JP2001287678A - スクーター型車両 - Google Patents

スクーター型車両

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Abstract

(57)【要約】 【課題】乗り心地を犠牲にしたり、ライダーや同乗者の
足付き性や乗車性を損なわせたり、狭い道での通り抜け
性を劣化させることなく、物品収納容量を大幅に増大さ
せ、かつ外部から物品収納部内へのアクセス性を良くす
る。 【解決手段】スクーター型車両における着座シート28
下方のリヤボディー27側面を車幅方向外側に膨出させ
てサイド収納室35L,35Rを設け、その側面に外部
よりアクセス可能な開閉部36L,36Rを設けるとと
もに、平面視でサイド収納室35L,35Rの少なくと
も一部がパワーユニット8のスイングケース11および
排気マフラー19の少なくとも一方の上に重なるように
サイド収納室35L,35Rをレイアウトし、かつサイ
ド収納室35L,35Rの部分における車幅寸法W
ハンドルバー5の全幅Wよりも小さく設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体内部に物品収
納室が設けられたスクーター型車両に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般的なスクーター型車両は、ハンドル
バーと着座シートとの間にライダーの足を載せる低床式
のステップボードが設けられ、着座シート下方のリヤボ
ディー内部にヘルメット等を収納できる大容量の物品収
納室が設けられている。また、上記リヤボディーの下方
にパワーユニットが設けられ、このパワーユニットの後
部に後輪が軸支され、パワーユニットは後輪と、キャブ
レターやおよエアクリーナー等の吸気装置と、排気マフ
ラー等の補機類等と共に上下揺動可能にされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、内部に物品収納室が設けられたリヤボディーの
下方でパワーユニットが上下揺動する車体レイアウトで
あることから、容量増大の目的で物品収納室の底面位置
を引き下げると、パワーユニットおよびキャブレター、
エアクリーナー等の吸気装置(または補機類)が物品収
納室の底面に干渉してしまう。逆に、着座シートの座面
を高くして物品収納室の容量を増大させることも考えら
れるが、こうすると着座シートに着座したライダーや同
乗者の路面への足付き性が損なわれてしまう。
【0004】また、パワーユニットの上下揺動ストロー
ク(クッションストローク)を犠牲にすれば物品収納室
の底面位置を引き下げて容量を増大させることができる
が、こうすると乗り心地が悪くなる。さらに、仮に物品
収納室の底面位置を引き下げることができたとしても、
深くなった物品収納室の底部付近へのアクセスが困難に
なり、収納物の出し入れが困難になる。このような事情
により、物品収納室の容量が制限されることを余儀無く
されていた。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するべくなさ
れたものであり、乗り心地を犠牲にしたり、ライダーや
同乗者の足付き性や乗車性を損なわせたり、狭い道での
通り抜け性を劣化させることなく、物品収納容量を大幅
に増大させることができ、かつ外部から物品収納部内へ
のアクセス性の良いスクーター型車両を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るスクーター型車両は、請求項1に記載
したように、ハンドルバーと着座シートとの間に低床式
のステップボードが設けられ、上記着座シート下方のリ
ヤボディー内部に物品収納室が設けられ、上記リヤボデ
ィーの下方にパワーユニットおよび排気マフラーの少な
くとも一方が後輪と共に上下揺動可能に設けられたスク
ーター型車両において、上記リヤボディーの側面を車幅
方向外側に膨出させてサイド収納室を設け、その側面に
外部よりアクセス可能な開閉部を設けるとともに、平面
視で上記サイド収納室の少なくとも一部が上記パワーユ
ニットのスイングケースおよび排気マフラーの少なくと
も一方の上に重なるようにサイド収納室をレイアウト
