JP2001288455A - 研磨液組成物 - Google Patents
研磨液組成物Info
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Abstract
ット等の表面欠陥が少なく、表面粗さ(Ra)、及びうねり
(Wa)等の表面平滑性を向上させることが可能な研磨液組
成物、該研磨液組成物を用いる研磨方法、表面粗さ(R
a)、及びうねり(Wa)等の表面平滑性が向上した磁気ディ
スク基板、並びにその製造方法を提供すること。 【解決手段】〔1〕シリカ粒子と水とポリアミノカルボ
ン酸のFe塩及び/又はAl塩を含有する研磨液組成
物、〔2〕さらに無機酸及び/又は有機酸を含有する
〔1〕記載の研磨液組成物、前記〔1〕又は〔2〕記載
の研磨液組成物を用いる研磨方法、前記〔1〕又は
〔2〕記載の研磨液組成物を用いた研磨工程を有する磁
気ディスク基板の製造方法、並びに前記〔1〕又は
〔2〕記載の研磨液組成物を用いて製造した磁気ディス
ク基板。
Description
る。さらに詳しくは、研磨速度を向上させ、表面粗さ(R
a)、うねり(Wa)を低減して高品質の研磨面が得られる研
磨液組成物、該研磨液組成物を用いた研磨方法、表面平
滑性の向上した磁気ディスク基板、及びその製造方法に
関する。
要求はますます厳しくなっており、そのため磁気ヘッド
の浮上量を小さくできるよう、ディスク基板の平坦度
(表面平滑性)を向上させることが求められている。具
体的にはディスク基板の表面粗さ(Ra)及びうねり(Wa)が
それぞれ3Å以下という表面平滑性が求められ、特に磁
気ディスク装置の故障の原因となったり、情報の読み書
きの際のエラーの原因となるうねりを低減することが大
きな課題である。従来では、所望の表面平滑性を得るた
めアルミナ等を砥粒とする研磨液を用いた研磨工程後、
より微小なシリカ粒子を砥粒とした研磨液でさらに研磨
する工程を行っている。しかし、シリカ粒子を用いた研
磨液は研磨速度が遅いという欠点があり、さらなる研磨
速度の向上が求められている。例えば、特開平11-16771
1 号公報にはシリカ粒子を砥粒に用いた研磨液にクエン
酸Fe塩、シュウ酸Fe塩、塩化Fe塩等の化合物を配合する
方法、特開平10-204416 号公報にはコロイダルシリカと
クエン酸Fe塩、クエン酸アンモニウムFe塩、シュウ酸ア
ンモニウムFe塩等の化合物を配合する方法等が提案され
ているが、いずれの場合も研磨速度の向上は不十分であ
る。
向上させると共に、スクラッチ、ピット等の表面欠陥が
少なく、表面粗さ(Ra)、及びうねり(Wa)等の表面平滑性
を向上させることが可能な研磨液組成物、該研磨液組成
物を用いる研磨方法、表面粗さ(Ra)、及びうねり(Wa)等
の表面平滑性が向上した磁気ディスク基板、並びにその
製造方法を提供することにある。
〔1〕 シリカ粒子と水とポリアミノカルボン酸のFe
塩及び/又はAl塩を含有する研磨液組成物、〔2〕
さらに無機酸及び/又は有機酸を含有する前記〔1〕記
載の研磨液組成物、〔3〕 前記〔1〕又は〔2〕記載
の研磨液組成物を用いる研磨方法、〔4〕 前記〔1〕
又は〔2〕記載の研磨液組成物を用いた研磨工程を有す
る磁気ディスク基板の製造方法、並びに〔5〕 前記
〔1〕又は〔2〕記載の研磨液組成物を用いて製造した
磁気ディスク基板に関する。
うねり(Wa)等の表面平滑性の向上、研磨速度の向上等の
観点から、ポリアミノカルボン酸金属塩(Fe塩及び/
又はAl塩)が用いられる。ポリアミノカルボン酸金属
塩のポリアミノカルボン酸部分は、金属イオンと結合し
てキレート化合物を形成する多座配位子をもち、2以上
のカルボキシル基をもつものである。ポリアミノカルボ
ン酸の分子量は、研磨速度を向上させる観点、金属イオ
ンの析出を抑制する観点及び溶解性向上の観点から、80
〜1000が好ましく、さらに好ましくは140 〜600 であ
る。また、ポリアミノカルボン酸のカルボキシル基の数
は、研磨速度を向上させる観点から、3以上が好まし
く、また溶解性向上の観点から10以下が好ましく、よ
り好ましくは8以下、さらに好ましくは6以下である。
ポリアミノカルボン酸の具体例としては、エチレンジア
ミン四酢酸、ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸、ニト
リロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、トリエチレ
ンテトラミン六酢酸、ジカルボキシメチルグルタミン
酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、ジヒドロキシエチ
ルグリシン、1,3-プロパンジアミン四酢酸、1,3-ジアミ
ノ-2- ヒドロキシプロパン四酢酸等が挙げられる。これ
らの中でも、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢
酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ジカルボキシメチル
グルタミン酸及び1,3-プロパンジアミン四酢酸が好まし
く、エチレンジアミン四酢酸が特に好ましい。
られる金属イオンとしては、研磨液組成物の研磨速度を
向上させる観点、及びシリカ砥粒の分散性の低減を防ぐ
観点から、Feイオン及びAlイオンが好ましく、より
好ましくはFeイオン、特に三価のFeイオンが好まし
い。また、溶解性向上の観点から、さらにアンモニウム
イオン、Naイオンを含む塩でもよい。
としては、エチレンジアミン四酢酸Fe塩、エチレンジ
アミン四酢酸Al塩、エチレンジアミン四酢酸Alアン
モニウム塩、ジエチレントリアミン五酢酸Fe塩、1,
3−プロパンジアミン四酢酸Fe塩、ジエチレントリア
ミン五酢酸Al塩、1,3−プロパンジアミン四酢酸A
l塩、エチレンジアミン四酢酸Feアンモニウム塩、エ
チレンジアミン四酢酸FeNa塩、1,3−プロパンジ
アミン四酢酸Feアンモニウム塩、ジエチレントリアミ
ン五酢酸Feアンモニウム塩、ジエチレントリアミン五
酢酸FeNa塩等が挙げられる。また、これらのポリア
ルミノカルボン酸塩について、あらかじめ必要とされる
金属の塩を形成させても良いし、これらの金属を含む硝
酸塩、硫酸塩、燐酸塩等の無機酸塩、酢酸塩等の有機酸
塩と、ポリアミノカルボン酸及び/又はFe塩、Al塩
以外のポリアミノカルボン酸塩を混合して、研磨液組成
物中でキレート変換を行ない、目的とする塩を得ても構
わない。
ン酸金属塩の含有量は、研磨速度を向上させる観点か
ら、好ましくは0.02重量%以上、より好ましくは0.05重
量%以上、さらに好ましくは0.1 重量%以上、特に好ま
しくは0.5 重量%以上であり、表面粗さ、うねりを低減
し、ピット、スクラッチ等の表面欠陥を減少させて表面
品質を向上させる観点及び経済性の観点から、好ましく
は20重量%以下、より好ましくは15重量%以下、さらに
好ましくは10重量%以下、特に好ましくは5重量%以下
である。該含有量は、好ましくは0.02〜20重量%、より
好ましくは0.05〜15重量%、さらに好ましくは0.1 〜10
重量%、特に好ましくは0.5 〜5重量%である。
低減し、スクラッチ等の表面欠陥を減少させて、表面品
質を向上させる観点から、研磨材としてシリカ粒子が用
いられる。シリカ粒子としては、コロイダルシリカ粒
子、ヒュームドシリカ粒子、表面修飾したシリカ粒子等
が挙げられる。好ましくは、コロイダルシリカ粒子であ
る。なお、コロイダルシリカ粒子は、例えば、ケイ酸水
溶液から生成させる製法により得ることができる。
向上させる観点から、好ましくは0.001 μm 以上、より
好ましくは0.01μm 以上、さらに好ましくは0.02μm 以
上であり、表面粗さ(Wa)、うねり(Ra)を低減する観点か
ら好ましくは0.6 μm 以下、より好ましくは0.5 μm 以
下、より好ましくは0.3 μm 以下、さらに好ましくは0.
2 μm 以下である。該平均一次粒径は、好ましくは0.00
1 〜0.6 μm 、より好ましくは0.001 〜0.5 μm 、さら
に好ましくは0.01〜0.3 μm 、特に好ましくは0.02〜0.
2 μm である。なお、該粒径は走査型電子顕微鏡で観察
して(好適には3000倍〜100000倍)画像解析を行い、2
軸平均径を測定することにより求めることができる。
下に示すものが好ましい。 (1)小粒径側からの積算粒径分布(個数基準)が50
%となる粒径(D50)に対する小粒径側からの積算粒
径分布(個数基準)が90%となる粒径(D90)の比
(D90/D50)が1.3〜3.0で、且つD50が
10〜600nm。
径分布を有するシリカ粒子を含有した研磨液組成物を使
用することで、研磨後の被研磨基板の表面粗さが小さ
く、且つ突起や研磨傷等の表面欠陥を発生することな
く、経済的な速度で被研磨基板の研磨をすることができ
るという効果が発現される。
スクラッチ発生の防止、表面粗さ(Ra)の低減など、
より平滑で良好な面質を達成する観点及び高い研磨速度
を達成する観点から、D90/D50は好ましくは1.
