合に真のマイクロ波と判断すること
ができる。なお、判定手法はこれに限ることは無く、各
種のものを用いることができるのは言うまでも無い。そ
して、その判定手法に対応して受信判定部2cや受信強
度判定部2dの機能を適宜変更してもよい。
【0035】さらに判定部2eで真のマイクロ波を検出
したと判断した場合には、検出信号を警報器2fに与
え、所定の警報を出力する。この警報は、ブザーや音声
であったり、ライトLED等のランプや表示器など各種
の対応のものが採れる。
【0036】なお、マイクロ波受信部2bは、例えば、
受信信号と局部発振器の出力とをミキサで周波数混合
し、得られた中間周波信号を検波器に入力し、所定周波
数の信号を検波するスーパーヘテロダイン方式により実
現できる。また、マイクロ波検出器本体2を構成する各
処理部は、いずれも従来のマイクロ波検出器において用
いられている一般的な構成と同様であるので、その詳細
な説明は省略する。
【0037】GPS受信部3は、地球位置計測衛星から
出射されるGPS信号を受信し、車両の現在位置を測定
し、測定された位置を基に走行スピードと進行方向を求
められるようになっている。具体的には、受信アンテナ
3a,GPS受信器3bにて、複数の衛星から発せられ
るGPS信号を受信し、その受信したことを位置情報算
出部3cに与え、そこにおいて受信情報に基づいて現在
位置(経度,緯度情報)を算出する。
【0038】この算出した現在の位置情報は、動作制御
部5並びに車速判定部3dに与えられる。車速判定部3
dは、例えばある時点における位置情報と、単位時間経
過後の位置情報から、単位時間当たりの移動距離を求
め、そこから車速を算出することができる。同様に、進
行方向判定部3eは、ある時点の位置情報と一定時間後
の位置情報から移動ベクトルを求めることにより移動方
向を求めることができる。
【0039】上記のように、車速や移動方向を判定する
場合、例えば、2つのメモリを用意し、一方には測定時
点の位置情報を記憶させ、他方には測定時点から一定時
間後(例えば2秒後等)の位置情報を記憶させることに
より、2つの位置情報から車速や車両の進行方向が判定
できる。また、上記の判定であるが、車速の判定は、一
定のサンプリング間隔で実行することになる。
【0040】また、動作制御部5は、指示入力部6から
の指令に基づき、警報すべき領域情報を生成し記憶する
機能と、その記憶した領域情報と現在の位置情報に基づ
いて警報出力する機能を持つ。さらに、マイクロ波検出
器本体2の動作設定条件を設定する機能も持ち、指示入
力部6から与えられた動作設定条件をそのまま設定する
機能を有している。
【0041】この領域情報を記憶する機能を簡単に説明
すると、基本的には、指示入力部6から位置記憶指令が
与えられると、そのときの、位置情報を取得し、その位
置情報に基づいて所定領域を特定するための領域情報を
生成し、領域情報メモリに格納する。そして、以後は、
GPS受信部3から送られる位置情報を取得するととも
に、その取得した位置情報が、領域情報で特定される領
域内に位置するものがあるか否かを判断し、一致する場
合には警報器10を介して所定の警報を出力する。そし
て、具体的には、以下の通りである。
【0042】図2に示すように、まず、指示入力部6に
は、マイクロ波検出器1の装置表面に設けた位置記憶指
令スイッチ6aと、動作設定するための設定条件を入力
する条件入力スイッチ6bを備えている。
【0043】条件入力スイッチ6bは、マイクロ波検出
器本体2の動作設定条件をマニュアルで設定するための
もので、受信感度,警報種別(ブザー,音声,LEDの
み等),音量がある。そして、各条件を入力するのは、
それぞれ別個のスイッチからなっていても良い。また、
感度,音量などは、予め設定された複数レベルの中から
セレクトボタンなどにより択一的に選択するようにして
も良いし、無段階で変更できるようにしてもよい。
【0044】そして、係る条件入力スイッチ6bを介し
て入力された設定条件は、動作制御部5の処理部7の書
込部7aに渡され、その書込部7aがメモリ8内の設定
条件記憶部8aに格納する。この設定条件記憶部8a
は、現在の動作設定条件を記憶するもので、基本的に条
件入力スイッチ6bを操作してこの設定条件記憶部8a
が更新されたならば、読出部7bは、その更新内容を読
み出すとともに、読み出した内容を設定指令部7cに渡
し、設定指令部7cがマイクロ波受信器本体2に動作設
定条件の切り替え命令を送る。
【0045】この切り替え命令を受けて、マイクロ波検
出器本体2は、受信感度を増減したり、警報種別や音量