し、かつサイド収納室の部分における車幅寸法をハンド
ルバーの全幅よりも小さく設定したことを特徴とする。
【0007】このようなサイド収納室を設ければ、物品
収納室の形状はそのままに、全体の物品収納容量を大幅
に増大させることができ、スクーター型車両の乗り心地
や足付き性が損なわれない。しかも、サイド収納室の設
置に起因して狭い道での通り抜け性が劣化することがな
い。また、本発明に係るスクーター型車両は、請求項2
に記載したように、請求項1の構成において、側面視で
前記サイド収納室の下縁線を前記リヤボディーの下縁線
よりも下方に突出させた。これにより、サイド収納室の
物品収納容量を一段と大きくすることができる。
【0008】さらに、本発明に係るスクーター型車両
は、請求項3に記載したように、請求項1の構成におい
て、平面視で前記サイド収納室の前面に後退角を設ける
一方、サイド収納室の後面に前進角を設け、上記後退角
を前進角よりも大きく設定した。こうすれば、着座シー
トに着座したライダーあるいは同乗者の足にサイド収納
室の前面が干渉しにくくなり、ライダーや同乗者の乗車
性が向上する。
【0009】そして、本発明に係るスクーター型車両
は、請求項4に記載したように、請求項1および2の構
成において、側面視で前記パワーユニットがその揺動範
囲の最上位置にある時における排気マフラーの上縁線の
直上部に前記サイド収納室の下縁線が平行に近接するよ
うにサイド収納室をレイアウトした。これにより、パワ
ーユニットと共に上下に揺動する排気マフラーにサイド
収納室が干渉することを防止しつつ、サイド収納室の容
量を最大限に確保することができる。
【0010】また、本発明に係るスクーター型車両は、
請求項5に記載したように、請求項1の構成において、
前記パワーユニットの前部に設けられたエンジンの上方
かつ前記物品収納室の前方に上記エンジンの吸気装置を
配置し、エンジンの下方にパワーユニットの緩衝装置を
配置した。こうすれば、吸気装置や緩衝装置がリヤボデ
ィー内部の物品収納室に干渉しなくなるため、物品収納
室の底面位置を低く設定して容量増大を図ったり、パワ
ーユニットのクッションストロークを大きく取って乗り
心地を向上させることができる。
【0011】さらに、本発明に係るスクーター型車両
は、請求項6に記載したように、請求項1の構成におい
て、前記物品収納室と前記サイド収納室との間を連通さ
せた。これにより、各物品収納部の間における相互アク
セス性が良くなるとともに、大形物品の収容が可能にな
る。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1および図2は、それ
ぞれ本発明に係るスクーター型車両の一例を示す左側面
図および右側面図であり、図3は同スクーター型車両の
平面図、図4は車体内部レイアウト図である。
【0013】このスクーター型車両1は、図4に示すよ
うな鋼管製の車体フレーム2を備えており、この車体フ
レーム2の前頭部に前輪3を保持するフロントフォーク
4がハンドルバー5と共に左右回動自在に軸支される一
方、車体フレーム2の後部寄りに設けられた懸架ブラケ
ット6に懸架リンク7を介してパワーユニット8が上下
揺動可能に設けられている。
【0014】パワーユニット8は、スクーター型車両用
として広く周知の、エンジン10とスイングケース11
が一体的に構成されたものであり、例えばエンジン10
は4サイクル単気筒で、スイングケース11はエンジン
10のクランクケース12左側面に連設されて後方に延
び、その後部右側面に後輪13が軸支されている。スイ
ングケース11の内部にはVベルトを用いた無段変速装
置や減速ミッション装置、エンジン始動装置等が収容さ
れ、エンジン10の動力が自動変速されて後輪13に伝
達されるようになっている。
【0015】また、エンジン10のクランクケース12
前面には前方へ略水平に延びるシリンダー14が設けら
れており、その上方にエンジン10の吸気装置を構成す
るキャブレター15とエアクリーナー16が設置されて
いる。さらに、シリンダー14の下面からエキゾースト
パイプ18が延出して後方に延び、後輪13の右側に位
置する排気マフラー19に繋がっている。
【0016】スクーター型車両1の走行時において、路