3〜3.0、より好ましくは1.3〜2.0である。ま
た、D90/D50は、高い研磨速度を達成する観点か
ら、1.3以上が好ましく、高い研磨速度を維持し、且
つ良好な表面平滑性を得る観点から、3.0以下が好ま
しい。
D50は、10〜600nmであり、好ましくは30〜
200nm、特に好ましくは40〜100nmである。
該D50は、高い研磨速度を得る観点から、10nm以
上が好ましく、また、スクラッチ等の表面欠陥の発生を
防ぎ、良好な表面平滑性を得る観点から、600nm以
下が好ましい。
するシリカ粒子において、高い研磨速度、及び表面平滑
性に優れた被研磨基板を得るためには、小粒径側の分布
の指標となる小粒径側からの積算粒径分布が10%とな
る粒径(D10)が、5〜100nmであることが好ま
しく、より好ましくは15〜85nmであり、さらに好
ましくは35〜70nm、特に好ましくは40〜60n
mである。D10は、高い研磨速度を得る観点から、5
nm以上であることが好ましく、また、良好な表面平滑
性を維持する観点から、100nm以下であることが好
ましい。
全体的なシリカ粒子の粒径分布を示すものである。例え
ば、前記(1)で示される粒径分布を有するシリカ粒子
として、2種以上のシリカ粒子を併用してもよい。この
場合、前記の粒径分布(D10、D50、D90)は、
いずれも混合したシリカ粒子について測定したものであ
る。
カ粒子からなる場合、以下の粒径分布を有するものが好
ましい。 (2)D50の最も小さなシリカ粒子(A)のD50
(D50S)に対するD50の最も大きなシリカ粒子
(B)のD50(D50L)の比(D50L/D50
S)が1.1〜4.0であってAとBとの配合比率(A
/B(重量比))が90/10〜10/90。
種類以上のシリカ粒子からなり、前記(2)で示される
粒径分布を有する点に一つの大きな特徴があり、かかる
シリカ粒子を含有した研磨液組成物を使用することで、
研磨後の被研磨基板の表面粗さが小さく、且つ突起や研
磨傷等の表面欠陥を発生することなく、被研磨基板の研
磨をすることができ、特に優れた研磨速度が得られると
いう利点がある。ここで、D50がそれぞれ異なる3種
以上のシリカ粒子を用いる場合、D50の最も小さなシ
リカ粒子のD50を「D50S」とし、D50の最も大
きなシリカ粒子のD50を「D50L」とする。
D50L/D50Sは、好ましくは1.1〜4.0、よ
り好ましくは1.1〜3.0、さらに好ましくは1.5
〜3.0である。D50L/D50Sは、研磨速度を向
上する観点から、1.1以上が好ましく、また、高い研
磨速度を維持し、スクラッチ等の表面欠陥を発生するこ
となく、良好な表面平滑性を維持する観点から、4.0
以下が好ましい。前記(2)で示される粒径分布におい
て、2種類以上のシリカ粒子の混合比は、配合した後の
粒径分布におけるD90とD50の比は、1.3〜3.
