JP2001289338A - ロータリー式切換弁装置 - Google Patents

ロータリー式切換弁装置

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JP2001289338A JP2000106414A JP2000106414A JP2001289338A JP 2001289338 A JP2001289338 A JP 2001289338A JP 2000106414 A JP2000106414 A JP 2000106414A JP 2000106414 A JP2000106414 A JP 2000106414A JP 2001289338 A JP2001289338 A JP 2001289338A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作し易く、誤操作を起こすことのないロー
タリー式切換弁装置を提供する。 【解決手段】 ポートAと第一開口O1との間にポート
Aからの流体の流れを阻止する逆止弁C1を有するマニ
ホールドブロックM1と、マニホールドブロックM1に
当接し、回転可能に設けられ、第三、第四開口O3,O
4を連通させる第一の状態、第一、第三開口O1,O3
を連通させ、第二、第四開口O2,O4を連通させる第
二の状態、第一、第四開口O1,O4を連通させ、第
二、第三開口O2,O3を連通させる第三の状態のいず
れかに切換えるロータリー部材R1と、この部材R1の
中心軸上に配置され、ポートAに連通する貫通孔1内の
ばね2により第一開口O1に連通する貫通孔1内の弁座
3に向けて付勢された弁体4と、ロータリー部材R1が
第三の状態にあるときに押し下げられて弁体4を弁座3
から離し第四の状態にするロッド16とを設けた構成と
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保圧弁の機能を備
えたロータリー式切換弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図11に示すように物体Wを昇降
させる油圧シリンダ21を作動させるためのロータリー
式切換弁装置D0が用いられている。このロータリー式
切換弁装置D0は、さらに図12〜19に詳細に示すよ
うに、油圧シリンダ21のピストン22を停止させたま
まに維持する中立状態である第一の状態、或は逆止弁C
0を介して油圧シリンダ21の一方の内部空間aに油ポ
ンプ23より油を送込み、油圧シリンダ21の他方の内
部空間b内の油を油タンク24に戻す第二の状態、或は
上記他方の内部空間bに油ポンプ23より油を送込み、
上記一方の内部空間aからの油を開閉弁Vを介して油タ
ンク24に戻す第三の状態になり得るように形成されて
いる。
【0003】次に、図11〜19を参照しつつ、ロータ
リー式切換弁装置D0の各状態について、さらに詳述す
る。ロータリー式切換弁装置D0は、大略、マニホール
ドブロックM0、ロータリー部材R0および開閉弁Vか
らなっている。マニホールドブロックM0は、上述した
内部空間aに通じるポートA、内部空間bに通じるポー
トB、油ポンプ23に通じるポートPおよび油タンク2
4に通じるポートTを有している。
【0004】このマニホールドブロックM0の上面に
は、二つの凹所25,26が形成されており、その内の
一方の凹所25には、底面に第一開口O1とともに、ポ
ートBに連通する第二開口O2、ポートPに連通する第
三開口O3およびポートTに連通する第四開口O4が一
つの円に沿って、90度の角度間隔で形成されている。
第一開口O1は逆止弁C0を介してポートAに連通し得
るようになっている。即ち、逆止弁C0は第一開口O1
に近い点A’とポートAとの間に配設され、ポートA側
からばね27により点A’に向けて付勢され、弁座28
に押し付けられた第一弁体29を有し、これにより第一
開口O1からポートAに向かう流体の流れのみ許容し、
その逆の方向の流体流れは阻止される。なお、マニホー
ルドブロックM0には、上述したポートの他に、後述す
るポートT’を有しており、このポートT’は油タンク
24に通じている。
【0005】ロータリー部材R0は、上記一方の凹所2
5に回転可能に嵌挿され、第一レバーL1により所定角
度範囲内において正逆転させられる。また、ロータリー
部材R0は両端が底面に開口したコ字形に折れ曲がった
第一貫通孔H1、第二貫通孔H2および第三貫通孔H3
を有している。開閉弁Vは、マニホールドブロックM0
の上面の上述した一方の凹所25に相対する他方の凹所
26に設けられ、第二レバーL2により回転させられて
昇降する第二弁体31を有している。この他方の凹所2
6は、ポートAと第一弁体29との間の空間から上述し