面の凹凸等により後輪13が上下に動くと、パワーユニ
ット8およびキャブレター15、エアクリーナー16、
排気マフラー19等の補機類が全て一体となって懸架リ
ンク7を支点に上下に揺動する。なお、排気マフラー1
9は空車状態における側面視で路面に対し略平行に設置
されている(図2参照)。
【0017】パワーユニット8の緩衝装置20はエンジ
ン10(シリンダー14)の前下方に配置されており、
例えば車体フレーム2の下部にて前後方向に略水平に設
置されたショックアブソーバー21の先端が車体フレー
ム2側に軸支され、後端が車体フレーム2に回動自在に
軸支された回動リンク22の力点に連結され、回動リン
ク22の作用点が連結ロッド23を介してパワーユニッ
ト8のクランクケース12前面に連結された構造であ
る。ショックアブソーバー21はパワーユニット8の上
下揺動に伴い伸縮し、揺動ショックを緩衝する。
【0018】車体フレーム2の周囲は合成樹脂製のフレ
ームカバー25により全面的に覆われ、車体前頭部に流
線形のフェアリング26が造形される一方、車体後半部
にリヤボディー27が形作られ、リヤボディー27の上
部に着座シート28が設置されている。そして、ハンド
ルバー5と着座シート28との間の部分が下方に低く湾
入し、この部分に低床式のステップボード29が設けら
れている。ステップボード29は車体フレーム2の中間
部を跨ぐ形で左右一対に設けられており、その間に設け
られたセンターコンソール30内に図示しない燃料タン
ク等が内蔵されている。
【0019】着座シート28は、ライダーが着座するラ
イダーシート28aの後部に同乗者が着座するピリオン
シート28bが一段高く連設されており、ライダーシー
ト28aに着座したライダーは両足をステップボード2
9の上に載せ、ピリオンシート28bに着座した同乗者
は両足を左右一対のピリオンフットレスト31の上に載
せる。ピリオンフットレスト31は、ステップボード2
9の後方に一段高く連なる形でリヤボディー27に一体
的に設けられている。
【0020】また、着座シート28は、その先端付近が
車体フレーム2の中間部に突設されたシートブラケット
33の上端に回動自在に軸支され、図1に示す矢印A方
向に跳ね上げて開放することができる。着座シート28
下方のリヤボディー27内部には、有底容器状の物品収
納室34が設けられ(図5も参照)、着座シート28を
開放することにより物品収納室34に物品を出し入れで
きる。
【0021】物品収納室34の直ぐ下方には後輪13が
配置されているため、パワーユニット8がその揺動範囲
の最上位置にある時における後輪13a(図4参照)が
物品収納室34の底面に干渉しないように、物品収納室
34の底面には凹み形状34aが設けられている。物品
収納室34の直ぐ前方にはキャブレター15とエアクリ
ーナー16がレイアウトされており、着座シート28を
開放することにより上記部材15,16のメンテナンス
も行える。
【0022】ところで、リヤボディー27の左右側面は
車幅方向外側に膨出成形され、ここに左右一対のサイド
収納室35L,35Rが設けられている。そして、これ
らのサイド収納室35L,35Rの側面には外部よりア
クセス可能な開閉部36L,36Rが設けられている。
開閉部36L,36Rはリッド状に構成され、例えばそ
の下縁に設けられたヒンジ37(図5参照)を軸に側方
へ開放でき、閉塞時には上縁に設けられたバックル38
によりロックされる。
【0023】図3および図5に示すように、各サイド収
納室35L,35Rは、その少なくとも一部が平面視で
パワーユニット8のスイングケース11および排気マフ
ラー19の少なくとも一方の上に重なるようにレイアウ
トされると同時に、サイド収納室35L,35Rの部分
における車幅寸法Wが、ハンドルバー5の全幅W
りも小さく設定されている。
【0024】また、図1、図2および図4に示すよう
に、側面視で各サイド収納室35L,35Rの下縁線3
5a,35bがリヤボディー27の下縁線27aよりも
下方に突出するようにデザインされ、しかも右側のサイ
ド収納室35Rにおいては、パワーユニット8がその揺
動範囲の最上位置にある時における排気マフラー19の
上縁線19a(図2参照)の直上部にサイド収納室35
Rの下縁線35bが平行に近接するようにサイド収納室