0を満足することが好ましく、またD50が10〜60
0nmであることが好ましい。さらにD10が5〜10
0nmであることが好ましい。尚、D50の最も小さな
シリカ粒子(A)とD50の最も大きなシリカ粒子
(B)との配合比率(A/B:重量比)は、好ましくは
90/10〜10/90、より好ましくは90/10〜
20/80、さらに好ましくは85/15〜35/65
である。
するシリカ粒子において、使用するシリカ粒子のD50
が2種以上あれば、各々のシリカ粒子の種類は同一で
も、異なっていてもよい。なお、前記のD50L、D5
0Sは、いずれも混合前のものである。
布を有するものが好ましい。
の積算粒径分布(個数基準)が25%以下で、且つD5
0が50〜600nm。
径分布を有する点に一つの大きな特徴があり、かかる粒
径分布を有するシリカ粒子を含有した研磨液組成物を用
いることで、通常の洗浄によりシリカ粒子が被研磨物表
面から容易に洗浄され得るという効果が発現される。
被研磨基板上へのシリカ粒子の残留量を低減する観点か
ら粒径40nmにおける小粒径側よりの積算粒径分布は
25%以下、好ましくは15%以下、より好ましくは1
0%以下、さらに好ましくは5%以下、特に好ましくは
3%以下であることが望ましい。小粒径側よりの積算粒
径分布を25%以下にするには、例えば、粒径が40n
m以下のシリカ粒子の含有量を低くすればよい。粒径が
40nm以下のシリカ粒子の含有率を低くする方法とし
ては、シリカゾルを核として成長させるコロイダルシリ
カの合成において、活性ゾルの添加速度をコントロール
することにより小粒径品の含有の少ないコロイダルシリ
カを調製することができる。また、小粒径品を含有する
コロイダルシリカを例えば、遠心分離機などにより分級
して用いることも何ら問題はない。
び表面平滑性に優れ、表面欠陥のない良好な面質を達成
する観点から、D50は、50〜600nmが好まし
く、より好ましくは50〜200nm、更に好ましくは
50〜150nmである。
優れ、表面欠陥のない良好な面質を達成する観点から、
D90とD50の比(D90/D50)の値は1.3〜
3.0であることが好ましく、より好ましくは1.3〜
2.0である。
するシリカ粒子として、2種以上のシリカ粒子を併用し
てもよい。この場合、前記の粒径分布は、いずれも混合
したシリカ粒子について測定したものである。
前記(1)〜(3)からなる群より選ばれる2種以上の
条件を満たすものが好ましく、特に全ての条件を満たす
ものがより好ましい。
粒径は、走査型電子顕微鏡(以下SEMという)を用い
て以下の方法により求めることができる。即ち、シリカ
粒子を含有する研磨液組成物をシリカ粒子濃度が0.5
重量%になるようにエタノールで希釈する。この希釈し
た溶液を約50℃に加温したSEM用の試料台に均一に
塗布する。その後、過剰の溶液を濾紙で吸い取り溶液が
凝集しないように均一に自然乾燥させる。
蒸着させて、日立製作所(株)製電界効果走査型電子顕
微鏡(FE−SEM:S−4000型)を用いて、視野
中に500個程度のシリカ粒子が観察されるように倍率
を3000倍〜10万倍に調節し、1つの試料台につい
て2点観察し写真を撮影する。撮影された写真(4イン
チ×5インチ)をコピー機等によりA4サイズに拡大し
て、撮影されたすべてのシリカ粒子の粒径をノギス等に
より計測し集計する。この操作を数回繰り返して、計測
するシリカ粒子の数が2000個以上になるようにす
る。SEMによる測定点数を増やすことは、正確な粒径
分布を求める観点からより好ましい。測定した粒径を集
計し、小さい粒径から順にその頻度(%)を加算してそ
の値が10%となる粒径をD10、同じく50%となる
粒径をD50、90%となる粒径をD90として本発明
における個数基準の粒径分布を求めることができる。
尚、ここでいう粒径分布は一次粒子の粒径分布として求
められる。但し、酸化アルミニウム、酸化セリウム、ヒ
ュームドシリカ等の一次粒子が融着した二次粒子が存在
している場合においては、その二次粒子の粒径に基づい
て、粒径分布を求めることができる。
法としては、特に限定されないが、例えば、シリカ粒子
がコロイダルシリカの場合、その製造段階における粒子
の成長過程で新たな核となる粒子を加えることにより最
終製品に粒径分布を持たせる方法、異なる粒径分布を有
する2つ以上のシリカ粒子を混合する方法等で達成する
ことも可能である。
量は、研磨速度を向上させる観点から、好ましくは0.5
重量%以上、より好ましくは1重量%以上、さらに好ま
しくは3重量%以上、特に好ましくは5重量%以上であ
り、表面品質を向上させる観点、及び経済性の観点から
好ましくは50重量%以下、より好ましくは40重量%以