の調整を行うことになる。これがマニュアル入力に伴な
う動作設定条件の変更処理である。なお、マイクロ波検
出器本体2側での切り替え操作は、従来と同様であるの
で、その詳細な説明を省略する。
【0046】また、指示入力部6の位置記憶指令スイッ
チ6aが押下された場合には、その押下されたことを動
作制御部5の制御部9が認識し、制御部9は、スイッチ
が押下されたこと、つまり、位置記憶指令が発せられた
ことを処理部7に伝える。すると、処理部7(警報駆動
指令部7d)は、GPS受信部3からそのときの位置情
報を取得し、取得した位置情報に基づいて領域情報を生
成し、その領域情報をメモリ8内の領域情報記憶部8b
に格納する。
【0047】この領域情報としては、例えば位置情報を
基準にして所定の領域を設定することになる。この所定
の領域は、例えば半径500mの範囲などのように半径
で特定する場合や、東西南北にそれぞれの距離を設定す
る場合などがある。さらには、位置情報の履歴から進行
方向を特定することができるので、進行方向に沿って縦
長な領域を設定することもできる。なお、本形態では、
処理が容易な半径で特定するようにした。つまり、基準
位置(取得した位置情報)と半径を関連付けたテーブル
の状態で領域情報を構成する。また、半径等は、予め定
めていても良いし、基準距離(例えば100m)を設定
しておき、操作ボタンを押した数だけ距離が長くなるよ
うにしてもよい。
【0048】さらに、処理部7(警報駆動指令部7d)
は、GPS受信部3から出力される位置情報と車速情報
を所定のサンプリング間隔で取得し、以下の処理をす
る。つまり、車速情報に基づいては、その車速が一定の
速度(例えば40kmのように街中を走行していると予
想できる速度)よりも遅くなった場合には、警報器10
を介した警報出力をしないように制御する。
【0049】そして、本発明の要部である位置情報に基
づく処理としては、取得し現在位置が、領域情報で特定
される所定の領域内に位置するか否かを判断し、存在す
る場合に警報出力をする。この判断は、基準位置と現在
位置との離反距離を求め、それが半径の距離以内である
場合には領域内と判断することができる。
【0050】また警報出力は、例えば「警戒エリアで
す。ご注意ください。」などの音声を発したり、ブザー
や、ランプによる警報でも良い。さらには、それらを併
用しても良い。そして、好ましくは、実際にマイクロ波
を検出した場合の警報出力と種類を異ならせると、運転
者はマイクロ波検出器本体2の動作に伴なう警報か、本
発明の要部である位置情報に基づく警報かが区別できる
ので好ましい。もっとも、警報出力を同じにしてももち
ろん良い。
【0051】そして、異ならせた場合には、この位置情
報による警報出力中に、マイクロ波検出器本体2側で所
定のマイクロ波を検出したならば、その検出に基づく警
報出力をするようにするとよい。
【0052】さらに、一旦領域内に進入したならば、一
定期間はその領域中を移動することになるが、その領域
内に存在している間中警報を出力しつづけても良いし、
領域内に入ったならば、入ったときに一定時間警報出力
をし、その後は、その領域の範囲から出たときに「警戒
エリアから出ました」などの音声による解除通知をする
ようにしても良い。
【0053】さらに、警報出力の内容は、基準位置から
の離反距離によって変更すると良い。すなわち、例えば
500m以内の領域に入った場合には、最初の軽い警報
出力をし、基準位置の300m以内の領域に入った場合
には、警報をテンポアップさせる。つまり、ランプ(L
ED)の点灯の場合には、点滅させる頻度を高くした
り、発光する色を変えたり、点灯させる個数を変えたり
することができる。ブザーの場合には、周波数を高くし
たり、音を高くしたり、音量を大きくしたりすることが
できる。音声の場合には、最初を「注意エリアに入りま
した」とし、2回目(近づいた場合)には「警戒エリア
に入りました」のようにしたり、具体的に「300m以
内に近づきました」などと発することができる。
【0054】さらに、このように基準位置からの離反距
離等に基づいて設定する警報出力を変えるための領域
は、2つの領域に分けるものに限ることは無く、3つ以
上にし、さらに細かく警報出力を変えることにより、基
準位置との距離の遠近を細かく伝えるようにしてもよ
い。
【0055】また、警報出力する領域は、速度によって
異ならせるようにしても良い。つまり、40km以下の
ように低速走行している場合には、警報出力をしないよ
うにすることは上述した通りであるが、これは、見方を
