JP2001288740A - 連続地中壁施工に用いる仕切り体 - Google Patents

連続地中壁施工に用いる仕切り体

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JP2001288740A
JP2001288740A JP2000102618A JP2000102618A JP2001288740A JP 2001288740 A JP2001288740 A JP 2001288740A JP 2000102618 A JP2000102618 A JP 2000102618A JP 2000102618 A JP2000102618 A JP 2000102618A JP 2001288740 A JP2001288740 A JP 2001288740A
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JP
Japan
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construction
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partition
wall
diaphragm wall
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JP2000102618A
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English (en)
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Tetsuya Hirayama
哲也 平山
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、安定液の逸水やコンクリートの漏
れを防止でき、かつ施工後の撤去を容易に行うことがで
きる連続地中壁施工に用いる仕切り体を提供することを
課題とする。 【解決手段】 上記課題を解決するための手段として本
発明は、連続地中壁施工用の掘削溝内に設置し、隣接す
るエレメント間を仕切るための仕切り体において、気体
或いは流体を供給することによって膨張可能で、かつ気
体或いは流体を排出することによって収縮可能な袋状に
構成したことを特徴とする、連続地中壁施工に用いる仕
切り体を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続地中壁施工に
用いる仕切り体に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】エレメント間隔の短い
連続地中壁工事において、先行エレメント施工前に隣り
のエレメントに安定液やコンクリートが逸水しない為、
及び、土留め用に仕切り板を設置している。従来の仕切
り板は、アングル等の鋼材でフレームを組みガイドウォ
ールの中に設置していたが、ガイドウォールの施工精度
により仕切り板が挿入できなかったりするため、ガイド
ウォールの内径より小さく製作しなければならなかっ
た。その為、掘削時にガイドウォールと仕切り板の隙間
から安定液が逸水したり、コンクリート打設時に、コン
クリートが漏れてしまう要因となる。また、先行エレメ
ント施工後、仕切り板を撤去しようとすると、ガイドウ
ォールにせってしまっていたり、コンクリートの付着等
によリクレーンで引上げるのに困難を要する。そこで本
発明は、安定液の逸水やコンクリートの漏れを防止で
き、かつ施工後の撤去を容易に行うことができる連続地
中壁施工に用いる仕切り体を提供することを目的とす
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として本発明は、連続地中壁施工用の掘削溝内に
設置し、隣接するエレメント間を仕切るための仕切り体
において、気体或いは流体を供給することによって膨張
可能で、かつ気体或いは流体を排出することによって収
縮可能な袋状に構成したことを特徴とする、連続地中壁
施工に用いる仕切り体を提供する。以下、図1を参照し
ながら、本発明の実施の形態について説明する。
【0004】
【発明の実施の形態】仕切り体1は、硬質ゴム等で形成
した撓性の袋体であり、その袋体に開設した給気口11
および排気口12を介して空気を充排気することによ
り、膨張、収縮可能に構成されている。
【0005】仕切り体1は、図1に示すように、ガイド
ウォール61の内面に隙間無く密着し、かつ先行エレメ
ント7の端面の型枠としての機能を有するため、膨張時
の形状が箱型になるよう構成すると良い。
【0006】給気口11には送気管2の一端が連通して
おり、その他端はコンプレッサー3に連通されている。
この送気管2は、連壁の施工に用いる複数の仕切り体1
に枝管式に連通させておく。
【0007】また、送気管2の途上には、送気管2の開
閉を行うバルブ4と、仕切り体1内の気圧を測定するた
めの圧力計5を配備する。各仕切り板1に圧力計5を設
置し、日々の圧力を管理し、減った場合は空気を補充す
る。
【0008】排気口12は、仕切り体1にバルブ付きの
短管などを取り付けて、バルブを開閉することによっ
て、仕切り体1内の空気の排出を行うことができる。
【0009】なお、以上は空気等の気体を充填する場合
について説明したが、水等の流体を充填する構造も採用
できる。
【0010】仕切り体1の使用方法は、先ず、掘削溝6
を掘削し、連壁施工空間を確保して両側にガイドウォー
ル61を構築する。このガイドウォール61間に、収縮
した状態の仕切り体1を所定間隔をおいて複数設置す
る。
【0011】次に、コンプレッサー3から空気を送り、
仕切り体1を膨張させ、ガイドウオール61の内壁に密
着したら、空気を止める。この状態で、仕切り体1間に
先行エレメントを構築するが、仕切り体1はガイドウォ
ール61に隙間無く密着しているため、隣りの後行エレ
メント施工空間内に安定液の逸水やコンクリートの漏れ
が生じない。
【0012】先行エレメント施工後、排気口12から空
気を抜き、仕切り板1を収縮させ、吊り上げて撤去す
る。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるため、
次のような効果を得ることができる。 <イ>仕切り体は膨張してガイドウォールの壁面に隙間
無く密着するため、隣りのエレメントに安定液の逸水や
コンクリートの漏れが生じない。
【0014】<ロ>仕切り体を収縮させた後に引き上げ
るため、撤去が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の仕切り体の構造および使用方法の説
明図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続地中壁施工用の掘削溝内に設置し、
    隣接するエレメント間を仕切るための仕切り体におい
    て、 気体或いは流体を供給することによって膨張可能で、か
    つ気体或いは流体を排出することによって収縮可能な袋
    状に構成したことを特徴とする、 連続地中壁施工に用いる仕切り体。
JP2000102618A 2000-04-04 2000-04-04 連続地中壁施工に用いる仕切り体 Pending JP2001288740A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009150227A1 (en) * 2008-06-13 2009-12-17 Otium & Business S.R.L. Method and apparatus for forming watertight panels in building foundations, special foundations, cutoff walls and similar constructions
JP2011099262A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 遮水部材及びこれを用いた構造物解体方法
CN105696545A (zh) * 2016-02-18 2016-06-22 中交二公局第三工程有限公司 地下连续墙气囊式接口箱及其使用方法

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