下、さらに好ましくは30重量%以下、特に好ましくは25
重量%以下である。該含有量は、好ましくは0.5 〜50重
量%、より好ましくは1〜40重量%、さらに好ましくは
3〜30重量%、特に好ましくは5〜25重量%である。
の観点から、無機酸及び/又は有機酸を含有することが
好ましい。
酸等が挙げられる。
40〜10000が好ましく、より好ましくは40〜5
000、さらに好ましくは40〜1000、特に好まし
くは40〜500である。有機酸としては、カルボン酸
系、フェノール系、スルフォン酸系、リン酸系等が挙げ
られる。カルボン酸としては、ギ酸、酢酸等のモノカル
ボン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、
アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、ジグ
リコール酸等のジカルボン酸、グリコール酸、リンゴ
酸、クエン酸、酒石酸、グルコン酸等のオキシカルボン
酸が挙げられる。フェノール系としては、フェノール等
が挙げられ、スルフォン酸系としては、メタンスルフォ
ン酸、スルフォサリチル酸、タイロン等が挙げられ、リ
ン酸系としては、アデノシンリン酸、グアノシントリリ
ン酸、シチジンリン酸等が挙げられる。速度向上の観点
から有機酸がより好ましく、カルボン酸がさらに好まし
く、オキシカルボン酸が特に好ましく、グリコール酸が
最も好ましい。
有機酸の含有量は、研磨速度を向上させる観点から、好
ましくは0.02重量%以上、より好ましくは0.05
重量%以上、さらに好ましくは0.1重量%以上、特に
好ましくは0.5重量%以上であり、表面粗さうねりを
低減し、ピット、スクラッチ等の表面欠陥を減少させて
表面品質を向上させる観点及び経済性の観点から、好ま
しくは20重量%以下、より好ましくは15重量%以
下、さらに好ましくは10重量%以下、特に好ましくは
5重量%以下である。該含有量は、好ましくは0.02
〜20重量%、より好ましくは0.05〜15重量%、
さらに好ましくは0.1〜10重量%、特に好ましくは
0.5〜5重量%である。
て使用されるものであり、その含有量は、被研磨物を効
率良く研磨する観点から、好ましくは50重量%以上、よ
り好ましくは60重量%以上、特に好ましくは70重量%以
上、さらに好ましくは80重量%以上であり、また、好ま
しくは99.46 重量%以下、より好ましくは99重量%以
下、特に好ましくは98.5重量%以下、さらに好ましくは
98重量%以下である。該含有量は、好ましくは50〜99.4
8 重量%、より好ましくは60〜99重量%、さらに好まし
くは70〜98.5重量%、特に好ましくは80〜98重量%であ
る。
は、該組成物製造時の濃度及び使用時の濃度のいずれで
あってもよい。通常、濃縮液として組成物は製造され、
これを使用時に希釈して用いる場合が多い。
応じて他の成分を配合することができる。該他の成分と
しては、単量体型の酸化合物の金属塩、アンモニウム塩
や過酸化物、増粘剤、分散剤、防錆剤、塩基性物質、界
面活性剤等が挙げられる。単量体型の酸化合物の金属
塩、アンモニウム塩や過酸化物の具体例としては、特開
昭62-25187号公報2 頁右上欄3 行〜11行、特開昭63-251
163 号公報3 頁左上欄4行〜8 行、特開平1-205973号公
報3 頁左上欄4 行〜右上欄2 行、特開平3-115383号公報
2 頁右下欄16行〜3 頁左上欄11行、特開平4-275387号公
報2 頁右欄27行〜3 頁左欄12行及び17行〜23行等に記載
されているものが挙げられる。
子、ポリアミノカルボン酸のFe塩及び/又はAl塩、
水、さらに必要であれば無機酸及び/又は有機酸を公知
の方法で混合することにより調製することができる。
の腐食性の観点、作業者の安全性の観点から、2〜12が
好ましく、さらに好ましくは3〜10である。また、被研
磨物の材質により一概に限定できないが、研磨速度を向
上させる観点からpHは6.5以下、好ましくは6.0 未
満、より好ましくは5.9 以下、より好ましくは5.5 以
下、より好ましくは5以下、より好ましくは4以下であ
り、あるいは研磨速度向上の観点から7.5 以上、好まし
くは8以上、より好ましくは9以上であることが望まし
い。特にNi-Pメッキされたアルミニウム合金基板等の金
属を主対象とした精密部品基板においては、研磨速度向
上の観点から、pHは酸性にすることが好ましく、6.5
以下、好ましくは6.0 未満、より好ましくは5.9 以下、
より好ましくは5.5 以下、より好ましくは5以下、より
好ましくは4以下である。また、シリカ粒子の分散性を
向上させ表面品質を向上させる観点からは、pHはアル