変えると、基準位置に対し半径を0mを領域にしたと見
ることもできる。また、例えば80km以上のように高
速走行している場合には、領域を広げ(半径を長く
し)、基準位置からより遠い位置でも警報出力するよう
にしてもよい。
【0056】そして、係る速度情報に基づく領域の変動
をするためには、領域情報記憶部8bに記憶するに際
し、基準位置と、速度(一定の範囲)に対する半径等を
複数登録することにより実現できる(図3参照)。ま
た、登録する半径は1個にし、その半径を基準半径と
し、速度を変数とした演算式を登録し、演算式により範
囲を増減するようにしても良い。もちろん、係る速度に
基づく領域の変更機能は設けなくても良い。
【0057】なお、位置情報に基づく警報出力をする警
報器10は、実際のハードでは、マイクロ波検出器本体
2における警報器2fを使用しても良いし、別途形成す
るようにしても良い。これは、以下の実施の形態におい
ても同じである。
【0058】図4は、本発明に係るマイクロ波検出器の
第2の実施の形態の要部を示している。同図に示すよう
に、本実施の形態では、領域情報を生成するに際し、受
信信号強度も利用するようにしている。つまり、第1の
実施の形態では、位置記憶指令スイッチ6aが押下され
たならば、そのときの現在の位置情報を基準位置として
登録するようにしたが、本実施の形態では、マイクロ波
検出器本体2の検出結果に基づいて領域情報の生成,登
録を行うようにしている。
【0059】すなわち、判定部2eの判定結果を受け取
り、所定のマイクロ波を検出した場合の、検出開始位置
と検出終了位置を取得する。そして、その検出開始位置
と検出終了位置に基づいて領域情報を生成する。具体的
には、例えば、その2つの位置を結ぶ線を基準とし、一
定の幅を持たせた矩形領域を求め、その矩形領域の4つ
の頂点を登録することができる。なお、一定の幅は、例
えば道路の幅や、道路のカーブ等を考慮して決定するこ
とができる。
【0060】そして、その後の実際の判定では、検出し
た現在の位置情報が、4つの頂点により確定される領域
内に存在するか否かを求め、存在する場合には警報出力
することになる。なお、その他の構成並びに作用効果
は、上記した第1の実施の形態と同様であるので、対応
する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略す
る。
【0061】また、検出開始位置と検出終了位置に基づ
く領域情報の設定は、上記のものに限ることは無く、前
後に一定のマージンを採り、検出開始位置,検出終了位
置を含みそれよりも長い範囲を領域に設定することがで
きる。また、そのように両方にマージンをとるのではな
く、一方(通常は検出開始位置側)をマージンをとって
より手前側から警報出力できるようにすることもでき
る。
【0062】さらに、このように所定のマイクロ波の検
出に基づく領域情報の登録は、上記のように検出開始位
置と検出終了位置の2つの位置に基づくものに限ること
は無く、例えば、連続して検出している最中は、一定の
サンプリング間隔でその位置情報を取得し、一連の位置
情報から、移動軌跡を求め、移動軌跡に沿った領域情報
を設定するようにしても良いし、検出した各位置情報を
それぞれ基準位置情報とし、それを基準に一定の範囲内
を個々の検出対象の領域に設定するようにすることもで
きる。
【0063】さらにまた、上記した実施の形態では、マ
イクロ波を検出する都度、領域情報を登録するようにし
たが、例えば、指示入力部6に確定スイッチ6cを設
け、マイクロ波検出中に確定スイッチ6cを押下した場
合(或いは押下しない場合)にのみ、領域情報記憶部8
bに登録をするようにしてもよい。
【0064】また、マイクロ波検出器本体2の判定部2
eの機能として、検出したマイクロ波の種類(取り締ま
り装置の検出方式)を特定する機能を持っている場合に
は、検出した種類を併せて登録し、位置情報に基づく警
報を出力する際に、その種類もわかるように警報すると
良い。
【0065】なおまた、上記した実施の形態では、第1
の実施の形態と同様に、マニュアル入力によって位置情
報を入力する機能を設けたが、本実施の形態では係る機
能を設けることなく、自動登録機能のみを設けるように
してももちろんよい。
【0066】図5は、本発明に係るマイクロ波検出器の
第3の実施の形態を示している。上記した第2の実施の
形態と同様に所望のマイクロ波の検出に基づいて領域情
報を特定するのは同じであるが、本実施の形態では、受
信信号強度も加味して領域情報を生成するようにしてい
る。
【0067】すなわち、判定部2eから所定のマイクロ
