JP2001289921A - 小型スピンドルモータの絶縁検査装置 - Google Patents

小型スピンドルモータの絶縁検査装置

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JP2001289921A
JP2001289921A JP2000104013A JP2000104013A JP2001289921A JP 2001289921 A JP2001289921 A JP 2001289921A JP 2000104013 A JP2000104013 A JP 2000104013A JP 2000104013 A JP2000104013 A JP 2000104013A JP 2001289921 A JP2001289921 A JP 2001289921A
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JP
Japan
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probe
insulation
stator coil
insulating coating
sword
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JP2000104013A
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English (en)
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Ryoji Yoneyama
良治 米山
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/34Testing dynamo-electric machines

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全面に絶縁コーティングが施された環状コア
を備えた小型スピンドルモータの絶縁検査を、モータ半
完成品の段階で簡単に且つ確実に、しかも絶縁コーティ
ングを可能な限り剥離しないようにして行うこと。 【解決手段】 プローブ20として円錐表面に鋭利な刀
状の刃21が傾斜面に沿って形成された円錐体部22と
円柱状基部23とを有する導電性円錐状部材を用いた。
このプローブ20を全面に絶縁コーティングが施された
環状コア11に三相ステータコイル12が巻回されたス
テータコイル部品10に挿入し、刀状の刃21によって
環状コア11の内周面に施された絶縁コーティングを刀
キズ状に切り込み、これによって環状コア11とプロー
ブ20が直接接触できるようにした。この状態で、プロ
ーブ20と前記三相ステータコイル12との間の絶縁抵
抗を絶縁抵抗計24で測定し絶縁不良の有無を判定する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電子機器の
駆動源として用いられている小型スピンドルモータの絶
縁検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小型スピンドルモータを工場から出荷す
る迄には、モータ定格に関する試験の他にも各種の検査
が行われている。これらの検査の中に絶縁検査も含まれ
ている。小型スピンドルモータにおいては、モータコイ
ルは当然に絶縁被覆が施されているが、モータコイルが
巻回されるコアにも絶縁コーティングが施されている。
一般に、小型スピンドルモータのコアは9極又は12極
の磁極が外周面に等間隔に突設された直径数cmの略リ
ング状部品である。従来、コアの内周面又は外周面にマ
スキングをしてから、絶縁剤を吹き付けてコアに絶縁コ
ーティングを施していた。全面でなく部分的に絶縁コー
ティングが施されているのは、コアの内周面又は外周面
はコイルと接しない部分であるからというよりも、コー
ティングの際にコアをこれらの面で支持する必要があっ
たからという製造工程上の理由からであった。
【0003】従来、小型スピンドルモータにおけるモー
タ絶縁検査は、例えば絶縁抵抗計を用いて行われてき
た。即ち、モータ完成品のコネクタ端子とコアとの間の
絶縁抵抗を絶縁抵抗計で測定し、基準値と比較して良品
か不良品かの判定を行ってきた。この場合、コアに絶縁
コーティングが施されていない部分があるのは好都合で
あった。絶縁抵抗計の一方の検査端子をモータ完成品の
コネクタ端子に接触させ、且つその他方の検査端子は絶
縁コーティングが施されていないコアの内周面又は外周
面に接触させるだけで、絶縁検査を行うことができたか
らである。なお、前記コネクタ端子とは、モータコイル
の端部が接続されているコネクタ端子のことである。
【0004】近年、小型スピンドルモータが磁気媒体の
回転駆動装置の駆動源に広く用いられるようになってか
ら、小型スピンドルモータに対する品質向上の要求が厳
しくなってきた。コアに含まれている微量なガスも磁気
媒体にとって有害であるから、これを封じ込めることと
いう要求もその一つである。そこで、コアの全面を絶縁
コーティングすることになり、そのコーティング方法も
完成された。ところが、コアの全面を絶縁コーティング
したために、従来からの絶縁抵抗計を用いた簡単な絶縁
検査ができなくなった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、全面に絶縁コーティングが施された環状コアを備え
た小型スピンドルモータの絶縁検査を、モータ半完成品
の段階で簡単に且つ確実に、しかも絶縁コーティングを
可能な限り剥離しないようにして行う絶縁検査装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】プローブとして円錐表面
に鋭利な刀状の刃が傾斜面に沿って形成された導電性円