カリ性にすることが好ましく、7.5 以上、好ましくは8
以上、より好ましくは9以上である。また、研磨後の洗
浄において砥粒残渣を低減する観点から、pHは中性に
することが好ましい。従って、重視する目的に合わせて
pHを設定すれば良いが、特にNi-Pメッキされたアルミ
ニウム合金基板等の金属を主対象とした精密部品基板に
おいては、前記観点を総合して、好ましくは2〜7であ
り、より好ましくは2.5 〜6.5 であり、さらに好ましく
は2.5 〜5.9 、さらに好ましくは2.5 〜5.5 、さらに好
ましくは3〜5.5 である。pHは硝酸、硫酸等の無機
酸、前記の単量体型の酸化合物の金属塩、アンモニウム
塩、過酸化物、アンモニア水、水酸化カリウム、水酸化
ナトリウム、アミン等の塩基性物質を適宜、所望量で配
合することにより調整することができる。
物の材質は、例えば、シリコン、アルミニウム、タング
ステン、銅、タンタル、チタン等の金属又は半金属、ガ
ラス、ガラス状カーボン、アモルファスカーボン等のガ
ラス状物質、アルミナ、二酸化ケイ素、窒化ケイ素、窒
化タンタル、窒化チタン、炭化チタン等のセラミック材
料、ポリイミド樹脂等の樹脂等が挙げられる。これらの
中では、アルミニウム、タングステン、銅等の金属及び
これらの金属を主成分とする合金が被研磨物であるか、
又は半導体素子等の半導体基板のような、それらが金属
を含んだ被研磨物であるのが好ましく、例えば、Ni-Pメ
ッキされたアルミニウム合金基板や結晶化ガラス、強化
ガラス等のガラス基板がより好ましく、Ni-Pメッキされ
たアルミニウム合金基板が特に好ましい。
ば、ディスク状、プレート状、スラブ状、プリズム状等
の平面部を有する形状や、レンズ等の曲面部を有する形
状が本発明の研磨液組成物を用いた研磨の対象となる。
その中でも、ディスク状の被研磨物の研磨に特に優れて
いる。
研磨に好適に用いられる。例えば、磁気ディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスク等の磁気記録媒体の基板、フォ
トマスク基板、光学レンズ、光学ミラー、光学プリズ
ム、半導体基板等の精密部品基板の研磨に適している。
半導体基板の研磨は、シリコンウェハ(ベアウェハ)の
ポリッシング工程、埋め込み素子分離膜の形成工程、層
間絶縁膜の平坦化工程、埋め込み金属配線の形成工程、
埋め込みキャパシタ形成工程等において行われる研磨が
ある。本発明の研磨液組成物は、特に、磁気ディスク基
板の研磨に適している。さらに、表面粗さ(Ra)3 Å以
下でうねり(Wa)3 Å以下の磁気ディスク基板を得るの
に適している。本明細書では、表面粗さ(Ra)とうねり
(Wa)は、一般に言われる中心線平均粗さとして求めら
れ、80μm以下の波長成分を持つ粗さ曲線から得られ
る中心線平均粗さをRaと言い、また、0.4 〜5mmの波
長成分を持つ粗さ曲線の中心線平均粗さを中心線平均微
少うねりとしてWaとして表す。これらは、以下のように
測定することができる。
ーホブソン社製のタリーステップを用いて以下の条件で
測定する。 触針先端サイズ :2.5 μm ×2.5 μm ハイパスフィルター:80μm 測定長さ :0.64mm
New View 200CHR を用いて以下の条件で測定する。 対物レンズ :2.5 倍 Image Zoom :0.5 倍 Filter :Band Pass Filter Type :FFT Fixed Filter High Wavelength:0.4 mm Filter low Wavelength :5.0 mm Remove: Cylinder
しては、例えば、不織布状の有機高分子系の研磨布等を
貼り付けた研磨盤で基板を挟み込み、研磨液組成物を研
磨面に供給し、一定の圧力を加えながら研磨盤や基板を
動かすことにより研磨する方法等が挙げられる。本発明
の研磨方法において、本発明の研磨液組成物を用いるこ
とにより、研磨速度を向上させ、スクラッチやピット等
の表面欠陥の発生が抑制され、表面粗さ(Ra)やうねり(W
a)等の表面平滑性を向上させることができる。
前記研磨液組成物を用いた研磨工程を有し、該研磨工程
は、複数の研磨工程の中でも2工程目以降に行なわれる
のが好ましく、最終研磨工程に行なわれるのが特に好ま
しい。例えば、1工程又は2工程の研磨工程によって表
面粗さ(Ra)5Å〜15Å、うねり(Wa)5〜10ÅにしたNi-P
メッキされたアルミニウム合金基板を、本発明の研磨液
組成物を用いた研磨工程によって研磨して、表面粗さ(R
a)3Å以下、うねり(Wa)3Å以下の磁気ディスク基板
を、好ましくは表面粗さ(Ra)2.5 Å以下、うねり(Wa)2.