35Rがレイアウトされている。なお、この実施形態で
は左右のサイド収納室35L,35Rが外観的に対称な
形状に形成されているが、非対称に形成したり、サイド
収納室を片側にのみ設けてもよい。
【0025】さらに、図3に示すように、平面視で各サ
イド収納室35L,35Rの前面35fと後面35rに
は、それぞれ後退角αと前進角βが設定されているが、
α>βとなっている。例えばこの実施形態においては、
αが40゜、βが20゜程度に設定されている。
【0026】一方、図5に示すように、各サイド収納室
35L,35Rと物品収納室34との間には連通部39
が設けられており、3つの収納室34,35L,35R
の間が互いに連通するようになっている。この連通部3
9にはシャッター手段を設けて開閉可能にしてもよい。
【0027】以上のように、リヤボディー27内部に設
けられた物品収納室34に加えてリヤボディー27の両
側面にサイド収納室35L,35Rを設けたことによ
り、従来のように物品収納室34の底面位置を引き下げ
たり、着座シート28の座面を高くして物品収納室34
自体の容量を大きくしなくても、全体の物品収納容量を
大幅に増大させることができる。したがって、パワーユ
ニット8のクッションストロークが犠牲にされてスクー
ター型車両1の乗り心地が悪くなったり、ライダーや同
乗者の足付き性が損なわれるようなことがない。
【0028】しかも、各サイド収納室35L,35R
は、その下縁線35a,35bがリヤボディー27の下
縁線27aよりも下方に突出したデザインであるため、
その突出分だけ内容量が大きくなっており、物品収納容
量が一段と増大している。そればかりか、右側のサイド
収納室35Rにあっては、その下縁線35bが揺動範囲
の最上位置にある排気マフラー19の上縁線19aの直
ぐ上に平行に近接しているため、排気マフラー19に干
渉することなくサイド収納室35Rの容量を最大限に確
保することができる。
【0029】また、サイド収納室35L,35Rの側面
に設けられた開閉部36L,36Rから物品の出し入れ
ができるため、外部からのサイド収納室35L,35R
内へのアクセス性が良好である上に、物品収納室34と
サイド収納室35L,35Rとの間が連通部39により
連通しているため、物品収納室34側からサイド収納室
35L,35R内に物品を出し入れしたり、逆にサイド
収納室35L,35R側から物品収納室34内に物品を
出し入れすることもでき、物品収納室34とサイド収納
室35L,35Rとの間における相互アクセス性が良
く、さらに物品収納室34とサイド収納室35L,35
Rとの間に跨がるような大形物品の収容も可能である。
【0030】一方、サイド収納室35L,35Rの部分
における車幅寸法Wが、ハンドルバー5の全幅W
りも小さく設定されていることから、サイド収納室35
L,35Rがハンドルバー5よりも側方に突出すること
がなく、このため狭い道におけるスクーター型車両1の
通り抜け性が良好に保たれる。
【0031】また、各サイド収納室35L,35Rの前
面35fに設けられた後退角αが、後面35rに設けら
れた前進角βよりも大きく設定されていることから、ピ
リオンシート28bに着座した同乗者P(図1、図3に
表示)の足にサイド収納室35L,35Rの前面35f
が干渉しにくくなっている。このため、サイド収納室3
5L,35Rがあるにも拘らず、同乗者Pは足をピリオ
ンフットレスト31の上に載せ易く、乗車性が損なわれ
ない。なお、後面35rの前進角βを小さくする程サイ
ド収納室35L,35Rの容量が増大する。
【0032】他方、このスクーター型車両1では、パワ
ーユニット8(エンジン10)の吸気装置であるキャブ
レター15やエアクリーナー16が物品収納室34の前
方に配置され、緩衝装置20がエンジン10の下方に配
置されているため、これらの部材15,16,20が物
品収納室34に干渉することがない。したがって、物品
収納室34の底面位置を低く設定して容量を大きく確保
することができる。
【0033】なお、上記実施形態では2人乗りのスクー
ター型車両に本発明を適用した例について説明したが、
1人乗りのスクーター型車両であっても同様なサイド収
納室を設けることができる。また、上記実施形態におい