波を検出した通知を受けると、そのときの受信信号強度
も取得し、両者を関連付けて一時記憶する。そして、連
続してマイクロ波を受信している間、位置情報と受信信
号強度をサンプリングし、その中で最も受信強度が高い
位置を求める。この最大受信強度位置が、検出対象の自
動取り締まり装置の設置位置(それに最も近接した位
置)と推定できるので、それを基準位置とする。
【0068】そして、その基準位置に基づいて領域を設
定する。この領域は、第1の実施の形態と同様に基準位
置を中心とした半径によって指定しても良いし、検出開
始位置から基準位置まで(一定のマージンをとっても
可)を領域に設定したり、位置情報の軌跡から走行方向
がわかるので、基準位置の手前側の所定の範囲を領域に
設定するなど各種の方式が採れる。なおその他の構成並
びに作用効果は、上記した第2の実施の形態並びにのそ
の変形例(例えば、確定スイッチによる登録可否の選択
機能を設ける等)と同様であるので、対応する部材に同
一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0069】図6は、本発明に係るマイクロ波検出器の
第4の実施の形態を示している。本実施の形態は、上記
した各実施の形態と相違して、赤外線検出部11を設け
ている。この赤外線検出部11は、赤外線検知センサ
(赤外光受信器)11aと、その赤外線検知センサ11
aの出力に基づいて、Nシステムなどの特定の装置(自
動ナンバー読取装置等)からの赤外線(赤外光)か否か
を判断する判断部11bを備えている。この判断部11
bは、例えば発光パターンから特定の装置か否かを判断
することができる。そして、検出対象の装置からの赤外
線と判断した場合には、警報出力(「Nシステムです」
などの音声や、ランプ,ブザー等)をするようになって
いる。そして、本形態では、判断部11bで所定の赤外
線を受光したと判断した場合には、マイクロ検出器本体
2の警報器2fを用いて警報出力をするようにしたが、
別途警報器を設けても良いし、警報器10を用いて警報
出力をするようにしても良い。
【0070】そして、走行中に判定部11bが、検出対
象の装置があると判断した場合には、そのときの位置情
報を取得し、第2の実施の形態と同様に取得した位置情
報を基準位置とし、それに基づいて領域情報を生成し、
領域情報記憶部8bに格納することができる。
【0071】以後、その領域内に進入した場合には、
「Nシステムエリアです」などの警報を発することにな
る。さらに、このNシステムに基づく領域内を走行中
に、赤外線を検知した場合には、「撮影されました」な
どの警報を出力するようにするとなお良い。なおその他
の構成並びに作用効果は、上記した各実施の形態並びに
変形例と同様であるので、対応する部材に同一符号を付
し、その詳細な説明を省略する。
【0072】図7は、本発明に係るマイクロ波検出器の
第5の実施の形態を示している。第1の実施の形態で
は、位置記憶指令スイッチ6aを押下したときの位置情
報に基づいて領域情報を生成し、記憶するようにした
が、本実施の形態では、地図情報記憶部8cを持ち、領
域設定スイッチ6dを操作し、地図情報中の任意の位置
を登録できるようにした。
【0073】すなわち、モニタを設け、地図情報をモニ
タ上に出力表示した場合には、例えばモニタに領域設定
スイッチ6dとしてのタッチパネルを設け、モニタ画面
上を接触することにより、領域情報を指定することもで
きる。この指定の仕方は、基準地点を指定し、そこを基
準に領域を設定する場合と、いきなり範囲のみ指定する
場合の何れも採り得る。なお、その他の構成並びに作用
効果は、第1の実施の形態と同様であるので、その詳細
な説明を省略する。
【0074】また、領域情報は上記したようにマニュア
ルや自動的に登録するのではなく、上記した地図情報と
同様に、予め記憶させておいても良いし、記録メディア
(ROM,RAMを含む)の交換を可能とし、最新のデ
ータに順次切り替えるようにするとなお良い。
【0075】なお、上記した各実施の形態は、任意の実
施の形態同士を組み合わせて使用することができるのは
もちろんである。さらには、他のマイクロ波検出器との
通信機能(シリアル通信等)を設け、登録した領域情報
を他のマイクロ波検出器にコピーすることができるよう
にすると便利である。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るマイクロ波
検出器では、車両の存在位置に基づいて、必要な警報を
出力することができ、運転者は運転に集中できるので好
ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロ波検出器の第1の実施の
形態を示すブロック回路図である。
【図2】要部を示す内部構造図である。
【図3】領域情報記憶部のデータ構造の一例である。
【図4】本発明に係るマイクロ波検出器の第2の実施の
形態の要部を示す内部構造図である。
【図5】本発明に係るマイクロ波検出器の第3の実施の
形態の要部を示す内部構造図である。
【図6】本発明に係るマイクロ波検出器の第4の実施の
形態の使用例を説明するための図である。
【図7】本発明に係るマイクロ波検出器の第5の実施の
形態の要部を示す内部構造図である。
【符号の説明】
1 マイクロ波検出器 2 マイクロ波検出器本体 2a ホーンアンテナ 2b マイクロ波受信部 2c 受信判定部 2d 受信強度判定部 2e 判定部 2f 警報器 3 GPS受信部 3a 受信アンテナ 3b GPS受信器 3c 位置情報算出部 3d 車速判定部 3e 進行方向判定部 5 動作制御部 6 指示入力部 6a 位置記憶指令スイッチ 6b 条件入力スイッチ 6c 確定スイッチ 6d 領域設定スイッチ 7 処理部 7a 書込部 7b 読出部 7c 設定指令部 7d 警報駆動指令部 8 メモリ 8a 設定条件記憶部 8b 領域情報記憶部 8c 地図情報記憶部 9 制御部 10 警報器 11 赤外線検出部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の動作設定条件に基づいてマイクロ
    波を検出するとともに警報出力をするマイクロ波検出器
    本体と、 車両の現在位置を求める位置検出手段と、 一定の領域を特定する領域情報を記憶する領域記憶部
    と、 前記位置検出手段で求めた現在位置が前記領域情報記憶
    部に記憶された領域情報で特定される領域内に存在する
    か否かを判断し、存在する場合に警報出力をするための
    制御手段を備えたことを特徴とするマイクロ波検出器。
  2. 【請求項2】 位置記憶指令を受けた際の現在位置を前
    記位置検出手段により取得し、その取得した現在位置に
    基づいて前記領域情報を生成するとともに前記領域記憶
    部に格納する機能を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載のマイクロ波検出器。
  3. 【請求項3】 前記位置記憶指令は、情報入力部に対す
    るマニュアル操作に基づいて発生されるものであること
    を特徴とする請求項2に記載のマイクロ波検出器。
  4. 【請求項4】 所定のマイクロ波を検出した場合に、前
    記位置記憶指令を発生させる機能を備えたことを特徴と
    する請求項2または3に記載のマイクロ波検出器。
  5. 【請求項5】 赤外線を検知するセンサを設け、 所定の赤外線を検出した場合に、前記位置記憶指令を発
    生させる機能を備えたことを特徴とする請求項2〜4の
    いずれか1項に記載のマイクロ波検出器。
  6. 【請求項6】 前記領域情報は基本領域情報として予め
    用意されているものであることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか1項に記載のマイクロ波検出器。
  7. 【請求項7】 前記基本領域情報は更新可能としたこと
    を特徴とする請求項6に記載のマイクロ波検出器。
  8. 【請求項8】 前記領域情報記憶部に格納された領域情
    報の少なくとも一部を消去する消去機能を備えたことを
    特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のマイク
    ロ波検出器。
  9. 【請求項9】 前記位置検出手段の出力から車速を算出
    する手段を備え、 前記算出した車速が一定速度以下の場合には、少なくと
    も前記領域情報記憶部に格納された情報を利用した警報
    出力をしないようにしたことを特徴とする請求項1〜8
    のいずれか1項に記載のマイクロ波検出器。
  10. 【請求項10】 前記領域情報記憶部に格納された情報
    を利用した警報出力する範囲を車速によって変更するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項
    に記載のマイクロ波検出器。
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