5 Å以下の磁気ディスク基板を製造することができる。
特に本発明の研磨液組成物は2工程の研磨で、表面粗さ
(Ra)3 Å以下、うねり(Wa)3 Å以下の磁気ディスク基板
を、好ましくは表面粗さ(Ra)2.5 Å以下、うねり(Wa)2.
5 Å以下の磁気ディスク基板を製造する際に2工程目に
用いられるのに適している。
性に優れたものである。その表面平滑性として、表面粗
さ(Ra)は3Å以下、好ましくは2.5 Å以下が望ましい。
また、うねり(Wa)は3Å以下、好ましくは2.5 Å以下が
望ましい。
ることで研磨速度を向上させると共に、スクラッチ、ピ
ット等の表面欠陥が少なく、表面粗さ(Ra)及びうねり(W
a)等の表面平滑性が向上した、特に研磨速度を向上させ
ると共に、うねり(Wa)の表面平滑性が向上した、表面性
状に優れた高品質の磁気ディスク基板を生産効率良く製
造することができる。
(平均粒径0.08〜0.1μm、シリカ濃度40重量%)62.5
重量部、表1に示す化合物を表1に示す重量部、イオン
交換水を残部として、混合・撹拌し、pHを硝酸あるい
はアンモニア水で調整し、実施例1〜5、比較例1〜12
の研磨液組成物100 重量部を得た。また、実施例6の研
磨液組成物は、前記シリカ粒子62.5重量部、エチレンジ
アミン四酢酸Fe塩3.0 重量部、グリコール酸2.0 重量
部、イオン交換水を残部として混合・攪拌した以外は実
施例1と同様にして調製した。得られた研磨液組成物を
用い、表面粗さ15Å、うねり8Å、厚さ0.8mm 、直径3.
5 インチのNi-Pメッキされたアルミニウム合金基板の表
面を、両面加工機により、下記の両面加工機の設定条件
1で研磨して、磁気ディスク基板として用いられるNi-P
メッキされたアルミニウム合金基板の研磨物を得た。
機 加工圧力:7.8kPa 研磨パッド:ポリテックスDG(ロデールニッタ社製) 定盤回転数:50r/min 研磨液組成物供給流量:20ml/min 研磨時間:5min 投入した基板の枚数:10枚
定し、研磨前後のアルミニウム合金基板の重量の変化か
ら、重量の減少速度を求め、比較例1を基準として相対
研磨速度(相対値)を求めた。また、得られたアルミニ
ウム合金基板の表面粗さとうねりを前記の方法に基づい
て測定し、評価した。これらの結果を表1に示す。
ボン酸Fe塩やAl塩を用いた実施例1〜6の研磨液組
成物は、他の酸のFe塩やAl塩(比較例2〜6)やポ
リアミノカルボン酸のFeやAl以外の塩を用いたもの
(比較例7〜12)に比べ、研磨速度が速く、かつ表面
粗さとうねりを低減させることができることがわかる。
ンチのNi-Pメッキされたアルミニウム合金基板を、下記
に示すアルミナ系の研磨液組成物を用いて両面加工機に
より、下記の両面加工機の設定条件2で研磨して、表面
粗さ13Å、うねり6Åのアルミニウム合金基板を得た。
成物を用いて、両面加工機により、前記両面加工機の設
定条件1で研磨して、磁気ディスク基板として用いられ
るNi-Pメッキされたアルミニウム合金基板の研磨物を得
た。
ッチを測定した結果、表面粗さ2.5Å以下、うねり2.5
Å以下であり、深さ50nmを越えるスクラッチは観測され
ず、ピットも観測されなかった。なお、スクラッチ、ピ
ットは下記に示す方法で測定した。
いることにより、スクラッチ、ピット等の表面欠陥がな
く、表面粗さ(Ra)3 Å以下、うねり(Wa)3 Å以下の優れ
た表面平滑性を持つ磁気ディスク基板を製造することが
できた。
均粒径0.25μm 、二次粒子の平均粒径0.7 μm のα- ア
ルミナ(純度約99.9%、比重4.0 )8 重量部、平均粒径
0.7 μm 、比表面積130m2/g 、アルカリ金属の含有量0.