てはキャブレター15とエアクリーナー16とを備えて
吸気装置が構成されているが、キャブレター15の代わ
りに燃料噴射装置が用いられていても同様なレイアウト
を適用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るスクーター
型車両によれば、パワーユニットのクッションストロー
クを短縮して乗り心地を犠牲にしたり、着座シートの座
面を高くしてライダーや同乗者の足付き性や乗車性を損
なわせたり、車幅を増大させて狭い道での通り抜け性を
劣化させるといった弊害を招くことなく、物品収納容量
を大幅に増大させるとともに、外部から物品収納部への
アクセス性を良くして収納物の出し入れを容易にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクーター型車両の一例を示す左
側面図。
【図2】本発明に係るスクーター型車両の一例を示す右
側面図。
【図3】本発明の一実施形態を示すスクーター型車両の
平面図。
【図4】本発明に係るスクーター型車両の一例を示す車
体内部レイアウト図。
【図5】図1のV−V線に沿う縦断面図。
【符号の説明】
1 スクーター型車両 2 車体フレーム 5 ハンドルバー 8 パワーユニット 10 エンジン 11 スイングケース 13 後輪 15 エンジンの吸気装置を構成するキャブレター 16 エンジンの吸気装置を構成するエアクリーナー 19 排気マフラー 19a 揺動範囲の最上位置にある時における排気マフ
ラーの上縁線 20 緩衝装置 27 リヤボディー 27a リヤボディーの下縁線 28 着座シート 29 ステップボード 31 ピリオンフットレスト 34 物品収納室 35L,35R サイド収納室 35a,35b サイド収納室の下縁線 36L,36R 開閉部 39 連通部 W サイド収納室の部分における車幅寸法 W ハンドルバーの全幅 α サイド収納室前面の後退角 β サイド収納室後面の前進角

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルバーと着座シートとの間に低床
    式のステップボードが設けられ、上記着座シート下方の
    リヤボディー内部に物品収納室が設けられ、上記リヤボ
    ディーの下方にパワーユニットおよび排気マフラーの少
    なくとも一方が後輪と共に上下揺動可能に設けられたス
    クーター型車両において、上記リヤボディーの側面を車
    幅方向外側に膨出させてサイド収納室を設け、その側面
    に外部よりアクセス可能な開閉部を設けるとともに、平
    面視で上記サイド収納室の少なくとも一部が上記パワー
    ユニットのスイングケースおよび排気マフラーの少なく
    とも一方の上に重なるようにサイド収納室をレイアウト
    し、かつサイド収納室の部分における車幅寸法をハンド
    ルバーの全幅よりも小さく設定したことを特徴とするス
    クーター型車両。
  2. 【請求項2】 側面視で前記サイド収納室の下縁線を前
    記リヤボディーの下縁線よりも下方に突出させた請求項
    1に記載のスクーター型車両。
  3. 【請求項3】 平面視で前記サイド収納室の前面に後退
    角を設ける一方、サイド収納室の後面に前進角を設け、
    上記後退角を前進角よりも大きく設定した請求項1に記
    載のスクーター型車両。
  4. 【請求項4】 側面視で前記パワーユニットがその揺動
    範囲の最上位置にある時における排気マフラーの上縁線
    の直上部に前記サイド収納室の下縁線が平行に近接する
    ようにサイド収納室をレイアウトした請求項1および2
    に記載のスクーター型車両。
  5. 【請求項5】 前記パワーユニットの前部に設けられた
    エンジンの上方かつ前記物品収納室の前方に上記エンジ
    ンの吸気装置を配置し、エンジンの下方にパワーユニッ
    トの緩衝装置を配置した請求項1に記載のスクーター型
    車両。
  6. 【請求項6】 前記物品収納室と前記サイド収納室との
    間を連通させた請求項1に記載のスクーター型車両。
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