たポートT’に至る空間の一部をなし、第二弁体31が
昇降することにより、ポートAと第一弁体29との間の
空間32とポートT’とを連通させ、或はこの両者を遮
断する。
【0006】そして、ロータリー式切換弁装置D0が図
11〜15に示すように第一の状態にある場合は、ロー
タリー部材R0の第二貫通孔H2を介して第三、第四開
口O3,O4が連通し、この結果ポートPとポートTと
が連通し、ポートBに連通する第二開口O2が閉じら
れ、ポートA側からの流体の流れに対してポートAと第
一開口O1とは逆止弁C0により遮断され、かつ第一開
口O1も閉じられ、開閉弁Vは閉じた状態になってい
る。したがって、上述した内部空間a,b内の油はその
まま維持され、油ポンプ23からの油は第二貫通孔H2
を通って、直接油タンク24に戻り、ピストン22は昇
降しない。なお、図11に示す油圧回路の状態は図12
〜15に示すロータリー式切換弁装置D0の状態に対応
している。
【0007】次に、ロータリー式切換弁装置D0が図1
6に示すように第二の状態にある場合は、第一、第三開
口O1,O3が連通し、かつ第二、第四開口O2,O4
が連通し、この結果ポートPから送込まれる流体に関
し、ポートPとポートAとが連通し、ポートBとポート
Tとが連通する。なお、開閉弁Vは閉じた状態に保たれ
る。したがって、上述した内部空間aに油ポンプ23よ
り油が送込まれ、内部空間b内の油が油タンク24に戻
され、ピストン22は上昇する。なお、図16に示す油
圧回路の状態は図17に示すロータリー式切換弁装置D
0の状態に対応している。
【0008】最後に、ロータリー式切換弁装置D0が図
18に示すように第三の状態にある場合は、第一、第四
開口O1,O4が連通し、かつ第二、第三開口O2,O
3が連通し、この結果ポートPとポートBとが連通する
が、ポートA側からの流体の流れに関して、ポートAと
ポートTとは逆止弁C0により遮断される。しかし、こ
の場合、第二レバーL2により開閉弁Vが開かれ、ポー
トAとポートT’とが連通状態となる。したがって、上
述した内部空間bに油ポンプ23より油が送込まれ、内
部空間a内の油が開閉弁VおよびポートT’を経て油タ
ンク24に戻され、ピストン22は下降する。なお、図
18に示す油圧回路の状態は図19に示すロータリー式
切換弁装置D0の状態に対応している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のロータ
リー式切換弁装置D0の場合、ロータリー部材R0とは
別個に開閉弁Vが設けられており、上記第一、第二の状
態から第三の状態に移行し、或はこの第三の状態から別
の状態に移行するには、第一レバーL1だけでなく、第
二レバーL2の操作も必要となる。即ち、上記第三の状
態が関係しない場合は、第一レバーL1のみを操作し、
上記第三の状態が関係する場合には、第一レバーL1お
よび第二レバーL2を操作することになり、操作が複雑
で、誤操作を招き易いという問題がある。本発明は、斯
る従来の問題点をなくすことを課題としてなされたもの
で、操作し易く、誤操作を起こすことのないロータリー
式切換弁装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ポートAおよびポートBの他に、油ポン
プに通じるポートP、油タンクに通じるポートTを有す
るとともに、少なくとも上記ポートAに向かう流体の流
れに関する限りこのポートAと連通状態になる第一開
口、上記ポートBに連通する第二開口、上記ポートPに
連通する第三開口および上記ポートTに連通する第四開
口を一平面上の一つの円に沿って有するマニホールドブ
ロックと、上記一平面の位置にて上記マニホールドブロ
ックに当接し、上記円の中心を通り、上記一平面に垂直
な軸を中心として回転可能に設けられ、第一の状態で
は、上記第三、第四開口を連通させ、第二の状態では、
上記第一、第三開口を連通させるとともに、上記第二、
第四開口を連通させ。第三の状態では、上記第一、第四
開口を連通させるとともに、上記第二、第三開口を連通
させるロータリー部材とを備えたロータリー式切換弁装
置において、上記軸上に配置され、上記ポートAに連通
する空間部内の弾性部材により上記第一開口に連通する
空間部の一端に位置する弁座に向けて付勢された弁体
と、上記ロータリー部材に一体回転可能に結合されたレ
バーと、上記軸に沿って、上記ロータリー部材に対して
相対的に移動可能で、上記ロータリー部材が上記第三の
状態にあるときに上記レバーにより押し下げられて上記
弁体を上記弁座から離し、第四の状態にするロッドとを
設けた構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。図1〜10は、本発明に係るロー