0055重量%、アルカリ土類金属の含有量0.0013重量%の
γ- アルミナ2 重量部、エチレンジアミン四酢酸Alアン
モニウム塩0.8 重量部、イオン交換水89.2重量部からな
る研磨液組成物。
機 加工圧力:9.8kPa 研磨パッド:ポリテックスDG(ロデールニッタ社製) 定盤回転数:50r/min 研磨液組成物供給流量:100ml/min 研磨時間:5min 投入した基板の枚数:10枚
分干渉顕微鏡)を用いて倍率50倍で各基板の表面を60度
おきに6 カ所測定した。スクラッチの深さは原子間力顕
微鏡(AFM :デジタルインスツルメント社製 Nanoscop
e III )により測定した。
渉顕微鏡)を用いて倍率200 倍で各基板の表面を30度お
きに12カ所観察し、12視野あたりのピット数を数えた。
(株)製 S−4000型)を用い、発明の詳細な説明
の項に記載した方法(粒径はノギスで測定)により算出
された積算粒径(D10、D50及びD90)が表2に
示す特性を有するコロイダルシリカ(表2〜3中、研磨
材A〜Dで示す)を用いた。シリカ粒子25重量部、表
4に示す化合物を表4に示す重量部、イオン交換水を残
部として、混合攪拌し、pHを硝酸あるいはアンモニア
水で調整し、実施例8〜10、および比較例13の研磨
液組成物100重量部を得た。得られた研磨液組成物を
用い実施例1と同様に研磨して磁気ディスク基板として
用いられるNi-Pメッキされたアルミニウム合金基板の研
磨物を得た。実施例1と同様に、相対研磨速度、得られ
たアルミニウム合金基板の表面粗さとうねりを測定し評
価した。また、前記基板上に残留したシリカ粒子につい
て以下の方法に基づいて測定し評価した。これらの結果
を表4に示す。
定>被研磨基板上に残留したシリカ粒子は、原子間力顕
微鏡(AFM:デジタルインスツルメント社製 Nan
oscopeIII )によって、Scan rate=1
Hzで被研磨基板の裏表各3カ所で10μm×10μm
の範囲を測定し残留したシリカ粒子(残留砥粒)の有無
を確認した。
ボン酸Fe塩やAl塩を用いた実施例8〜10の研磨液
組成物は、表面粗さとうねりを低減させ、残留砥粒が極
めて少なく、特にポリアミノカルボン酸のNa塩を用
い、粒度40nmにおける小粒径側からの積算粒径分布
が25%を超える研磨材を含有したもの(比較例13)
に比べ、研磨速度が顕著に高いことがわかる。
表面欠陥が少なく、表面粗さ(Ra)、及びうねり(Wa)等の
表面平滑性が向上した磁気ディスク基板を生産効率よく
製造することができるという効果が奏される。
Claims (10)
- 【請求項1】 シリカ粒子と水とポリアミノカルボン酸
のFe塩及び/又はAl塩を含有する研磨液組成物。 - 【請求項2】 さらに無機酸及び/又は有機酸を含有す
る請求項1記載の研磨液組成物。 - 【請求項3】 シリカ粒子の粒径分布が、小粒径側から
の積算粒径分布(個数基準)が50%となる粒径(D5
0)に対する小粒径側からの積算粒径分布(個数基準)
が90%となる粒径(D90)の比(D90/D50)
が1.3〜3.0で、且つD50が10〜600nmで
ある請求項1又は2記載の研磨液組成物。 - 【請求項4】 シリカ粒子の粒径分布が、小粒径側から
の積算粒径分布(個数基準)が10%となる粒径(D1
0)が5〜100nmである請求項3記載の研磨液組成
物。 - 【請求項5】 シリカ粒子が、小粒径側からの積算粒径
分布(個数基準)が50%となる粒径(D50)が異な
る2種類以上のシリカ粒子からなり、D50の最も小さ
なシリカ粒子(A)のD50(D50S)に対するD5
0の最も大きなシリカ粒子(B)のD50(D50L)
の比(D50L/D50S)が1.1〜4.0であっ
て、AとBとの配合比率(A/B(重量比))が90/
10〜10/90である請求項1〜4いずれか記載の研
磨液組成物。 - 【請求項6】 シリカ粒子の粒径分布が、粒径40nm
における小粒径側からの積算粒径分布(個数基準)が2
5%以下で、且つ小粒径側からの積算粒径分布(個数基
準)が50%となる粒径(D50)が50〜600nm
である請求項1〜5いずれか記載の研磨液組成物。 - 【請求項7】 磁気ディスク基板の研磨に使用される請
求項1〜6いずれか記載の研磨液組成物。 - 【請求項8】 請求項1〜7いずれか記載の研磨液組成
物を用いる研磨方法。 - 【請求項9】 請求項1〜7いずれか記載の研磨液組成
物を用いた研磨工程を有する磁気ディスク基板の製造方
法。 - 【請求項10】 請求項1〜7いずれか記載の研磨液組
成物を用いて製造した磁気ディスク基板。
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