錐状部材を用いた。このプローブを全面に絶縁コーティ
ングが施された環状コアに三相ステータコイルが巻回さ
れたステータコイル部品に挿入し、前記刀状の刃によっ
て前記環状コアの内周面に施された絶縁コーティングを
刀キズ状に切り込み、これによって前記環状コアとプロ
ーブが直接接触できるようにした。この状態で、プロー
ブと前記三相ステータコイルとの間の絶縁抵抗を絶縁抵
抗計で測定し絶縁不良の有無を判定するようにした。
【0007】プローブを円錐状としたので、プローブに
ステータコイル部品を簡単に挿入し、また取り外せるよ
うになり、同時に、プローブの表面に形成された刀状の
刃がステータコイル部品の環状コアの内周面の絶縁コー
ティングを簡単に且つ必要最小限のキズで切り込むとい
う効果が得られた。これらの効果は、刀状の刃を等間隔
に3本形成することによって、更に顕著となった。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の小型スピンドルモータの
絶縁検査装置の実施形態において、検査対象はステータ
とロータを組合わせる前のモータ半完成品である。この
モータ半完成品は少なくともステータコイル部品10を
含む。ステータコイル部品10は、図1に示す如く、U
相コイル12(U)、V相コイル12(V)及びW相コ
イル12(W)が、環状コア11のU相突極11
(U)、V相突極12(V)及びW相突極11(W)に
夫々巻回されたものである。
【0009】本発明に係る小型スピンドルモータの絶縁
検査装置はプローブ20と絶縁抵抗計24とから構成さ
れている。プローブ20は、図1及び図2に示す如く、
円柱状基部23と円錐体部22を有する導電性円錐状部
材から構成されている。そして、円錐体部22の表面に
は、鋭利な刀状の刃21が傾斜面に沿って形成されてい
る。鋭利な刀状の刃21は、図1から分かるように、3
本の刃21a、21b、21cで構成され、これらは等
間隔に配置されている。
【0010】小型スピンドルモータの絶縁検査は、導電
性円錐状部材から構成されているプローブ20の円錐体
部22に、検査対象のモータ半完成品、即ちステータコ
イル部品10を挿入し、適度に押し込む。すると、プロ
ーブ20の円錐体部22の表面に形成されている鋭利な
3本の刀状の刃21a、21b、21cが、ステータコ
イル部品10の環状コア11の内周面に施されている絶
縁コーティングを刀キズ状に切り込み、これによって環
状コア11とプローブ20が直接接触する。この状態
で、プローブ20と三相ステータコイル12との間の絶
縁抵抗を絶縁抵抗計24で測定し絶縁不良の有無を判定
する。
【0011】絶縁検査終了後は、検査されたステータコ
イル部品10はプローブ20から取り外される。本発明
に係る絶縁検査装置を構成するプローブ20は円錐状で
あるから、ステータコイル部品10はプローブ20から
簡単に取り外される。しかも、検査によって、ステータ
コイル部品10の環状コア11の内周面に残されたキズ
は刀キズ状の極めて細いものである。従って、環状コア
11の内周面の絶縁コーティングの絶縁効果は実質的に
何らの影響を受けない。
【0012】
【発明の効果】本発明により、全面に絶縁コーティング
が施された環状コアを備えた小型スピンドルモータの絶
縁検査を、モータ半完成品の段階で簡単に且つ確実に、
しかも絶縁コーティングを可能な限り剥離しないように
して行う絶縁検査装置が提供された。即ち、本発明に係
る絶縁検査装置のプローブは円錐状導電性部材で構成さ
れているので、プローブにステータコイル部品を簡単に
挿入し、また取り外せるようなり、同時に、プローブの
表面に形成された刀状の刃がステータコイル部品の環状
コアの内周面の絶縁コーティングを簡単に且つ必要最小
限のキズで切り込むという効果が得られた。従って、検
査後の環状コアには絶縁コーティングの絶縁効果を減じ
るようなキズは残らなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のプローブに検査対象であ
るステータコイル部品が挿入された状態の平面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態のプローブに検査対象であ
るステータコイル部品が挿入された状態の一部断面図を
含む側面図である。
【符号の説明】
10 ステータコイル部品 11 ステータコアの磁極 11(U)、11(V)、11(W) ステータコアの
各層の突極 12 ステータコイル 12(U)、12(V)、12(W) 各層のステータ
コイル 13 モータコイルのコネクタ端子 20 プローブ 21、21a、21b、21c 刀状の刃 22 円錐体部 23 円柱状基部 24 絶縁抵抗計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円錐表面に鋭利な刀状の刃が傾斜面に沿
    って形成された導電性円錐状部材のプローブであって、
    全面に絶縁コーティングが施された環状コアに三相ステ
    ータコイルが巻回されたステータコイル部品がその内周
    面を前記刀状の刃によって絶縁コーティングが刀キズ状
    に切り裂かれる位置まで挿入されるプローブと、このプ
    ローブと三相ステータコイルとの間の絶縁抵抗を測定す
    る絶縁抵抗計とから構成された小型スピンドルモータの
    絶縁検査装置。
  2. 【請求項2】 前記刀状の刃は等間隔に3本形成されて
    いることを特徴とする請求項1の小型スピンドルモータ
    の絶縁検査装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105223503A (zh) * 2015-11-10 2016-01-06 珠海凯邦电机制造有限公司 电机性能测试工装
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