タリー式切換弁装置D1を示し、図11〜19に示す部
分に対応する部分には同一番号を付して説明を省略す
る。このロータリー式切換弁装置D1では、マニホール
ドブロックM1の三方の側面にポートB、ポートPおよ
びポートTが設けられ、下面の中心にポートAが設けら
れている。マニホールドブロックM1の上面には一つの
円に沿って、90度の角度間隔で第一開口O1、第二開
口O2、第三開口O3および第四開口O4が設けられて
いる。
【0012】第一開口O1は、マニホールドブロックM
1の中心部にポートAからマニホールドブロックM1の
上面に向けて穿設された貫通孔1に連通し、この貫通孔
1内に逆止弁C1が設けられている。この逆止弁C1
は、ポートA側からばね2により付勢され、上記上面側
の弁座3に押し付けられた弁体4を有しており、第一開
口O1からポートAに向かう流体の流れを許容するよう
になっている。また、第二開口O2はポートBに、第三
開口O3はポートPに、第四開口O4はポートTに連通
している。
【0013】マニホールドブロックMの上面には、ロー
タリー部材R1を回転可能に収容したケーシング5が配
置されている。また、ロータリー部材R1から上方に延
び、ケーシング5の上面から突出した筒状体6には、こ
れと一体回転可能にベースプレート7が設けられてい
る。このベースプレート7の下面には、後述する第一〜
第三の状態に対応する3箇所の位置に凹所10が穿設さ
れており、この凹所10の開口縁部にケーシング5の上
部のばね8により常時上向きに付勢されたボール9が押
し付けられている。これによりベースプレート7が回転
させられた場合に、所定回転角度で緩く位置決めがなさ
れるようになっている。即ち、この位置決めがなされた
状態で、ベースプレート7を回転させる力を若干強くす
ることにより凹所10からボール9が離脱して、ベース
プレート7を回転させ得るようになっている。また、ケ
ーシング5の上面に突出したピン11をベースプレート
7の下部の凹所12内に位置させることにより正逆回転
の角度範囲が制限されるようになっている。また、ベー
スプレート7の上面には支軸13によりレバーLが取り
付けられている。このレバーLは、ベースプレート7の
上部に配置したばね14により上向きに付勢される一
方、支軸13に関してばね14と反対側の下端面15が
ベースプレート7の上面に当ることによりばね14の力
によるさらなる回転が規制されている。
【0014】一方、マニホールドブロックM1における
上記貫通孔1内の弁体4の前面近くからロータリー部材
R1を貫き、筒状体6の上方に突出し、レバーLの下面
に当接するようにロッド16が嵌挿されている。そし
て、レバーLをロッド16の軸心の回りに回転させるこ
とにより、ベースプレート7、筒状体6を介してロータ
リー部材R1がマニホールドブロックM1の上面に当接
しつつ回転するとともに、レバーLの図1において右方
の端部を押し下げることにより、ロッド16を介して弁
体4が弁座3から離れるように押し下げられ、逆止弁C
1の機能をなくすようにし、実質的に逆止弁C1が存在
しない状態にすることが可能になっている。
【0015】また、ロータリー部材R1は、両端が底面
に開口したコ字形に折れ曲った第一貫通孔H1、第二貫
通孔H2および第三貫通孔H3を有している。なお、第
二貫通孔H2は、ロータリー部材R1の内部におけるロ
ッド16の一部を取巻く大径空間部17を通るように形
成されている。そして、ロータリー式切換弁装置D1は
後述するようにロータリー部材R1の回転およびロッド
16の昇降により第一〜第四の状態のいずれかに切換え
可能となっている。ところで、この大径空間部17の位
置にてロッド16は上下二つの部分に分割されている。
【0016】次に、このロータリー式切換弁装置D1の
各状態について説明する。図1〜5は、第一の状態を示
し、第二貫通孔H2を介して第三開口O3と第四開口O
4とが連通し、第一開口O1および第二開口O2は閉じ
られた状態になっている。また、この状態においては、
ロッド16はレバーLにより押し下げられていない。し
たがって、ポートPからポートTへの油の流れのみが許
容され、ポートAおよびポートBからの油の流れはな
く、ロータリー式切換弁装置D1は中立状態にあり、油
圧シリンダ21のピストン22は停止したままに保たれ
る。図6および7は、第二の状態を示し、第一貫通孔H
1を介して第一開口O1と第三開口O3とが連通し、第
三貫通孔H3を介して第二開口O2と第四開口O4とが
連通する一方、第二貫通孔H2はいずれの開口からも外
れた状態となっている。また、この状態においては、ロ
ッド16はレバーLにより押し下げられていない。した
がって、ポートPからの油は、第一開口O1に至り、逆
止弁C1を通過し、ポートAを経て油圧シリンダ21の
内部空間aに流入するとともに、油圧シリンダ21の内
部空間bの油はポートBを経て、第三開口O3を通過
し、第三貫通孔H3を介してポートTから油タンク24
に戻る。この結果、油圧シリンダ21のピストン22は
上昇する。
【0017】図8および9は、第三の状態を示し、第一
貫通孔H1を介して第一開口O1と第四開口O4とが連
通し、第三貫通口H3を介して第二開口O2と第三開口
O3とが連通する一方、第二貫通孔H2はいずれの開口
からも外れた状態となっている。また、この状態におい
ては、ロッド16はレバーLにより押し下げられていな
い。したがって、ポートPは、第三開口O3、第三貫通
孔H3、第二開口O2およびポートBを介して油圧シリ
ンダ21の内部空間bに連通する一方、第一開口O1が
第一貫通孔H1、第四開口O4およびポートTを介して
油タンク24に連通している。しかしながら、油圧シリ
ンダ21の内部空間aに通じるポートAと第一開口O1
との間には逆止弁C1が介在しているため、ポートAか
ら第一開口O1への油の流れは阻止される。したがっ
て、この第三の状態では、油圧シリンダ21の内部空間
bに油圧が作用するが、内部空間aの油が流出しないた
め、油圧シリンダ21のピストン22は停止したままと
なる。
【0018】図10は、第四の状態で、図8に示すロー
タリー部材R1の回転状態において、レバーLを押し下
げることによりロッド16を下降させ、このロッド16
を介して弁体4を押し下げて弁座3から離したときの状
態を示している。この場合、逆止弁C1はその機能を果
たさず、実質的に逆止弁C1がなくなった状態となり、
油圧シリンダ21の内部空間aからの油が、ポートAを
通って、第一開口O1へ流れるようになり、この油が第
一貫通孔H1、ポートTを介して油タンク24に戻され
る。一方、ポートPから第三開口O3、第三貫通孔H
3、第二開口O2、ポートBを経て油圧シリンダ21の
内部空間aに至る流路については上述した第三の状態と
同じである。したがって、この場合には、油圧シリンダ
21のピストン22は油圧により下降させられる。そし
て、ピストン22を適宜下降位置で維持するには、レバ
ーLを持ち上げ、ロッド16による弁体4の押し下げを
解除することにより逆止弁C1を機能する状態に戻せば
よく、さらに上述した第一の状態にしてもよい。また、
ピストン22を再度上昇させたい場合には、上述した第
二の状態にすればよい。これらのいずれにおいても、レ
バーLだけの操作によりなされる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、ポートAおよびポートBの他に、油ポンプに
通じるポートP、油タンクに通じるポートTを有すると
ともに、少なくとも上記ポートAに向かう流体の流れに
関する限りこのポートAと連通状態になる第一開口、上
記ポートBに連通する第二開口、上記ポートPに連通す
る第三開口および上記ポートTに連通する第四開口を一
平面上の一つの円に沿って有するマニホールドブロック
と、上記一平面の位置にて上記マニホールドブロックに
当接し、上記円の中心を通り、上記一平面に垂直な軸を
中心として回転可能に設けられ、第一の状態では、上記
第三、第四開口を連通させ、第二の状態では、上記第
一、第三開口を連通させるとともに、上記第二、第四開
口を連通させ。第三の状態では、上記第一、第四開口を
連通させるとともに、上記第二、第三開口を連通させる
ロータリー部材とを備えたロータリー式切換弁装置にお
いて、上記軸上に配置され、上記ポートAに連通する空
間部内の弾性部材により上記第一開口に連通する空間部
の一端に位置する弁座に向けて付勢された弁体と、上記
ロータリー部材に一体回転可能に結合されたレバーと、
上記軸に沿って、上記ロータリー部材に対して相対的に
移動可能で、上記ロータリー部材が上記第三の状態にあ
るときに上記レバーにより押し下げられて上記弁体を上
記弁座から離し、第四の状態にするロッドとを設けた構
成としてある。
【0020】このため、このロータリー式弁装置の各状
態への切換えを一つのレバーだけを操作することにより
行うことが可能になり、操作が単純化されるとともに、
誤操作をなくすことが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るロータリー式切換弁装置の第一
の状態を示す断面図である。
【図2】 図1のII-II線断面図である。
【図3】 図1のIII-III線断面図である。
【図4】 図1に示すロータリー式切換弁装置の一部を
分解して示す斜視図である。
【図5】 図1に示すロータリー式切換弁装置が第一の
状態にある場合の油圧回路図である。
【図6】 図1に示すロータリー式切換弁装置が第二の
状態にある場合における図3に対応する断面図である。
【図7】 図1に示すロータリー式切換弁装置が第二の
状態にある場合の油圧回路図である。
【図8】 図1に示すロータリー式切換弁装置が第三の
状態にある場合における図3に対応する断面図である。
【図9】 図1に示すロータリー式切換弁装置が第三の
状態にある場合の油圧回路図である。
【図10】 図1に示すロータリー式切換弁装置が第四
の状態にある場合の油圧回路図である。
【図11】 昇降装置に適用された従来のロータリー式
切換弁装置が第一の状態にある場合の油圧回路を示す図
である。
【図12】 図11に示すロータリー式切換弁装置の断
面図である。
【図13】 図12のXIII-XIII線断面図である。
【図14】 図13のXIV-XIV線断面図である。
【図15】 図12に示すロータリー式切換弁装置の一
部を分解して示す斜視図である。
【図16】 図12に示すロータリー式切換弁装置が第
二の状態にある場合における図13に対応する断面図で
ある。
【図17】 図12に示すロータリー式切換弁装置が第
二の状態にある場合の油圧回路図である。
【図18】 図12に示すロータリー式切換弁装置が第
三の状態にある場合における図13に対応する断面図で
ある。
【図19】 図12に示すロータリー式切換弁装置が第
三の状態にある場合の油圧回路図である。
【符号の説明】
1 貫通孔 2 ばね 3 弁座 4 弁体 16 ロッド D1 ロータリー式切
換弁装置 A,B,P,T ポート C1 逆止弁 L レバー M1 マニホールドブ
ロック R1 ロータリー部材 O1 第一開口 O2 第二開口 O3 第三開口 O4 第四開口
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月18日(2000.4.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図14】
【図17】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図19】
【図12】
【図13】
【図15】
【図16】
【図18】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16K 31/44 F15B 11/02 F Fターム(参考) 3H051 AA08 BB10 CC11 FF07 3H053 AA35 BA03 BC01 BD01 DA11 3H063 AA08 BB01 BB15 DA03 EE11 GG13 3H067 AA13 CC46 CC48 DD08 DD12 DD24 EA06 EB15 EC09 ED11 FF17 GG15 GG22 3H089 AA58 AA61 BB15 CC01 DA02 DB45 DB49 DB54 DB74 EE41 GG02 JJ07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポートAおよびポートBの他に、油ポン
    プに通じるポートP、油タンクに通じるポートTを有す
    るとともに、少なくとも上記ポートAに向かう流体の流
    れに関する限りこのポートAと連通状態になる第一開
    口、上記ポートBに連通する第二開口、上記ポートPに
    連通する第三開口および上記ポートTに連通する第四開
    口を一平面上の一つの円に沿って有するマニホールドブ
    ロックと、上記一平面の位置にて上記マニホールドブロ
    ックに当接し、上記円の中心を通り、上記一平面に垂直
    な軸を中心として回転可能に設けられ、第一の状態で
    は、上記第三、第四開口を連通させ、第二の状態では、
    上記第一、第三開口を連通させるとともに、上記第二、
    第四開口を連通させ。第三の状態では、上記第一、第四
    開口を連通させるとともに、上記第二、第三開口を連通
    させるロータリー部材とを備えたロータリー式切換弁装
    置において、上記軸上に配置され、上記ポートAに連通
    する空間部内の弾性部材により上記第一開口に連通する
    空間部の一端に位置する弁座に向けて付勢された弁体
    と、上記ロータリー部材に一体回転可能に結合されたレ
    バーと、上記軸に沿って、上記ロータリー部材に対して
    相対的に移動可能で、上記ロータリー部材が上記第三の
    状態にあるときに上記レバーにより押し下げられて上記
    弁体を上記弁座から離し、第四の状態にするロッドとを
    設けたことを特徴とするロータリー式切換弁装置。
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